JPH0622133A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH0622133A JPH0622133A JP4173988A JP17398892A JPH0622133A JP H0622133 A JPH0622133 A JP H0622133A JP 4173988 A JP4173988 A JP 4173988A JP 17398892 A JP17398892 A JP 17398892A JP H0622133 A JPH0622133 A JP H0622133A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複写機、ファクシミリ、イメ−ジスキャナ等
の画像読取装置において、白基準板のゴミなどのために
白基準板読取出力が局所的にレベル変化した値となり、
読取画像に副走査方向のスジとなって現われる欠点を解
決するために、大容量のメモリが不要で、デ−タ処理量
が少ない、安価なゴミ補正回路を提供することを目的と
する。 【構成】 カラ−イメ−ジセンサ1の白基準板読取出力
は、ゴミ検出回路4に入力され、ゴミによって局所的に
レベル変化しているデ−タが検出される。ゴミによって
局所的にレベル変化していると判定されたデ−タは、ゴ
ミ補正回路5によって、ゴミによってレベル変化してい
ない他色のデ−タに置き換えられる。 【効果】 大容量のメモリが不要で、デ−タ処理量が少
ない、安価なゴミ補正回路が可能となる。
の画像読取装置において、白基準板のゴミなどのために
白基準板読取出力が局所的にレベル変化した値となり、
読取画像に副走査方向のスジとなって現われる欠点を解
決するために、大容量のメモリが不要で、デ−タ処理量
が少ない、安価なゴミ補正回路を提供することを目的と
する。 【構成】 カラ−イメ−ジセンサ1の白基準板読取出力
は、ゴミ検出回路4に入力され、ゴミによって局所的に
レベル変化しているデ−タが検出される。ゴミによって
局所的にレベル変化していると判定されたデ−タは、ゴ
ミ補正回路5によって、ゴミによってレベル変化してい
ない他色のデ−タに置き換えられる。 【効果】 大容量のメモリが不要で、デ−タ処理量が少
ない、安価なゴミ補正回路が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、イメ−ジスキャナ等の画像読取装置における白基準
板読取に関するものである。
リ、イメ−ジスキャナ等の画像読取装置における白基準
板読取に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例の説明のための構成図で
ある。図5において、20はカラ−イメ−ジセンサ、2
1は白基準板、22は白基準板上のゴミ、23は原稿で
ある。カラ−イメ−ジスキャナにおいては、図5の様
に、カラ−イメ−ジセンサ20を用いて、まず白基準板
21を各色主走査1ライン分読みとっておいてから、次
にカラ−イメ−ジセンサ20を副走査方向に移動しなが
ら原稿23を読み、その各色の読取出力をあらかじめ読
み取っておいた各色の主走査1ライン分の白基準板読取
出力で正規化している。
ある。図5において、20はカラ−イメ−ジセンサ、2
1は白基準板、22は白基準板上のゴミ、23は原稿で
ある。カラ−イメ−ジスキャナにおいては、図5の様
に、カラ−イメ−ジセンサ20を用いて、まず白基準板
21を各色主走査1ライン分読みとっておいてから、次
にカラ−イメ−ジセンサ20を副走査方向に移動しなが
ら原稿23を読み、その各色の読取出力をあらかじめ読
み取っておいた各色の主走査1ライン分の白基準板読取
出力で正規化している。
【0003】ところが、図5に示したような白基準板2
1のゴミ22などのために白基準板読取出力が図6の
A、Bの様に局所的に変化したレベルとなり、読取画像
に副走査方向のスジとなって現われることが度々あっ
た。
1のゴミ22などのために白基準板読取出力が図6の
A、Bの様に局所的に変化したレベルとなり、読取画像
に副走査方向のスジとなって現われることが度々あっ
た。
【0004】従来、この様な欠点を解消するために、以
下のようなゴミ補正方法が有力とされてきた。図4に従
来例のブロック図を示す。図4において、1はカラ−イ
メ−ジセンサ、3はA/Dコンバ−タ、6はメモリ、7
は平均化回路である。
下のようなゴミ補正方法が有力とされてきた。図4に従
来例のブロック図を示す。図4において、1はカラ−イ
メ−ジセンサ、3はA/Dコンバ−タ、6はメモリ、7
は平均化回路である。
【0005】以上のように構成された画像読取装置につ
いて、以下そのゴミ補正動作について説明する。図5に
おいて、カラ−イメ−ジセンサ20は、矢印の方向(副
走査方向)に移動しながら、白基準板21を各色複数ラ
イン分読みとる。図4において、読みとられた各色複数
ライン分のカラ−イメ−ジセンサ出力はA/Dコンバ−
タ3によりA/D変換されすべてメモリ6に記憶され
る。白基準板読取が終了すると、メモリ6の内容がすべ
て副走査方向に平均化され、各色主走査1ライン分の白
基準信号として出力される。このように異なる場所を読
みとった複数ライン分のデ−タを平均化することによっ
て、図6のA、Bのようなゴミ、汚れの影響を図7の
A、Bの様に軽減できる。(特開昭61−39777号
公報、特開平1−177278号公報、特開平1−27
4561号公報、特開平2−46067号公報参照)
いて、以下そのゴミ補正動作について説明する。図5に
おいて、カラ−イメ−ジセンサ20は、矢印の方向(副
走査方向)に移動しながら、白基準板21を各色複数ラ
イン分読みとる。図4において、読みとられた各色複数
ライン分のカラ−イメ−ジセンサ出力はA/Dコンバ−
タ3によりA/D変換されすべてメモリ6に記憶され
る。白基準板読取が終了すると、メモリ6の内容がすべ
て副走査方向に平均化され、各色主走査1ライン分の白
基準信号として出力される。このように異なる場所を読
みとった複数ライン分のデ−タを平均化することによっ
て、図6のA、Bのようなゴミ、汚れの影響を図7の
A、Bの様に軽減できる。(特開昭61−39777号
公報、特開平1−177278号公報、特開平1−27
4561号公報、特開平2−46067号公報参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、RGBデ−タが各8ビット、カラ−イメ
−ジセンサ画素数が5000(A3、400DPI相
当)、平均化ライン数が8回とすると、メモリ容量は、
5000(カラ−イメ−ジセンサ画素数)x8(平均化
ライン数)x3(色)x8(ビット)=120kbyt
eにもなり、大幅なコストアップとなってしまう。
来の構成では、RGBデ−タが各8ビット、カラ−イメ
−ジセンサ画素数が5000(A3、400DPI相
当)、平均化ライン数が8回とすると、メモリ容量は、
5000(カラ−イメ−ジセンサ画素数)x8(平均化
ライン数)x3(色)x8(ビット)=120kbyt
eにもなり、大幅なコストアップとなってしまう。
【0007】本発明は上記従来例の問題点を解決するも
ので、従来例のように大容量のメモリを用い、多量のデ
−タを処理することなしに、ゴミ補正を実現しようとす
るものである。
ので、従来例のように大容量のメモリを用い、多量のデ
−タを処理することなしに、ゴミ補正を実現しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像読取装置は、白基準板を複数色に色分解
する手段と、前記色分解手段の複数色の出力が所定の条
件を満足するかを判断する手段と、前記判断手段によ
り、前記色分解手段の複数色の出力のうち少なくとも一
色の出力が所定の条件を満足していないと判断された場
合に、所定の条件を満足していないと判断された色分解
手段の出力値を、色分解手段の所定の条件を満足する他
色の出力値に置き換える手段を備えた構成を有してい
る。
に本発明の画像読取装置は、白基準板を複数色に色分解
する手段と、前記色分解手段の複数色の出力が所定の条
件を満足するかを判断する手段と、前記判断手段によ
り、前記色分解手段の複数色の出力のうち少なくとも一
色の出力が所定の条件を満足していないと判断された場
合に、所定の条件を満足していないと判断された色分解
手段の出力値を、色分解手段の所定の条件を満足する他
色の出力値に置き換える手段を備えた構成を有してい
る。
【0009】
【作用】この構成によって、白基準板読取を1ライン分
のみとし、ゴミ、汚れによって白基準板読取デ−タが局
所的にレベル変化したことを検出する手段を設けて、ゴ
ミ、汚れによって局所的にレベル変化したデ−タのみ補
正するようにしたために、従来例のような大容量のメモ
リが不要となり、デ−タ処理量が大幅に少なくなり、大
幅なコストダウンが実現できる。
のみとし、ゴミ、汚れによって白基準板読取デ−タが局
所的にレベル変化したことを検出する手段を設けて、ゴ
ミ、汚れによって局所的にレベル変化したデ−タのみ補
正するようにしたために、従来例のような大容量のメモ
リが不要となり、デ−タ処理量が大幅に少なくなり、大
幅なコストダウンが実現できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0011】図1(a)において、1はカラ−イメ−ジ
センサ、2はアンプ、3はA/Dコンバ−タ、4はゴミ
検出回路、5はゴミ補正回路である。
センサ、2はアンプ、3はA/Dコンバ−タ、4はゴミ
検出回路、5はゴミ補正回路である。
【0012】以上のように構成された画像読取装置につ
いて、その動作を説明する。カラ−イメ−ジセンサ1
は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に色分解を行
なう。まず、カラ−イメ−ジセンサ1が白基準板を読み
とったときの出力信号をR1、G1、B1とする。R
1、G1、B1はR、G、B各出力のレベルを同じにそ
ろえるためのアンプ2に入力され、A/Dコンバ−タの
出力R3、G3、B3はゴミ検出回路4に入力され、ゴ
ミによってレベルが局所的に変化しているか否かを表わ
す信号Sr、Sg、Sbが出力される。一方、ゴミ補正
回路5は、Sr、Sg、Sbに従って、入力R3、G
3、B3のうちゴミによって局所的にレベル変化したデ
−タを修正してR4、G4、B4として出力する。
いて、その動作を説明する。カラ−イメ−ジセンサ1
は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に色分解を行
なう。まず、カラ−イメ−ジセンサ1が白基準板を読み
とったときの出力信号をR1、G1、B1とする。R
1、G1、B1はR、G、B各出力のレベルを同じにそ
ろえるためのアンプ2に入力され、A/Dコンバ−タの
出力R3、G3、B3はゴミ検出回路4に入力され、ゴ
ミによってレベルが局所的に変化しているか否かを表わ
す信号Sr、Sg、Sbが出力される。一方、ゴミ補正
回路5は、Sr、Sg、Sbに従って、入力R3、G
3、B3のうちゴミによって局所的にレベル変化したデ
−タを修正してR4、G4、B4として出力する。
【0013】ここで、ゴミ検出回路4の具体例について
図2を用いて説明する。図2において、ゴミによってレ
ベルが局所的に変化しているか否かを判定したい画素出
力以前の複数画素の出力平均値をAとし、適当な設定値
X,Yを設定して、A+X>画素出力>A−Yを満足し
ない画素をゴミによってレベル変化していると判定す
る。
図2を用いて説明する。図2において、ゴミによってレ
ベルが局所的に変化しているか否かを判定したい画素出
力以前の複数画素の出力平均値をAとし、適当な設定値
X,Yを設定して、A+X>画素出力>A−Yを満足し
ない画素をゴミによってレベル変化していると判定す
る。
【0014】次に、ゴミ補正回路5の機能について詳し
く説明する。ゴミによって局所的にレベル変化している
とゴミ検出回路4によって判定されたデ−タは、ゴミ補
正回路5によって、ゴミによってレベル変化していない
他色の正常なデ−タに置き換えられる。たとえば図3
(a)(b)(c)の様なデ−タの場合は以下のように
なる。ここで、縦軸は各デ−タのレベル、横軸は主走査
方向座標である。主走査方向位置P1に相当するデ−タ
のうち、RP1(図3(a))、GP1(図3(b))
はゴミによって局所的にレベル変化しており、BP1
(図3(c))はゴミによってレベル変化していないと
ゴミ検出回路4によって判定されたと仮定すると、ゴミ
補正回路5のR4、G4出力はRP1、GP1の替わり
にBP1となる。また、主走査方向位置P2に相当する
デ−タのうち、RP2(図3(a))はゴミによって局
所的にレベル変化しており、GP2(図3(b))はゴ
ミによってレベル変化していないとゴミ検出回路4によ
って判定されたと仮定すると、ゴミ補正回路5のR4出
力はRP2の替わりにGP2となる。従って、ゴミによ
って局所的にレベル変化していると判定された白基準板
のR3出力(図3(a))の主走査方向位置P1、P2
のデ−タは、図3(d)のように、各々図3(c)のA
部と図3(b)のB部のデ−タで置換され、ゴミによっ
て局所的にレベル変化していると判定されたG3出力
(図3(b))の主走査方向位置P1のデ−タは、図3
(e)のように、図3(c)のA部のデ−タで置換さ
れ、ゴミによって局所的にレベル変化していないと判定
されたB3出力(図3(c))は、そのままB4出力
(図3(f))となる。
く説明する。ゴミによって局所的にレベル変化している
とゴミ検出回路4によって判定されたデ−タは、ゴミ補
正回路5によって、ゴミによってレベル変化していない
他色の正常なデ−タに置き換えられる。たとえば図3
(a)(b)(c)の様なデ−タの場合は以下のように
なる。ここで、縦軸は各デ−タのレベル、横軸は主走査
方向座標である。主走査方向位置P1に相当するデ−タ
のうち、RP1(図3(a))、GP1(図3(b))
はゴミによって局所的にレベル変化しており、BP1
(図3(c))はゴミによってレベル変化していないと
ゴミ検出回路4によって判定されたと仮定すると、ゴミ
補正回路5のR4、G4出力はRP1、GP1の替わり
にBP1となる。また、主走査方向位置P2に相当する
デ−タのうち、RP2(図3(a))はゴミによって局
所的にレベル変化しており、GP2(図3(b))はゴ
ミによってレベル変化していないとゴミ検出回路4によ
って判定されたと仮定すると、ゴミ補正回路5のR4出
力はRP2の替わりにGP2となる。従って、ゴミによ
って局所的にレベル変化していると判定された白基準板
のR3出力(図3(a))の主走査方向位置P1、P2
のデ−タは、図3(d)のように、各々図3(c)のA
部と図3(b)のB部のデ−タで置換され、ゴミによっ
て局所的にレベル変化していると判定されたG3出力
(図3(b))の主走査方向位置P1のデ−タは、図3
(e)のように、図3(c)のA部のデ−タで置換さ
れ、ゴミによって局所的にレベル変化していないと判定
されたB3出力(図3(c))は、そのままB4出力
(図3(f))となる。
【0015】ここで、図1(a)におけるゴミ補正回路
5の具体例について、図1(b)を参照しながら説明す
る。図1(b)において、Sr、Sg、Sbは各々R
3、G3、B3出力がゴミによって局所的にレベル変化
しているときにのみ論理Lowとなるデジタル信号であ
り、8、9、10はインバ−タ、11、12、13はA
ND回路、14、15、16、17、18、19はセレ
クタであり、矢印を付加したコントロ−ル信号が論理H
ighの時のみH側(図面上側)に切り替わるようにな
っている。ここで例えば、R3、G3がゴミによってレ
ベル変化しており、B3がゴミによってレベル変化して
いないとすると、前述したようにゴミ検出回路4の出力
はSr=Sg=L、Sb=Hとなる。従って、セレクタ
15はコントロ−ル信号がLとなるのでL側に、セレク
タ17はコントロ−ル信号がLとなるのでL側に、セレ
クタ19はコントロ−ル信号がHとなるのでH側に切り
替わる。また、AND回路11の出力(セレクタ14の
コントロ−ル信号)は、インバ−タ8の出力がH、Sg
がLであるので、Lとなり、セレクタ14はL側に切り
替わる。AND回路12の出力(セレクタ16のコント
ロ−ル信号)は、インバ−タ9の出力がH、SbがHで
あるので、Hとなり、セレクタ16はH側に切り替わ
る。AND回路13の出力(セレクタ18のコントロ−
ル信号)は、インバ−タ10の出力がL、SrがLであ
るので、Lとなり、セレクタ18はL側に切り替わる。
故に、セレクタ14がLにセレクタ15がLに切り替わ
るので、R4にはB3が、セレクタ16がHにセレクタ
17がLに切り替わるので、G4にはB3が、セレクタ
18がLにセレクタ19がHに切り替わるので、B4に
はB3が出力される。即ち、ゴミによってレベル変化し
たR3、G3が、ゴミによってレベル変化していないB
3に置換されたことになる。R3、G3、B3の、ゴミ
によってレベル変化しているか否かの組合せがその他の
場合も同様である。ここで、以上の動作をまとめると
(表1)のようになる。
5の具体例について、図1(b)を参照しながら説明す
る。図1(b)において、Sr、Sg、Sbは各々R
3、G3、B3出力がゴミによって局所的にレベル変化
しているときにのみ論理Lowとなるデジタル信号であ
り、8、9、10はインバ−タ、11、12、13はA
ND回路、14、15、16、17、18、19はセレ
クタであり、矢印を付加したコントロ−ル信号が論理H
ighの時のみH側(図面上側)に切り替わるようにな
っている。ここで例えば、R3、G3がゴミによってレ
ベル変化しており、B3がゴミによってレベル変化して
いないとすると、前述したようにゴミ検出回路4の出力
はSr=Sg=L、Sb=Hとなる。従って、セレクタ
15はコントロ−ル信号がLとなるのでL側に、セレク
タ17はコントロ−ル信号がLとなるのでL側に、セレ
クタ19はコントロ−ル信号がHとなるのでH側に切り
替わる。また、AND回路11の出力(セレクタ14の
コントロ−ル信号)は、インバ−タ8の出力がH、Sg
がLであるので、Lとなり、セレクタ14はL側に切り
替わる。AND回路12の出力(セレクタ16のコント
ロ−ル信号)は、インバ−タ9の出力がH、SbがHで
あるので、Hとなり、セレクタ16はH側に切り替わ
る。AND回路13の出力(セレクタ18のコントロ−
ル信号)は、インバ−タ10の出力がL、SrがLであ
るので、Lとなり、セレクタ18はL側に切り替わる。
故に、セレクタ14がLにセレクタ15がLに切り替わ
るので、R4にはB3が、セレクタ16がHにセレクタ
17がLに切り替わるので、G4にはB3が、セレクタ
18がLにセレクタ19がHに切り替わるので、B4に
はB3が出力される。即ち、ゴミによってレベル変化し
たR3、G3が、ゴミによってレベル変化していないB
3に置換されたことになる。R3、G3、B3の、ゴミ
によってレベル変化しているか否かの組合せがその他の
場合も同様である。ここで、以上の動作をまとめると
(表1)のようになる。
【0016】
【表1】
【0017】(表1)において、*印がゴミによってレ
ベル変化していないデ−タに置換された個所である。ゴ
ミによってレベル変化したデ−タがすべて、ゴミによっ
てレベル変化していないデ−タに置換されていることが
わかる。
ベル変化していないデ−タに置換された個所である。ゴ
ミによってレベル変化したデ−タがすべて、ゴミによっ
てレベル変化していないデ−タに置換されていることが
わかる。
【0018】従って、本発明においては、従来例のよう
に複数ライン分の多量の白基準板読取出力デ−タを平均
値演算するという複雑な操作を行なう必要はなく、1ラ
イン分の少量の白基準板読取出力デ−タのうち、ゴミ、
汚れによって局所的にレベル変化したデ−タのみを置換
するという簡単な操作でゴミ補正が実現できる。
に複数ライン分の多量の白基準板読取出力デ−タを平均
値演算するという複雑な操作を行なう必要はなく、1ラ
イン分の少量の白基準板読取出力デ−タのうち、ゴミ、
汚れによって局所的にレベル変化したデ−タのみを置換
するという簡単な操作でゴミ補正が実現できる。
【0019】なお、代表的なカラ−イメ−ジセンサのラ
イン間隔は約200μmであるので、副走査方向の長さ
が400μmのゴミがあった場合、RGB3出力すべて
がゴミによってレベル変化する可能性があるが、そのよ
うなゴミのついた白基準板は製造時の目視チェックによ
って除外できるので、問題はない。また、カラ−イメ−
ジセンサの色分解は本実施例ではR、G、Bとしたが、
R、G、Bにこだわることはない。
イン間隔は約200μmであるので、副走査方向の長さ
が400μmのゴミがあった場合、RGB3出力すべて
がゴミによってレベル変化する可能性があるが、そのよ
うなゴミのついた白基準板は製造時の目視チェックによ
って除外できるので、問題はない。また、カラ−イメ−
ジセンサの色分解は本実施例ではR、G、Bとしたが、
R、G、Bにこだわることはない。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、ゴミ、汚れによ
って局所的にレベル変化した白基準板読取出力デ−タの
検出部を設けて、ゴミ、汚れによって局所的にレベル変
化したデ−タのみを補正するようにしたことにより、従
来例のような大容量のメモリが不要で、非常に安価なゴ
ミ補正機能を搭載した画像読取装置が実現できるもので
ある。
って局所的にレベル変化した白基準板読取出力デ−タの
検出部を設けて、ゴミ、汚れによって局所的にレベル変
化したデ−タのみを補正するようにしたことにより、従
来例のような大容量のメモリが不要で、非常に安価なゴ
ミ補正機能を搭載した画像読取装置が実現できるもので
ある。
【図1】(a)は本発明の実施例における画像読取装置
の構成図 (b)は図1(a)におけるゴミ補正回路5の構成図
の構成図 (b)は図1(a)におけるゴミ補正回路5の構成図
【図2】本発明の実施例における画像読取装置の動作説
明のための構成図
明のための構成図
【図3】本発明の実施例における画像読取装置の動作説
明のための構成図
明のための構成図
【図4】従来の画像読取装置の構成図
【図5】従来の画像読取装置の動作説明のための構成図
【図6】従来の画像読取装置の動作説明のための構成図
【図7】従来の画像読取装置の動作説明のための構成図
1 カラ−イメ−ジセンサ 2 アンプ 3 A/Dコンバ−タ 4 ゴミ検出回路 5 ゴミ補正回路 6 メモリ 7 平均化回路 8、9、10 インバ−タ 11、12、13 AND回路 14、15、16、17、18、19 セレクタ 20 カラ−イメ−ジセンサ 21 白基準板 22 ゴミ 23 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衛藤 勇三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】白基準板を複数色に色分解する手段と、前
記色分解手段の複数色の出力が所定の条件を満足するか
を判断する手段と、前記判断手段により、前記色分解手
段の複数色の出力のうち少なくとも一色の出力が所定の
条件を満足していないと判断された場合に、所定の条件
を満足していないと判断された色分解手段の出力値を、
色分解手段の所定の条件を満足する他色の出力値に置き
換える手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】色分解手段の複数色の出力が所定の条件を
満足するかを判断する手段とは、色分解手段の複数色の
出力が白基準板のゴミ、汚れなどで局所的にレベル変化
しているか否かを判断する手段である請求項1記載の画
像読取装置。 - 【請求項3】色分解手段の複数色の出力が所定の条件を
満足するかを判断する手段とは、色分解手段の複数色の
出力をあらかじめ決められた少なくとも1つの設定値と
比較する手段である請求項1記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173988A JPH0622133A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173988A JPH0622133A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622133A true JPH0622133A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=15970699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4173988A Pending JPH0622133A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622133A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6792161B1 (en) | 1998-07-31 | 2004-09-14 | Minolta Co., Ltd. | Image input device with dust detector |
JP2006311289A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Brother Ind Ltd | 画像読取装置 |
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1992
- 1992-07-01 JP JP4173988A patent/JPH0622133A/ja active Pending
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