JPH06221179A - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給装置

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Publication number
JPH06221179A
JPH06221179A JP5031266A JP3126693A JPH06221179A JP H06221179 A JPH06221179 A JP H06221179A JP 5031266 A JP5031266 A JP 5031266A JP 3126693 A JP3126693 A JP 3126693A JP H06221179 A JPH06221179 A JP H06221179A
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JP
Japan
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fuel
injection valve
passage
engine
fuel injection
Prior art date
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Application number
JP5031266A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Morioka
宏行 森岡
Masaru Yamamoto
勝 山本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5031266A priority Critical patent/JPH06221179A/ja
Publication of JPH06221179A publication Critical patent/JPH06221179A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
    • F02B53/10Fuel supply; Introducing fuel to combustion space
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
    • F02B2053/005Wankel engines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全運転領域で燃料を噴射する第1燃料噴射弁
と特定の運転領域で燃料の噴射を休止する第2燃料噴射
弁とを有するエンジンにおいて、第2燃料噴射弁に供給
されて該噴射弁から噴射されなかった燃料におけるべー
パーの発生と、燃料タンク内でのエバポレーションガス
発生量の増大とを防止する。 【構成】 全運転領域で燃料を噴射する第1噴射弁7
と、低負荷領域で燃料噴射を休止する第2噴射弁9とが
燃料タンク11から導かれた燃料供給通路14に直列に
接続され、かつ第2噴射弁9から燃料タンク11に至る
燃料回収通路15が設けられている構成において、上記
供給通路14と回収通路15との間にバイパス通路17
を設け、該バイパス通路17の上記回収通路15への接
続部に、通常はバイパス通路17を回収通路15に連通
させ、エンジン温度が高いときに該回収通路15の上、
下流部を開通させる三方切換弁18を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの燃料供給装
置、特に減速時の燃料カット領域等を除く全運転領域で
燃料を噴射する燃料噴射弁と、特定の運転領域で燃料の
噴射を休止する燃料噴射弁とが備えられたエンジンの燃
料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特公昭60−22179号公報に
よれば、V型エンジンにおいて、第1のバンクを構成す
る#1、#3、#5気筒を常時作動する気筒群とする一
方、第2のバンクを構成する#2、#4、#6気筒を低
負荷時に燃料及び空気の供給が遮断されて作動を休止す
る気筒群とした、いわゆる気筒数制御エンジンが開示さ
れているが、この種のエンジンにおいては、上記各気筒
に対する燃料の供給システムは、次のように構成される
ことになる。
【0003】つまり、図6に示すように、第1、第2バ
ンクA1,A2の各複数の燃料噴射弁B1…B1,B2
…B2をそれぞれデリバリパイプC1,C2に接続し、
燃料タンクDから導いた燃料供給管Eを常時作動する気
筒群でなる第1バンクA1のデリバリパイプC1に接続
すると共に、該第1バンクA1のデリバリパイプC1の
下流端と第2バンクA2のデリバリパイプC2の上流端
とを接続管Fで接続し、かつ、上記燃料供給管Eから燃
料回収管Gを分岐させ、これをプレッシャレギュレータ
Hを介して上記燃料タンクDに導いた構成とされる。
【0004】そして、燃料タンクDからポンプ(図示せ
ず)により燃料供給管Eに送り出された燃料を、プレッ
シャレギュレータHの作用で余分な燃料を回収管Gを介
してタンクDに戻すことにより所定の圧力に調整した上
で、第1バンクA1のデリバリパイプC1に供給し、さ
らに接続管Fを介して第2バンクA2のデリバリパイプ
C2に供給すると共に、全気筒が作動する運転領域で
は、両デリバリパイプC1,C2から両バンクA1,A
2の全ての気筒に燃料噴射弁B1…B1,B2…B2を
介して燃料を噴射し、また、低負荷領域では、第1バン
クA1のデリバリパイプC1から燃料噴射弁B1…B1
を介して該第1バンクA1の気筒にのみ燃料を噴射する
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な燃料供給システムの場合、低負荷時に、第2バンクA
2のデリバリパイプC2に供給された燃料は、燃料噴射
弁B2…B2から噴射されることなく該デリバリパイプ
C2内に滞留することになるが、このデリバリパイプC
2は一般にエンジンのごく近傍に配設されているから、
該デリバリパイプC2内に滞留している燃料が加熱され
ることになる。そのため、特にエンジン温度ないし燃料
温度が高い場合に該デリバリパイプC2内でベーパーが
発生し、次に、このデリバリパイプC2内の燃料を第2
バンクA2の気筒に噴射するときに、その噴射量が不安
定となって良好な燃焼状態が得られないことになる。
【0006】そして、この問題は、特にエンジン温度な
いし燃料温度が高くてベーパーが発生し易い状況にある
とき、或は始動直後やアイドル時等の運転状態が不安定
なときに顕著となり、運転状態が一層不安定となるので
ある。
【0007】この問題に対しては、上記例の場合、第2
バンクA2のデリバリパイプC2の下流端部に燃料回収
管を設け、該第2バンクA2の燃料噴射弁B2…B2か
らの燃料の噴射が休止される特定運転領域では、該デリ
バリパイプC2に供給された燃料を燃料タンクDに回収
するように構成することが考えられる。しかし、このよ
うにした場合、上記特定運転領域では、一旦エンジンの
近傍に配設されたデリバリパイプC1,C2に供給され
て加熱された燃料が常に燃料タンクDに戻されることに
なる。そのため、該タンクD内に多量のエバポレーショ
ンガスが発生し、これを吸気通路に吸収させた場合に
は、混合気がオーバーリッチとなって燃焼状態が悪化
し、また、大気に放出した場合には臭気が問題となるの
である。
【0008】なお、このような問題は、上記のような気
筒数制御を行うエンジンに限らず、例えばロータリピス
トンエンジン等において、各気筒ごとに全運転領域で燃
料を噴射する燃料噴射弁と低負荷領域で燃料の噴射を休
止する燃料噴射弁とが備えられ、前者の燃料噴射弁と後
者の燃料噴射弁とが図6に示すように直列状に接続され
る場合にも同様に起こり得るものである。
【0009】そこで、本発明は、気筒数制御エンジンに
おける低負荷領域で作動を休止する気筒の燃料噴射弁
や、各気筒ごとに全運転領域で燃料を噴射する燃料噴射
弁と低負荷領域で燃料の噴射を休止する燃料噴射弁とが
備えらる場合における後者の燃料噴射弁等の、特定運転
領域で燃料の噴射を休止する燃料噴射弁が備えられてい
るエンジンにおいて、この燃料噴射弁からの噴射が休止
されているときに、デリバリパイプ等の燃料通路内に燃
料が滞留して加熱されることによるべーパーの発生や、
これに伴う上記のような不具合を防止することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0011】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、燃料の供給が必要とされる全運転
領域で燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、特定運転領域
で燃料の噴射を休止する第2燃料噴射弁と、燃料タンク
から導かれ、上記第1燃料噴射弁を経て第2燃料噴射弁
に至る燃料供給通路とを有するエンジンにおいて、上記
第2燃料噴射弁から燃料タンクに至る燃料回収通路と、
上記燃料供給通路における第1燃料噴射弁の上流側から
分岐されて上記燃料回収通路に合流するバイパス通路と
を設けると共に、該バイパス通路の燃料回収通路への合
流部に、該バイパス通路もしくは燃料回収通路の上流部
のいずれか一方を該燃料回収通路の下流部に選択的に連
通させる三方切換弁を設置し、かつ、上記特定運転領域
において、エンジン温度が所定値以下のときは、バイパ
ス通路を燃料回収通路の下流部に連通させ、エンジン温
度が所定値以上のときは、燃料回収通路の上流部を該燃
料回収通路の下流部に連通させるように、上記三方切換
弁を作動させる制御手段を設けたことを特徴とする。
【0012】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明と同様の第1、第2燃料噴
射弁、燃料供給通路、燃料回収通路、バイパス通路及び
三方切換弁等を有するエンジンにおいて、上記第2燃料
噴射弁からの燃料の噴射が休止される特定運転領域で、
エンジン水温が所定値以上であること、吸気温が所定値
以上であること、エンジン始動時からの経過時間が所定
時間以内であること、及びエンジン回転数の変動量が所
定値以上であることのうちの少なくとも一つ以上が成り
立つときに、燃料回収通路の上流部を該燃料回収通路の
下流部に連通させ、それ以外のときにバイパス通路を燃
料回収通路の下流部に連通させるように、上記三方切換
弁を作動させる制御手段を設けたことを特徴とする。
【0013】そして、請求項3に係る発明(以下、第3
発明という)は、上記第1発明もしくは第2発明を、燃
料の供給が必要とされる全運転領域で燃料を噴射する燃
料噴射弁と、低負荷領域で燃料の噴射を休止する燃料噴
射弁とが備えられたエンジンに適用したもので、前者の
燃料噴射弁が第1、第2発明における第1燃料噴射弁
に、後者の燃料噴射弁が同じく第2燃料噴射弁にそれぞ
れ対応するものである。
【0014】また、請求項4に係る発明(以下、第4発
明という)は、上記第1発明もしくは第2発明を、全運
転領域で作動する気筒と低負荷領域で作動を休止する気
筒とが備えられたエンジンに適用したもので、前者の気
筒に備えられた燃料噴射弁が第1、第2発明における第
1燃料噴射弁に、後者の気筒に備えられた燃料噴射弁が
同じく第2燃料噴射弁にそれぞれ対応するものである。
【0015】
【作用】上記の構成によれば、第1、第2発明のいずれ
においても、燃料タンクから燃料供給通路を介して第1
燃料噴射弁及び第2燃料噴射弁に燃料が供給されると共
に、第1燃料噴射弁からは燃料の供給が必要とされる全
運転領域で燃料が噴射され、また、第2燃料噴射弁から
は特定の運転領域以外の領域で燃料が噴射されることに
なる。
【0016】そして、この特定運転領域、すなわち第2
燃料噴射弁に供給された燃料が該噴射弁から噴射されな
い領域においては、第1発明にあってはエンジン温度が
所定値以上のときに、第2発明にあっては、エンジン水
温が所定値以上であること、吸気温が所定値以上である
こと、エンジン始動時からの経過時間が所定時間以内で
あること、及びエンジン回転数の変動量が所定値以上で
あることの少なくとも一つ以上の条件が成り立つとき
に、燃料回収通路の上流部が該燃料回収通路の下流部に
連通されて、上記第2燃料噴射弁に供給された燃料が該
回収通路によって燃料タンクにそのまま回収されること
になる。したがって、燃料温度やこれに対応するエンジ
ン温度が高いときに、第2燃料噴射弁に供給された燃料
が該噴射弁の近傍で滞留してベーパーが発生し、或はこ
の滞留燃料が次の噴射時に不安定なエンジン運転状態の
下で噴射される、といった事態が回避されることにな
る。
【0017】また、上記燃料温度等のエンジン温度が特
に高くなく、したがって、第2燃料噴射弁に供給された
燃料が滞留してもベーパーの発生が特に問題とならない
とき、或はエンジンの運転状態が安定しているので、滞
留燃料が次に噴射されても特に問題とならないときは、
上記三方切換弁がバイパス通路を燃料回収通路の下流部
に連通させるので、第2燃料噴射弁に供給された燃料は
該噴射弁の近傍ないし燃料回収通路の上流部で滞留する
一方、燃料タンクから送り出された燃料のうちの余分な
燃料は第1、第2燃料噴射弁に供給されることなく、上
記バイパス通路から燃料回収通路の下流部を経て燃料タ
ンクに直接回収されることになる。したがって、特定運
転領域で常に第2燃料噴射弁に供給された燃料を回収す
る場合のような、燃料タンク内での多量のエバポレーシ
ョンガスの発生が回避されることになる。
【0018】そして、特に第2発明によれば、上記のよ
うに、エンジン水温、吸気温、エンジン始動時からの経
過時間及びエンジン回転数の変動量の少なくとも一つ以
上のパラメータを用いて燃料回収制御を行うようにした
から、これらのパラメータを適宜組み合わせて用いるこ
とにより、この燃料回収制御を精度よく行うことが可能
となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0020】図1は第1実施例に係るロータリピストン
エンジンの燃料供給システムを示すもので、このロータ
リピストンエンジン1は、トロコイド曲線でなる内周面
を有するロータハウジング2と、3つの頂部がこの内周
面に摺接しながら該ロータハウジング2内で回転する略
三角形状のロータ3とを有し、これらにより3つの作動
室が形成されていると共に、該ロータハウジング2の所
定位置には吸気ポート4と排気ポート5とが設けられて
いる。そして、上記各作動室が、吸気、圧縮、爆発、排
気の各行程を繰り返すことにより上記ロータ3に回転力
が与えられ、その回転力が出力軸6を介して外部に取り
出されるようになっている。
【0021】また、この実施例に係るロータリピストン
エンジン1においては、上記吸気ポート4に、エンジン
の全運転領域(減速領域で燃料の供給を停止するエンジ
ンにあっては、その燃料供給停止領域を除く全運転領
域)で所定のタイミングで燃料を噴射する第1燃料噴射
弁7が設置されていると共に、該吸気ポート4に接続さ
れた吸気通路8には、高負荷領域のみで燃料を噴射し
て、低負荷領域では燃料の噴射を休止する第2燃料噴射
弁9が設置されている。そして、この第1、第2燃料噴
射弁7,9に燃料を供給する燃料供給システム10が設
けられている。
【0022】この燃料供給システム10は、基本的に
は、燃料タンク11と、該タンク11内に収納されてモ
ータ12により作動する燃料ポンプ13と、該ポンプ1
3から吐出された燃料をまず第1燃料噴射弁7に供給
し、次いで第2燃料噴射弁9に供給する燃料供給通路1
4と、上記第1、第2燃料噴射弁7,9で噴射されなか
った余分な燃料を上記燃料タンク11に回収させる燃料
回収通路15とで構成されていると共に、該回収通路1
5上には上記第1、第2燃料噴射弁7,9に供給される
燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータ16が設
置されている。
【0023】また、上記燃料供給通路14における第1
燃料噴射弁7の上流側と燃料回収通路15におけるプレ
ッシャレギュレータ16の上流側との間には、第1、第
2燃料噴射弁7,9をバイパスするバイパス通路17が
設けられていると共に、このバイパス通路17の上記燃
料回収通路15への接続部に三方切換弁18が設置され
ている。
【0024】この三方切換弁18は、上記燃料回収通路
15の上流部15aと下流部15bとの間を遮断して、
バイパス通路17を該燃料回収通路15の下流部15b
に連通させる状態と、バイパス通路17と燃料回収通路
15との間を遮断して、該燃料回収通路15の上流部1
5aと下流部15bとを連通させる状態とに切り換えら
れるようになっている。
【0025】そして、この三方切換弁18に切換信号を
出力するコントロールユニット20が備えられて、上記
吸気通路8に設けられたスロットルバルブ21の開度を
検出するスロットル開度センサ22からの信号と、燃料
の温度を検出する燃温センサ23からの信号とが入力さ
れ、該コントロールユニット20がこれらの入力信号に
基づいて上記三方切換弁18の切換制御を行うようにな
っている。
【0026】なお、上記燃料タンク11と吸気通路8と
の間には、該タンク11内で発生するエバポレーション
ガスをキャニスタ31に吸着させた上で、エンジンの作
動時に吸気通路8に吸入させるエバポレーションガス吸
入通路32が設けられている。
【0027】次に、この実施例の作用を上記コントロー
ルユニット20の作動を示す図2のフローチャートに従
って説明する。
【0028】まず、コントロールユニット20は、ステ
ップS1で、スロットル開度センサ22からの信号に基
づいて、エンジンの運転領域が低負荷領域にあるか高負
荷領域にあるかを判定し、第1、第2燃料噴射弁4,9
の両者から燃料を噴射する高負荷領域にあるときには、
ステップS2で通常の燃料供給制御を行う。
【0029】一方、エンジンの運転領域が、第1燃料噴
射弁7のみから燃料を噴射して、第2燃料噴射弁9から
の噴射が休止される低負荷領域にあるとき、つまり、従
来においては第2燃料噴射弁9に供給された燃料の滞留
が生じていた領域においては、コントロールユニット2
0は、ステップS3で、燃温センサ23からの信号に基
づいて燃料温度が所定値以上であるか否かを判定する。
そして、この燃料温度が所定値未満であるとき、換言す
れば、エンジンの温度が特に高くなく、したがって、第
2燃料噴射弁9に供給された燃料がその近傍で滞留して
もベーパーの発生が特に問題とならないときは、コント
ロールユニット20はステップS4で、図1に示す三方
切換弁18に対し、燃料回収通路15の上、下流部15
a,15b間を遮断し、バイパス通路17を該燃料回収
通路15の下流部15bに連通させるように切換信号を
出力する。
【0030】これにより、第2燃料噴射弁9に供給され
た燃料は該噴射弁9の近傍ないし燃料回収通路15にお
ける三方切換弁18の上流部15aに滞留することにな
るが、この場合は、上記のようにエンジンの温度が特に
高くないから滞留してもベーパーの発生が問題とならな
いのである。そして、この間は、燃料タンク11から圧
送されてきた燃料のうち、第1燃料噴射弁7から噴射さ
れない余分な燃料は、バイパス通路17及び燃料回収通
路15の下流部15bにより、プレッシャレギュレータ
16を介して燃料タンク11に直接回収されることにな
る。その際に、この燃料は、第1燃料噴射弁7及び第2
燃料噴射弁9の両者をバイパスするので、エンジンのご
く近傍を避けて回収されることになり、したがって、エ
ンジンの熱によって加熱されることがなく、燃料タンク
11内でのエバポレーションガスの発生量の増大や、こ
れに伴う不具合を生じることがないのである。
【0031】つまり、加熱された燃料が多量に燃料タン
ク11に回収されてエバポレーションガスの発生量が多
くなると、キャニスタ31を介して吸気通路8に吸入さ
れるエバポレーションガスの量も多くなり、そのため、
混合気がオーバーリッチとなって燃焼状態を悪化させた
り排気性能を悪化させたりすることになり、また、この
エバポレーションガスを大気に放出すると悪臭が発生す
ることになるのであるが、上記のようにエバポレーショ
ンガスの発生が抑制されることにより、このような不具
合が回避されることになるのである。
【0032】一方、上記ステップS3で、燃料温度が所
定値以上であると判定されたとき、即ち、エンジンの温
度が高いため、第2燃料噴射弁9に供給された燃料が該
噴射弁9の近傍で滞留したときにベーパーが発生する可
能性があるときには、コントロールユニット20はステ
ップS5を実行し、上記三方切換弁18に対し、バイパ
ス通路17を遮断して、燃料回収通路15の上、下流部
15a,15b間を連通させるように切換信号を出力す
る。
【0033】これにより、第2燃料噴射弁9に供給され
ながら該噴射弁9から噴射されなかった燃料は、該噴射
弁9の近傍で滞留することなく、そのまま燃料タンク1
1に回収されることになる。したがって、エンジン温度
が高いために滞留燃料にベーパーが発生し、この滞留燃
料が高負荷領域に移行したときに噴射されて運転状態を
悪化させる、といった事態が未然に回避されることにな
る。
【0034】なお、この場合は、第1、第2燃料噴射弁
7,9に一旦供給されて加熱された燃料が燃料タンク1
1に回収されることになるが、このように、第1、第2
燃料噴射弁7,9に供給された燃料を回収するのは、上
記のように燃料温度が所定値以上のごく限定された場合
だけであるから、これによって、燃料タンク11内にお
けるエバポレーションガスの発生量を著しく増大させる
ことはないのである。
【0035】次に、図3、図4に示す第2実施例につい
て説明する。
【0036】この実施例では、上記実施例における燃料
温度を直接検出する燃温センサ23からの信号に代え
て、図3に示すように、イグニッションスイッチ24’
からの信号と、エンジン回転数を検出するエンジン回転
数センサ25’からの信号と、エンジンの冷却水温を検
出する水温センサ26’からの信号と、吸気通路8を通
過する吸気の温度を検出する吸気温センサ27’からの
信号とが、スロットル開度センサ22’からの信号に加
えてコントロールユニット20’に入力されるようにな
っている。
【0037】そして、このコントロールユニット20’
は、図4のフローチャートに従って次のように動作す
る。
【0038】まず、ステップS11で、スロットル開度
センサ22’からの信号に基づいて、エンジンの運転領
域が低負荷領域にあるか高負荷領域にあるかを判定し、
第1、第2燃料噴射弁4,9の両者から燃料を噴射する
高負荷領域にあるときには、ステップS12で通常の燃
料供給制御を行う。
【0039】一方、エンジンの運転領域が、第1燃料噴
射弁7のみから燃料を噴射して、第2燃料噴射弁9から
の噴射が休止される低負荷領域にあるときには、コント
ロールユニット20’は、ステップS3以下に従って次
のような燃料の回収制御を行う。
【0040】すなわち、まず、ステップS13,S14
で、水温センサ26’及び吸気温センサ27’からの信
号に基づいて冷却水温度及び吸気温度がそれぞれ所定値
以上であるか否かを判定する。
【0041】そして、これらの温度のいずれもが所定値
未満であって、第2燃料噴射弁9に供給された燃料がそ
の近傍で滞留してもベーパーの発生が特に問題とならな
いときは、コントロールユニット20’はさらにステッ
プS15を実行し、イグニッションスイッチ24’から
の信号に基づいてエンジンの始動時からの経過時間が所
定時間以内であるか否かを判定し、また、ステップS1
6を実行して、エンジン回転数センサ25’からの信号
に基づいてエンジン回転数の変動量が所定値以上である
か否かを判定する。つまり、始動直後であってエンジン
の運転状態が未だ安定していない時期か否か、或は回転
数の変動量が大きくて運転状態が不安定であるか否かを
判定するのである。
【0042】そして、既に始動直後の運転状態が不安定
な時期が過ぎており、かつ、エンジン回転数の変動量も
所定値未満であるときには、コントロールユニット2
0’は、ステップS17で、図1に示す三方切換弁18
に対し、燃料回収通路15の上、下流部15a,15b
間を遮断し、バイパス通路17を該燃料回収通路15の
下流部15bに連通させるように切換信号を出力する。
【0043】これにより、第2燃料噴射弁9に供給され
た燃料は該噴射弁9の近傍ないし燃料回収通路15にお
ける三方切換弁18の上流部15aに滞留することにな
るが、この場合は、上記のようにエンジンの温度が特に
高くないから滞留してもベーパーの発生が問題となら
ず、しかも、エンジンの運転状態が安定しているから、
次に運転領域が高負荷領域に移行して第2燃料噴射弁9
からの噴射が開始されるときに、この滞留していた燃料
が噴射されても、なんら問題を発生することがないので
ある。
【0044】そして、この間は、燃料タンク11から圧
送されてきた燃料のうち、第1燃料噴射弁7から噴射さ
れない余分な燃料は、バイパス通路17及び燃料回収通
路15の下流部15aにより、プレッシャレギュレータ
16を介して燃料タンク11に直接回収されることにな
り、これにより、エンジンの熱によって加熱され多年両
が多量に燃料タンク11に回収されて、該タンク11内
でのエバポレーションガスの発生量が増大するといった
不具合が回避されることになる。
【0045】一方、上記ステップS13,S14で、冷
却水温度または吸気温度のいずれかが所定値以上である
と判定されたとき、即ち、エンジンの温度が高いため、
第2燃料噴射弁9に供給された燃料が該噴射弁9の近傍
で滞留したときにベーパーが発生する可能性があるとき
には、コントロールユニット20’は、上記ステップS
13またはステップSS14のいずれかからステップS
18を実行する。また、ステップS15でエンジンの始
動後、未だ所定時間が経過していないと判定したとき、
さらには、ステップS16でエンジン回転数の変動量が
所定値以上であると判定したときも、ステップS18を
実行し、上記三方切換弁18に対し、バイパス通路17
を遮断して、燃料回収通路15の上、下流部15a,1
5b間を連通させるように切換信号を出力する。
【0046】これにより、第2燃料噴射弁9に供給され
ながら該噴射弁9から噴射されなかった燃料は、該噴射
弁9の近傍で滞留することなく、そのまま燃料タンク1
1に回収されることになる。したがって、エンジン温度
が高いために滞留燃料にベーパーが発生し、或はこの滞
留燃料が次の噴射時に、運転状態がもともと不安定な状
況の下で噴射されて、運転状態を一層悪化させる、とい
った事態が未然に回避されることになる。
【0047】なお、この実施例では、水温が所定値以
上、吸気温が所定値以上、始動時からの経過時間が所定
時間以内、及びエンジン回転数の変動料が所定値以上の
いずれか一つの条件でも成立したときに、ステップS1
8により、バイパス通路17を遮断して、燃料回収通路
15の上、下流部15a,15b間を連通させる制御を
行うようにしたが、上記各条件を組み合わせて2つ以上
が成立したときにこの制御を行うようにしてもよく、こ
れにより、該バイパス通路17を遮断する場合を必要最
小限として、当該燃料回収制御の精度を向上させること
が可能となる。
【0048】また、以上の実施例は、本発明を、各気筒
ごとに全運転領域で燃料が噴射される第1燃料噴射弁7
と、低負荷領域で燃料の噴射が休止される第2燃料噴射
弁9とが備えられたロータリピストンエンジン1に適用
したものであるが、これを同様の第1、第2燃料噴射弁
が備えられた通常のエンジンに適用することも可能であ
る。また、本発明は、全運転領域で作動する第1群の気
筒と、低負荷領域で作動を休止する第2群の気筒とが備
えられた気筒数制御エンジンにおいて、第1群の気筒の
燃料噴射弁と、第2群の気筒の燃料噴射弁について、同
様に適用することもできるものである。
【0049】次に、この気筒数制御エンジンの場合をV
型エンジンに関する第3実施例について説明する。
【0050】図5に示すように、この第3実施例に係る
V型エンジン40は、全運転領域で作動する#1,#
3,#5気筒でなる第1バンク41と、低負荷領域で作
動を休止する#2,#4,#6気筒でなる第2バンク4
2とを有し、両バンク41,42ごとに吸気通路43,
44及び排気通路45,46がそれぞれ設けられてい
る。
【0051】そして、第1バンク41の吸気通路43に
設置された#1,#3,#5気筒用の第1燃料噴射弁4
7…47は第1デリバリパイプ48に接続され、また、
第2バンク42の吸気通路44に設置された#2,#
4,#6気筒用の第2燃料噴射弁49…49は第2デリ
バリパイプ50に接続されていると共に、第1デリバリ
パイプ48の上流端に燃料タンク51から導かれた第1
燃料供給通路52が接続され、また、該第1デリバリパ
イプ48の下流端と第2デリバリパイプ50の上流端と
が第2燃料供給通路53によって接続されている。さら
に、第2デリバリパイプ50の下流端には、上記燃料タ
ンク51に通じる燃料回収通路54が接続されていると
共に、この燃料回収通路54にプレッシャレギュレータ
55が設置されている。
【0052】そして、前記第1、第2実施例と同様に、
第1燃料供給通路52と燃料回収通路54におけるプレ
ッシャレギュレータ55の上流側との間にはバイパス通
路56が設けられていると共に、このバイパス通路56
の燃料回収通路54への合流部には三方切換弁57が設
置され、コントロールユニット(図示せず)からの切換
信号により、上記燃料回収通路54の上流部54aと下
流部54bとの間を遮断して、バイパス通路56を燃料
回収通路54の下流部54bに連通させる状態と、該バ
イパス通路56と燃料回収通路54との間を遮断して、
該燃料回収通路54の上流部54aと下流部54bとを
連通させる状態とに切り換えるようになっている。
【0053】この実施例においては、低負荷領域では、
第2バンク42を構成する#2,#4,#6気筒の第2
燃料噴射弁49…49からの燃料の噴射が休止されるこ
とにより、これらの気筒が作動を休止することになる。
【0054】そして、この低負荷領域において、前記実
施例についての図2或は図4に示す制御と同様の制御が
行われる。
【0055】つまり、燃料温度、冷却水温度或は吸気温
度等によって表されるエンジン温度が特に高くなく、し
たがって、第2デリバリパイプ50に供給されただけで
上記第2燃料噴射弁49…49から噴射されなかった燃
料が該デリバリパイプ50内に滞留しても、べーパーの
発生が特に問題とならないときには、上記三方切換弁5
7がバイパス通路56を燃料回収通路54の下流部54
bに連通させるので、余分な燃料は、第1、第2デリバ
リパイプ48,50に供給されることなく、直接燃料タ
ンク51に回収されることになる。したがって、エンジ
ンの熱によって加熱された燃料が多量にタンク51に回
収されることによるエバポレーションガスの発生量の増
大が回避されることになる。
【0056】また、エンジン温度が高く、したがって、
第2デリバリパイプ50内で燃料が滞留すると該燃料に
べーパーが発生し易くなるとき、或はエンジンの始動直
後やエンジン回転数の変動量が大きくて運転状態が不安
定なときには、三方切換弁57が燃料回収通路54の
上、下流部54a,54b間を連通させるので、この場
合は、第2デリバリパイプ50に供給された燃料はその
まま燃料タンク51に回収されることになる。したがっ
て、上記のような第2デリバリパイプ50内における燃
料の滞留ないしべーパーの発生が回避され、また、滞留
燃料が、第2バンク42の次の作動時に、運転状態が不
安定な状態の下で噴射されることによる運転状態の一層
の不安定化が回避されることになる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、燃料が
必要とされる全運転領域で燃料を噴射する第1燃料噴射
弁と、特定の運転領域で燃料の噴射を休止する第2燃料
噴射弁とが備えられている場合に、上記特定運転領域で
は、エンジン温度が高いとき、或は始動直後やエンジン
回転数の変動量が大きくて運転状態が不安定なときに
は、上記第2燃料噴射弁に供給された燃料をそのまま燃
料タンクに回収させるようにしたから、滞留によってべ
ーパーが発生した燃料が運転領域の移行に伴って第2燃
料噴射弁から噴射されることにより、或はこの滞留燃料
が不安定なエンジン運転状態の下で噴射されることによ
り、その運転状態が一層不安定となることが回避される
ことになる。
【0058】また、エンジン温度が低く、かつエンジン
の運転状態が安定しており、したがって、燃料が滞留し
てもべーパーの発生が特に問題とならず、或は滞留燃料
が噴射されても特に問題とならないときには、上記第2
燃料噴射弁に供給された燃料をその近傍に滞留させる一
方、燃料タンク側から送られる燃料のうちの余分な燃料
は第1、第2燃料噴射弁をバイパスさせて燃料タンクに
直接回収するようにしたから、高温に加熱された燃料が
多量に燃料タンクに回収されて、該タンク内でのエバポ
レーションガスの発生量が増大する、といった問題が防
止されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るエンジンの燃料供
給システム図である。
【図2】 同実施例の作動を示すフローチャート図であ
る。
【図3】 本発明の第2実施例における制御システムを
示すブロック図である。
【図4】 同実施例の作動を示すフローチャート図であ
る。
【図5】 本発明の第3実施例に係るエンジンの燃料供
給システム図である。
【図6】 従来の燃料供給システム図である。
【符号の説明】
1,40 エンジン 7,47 第1燃料噴射弁 9,49 第2燃料噴射弁 11,51 燃料タンク 14,52,53 燃料供給通路 15,54 燃料回収通路 17,56 バイパス通路 18,57 三方切換弁 20,20’ 制御手段(コントロールユニット)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料の供給が必要とされる全運転領域で
    燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、特定運転領域で燃料
    の噴射を休止する第2燃料噴射弁と、燃料タンクから導
    かれ、上記第1燃料噴射弁を経て第2燃料噴射弁に至る
    燃料供給通路とを有するエンジンの燃料供給装置であっ
    て、上記第2燃料噴射弁から燃料タンクに至る燃料回収
    通路と、上記燃料供給通路における第1燃料噴射弁の上
    流側から分岐されて上記燃料回収通路に合流するバイパ
    ス通路とを設けると共に、該バイパス通路の燃料回収通
    路への合流部に、該バイパス通路もしくは燃料回収通路
    の上流部のいずれか一方を該燃料回収通路の下流部に選
    択的に連通させる三方切換弁を設置し、かつ、上記特定
    運転領域において、エンジン温度が所定値以下のとき
    は、バイパス通路を燃料回収通路の下流部に連通させ、
    エンジン温度が所定値以上のときは、燃料回収通路の上
    流部を該燃料回収通路の下流部に連通させるように、上
    記三方切換弁を作動させる制御手段を設けたことを特徴
    とするエンジンの燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 燃料の供給が必要とされる全運転領域で
    燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、特定運転領域で燃料
    の噴射を休止する第2燃料噴射弁と、燃料タンクから導
    かれ、上記第1燃料噴射弁を経て第2燃料噴射弁に至る
    燃料供給通路とを有するエンジンの燃料供給装置であっ
    て、上記第2燃料噴射弁から燃料タンクに至る燃料回収
    通路と、上記燃料供給通路における第1燃料噴射弁の上
    流側から分岐されて上記燃料回収通路に合流するバイパ
    ス通路とを設けると共に、該バイパス通路の燃料回収通
    路への合流部に、該バイパス通路もしくは燃料回収通路
    の上流部のいずれか一方を該燃料回収通路の下流部に選
    択的に連通させる三方切換弁を設置し、かつ、上記特定
    運転領域において、エンジン水温が所定値以上であるこ
    と、吸気温が所定値以上であること、エンジン始動時か
    らの経過時間が所定時間以内であること、及びエンジン
    回転数の変動量が所定値以上であることのうちの少なく
    とも一つ以上が成り立つときに、燃料回収通路の上流部
    を該燃料回収通路の下流部に連通させ、それ以外のとき
    にバイパス通路を燃料回収通路の下流部に連通させるよ
    うに、上記三方切換弁を作動させる制御手段を設けたこ
    とを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 第1燃料噴射弁は、燃料の供給が必要と
    される全運転領域で燃料を噴射する噴射弁であり、第2
    燃料噴射弁は低負荷領域で燃料の噴射を休止する噴射弁
    である請求項1または請求項2に記載のエンジンの燃料
    供給装置。
  4. 【請求項4】 第1燃料噴射弁は、燃料の供給が必要と
    される全運転領域で作動する気筒の噴射弁であり、第2
    燃料噴射弁は、特定運転領域で作動を休止する気筒の噴
    射弁である請求項1または請求項2に記載のエンジンの
    燃料供給装置。
JP5031266A 1993-01-26 1993-01-26 エンジンの燃料供給装置 Pending JPH06221179A (ja)

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