JPH062202U - 伸び測定用標線マークの固定治具 - Google Patents

伸び測定用標線マークの固定治具

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Publication number
JPH062202U
JPH062202U JP3739592U JP3739592U JPH062202U JP H062202 U JPH062202 U JP H062202U JP 3739592 U JP3739592 U JP 3739592U JP 3739592 U JP3739592 U JP 3739592U JP H062202 U JPH062202 U JP H062202U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
marking
test piece
jig
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3739592U
Other languages
English (en)
Inventor
正敏 豊永
明 小野
勝 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by JFE Engineering Corp filed Critical JFE Engineering Corp
Priority to JP3739592U priority Critical patent/JPH062202U/ja
Publication of JPH062202U publication Critical patent/JPH062202U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 片面に一文字の標線を設けた短冊状の標線マ
ーク2と、前記標線マーク2の他面に設けられ、試験片
を垂直方向に押圧して挟む固定治具3とを備えた伸び測
定用標線マークの固定治具である。 【効果】 本考案は、ばね5の利用により、シールの剥
離が無くなり、再検査数が減少し、標線マーク2の再使
用が可能になった。標線マーク2が斜めになることが無
くなり、測定誤差も生じにくくなった。また、標線マー
ク2の位置決めが簡単かつ正確になり、精度が向上し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レーザ等光学式非接触型伸び計の標線マークの固定治具に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、引張り試験片1等にレーザ等光学式伸び計に使用する従来 の標線マーク2は、黒い銀紙に幅1mmの白線を標線として入れてあり、この銀 紙の裏側に約2mm幅に接着剤を塗布し、試験片の標線位置に貼付していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この標線マークには、以下の問題点があった。 試験途中で標線マークが剥離して再検査となる。標線マークが斜めに傾き、レ ーザ光を反射しなくなり再検査となる。標線マークが斜めに傾き、測定に誤差を 生じる。標線マークの接着位置によって誤差を生じる。接着剤の接着力が弱いた め、標線マークの使い捨てによりコストアップとなっていた。
【0004】 本考案は、上記課題を解決するために、レーザ等光学式伸び計の検査精度を向 上させ、再検査を無くし検査工程を短縮させ、標線マークにかかる費用の低減を 図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、これら課題を解決するための手段として、片面に一文字の標線を設け た短冊状の標線マークと、前記標線マークの他面に設けられ、試験片を垂直方向 に押圧して挟む固定治具とを備えた伸び測定用標線マークの固定治具を考案した 。
【0006】
【作用及び実施例】 本考案の作用を実施例とともに説明する。図1は、本考案の実施例の伸び測定 用標線マークの固定治具である。図1において、2は片面に一文字の標線を設け た短冊状の標線マークである。3は固定治具でコの字状をしており標線マークと 一体化される。4は矢で固定治具3の対向部の片側を垂直に貫いて他側に向かっ て自在に移動する。5はばねで矢4の矢柄に挿通され、矢4を固定治具3の他側 に押圧する。6は試験片押さえガイドで矢4が垂直に貫通している。7aと7b は脚で固定治具3の対向部片側と試験片押さえガイド6に設けられて互いに対向 するものである。
【0007】 図2に示すように、固定治具3は、対向部内側の中央及び4隅に備えた脚7a と、試験片押さえガイド6の片面側には脚7aと対向するように備えた4隅に脚 7bにより、試験片を試験片押さえガイド6と対向部内側の間に挟持する。矢4 を引いて脚7aと脚7bとを離させ試験片1を装入し、矢4を放せば、ばね5に より試験片に密着させることができる。
【0008】 そのため、試験途中で標線マークが剥離して再検査となる、標線マークが斜め に傾きレーザ光を反射しなくなり再検査となる、標線マークが斜めに傾き測定に 誤差を生じる、標線マークの接着位置によって誤差を生じる、接着剤の接着力が 弱いため標線マークの使い捨てによりコストアップとなる等の、これまでの問題 点を解決することができる。
【0009】 図3は試験片が直線状でない場合の実施例を示す図である。脚7a及び脚7b を傾斜させたものとすることによって、固定治具3が標線マーク2が一直線にな るように、試験片1をしっかり挟持して密着するので、標線マーク2がずれたり 、剥離することがない。
【0010】 図4は、本考案の標線マークの固定治具を利用した場合と、従来の接着剤によ り標線マークを密着させた場合のレーザによる伸び測定を示す図である。図4に おいて、(1)は本考案の標線マークの固定治具を利用した場合であり、(2) と(3)は従来の接着剤により標線マークを密着させた場合である。試験片20 0本で試験した結果によると、伸び試験値の異常を現した本数は、図4の(1) の測定の場合6本であり、図4の(2)の測定の場合14〜74本で格段に異常 本数が多かった。 以上の結果により、本考案を使用した場合は、異常件数が3%程度であり、本 考案の優れた効果が明確になった。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、ばねの利用により、シールの剥離が無くなり、再検査数が減少し、 標線マークの再使用が可能になった。標線マークが斜めになることが無くなり、 測定誤差も生じにくくなった。また、標線マークの位置決めが簡単かつ正確にな り、精度が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の標線マークの固定治具を示す
図である。
【図2】本考案の標線マークの固定治具で試験片を挟む
状態を示す図である。
【図3】本考案の実施例を直線状でない試験片に適用し
た場合を示す図である。
【図4】本考案の実施例の標線マークの固定治具と従来
の接着剤による標線マーク使用状態を示す図である。
【図5】本考案による測定と従来の測定によって試験片
200本で試験した結果を示す図である。
【図6】従来の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 試験片 2 標線マーク 3 固定治具 4 矢 5 ばね 6 試験片押さえガイド 7a、7b 脚

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に一文字の標線を設けた短冊状の標
    線マークと、前記標線マークの他面に設けられ、試験片
    を垂直方向に押圧して挟む固定治具とを備えたことを特
    徴とする伸び測定用標線マークの固定治具。
JP3739592U 1992-06-03 1992-06-03 伸び測定用標線マークの固定治具 Pending JPH062202U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3739592U JPH062202U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 伸び測定用標線マークの固定治具

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JP3739592U JPH062202U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 伸び測定用標線マークの固定治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062202U true JPH062202U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12496346

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3739592U Pending JPH062202U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 伸び測定用標線マークの固定治具

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JP (1) JPH062202U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5220974U (ja) * 1975-07-30 1977-02-15

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5220974U (ja) * 1975-07-30 1977-02-15

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