JPH06222230A - フレキシブル電気・光配線回路モジュールとその製造方法 - Google Patents

フレキシブル電気・光配線回路モジュールとその製造方法

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JPH06222230A
JPH06222230A JP5010381A JP1038193A JPH06222230A JP H06222230 A JPH06222230 A JP H06222230A JP 5010381 A JP5010381 A JP 5010381A JP 1038193 A JP1038193 A JP 1038193A JP H06222230 A JPH06222230 A JP H06222230A
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正風 細矢
Nobuo Sato
信夫 佐藤
Kosuke Katsura
浩輔 桂
Takeshi Hayashi
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さや位置が異なって複雑に配置された電気
・光素子や電気・光部品あるいは電気・光モジュール間
を光結合効率よく、しかも高密度実装可能に接続できる
電気・光配線回路モジュールとその製造方法を提供す
る。 【構成】 ポリイミドフィルム5上に光導波路のコア部
7とクラッド層および電気配線11を形成し、フレキシ
ブル電気・光配線フィルムを作製する。これを用いて、
電気・光配線基板等の上に搭載された電気・光素子間等
を接続する。 【効果】 フレキシブル電気・光配線フィルムがフレキ
シブルであり細密な配線ができるため、高さや位置が異
なって複雑かつ高密度に配置された電気・光素子や電気
・光部品等の間を光学的、電気的に接続することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高密度な実装が要求さ
れる光素子や光回路部品の間を光学的、電気的に接続す
る技術に関するものであり、樹脂フィルム上に光導波路
と電気配線を形成したフレキシブルな接続手段を用い
て、高さや位置が異なる複雑に配置された光素子や光回
路部品あるいは光モジュール間を、光結合効率よく、し
かも高密度実装可能に接続することができる光学的、電
気的接続技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光素子や光部品等を光学的、電気
的に接続する方法としては、光学的および電気的に、そ
れぞれ別の方法で接続しており、光学的には、シリコン
基板上に形成した光導波路や光ファイバで接続する方法
が一般的であり、また、電気的にはプリント配線板やセ
ラミック配線板等を用いた接続が一般的であった。
【0003】例えば、従来の光学的接続技術としては、
文献(伊藤・石原、『マイクロエレクトロニクスにおけ
る光配線』、光学、第14巻第1号、P.51)にみら
れるような光導波路や光ファイバを用いた光配線があげ
られる。この方法は、図10(a)に示すように、LD
(レーザダイオード)等の光源1から出射された光を、
光ファイバ2を用いてアレイ状に形成された受光素子3
に接続する方法であり、あるいは図10(b)に示すよ
うに、光導波路4を用いて光源1と受光素子3を接続す
る方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の接続法では、光学的、電気的接続が同時に行
えないだけでなく、光学的な接続においても、光導波路
を用いた接続では同じ平面内に搭載された電気・光素子
や電気・光部品の接続のみに限定され、また、光ファイ
バを用いた接続ではファイバを急激に曲げることが困難
であることから、大きな実装空間を必要とするため、架
間等の接続に限定されており、例えば配線板内や配線板
間等、段差を有する電気・光素子や電気・光部品間を実
装効率よく接続することが困難であった。
【0005】このような状況から、光学的、電気的接続
が同時に行え、光学的な接続においても、同じ平面内に
搭載された電気・光素子や電気・光部品の接続のみに限
定されず、また、段差を有する電気・光素子や電気・光
部品間を高密度に接続する技術の実現が課題となってい
た。
【0006】本発明は、これらの課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、高さや位置が異なる
複雑に配置された電気・光素子や電気・光部品あるいは
電気・光モジュール間を光結合効率よく、しかも実装効
率よく高密度実装可能に接続することができるフレキシ
ブル電気・光配線回路モジュールとその製造方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のフレキシブル電気・光配線回路モジュール
とその製造方法においては、可撓性を有する樹脂フィル
ムをベースとして前記樹脂フィルムの表面に単層または
多層の光導波路と電気配線を形成したフレキシブル電気
・光配線フィルムを用いて、電気配線基板または光配線
基板または電気・光配線基板に搭載された電気・光素子
または電気・光部品の間を光学的かつ電気的に接続する
ことを基本構成としている。
【0008】
【作用】本発明のフレキシブル電気・光配線回路モジュ
ールとその製造方法では、フィルム状のベース上に光導
波路と電気配線を形成することにより作製した電気・光
配線フィルムを用いて、電気・光配線基板等に搭載され
た電気・光素子間等を接続する。この電気・光配線フィ
ルムがフレキシブルであり細密な配線ができるため、高
さや位置が異なって複雑に配置され、かつ高密度に基板
上に実装された電気・光素子や電気・光部品を光学的、
電気的に接続することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0010】図1〜図7は、本発明の実施例に用いるフ
レキシブル電気・光配線フィルムの材料構成ならびにそ
の作製方法を示す図である。本実施例のフレキシブル電
気・光配線回路モジュールは、電気配線基板や光配線基
板または電気・光配線基板等に実装されてその配線基板
の光導波路や電気配線で接続された電気・光素子や電気
・光部品の間を、フレキシブル電気・光配線フィルムを
用いて、光学的かつ電気的に接続したものである。こ
の、フレキシブル電気・光配線フィルムの第1の構成例
は、図2(f)に示すように、可撓性を有するポリイミ
ドフィルム5等の樹脂フィルムをベースとし、その樹脂
フィルムの表面に、単層または多層のコア部7等からな
る光導波路と電気配線11を形成したものである。
【0011】まず、上記第1の構成例のフレキシブル電
気・光配線フィルムの基本的な材料構成ならびに作製方
法の第1例について述べる。図1(a)〜(d)および
図2(a)〜(f)は、それらを断面構成で示したもの
である。
【0012】まず、図1(a),(b),(c),
(d)において、樹脂フィルムとしてポリイミドフィル
ム5を用い(a)、このポリイミドフィルム5上に、最
終処理後の屈折率が前記ポリイミドフィルム5の屈折率
より大きな屈折率を有する液状の感光性ポリイミド6を
形成し(b)、この液状の感光性ポリイミド6に対する
フォトリソ工程および熱処理等の工程を経て、所望の形
状を有するポリイミド光導波路のコア部(以下、場合に
より単にコア部と記述する)7を形成し(c)、そのコ
ア部7の上に、そのコア部7の屈折率より小さい屈折率
を有する他のポリイミドからなるクラッド層8を形成し
(d)、フレキシブル光配線フィルムを作製する。
【0013】次に、図2(a)〜(f)において、図1
に示したフレキシブル光配線フィルムの裏面に電気配線
を形成して電気・光配線フィルムを作製する工程例を示
す。本工程例では、図1で作製したフレキシブル光配線
フィルム(a)の裏面に無電解めっきあるいは真空蒸着
法により下地金属9を形成し(b)、フォトレジスト1
0の露光、現像等のフォト工程により、所望のパターン
ニングを行った後、電解めっきにより電気配線11を形
成し(c)、フォトレジスト10を除去し(d)、再
度、別のフォトレジスト10′の露光、現像等のフォト
工程により所望のパターンニングを行った後、電解めっ
きにより電気配線11の端部に金あるいははんだからな
る接続用のパッド12を形成し(e)、フォトレジスト
10′を除去した後、電気配線11部分以外の下地金属
9を膜厚の違いを利用した選択エッチング法等で除去し
(f)、光導波路と電気配線の両者から構成されたフレ
キシブル電気・光配線フィルムを作製することができ
る。
【0014】図3(a)〜(e)は、本発明の実施例に
用いるフレキシブル電気・光配線フィルムの作製方法の
第2例を示す図であって、反応性ガスを用いた反応性イ
オンエッチング法により光導波路を作製する工程例につ
いて示したものである。本工程例では、ポリイミドフィ
ルム5(a)の上に光導波路のコア部となる他のポリイ
ミド層13を形成し、所定の熱処理等の工程を経た後、
無電解めっきあるいは真空蒸着法により金属層14を形
成し(b)、フォトレジスト10の露光、現像等のフォ
ト工程により、所望のパターンニングを行い、前記金属
層14をエッチング除去して金属マスク15を形成した
後(c)、反応性ガスを用いた反応性イオンエッチング
法や化学エッチング法等の加工法により、前記ポリイミ
ド層13をあるいはポリイミド層13の除去を完全にす
るためにポリイミド層13とポリイミドフィルム5の一
部までをエッチング除去することにより、所望の形状を
有するコア部7を形成した後(d)、金属マスク15を
除去し、前記コア部7の上に、前記コア部7の屈折率よ
り小さい屈折率を有する他のポリイミドからなるクラッ
ド層8を形成し(e)、フレキシブル光配線フィルムを
作製することができる。この後、図2と同様にして、電
気配線を形成すれば、フレキシブル電気・光配線フィル
ムが作製できる。
【0015】なお、図1〜図3には、コア部7の上にク
ラッド層8を形成した構造について述べたが、クラッド
層を形成しない、空気クラッド層とした構造とすること
もできる。
【0016】図4(a)〜(e)は、本発明の実施例に
用いるフレキシブル電気・光配線フィルムの作製方法の
第3例を示す図であって、フレキシブル電気・光配線フ
ィルムの光導波路のコア部の深さ方向に所定の角度で反
射面を形成する工程例について示したものである。本工
程例では、ポリイミドフィルム5の上に光導波路のコア
部となる他のポリイミド層13を形成し、所定の熱処理
等の工程を経た後(a)、無電解めっきあるいは真空蒸
着法により金属層14を形成し(b)、フォトレジスト
10の露光、現像等のフォト工程により、所望のパター
ンニングを行い、前記金属層14をエッチング除去し金
属マスク15を形成した後(c)、反応性ガスを用いた
反応性イオンエッチング法により、コア部の深さに対し
て斜め方向に前記ポリイミド層13をエッチング除去し
(d)、金属マスク15をエッチングすることにより、
コア部の深さに対して斜めの形状を有する反射面17を
形成した(e)フレキシブル光配線フィルムを作製する
ことができる。この後、図2と同様にして、電気配線を
形成すれば、フレキシブル電気・光配線フィルムが作製
できる。
【0017】図5は、本発明の実施例に用いるフレキシ
ブル電気・光配線フィルムの第2の構成例を示す斜視図
である。本構成例は、フレキシブル電気・光配線フィル
ムに形成する光導波路の構成に関して、図4に示した方
法で、ポリイミドフィルム5上にアレイ状の光導波路の
コア部7を形成し、入射光18がコア部7を経て反射面
17で光の伝搬方向を上方に変え、出射光19を取り出
す構成としたものである。
【0018】図6は、本発明の実施例に用いるフレキシ
ブル電気・光配線フィルムの第3の構成例を示す上面構
成図である。本構成例は、フレキシブル電気・光配線フ
ィルムに形成する光導波路の構成に関して、図4および
図5に示したような深さ方向ではなく、コア部7の幅方
向に反射面17′を形成し、この反射面17′で入射光
18の光路をポリイミドフィルム5の面上で変更し、出
射光19を取り出す構成としたものである。
【0019】図7は、本発明の実施例に用いるフレキシ
ブル電気・光配線フィルムの第4の実施例を示す断面構
成図である。本実施例は、図4に示した工程の基本的繰
り返しにより多層の光導波路を作製する構成例について
示したものである。本構成例は、フレキシブル電気・光
配線フィルムに形成する光導波路の構成に関して、ベー
スとしてのポリイミドフィルム5上に1層目のコア部7
−1を形成し、端面に所定の角度を有する反射面17−
1を形成した後、コア部7−1の高さとほぼ等しい高さ
までクラッド層8−1を形成し、コア部7−1と同じポ
リイミド層の形成と、金属マスクを用いた反応性イオン
エッチング工程により光ヴィア20を形成し、光ヴィア
20の高さまでクラッド層8−2を形成した後、2層目
のコア部7−2を1層目のコア部7−1と同様の方法で
形成し、光ヴィア20と接続する部分の端面に反射面1
7−2を形成した後、最後にクラッド層8−3を形成
し、多層の光導波路を作製したものである。入射光18
は、下層のコア部7−1を通り、反射面17−1で反射
され、光ヴィア20を経て反射面17−2で反射され、
上層のコア部7−2を通って出射光19として取り出さ
れる。本構成例によれば、複数の光導波路を立体的に交
差させることができ、複雑な光配線を行うことができ
る。
【0020】図8は、本発明の一実施例示す図であっ
て、をフレキシブル電気・光配線フィルムを用いて構成
したモジュールの構成例を示した側面図である。ポリイ
ミドフィルム5と光導波路のコア部7およびパッド12
を有する電気配線11からなるフレキシブル電気・光配
線フィルム26を用いて、発光素子22や駆動用IC2
1、受光素子24やアンプIC25等が搭載された2枚
の電気・光配線基板23−1と23−2の間を接続し、
フレキシブル電気・光配線回路モジュール27を作製す
ることができる。パッド12とコア部7の高さ位置は、
ポリイミドフィルム5の厚さを制御することにより、パ
ッド12を接続すると同時に発光素子22からの出射光
がコア部7に効率よく光結合するように設計された構成
とする。また、必要であれば、発光素子や受光素子とコ
ア部の間を、コアの屈折率にほぼ等しい樹脂を用いる
か、あるいは、レンズを用いて光結合する構成としても
よい。なお、図例では、電気・光配線基板23−1と2
3−2の間を光導波路によって接続する構成となってい
るが、光導波路とあわせて、ヴィア接続した電気配線を
形成することにより、電気・光配線基板の間を電気的に
接続することができることは自明である。
【0021】図9は、このようにして作製されたフレキ
シブル電気・光配線回路モジュールを3段構成の配線ボ
ードに搭載した構成例について示した側面図である。一
組のモジュール27−1の一方の電気・光配線基板23
−1が第1段目の配線ボード28−1の下面に搭載さ
れ、その他方の電気・光配線基板23−2が第2段目の
配線ボード28−2の上面に搭載されているが、これら
の基板間をフレキシブル電気・光配線フィルム26−1
を用いて接続することができる。また、もう一組のモジ
ュール27−2の一方の電気・光配線基板23−1が第
2段目の配線ボード28−2に搭載され、その他方の電
気・光配線基板23−2が第3段目の配線ボード28−
3の上面に搭載されているが、これらの基板間をフレキ
シブル電気・光配線フィルム26−2を用いて接続する
ことができる。
【0022】なお、本実施例では、フィルム材料や光導
波路材料としてポリイミドを用いたが、エポキシ等の樹
脂を用いることもでき、樹脂材料により限定されるもの
ではない。また、電気・光素子や電気・光部品が搭載さ
れる基板は電気配線基板や光配線基板であってもかまわ
ない。このように、本発明は、その主旨に沿って種々に
応用され、種々の実施態様を取り得るものである。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
フレキシブル電気・光配線回路モジュールとその製造方
法によれば、フィルム状のベース上に光導波路と電気配
線を形成した電気・配線フィルムが、フレキシブルであ
り細密な配線ができるため、電気・光配線基板等の上
に、高さや位置が異なって複雑に配置されかつ高密度に
実装された電気・光素子や電気・光部品あるいは電気・
光モジュール間を、光結合効率よくかつ実装効率よく光
学的、電気的に接続することができる。
【0024】なお、請求項4の発明によれば、特に、光
結合効率をより一層向上させることができる。また、請
求項5の発明によれば、特に、光路を曲げたり、複数の
光導波路を立体的に交差させたりして、複雑な光配線を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c),(d)は本発明の実
施例に用いるフレキシブル電気・光配線フィルムの第1
の構成例と第1の作製方法例を示す図
【図2】(a),(b),(c),(d),(e),
(f)は同じく上記フレキシブル電気・光配線フィルム
の第1の構成例と第1の作製方法例を示す図
【図3】(a),(b),(c),(d),(e)はフ
レキシブル電気・光配線フィルムの第2の作製方法例を
示す図
【図4】(a),(b),(c),(d),(e)はフ
レキシブル電気・光配線フィルムの第3の作製方法例を
示す図
【図5】本発明の実施例に用いるフレキシブル電気・光
配線フィルムの第2の構成例を示す斜視図
【図6】本発明の実施例に用いるフレキシブル電気・光
配線フィルムの第3の構成例を示す上面図
【図7】本発明の実施例に用いるフレキシブル電気・光
配線フィルムの第4の構成例を示す断面構成図
【図8】上記のフレキシブル電気・光配線フィルムを用
いて構成したフレキシブル電気・光回路モジュールの一
実施例を示す側面図
【図9】上記実施例のフレキシブル電気・光回路モジュ
ールを配線ボードへ搭載した構成例を示す側面図
【図10】(a),(b)は従来技術を説明する斜視図
【符号の説明】
5…ポリイミドフィルム 6…感光性ポリイミド 7,7−1,7−2…光導波路のコア部(コア部) 8,8−1,8−2,8−3…クラッド層 9…下地金属 10,10′…フォトレジスト 11…電気配線 12…パッド 13…ポリイミド層 14…金属層 15…金属マスク 17,17′,17−1,17−2…反射面 18…入射光 19…出射光 20…光ヴィア 21…駆動IC 22…発光素子 23−1,23−2…電気・光配線基板 24…受光素子 25…アンプIC 26,26−1,26−2…フレキシブル電気・光配線
フィルム 27,27−1,27−2…フレキシブル電気・光配線
回路モジュール 28−1,28−2,28−3…配線ボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂 浩輔 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 林 剛 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する樹脂フィルムをベースと
    して前記樹脂フィルムの表面に単層または多層の光導波
    路と電気配線を形成したフレキシブル電気・光配線フィ
    ルムを用いて、電気配線基板または光配線基板または電
    気・光配線基板に搭載された電気・光素子または電気・
    光部品の間を光学的かつ電気的に接続することを特徴と
    するフレキシブル電気・光配線回路モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフレキシブル電気・光配
    線回路モジュールを製造する方法であって、まず、樹脂
    フィルム上に最終処理後の屈折率が前記樹脂フィルムの
    屈折率よりも大きな屈折率を有する固形化前の感光性樹
    脂層を形成し、次に、前記感光性樹脂層に対するフォト
    リソ工程および熱処理の工程を経て所望の形状を有する
    光導波路のコア層を形成し、次に、前記樹脂フィルム上
    に薄膜の下地金属を形成し、次に、第1のフォトレジス
    トの露光、現像のフォト工程により所望のパターンニン
    グを行った後に電解めっきで電気配線層を形成し、次
    に、前記第1のフォトレジストを除去して電気配線を形
    成し、次に、第2のフォトレジストの露光、現像のフォ
    ト工程により所望のパターンニングを行って前記電気配
    線の端部にAuあるいははんだの電解めっきでボンディ
    ング用のパッドを形成し、次に、前記電気配線部分以外
    の前記下地金属を除去し、次に、以上により作製された
    フレキシブル電気・光配線フィルムによって電気配線基
    板または光配線基板または電気・光配線基板に搭載され
    た電気・光素子または電気・光部品の間を光学的かつ電
    気的に接続することを特徴とするフレキシブル電気・光
    配線回路モジュールの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフレキシブル電気・光配
    線回路モジュールを製造する方法であって、まず、樹脂
    フィルム上に最終処理後の屈折率が前記樹脂フィルムの
    屈折率よりも大きな屈折率を有する感光性樹脂層を形成
    し、次に、該感光性樹脂層の上に薄膜の金属膜を形成
    し、次に、フォトレジストの露光、現像のフォトリソ工
    程により前記金属膜のパターンを形成し、次に、前記金
    属膜のパターンをマスクとして反応性ガスを用いて前記
    感光性樹脂層あるいは前記感光性樹脂層と樹脂フィルム
    の一部までをエッチング除去することにより所望の形状
    を有する光導波路のコア層を形成し、次に、前記フォト
    レジストと金属膜を除去して光導波路を作製し、次に、
    前記樹脂フィルム上に電気配線を形成し、次に、以上に
    より作製されたフレキシブル電気・光配線フィルムによ
    って電気配線基板または電気・光配線基板に搭載された
    電気・光素子や電気・光部品の間を光学的かつ電気的に
    接続することを特徴とするフレキシブル電気・光配線回
    路モジュールの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のフレキシブル電気・光配
    線回路モジュールであって、フレキシブル電気・光配線
    フィルムの光導波路が、コア層と、該コア層の屈折率よ
    り小さい屈折率を有する他の樹脂で該コア層の上に形成
    されたクラッド層とから成ることを特徴とするフレキシ
    ブル電気・光配線回路モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のフレキシブル電気・光配
    線回路モジュールであって、フレキシブル電気・光配線
    フィルムの光導波路が、該光導波路の端部に、該光導波
    路の幅方向あるいは深さ方向に所定の角度からなる斜め
    方向の反射面を有していることを特徴とするフレキシブ
    ル電気・光配線回路モジュール。
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