JPH0622098A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0622098A
JPH0622098A JP4172730A JP17273092A JPH0622098A JP H0622098 A JPH0622098 A JP H0622098A JP 4172730 A JP4172730 A JP 4172730A JP 17273092 A JP17273092 A JP 17273092A JP H0622098 A JPH0622098 A JP H0622098A
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JP4172730A
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Osamu Inage
修 稲毛
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙をレジストローラまで予め送り込んでお
くことにより連続印刷を効率的に行えるようにしても、
その用紙が放置されることによってカールや用紙特性の
劣化が生じないようにする。また、電子写真プロセスを
構成する各部品の消耗を極力抑える。 【構成】 用紙Pがレジストローラ21まで搬送された
後、所定時間経過する間に記録要求信号が出力されない
ときには、その用紙を感光体5等の電子写真プロセスの
各部を通過させることなしに原稿排出口13側に切り換
えられた搬送方向切換爪16を介して排出させ、用紙が
レジストローラ21の位置に放置された場合に生じやす
いカールや記録紙としての特性の変化を防止すると共
に、電子写真プロセス各部の動作を用紙排出時に停止さ
せて部品の消耗を極力抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体に画像を記
録するプリンタ機能と原稿の画像を読み取るスキャナ機
能とを合わせ持った画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像処理装置には、例えば
特開平2−301359号公報に見られるように、連続
印刷(画像形成)を行う際にそれを効率的に行えるよう
にするため、画像形成部の手前側に設けられているタイ
ミング調整用のレジストローラに記録媒体である用紙を
予め送り込んでおき、その用紙を次回の画像形成プロセ
スに備えてそのまま待機させておいて、効率的な処理が
できるようにしたものがある。
【0003】そして、その用紙がレジストローラの位置
で待機している時に、その用紙を再搬送するための記録
要求信号が所定時間内に出力されなかった場合には、そ
の用紙を画像形成処理をせずに感光体を通る通常の画像
形成プロセスによる搬送路を通して機外の排紙トレイ等
に排出することによって、その機内で待機させていた用
紙が長時間レジストローラの部分で待機されることによ
って生じるカールや機内の熱による用紙特性の劣化を防
止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像処理装置の場合には、所定時間内に記録
要求信号が出力されなかった場合には、レジストローラ
の位置で待機させていた用紙をそのまま画像形成処理を
せずに機外に排出するため、その用紙のカールや熱によ
る用紙特性の劣化を防止することができるが、その排出
の際に感光体や定着装置を駆動して通常の電子写真プロ
セスに使用する搬送ルートを使用して画像を形成せずに
用紙を排出していたため、それらの電子写真プロセスを
構成する部品が用紙の排出に使用される分だけ消耗して
寿命が短くなり、画像品質の低下を招きやすいという問
題点があった。
【0005】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、プリンタとスキャナの両方の機能を備え、
プリンタとして使用したときには記録媒体である用紙を
搬送路の所定位置まで予め送り込んでおくことにより連
続印刷を効率的に行うことができ、その送り込んだ用紙
にカールや熱による用紙特性の劣化が生じないようにし
て悪影響が出ないようにすることを目的とする。また、
電子写真プロセスを構成する各部品の消耗を極力抑えて
寿命及び画像品質の低下を防止し、且つ装置の小型化に
努めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、上述したような画像処理装置において、
搬送路の電子写真プロセス各部よりも記録媒体の搬送方
向上流側で、予給紙信号により記録媒体を搬送して待機
させておく所定位置の下流側に、その搬送路から分岐し
て原稿排出口に通じる原稿排出路を設けると共にその分
岐部に搬送路切換手段を設け、記録媒体を上記予給紙信
号により上記所定位置まで搬送した後、所定時間経過し
ても記録要求信号が出力されないときには、搬送路切換
手段を上記記録媒体が原稿排出口から排出される切換位
置にして所定位置の記録媒体を排出させる記録媒体排出
手段を設けたものである。
【0007】また、上記画像処理装置において、所定時
間経過しても記録要求信号が出力されなくて記録媒体を
原稿排出口から排出する際には、電子写真プロセスの現
像手段,感光体,定着手段のいずれか、あるいはその全
てを駆動させないようにする手段を設けると効果的であ
る。さらに、上記画像処理装置において、記録媒体を搬
送する際と原稿を搬送する際の搬送路を、上記所定位置
から搬送路切換手段までの間で共通にしたり、原稿の画
像を読み取るスキャナをその所定位置と搬送路切換手段
との間の搬送路に設けるとよい。
【0008】
【作用】このように構成した画像処理装置によれば、プ
リンタとスキャナの両方に使用することができ、それを
プリンタとして使用した場合に記録媒体が所定位置まで
搬送されて所定時間経過する間に記録要求信号が出力さ
れないと、その記録媒体は電子写真プロセスの各部を通
過することなしに原稿排出口側に切り換えられた搬送路
切換手段を通って排出されるので、記録媒体が所定位置
にそのまま放置された場合に生じやすいカールや記録紙
としての特性の変化を防止できる。
【0009】また、その記録媒体を原稿排出口から排出
する際に、電子写真プロセスの現像手段,感光体,定着
手段のいずれか、あるいはその全てを駆動させないよう
にする手段を設ければ、その手段によって駆動が停止さ
れる電子写真プロセスを構成する各部は、所定位置に待
機させた記録媒体を排出させる際に駆動されないので、
それらの部品の消耗を極力抑えることができるため部品
の寿命を延ばすことができると共に、品質の低下を防止
することができる。
【0010】さらに、記録媒体を搬送する際と原稿を搬
送する際の搬送路を、所定位置から搬送路切換手段まで
の間で共通にすれば、装置全体を小型で低コストにでき
る。また、原稿の画像を読み取るスキャナを上記所定位
置と搬送路切換手段との間の搬送路に設ければ、手差し
給紙部から給送した原稿と自動給紙部から給送した原稿
のいずれも同一のスキャナによって画像を読み取ること
ができるので、部品点数を少なくすることができると共
に装置を小型にできる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の一実施例を示す画像処理装置
を示す全体構成図である。この画像処理装置は、自動給
紙部7又は手差し給紙部10から記録媒体である用紙P
を予給紙信号により搬送路12の所定位置であるレジス
トローラ21まで搬送し、記録要求信号が出力されたと
きにそのレジストローラ21の位置に待機中の用紙Pを
再搬送して電子写真プロセスにより画像を記録した後に
排紙トレイ27に排出するプリンタ機能と、自動給紙部
7又は手差し給紙部10にセットした原稿を給送してそ
の原稿の画像をスキャナ18で読み取った後その原稿を
装置本体1の上面に排出するスキャナ機能とを備えてい
る。
【0012】そして、装置本体1を上部構造体2と下部
構造体3とによつて構成し、その上部構造体2を下部構
造体3に軸4によつて開閉自在に取付けている。その装
置本体1内には、略中央に感光体5を設け、その回りに
帯電チヤージヤ6、現像装置17、転写チヤージヤ8、
クリーニング装置9等の電子写真プロセスを実行するた
めの各装置をそれぞれ配置している。また、現像装置1
7の斜め上方に自動給紙部7の給紙カセツト11を配置
し、下部構造体3の底部付近には光書き込み装置15を
配置している。
【0013】さらに、搬送路12の感光体5等の電子写
真プロセス各部よりも用紙の搬送方向上流側(図1で右
方)でレジストローラ21の下流側に、その搬送路12
から分岐して原稿排出口13に通じる原稿排出路14を
設けると共にその分岐部に搬送路切換手段を構成する搬
送方向切換爪16を設け、用紙Pを予給紙信号によりレ
ジストローラ21にその先端が突き当たる所定位置まで
搬送した後、所定時間経過しても記録要求信号が出力さ
れないときには、搬送方向切換爪16を図1に仮想線で
示す用紙が原稿排出口13から排出される切換位置にし
て上記所定位置の用紙を排出させる記録媒体排出手段と
して機能する制御手段50を設けている。
【0014】その制御手段50は、各種判断及び処理機
能を有する中央処理装置(CPU)と、搬送方向切換爪
16の位置を切り換えるソレノイド及びレジストローラ
21や原稿用排紙ローラ19等を駆動するモータ等の各
種駆動系を駆動制御するために必要なプログラムを含む
各処理プログラム及び固定データを格納したROMと、
処理データを格納するデータメモリであるRAMと、入
出力回路(I/O)とからなるマイクロコンピュータであ
リ、タイマの機能も備えている。
【0015】この画像処理装置は、プリンタとして使用
するプリンタモードを選択したときには、予給紙信号が
出力されると給紙カセツト11から給紙ローラ20によ
り、あるいは手差し給紙トレイ22から手差し給紙用給
紙ローラ32により用紙Pが給送されてレジストローラ
21まで搬送されて一端停止する。そして、記録要求信
号が出力されると、その待機していた用紙Pがレジスト
ローラ21によってタイミングがとられて搬送路12を
感光体5の上側に向けて再搬送される。
【0016】なお、この用紙Pがレジストローラ21に
よって再搬送される際には、搬送方向切換爪16が図1
に実線で示す位置(図3に拡大図で明示)になるように
制御手段50によって制御される。
【0017】感光体5は、エンドレスのベルト状であ
り、3個のローラ間に張装されて図1の矢示方向に回動
し、その表面が帯電チヤージヤ6によつて一様に帯電さ
れ、そこに光書き込み装置15からのレーザ光Lがその
下面5a側に照射されることによつて静電潜像が形成さ
れる。
【0018】その潜像は、現像装置17を通るときにト
ナーによつて可視像化され、その可視像(トナー像)が
感光体5の上側に搬送されてきた用紙Pの下面側に転写
チヤージヤ8により転写される。そのトナー像が転写さ
れた用紙Pは、搬送ガイド23に案内されて定着装置3
1の定着ローラと加圧ローラとの間に搬送され、そこで
トナー像が定着される。そして、定着装置31を出た用
紙Pは、さらに排紙ローラ24によつて搬送され、排紙
ガイド26に案内されて排紙トレイ27上にスタツクさ
れる。
【0019】光書き込み装置15は、下部構造体3に固
定されるベースカバー29内に設けられており、その空
間内には光書き込み装置15を構成するスキヤナモータ
36とポリゴンミラー37とfθレンズ38と第2ミラ
ー39の各部が設けられており、レーザユニツトから発
せられて画像情報信号に応じて点滅する光は、スキヤナ
ーモータ36の軸に一体に取付けたポリゴンミラー37
に入射し、一定の角度の範囲を繰り返しポリゴン偏向す
る。
【0020】その偏向光は、fθレンズ38により感光
体5上の光書き込み位置で直線上に結像するようになつ
ており、等速で投影点が移動するように補正されて第2
ミラー39、シリンダレンズ40を介してその感光体5
に入射する。
【0021】そして、入射光の偏向により主走査が行わ
れ、感光体5の回動により副走査が行われて画像情報信
号に応じた画像が書き込まれて静電潜像が形成される。
このように、プリンタモードを選択すると、用紙Pは図
2に実線で示す搬送経路で搬送され、この流れが指定枚
数に達するまで繰り返し行われる。
【0022】ところで、この実施例では、前述したよう
に用紙を予給紙信号によりレジストローラ21にその先
端が突き当たる所定位置まで搬送した後、所定時間経過
しても記録要求信号が出力されないときには、その所定
位置に待機させている用紙を原稿排出口13から排出す
るようになっている。
【0023】すなわち、給紙カセツト11あるいは手差
し給紙トレイ22から給紙されてレジストローラ21に
突き当てられた所定位置まで搬送された用紙Pは、所定
時間経過しても記録要求信号が出力されないときにはレ
ジストローラ21を回転させてそれを搬送路12に再搬
送する。
【0024】その際に、その用紙Pの先端が搬送方向切
換爪16に達する前に、図示しない例えばソレノイドを
使用して構成される駆動装置を駆動させることによって
搬送方向切換爪16を図1に仮想線で示す位置(図4に
拡大図で明示)に切り換え、その搬送路12を搬送され
る用紙Pを原稿排出路14へ案内して原稿排出口13か
ら装置本体1の上面に排出させる。
【0025】このように、この画像処理装置は、用紙を
その先端がレジストローラ21に突き当てられてそれが
若干たるんだ状態にある待機状態のまま長時間放置させ
ることなしに、それを電子写真プロセスを構成する感光
体5,現像装置17,定着装置31の各部を通過させる
ことなしに原稿排出口13から機外へ排出するので、用
紙をレジストローラ21に突き当てた状態のまま長時間
放置した場合に生じやすいカールや、機内に長時間放置
されることによって生じる記録紙としての特性の変化を
防止することができる。
【0026】また、その用紙の排出時に上記した電子写
真プロセスを構成する感光体5等の各部をいずれも制御
手段50が動作させないので、それだけ部品の消耗を抑
えることができるためそれらの部品の寿命を延ばすこと
ができ、品質の低下も防止できる。
【0027】一方、この画像処理装置をスキャナとして
使用するスキャナモードを選択した場合には、原稿を自
動給紙部7又は手差し給紙部10にセットしてその給送
をスタートさせると、給紙カセツト11にセットした場
合には給紙ローラ20により、また手差し給紙トレイ2
2にセットした場合には手差し給紙用給紙ローラ32に
よりそれが給送され、その原稿がレジストローラ21に
よって搬送路12を図1で左方へ搬送される。
【0028】そして、その原稿がスキャナ18を通過す
ると、その際に原稿上の画像がスキャナ18によって読
み取られ、その画像データが図示しないメモリに記憶さ
れる。そして、その原稿は、図1に仮想線で示す位置に
移動している搬送方向切換爪16によって原稿排出路1
4へ案内され、それが原稿排出口13から装置本体1の
上面に排出される。このように、スキャナモード時にお
ける原稿の流れは図2に破線矢印で示すようになる。
【0029】図5はプリントモード選択時に予給紙信号
によって用紙がレジストローラまで搬送された後の所定
時間内に記録要求信号が出力された場合の通常プリント
時における各部の動作タイミングを示すタイミング図で
ある。図1に示した制御手段50は、図5に示す予給紙
信号FFを入力(ON)すると、それを入力した後に給
紙ローラ20(手差し給紙の場合には手差し給紙用給紙
ローラ32)を回転させるオン状態にして、用紙をその
先端がレジストローラ21に突き当たって若干たるむ所
定位置まで搬送する。
【0030】この用紙がレジストローラ21に到達する
タイミングに合わせて給紙ローラ20の回転を停止させ
るタイミングの判断は、給紙ローラ20(あるいは手差
し給紙用給紙ローラ32)の回転を開始させてからの時
間で判断したり、あるいはレジストローラ21の直前に
設けているセンサ25(図1参照)から出力される用紙
検知信号から判断したりする。
【0031】そして、記録要求信号VTが出力(ON)
されてそれを制御手段50が入力すると、電子写真プロ
セス各部である感光体5,光書き込み装置15,定着装
置31及び現像装置17を図5に示すそれぞれのタイミ
ングで動作させると共に、図5では図示を省略している
が除電ブラシや帯電チヤージヤ6等も動作させる。
【0032】そして、現像装置17を動作させた後に若
干遅らせてレジストローラ21を回転させ、そこに先端
が突き当てられた状態で待機状態にあった用紙を感光体
5へ向けて再搬送し、その用紙に転写位置で図5に示す
タイミングで動作させた転写チヤージヤ8により画像を
転写して、それを図1の排紙ローラ24により排紙トレ
イ27上に排出する。なお、上記の所定時間内に記録要
求信号が出力される通常プリント時には、搬送方向切換
爪16を図3に示す位置にしておく。
【0033】図6はプリントモード選択時に予給紙信号
によって用紙をレジストローラまで搬送した後の所定時
間内に記録要求信号が出力されなかった場合における各
部の動作タイミングを示すタイミング図である。図5の
場合と同様に予給紙信号FFが出力(ON)されると、
上記の場合と同様にその信号を制御手段50が入力した
後に給紙ローラ20(手差し給紙の場合には手差し給紙
用給紙ローラ32)を回転(ON)させて、用紙をその
先端がレジストローラ21に突き当たる所定位置まで搬
送する。
【0034】そして、その用紙がレジストローラ21に
達するタイミングとなる給紙ローラ20が停止するタイ
ミングの後、所定時間tを経過する間に記録要求信号V
Tを入力しなかった場合(OFF)には、その所定時間
tの経過後にレジストローラ21を回転(ON)させ、
そこに待機中の用紙を再搬送する。
【0035】その際、そのレジストローラ21の回転に
一致させて、搬送方向切換爪16の位置を切り換える図
示しない駆動装置をオン状態にして、搬送方向切換爪1
6を図4に示す位置に切り換える。したがって、そのレ
ジストローラ21によって再搬送された用紙は、図6に
示すタイミングで回転を開始(ON)した原稿用排紙ロ
ーラ19により原稿排出口13から装置本体1の上面に
排出される。
【0036】なお、図6の例では、用紙の原稿排出口1
3からの排出時には電子写真プロセスを構成する感光体
5,現像装置17,定着装置31の動作を全て停止させ
ているが、これらの各部は画像処理装置の構成により、
それらの何れかを必要に応じて動作させるようにしても
よい。また、この実施例では、図1に示すように用紙を
搬送する際と原稿を搬送する際の搬送路12を、レジス
トローラ21(所定位置)から搬送路切換手段である搬
送方向切換爪16までの間で共通にしているので、装置
全体を小型にできる。
【0037】また、原稿の画像を読み取るスキャナ18
をレジストローラ21と搬送方向切換爪16との間の搬
送路12に設けているので、手差し給紙部10から給送
した原稿と自動給紙部7から給送した原稿のいずれも同
一のスキャナ18によって画像を読み取ることができる
ので、部品点数を少なくすることができると共に装置を
小型にできる。そして、複数枚の原稿も自動給紙部7か
らの給送を使用することにより自動で画像を読み取らす
ことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、プリンタとスキャナの両方に使用することができ、
それをプリンタとして使用した場合に所定位置まで搬送
した記録媒体は、所定時間経過しても記録要求信号が出
力されないときには電子写真プロセスの各部を通過する
ことなしに原稿排出口から排出され、その所定位置に長
時間放置されるようなことがないので、それがカールし
たり熱により特性が変化して通紙や画像品質に悪影響を
及ぼすのを防止できる。
【0039】また、所定時間経過しても記録要求信号が
出力されなくて記録媒体を原稿排出口から排出する際に
は、電子写真プロセスの現像手段,感光体,定着手段の
いずれか、あるいはその全てを駆動させないようにする
手段を設ければ、その記録媒体が原稿排出口からの排出
される際には電子写真プロセスを構成する各部が上記手
段により駆動が停止されるためその消耗を極力抑えるこ
とができるので、それらの部品の寿命を延ばすことがで
きると共に品質の低下を防止することができる。
【0040】さらに、記録媒体を搬送する際と原稿を搬
送する際の搬送路を、所定位置から搬送路切換手段まで
の間で共通にすれば、装置全体を小型で低コストにでき
る。また、原稿の画像を読み取るスキャナを上記所定位
置と搬送路切換手段との間の搬送路に設ければ、手差し
給紙部から給送した原稿と自動給紙部から給送した原稿
のいずれも同一のスキャナによって画像を読み取ること
ができるので、部品点数を少なくすることができると共
に装置を小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す画像処理装置を示す
全体構成図である。
【図2】プリンタモードとスキャナモードの場合の用紙
及び原稿の搬送ルートを示す概略図である。
【図3】図1の装置における搬送方向切換爪16が用紙
を感光体方向へ導く位置にある状態を拡大して示す概略
図である。
【図4】同じくその搬送方向切換爪16が用紙を原稿排
出口13へ導く位置にある状態を拡大して示す概略図で
ある。
【図5】プリントモード選択時に用紙がレジストローラ
まで搬送された後の所定時間内に記録要求信号が出力さ
れた場合の通常プリント時における各部の動作タイミン
グを示すタイミング図である。
【図6】同じくそのプリントモード選択時に用紙がレジ
ストローラまで搬送された後の所定時間内に記録要求信
号が出力されなかった場合における各部の動作タイミン
グを示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 装置本体 5 感光
体 7 自動給紙部 10 手
差し給紙部 12 搬送路 13 原
稿排出口 14 原稿排出路 15 光
書き込み装置 16 搬送方向切換爪(搬送路切換手段) 17 現
像装置 18 スキャナ 21 レ
ジストローラ 31 定着装置 50 制
御手段 P 用紙(記録媒体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動給紙部又は手差し給紙部から記録媒
    体を予給紙信号により搬送路の所定位置まで搬送し、記
    録要求信号が出力されたときに該所定位置に待機中の記
    録媒体を再搬送して電子写真プロセスにより画像を記録
    した後に排出するプリンタ機能と、前記自動給紙部又は
    手差し給紙部にセットした原稿を給送して該原稿の画像
    を読み取った後その原稿を排出するスキャナ機能とを備
    えた画像処理装置において、 前記搬送路の前記電子写真プロセス各部よりも記録媒体
    の搬送方向上流側で前記所定位置の下流側に該搬送路か
    ら分岐して原稿排出口に通じる原稿排出路を設けると共
    に該分岐部に搬送路切換手段を設け、記録媒体を前記予
    給紙信号により前記所定位置まで搬送した後、所定時間
    経過しても前記記録要求信号が出力されないときには、
    前記搬送路切換手段を前記記録媒体が前記原稿排出口か
    ら排出される切換位置にして前記所定位置の記録媒体を
    排出させる記録媒体排出手段を設けたことを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、
    前記所定時間経過しても前記記録要求信号が出力されな
    くて前記記録媒体を前記原稿排出口から排出する際に
    は、前記電子写真プロセスの現像手段,感光体,定着手
    段のいずれか、あるいはその全てを駆動させないように
    する手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像処理装置にお
    いて、記録媒体を搬送する際と原稿を搬送する際の搬送
    路を、前記所定位置から前記搬送路切換手段までの間で
    共通にしたことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像処理装置において、原稿の画像を読み取るスキャナ
    を前記所定位置と前記搬送路切換手段との間の搬送路に
    設けたことを特徴とする画像処理装置。
JP4172730A 1992-06-30 1992-06-30 画像処理装置 Pending JPH0622098A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08180138A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Nagano Nippon Denki Software Kk 文字認識装置

Cited By (1)

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JPH08180138A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Nagano Nippon Denki Software Kk 文字認識装置

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