JPH06221767A - 焼結原料の供給方法 - Google Patents

焼結原料の供給方法

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Publication number
JPH06221767A
JPH06221767A JP1191093A JP1191093A JPH06221767A JP H06221767 A JPH06221767 A JP H06221767A JP 1191093 A JP1191093 A JP 1191093A JP 1191093 A JP1191093 A JP 1191093A JP H06221767 A JPH06221767 A JP H06221767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
raw material
pallet
measured value
sintering
Prior art date
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Pending
Application number
JP1191093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Tadokoro
謙一郎 田所
Yoshiro Nishi
洋四郎 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP1191093A priority Critical patent/JPH06221767A/ja
Publication of JPH06221767A publication Critical patent/JPH06221767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼結機のパレットに供給する焼結原料の積層
高さを一定にして、焼結鉱の品質を安定させる。 【構成】 ベルトコンベアからパレット上に落とされた
直後の焼結原料の積層高さを高さ計測手段で計測し、こ
の計測値を演算手段に送り、設定してある高さ設定値と
比較して、計測値と設定値との差分の大きさに応じてベ
ルトコンベアの速度を増減速させるように、ベルトコン
ベア速度制御手段に指令を発し、また、前記高さ計測手
段から離れた位置のカットゲートの前方における焼結原
料の積層高さを高さ計測手段で計測し、この計測値を演
算手段に送り、設定してある高さ設定値と比較して、計
測値と設定値との差分の大きさに応じてパレットの速度
を増減速させるように、パレット速度制御手段に指令を
発する焼結原料の供給方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベルトコンベアから
焼結機のパレットに焼結原料を供給する際に、焼結原料
の単位時間当りの供給量がパレットの機長方向および幅
方向で常に一定となるとともに、かさ比重も一定となる
ように供給することのできる焼結原料の供給方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】焼結機で焼結鉱を製造する場合には、焼
結鉱の製造能率を低下させないため、また未焼結部が発
生しないように、焼結原料を焼結機の製造能力に応じて
常に単位時間当りある定められた量を焼結機のパレット
に供給する必要がある。また、焼結鉱の品質を安定させ
るために、供給する焼結原料のかさ比重を一定にする必
要がある。
【0003】上述した焼結機のパレットに焼結原料を単
位時間当り一定量供給し、かつかさ比重を一定とする方
法としては、特開平2−77531号公報に開示された
技術がある。この技術による方法は、図3の説明図に示
すように、ベルトコンベア21により偏析ワイヤ22を
介して焼結機のパレット23に単位時間当り一定の割合
で供給された焼結原料24の積層高さ(h)を、カット
ゲート25の手前に設けたレベル計26で計測する。
【0004】そして、この計測値を積層高さ差分演算装
置27に送り、設定器28で設定してある設定高さと比
較し、計測値が設定値よりも大きいときにはその大きさ
に応じて前記パレット23の搬送速度を増速させるよ
う、また計測値が設定値よりも小さいときにはその大き
さに応じて前記パレット23の搬送速度を増速させるよ
うパレット速度制御器29に指令を発する。このように
して常にカットゲート以前の焼結原料の積層高さを一定
に保持することにより、カットゲートで切られた後の焼
結原料の積層部のかさ比重を一定に保とうとするもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の焼結原料の供給方法においては、カットゲート
手前で焼結原料の積層高さを計測しているので、次のよ
うな問題点があった。すなわち、カットゲート手前での
焼結原料の積層高さが目標値に対してかなり大きな値に
なっているときには、図4のグラフに示すように、パレ
ット速度と積層高さの関係は、経時変化の面からΔtの
時間遅れが発生する。すなわち、パレット速度が最大に
なっても積層高さが最小とはならない。したがって、焼
結原料の積層高さをパレット速度により制御することは
困難であるという問題点がある。特に、積層高さが一定
値を超えると、パレット速度をいくら変化させても積層
高さは変化しなくなるという問題点がある。
【0006】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、パレット速度
の経時変化と焼結原料の積層高さの経時変化とが完全に
対応するため、カットゲート手前の焼結原料の積層高さ
を一定高さに制御することのできる焼結原料の供給方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【問題点を解決するための手段】この発明に係る焼結原
料の供給方法は、焼結機のパレットに焼結原料を供給す
る方法において、ベルトコンベアからパレット上に落と
された直後の焼結原料の積層高さを第一の高さ計測手段
で計測し、この計測値を第一の積層高さ差分演算手段に
送り、この計測値とあらかじめ設定してある高さ設定値
とを比較して、計測値が設定値よりも大きいときにはそ
の大きさに応じて前記ベルトコンベアの搬送速度を減速
させるように、計測値が設定値よりも小さいときにはそ
の大きさに応じて前記ベルトコンベアの搬送速度を増速
させるようにベルトコンベア速度制御手段に指令を発す
るとともに、前記第一の高さ計測手段から所定の距離離
れた位置に設けた焼結原料の積層高さを一定にするため
のカットゲートの前方における焼結原料の積層高さを第
二の高さ計測手段で計測し、この計測値を第二の積層高
さ差分演算手段に送り、この計測値とあらかじめ設定し
てある高さ設定値とを比較して、計測値が設定値よりも
大きいときにはその大きさに応じて前記パレットの搬送
速度を増速させるように、計測値が設定値よりも小さい
ときにはその大きさに応じて前記パレットの搬送速度を
減速させるようにパレット速度制御手段に指令を発する
ものである。
【0008】
【作用】この発明に係る焼結原料の供給方法において
は、ベルトコンベアからパレット上に落とされた直後の
焼結原料の積層高さを第一の高さ計測手段で計測する。
そして、この計測値を第一の積層高さ差分演算手段に送
り、この計測値とあらかじめ設定してある高さ設定値と
を比較する。計測値が設定値よりも大きいときにはその
大きさに応じて前記ベルトコンベアの搬送速度を減速さ
せるように、計測値が設定値よりも小さいときにはその
大きさに応じて前記ベルトコンベアの搬送速度を増速さ
せるようにベルトコンベア速度制御手段に指令を発す
る。
【0009】また、前記第一の高さ計測手段から所定の
距離離れた位置に設けたカットゲートの前方における焼
結原料の積層高さを第二の高さ計測手段で計測する。そ
して、この計測値を第二の積層高さ差分演算手段に送
り、この計測値とあらかじめ設定してある高さ設定値と
を比較する。計測値が設定値よりも大きいときにはその
大きさに応じて前記パレットの搬送速度を増速させるよ
うに、計測値が設定値よりも小さいときにはその大きさ
に応じて前記パレットの搬送速度を減速させるようにパ
レット速度制御手段に指令を発する。このようにして焼
結原料を焼結機のパレットに供給すると、カットゲート
前の焼結原料の積層高さは、目標値に対してあまり大き
くなることはないので、時間遅れが発生することなくパ
レット速度に対応して積層高さが変化するので、積層高
さを一定に保つことができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例の焼結原料の供給方法を、図
1の説明図により説明する。この焼結原料の供給方法に
おいては、ベルトコンベア21により偏析ワイヤ22を
介して焼結機のパレット23に単位時間当り一定の割合
で供給された焼結原料24の積層高さ(h1 )を、第一
のレベル計1で焼結原料24の表面での距離を計測する
ことにより把握する。そして、この計測値を第一の積層
高さ差分演算機2に送り、この計測値とあらかじめ設定
器3で設定してある高さ設定値とを比較して、計測値が
設定値よりも大きいときにはその大きさに応じて前記ベ
ルトコンベア21の搬送速度を減速させるように、計測
値が設定値よりも小さいときにはその大きさに応じて前
記ベルトコンベア21の搬送速度を増速させるようにベ
ルトコンベア速度制御器4に指令を発する。
【0011】また、前記第一のレベル計1から所定の距
離離れた位置に設けた焼結原料24の積層高さを一定に
するためのカットゲート25の前方における焼結原料2
4の積層高さ(h2 )を第二のレベル計5で第一のレベ
ル計1と同じ方法で計測する。そして、この計測値を第
二の積層高さ差分演算機6に送り、この計測値とあらか
じめ設定器7で設定してある高さ設定値とを比較して、
計測値が設定値よりも大きいときにはその大きさに応じ
て前記パレット23の搬送速度を増速させるように、計
測値が設定値よりも小さいときにはその大きさに応じて
前記パレット23の搬送速度を減速させるようにパレッ
ト速度制御器8に指令を発する。
【0012】このようにすると、カットゲート25の前
方における焼結原料24の積層高さ(h2 )が目標とす
る積層高さから大幅に外れることはないので、図2のグ
ラフに示すように、パレット速度の経時変化と焼結原料
24の積層高さの経時変化とが一対一で対応するように
なるので、焼結原料24の積層高さを一定に保つことが
でき、製造する焼結鉱の品質を安定させることができ
る。
【0013】
【発明の効果】この発明により焼結鉱の品質が安定し、
焼結鉱生産能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の焼結原料の供給方法の説明図
である。
【図2】本発明を実施した場合のパレット速度と焼結原
料の積層高さの経時変化を示すグラフである。
【図3】従来の焼結原料の供給方法の説明図である。
【図4】従来の焼結原料の供給方法を実施した場合のパ
レット速度と焼結原料の積層高さの経時変化を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1 第一のレベル計 2 第一の積層高さ差分演算機 3 設定器 4 ベルトコンベア速度制御器 5 第二のレベル計 6 第二の積層高さ差分演算機 7 設定器 8 パレット速度制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結機のパレットに焼結原料を供給する
    方法において、ベルトコンベアからパレット上に落とさ
    れた直後の焼結原料の積層高さを第一の高さ計測手段で
    計測し、この計測値を第一の積層高さ差分演算手段に送
    り、この計測値とあらかじめ設定してある高さ設定値と
    を比較して、計測値が設定値よりも大きいときにはその
    大きさに応じて前記ベルトコンベアの搬送速度を減速さ
    せるように、計測値が設定値よりも小さいときにはその
    大きさに応じて前記ベルトコンベアの搬送速度を増速さ
    せるようにベルトコンベア速度制御手段に指令を発する
    とともに、前記第一の高さ計測手段から所定の距離離れ
    た位置に設けた焼結原料の積層高さを一定にするための
    カットゲートの前方における焼結原料の積層高さを第二
    の高さ計測手段で計測し、この計測値を第二の積層高さ
    差分演算手段に送り、この計測値とあらかじめ設定して
    ある高さ設定値とを比較して、計測値が設定値よりも大
    きいときにはその大きさに応じて前記パレットの搬送速
    度を増速させるように、計測値が設定値よりも小さいと
    きにはその大きさに応じて前記パレットの搬送速度を減
    速させるようにパレット速度制御手段に指令を発するこ
    とを特徴とする焼結原料の供給方法。
JP1191093A 1993-01-27 1993-01-27 焼結原料の供給方法 Pending JPH06221767A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT6219U3 (de) * 2002-07-23 2004-07-26 Plasser Bahnbaumasch Franz Verfahren zur beladung eines verladezuges
KR100530081B1 (ko) * 2002-12-12 2005-11-22 주식회사 포스코 고로용 소결광 장입 제어방법
CN108267017A (zh) * 2016-12-30 2018-07-10 中冶长天国际工程有限责任公司 用于热烧结矿冷却系统的料位控制方法及控制系统
CN112539655A (zh) * 2020-12-01 2021-03-23 马鞍山钢铁股份有限公司 一种基于图像设别的烧结布料装置及其布料方法
CN113587671A (zh) * 2021-09-07 2021-11-02 中冶长天(长沙)智能科技有限公司 一种烧结机料层厚度的控制系统

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