JPH06222151A - 放射線検出器校正装置 - Google Patents

放射線検出器校正装置

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JPH06222151A
JPH06222151A JP3484293A JP3484293A JPH06222151A JP H06222151 A JPH06222151 A JP H06222151A JP 3484293 A JP3484293 A JP 3484293A JP 3484293 A JP3484293 A JP 3484293A JP H06222151 A JPH06222151 A JP H06222151A
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JP
Japan
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radiation detector
radiation
radiation source
detector
standard
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Pending
Application number
JP3484293A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Miyauchi
敏治 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06222151A publication Critical patent/JPH06222151A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射線検出器と標準線源との距離及び位置が
自由にコントロールできる校正装置を提供する。 【構成】 標準線源50aを支柱50bに、また放射線
検出器1を載置台35にセットすると共に、放射線検出
器1を標準線源50aに対して上下方向に又は前後方向
に移動させるようなモータ60a,b及びウォームギヤ
40a,bからなる駆動機構を設け、上記駆動機構を演
算・処理ユニット110により制御して放射線検出器1
と標準線源50a間の距離及び上下方向角度を変化させ
て、放射線検出器の校正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射線レベルを測定
する放射線検出器を自動的に校正する放射線検出器校正
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の放射線検出器校正装置を示
す構成図であり、特に線源取付機構を表したものであ
る。図において、1は入射する放射線を検出して対応す
る出力信号を発生する放射線検出器、2は放射線検出器
1の周囲を覆う筒状の遮蔽体であって、外部から入射す
る放射線を放射線検出器1が検出するのを阻止する。3
は箱型をなして放射線検出器1及び遮蔽体2を保持する
支持架であって、その上面部分には放射線検出器1の軸
芯と対向する部分に放射線検出器1の端面形状よりもや
や小さい形状を有する開口が設けられている。また、支
持架3における下面部分には、開口3bが設けられてい
る。4はL字状のアーム5を目的とする位置に回転、昇
降させる駆動装置であって、アーム5の先端は支持架3
における開口3bの中心部分に対向することができるよ
うに位置及び寸法関係が設定されている。6はアーム5
の停止位置を定める位置決め装置、5aは校正に使用す
る密封線源、5bは密封線源5aを保持してアーム5の
先端部分に固定するホルダー、7はアーム5の回転半径
部分に設けられた格納箱であって、下面部分が開口した
箱型形状をなしている。8は駆動装置4の動作を制御す
る制御装置、9は制御装置8に接続されて各種データ及
び処理プログラムを格納する記憶装置、10は放射線検
出器1の測定データを取込み計数処理したり、放射線検
出器1に必要な電源を送る測定部、11は制御装置8に
対して動作シーケンス及び照射位置を決定して命令する
演算・操作ユニット、12は演算結果を出力するプリン
ターである。
【0003】次に動作について説明する。放射線検出器
1を支持架3上に載置されている遮蔽体2の中空部分に
挿入することによって、その放射線検出面を支持架3の
上面部分に設けられている開口に対向するようセットす
る。この状態においては、密封線源5aがまだ装着され
ていないことから、放射線検出器1は放射線のバックグ
ランド状態を検出してその出力を測定部10に供給し、
更にバックグランド計数値を計算してこの結果を演算・
操作ユニット11に供給する。次に、密封線源5aをホ
ルダー5bに収納した状態でアーム5の先端部分に装着
する。そして、演算・操作ユニット11に校正しようと
する放射線モニターの型式を入力すると、型式毎に予め
定めた線源照射位置を演算して、アーム5の停止位置を
設定する。この設定された状態で密封線源5aから放射
される放射線を放射線検出器1によって検出すると共
に、演算・操作ユニット11から測定部10に指令する
ことによって、計測処理の実行を開始させる。そして、
統計誤差が充分に小さくなる計数時間が経過したなら
ば、カウンタの計数動作を停止させて一連の計測動作を
中止する。次に、駆動部4を再び駆動させてアーム5を
下降させることにより、アーム5の先端を支持架3の内
部から退避させる。そして、アーム5を180度回転さ
せた後に上昇させることにより、このアーム5の先端部
分に固定されている密封線源5aを格納箱7の内部に格
納する処理を実行することにより1ケースの密封線源に
ついて終了する。なお、同じ核種の密封線源であっても
強度の違う3種の密封線源の測定が必要であるので、逐
次密封線源5aを取替えて校正を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射線検出器校
正装置の線源取付において、密封線源5aをアームホル
ダー5bに固定していたので、放射線検出器の方向特性
を調べようとすると、毎回密封線源をセットし直す必要
があった。また、放射線検出器の方向特性を確認する時
は、測定角度毎に取り付け作業がある等の問題点があっ
た。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので放射線検出器及び標準線源を一
度セットするだけで、放射線検出器と標準線源との距離
及び位置が自由にコントロールできる校正装置を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放射線検
出器校正装置は、標準線源を支柱等の取付手段に、また
放射線検出器を載置台等にセットし、放射線検出器を標
準線源に対して上下方向に又は前後方向に移動させるよ
うなモータ及びウォームギヤ等からなる駆動機構を設
け、上記駆動機構を演算・処理ユニットにより制御して
放射線検出器と標準線源間の距離及び上下方向角度を変
化させて、放射線検出器の校正を行うものである。
【0007】また、放射線検出器を標準線源に対して回
転させる駆動機構を設け、放射線検出器と標準線源間の
回転角度を変化させて回転方向特性をも確認できるよう
にした。
【0008】
【作用】この発明における放射線検出器校正装置は、ま
ず標準線源あるいは放射線検出器をセットして、駆動手
段を制御することにより放射線検出器の位置を前後、上
下方向に移動させ、距離依存特性並びに上下左右の方向
特性を含めたデータを自動的に計測し校正するものであ
る。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る放射線検出
器校正装置を示す構成図である。図において、1は入射
する放射線を検出して対応する出力信号を発生する放射
線検出器(例えば半導体検出器)であり、1aはその検出
部(例えば半導体素子)を表す。30は放射線検出器1を
取り付け位置決めする囲み型のフレーム、35は放射線
検出器1の載置台、40aは載置台35の下部に回転自
在に係合している第1のウォームギヤであり、モータ6
0aを回転させることにより載置台35に載せた放射線
検出器1を上下方向(図1のB方向)に移動させる働きを
する。40bは第2のウォームギヤであって、モータ6
0bを回転させることにより、モータ60aを搭載した
モータボックス45を前後方向に動かす働きをする。な
お、放射線検出器1を位置決めしているフレーム30は
モータボックス45上に固定されており、モータボック
ス45が前後方向に移動すると放射線検出器1も同様に
前後方向(図1のA方向)に移動する。50aは放射線を
出射する密封された標準線源、50bは標準線源50a
を支える支柱、80は放射線検出器1を移動させる駆動
機構(モータ60a,60b)を制御するための制御装
置、90は放射線検出器1を移動させるための駆動プロ
グラムと放射線検出器1で検出したデータを記憶する記
憶装置、100は放射線検出器1の出力を測定する測定
部、110は測定部100のデータを整理演算したり、
又制御装置80に命令を送信して放射線検出器1の位置
をコントロールする演算・操作ユニット、120は校正
データをプリントするプリンターである。
【0010】次に動作について説明する。まず、図1に
おいて密封された標準線源5aを支柱5bにセットす
る。次に、演算・操作ユニット110から制御装置80
に命令を送信し、モータ60a,bを回転させることに
より、載置台35上の放射線検出器1を所定位置(例え
ば正規の校正位置)に移動させる。即ち、放射線検出器
1の上下移動は、モータ60aを回転させそれに噛合す
る第1のウォームギヤ40aを介して載置台35を上下
動させることにより行う。また、放射線検出器1の前後
移動は、モータ60bを回転させてそれに噛合する第2
のウォームギヤ40bを介してモータボックス45及び
フレーム30を移動させることにより行う。その後、放
射線検出器1で標準線源50aからの放射線を検出する
と共に、演算・操作ユニット11から測定部5に指令す
ることによって、計測処理の実行を開始させる。そし
て、統計誤差が充分小さくなる計数時間が経過したなら
ば、カウンタの計数動作を停止させて、プリンターにデ
ータをプリントアウトする。またそれと同時に記憶装置
9に測定データを収納する。この様にして放射線検出器
1の所定位置での一連の校正を終了する。次に、標準線
源50aを取り付けたままの状態で、モータ60bを回
転させて放射線検出器1を前後方向に所定距離移動させ
て、上記と同様の自動計測を行うと、放射線検出器1の
距離依存特性も確認できる。更に、モータ60aを回転
させて放射線検出器1を上下方向に所定距離移動させた
状態で自動計測を行うと、放射線検出器1の方向(角度)
特性をも確認することができる。以上のように、標準線
源50aを支柱50bに一度セットすると、放射線検出
器1の各種校正データ、特に距離特性及び方向特性を含
めたデータが自動的に計測でき、かつ省力化及び高精度
の校正が行われる。
【0011】実施例2.図2は実施例2に係る放射線検
出器の校正装置を示す構成図である。図において、60
cは放射線検出器の上部に配置されたモータであり、制
御装置80の指令により放射線検出器1を標準線源50
aに対して回転移動させる働きをする。即ち、本実施例
では、放射線検出器1の回転(左右)方向の特性も測定し
確認できるようになる。
【0012】上記両実施例において、演算・操作ユニッ
ト110と測定部100、制御装置80及び記憶装置9
0の接続はGPIBケーブルを使用して、パーソナルコ
ンピュータレベルにて校正を行えるようにした。なお、
制御ケーブルとしてはGPIVに限らずRS−232C
等についても同様に使用できる。また上記実施例では、
放射線検出器1を上下又は前後方向に移動させるのにウ
ォームギヤ並びにモータを用いたが、それに限らずベル
ト駆動方式等であっても良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、標準
線源あるいは放射線検出器を一度セットするだけで、放
射線検出器の位置を駆動手段を制御することにより前
後、上下又は回転方向に移動させ、距離依存特性並びに
上下左右の方向特性を含めたデータを自動的に計測し校
正できる。また、精度の高い計測データが得られ、人件
費が少なくてすむ等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る放射線検出器校正装
置の構成図を示す。
【図2】この発明の実施例2に係る放射線検出器校正装
置の構成図を示す。
【図3】従来の放射線検出器校正装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 放射線検出器 1a 放射線検出部 30 フレーム 35 載置台 40a 第1のウォームギヤ 40b 第2のウォームギヤ 45 モータボックス 50a 標準線源 50a 支柱 60a,b,c 駆動部 80 制御装置 90 記憶装置 100 測定部 110 演算・操作ユニット 120 プリンター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準線源から出射される放射線を検出す
    ることにより放射線検出器の校正を行う装置であって、
    標準線源をセットする線源取付機構と、放射線検出器を
    セットする検出器取付機構と、上記検出器取付機構を標
    準線源に対して上下方向に移動させる第1の駆動手段
    と、上記検出器取付機構を標準線源に対して前後方向に
    移動させる第2の駆動手段を備え、第1及び第2の駆動
    手段を制御して放射線検出器と標準線源間の距離と上下
    方向角度を変化させることにより放射線検出器の校正を
    行う放射線検出器校正装置。
  2. 【請求項2】 上記放射線検出器を標準線源に対して回
    転させる第3の駆動手段を設け、放射線検出器と標準線
    源間の回転角度を変化させ回転方向特性をも確認できる
    請求項1記載の放射線検出器校正装置。
JP3484293A 1993-01-28 1993-01-28 放射線検出器校正装置 Pending JPH06222151A (ja)

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JP3484293A JPH06222151A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 放射線検出器校正装置

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JP3484293A JPH06222151A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 放射線検出器校正装置

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JP3484293A Pending JPH06222151A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 放射線検出器校正装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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