JPH06220926A - 吸水性止水材 - Google Patents

吸水性止水材

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JPH06220926A
JPH06220926A JP916093A JP916093A JPH06220926A JP H06220926 A JPH06220926 A JP H06220926A JP 916093 A JP916093 A JP 916093A JP 916093 A JP916093 A JP 916093A JP H06220926 A JPH06220926 A JP H06220926A
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JP
Japan
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water
polymer
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weight
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JP916093A
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Inventor
Takashi Hasegawa
敬 長谷川
Hiroshi Iwakiri
浩 岩切
Fumio Kawakubo
文夫 川久保
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】貯蔵安定性が良く、多湿下での発泡・接着不良
等の問題がない吸水性止水材を提供する。 【構成】分子中に少なくとも1個の反応性珪素基を含有
するポリオキシアルキレン系重合体を使用した吸水性止
水材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製品やコンクリー
ト製品等の止水に用いられる吸水性の止水材に関する。
【0002】
【従来の技術】吸水性の止水材としては、従来、疎水性
のゴム又は合成樹脂に高吸水性樹脂を混合したものが知
られている。然し、これらのものの大部分は定型タイプ
であるために、任意の形状に成型し難いとか、工事現場
で生じる僅かな隙間に注入することができない等の問題
があった。一方、水膨潤性ウレタンを用いた不定型タイ
プのものも知られているが、これらは貯蔵安定性が悪
く、多湿下での発泡・接着不良という問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの従
来技術の欠点を解決するために、貯蔵安定性が良く、多
湿下での発泡・接着不良等の問題のない吸水性の止水材
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、分子中に少な
くとも1個の反応性珪素基を含有するオキシアルキレン
系重合体を用いることを特徴とする吸水性止水材であ
る。
【0005】本発明に使用する分子中に少なくとも1個
の反応性珪素基を含有するオキシアルキレン系重合体
(以下、オキシアルキレン系重合体(A)という)とし
ては、特に限定されるものではないが、代表的なものと
して、例えば、特開昭 50-156599号公報、同 54-6096号
公報、同 57-126823号公報、同59-78223号公報、同55-8
2123号公報、同 55-131022号公報、同 55-137129号公
報、同 62-230822号公報、同63-83131号公報、特開平 3
-47825号公報、同 3-72527号公報、同3-122152号公報、
米国特許第 3,632,557号明細書、同 4,345,053号明細
書、同 4,366,307号明細書、同 4,960,844号明細書等に
開示されたものを挙げることができる。本発明において
使用するオキシアルキレン系重合体(A)の分子鎖は、
本質的に一般式: −R1 −O− (式中、R1 は、2価の有機基であるが、その大部分が
炭素数2、3又は4の炭化水素基であるときが最も好ま
しい)
【0006】で示される繰返し単位を有するものが好ま
しい。2価の有機基であるR1 の具体例としては、−C
2 CH2 −、−CH(CH3 )CH2 −、−CH(C
2 5)CH2 −、−C(CH3 2 CH2 −、−CH
2 CH2 CH2 CH2 −等が挙げられる。このオキシア
ルキレン系重合体の分子鎖は1種だけの繰返し単位から
なっていてもよく、2種以上の繰返し単位からなってい
てもよい。この−R1 −O−で示される繰返し単位は、
オキシアルキレン系重合体のなかに50%(重量%、以
下同じ)以上、更に70%以上、特に80%以上含まれ
ることが好ましい。
【0007】このオキシアルキレン系重合体は、繰返し
単位のR1 が−CH2 CH2 −である場合が好ましく、
−CH2 CH2 O−単位の総和が重合体の10〜80重
量%であるものが更に好ましく、20〜60重量%であ
るものが特に好ましい。−CH2 CH2 O−単位を有す
るオキシアルキレン系共重合体の場合、他の単位として
は−CH(CH3 )CH2 O−が好ましい。結局、ポリ
オキシエチレン/ポリプロピレン共重合体であり、ポリ
オキシエチレン単位の総和が重合体の10〜80重量
%、特に20〜60重量%であるものが好ましい。本発
明に用いる重合体が有する反応性珪素基は良く知られた
官能基であり、その代表例としては、次の一般式(I)
で示される基を挙げることができる。 −[−Si(R2 2-b )(Xb )−O−]m Si(R2 3-a )−Xa (I)
【0008】式中、Xは、水酸基又は加水分解性基であ
り、2個以上存在するときには、それらは同じであって
も良いし、異なっていても良い。R2 は、炭素数1〜2
0の1価の炭化水素基又は(R´)3 SiO−[R´は
炭素数1〜20の1価の炭化水素基であり、3個のR´
は同じであっても異なっていても良い]で示されるトリ
オルガノシロキシ基である。aは、0、1、2又は3で
あり、bは、0、1又は2であるが、但し1≦a+mb
である。m個の−Si(R2 2-b )(Xb )−O−基に
おけるbは同一である必要はない。mは0又は1〜19
の整数を示す。これらの反応性珪素基のうち、次の一般
式(II)で示される基が好ましい。 −Si(−R2 3-n )(Xn ) (II) 式中、R2 は、前記と同じであり、nは1、2又は3の
整数を示す。
【0009】一般式(I)における加水分解性基として
は、特に限定されるものではなく、従来既知の加水分解
性基でよいが、具体例としては、例えば水素原子、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメ
ート基、アミノ基、アミド基、酸アミド基、アミノオキ
シ基、メルカプト基、アルケニルオキシ基等を挙げるこ
とができる。これらのうちでは、加水分解性が温和で、
取扱い易いという観点から、メトキシ基、エトキシ基等
のアルコキシ基が特に好ましい。
【0010】また、一般式(I)におけるR2 の具体例
としては、例えば、メチル基、エチル基等のアルキル
基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル
基等のアリ−ル基、ベンジル基等のアラルキル基、R´
がメチル基、フェニル基等である(R´)3 SiO−で
示されるトリメチルシロキシ基等を挙げることができ
る。これらのうちではメチル基が特に好ましい。
【0011】本発明に使用するオキシアルキレン系重合
体(A)は、直鎖状であっても又は分岐を有していても
良く、その分子量としては500〜50,000程度の
ものが好ましく、1,000〜20,000のものが更
に好ましい。この重合体に含まれる加水分解性珪素含有
基の個数は、充分な硬化性を得るという点から、重合体
1分子中に平均で1個以上、更には1.1個以上、特に
1.5個以上であるのが好ましい。オキシアルキレン系
重合体(A)は、単独で使用してもよく、2種以上併用
してもよい。
【0012】本発明に使用するオキシアルキレン系重合
体(A)は、官能基を有するオキシアルキレン系重合体
に反応性珪素基を導入することによって得るのが好まし
い。反応性珪素基の導入は既知の方法で行うことがで
き、例えば、次の方法を挙げることができる。
【0013】(i) 末端に水酸基等の官能基を有するオキ
シアルキレン系重合体に、この官能基に対して反応性を
示す活性基及び不飽和基を有する有機化合物を反応さ
せ、次いで、得られた反応生成物に加水分解性基を有す
るヒドロシランを作用させてヒドロシリル化する方法。
【0014】(ii)末端に水酸基、エポキシ基、イソシア
ネート基等の官能基(以下、Y官能基という)を有する
オキシアルキレン系重合体に、このY官能基に対して反
応性を示す官能基(以下、Y´官能基という)及び反応
性珪素基を有する化合物を反応させる方法。このY´官
能基を有する珪素化合物としては、γ-(2-アミノエチ
ル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ-(2-アミノ
エチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノ基含有シ
ラン類;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン等のメ
ルカプト基含有シラン類;γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン、β-(3,4-エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシラン等のエポキシシラン類;ビニ
ルエトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−アクリロイルオキシプロピル
メチルジメトキシシラン等のビニル型不飽和基含有シラ
ン類;γ−クロロプロピルトリメトキシシラン等の塩素
原子含有シラン類;γ−イソシアネートプロピルトリエ
トキシシラン、γ−イソシアネートプロピルメチルジメ
トキシシラン等のイソシアネート含有シラン類;メチル
ジメトキシシラン、トリメトキシシラン、メチルジエト
キシシラン等のハイドロシラン類等を具体的に例示する
ことができるが、これらに限定されるものではない。
【0015】これらの方法のうちで、 (i)の方法又は(i
i)のうち末端に水酸基を有する重合体とイソシアネート
基及び反応性珪素基を有する化合物とを反応させる方法
が好ましい。
【0016】本発明の吸水性止水材には、前述のオキシ
アルキレン系重合体に加えて、必要に応じて、オキシア
ルキレン系重合体(A)の硬化を促進するために、硬化
触媒を配合することができる。硬化触媒の具体例として
は、ジブトキシチタンジアセチルアセトナート等の有機
チタン化合物、テトラブチルチタネート、テトラプロピ
ルチタネート等のチタン酸エステル類、ジブチル錫ジラ
ウレ−ト、ジブチル錫マレエ−ト、ジブチル錫ジアセテ
−ト、オクチル酸錫、フェルザチック酸錫、ナフテン酸
錫等の錫カルボン酸塩類、ジブチル錫オキサイドとフタ
ル酸エステルとの反応物、ジブチル錫ジアセチルアセト
ナ−ト等の有機錫化合物類、アルミニウムトリスアセチ
ルアセトナ−ト、アルミニウムトリスエチルアセトアセ
テ−ト、ジイソプロポキシアルミニウムエチルアセトア
セテ−ト等の有機アルミニウム化合物類、ジルコニウム
テトラアセチルアセトナ−ト等のキレート化合物、オク
チル酸鉄等の有機鉄化合物、オクチル酸鉛等の有機鉛化
合物、オクチル酸ビスマス等の有機ビスマス化合物、ブ
チルアミン、オクチルアミン、ラウリルアミン、ジブチ
ルアミン、モノエタノ−ルアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、オレイルアミン、シクロヘキシ
ルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロピルア
ミン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミン、グ
アニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,6-トリス(ジメ
チルアミノメチル)フェノール、モルホリン、N-メチル
モルホリン、2-エチル−4-メチルイミダゾ−ル、1,8-ジ
アザビシクロ(5,4,0)−7-ウンデセン(DBU)等のア
ミン系化合物又はそれらのカルボン酸等との塩、過剰の
ポリアミンと多塩基酸とから得られる低分子量ポリアミ
ド樹脂、過剰のポリアミンとエポキシ化合物との反応生
成物等を例示することができるが、これらに限定される
ものではなく、一般に使用される縮合触媒を使用するこ
とができる。これらの硬化触媒は、単独で使用してもよ
く、2種以上併用してもよい。
【0017】これらの硬化触媒の使用量は、オキシアル
キレン系重合体(A)の100重量部に対して0.1〜
20重量部程度が好ましく、1〜10重量部程度が更に
好ましい。硬化触媒の使用量が0.1重量部より少ない
と、硬化速度が遅くなり、また硬化反応が充分に進行し
難くなるので好ましくない。一方、硬化触媒の使用量が
20重量部以上では、硬化時に局部的な発熱や発泡が生
じ、良好な硬化物が得られ難くなるので好ましくない。
【0018】本発明の吸水性止水材には、止水材の所望
の性質に応じた種々の充填剤を配合することによって種
々の異なる性質の止水材とすることができる。このよう
な充填剤の具体例としては、例えば、ヒュームシリカ、
沈降性シリカ、無水珪酸、含水珪酸、カーボンブラック
等の補強性充填剤、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、ケイソウ土、焼成クレー、クレー、タルク、カオリ
ン、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナイト、酸
化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、水添ヒマシ油、シラ
スバルーン等の充填剤、石綿、ガラス繊維及びフィラメ
ント等の繊維状充填剤を挙げることができるが、これら
に限定されるものではなく、一般に使用されるものを使
用することができる。
【0019】これらの充填剤の使用によって強度の高い
硬化物を得たい場合には、主にヒュームシリカ、沈降性
シリカ、無水珪酸、含水珪酸、カーボンブラック、表面
処理微細炭酸カルシウム、焼成クレー、クレー及び活性
亜鉛華等から選ばれる充填剤をオキシアルキレン系重合
体(A)の100重量部に対して1〜100重量部の範
囲で使用すると好ましい結果が得られる。また低強度で
伸びが大である硬化物を得たい場合には、主に酸化チタ
ン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、酸化
第二鉄、酸化亜鉛及びシラスバルーン等から選ばれる充
填剤を同重合体の100重量部に対して5〜200重量
部の範囲で使用すると好ましい結果が得られる。これら
の充填剤は1種類のみで使用してもよいし、2種類以上
併用してもよいことは勿論である。
【0020】また、本発明の吸水性止水材には、可塑剤
を配合することによって、得られる硬化物の伸びが大き
くしたり、多量の充填剤を混入することが可能になるの
で、一層有効である。このような可塑剤として具体的に
は、例えば、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレー
ト、ブチルベンジルフタレート等のフタル酸エステル
類;アジピン酸ジオクチル、コハク酸イソデシル、セバ
シン酸ジブチル等の脂肪族2塩基酸エステル類;ジエチ
レングリコールジベンゾエート、ペンタエリスリトール
エステル等のグリコールエステル類;オレイン酸ブチ
ル、アセチルリシノール酸メチル等の脂肪族エステル
類;燐酸トリクレジル、燐酸トリオクチル、燐酸オクチ
ルジフェニル等の燐酸エステル類;エポキシ化大豆油、
エポキシ化アマニ油、エポキシステアリン酸ベンジル等
のエポキシ可塑剤類;2塩基酸と2価アルコールとのポ
リエステル類等のポリエステル系可塑剤類;ポリプロピ
レングリコールやその誘導体等のポリエーテル類;ポリ
−α−メチルスチレン、ポリスチレン等のポリスチレン
類;ポリブタジエン、ブタジエン−アクリロニトリル共
重合体、ポリクロロプレン、ポリイソプレン、ポリブテ
ン、塩素化パラフィン類等の可塑剤を挙げることができ
るが、これらに限定されるものではなく、一般に使用さ
れるものを使用することができる。これらの可塑剤は、
単独で又は2種類以上を併用することができる。この可
塑剤の量は、オキシアルキレン系重合体(A)の100
重量部に対して0〜100重量部の範囲で使用すると好
ましい結果が得られる。
【0021】本発明の止水材には、必要に応じて更に、
接着性改良剤、物性調整剤、保存安定性改良剤、老化防
止剤、紫外線吸収剤、金属不活性化剤、オゾン劣化防止
剤、光安定剤、アミン系ラジカル連鎖禁止剤、燐系過酸
化物分解剤、滑剤、発泡剤等の各種添加剤を適宜添加す
ることもできる。
【0022】本発明の止水材となる硬化性組成物を調製
する方法には、特に限定はなく、例えば以上記の各種成
分を配合して、ミキサー、ロール又はニーダー等を用い
て常温又は加熱下で混練したり、適当な溶剤を少量使用
して各成分を溶解し、混合する等の通常の方法を採用す
ることができる。また、各成分を適当に組合わせること
によって1液型や2液型の配合物とすることも可能であ
る。
【0023】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明の吸水性止水材
を詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。 実施例1 次に示す各成分を配合して硬化性組成物を調製した。 オキシアルキレン系重合体 100部 [分子量約8,000のシリル末端ポリオキシプロピレン/オキシエチレン コポリマー(オキシエチレン含量20重量%)] 表面処理膠質炭酸カルシウム 100部 [白石工業(株)製、白艶華CCR] 硬化触媒[ジブチル錫ジアセチルアセトナート] 2部 脱水剤[トリメチルビニルシラン] 5部 可塑剤[ジオクチルフタレート] 20部
【0024】この硬化性組成物のブランクの粘度を測定
した後、窒素シールして密閉し、50℃のオーブン中に
1か月間貯蔵して粘度を測定した。粘度の測定方法は、
組成物を直径35mm、長さ60mmのガラス瓶に充填し、
東京計器(株)製のBS型粘度計、ローターNo. 7を用
い、23℃において2rpm で粘度を測定した。増粘率は
次の式から求めた。 増粘率=(50℃のオーブンに1か月間貯蔵した後の粘
度)/(ブランクの粘度) その結果は表2に示す通りである。 比較例1 実施例2のオキシアルキレン系重合体を水膨潤性ウレタ
ンプレポリマーに代えて、次に示す各成分を配合し、硬
化性組成物を調製した。 水膨潤性ウレタンプレポリマー 100部 [大日本インキ化学工業(株)製、パンデックスTP−654] 表面処理膠質炭酸カルシウム 100部 [白石工業(株)製、白艶華CCR] 硬化触媒[ジブチル錫ジアセチルアセトナート] 2部 脱水剤[p-トルイルスルホニルイソシアネート、添加剤T1] 5部 可塑剤[ジオクチルフタレート] 20部
【0025】この硬化性組成物のブランクの粘度を測定
した後、窒素シールして密閉し、50℃のオーブン中に
1か月間貯蔵して粘度を測定した。評価方法は実施例2
と同様である。その結果は表2に示す通りである。 表 1 配合物の粘度 実施例2 比較例1 ブランク粘度(poise) 10,000 7,000 貯蔵後粘度(poise) 13,000 11,900 増粘率 1.3 1.7 以上の結果を検討すると、本発明の吸水性止水材は、貯
蔵安定性が良く、従来の水膨潤性ウレタンを用いた場合
の欠点を解決するものであることが判った。
【0026】
【発明の効果】本発明の吸水性止水材は、従来の水膨潤
性ウレタンを用いた場合の欠点を解決するもので、貯蔵
安定性が良く、多湿下での発泡・接着不良等の問題がな
い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に少なくとも1個の反応性珪素基
    を含有するオキシアルキレン系重合体を用いることを特
    徴とする吸水性止水材。
JP916093A 1993-01-22 1993-01-22 吸水性止水材 Pending JPH06220926A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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