JPH0442694A - 静止画記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コンピュータによる画像処理等、高画質の画
像処理に対応した画像システムに最適な静止画記録再生
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の静止画記録再生装置においては、通常記録用及び
再生用のヘッドがフレームヘッドであり、記録時には周
波数変調した輝度信号と色信号（色差信号）を混合回路
により混合し、その混合信号を第１フイールドと第２フ
イールドの各フィールド毎に記録を行っている。また再
生時には、上記記録媒体から再生した再生信号を分離回
路により輝度信号と色信号に分離し、分離した各信号を
それぞれ復調している。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の静止画記録再生装置は、上記のように変調した輝
度（８号と色信号を混合回路により混合して記録し、再
生時に分離回路により再び輝度信号と色信号に分離して
復調しているため、特に再生時に上記分離回路を通過す
ることにより輝度信号の反転現象や色信号のモアレが発
生し易く、鮮明な画像が得られないという問題点があっ
た。

本発明は、このような問題点に着Ｈしてなされたもので
、輝度信号の反転現象や色信号のモアレの発生を防止で
き、鮮明な画像が得られる静止画記録再生装置を得るこ
とを目的としている。

（ＩＩ、Ｉを解決するための手段〕 本発明の静止画記録再生装置は１周波数変調された輝度
信号と色信号を混合する混合回路と、この混合信号をフ
ィールド毎に記録媒体にフレーム記録すると共に混合前
の輝度信号と色信号を前記記録媒体の各フィールドにコ
ンポーネント記録する記録手段と、前記フレーム記録と
コンポーネント記録を切換制御する制御スイッチとを備
え、前記記録媒体から再生した再生信号を、フレーム記
録の時は輝度信号と色信号に分離してそれぞれ復調し、
コンポーネント記録の時はそのまま復調するように構成
したものである。

〔作用〕

本発明の静止画記録再生装置においては、制御スイッチ
によりコンポーネント記録に切換えられると、周波数変
調された輝度信号と色信号が混合されることなくそのま
ま各フィールドに個別に記録される。そして、再生時は
再生された輝度信号と色信号が分離回路を通過すること
なくそのまま復調される。したがって、輝度信号の反転
現象や色信号のそアレの発生がない。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例による静止画記録再生装置の
回路構成を示すブロック図である。図にオイテ、１はビ
デオ　（ＶＩＤＥＯ）信号とＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（
青）の信号が入力される入力マトリクス回路で、輝度信
号Ｙｅｓと色差信号（色信号）Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙを出力す
る。２はその輝度信号と色差信号の前処理を行うプロセ
ス回路で、輝度信号のレベルを調整するＡＧＣ回路２ａ
、色差信号の線順次信号を発生する色差線順次回路２６
及び高域成分を増強するプリエンファシス回路２０等か
ら構成されている。３はプロセス回路２からの輝度信号
を周波数変調するＹ−ＦＭ変調器、４はプロセス回路２
からの色差信号を周波数変調するＣ−ＦＭ変調器、５は
周波数変調された輝度信号と色差信号を混合しまた分離
する混合・分離回路、６．７は上記混合された信号を第
１フイールドと第２フイールドの各フィールド毎にヘッ
ド８を介して記録媒体９にフレーム記録すると共に混合
前の輝度信号と色信号を上記記録媒体の各フィールドに
コンポーネント記録する記録手段である記録アンプ及び
フィールドスイッチ（ＳＷ）、１０は上記フレーム記録
とコンポーネント記録を切換制御するコントロール（制
御）スイッチ、１１は通常のフレーム記録か個別のコン
ポーネント記録かを検出してコントロールスイッチ１０
を制御する再生信号検出回路で、コントロールスイッチ
１０は再生信号の切換制御も行う。１２．１３は再生時
のフィールドスイッチ及び再生アンプ、１４は再生され
た輝度信号を復調するＹ−ＦＭ復調器、１５は再生され
た色差信号を復調するＣ−ＦＭ復調器、１６は１フイ一
ルド分の輝度信号を記憶するフィールトメそり、１７は
このメモリ１６を制御するメモリコントローラ、１８は
色差信号の線順次信号を二系統の色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−
Ｙに変換する色差スイッチ、１９はエンコーダ・ＫＧＢ
マトリクス回路である。

次に動作について説明する。

入力マトリクス回路１から出力された輝度信号Ｙ＋Ｓと
色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙは、プロセス回路２により前処
理さｔた後、各々の変調器３，４により周波数変調され
る。この変調された各信号は、コントロールスイッチ１
０の制御によりそのまま記録アンプ６に入力されるか混
合・分離回路５に入力されるかが選択される。すなわち
、前述の通常のフレーム記録か個別のコンポーネント記
録かの何れかが選択される。そして、最終的には記録ア
ンプ６に入力され、フィールドスイッチ７を経てヘッド
８により記録媒体９に記録される。

この時、フレーム記録であれば輝度信号と色差信号の混
合信号がフィールド毎に記録され、コンポーネント記録
であれば輝度信号と色差信号が各フィールドに個別に記
録される。

次に、再生時には再生信号検出回路１１によりフレーム
記録かコンポーネント記録かが検出され、その結果によ
りコントロールスイッチ１ｏが制御される。そして、記
録媒体９から再生された再生信号は、フィールドスイッ
チ１２を経て再生アンプ１３に人力され、上記コントロ
ールスイッチ１０の制御を受ける。この時、フレーム記
録であれば再生アンプ１３の出力は混合・分離回路５に
人力され、ここで輝度信号と色差信号に分離されて各々
の復調５１４．１５に入力される。また、コンポーネン
ト記録であれば再生アンプ１３の出力はそのまま各復調
５１４．１５に入力される。そして、各復調器１４．１
５で復調された輝度信号と色差信号は最終的にエンコー
ダ・ＲＧＢマトリクス回路１９に入力され、ここからビ
デオ信号とＲ，Ｇ、Ｂの信号が出力される。その際、コ
ンポーネント記録の時は、復調した輝度信号の時間合わ
せを行うため、フィールドメモリ１６及びメモリコント
ローラ１７にて補正を行う。また、Ｒ−Ｙ／Ｂ−Ｙの線
順次信号に復調された色差線順次信号は、色差スイッチ
１８により二系統の色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙに変換され
、エンコーダ・ＲＧＢマトリクス回路１９に入力される
。

このように、上記実施例では通常の混合信号のフレーム
記録の他に、変調された輝度信号と色信号を各フィール
ドに個別に記録するコンポーネント記録ができるように
なっており、混合・分離回路５を通さずに記録、再生が
できる。このため、再生時に輝度信号の反転現象や色信
号のモアレの発生が防止でき、鮮明な画像を得ることが
できる。

次に上記コントロールスイッチ１０の制御の詳細を説明
する。第２図はこの制御系を示す図であり、図中２０は
外部からフレーム記録かコンポーネント記録かを選択す
る外部選択スイッチである。なお、ここでは点線内の各
スイッチは、コントロールスイッチ１０からのコントロ
ール信号が“Ｈ″の時にオン（ＯＮ）、“Ｌ”の時にオ
フ（ＯＦＦ）になるものとする。

図中のコントロール信号Ａは再生信号Ｅが“Ｈ”ノ時に
“Ｈ”となり、コントロール信号Ｂはこのコントロール
信号Ａが“Ｈ”の時にＬ”“Ｌ”の時に“Ｈ″となる。

また、コントロール信号Ｃは外部選択信号Ｆか“Ｈ”の
時に“Ｌ”となり、コントロール信号りはこのコントロ
ール信号Ｃが“Ｌ”の時に“Ｈ”となる。また、コント
ロール信号Ｅは、通常のフレーム記録の時に”Ｌ”とな
り、個別のコンポーネント記録の時に“Ｈ”となる。そ
して、これらの各スイッチのオン、オフになり上述した
記録、再生の動作が行われる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、輝度信号と色信号を混
合することなく個別にコンポーネント記録する手段を設
け、このコンポーネント記録の時は再生した信号を分離
することなくそのまま復調するようにしたため、輝度信
号の反転現象や色信号のモアレの発生を防止でき、鮮明
な画像が得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第２図は第１図のコントロールスイッチの制御系を示す
ブロック図である。 ３・・・・・・Ｙ−ＦＭ変調器 ４−−−−−−Ｃ−ＦＭ変調器 ５・・・・・・混合・分離回路 ８−−−−−・ヘッド ９−−−−−・記録媒体 Ｏ・・・・・・コントロールスイッチ（制御スイッチ）
１・・・・・・再生信号検出回路 ２−−−−−−フィールドスイッチ ３・・・・・・再生アンプ ４・・・・・・Ｙ−ＦＭ復調器 ５・・・−Ｃ−ＦＭ復調器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　周波数変調された輝度信号と色信号を混合する混合回
   路と、この混合信号をフィールド毎に記録媒体にフレー
   ム記録すると共に混合前の輝度信号と色信号を前記記録
   媒体の各フィールドにコンポーネント記録する記録手段
   と、前記フレーム記録とコンポーネント記録を切換制御
   する制御スイッチとを備え、前記記録媒体から再生した
   再生信号を、フレーム記録の時は輝度信号と色信号に分
   離してそれぞれ復調し、コンポーネント記録の時はその
   まま復調することを特徴とする静止画記録再生装置。