JPH0622127A - 線形混合空間を用いたオリジナルの色の再現方法 - Google Patents
線形混合空間を用いたオリジナルの色の再現方法Info
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Abstract
現に必要な着色剤の量を決定する。 【構成】 色空間において基準白色W、黒色Bを含む無
彩色領域(楕円)42と、2つの1次着色剤1次色1、
1次色2及び点Wを頂点とする三角形とを定義する。点
Wとオリジナルの色座標(xo 、yo )とを通る直線5
8と三角形との交点を純色相(xp 、yp )として求め
る。三角形のP1、P2の部分の長さよりオリジナルと
同じ色相を再現する1次色1、1次色2を決定する。直
線58と領域42との交点(xe 、ye )を求め、(x
e 、ye )と(xp 、yp )との間の距離に応じて彩度
を調整し、最終的な着色剤の量を決定する。
Description
の再現に係り、特にオリジナルの色を表現する減色印刷
システムにおいて色を正確に生成するための色再現方法
に関する。
カラーCRTディスプレイとカラーテレビジョンモニタ
ーは、「加法的」着色(加色)システムを用いる自己視
感且つ発光型色表現装置である。加色システムは、シス
テムの一次着色剤(もしくは三原色色材又は三原色)と
呼ばれている赤、緑、及び青(RGB)の蛍光信号から
構成されており、これらが結合されてカラー画像の各々
の色を形成する。このような加色表現システムは、その
加法的システムによって生成可能な色がシステムの個々
の一次色材の強度の合計であるために線形システムであ
ると考えられる。
機、カラー静電プロッター、及び同様の印刷装置は、非
自己視感式、光吸収型且つ反射式色表現装置であって、
白色媒体(又はバックライト式の場合には透明の媒体)
へ一次着色剤(即ち、染料、インク、トナー、又は色
素)を適用することによって減色法に従って色を生成す
る。光は色が現れる表面から反射されて、使用された光
吸収着色剤の組合せは適切な色を表わすために波長帯を
キャンセルすることによって照射源からの色を「減少」
させる。減色システムを用いた装置上に表示される色
は、一定量のシアン、マゼンタ、及びイエロー(CM
Y)の一次着色剤(もしくは三原色色材又は三原色)か
ら構成される。何れの着色剤も適用されないと白色が生
成され、この装置の白色は一次着色剤が上に適用される
白色基体(用紙)である。すべての着色剤が適用される
と、黒色が生成される。減法的色再現システムは非線形
である。
のすべては、その装置の「色域(ガマット)」と呼ばれ
る。加法的及び減法的色再現装置の色域は、これらの装
置が異なる物理的方法に従って色を生成するため、相互
には対応しない。特定の状況に関して正確又は適度に色
の外観を再現することは、入力システムの装置の色域に
おいて指定されたような色の外観を最も正確に再現する
出力システムの装置の色域においてその色を選択するこ
とを必要とする。
正確且つ適度な色再現は、入力及び出力双方の一次着色
剤の表示とは別の表色形式において入力画像色が適切な
出力色域の色に整合される装置独立の色表示によって補
助される。このような測色的且つ装置独立の色表示の一
つは、「Commission Internationale de l'Eclairage
(CIE)(国際照明委員会)」の制定による国際的に
統一規格化された色表示システムに合致する。CIE標
準は、標準観測者によって視覚されるように標準照射源
のもとでそれらの外観に従って色を表示するために、
X、Y及びZで示される数学的三刺激値を指定する。
域へ色を写像するために使用される色修正方法は一般に
は、ルックアップテーブル、マトリックス、又は入力画
像色をその測色的色表示に、さらに減法的色再現装置の
色域において減法的一次着色剤の分量で表わされた適切
に整合する出力色に写像するための数学的変換を使用す
る。これらの方法は一般に、出力色域を表現するための
減法的色再現装置によって生成された多数の測色的に測
定されたカラーパッチ(色の破片)の測定を必要とす
る。例えば、ハング(Hung)他による「印刷画像の色を
修正するための方法と装置(Method and Apparatus for
Correcting the Color of a Printed Image)」と題し
たアメリカ特許第4、959、711号と、エリコ(E'
Errico)による「平滑化によって増補された最小自乗ル
ックアップテーブルを有する色画像再現装置(Color Im
age Reproduction Apparatus Having a Least Squares
Look-Up Table Augmented by Smoothing)」と題したア
メリカ特許第4、941、039号が参照される。各一
次着色剤の色によってマトリックスまたはテーブルを必
要とするこれらの技術は、一次着色剤が変化した時には
常に再計算される必要がある。
レイションに譲渡されたアメリカ特許第4、751、5
35号では、多数のカラーパッチの測色的測定を必要と
せず、適切な等色を生成するためにCIE色空間などの
装置独立型線形混合空間を利用する色合わせ(等色)の
ための技術が提供される。アメリカ特許第4、751、
535号の色合わせ式印刷方法の完全な表示は、参照に
よって組み込まれているその明細書中に見出すことがで
きる。等色を生成するために使用されるべき一次着色剤
の分量を決定するためにここに開示されている方法は、
一次及び二次の着色剤、黒色ならびに基体(用紙)の白
色の線形混合座標を測色的に測定して、「1931年色
度図」として周知のCIE色空間における各々の色の
x、y色度座標(又は色度図)と、その色の発光又は反
射値Yを得るための工程から始まる。次に、通常では加
法的RGB座標において表されるオリジナルの色の座標
系は、既知の変換技法を用いて線形混合座標に変換され
る。
装置の色域において減法的一次及び二次の着色剤のそれ
ぞれの量に整合される。色域は、1931年色度図上に
プロットされた、出力装置の6つの一次及び二次の測定
された着色剤の2次元的x、y色度座標によって定義さ
れ、その六角形内の中心点によって6個の混合三角形に
分割される。混合三角形内の一つにあるオリジナルの色
は、頂点で一次及び二次の着色剤の分量と、大量のニュ
ートラル(中性)、即ち無彩色(白か黒の何れか一方)
の着色剤により色合わせされる。色合わせに使われる混
合三角形は、アメリカ特許第4、751、535号の中
の第12欄目に詳細に記載されているベクトルクロス乗
積技法と計算を用いて中心点の座標とオリジナルの色の
座標に基づいて選択される。「純色相」の座標は、三角
形の一辺を交差させるために被選択混合三角形の中心点
からオリジナルの色を通って線を突出させることによっ
て見出される。交点が定義する純色相は、ニュートラル
着色剤によって希釈されず、オリジナルの色の色相を等
色する。純色相の計算によって、装置の色域におけるオ
リジナルの色の色相、彩度、及び反射率に近似化する2
つの一次及びニュートラルの着色剤の量の算出が可能に
なる。
に、等色を行なうために純色相の彩度と反射率を調整す
るのに使用される。オリジナルの色が減法的色再現装置
の色域の内側にある場合、オリジナルの色はこの第2の
混合三角形の内側か、又はオリジナルの色がその装置の
色域の外側にある場合、第2の混合三角形の外側の何れ
かにあることになる。この第2の混合平面の範囲内にお
いて、純色相はその純色相の反射率に等しい一定の反射
ラインからオリジナルの色の反射に等しい一定の反射ラ
インまでの3次元すべてにおいて調節される。オリジナ
ルの色がその三角形の外側にある場合、等色はその線上
で得られる最も彩度が飽和した色であるが、オリジナル
の色が三角形内にある場合、この技術は更に等色の彩度
をオリジナルの色のそれに調整する。最終的に、オリジ
ナルの色を整合するのに必要とされる着色剤の量は一次
着色剤の量及び先に計算された反射と彩度の調節によっ
て決定される。
示された色合わせ技法は、オリジナルの色の定義付けか
ら直接的に着色剤の量を正確に決定する計算技術の開示
に基づいているため、非常に効果的である。しかしなが
ら、彩度の低い又はほとんど無彩色の色を整合する時に
は、この技術は不適切な等色を生成するものと判明され
ている。これらの色の場合には、色相における予測不可
能且つ望ましくないシフト(転移)が生じることもあ
り、それがさらに無彩色の均衡且つ平滑に変化するグレ
ースケールを生成するための方法の能力に影響を与える
こともある。1つのCMY三原色から他へと均一に変化
する色付き四角形を含むカラーパッチの標準検査パター
ンの印刷は、必要以上の黒色によって不彩度状態の色を
予測不能に生成する方法への傾向を示す。
示された色合わせ技術は、ある製造業者によって制御さ
れた環境条件のもとで特定の基体上に特定の装置によっ
て生成された測色的測定によるCMY、RGB、黒色及
び白色の線形混合座標を、コード化且つ変更不可能な形
式において提供することによって実行されるのが好まし
い。基体又は着色剤が製造業者の基準から外れた装置で
使用された場合、この方式で実行された方法は不正確な
等色を生成するものであった。このように実行する場
合、実際に使用されている基体(用紙)、着色剤、又は
環境条件の種類に合うようにユーザがその装置の色再現
性を作り変える能力はない。
メリカ特許第4、751、535号に示された色合わせ
方法の一変更態様例である。このような改良型色再現方
法は、オリジナルの色を整合するのに必要とされる着色
剤の量を決定する際に使用されるべき無彩色混合領域を
定義し、また色合わせのための反射値を決定するための
新しい技術を利用しているので、それによって上述のア
メリカ特許第4、751、535号の欠点を克服する。
加えて、この方法は実際の減法的装置の着色剤と実際の
製作条件の下で使用されている基体について測色的に測
定された線形混合座標のユーザ入力を可能にする。
形混合空間を使用するオリジナルの色を再現するための
方法が提供される。この方法は、線形混合座標が多角形
を定義している少なくとも3つの着色剤から少なくとも
2つの一次着色剤を選択するとともに、その少なくとも
2つの一次着色剤の座標は多角形の一辺の端部で頂点を
定義する工程と、少なくとも2つのニュートラルの着色
剤の線形混合座標を含む多角形において無彩色領域を定
義する工程と、を有する。望ましくは無彩色領域は、等
エネルギー刺激の線形混合座標によって定義される中心
点と複数の基準光源(完全放射体とも呼ばれる)の線形
混合座標によってその境界を定められる曲線に接する線
に実質的に平行である線形混合空間内に方向付けられた
軌道長半径を有する楕円であり、その接線は等エネルギ
ー刺激の座標に等しい曲線上の点に接している。無彩色
領域は、一次着色剤の量がゼロになる領域を定義し、ニ
ュートラルの着色剤、特に黒色着色剤のみが等色を生成
する。
を通って中心点の座標から突出されて、無彩色領域の境
界とその多角形の一辺とを交差させる。線形混合計算
は、オリジナルの色に近似化する色を生成するのに使用
されるべき着色剤の量を決定するためにオリジナルの色
の線形混合座標ならびに少なくとも2つの一次着色剤と
少なくとも1つのニュートラルの着色剤の線形混合座標
を用いて実施される。線形混合計算は、その多角形の一
辺の部分の長さに基づき選択された一次着色剤の相対的
分量を計算することと、選択された一次着色剤と無彩色
領域の外側にある突出線の一部に基づくニュートラルの
着色剤との混合物の相対的分量を計算することと、を含
む。次に、各着色剤の所定量に密接に近似化するパター
ンが選択され、着色剤は等色を生成するように選択され
たパターンにおいて適用される。
ナルの色の等色についての反射値は、以前計算された彩
度比率を反射曲線に写像する実験的検査方法によって開
発された式に従い新しい方法で決定される。この等色反
射値はさらに、等色を生成するように適用されるべきニ
ュートラルの着色剤の量を決定するために使用される。
特に、等色反射値は適用すべき黒色着色剤の量を決定す
るためのものである。
色空間において線形混合を利用して着色剤の量を決定す
るための一技術を示す。本発明の技術は、整合画像を生
成するのに使用される着色剤の線形混合座標をボックス
20において測色的に測定し且つ格納することから始ま
る。座標は何れかの適切な色空間内にあることもある
が、これらは、各着色剤のCIEx、y、Y座標を利用
している「1931年CIE色度図」のような線形混合
色空間内の各々の着色剤の座標であることが望ましい。
分光光度計又は測色計を用いて線形混合座標の正確且つ
実際の測色的測定を得ることは重要である。これらの測
定は、適用される一次(CMY)及び二次(RGB)の
着色剤の各々のCIEx、y、Y座標と、C、M及びY
の重ね合わせによって又は黒色着色剤からの何れか一方
によって生成される黒色のCIEx、y、Y座標と、基
準白色としての基体(用紙)のCIEx、y、Y座標
と、を有する。画像が生成されるたびに着色剤の線形混
合座標を測定するよりはむしろ、測定値についての変動
が比較的小さいことを条件に、各着色剤の代表的サンプ
ルの座標が予め測定され且つ保存されることもある。
でさえ、正確且つ適度な色再現は必要な着色剤の測色的
測定がすべての場合において前もって提供されることに
はならない多くの異なる着色剤及び環境的要因から影響
を受ける。かかる要因としては、色変化が等色を生成す
るのに使用されている着色剤において発生するかどう
か、トナーの粘度における変化などの着色剤の適用特性
における変化、着色剤を適用するのに使われる機器の変
化、プリンタ、プロッタ、CRT又はその他の機器が着
色剤を適用した基体の表面特性において変化するかどう
か、及び温度、湿度、用紙又はその他の原因における変
化の結果として生じる色の変化があげられる。充分に満
足される色再現方法は、かかる着色剤と環境的変化に適
応しなければならない。
実施例において、着色剤と基体との数個の組合せが測定
され、これらの線形混合座標は、色再現が実施されるた
めの条件を最も密接に定義するための方法をユーザが選
択することを可能にする。なお、色再現が実施される条
件が選択に際して供せられない場合、そのユーザが着色
剤と基体との特定の組み合わせに関してユーザ自身の測
定法を指定するための方法の機構が提供される。
件のユーザの定義付けに適合させるためのボックス20
の測定ステップのサブステップを示す。ボックス20の
測定ステップによって、オリジナルの色を再現するのに
使用されるべき測定された一次、二次、黒色、及び白色
の着色剤座標の適切な集合が本発明の方法に設けられて
いる。ボックス60において、ユーザ供給入力を検知す
るための従来の方法によって質問がなされ、その方法の
ユーザが測定された着色剤の座標の集合を供給している
かどうかを決定する。質問が否定的である場合、特定の
基体上の着色剤の特定の集合に対して以前に測定され且
つ格納された着色剤の座標は、その方法の残りのステッ
プにおいて使用するためにボックス62において得られ
る。質問が肯定的である場合、ユーザ供給の測定済み座
標はボックス64において得られる。
のエラー検査技術はユーザから受け取られた着色剤の座
標において使用され、その座標が正しく入力されて、そ
の装置の色域に有効であることを可能な限り保証するこ
とになる。これらのエラー検査技術は、分類された順序
で最初の色から次の色へ描画されるベクトルラインセグ
メントが色度図の「等エネルギー白色」又は「等エネル
ギー刺激」の点として知られるような中央に配置された
特定の点の左側にあるかどうかを計算するための従来の
ラインセグメント交差及び点−線セグメント位置のアル
ゴリズムを用いて色度図にプロットされた時に、測定済
み一次及び二次の着色剤の座標が望ましい混合三角形を
論理的に構成していることを検証することを含むことも
ある。
ックス80において減法的色再現装置の色域の範囲内で
色度の無彩色領域を定義し、その方法の次のステップに
おける等色のために使用されるべき混合領域を定義する
ことである。本発明の方法は、無彩色領域の範囲内に入
るオリジナルの色に関するような色度図上の無彩色領域
を、オリジナルの色を整合するために決定される必要の
あるニュートラルの着色剤の量についてのみ定義する。
無彩色領域の外側にあるオリジナルの色については、ボ
ックス110と140において、ボックス30で見出さ
れる純色相に関する情報から彩度と反射を調整するため
のサブステップはオリジナルの色が無彩色領域の境界に
関連性があるかどうかを決定することを含む。
40に関して色度図内に配置された無彩色領域42が示
されている。完全放射体軌跡とも呼ばれる黒体の曲線4
0は、異なる温度(K)における完全放射体の色度点の
プロットである。これらの点は、ケルビン(K)の絶対
温度基準上に示されるように理想的な温度に維持される
これら完全放射体(理想的なファーネス(炉)又は完全
放射体)によって生じられる色刺激を表示する。図3
(A)は、オリジナルの色を整合するのに必要とされる
一次及びニュートラルの着色剤を混合するための混合三
角形を作り出すために使用されることになる6角形状の
色域の範囲内にプロットされる無彩色領域を示す。図3
(B)は、無彩色領域42が黒体曲線40に関連してプ
ロットされている色度図の詳細部分を示す。図解された
実施例において、色再現を改良するのに最も適している
とされる無彩色領域は楕円状の領域であった。
ためのステップを示し、図3(B)の領域42に関連し
て論述される。図4に示された方法は、楕円構造体を定
義し、表現し、さらに操作するための従来の周知の数学
的技法を用いている。図4のボックス82において、そ
の楕円の中心点は、好ましくはCIEによってx=0.
333334及びy=0.3333330で定義される
ように、等エネルギー刺激の色度座標を表わす点44で
設定される。次に、ボックス84では、色度図における
楕円の向きは、楕円42の長軸である楕円の軌道長半径
45(図3(B))の傾きを見出すことによって決定さ
れ、その軌道長半径は、点46における黒体の曲線40
に接するライン48の傾きに等しい傾きで中心44を通
過するラインを描画することによって黒体の曲線40に
ほぼ平行して設定される。点46は、等エネルギー刺激
(x=0.333334)と同じx色度を備えた黒体の
曲線40上の点である。
定の初期の制約条件から定義される。実行された実施例
において無彩色楕円は、等エネルギー刺激に中心が置か
れ、また、色度座標x=0.33100、y=0.33
000で定義された任意のほぼニュートラルの色をその
境界の範囲内に又はその上に含むことのできる最小サイ
ズの楕円としてスタートする。これを達成するために、
その楕円の軌道長半径45は0.00488695に等
しくなるように計算され、短軸である軌道短半径47は
0.00191228に等しくなるように計算される。
楕円の軌道長半径の直径と軌道短半径の直径との比率を
一定に維持することが望ましい。実行された実施例で
は、その楕円の軌道長半径45は軌道短半径47のほぼ
4倍の大きさである。さらに、この初期の楕円の2つの
焦点は、x、y色度点の(0.336860、0.33
6125)と(0.329818、0.330530)
とにおいてそれぞれ見出される。
それぞれWとBで示された、色合わせをするための減法
的色再生装置の測定された基準白色(基体)と黒色の着
色剤をともに含むことが必要とされている最小楕円であ
るように決定される。ボックス88、90、92及び9
4におけるステップがこれを実行する。長軸と短軸の望
ましいとされるほぼ4対1の寸法比率を維持しながら、
少ない増分で楕円の寸法を増大するのが望ましい。さら
にボックス96では、これらの寸法は図1のボックス1
10における彩度調整比率を決定するステップにおいて
後使用のために格納されることもある。
までのステップによっていったん定義されると、楕円状
領域は、三次元の線形色混合空間におけるすべての反射
値で一定且つ無彩色の領域のままである。何れかの反射
レベルで無彩色領域の境界の範囲内又はその境界上に入
る色度を備えたオリジナルの色は、無彩色として再現さ
れることになり、これによって彩度の低いオリジナルの
色に対し生じる色相転移と一定の反射値を備えたオリジ
ナルの色に対し生じる色相転移の初期の方法によってこ
うした問題点を取り除く。
ス98で定義される。混合領域は一定の混合三角形の一
集合として生成される。各三角形は、その底辺の頂点の
一つが減法的CMY三原色の内の一つのx、y座標にあ
り、他は減法的RGB三原色の内の一つのx、y座標に
ある状態の、6角形の一辺をその底辺として有する。各
色混合三角形の第3の頂点は基体(用紙)の測定済み基
準白色である。各混合三角形の座標は公知であるので、
各三角形の寸法は色混合を実行するのに必要なその後の
すべての計算に関して、ボックス98において計算され
且ついったん格納されることもある。
は、ボックス22においてオリジナルの色の定義を受け
取り、ボックス20で測定され且つ格納されたのと同じ
色空間における線形混合座標に上記定義付けを変換する
ことである。図5はボックス22におけるステップを実
行するための操作上のステップを示す。オリジナルの色
の座標を変換するための適切な変換技術は、ボックス1
02において選択される。本発明の方法の図示された実
施例においてさらに正確さを求めるために、異なるソー
スから生成されたRGB色表示に適応するように幾つか
の変換方法(変形)が提供される。例えば、NTSC標
準基本色を用いる特定の加法的装置がオリジナルの色を
生成したことが知られている場合、オリジナルの色を作
り出した特定の蛍光体に関して、また、その特定の加法
的装置の基準白色に関してRGB色の表示を特にCIE
三刺激値に変換する変形技法を選択することが好まし
い。
彩色であるかどうかを決定するために検査が実施され
る。この決定を行なうことはちょうどこの方法での近道
を提供するものである。オリジナルの色が無彩色である
場合、ニュートラル(黒色)の着色剤の量をボックス1
08において直接的に計算することができる。オリジナ
ルの色が無彩色であるかどうかを確定するための検査
は、オリジナルの色の色度座標のx0 、y0 が無彩色領
域42(図3(B))内にあるかどうかを確認すること
にすぎない。この数学的決定の詳細は、定義された無彩
色領域42のタイプに依存する。図示の実施例におい
て、無彩色領域42は楕円であって、この決定は点が楕
円の境界内又は境界上にあるかどうかを検査するための
従来技術を用いて数学的に実行される。
トラル(黒色)の着色剤の量は、オリジナルの色の反射
値(Yo )である1に等しくなるように決定される。他
の一次着色剤の量はゼロに設定され、この方法はさらに
等色を生成するためのパターンの選定に対して直接ボッ
クス36に進むのは、一次着色剤の量を決定するための
図1のボックス24、28、30、110、140及び
34におけるステップが必要とされないからである。
標にいったん変換されると、オリジナルの色の輝度又は
反射値Yは、オリジナルの色が測定済みの黒色着色剤よ
りも反射率が低いか、又は測定済み用紙の白色よりも反
射率が高い時に生じる境界外の反射値に対して図1のボ
ックス24においてさらに調整される。これは、アメリ
カ特許第4、751、535号の公知の色合わせ方法と
同じようにして実行される
ップは、ボックス30においてオリジナルの色の純色相
を見出すことである。純色相は、ニュートラルの着色剤
を何も必要とすることなく生成され得るオリジナルの色
と同じ色相の色である。即ち、純色相は図6に示される
ように、混合三角形の内の一つにおいて、一次着色剤の
内の2つの着色剤間の線形混合線上にある。純色相は、
線形混合線に沿った交点の位置に基づき、それを生成す
る2つの選択された一次着色剤の相対的分量を決定する
ことによって見出される。
形を指定する2つの一次着色剤をボックス28において
最初に見出すことを含む。2つの一次着色剤は、アメリ
カ特許第4、751、535号の第12欄56行目に詳
細に記載されているのと同じ方法によってベクトルクロ
ス乗積技法を用いて選択することが出来る。一次且つ二
次の着色剤の座標と各々の混合三角形についての3つの
頂点を定義する中心点は図1のボックス80において既
に定義された固定座標である。図6は、それぞれ一次色
1(Primary 1)と一次色2(Primary 2)として指定され
た一つの混合三角形の頂点を定義する一次着色剤ペアを
示す。各混合三角形の第3の頂点はWで示された座標x
W 、yW における測定済みの基準白色着色剤である。
相xp 、yp のx、y座標は、図1のボックス30にお
いて次に決定される。「PURE(純)」で指定された
純色相は、2つの一次着色剤を結合する選択された混合
三角形の一辺を構成する線と、オリジナルの色を介して
中央の白色地点Wから突出している線との交点にある。
交差した側の端部地点にある一次着色剤のある、一次色
1と一次色2は、CMY一次着色剤の一つと、RGB二
次着色剤の一つとを常に含む。これらの着色剤は相対的
な量で「混合されて」、交差した側の線が分割されるP
1とP2の部分の長さの間での関係に従って純色相を得
る。本書中で使われているように、「混合」とは、ごの
わずかの重ね合わせによってパターンの隣接部分で2つ
以上の着色剤を混合することを意味する。異なった着色
剤を含有するパターンのドット又はその他の領域が、そ
のパターンが単一の色を有するとして知覚されるよう
に、人間の目の解像限界以下であるように充分小さいも
のでなければならないことが理解されるであろう。特
に、一次色1と一次色2の相対的な量は、これらの一次
着色剤によって境界付けられる線形混合線のP1とP2
の部分の長さと同じ比率をもつ。このようにして、純色
相の座標はP1とP2の部分の長さを見出し、一次色1
と一次色2との相対的な量を決定するために必要とされ
る。純色相の座標であるxp 、yp は線傾斜方程式を使
ってアメリカ特許第4、751、535号に記載された
のと同じ方法によって決定される。次に、一次色1と一
次色2の相対的量P1とP2は、以下の方程式(1)、
(2)及び(3)に従って純色相の座標xp 、yp から
それぞれ決定される。
に比例することが理解される。xp、yp における純色
相が一次色1に等しい場合、一次色2から延出するライ
ンセグメントP1によって表わされる一次色1の100
%と、一次色1から延出するラインセグメントP2によ
って表わされる一次色2の0%は、純色相を公式表示す
る必要がある。同様に、純色相が線形混合線に沿って一
次色2に近づくにつれて、一次色1の量はラインセグメ
ントP1が短くなるとともに100%から減少し、一次
色2の量はラインセグメントP2が長くなるにつれて0
%から増加する。
なく、また、無彩色領域の外側にある混合三角形におい
て利用できる彩度範囲に関連して、図1のボックス11
0において彩度を調整することができる。SRとして示
されるこの彩度調整は、基本的には純色相に対するオリ
ジナルの色の色相の比率であり、任意の反射レベルでの
減法的色再現装置の色域の各部位に関してその等色のた
めの許容され得る彩度範囲に影響を与える無彩色範囲が
あるという前提に基づく。特定の色域及び無彩色領域の
形状に依存して、この無彩色範囲は、図6に示されたよ
うに混合領域によって定義される色域の各部位に対して
独自の領域となることもある。
調整するために計算された純色相に対するオリジナルの
色相の比率が無彩色領域の内側の色相を表わす距離の部
位を含む必要がないことが認識される。その距離は図6
における点線のラインセグメント56として表現されて
いる。ラインセグメント56に沿って無彩色領域の範囲
内に含まれるオリジナルの色は、一次CMYの着色剤の
量がいっさい適用されない無彩色として再現されるであ
ろう。このことから、ラインセグメント58に沿って含
まれるオリジナルの色を等色する場合の彩度は、無彩色
領域42の境界において、即ち、ラインセグメント58
が無彩色領域42と交差する地点xe 、ye において、
ある程度最小化された彩度の色から「PURE(純)」
色の座標xp 、yp での色域において利用可能な最も彩
度が飽和した色にまでのみ延長する範囲に沿って決定さ
れなければならなくなる。このようにして、本発明にお
ける彩度調整比率は、オリジナルの色の彩度を無彩色領
域の外側の最小彩度と純色相での最大彩度の間の彩度に
応じて決める。
に示される彩度調整概念を実行する際のステップを示し
ている。先ず、オリジナルの色を介して基準白色からx
p 、yp と示された純色相へと突出している線との無彩
色領域42の境界交点xe 、ye の座標がボックス11
2において計算される。この計算の詳細は、無彩色領域
42がいかに指定されるかに依存する。図で示された実
施例において、無彩色領域42は楕円であるので、境界
交点xe 、ye を見出すことは、線58についての方程
式を決定し、楕円42との線58の二つの交点に関する
連立方程式を解き、オリジナル色の座標に最も近い色と
しての適切な交点を見出すための従来の数学的技法を含
む。
定されると、Ae/p として指定される境界から純色相へ
の、また、Ae/o として指定される境界からオリジナル
の色への距離を、下記の方程式(4)と(5)を使って
ボックス114において容易に決定することができる。 Ae/p ={(xp −xe )2 +(yp −ye )2 }0.5 (4) Ae/o ={(xo −xe )2 +(yo −ye )2 }0.5 (5)
選択済みの一次色ペアの一次色1と一次色2についての
一次着色剤の最小量の決定を含む。無彩色領域42の境
界を少し越えたところにあるオリジナルの色の等色は、
許容可能な彩度範囲に利用できる最小の彩度をもつこと
になり、ほんの少量の主要着色剤を付加することによっ
て正確に再現されることになる。しかしながら、この量
は特定の一次色ペアに依存するので、彩度比率の計算に
反映されなければならない。AMTMINとして指定さ
れる選択済みの一次色ペアの一次色1と一次色2の場合
の最小の一次着色剤の量は次のように計算される。 AMTMIN=(Ae/p *MINDEN)/(1−MINDEN) (6) ここでは、MINDENの量は特定の一次色ペアの最初
の一次色について利用できる2つの最下部領域の範囲の
平均であり、*のマークは乗算を意味する。最下部領域
の範囲は、適切な主要着色剤の量を得て等色を再現する
ために合されるようにパターンを選択するその後のステ
ップで利用される領域の範囲のテーブルから得ることが
出来る。特に、一次色1に利用できる最下部領域の範囲
に対して領域の範囲のテーブル内のインデックスを確認
して、適切な最下部領域の範囲を検索するように使用し
なければならない。さらに、次の最も下側の最下部領域
の範囲を検索して、二つの最下部領域の範囲を共に平均
化して、MINDENの量を生成することもできる。M
INDENと1−MINDENの量は、領域の範囲のテ
ーブルへのアクセスを最小限にするために各々の一次色
ペアに対して決定され且ついったん格納されることが望
ましい。
比率であるSRは方程式(7)から計算される。 SR=(Ae/o +AMTMIN)/(Ae/p +AMTMIN) (7) ボックス120と122において、彩度調整比率は1.
0に切り落とされる。
における反射を決定するステップを継続して行なう。Y
m と指定された等色に対する反射は、一次着色剤の反射
値の曲線に対し利用できる彩度比率の範囲の写像を表現
する反射曲線から決定される。図8はかかる反射曲線に
ついてのグラフ130を示す。グラフ130のx軸は利
用できる彩度比率(方程式(7)からのSR)の範囲を
含み、それは無彩色領域42(図6参照)の境界を示す
点線132の右側に対しゼロに近い彩度比率で始まり、
地点134において1.0の最大彩度へと拡張する。グ
ラフ130のy軸は、黒色着色剤の反射値のYb から基
準白色基体(用紙)の反射値のYw までの利用可能な反
射値の範囲を表示する。所定の彩度比率SRに関して、
反射曲線上の点は等色Ym の反射値に対応する。等色Y
m についての反射を生成するために彩度比率を反射曲線
に写像するのに使用される関数は、実験に基づく方法に
よって発見されており、下記の方程式(8)と(9)で
示される。
であり、Yp は下記のように計算される純色相の反射値
である。 Yp =P1Yprimary1+P2Yprimary2 (10) SRは上記の方程式(7)における等色について見いだ
される彩度比率であり、*のマークは乗算を示す。
Ym がいったん決定されると、オリジナルの色を整合す
るのに必要とされる着色剤の量は図1のボックス34に
おいて決定することができる。計算されるべき着色剤の
量はab として表示される黒色着色剤と、混合して純色
相を生じる2つの一次着色剤の量である。黒色着色剤の
量は方程式(8)と(9)の結果を用いて直接的に計算
することができる。黒色の量は、等色を生成するのに適
用される着色剤混合に適合される量である。Yo で指定
されるオリジナルの色の反射値が等色の計算された反射
値Ym よりも大きい場合、黒色着色剤ab の量はゼロに
設定され、等色を生じるのに黒色は添加されない。しか
しながら、他のすべての場合にはab は次のように計算
される。 Yo/range =(Yo *(Yw −Yb ))+Yb (11) ここでは、Yo/range はYb からYw までの利用できる
反射値の全範囲(range)におけるその位置に基づいてオ
リジナルの色について修正された反射値であり、以下の
通りになる。 ab =(Ym −Yo/range )/(Ym −Yb ) (12)
1、535号の公知の色合わせ方法と同じようにして決
定される。純色相の全体量が減法的CMY一次着色剤
と、減法的CMY一次着色剤の内の2つから実際に生成
される隣接した減法的RGB一次着色剤から構成されて
いるので、一次着色剤の量はボックス28における一次
色ペアの選定を考慮しなければならない。一つのCMY
一次着色剤は純色相領域全体を通じて存在するが、一
方、他のCMY一次着色剤はRGB一次色領域において
のみ最初の一次着色剤と重ね合わされることになる。各
CMY一次着色剤の相対的な量はそのオリジナルの色が
どの混合三角形の中に入るかによって決定される。下記
の表1は、純色相のオリジナルの色相に対する新しい比
率と、純色相の反射のオリジナルの色相の反射に対する
新しい比率と、に従ってCMYの一次着色剤の量をどの
ように決定するかを要約する。表1において用いられる
純色相の全体量ap は、上記の方程式(7)における彩
度調整比率SRに等しく、表1に使用されているP1と
P2の量は上記の方程式(2)と(3)を用いてボック
ス30(図1参照)において決定された量であり、記号
*は乗算を表わす。
及びニュートラルの着色剤の量によって与えられる被写
域に最適に近似化する面積被写域パターンが選択され
る。このパターンはアメリカ特許第4、751、535
号に記載されているのと同じ方法で選択される。
わせ問題に対して同等に適合できる。例えば、RGBの
色座標の代わりにHLS又はLUV座標を受け取って、
着色剤の量を決定するための線形混合色空間における座
標に変換することが出来る。静電プリンタ上で印刷され
た色はその印刷された色に熱的に色合わせされ、また、
その印刷された色はCRTディスプレイ上で色合わせす
ることもできる。
ステップを示すフローチャートである。
を得るために図1におけるブロック20の操作を更に詳
細に示すフローチャートである。
量を決定するために使用される無彩色領域を示すCIE
直線混合平面のグラフである。
彩色領域と混合部位を生成するために、図1におけるボ
ックス80のステップを更に詳細に示すフローチャート
である。
座標へと変換するために図1におけるボックス22のス
テップを更に詳細に示すフローチャートである。
される無彩色領域と多角形の混合領域を示すCIE直線
混合平面のグラフである。
ック110の操作を詳細に示すフローチャートである。
度比率の範囲を反射曲線に写像するグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 線形混合空間を用いてオリジナルの色を
再現するための方法であって、 線形混合空間において無彩色領域を定義する工程と、 オリジナルの色に近似する色を生成するのに使用される
着色剤の量を決定するために、オリジナルの色の線形混
合座標と、少なくとも2つの一次着色剤の線形混合座標
と、さらに少なくとも1つのニュートラルの着色剤の線
形混合座標と、を備えた線形混合空間において線形混合
計算を実行する工程と、 を含み、 前記線形混合計算は線形混合空間におけるオリジナルの
色と無彩色の領域との間の位置的関係から得られた計算
を有する、線形混合空間を用いたオリジナルの色の再現
方法。
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