JPH06220546A - 深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法 - Google Patents
深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法Info
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- JPH06220546A JPH06220546A JP5010858A JP1085893A JPH06220546A JP H06220546 A JPH06220546 A JP H06220546A JP 5010858 A JP5010858 A JP 5010858A JP 1085893 A JP1085893 A JP 1085893A JP H06220546 A JPH06220546 A JP H06220546A
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Abstract
3.0 wt%以下、B:0.0001〜0.0080wt%、Al:0.01〜0.
20wt%、P:0.01〜0.20wt%、S:0.05wt%及びN:0.
01wt%以下を含み、かつTi:0.01〜0.2 wt%、Nb:0.00
1 〜0.2 wt%の1種又は2種を含有し、残部はFe及び不
可避的不純物とからなる鋼に、Ar3 変態点以下500 ℃以
上の温度域にて潤滑を施しつつ、合計圧下率が50%以上
95%以下になる圧延加工を施した後、熱延板焼鈍を、焼
鈍温度T(℃)及び焼鈍時間t(h)が次の(1),(2) 式 【数1】 600 ≦T≦900 ---(1) T×t≧3800 ---(2) を満足する条件で施した後、圧下率50〜95%の冷間圧延
を施し、引き続き700 〜950 ℃の温度域にて再結晶焼鈍
を行う。 【効果】 降伏強度が低く、しかも従来よりも格段に優
れた深絞り性を有する高強度冷延鋼板が製造できるよう
になった。
Description
途に有用な、深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方
法に関するものである。
には、優れた深絞り性が要求される。このように鋼板が
優れた深絞り性を示すためには、鋼板の機械的特性とし
て、高い平均r値(ランクフォード値)と良好な延性
(El. )とをそなえていることが必要である。
案されている。例えば特公昭44-17268号公報、特公昭44
-17269号公報及び特公昭44-17270号公報には、低炭素リ
ムド鋼に2回冷延−焼鈍を施すことにより、平均r値を
2.18まで高めた冷延鋼板の製造方法が開示されている。
しかしながらこれらの方法は、冷間圧延と再結晶焼鈍と
を2回ずつ行わなければならず、そのために要するエネ
ルギー及びコストは莫大なものとなる。
び安全性向上を目的として、引張強さが35〜60kgf/mm2
の如き、より高強度の鋼板を用いようとする機運が急速
に高まってきた。このように高強度の鋼板であっても、
プレス成形の際は、優れた深絞り性を示すことが要求さ
れることは言うまでもなく、したがって、より高強度で
かつ従来鋼と比べても同等以上の高い平均r値と優れた
延性とをそなえる鋼板について研究開発が進められてい
る。特に鋼板の高強度化に伴い、プレス成形時のバック
リング及びしわ発生の問題が顕在化するため、降伏強度
が低いことも要求される。
には、Si、Mn、P等を強化成分として含有させた低炭素
Alキルド鋼を、通常の熱間圧延を施した後に冷間圧延を
行い、引き続き再結晶焼鈍を施すことが一般的であっ
た。しかしながら、高強度を得るためには上記の強化成
分を多量に含有させなければならず、そのため深絞り性
に好ましくない集合組織が形成され、平均r値の低い鋼
板しか得られていなかった。
題を有利に解決するもので、降伏強度が低く、しかも従
来よりも格段に優れた深絞り性を有する高強度冷延鋼板
を製造できる方法を提案することを目的とする。
向上させるべく鋭意研究を重ねた結果、鋼成分及び製造
条件を規制することにより、低い降伏強度と優れた深絞
り性とを有する高強度冷延鋼板が製造可能であることを
見いだした。この発明の要旨構成は次のとおりである。
下、Mn:3.0 wt%以下、B:0.0001〜0.0080wt%、Al:
0.01〜0.20wt%、P:0.01〜0.20wt%、S:0.05wt%及
びN:0.01wt%以下を含み、かつTi:0.01〜0.2 wt%、
Nb:0.001 〜0.2 wt%の1種又は2種を含有する基本成
分と、残部Fe及び不可避的不純物とからなる鋼に、Ar3
変態点以下500 ℃以上の温度域にて潤滑を施しつつ、合
計圧下率が50%以上95%以下になる圧延加工を施した
後、熱延板焼鈍を、焼鈍温度T(℃)及び焼鈍時間t
(h)が次の(1),(2) 式
を施し、引き続き700 〜950 ℃の温度域にて再結晶焼鈍
を行うことを特徴とする深絞り性に優れた高強度冷延鋼
板の製造方法(第1発明)。
〜1.5 wt%、Cu:0.1 〜1.5 wt%及びNi:0.1 〜1.5 wt
%から選ばれる1種又は2種以上を含有する深絞り性に
優れた高強度冷延鋼板の製造方法(第2発明)。
ついて説明する。C:0.002 wt、Si:1.0 wt%、Mn:1.
5 wt%、P:0.03wt%、S:0.005 wt%、Al:0.05wt
%、N:0.002 wt%、Nb:0.03wt%及びB:0.0020wt%
を含有し、残部は実質的にFeの組成になる鋼スラブを11
50℃で加熱−均熱後、熱間圧延仕上温度が620 〜980 ℃
の範囲の種々の温度になる熱間圧延を、潤滑圧延及び無
潤滑圧延の二種でそれぞれ行った。得られた熱延板に引
き続き750 ℃、5 hの熱延板焼鈍後、圧下率75%の冷間
圧延を施し、その後、850 ℃、20 sの再結晶焼鈍を施し
た。
査し、平均r値に及ぼす熱間圧延仕上温度及び潤滑圧延
の影響について図1にグラフで示す。図1から明らかな
ように、冷間圧延−再結晶焼鈍後の平均r値は、熱間圧
延仕上温度及び潤滑圧延に依存し、熱延仕上温度をAr3
変態点(860 ℃)以下とし、かつ潤滑圧延とすることに
より、高い平均r値が得られる。また、熱延仕上温度が
Ar3 変態点以下で、かつ潤滑圧延の場合には、高い伸び
が得られることも確認された。
加熱−均熱後、熱間圧延仕上温度700 ℃の潤滑圧延を行
った。得られた熱延板に引き続き焼鈍温度:600 〜800
℃、焼鈍時間:0.5 〜20時間の範囲でそれぞれ変化させ
て熱延板焼鈍を施した後、圧下率75%の冷間圧延を施し
た後、850 ℃、20 sの再結晶焼鈍を施した。
S.)、引張強度(T.S.)を調査し、降伏強度比Y.R.(
(Y.S./T.S.) ×100 ))に及ぼす熱延板焼鈍条件の影
響について図2にグラフで示す。図2から明らかなよう
に、冷間圧延−再結晶焼鈍後のY.R.は、熱延板焼鈍条件
に依存し、焼鈍温度T(℃),焼鈍時間t(h)との関係
で次式
とが分かった。
条件について限定した理由を述べる。 (1) 鋼成分 この発明において鋼成分は重要であり、C:0.01wt%以
下、Si:2.0 wt%以下、Mn:3.0 wt%以下、B:0.0001
〜0.0080wt%、Al:0.01〜0.20wt%、P:0.01〜0.20wt
%、S:0.05wt%及びN:0.01wt%以下を含み、かつT
i:0.01〜0.2 wt%、Nb:0.001 〜0.2 wt%の1種又は
2種を含有することが必要である。鋼成分が上記の条件
を満たさないと、優れた深絞り性は、得られない。また
必要に応じてMo:0.01〜1.5 wt%、Cu:0.1 〜1.5 wt%
及びNi:0.1 〜1.5 wt%から選ばれる1種又は2種以上
を含有することが可能である。
ましいが、その含有量が0.01wt%以下ではさほど悪影響
を及ぼさないので0.01wt%以下に限定した。 (b) Si:2.0 wt%以下 Siは、鋼を強化する作用があり、所望の強度に応じて必
要量を含有させるものであるが、その含有量が2.0 wt%
を超えると深絞り性及び表面性状に悪影響を与えるので
2.0 wt%以下に限定した。なお上述した作用を発揮させ
るためには0.5wt%程度以上を含有させるのが好まし
い。 (c) Mn:3.0 wt%以下 Mnは、鋼を強化する作用があり、所望の強度に応じて必
要量を含有させるものであるが、その含有量が3.0 wt%
を超えると深絞り性に悪影響を与えるので3.0wt%以下
に限定した。なお、上述した作用を発揮させるために
は、0.5 wt%程度以上を含有させるのが好ましい。
の含有量が0.0001wt%に満たないとその効果がなく、一
方0.0080wt%を超えて含有させると深絞り性が劣化する
ため0.0001〜0.0080wt%の範囲に限定した。 (e) Al:0.01〜0.20wt% Alは、脱酸を行い、炭窒化物形成成分の歩留まり向上の
ため、必要量に応じて含有させるが、0.01wt%に満たな
いと効果がなく、一方0.20wt%を超えて含有させてもよ
り一層の脱酸効果は得られないため、0.01〜0.20wt%の
範囲に限定した。 (f) P:0.01〜0.20wt% Pは、鋼を強化する作用があり、所望の強度に応じて必
要量を含有させるが、その含有量が0.01wt%に満たない
と、その効果がなく、一方0.20wt%を超えると深絞り性
に悪影響を与えるので0.01〜0.20wt%の範囲に限定し
た。
ましいが、その含有量が0.05wt%以下ではさほど悪影響
を及ぼさないので0.05wt%以下に限定した。 (h) N:0.01wt%以下 Nは、少なければ少ないほど深絞り性が向上するので好
ましいが、その含有量が、0.01wt%以下ではさほど悪影
響を及ぼさないので0.01wt%以下と限定した。
(C,N)を炭窒化物として析出固定させて低減し、深
絞り性に有利な{111}方位結晶粒を優先的に形成さ
せる効果がある。したがってこの発明ではTi及び後述す
るNbから選ばれる1種又は2種を含有させる。Tiの含有
量が0.01wt%に満たないとその効果がなく、一方0.2 wt
%を超えて含有させてもそれ以上の効果が得られないば
かりか、鋼板表面性状の劣化につながるので0.01〜0.2
wt%の範囲に限定した。
Cを析出固定させて低減し、深絞り性に有利な{11
1}方位の結晶粒を優先的に形成させる効果がある。こ
の点につきTiと同効であり、この発明では、Ti、Nbから
選ばれる1種又は2種を含有させる。さらにNb含有によ
り仕上圧延前組織が微細化し、その結果、仕上圧延−再
結晶後に深絞り性に有利な{111}方位の結晶粒を優
先的に形成させる効果もある。Nb含有量が、0.001 wt%
に満たないとその効果がなく、一方0.2 wt%を超えて含
有させてもそれ以上の効果は得られないばかりか、延性
の劣化につながるので0.001 〜0.2 wt%の範囲に限定し
た。
Cu及びNiのうち1種又は2種以上を含有させる。 (k) Mo:0.01〜1.5 wt% Moは、鋼を強化する作用があり、所望の強度に応じて必
要量を含有させるものであるが、その含有量が0.01wt%
に満たないとその効果に乏しく、一方1.5 wt%を超える
含有量では、深絞り性に悪影響を与えるので0.01〜1.5
wt%に限定した。
要量を含有させるものであるが、その含有量が0.1 wt%
に満たないとその効果に乏しく、一方1.5 wt%を超えて
含有させると深絞り性に悪影響を与えるので0.1 〜1.5
wt%の範囲に限定した。
要量を含有させるものである。加えてCu添加時の鋼板表
面性状の改善にも有効である。Niの含有量が、0.1 wt%
に満たないとその効果に乏しく、一方1.5 wt%を超える
と深絞り性に悪影響を与えるので0.1 〜1.5 wt%の範囲
に限定した。
3 変態点以下500 ℃以上の温度域にて潤滑を施しつつ、
合計圧下量が50%以上95%以下になる圧延加工を施すこ
とが必要である。
延を行ってもγ−α変態により集合組織がランダム化す
るため熱延板に{111}集合組織が形成されず、その
ため、冷間圧延−再結晶焼鈍後には低い平均r値しか得
られない。一方、500 ℃よりも低く圧延温度を低下させ
ても、より一層の平均r値の向上は望めず、圧延荷重が
増大するのみであるので、圧延温度はAr3 変態点以下50
0 ℃以上とした。
延の圧下率は、50%に満たないと熱延板に{111}集
合組織が形成されず、一方95%を超えると熱延板に、平
均r値に好ましくない集合組織が形成されるという不都
合が生じるので、50%以上95%以下に限定した。
での圧延加工を、無潤滑圧延とすると、ロールと鋼板と
の間の摩擦力に起因するせん断変形により、深絞り性に
好ましくない{110}方位結晶粒が鋼板表層部に優先
的に形成され、平均r値の向上が望めないので、深絞り
性を確保するためには潤滑圧延とすることが必要であ
る。
ブを再加熱、又は連続鋳造後にAr3変態点以下に降温す
ることなく直ちに、もしくは保温処理したものを粗圧延
にてシートバーにしたものを使用するのが望ましい。粗
圧延条件としては、仕上圧延前組織の微細化を目的に、
粗圧延仕上温度をAr3 変態点〜(Ar3 変態点+100 ℃)
とすることが好ましい。また、ロール径、ロールの構造
並びに圧延機の構造は任意でよい。
この発明の鋼は、熱延仕上温度がAr3 変態点以下である
ため、熱延板は加工組織を呈している。そのため、熱延
板には再結晶処理を施して{111}方位結晶粒を形成
させる必要がある。再結晶処理を施さないと、熱延板に
{111}方位結晶粒が形成されないため、その後の冷
間圧延−再結晶焼鈍によっても平均r値の向上は望めな
い。
時間t(h)とは、次式
600 ℃に満たないと低い降伏強度が得られず、一方900
℃を超えると熱延板が異常粒成長を起こすため、高い平
均r値が得られない。また、T×tが3800に満たない場
合も、低い降伏強度が得られない。
条件の影響は、熱延板焼鈍を高温で長時間施すことによ
り、熱延板の結晶粒径及び熱延板中の析出物が粗大化す
るため、冷間圧延−再結晶焼鈍後の結晶粒が大きくな
り、その結果、降伏強度が低下したものと考えられる。
なお、熱延板焼鈍は、通常のバッチ焼鈍の他に、熱延板
を高温巻取したものを保温又は若干の加熱処理を施すこ
とで行ってもよい。
り、冷延圧下率は、50〜95%とすることが不可欠であ
る。かかる冷延圧下率が50%未満又は95%を超えると、
優れた深絞り性が得られない。
る。焼鈍方法は、箱型焼鈍法及び連続型焼鈍法のいずれ
でもよい。焼鈍温度は、700 〜950 ℃の範囲とする。焼
鈍温度が700 ℃に満たないと再結晶が十分に行なわれな
いため、高いr値と低い降伏強度化が得られないという
問題があり、一方950 ℃を超えるとα−γ変態により、
集合組織がランダム化し、r値が劣化するという不都合
を生じる。なお連続型焼鈍法を採用する場合には、通常
の連続焼鈍設備の他、連続溶融亜鉛めっきライン中の焼
鈍設備で行っても良く、引き続き溶融亜鉛めっき処理を
施して溶融亜鉛めっき鋼板とすることも可能である。
粗度等の調整のために、10%以下の調質圧延を加えても
よい。なお、この発明の冷延鋼板は、加工用表面処理鋼
板の原板にも適用できる。表面処理としては、上述の亜
鉛めっき(合金系を含む)の他、すずめっき、ほうろう
などがある。
準備した。
熱延板焼鈍を施した。得られた熱延板に、冷間圧延を施
して板厚0.7 mmの冷延鋼帯とした後、連続焼鈍設備にて
890 ℃、20 sの再結晶焼鈍を施した。熱延仕上圧延条
件、熱延板焼鈍条件、冷延条件について表2に示す。
いて、調査した結果を表2に併記した。なお表2中、N
o. 5は、連続溶融亜鉛めっき設備にて再結晶焼鈍を施
し、引き続き目付量40g/m2のめっき処理を施したもので
ある。また、引張特性は、JIS5号引張試験片を用いて
測定した。さらに、平均r値は、15%引張予ひずみを与
えた後、3点法にて測定し、L方向(圧延方向)、D方
向(圧延方向に45°方向)及びC方向(圧延方向に90°
方向)の平均値を
例に比べて低い降伏比と優れた深絞り性を有することが
分かる。
かも従来よりも格段に優れた深絞り性を有する高強度冷
延鋼板が製造できるようになった。
延の影響について示すグラフである。
について示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 C:0.01wt%以下、 Si:2.0 wt%以下、 Mn:3.0 wt%以下、 B:0.0001〜0.0080wt%、 Al:0.01〜0.20wt%、 P:0.01〜0.20wt%、 S:0.05wt%及び N:0.01wt%以下 を含み、かつ Ti:0.01〜0.2 wt%、 Nb:0.001 〜0.2 wt% の1種又は2種を含有する基本成分と、残部Fe及び不可
避的不純物とからなる鋼に、 Ar3 変態点以下500 ℃以上の温度域にて潤滑を施しつ
つ、合計圧下率が50%以上95%以下になる圧延加工を施
した後、熱延板焼鈍を、焼鈍温度T(℃)及び焼鈍時間
t(h)が次の(1),(2) 式 【数1】 600 ≦T≦900 --- (1) T×t≧3800 --- (2) を満足する条件で施した後、圧下率50〜95%の冷間圧延
を施し、引き続き700 〜950 ℃の温度域にて再結晶焼鈍
を行うことを特徴とする深絞り性に優れた高強度冷延鋼
板の製造方法。 - 【請求項2】 基本成分に加えて Mo:0.01〜1.5 wt%、 Cu:0.1 〜1.5 wt%及び Ni:0.1 〜1.5 wt% から選ばれる1種又は2種以上を含有する請求項1記載
の深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
Priority Applications (7)
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---|---|---|---|
JP05010858A JP3142975B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法 |
US08/072,725 US5360493A (en) | 1992-06-08 | 1993-06-07 | High-strength cold-rolled steel sheet excelling in deep drawability and method of producing the same |
CA002097900A CA2097900C (en) | 1992-06-08 | 1993-06-07 | High-strength cold-rolled steel sheet excelling in deep drawability and method of producing the same |
DE69317470T DE69317470T3 (de) | 1992-06-08 | 1993-06-08 | Hochfester, kaltgewalzter Stahlblech mit ausgezeichneten Tiefzieheigenschaften und Verfahren zu dessen Herstellung |
EP93109221A EP0574814B2 (en) | 1992-06-08 | 1993-06-08 | High-strength cold-rolled steel sheet excelling in deep drawability and method of producing the same |
KR1019930010531A KR970000406B1 (ko) | 1992-06-08 | 1993-06-08 | 심인발성이 뛰어난 고강냉연강판 및 그 제조방법 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06220546A true JPH06220546A (ja) | 1994-08-09 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09241755A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Kawasaki Steel Corp | 深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法 |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP05010858A patent/JP3142975B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09241755A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Kawasaki Steel Corp | 深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法 |
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