JPH0622247A - スタンドの取付機構 - Google Patents

スタンドの取付機構

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JPH0622247A
JPH0622247A JP4173437A JP17343792A JPH0622247A JP H0622247 A JPH0622247 A JP H0622247A JP 4173437 A JP4173437 A JP 4173437A JP 17343792 A JP17343792 A JP 17343792A JP H0622247 A JPH0622247 A JP H0622247A
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stand
bracket
chassis
stands
monitor
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Atsushi Oda
淳 小田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】重荷重に耐えるようにスタンドを取り付ける。 【構成】モニタ1の取付面としてのシャーシ3の前側に
ブラケット5をビス6を使用して固定する。ブラケット
5によってスタンド7の左右両端より外方に延びる係止
部をシャーシ3側に押し付け、スタンド7を回動可能に
取り付ける。スタンド7の係止部には、閉状態(実線)
および開状態(破線)のそれぞれの回転位置に対応して
ロック機構を構成する平面カット面を形成し、それぞれ
の回転位置でスタンド7を安定してロックさせる。スタ
ンド7を回転させて開閉状態を変更する際、ブラケット
5のシャーシ3側への押圧力に抗して、スタンド7の係
止部によってブラケット5を逆側に変形させる。スタン
ド7自体を変形させる必要がなく、スタンド7を太く形
成することができ、重荷重に耐えられるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば業務用モニタ
等にスタンドを取り付ける際に適用して好適なスタンド
の取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば業務用モニタにおいて、使用者が
見やすくなるように画面を傾斜させるためのスタンドを
底面(シャーシ)に取り付けることが知られている。
【0003】図9および図10は、従来のスタンドの取
付機構を示している。図9は略線的側面図であり、図1
0は略線的正面図である。図において、21は例えば業
務用モニタを示しており、このモニタ21の底面、例え
ばシャーシ22には、その前後にそれぞれプラスチック
等で形成される脚部材23F,23Rが一対ずつ固定さ
れている24は、略コ字状に形成されると共に左右両端
部に外方に延びる係止部24aが形成されたスタンドで
ある。前側の脚部材23F,23Fには内側から外側に
向かって孔23a,23aが形成されている(図11A
参照、図11には左側の脚部材23Fを図示)。係止部
24a,24aが前側の脚部材23Fの孔23a,23
aに挿入されることで、スタンド24は回動可能に取り
付けられる。
【0004】また脚部材23F,23Fには、スタンド
24の閉状態の回転位置に対応して溝23bが形成され
ると共に、スタンド24の開状態の回転位置に対応して
溝23cが形成される(図11A参照)。
【0005】スタンド24のロック位置を閉状態から開
状態に、逆に開状態から閉状態に変更するには、図10
に示すようにスタンド24の両側面から内側に圧力Fを
かけてスタンド24を変形させてロックを解除し、この
状態でスタンド24を溝23b,23cに対応する位置
まで回転させて圧力Fを解除し、スタンド24を溝23
b,23cに嵌合させてロックする。図9、図11Bに
おけるスタンド24の実線位置は開状態を示しており、
一点鎖線位置は閉状態を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなスタン
ドの取付機構において、スタンド24のロック位置を変
更するにはスタンド24を変形させる必要があり、スタ
ンド24をあまり太くすることができなかった。そのた
め、重荷重に耐えることができず、例えばモニタ21の
天面に誤って荷重が加えられるとスタンド24が破損す
る等の問題点があった。
【0007】そこで、この発明では、重荷重に耐えるこ
とができるようにスタンドを取り付けることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスタンド
の取付機構は、左右両端部にそれぞれ外方に延びる係止
部を有してなるスタンドと、このスタンドの左右両端部
の係止部を取付面側に押し付けてスタンドを取付面に取
り付けるブラケットとを備えてなるものである。
【0009】例えば、ブラケットは断面略コ字状の押圧
部とこの押圧部の一端側に連接した固定部とからなり、
スタンドの係止部を押圧部内に挿入した状態で固定部を
取付面に固定してスタンドの係止部を取付面側に押し付
けるものである。
【0010】また例えば、スタンドの係止部に平面カッ
ト面を形成してロック機構を形成するものである。
【0011】また例えば、平面カット面をスタンドの複
数の回転位置に対応して形成し、ロック位置を多段階と
するものである。
【0012】
【作用】この発明においては、スタンドのロック位置を
変更する際にスタンドを変形させる必要がなく、スタン
ドを太くすることができ、重荷重に耐えられる構造とす
ることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は業務用モニタに適用した
例である。
【0014】図において、1は業務用モニタであり、2
はその画面である。モニタ1の底面の取付面としてのシ
ャーシ3の前後にはそれぞれプラスチック等で形成され
る脚部材4F,4Rが一対ずつ固定されるまた、モニタ
1のシャーシ3の前側には、脚部材4F,4Fに近接し
てブラケット5,5がビス6,6を使用して固定され
る。このブラケット5,5によってスタンド7の後述す
る係止部7a,7aがシャーシ3側に押し付けられ、こ
れによりスタンド7がシャーシ3に回動可能に取り付け
られる。
【0015】図2は左側のブラケット5の構成を示して
おり、同図Bは平面図、同図Aはその左側面図である。
このブラケット5は、断面略コ字状の押圧部5aと、こ
の押圧部5aの一端側に連接した平板状の固定部5bと
から構成される。押圧部5aは一部が切欠かれた状態に
成形され、後述するようにスタンド7の回転を規制する
当接部5dが形成される。固定部5bの中央にはビス6
の挿入孔5cが形成される。
【0016】また、押圧部5aの固定部5bが連接され
た側の壁部5a1より、逆側の壁部5a2の方が高く形成
され、壁部5a2の端部には外方に延びる規制片5a3が
形成される。なお、詳細説明は省略するが、右側のブラ
ケット5は上述した左側のブラケット5と対称に形成さ
れる。このブラケット5は、例えば鉄、スレンレス、そ
の他のバネ部材でもって形成される。
【0017】また、図3はスタンド7の構成を示してお
り。同図Aは平面図、同図BはそのI−I線断面図、同
図CはそのII−II線断面図である。スタンド7は略
コ字状に形成され、左右両端部にそれぞれ外方に延びる
係止部7aが形成される。スタンド7は全体として断面
円形の棒材を折曲加工して形成されるが、係止部7a,
7aには平面カット面7a1,7a2が形成される。カッ
ト面7a1は、スタンド7が閉状態の回転位置にあると
きにシャーシ3の面、すなわちスタンド7と平行となる
ように形成される。カット面7a2はスタンド7が開状
態の回転位置にあるときにシャーシ3の面と平行となる
ように形成され、カット面7a1とは80°の角度をも
って形成される。スタンド7の接地部7bには、滑り止
め用のゴム部材8が巻付けられる。スタンド7は、鉄、
ステンレス等でもって形成される。
【0018】スタンド7をモニタ1のシャーシ3に取り
付けるには、以下の手順で行なわれる。まず、上述せず
もシャーシ3に形成された長方形状の開口部11を通し
てブラケット5の規制片5a3をシャーシ3の反対側の
面に位置させる。次に、スタンド7の係止部7aをブラ
ケット5の押圧部5a内に挿入する。次に、ブラケット
5の固定部5bの挿入孔5cよりビス6を挿入して、固
定部5aをシャーシ3に固定する。図4は、左側および
右側のブラケット5によるスタンド7の取付部を示して
いる。
【0019】図5は、左側のブラケット5によるスタン
ド7の取付部を示している。そして、図6は、図5のI
II−III線断面図を示している。図において、10
はワッシャー、12はシャーシ3に埋め込まれたナット
である。ビス6はブラケット5の固定部5bの挿入孔5
cに挿入され、さらに上述せずもシャーシ3に形成され
た挿入孔3aに挿入されてナット12に螺合される。
【0020】図6は、スタンド7の閉状態を示してい
る。この状態では、係止部7aのカット面7a1がブラ
ケット5の押圧部5aでシャーシ3側に押圧され、係止
部7aはシャーシ3に押し付けられる。そして、係止部
7aのカット面7a1はシャーシ3の面と平行となり、
スタンド7は安定したロック状態となる。
【0021】次に、スタンド7を閉状態から開状態に変
更する場合には、スタンド7の接地部7bを持って反時
計廻り方向に回転させる。移動中にあっては、図7に示
すようにブラケット5のシャーシ3側への押圧力に抗し
てスタンド7の係止部7aがブラケット5をシャーシ3
より離間する方向に押戻した状態となる。上述したよう
に、閉状態においてブラケット5の規制片5a3とシャ
ーシ3との間にギャップdを有するように構成されるた
め、この押戻し動作はスムーズに行なわれる。
【0022】スタンド7をさらに回転させていくと、図
8に示すように開状態となる。この状態では、係止部7
aのカット面7a2がブラケット5の押圧部5aでシャ
ーシ3側に押圧され、係止部7aはシャーシ3に押し付
けられる。そして、係止部7aのカット面7a2はシャ
ーシ3の面と平行となり、スタンド7は安定したロック
状態となる。
【0023】この開状態においては、スタンド7がブラ
ケット5の当接部5dに当接するため、スタンド7に荷
重がかかっても、スタンド7の回転が規制される。この
開状態においても、ブラケット5の規制片5a3とシャ
ーシ3との間にギャップdを有するようになる。また、
この開状態においては、シャーシ3と直交する線とスタ
ンド7とのなす角度は10°となる。
【0024】なお、開状態から閉状態に変更する場合に
は、上述した閉状態から開状態に変更する場合と逆の動
作となる。
【0025】このように本例においては、スタンド7を
閉状態から開状態に、あるいは開状態から閉状態に変更
する場合、スタンド7をその接地部7を持って回転させ
ることで容易に行なうことができる。この場合、移動中
にはブラケット5を変形させることになるが、スタンド
7自体を変形させる必要はない。そのため、スタンド7
を従来のものに比べて太く形成することが可能となり、
重荷重に耐えられる構造とすることができる。したがっ
て、例えばモニタ1の天面に誤って荷重を加えてもスタ
ンド7が破損することがなく、またスタンド7を把手と
して使用することも可能となる。
【0026】なお、上述実施例においては、スタンド7
の係止部7aに2つのカット面7a1,7a2が形成され
て2段階の回転位置でロックするようにしたものである
が、カット面をさらに多くして3段階以上の回転位置で
ロックするように構成することもできる。これにより、
モニタ1の画面2の角度を多段階に調整することが可能
となる。
【0027】また、上述実施例においては、モニタ1に
スタンド7を取り付けた例を示したが、その他の機器に
スタンドを取り付ける際にもこの発明を良好に適用する
ことができる。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、スタンドの左右両端
部の係止部をブラケットによって取付面側に押し付けて
スタンドを取付面に取り付けるものであるため、スタン
ドのロック位置を変更する際にスタンドを変形させる必
要がなく、従来のものに比べてスタンドを太く形成で
き、重荷重に耐えられる構造とすることができる。
【0029】また、スタンドの係止部に平面カット面を
形成してロック機構を形成することにより、所定回転位
置に安定してロックさせることができる。さらに、平面
カット面をスタンドの複数の回転位置に対応して形成す
ることにより、ロック位置を多段階とすることができ、
例えばモニタの画面の角度を多段階に調整することが可
能となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】ブラケットの構成を示す図である。
【図3】スタンドの構成を示す図である。
【図4】ブラケットによるスタンドの取付部を示す底面
図である。
【図5】ブラケットによるスタンドの取付部を示す斜視
図である。
【図6】スタンドの閉状態を示す断面図である。
【図7】スタンドの開閉移動中を示す断面図である。
【図8】スタンドの開状態を示す断面図である。
【図9】従来のスタンドの取付機構を示す略線的側面図
である。
【図10】従来のスタンドの取付機構を示す略線的正面
図である。
【図11】従来のスタンドのロック機構を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 業務用モニタ 3 シャーシ 5 ブラケット 6 ビス 7 スタンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両端部にそれぞれ外方に延びる係止
    部を有してなるスタンドと、 上記スタンドの左右両端部の係止部を取付面側に押し付
    けて上記スタンドを上記取付面に取り付けるブラケット
    とを備えてなるスタンドの取付機構。
  2. 【請求項2】 上記ブラケットは断面略コ字状の押圧部
    とこの押圧部の一端側に連接した平板状の固定部とから
    なり、上記スタンドの係止部を上記押圧部内に挿入した
    状態で上記固定部を上記取付面に固定して上記スタンド
    の係止部を上記取付面側に押し付けることを特徴とする
    請求項1記載のスタンドの取付機構。
  3. 【請求項3】 上記スタンドの係止部に平面カット面を
    形成してロック機構を形成することを特徴とする請求項
    1記載のスタンドの取付機構。
  4. 【請求項4】 上記平面カット面を上記スタンドの複数
    の回転位置に対応して形成し、ロック位置を多段階とす
    ることを特徴とする請求項3記載のスタンドの取付機
    構。
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Citations (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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