JPH06221821A - 実装済みプリント基板の検査装置 - Google Patents

実装済みプリント基板の検査装置

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JPH06221821A
JPH06221821A JP5008784A JP878493A JPH06221821A JP H06221821 A JPH06221821 A JP H06221821A JP 5008784 A JP5008784 A JP 5008784A JP 878493 A JP878493 A JP 878493A JP H06221821 A JPH06221821 A JP H06221821A
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知博 木村
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修 山田
Yuji Ono
裕司 小野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微小ビーム光をポリゴンミラーにより偏向し
て、実装済みプリント基板上を走査し、その反射光を受
光して基板の表面形状を検査する検査装置に関し、ポリ
ゴンミラーのジッターの影響を受けることなく検査でき
る様にする。 【構成】 ポリゴンミラー3は、実装済みプリント基板
の表面形状を検査する計測部51を有する。ポリゴンミ
ラー3により偏向された光源37からの微小ビーム光が
集光される走査線40上に、スリット41及び光電変換
素子42を配置する。ポリゴンミラー3の各面ごとに、
光電変換素子42に微小ビーム光が入射されるので、ポ
リゴンミラー3の回転速度を検出し、その回転速度に応
じて、基板の表面形状をサンプルすべきタイミングを示
す信号を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細く絞った微小ビーム
光を実装済みプリント基板に照射し、その反射光を検出
することで、実装部品の位置ずれ、欠品、はんだ不良な
どを検査せんとする実装済みプリント基板の検査装置に
関するものであり、特に微小ビーム光をポリゴンミラー
により偏向して基板上を走査する装置において、ポリゴ
ンミラーのジッターを補正する構成に特徴を有するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、実装済みプリント基板の部品の位
置ずれ、欠品、はんだ不良等の検査には、三角測量の原
理を用いて、細く絞ったビーム光を実装済みプリント基
板に照射しその反射光を検出する非接触方式が用いられ
ている。従来の実装済みプリント基板の検査装置におい
ては、光源から発生した微小ビーム光をポリゴンミラー
で偏向して基板上を走査し、基板上の微小ビーム光の照
射位置からの反射光を光電変換素子にて受光して、表面
形状を検査するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のポリゴンミ
ラーを用いた検査装置においては、微小ビーム光の走査
にともなって、複数の位置で光電変換素子の出力をサン
プルして、基板形状を取得している。しかしポリゴンミ
ラーにジッターがあると、実際の微小ビーム光の走査位
置と、光電変換素子の出力をサンプルを取得する間隔と
が異ならないようにジッターを補正する必要がある。
【0004】そこで、本発明はポリゴンミラーを使用し
た実装済みプリント基板の検査装置において、ポリゴン
ミラーの回転ムラの影響を受けることのないジッター補
正部を構成することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の実装済みプリント基板の検査装置は、第1
のビーム光をポリゴンミラーを用いて偏向し、検査すべ
き実装済みプリント基板上を走査するとともに、前記第
1のビーム光の前記基板上の照射位置からの反射光を受
光して基板の表面形状を取得する実装済みプリント基板
の検査装置において、前記ポリゴンミラーに第2のビー
ム光を照射するとともに、前記第2のビーム光を集光さ
せる投光部と、前記ポリゴンミラーにより偏向された前
記投光部からの第2のビーム光が集光する走査線上に配
置され、前記ポリゴンミラーの各面ごとに電気的出力を
得る光電変換手段と、前記光電変換手段の出力から前記
ポリゴンミラーの各面間の回転所用時間を検出すること
により、ポリゴンミラーの回転速度を検出し、その回転
速度に応じたタイミングで、前記実装済みプリント基板
上からの前記反射光の検出を指示する信号を作成する回
路手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記ジッター補正部の構成によれば、ポリゴン
ミラーがジッターを起こしても、ポリゴンミラーの回転
速度に合った時間間隔でサンプルクロックを発生するこ
とができ、ポリゴンミラーの回転ムラの影響を受けるこ
となく、常に、正確な走査位置座標の高さデータを取得
できる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。本発明が適用される実装済みプリント
基板の検査装置としては図1に示すものがある。図1に
おいて、1は実装済みプリント基板6上に照射する微小
ビーム光を発生するための光源である。2は光源1から
の微小ビーム光を集光し平行光束にするためのコリメー
トレンズ系である。3は前記平行光束を偏向し、かつ、
実装済みプリント基板6からの反射光を偏向するための
ポリゴンミラーである。4はポリゴンミラー3を回転駆
動させるポリゴンモーターである。5はポリゴンミラー
3により偏向された前記平行光束を集光し、実装済みプ
リント基板6に対して略垂直に照射する投光fθレンズ
である。6は検査対象の実装済みプリント基板である。
【0008】7、8、9、10は実装済みプリント基板
6上の前記微小ビーム光照射位置からの反射光を4方向
から受光し、反射光をそれぞれ、受光fθレンズ11、
12、13、14に導くために、反射光の光路を補正す
る光路補正光学系である。受光fθレンズ11、12、
13、14は、光路補正光学系7、8、9、10を通過
してきた反射光をポリゴンミラー3に導くためのもので
ある。15、16、17、18は受光fθレンズ11、
12、13、14を通り、ポリゴンミラー3により偏向
された反射光を集光するためのPSD(半導体位置検出
素子)用レンズである。19、20、21、22はPS
D用レンズ15、16、17、18により集光された反
射光を受光するPSDであり、受光位置に応じた電気的
出力を発生する。
【0009】23は実装済みプリント基板6上の前記微
小ビーム光照射位置からの反射光のうち、投光光軸に沿
って、投光fθレンズ5、ポリゴンミラー3をとおり戻
ってきた実装済みプリント基板6に対して垂直方向の反
射光を偏向するトンネルミラーである。24はトンネル
ミラー23により偏向された反射光を集光するためのレ
ンズである。25は前記垂直方向以外からの反射光を遮
断する絞りである。26は前記垂直方向の反射光を受光
し、受光光量を電気的出力に変換するフォトダイオード
である。
【0010】27は実装済みプリント基板6を固定する
ためのテーブルである。28は回転することによりテー
ブル27を副走査方向(矢印y方向)に移動させるボー
ルネジである。29はボールネジ28を回転させるボー
ルネジモーターである。30はテーブル27を案内する
ための案内レールである。以上のように構成された実装
済みプリント基板検査装置についてその動作を説明す
る。
【0011】光源1から発生した微小ビーム光は、コリ
メートレンズ系2により平行光束となり、トンネルミラ
ー23の穴空き部分を通過後、ポリゴンミラー3により
偏向され、投光fθレンズ5により集光され微小ビーム
光照射光軸として実装済みプリント基板6上に略垂直に
照射される。この際、光源1より発生した微小ビーム光
は、ポリゴンモータ4により回転駆動されるポリゴンミ
ラー3の回転にともない、実装済みプリント基板6上を
図中の主走査方向(矢印x方向)を走査する。そして、
実装済みプリント基板6上の走査位置から拡散する反射
光は、光路補正光学系7、8、9、10によって、受光
fθレンズ11、12、13、14へと導かれる。
【0012】光路補正光学系7、8、9、10は、実装
済みプリント基板6上の照射位置から拡散する反射光の
うち、前記微小ビーム光の走査位置の変化に関わらず、
前記微小ビーム光照射光軸と反射光光軸のなす角度(以
下、倒れ角)が略一定で、かつ、反射光軸を前記微小ビ
ーム光照射光軸に対して垂直な平面に投影した時の走査
方向となす角度(以下、割付角)とが略一定の反射光、
つまり方向ベクトルが略一定の反射光を受光する。そし
て、走査位置の変化に関わらず、主走査方向(矢印x方
向)の位置に対して微小ビーム光照射光軸と略同位置で
受光fθレンズ11、12、13、14へ略垂直に入射
させ、さらに、走査位置が変化しても、反射光の受光f
θレンズの副走査方向(矢印y方向)の入射位置が変化
しないように、反射光を導く。
【0013】受光fθレンズ13は投光fθレンズ5と
同一の形状であるため、反射光は投光の微小ビーム光と
同一の経路をたどりポリゴンミラー3に導かれる。そし
て、ポリゴンミラー3により偏向され、微小ビーム光の
走査位置の変化に関わらず、プリント基板6上の前記微
小ビーム光照射位置の高さに応じた、PSD21上の位
置に反射光の像が結像される。他の光路補正光学系7、
8、10も同様であり、それぞれ、光路補正光学系7、
8、10が受光する反射光は、受光fθレンズ11、1
2、14及びPSD用レンズ15、16、18、を通
り、PSD19、20、22に導かれる。
【0014】このように実装済みプリント基板6からの
反射光は、微小ビーム光照射位置の高さに応じたPSD
上の位置に結像されるので、この時のPSD19、2
0、21、22からの電気的出力を用いて微小ビーム光
照射位置の高さを求める。これらの4方向に配置された
PSD19、20、21、22により測定されたデータ
に対して、後に述べる選択等の処理を行い、測定対象物
の表面状態に関わらず、正しい高さを計測することがで
きる。
【0015】前記微小ビーム光照射位置より、前記微小
ビーム光照射光軸方向(略垂直方向)へ反射する反射光
は、投光fθレンズ5、ポリゴンミラー3、トンネルミ
ラー23、レンズ24、絞り25を介してフォトダイオ
ード26に導かれる。この際、垂直方向への反射光は、
投光fθレンズ5、レンズ24により集光され、この集
光された反射光をフォトダイオード26が受光する。ま
た、レンズ24とフォトダイオード26の間に設けられ
ている絞り25により前記微小ビーム光照射光軸方向の
反射光以外の光は遮断される。したがって、前記微小ビ
ーム光照射位置より前記微小ビーム光照射光軸方向へ反
射する反射光の光量のみが正しく計測できる。
【0016】このように4つのPSD19、20、2
1、22で1つの計測点に対して4方向より4つの輝度
データおよび高さデータが取得できる。4つの輝度デー
タの選択処理方法としては、4つのデータの最大値を求
める方法などがある。高さデータの選択処理方法として
は、例えば、計測精度を保証できないデータを取り除
き、残りのデータの平均を取る方法や、残りのデータ数
が多い場合は、最大レベルのデータと最小レベルのデー
タを取り除き、残りのデータの平均を取る方法などがあ
る。
【0017】またフォトダイオード26は、実装済みプ
リント基板6からの垂直方向への反射光を受光するの
で、はんだ面の傾きが緩やかな時やはんだが付いていな
い時は、垂直方向の反射光が多くなるので出力は大きく
なり、逆に、はんだ面の傾きが急な時には、垂直方向の
反射光が少なくなるので出力は小さくなる。このため、
PSDの出力が小さくはんだ面の高さを正しく測定でき
ない場合は、フォトダイオード26の輝度情報を参照す
ることができる。
【0018】そして、選択処理された高さおよび輝度情
報と、予め基準となる実装済みプリント基板から得られ
て記憶されている高さおよび輝度情報を比較して、実装
済みプリント基板の実装状態の良否を検査することがで
きる。
【0019】以上の様に、光源から発した微小ビーム光
をポリゴンミラーを用いて偏向し、実装済みプリント基
板上を走査するとともに、前記基板上から反射した光を
取り出して前記ポリゴンミラーで偏向して受光部に導く
検査装置においては、ポリゴンミラーのジッターを補正
する必要があり、以下本発明の実施例として、上記実装
済みプリント基板の検査装置に適用したジッター補正部
の構成について説明する。
【0020】図2は本発明の一実施例におけるジッター
補正部の構成を示すものであり、図において、37は微
小ビーム光を発生するための光源であり、図1の光源1
とは異なるものである。38は光源37からの前記微小
ビーム光を平行光束にするためのコリメートレンズ系で
ある。39は平行光束を微小スッポト光に集光するため
の集光レンズ系である。3は集光レンズ系39を通過後
の微小ビーム光を偏向する図1に示すポリゴンミラーで
あり、微小ビーム光の集光位置は円弧状の走査線40上
に沿って走査する。4はポリゴンミラー3を回転駆動さ
せる図1のポリゴンモーターである。
【0021】41は図1における光源1が実装済みプリ
ント基板6の走査を開始する前に、光源37からの微小
ビーム光が入射するような走査線40上の位置に設置し
たスリットである。42はスリット41を通過後の微小
ビーム光を検出し、ポリゴンミラーの1面の回転時間を
計測する面間時間計測用光電変換素子であり、例えばフ
ォトダイオードがこの役割を果たす。46は図1におけ
る微小ビーム光が実装済みプリント基板6の計測開始位
置に対応するように走査線40上におかれたスリットで
ある。47はスリット46を通過後の微小ビーム光を検
出し、実装済みプリント基板の走査開始位置を検出する
走査開始位置検出用光電変換素子であり、例えばフォト
ダイオードがこの役割を果たす。43、48は光電変換
素子42、47からの電流信号を電圧信号に変換するI
/V変換回路である。44、49は43、48より得ら
れる電圧信号を基準電圧45、50と比較し、0もしく
は1のデジタル信号に変換するコンパレータである。5
1は実施例1に述べた計測部である。
【0022】以上のように構成した実装済みプリント基
板検査装置におけるポリゴンミラーのジッター補正部つ
いてその動作を説明する。光源37から発生した微小ビ
ーム光は、コリメートレンズ系38により平行光束とな
り、集光レンズ系39により走査線40上に集光される
微小スポット光となる。ポリゴンミラー3はポリゴンモ
ーター4により回転駆動され、集光レンズ系39を通過
後の微小ビーム光を回転しながら偏向し、走査線40上
を矢印x方向に走査する。
【0023】ポリゴンミラー3の回転にともない、まず
始めに、面間時間計測用光電変換素子42に微小スポッ
ト光は入射する。そして、面間時間計測用光電変換素子
42から出力された電流信号は、I/V変換回路43で
電流電圧変換され電圧信号となり、コンパレーター44
で基準電圧45と比較され、基準電圧45より小さけれ
ば0、大きければ1のデジタル信号として出力され、ポ
リゴンミラー3の各面間の時間を計測する面間時間計測
信号bとなる。
【0024】次に、微小スポット光は走査開始位置検出
用光電変換素子47に入射する。そして、走査開始位置
検出用光電変換素子47から出力された電流信号は、I
/V変換回路48で電流電圧変換され電圧信号となり、
コンパレーター49で基準電圧50と比較され、基準電
圧50より小さければ0、大きければ1のデジタル信号
として出力され、走査開始位置を示す走査開始信号cと
なる。
【0025】また、ポリゴンモーター4からは1回転ご
とに回転角の原点を示すz相信号aが出力される。
【0026】以上の装置により出力された、z相信号
a、面間時間計測信号b、走査開始信号cの関係を図3
に示す。まず、z相信号aがポリゴンミラーが1回転す
るごとに1パルス出力される。この信号を回転角の原点
とする。次に、ポリゴンミラーが回転すると各反射面ご
とに、面間時間計測信号bが1パルス出力され、その後
に走査開始信号cが出力される。本実施例ではポリゴン
ミラーの面数は6面であるから、ポリゴンミラーが1回
転すると、z相信号aが1パルス、面間時間計測信号b
が6パルス、走査開始信号が6パルス出力される。ま
た、各面は後述するサンプルクロックで分割されてお
り、サンプルクロックdの間隔は後述する基準クロック
eのサンプル間隔クロック数で決められている。
【0027】次に、これらの信号を用いて計測用のサン
プルクロックを発生する回路を図4に示す。計測用のサ
ンプルクロックとは、サンプルクロックが発生すること
により、走査座標を1つ進め、高さ計測を指示するもの
である。
【0028】まず、z相信号aによりポリゴンミラーの
反射面を表す面番号カウンター52の値を0にリセット
する。そして、面間時間計測用光電変換素子42に微小
ビーム光が入射すると、面間時間計測信号bが得られ、
この面間時間計測信号bを面番号カウンター52に入力
し、面間時間計測信号bが1パルス入力する度に面番号
カウンター52の値が1つずつ加算さする。これにより
面番号カウンター52は、現在走査に使われているポリ
ゴンミラーの面番号を出力する。
【0029】また、面間時間計測信号bは面間時間カウ
ンター53の値を0にリセットする。その後、面間時間
カウンター53は基準クロック発振器54からの基準ク
ロックeが1パルス入力するごとに、面間時間カウンタ
ー53の値を1つずつ加算する。そして、新たに面間時
間計測信号bが入力すると、前回の面間時間計測信号b
から今回の面間時間計測信号bまでの基準クロック発振
器54のパルス数が、面間時間計測カウンター53に接
続されたラッチ回路55によりホールドされる。これに
より、前回の面間時間計測信号と今回の面間時間計測信
号の間の基準クロック発振器54の基準パルス数(面間
時間パルス数)が得られる。
【0030】一方、面間時間計測信号bは、再び面間時
間計測カウンター53をリセットし、同様の動作を繰り
返す。次にラッチ回路55にホールドされた面間時間計
測カウンター53の値(面間時間パルス数)と面番号カ
ウンター52の値とは、ポリゴンミラー3のアドレスと
してデコーダー56に入力される。デコーダー56に
は、まえもって面番号と面間時間とに対応した速度パタ
ーンが書き込まれており、デコーダー56は面番号と面
間時間との和から速度パターンを出力する。例えば、面
番号1で面間時間が基準発振器1001パルス〜101
0パルスの場合は速度パターンがA、面番号1で面間時
間が基準発振器1011パルス〜1020パルスの場合
は速度パターンがBというように速度パターンを決めて
おく。こうすることによって、デコーダー56の入力デ
ータ数(面番号と面間時間との和)より出力データ数
(速度パターン)が少なくなり、次に述べるサンプル間
隔記憶ROM58のメモリサイズを小さくすることがで
きる。なお、サンプル間隔記憶ROM58のメモリに制
限がない場合、デコーダー56を省いて面間時間を直接
サンプルク間隔記憶ROM58に入力しても差し支えな
い。
【0031】面間時間計測信号bはサンプル番号カウン
ター57をリセットし、サンプルクロックが入力するご
とに、サンプル番号カウンター57の値が1つずつ加算
される。このようにして、サンプル番号カウンター57
は走査1ライン中何番目のサンプルクロック(座標)ま
で進んだかを出力する。サンプル間隔記憶ROM58に
はある座標から次の座標を計測するまでの時間が座標ご
とにあらかじめ記録されており、座標番号をサンプル間
隔記憶ROM58に入力すると、次の座標までの時間を
出力する。ここでは座標番号は、速度パターン番号と面
番号とサンプル番号との和で表され、次の座標を計測す
るまでの時間は基準クロックのクロック数(サンプル間
隔クロック数N)で表されている。つまり、速度パター
ン番号、面番号、サンプル番号をアドレスとしてサンプ
ル間隔記憶ROM58に入力すると、次のサンプルクロ
ックまでのサンプル間隔クロック数が出力される。サン
プル間隔記憶ROM58から出力されたサンプル間隔ク
ロック数は、次の減算カウンター59に入力される。
【0032】減算カウンター59では、基準クロック発
振器54から基準クロックが1パルス入力するごとにサ
ンプル間隔クロック数の値を1つずつ減算し、この値が
0になるとボロー信号としてサンプルクロックが出力さ
れ、計測を指示する。そして、このサンプルクロックは
サンプル番号カウンター57に入力される。減算カウン
ター59は減算カウンター制御回路60で動作が制御さ
れている。減算カウンター制御回路60に走査開始信号
cが入力すると、減算制御カウンター60は動作開始信
号を減算カウンター59に出力し、動作開始を指示す
る。終了サンプル番号記憶回路61には、走査1ライン
の最後のサンプル番号の値が記入されており、減算カウ
ンター制御回路60でサンプル番号カウンター57の値
と終了サンプル番号記憶回路61の値を比較し、現在の
サンプル番号と終了サンプル番号が等しくなると動作終
了信号を減算カウンター59に出力し、減算カウンター
59の動作を停止する。つまり、走査範囲外では減算カ
ウンター59の動作を止め、サンプルクロックの発生を
止めている。
【0033】以上ように、図1の実装済みプリント基板
検査装置にジッター補正部を設け、ポリゴンミラーの回
転速度に合った時間間隔でサンプルクロックを発生する
ことで、ポリゴンミラーの回転ムラの影響を受けること
なく、常に、正確な走査位置座標の高さデータを取得で
きる。
【0034】なお、走査開始位置検出用光電変換素子4
7で、走査開始位置と面間時間の両方を計測するように
し、面間時間検出用光電変換素子42を取り除いても差
し支えない。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、微小ビーム光を
ポリゴンミラーを用いて実装済みプリント基板上を走査
したり、または実装済みプリント基板に照射した反射光
をポリゴンミラーにより偏向して受光部に導びいたりす
る実装済みプリント基板の検査装置において、前記光源
とは別の光源から照射した微小ビーム光を前記ポリゴン
ミラーにより偏向して、前記微小ビーム光の走査線上に
配置した受光手段によりポリゴンミラーの回転速度を検
出し、回転速度に応じて基板表面形状のサンプルを指示
する信号を作成するジッター補正部を構成した。
【0036】このようにポリゴンミラーの回転速度に合
った時間間隔でサンプルクロックを発生することで、ポ
リゴンミラーの回転ムラの影響を受けることなく、常
に、正確な走査位置座標の高さデータを取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される実装済みプリント基板検査
装置の一構成図
【図2】本発明の実装済みプリント基板の検査装置の一
実施例におけるジッター補正部の構成図
【図3】同ジッター補正部のタイミングチャート
【図4】同ジッター補正部のブロック図
【符号の説明】
1 光源 2 コリメートレンズ系 3 ポリゴンミラー 4 ポリゴンモーター 5 投光fθレンズ 6 実装済みプリント基板 7、8、9、10 光路補正光学系 11、12、13、14 受光fθレンズ 15、16、17、18 PSD用レンズ 19、20、21、22 PSD 23 トンネルミラー 24 レンズ 25 絞り 26 フォトダイオード 41、46 スリット 42 面間時間計測用光電変換素子(フォトダイオー
ド) 43、48 I/V変換回路 44、49 コンパレーター 45、50 基準電圧 47 走査開始位置検出用光電変換素子(フォトダイオ
ード) 51 計測部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 裕司 香川県高松市寿町2丁目2番10号 松下寿 電子工業株式会社内 (72)発明者 永田 秀範 香川県高松市寿町2丁目2番10号 松下寿 電子工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のビーム光をポリゴンミラーを用い
    て偏向し、検査すべき実装済みプリント基板上を走査す
    るとともに、前記第1のビーム光の前記基板上の照射位
    置からの反射光を受光して基板の表面形状を取得する実
    装済みプリント基板の検査装置において、 前記ポリゴンミラーに第2のビーム光を照射するととも
    に、前記第2のビーム光を集光させる投光部と、 前記ポリゴンミラーにより偏向された前記投光部からの
    第2のビーム光が集光する走査線上に配置され、前記ポ
    リゴンミラーの各面ごとに電気的出力を得る光電変換手
    段と、 前記光電変換手段の出力から前記ポリゴンミラーの各面
    間の回転所用時間を検出することにより、ポリゴンミラ
    ーの回転速度を検出し、その回転速度に応じたタイミン
    グで、前記実装済みプリント基板上からの前記反射光の
    検出を指示する信号を作成する回路手段とを備えたこと
    を特徴とする実装済みプリント基板の検査装置。
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