JPH0622240A - 映像信号処理装置および方法 - Google Patents

映像信号処理装置および方法

Info

Publication number
JPH0622240A
JPH0622240A JP17276792A JP17276792A JPH0622240A JP H0622240 A JPH0622240 A JP H0622240A JP 17276792 A JP17276792 A JP 17276792A JP 17276792 A JP17276792 A JP 17276792A JP H0622240 A JPH0622240 A JP H0622240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
video
chroma
processing
muse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17276792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kagari Arita
かがり 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17276792A priority Critical patent/JPH0622240A/ja
Publication of JPH0622240A publication Critical patent/JPH0622240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 MUSE信号を現行方式に変換した映像信号
と現行の映像信号の両方を処理する映像信号処理装置
を、信号処理ICの内部回路を有効に利用して簡潔にす
る。 【構成】 M/Nコンバータ5から出力されるY信号と
R−Y,B−Y信号を変調したクロマ信号とを、TV信
号と同様にビデオ・クロマ処理IC(VCJ)2へ入力
し、IC(VCJ)2に内蔵されているAMP回路21
で信号処理を行うようにした。また、MUSE信号から
得た広帯域Y,クロマ信号が、帯域制限を受けないよう
にするために、NTSC方式のY,クロマ信号を通す帯
域通過フィルタ1および低域通過フィルタ4を短絡する
スイッチ10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MUSE信号をNT
SC方式に変換した映像信号と、NTSC方式の映像信
号を選択的に処理してY,R−Y,B−Y,G−Y信号
もしくはR,G,B信号を作成するビデオ・クロマ処理
ICを備えた映像信号処理装置および映像信号処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の映像信号処理装置の1例
を示すブロック回路図である。図において、1はテレビ
受像機やビデオ機器から入力されたNTSC方式の信号
(以下、「TV信号」という)を再生する際のクロスカ
ラーを低減するための帯域通過フィルタ(以下「BP
F」という)、2はビデオ・クロマ信号処理用のIC
(以下、「VCJ」という)、21はVCJ2に内蔵さ
れた振幅増幅器の他、マトリックス回路21aおよびコ
ントロール回路21bを含むAMP回路、3はMUSE
信号からNTSC方式の信号に変換された信号(以下、
「M/N信号」という)とTV信号とを切り替えるスイ
ッチ回路、4はR−Y,B−Y信号から高域のノイズを
除去するための低域通過フィルタ(以下、「LPF」と
いう)、5はMUSE信号をNTSC方式の映像信号へ
変換する変換器(以下、「M/Nコンバータ」とい
う)、6はR−Y,B−Y信号をクロマ信号へ変調する
クロマ信号変調器、7は同期信号を含め、M/Nコンバ
ータ5からの信号を足し合わせコンポジット信号をつく
るための混合器、8は振幅増幅器の他、Y,R−Y,B
−Y信号からG−Y信号をつくるマトリックス回路8a
およびコントロール回路8bを含むAMP回路、9はス
イッチ回路3およびコントロール回路8bを制御するマ
イクロコンピュータである。
【0003】次に回路動作について説明する。テレビ等
の映像信号は、コンポジット信号から図示していない信
号処理回路でY信号とクロマ信号に分離され、さらにク
ロマ信号はクロスカラーを低減するためにBPF1を経
てVCJ2で処理されてY,R−Y,B−Y信号とな
り、スイッチ回路3へ至る。その過程でR−Y,B−Y
信号は各々LPF4を通過し、不要な高域成分が除去さ
れる。
【0004】一方、MUSE信号は、TV信号より帯域
が広く、その特性を維持するにはBPF1,LPF4を
通過させられないのでVCJ2を介することができな
い。このため、M/Nコンバータ5によってY,R−
Y,B−Y信号に変換されたMUSE信号はスイッチ回
路3へ直接送られる。また、そのY,R−Y,B−Y信
号は、他の映像機器へ出力するため、R−Y,B−Y信
号はクロマ信号変調器6を経て混合器7でY信号および
同期信号と混合されコンポジット信号に変換される。
【0005】スイッチ回路3は、マイクロコンピュータ
9による図5に示すような手順を経てM/N信号とTV
信号のいずれかを選択し、AMP回路8へ送り出す。即
ちハイビジョン対応テレビに適用された場合は、図5に
示すようにテレビのユーザーはリモコン等により所望の
チャンネルをマイコンに指令する。マイコンは指令され
たチャンネルがBS(衛星放送)のチャンネルでなけれ
ば、スイッチ回路3をNTSC側にし、BSのチャンネ
ルであれば、現在受信中の放送がMUSE放送であるか
どうか判断する。MUSE放送でなければスイッチ回路
3をNTSC側にし、MUSE放送であればスイッチ回
路3をMUSE側にする。AMP回路8内では、マトリ
ックス回路8aでY,R−Y,B−Y信号からG−Y信
号をつくり、コントロール回路8bでマイクロコンピュ
ータ9からの指令に基づき、明るさ・色の濃さを調整す
るなどの処理を行い、Y,R−Y,B−Y,G−Y信号
を、また、ICによってはG,B,R信号にまで変換し
て次段へ出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号処理装
置は以上のように構成されているので、MUSE信号が
BPF1,LPF4で帯域制限を受けないようにするた
めにVCJ2から隔絶され、VCJ2内のAMP回路2
1, マトリックス回路21a, コントロール回路21b
で処理することができない。そのため、別にAMP回路
8を設ける必要があるばかりでなく、せっかくVCJ2
に入力されたTV信号がAMP回路21の前段でスイッ
チ回路3へ出力されるので、従前よりVCJ2内に組み
込まれていたAMP回路が生かされず、いたずらに回路
構成を複雑にしているという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、VCJ内のAMP回路を利用す
るとともに回路を簡潔にすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像信号
処理装置は、ビデオ・クロマ処理手段によって、NTS
C方式の信号を処理して映像信号を得る場合に用いられ
るフィルタを、MUSE信号から変換されたNTSC方
式の信号の映像信号処理時には用いないようにしたもの
である。
【0009】また、この発明に係る映像信号処理方法
は、NTSC方式の信号に交換したMUSE信号をフイ
ルタを介さずにビデオ・クロマ処理手段により処理し、
映像信号を導出する映像信号処理方法に関するものであ
る。
【0010】
【作用】この発明による映像信号処理装置および方法
は、NTSC方式の信号とMUSE信号から換されたN
TSC方式の信号とを、共通のビデオ・クロマ処理装置
によって映像信号処理するようにしたもので、回路規模
の簡易化が図れるとともに、ビデオ・クロマ処理装置の
出力ピン数を低減できる。またNTSC方式の信号を処
理して映像信号を得る場合に用いられるフィルタを、M
USE信号から変換されたNTSC方式の信号の映像信
号処理時には用いないようにしたので、MUSE信号の
特性が維持できる。
【0011】
【実施例】実施例1 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
において、10はMUSE信号処理時に、BPF1とL
PF4をショートするスイッチである。なお図4と同一
符号で示されたその他の構成は図4のものと同様である
ので説明を省略する。
【0012】次に動作を説明する。M/Nコンバータ5
によってY,R−Y,B−Y信号に変換されたMUSE
信号は、コンポジット信号に変換される前段階として、
R−Y,B−Y信号をクロマ信号変調器6でクロマ信号
に変調する。この実施例1では、このクロマ信号をコン
ポジット信号出力のためだけに使うのではなく、映像信
号処理にも利用する。つまり、このMUSE信号から作
成したクロマ信号を同じくMUSE信号から作成したY
信号とともに、TV信号処理時のY,クロマ信号と同様
にVCJ2に入力して、映像信号処理を行う。
【0013】すでに述べたように、MUSE信号は現行
のTV信号よりも周波数帯域が広く、TV信号のY,ク
ロマ信号と同様にBPF1とLPF4を通過させる訳に
は行かないので、スイッチ10を設けてBPF1とLP
F4をショートするようにした。このスイッチ10はマ
イクロコンピュータ9によって制御され、MUSE信号
処理時のみONとなる。
【0014】このマイクロコンピユータ9による動作を
図2にもとずいて説明する。即ちハイビジョン対応テレ
ビに適用された場合は、テレビのユーザーはリモコン等
により所望のチャンネルをマイコンに指令する。マイコ
ンは指令されたチャンネルがBS(衛星放送)のチャン
ネルでなければ、スイッチ10をOFF(オープン)側
にし、BSのチャンネルであれば、現在受信中の放送が
MUSE放送であるかどうか判断する。MUSE放送で
なければスイッチ10をOFF(オープン)側にし、M
USE放送であればスイッチ10をON(シヨート)側
にする。
【0015】なお、このスイッチ10は、BPF1,L
PF4と共に、VCJ2に内蔵させてもよい。
【0016】実施例2.図3はこの発明の実施例2を示
す図である。この実施例2の実施例1との相違点は、ク
ロマ信号変調6から出力されるクロマ信号をBPF1を
通さないでVCJ2に入力し、BPF1を短絡するスイ
ッチ10の回路数を削減したものであって、実施例1と
同様の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】上記のように、この発明による映像示処
理装置および方法は、NTSC方式の信号とMUSE信
号から変換されたNTSC方式の信号とを、共通のビデ
オ・クロマ処理装置によって映像信号処理するようにし
たもので、回路規模の簡易化が図れるとともに、ビデオ
・クロマ処理装置の出力ピン数を低減できる。またNT
SC方式の信号を処理して映像信号を得る場合に用いら
れるフィルタを、MUSE信号から変換されたNTSC
方式の信号の映像信号処理時には用いないようにしたの
で、MUSE信号の特性が維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1のブロック回路図である。
【図2】この発明の実施例1のマイクロコンピユータの
動作状態を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施例2のブロック回路図である。
【図4】従来の映像信号処理装置を示すブロック回路図
である。
【図5】従来の映像信号処理装置のマイクロコンピユー
タの動作状態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 帯域通過フィルター(BPF) 2 ビデオ・クロマ信号処理IC(VCJ) 4 低域通過フィルタ(LPF) 5 MUSE/NTSCコンバータ(M/Nコンバー
タ) 6 クロマ変調器 7 混合器 8 AMP回路 8a マトリックス回路 8b コントロール回路 9 マイクロコンピュータ 10 スイッチ 21 VCJ内AMP回路 21a VCJ内マトリックス回路 21b VCJ内コントロール回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NTSC方式の信号をフィルタを介して
    処理して映像信号を導出するビデオ・クロマ処理手段、
    MUSE信号をNTSC方式の信号に変換する変換手段
    を備え、上記変換手段から導出される信号を上記フィル
    タを介さないで上記ビデオ・クロマ処理手段によって処
    理して映像信号を導出するようにした映像信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 変換手段でNTSC方式の信号に変換し
    たMUSE信号をフイルタを介さないでビデオ・クロマ
    処理手段により処理し映像信号を導出した映像信号処理
    方法。
JP17276792A 1992-06-30 1992-06-30 映像信号処理装置および方法 Pending JPH0622240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17276792A JPH0622240A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 映像信号処理装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17276792A JPH0622240A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 映像信号処理装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622240A true JPH0622240A (ja) 1994-01-28

Family

ID=15947963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17276792A Pending JPH0622240A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 映像信号処理装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622240A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5940572A (en) Integrated television and video cassette recorder system
JPS58154980A (ja) 信号処理装置
US4532540A (en) Teletext set-top converter with transparent mode
JPH0622240A (ja) 映像信号処理装置および方法
US2814778A (en) Signal-modifying apparatus
US3845498A (en) Receiver for an educational branching system
JPS61230484A (ja) Catvコンバ−タ
US3535438A (en) Demodulation system
US2890273A (en) Wave-signal modifying apparatus
JPH0334793Y2 (ja)
JPS5813094A (ja) 色信号制御回路
US4084177A (en) Secam subcarrier generator
CN2276692Y (zh) 数字立体声/双伴音电视伴音接收机
KR200159403Y1 (ko) 속도변조신호 보정 장치
JPH073740Y2 (ja) 搬送色信号変換装置
JPS58156287A (ja) 映像再生装置
JPS5951691A (ja) カラ−エンコ−ダ
JPS603293A (ja) カラ−映像信号処理装置
JPS61198895A (ja) Pal/ntsc両用デジタルテロツパ−
JPS5839190A (ja) ビデオシステム
JPH066838A (ja) 色回路調整装置
JPH09163396A (ja) 映像信号処理回路
JPS6374388A (ja) 映像信号処理装置
JPS60103894A (ja) カラ−映像信号再生装置
JPH0442694A (ja) 静止画記録再生装置