JPH0622087U - アウトサイドミラーの保持装置 - Google Patents

アウトサイドミラーの保持装置

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JPH0622087U
JPH0622087U JP6547492U JP6547492U JPH0622087U JP H0622087 U JPH0622087 U JP H0622087U JP 6547492 U JP6547492 U JP 6547492U JP 6547492 U JP6547492 U JP 6547492U JP H0622087 U JPH0622087 U JP H0622087U
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JP
Japan
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overhanging
outside mirror
pivot
stay
cab
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Pending
Application number
JP6547492U
Other languages
English (en)
Inventor
正男 塚本
賢司 溝上
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日野自動車工業株式会社 filed Critical 日野自動車工業株式会社
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転席から視たキャブ側部の視界から障害物
をなくして運転者がアウトサイドミラーを視たときの視
界をすっきりさせて、より快適な運転を行う。 【構成】 支持ステー11の上端が補助ステー14の先
端に第1枢着部Aにより枢着され、その下端がキャブ1
0のフロントパネル16又はフロントピラー17に第2
枢着部Bにより枢着される。第1枢着部Aと第2枢着部
Bが鉛直な同一の軸線18上に位置する。支持ステー1
1は第2枢着部Bから張出して設けられた張出し部11
aと、張出し部11aの張出し端に上向きに接続して一
体的に形成されアウトサイドミラー12を支持する垂直
部11cと、第1枢着部Aからフロントピラー17に沿
って設けられかつ張出し部11aに接続して一体的に形
成された補強部11bとにより構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のアウトサイドミラーを支持する支持ステーを備えたアウト サイドミラーの保持装置に関する。更に詳しくは車体から張出したミラーを車体 に近接する位置まで変位可能なアウトサイドミラーの保持装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
アウトサイドミラーの保持装置にはミラーを支持する支持ステーが不測の外力 を受けたときにその衝撃を緩和するための保安基準が法定される。特に、ミラー の方向調節中心部が自動車に取付けた状態で地上高1.8m未満であるときには 車体の最外側に突出する部品は25Kgf以下の力で十分に変位しなければなら ない。 この種のアウトサイドミラーの保持装置として、図4に示すように金属パイプ を略コ字状に折曲げて形成した支持ステー1が知られている。この支持ステー1 はその垂直部においてアウトサイドミラー2を支持する。支持ステー1はその上 端がキャブのルーフパネル3に固着されて突出する補助ステー4に第1枢着部A により枢着され、その下端がキャブのフロントパネル6に第2枢着部Bにより枢 着される。枢着部A及びBは鉛直な同一の軸線8上に位置する。 このアウトサイドミラーの保持装置では不測の外力を受けると、支持ステー1 が枢着部A及びBを支点として回転してその衝撃を緩和するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記アウトサイドミラーの保持装置は支持ステー1が略コ字状に形成 されるため、特にキャブの前方に大きく張出した支持ステー1が運転者の視界に 入り重苦しくうっとうしい感じを与えていた。即ち、運転者のサイドミラー2に 向けられた視界内で支持ステー1の上部は障害物となっていた。 本考案の目的は、運転席から視たキャブ側部の視界から障害物をなくして運転 者がアウトサイドミラーを視たときの視界をすっきりさせて、より快適な運転を 行えるアウトサイドミラーの保持装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図1に基づいて説 明する。 本考案は、キャブ10のルーフパネル13に基端が取付けられ先端がルーフパ ネル13から突出して設けられた補助ステー14と、アウトサイドミラー12を 支持し上端が補助ステー14の先端に第1枢着部Aにより枢着され下端がキャブ 10のフロントパネル16又はフロントピラー17に第2枢着部Bにより枢着さ れた支持ステー11とを備え、第1枢着部Aと第2枢着部Bが鉛直な同一の軸線 18上に位置するアウトサイドミラーの保持装置の改良である。 その特徴ある構成は、支持ステー11が、第2枢着部Bから張出して設けられ た張出し部11aと、張出し部11aの張出し端に上向きに接続して一体的に形 成された垂直部11cと、第1枢着部Aからフロントピラー17に沿って設けら れかつ張出し部11aに接続して一体的に形成された補強部11bとにより構成 され、アウトサイドミラー12が垂直部11cに支持されたことにある。
【0005】
【作用】
支持ステー11の補強部11bがフロントピラー17に沿って設けられ、サイ ドミラー12が支持ステー11の垂直部11cに支持されるため、運転者がサイ ドミラー12を視たときに補強部11bがその視界から外れる。
【0006】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1〜図3に示すように、キャブオーバ型トラックのキャブ10の側部前方に はアウトサイドミラー12を支持する支持ステー11がキャブ10から張出して 設けられる。支持ステー11はそれぞれ金属パイプ製の張出し部11aと補強部 11bと垂直部11cにより構成される。キャブ10のルーフパネル13には2 本の補助ステー14の基端がブラケット15により取付けられる。これらの補助 ステー14の先端には無給脂式のボールジョイント構造Aにより支持ステー11 の補強部11bの上端が枢着される。支持ステー11の補強部11bはこのボー ルジョイント構造Aからフロントピラー17に沿って設けられかつ張出し部11 aに溶接により固着される。
【0007】 この例では、支持ステー11の補強部11bの中央部はピラー17に隠れ、運 転者の通常の運転位置において視線Sに当たらない位置に設けられる(図3)。 図3において、21,22はウエザーストリップ、23はウインドシールドガラ スである。 また支持ステー11の張出し部11aと垂直部11cは金属パイプをL字状に 折曲げて一体的に形成される。張出し部11aの基端はフロントパネル16に無 給脂式のボールジョイント構造Bにより枢着され、その張出し端に垂直部11c が上向きに接続される。サイドミラー12は垂直部11cの上端にブラケット1 9により支持される。ボールジョイント構造A及びBは鉛直な同一の軸線18上 に位置するようになっている。
【0008】 このような構成のアウトサイドミラーの保持装置では、運転者がその目Dをサ イドミラー12に向けたときに支持ステー11がその視界から隠れるため、サイ ドミラー12に映し出された視界をうっとうしさを感じることなく認めることが できる。
【0009】 なお、上記例では補強部11bのピラー17に沿う位置として、運転者の通常 の運転位置においてピラー17に隠れる位置を挙げたが、ピラー17に隠れなく ても通常の運転位置においてウインドシールドワイパの払拭範囲外の視認できる 位置でもよい。 また、支持ステーの上下の枢着部として、ボールジョイント構造を示したが、 本考案はこれに限らず、他の枢着構造でもよい。また、張出し部11aの基端を フロントピラー17に枢着してもよい。 更に、本考案のアウトサイドミラーの保持装置は、電動モータ等のアクチュエ ータにより支持ステーを車体に近接する位置まで運転席から遠隔操作できる装置 にも適用することができる。
【0010】
【考案の効果】
以上述べたように、従来のアウトサイドミラーの保持装置は支持ステーが略コ 字状に形成され、車両の前方に大きく突出した支持ステーが運転者の視界に入り 重苦しい感じになっていたものが、本考案によれば支持ステーのうちサイドミラ ーの上部のステーがなくなるため、運転者がサイドミラーを視たときの視界がす っきりし、より快適な運転を行うことができる。 また車両前部のデザインが一新され、その美観を高める効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のアウトサイドミラー装置を含む
自動車の要部斜視図。
【図2】そのアウトサイドミラー装置の斜視図。
【図3】図1のC−C線断面図。
【図4】従来例のアウトサイドミラー装置の斜視図。
【符号の説明】
A ボールジョイント構造(第1枢着部) B ボールジョイント構造(第2枢着部) 10 キャブ 11 支持ステー 11a 張出し部 11b 補強部 11c 垂直部 12 アウトサイドミラー 13 ルーフパネル 14 補助ステー 16 フロントパネル 17 フロントピラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブ(10)のルーフパネル(13)に基端が
    取付けられ先端が前記ルーフパネル(13)から突出して設
    けられた補助ステー(14)と、 アウトサイドミラー(12)を支持し上端が前記補助ステー
    (14)の先端に第1枢着部(A)により枢着され下端が前記
    キャブ(10)のフロントパネル(16)又はフロントピラー(1
    7)に第2枢着部(B)により枢着された支持ステー(11)と
    を備え、 前記第1枢着部(A)と第2枢着部(B)が鉛直な同一の軸線
    (18)上に位置するアウトサイドミラーの保持装置におい
    て、 前記支持ステー(11)が、 前記第2枢着部(B)から張出して設けられた張出し部(11
    a)と、 前記張出し部(11a)の張出し端に上向きに接続して一体
    的に形成された垂直部(11c)と、 前記第1枢着部(A)から前記フロントピラー(17)に沿っ
    て設けられかつ前記張出し部(11a)に接続して一体的に
    形成された補強部(11b)とにより構成され、 前記アウトサイドミラー(12)が前記垂直部(11c)に支持
    されたことを特徴とするアウトサイドミラーの保持装
    置。
JP6547492U 1992-08-26 1992-08-26 アウトサイドミラーの保持装置 Pending JPH0622087U (ja)

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JP6547492U JPH0622087U (ja) 1992-08-26 1992-08-26 アウトサイドミラーの保持装置

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JP6547492U JPH0622087U (ja) 1992-08-26 1992-08-26 アウトサイドミラーの保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0622087U true JPH0622087U (ja) 1994-03-22

Family

ID=13288144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6547492U Pending JPH0622087U (ja) 1992-08-26 1992-08-26 アウトサイドミラーの保持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0622087U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112313114A (zh) * 2018-06-28 2021-02-02 五十铃自动车株式会社 显示灯的安装构造

Cited By (1)

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