JPH1194505A - 鋼板の横曲がり測定方法及び装置 - Google Patents
鋼板の横曲がり測定方法及び装置Info
- Publication number
- JPH1194505A JPH1194505A JP25200897A JP25200897A JPH1194505A JP H1194505 A JPH1194505 A JP H1194505A JP 25200897 A JP25200897 A JP 25200897A JP 25200897 A JP25200897 A JP 25200897A JP H1194505 A JPH1194505 A JP H1194505A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring device
- measuring
- main body
- terminals
- steel sheet
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】鋼板の横曲がり測定の測定値の精度向上と測定
作業の効率化。 【解決手段】基準長さの間隔に端子１２が突設された測
定装置本体１１と、この測定装置本体の前記端子間中央
部に取付けられた曲がり測定器１３と、からなる鋼板の
横曲がり測定装置。
作業の効率化。 【解決手段】基準長さの間隔に端子１２が突設された測
定装置本体１１と、この測定装置本体の前記端子間中央
部に取付けられた曲がり測定器１３と、からなる鋼板の
横曲がり測定装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼板の横曲がり測定
方法及び装置に関するものである。
方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鋼板の横曲がりは、例えば、板幅６３０
mm以上の冷延鋼板コイルに対して、任意の位置で２ｍに
対して深さ２mm以下となるようにＪＩＳ等で定められて
いる。従来の測定方法は、２ｍの鋼尺を鋼板のエッジ部
に平行に接触させ、鋼尺中央部における鋼板と鋼尺の隙
間をスケール又は隙間ゲージにより測定する方法であ
る。
mm以上の冷延鋼板コイルに対して、任意の位置で２ｍに
対して深さ２mm以下となるようにＪＩＳ等で定められて
いる。従来の測定方法は、２ｍの鋼尺を鋼板のエッジ部
に平行に接触させ、鋼尺中央部における鋼板と鋼尺の隙
間をスケール又は隙間ゲージにより測定する方法であ
る。
【０００３】
１）従来、鋼尺とスケールの２種類の道具が必要であっ
たため、持運びに不便である。 ２）横曲がり量の測定にスケールを使用するため、鋼尺
とスケールの直交度の維持が正確にできないという問題
がある。
たため、持運びに不便である。 ２）横曲がり量の測定にスケールを使用するため、鋼尺
とスケールの直交度の維持が正確にできないという問題
がある。
【０００４】３）横曲がりの反り方向が測定者に対して
外側に凸の場合と、内側に凸の場合とがあり、鋼尺とス
ケールでの測定方法では、測定者は鋼板の両側から測定
を実施する必要がある。
外側に凸の場合と、内側に凸の場合とがあり、鋼尺とス
ケールでの測定方法では、測定者は鋼板の両側から測定
を実施する必要がある。
【０００５】４）スケールと鋼尺の直交度を保持するた
め、また鋼板り両側から測定を実施するため、測定に時
間がかかること等の問題もある。本発明はこれらの問題
点を解消できるようにした鋼板の横曲がり測定方法及び
装置を提供することを課題とするものである。
め、また鋼板り両側から測定を実施するため、測定に時
間がかかること等の問題もある。本発明はこれらの問題
点を解消できるようにした鋼板の横曲がり測定方法及び
装置を提供することを課題とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の鋼板の横曲がり
測定方法は、基準長さの間隔に端子が突設された測定装
置本体の端子間中央部に曲がり測定器が取付けられた測
定装置で、予め前記両端子の先端を結んだ線に前記測定
器のゼロ点を合わせておき、この測定装置の両端子の先
端を横曲がり測定すべき鋼板のエッジに当接させて、前
記測定器の読みから鋼板の横曲がり測定することを特徴
とするものである。
測定方法は、基準長さの間隔に端子が突設された測定装
置本体の端子間中央部に曲がり測定器が取付けられた測
定装置で、予め前記両端子の先端を結んだ線に前記測定
器のゼロ点を合わせておき、この測定装置の両端子の先
端を横曲がり測定すべき鋼板のエッジに当接させて、前
記測定器の読みから鋼板の横曲がり測定することを特徴
とするものである。
【０００７】また、鋼板の横曲がり測定装置は、基準長
さの間隔に端子が突設された測定装置本体と、この測定
装置本体の前記端子間中央部に取付けられた曲がり測定
器と、からなるものである。
さの間隔に端子が突設された測定装置本体と、この測定
装置本体の前記端子間中央部に取付けられた曲がり測定
器と、からなるものである。
【０００８】そして、前記測定装置本体は軽合金製の棒
状体で、長さ方向中央部に持運び用の取手が固定されて
おり、前記測定器はダイヤルゲージであることを特徴と
するものである。
状体で、長さ方向中央部に持運び用の取手が固定されて
おり、前記測定器はダイヤルゲージであることを特徴と
するものである。
【０００９】なお、前記測定装置本体を鋼板エッジに当
接させるためのガイド板が該測定装置本体に取付けられ
ていることを特徴とするものである。また、鋼板の横曲
がり測定設備は、請求項２に記載の鋼板の横曲がり測定
装置が、鋼板製造ラインの鋼板の横曲がり測定位置近く
に配置されており、この測定装置を鋼板エッジにまで進
退駆動させる移動装置が設けられ、また測定装置はその
測定結果を所定の場所まで電送記録するようになってい
る。
接させるためのガイド板が該測定装置本体に取付けられ
ていることを特徴とするものである。また、鋼板の横曲
がり測定設備は、請求項２に記載の鋼板の横曲がり測定
装置が、鋼板製造ラインの鋼板の横曲がり測定位置近く
に配置されており、この測定装置を鋼板エッジにまで進
退駆動させる移動装置が設けられ、また測定装置はその
測定結果を所定の場所まで電送記録するようになってい
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の鋼板の横曲がり測定装置
及び測定方法の実施の形態の一例を図１により説明す
る。鋼板の横曲がり測定の基準長さを２ｍとし、測定装
置本体１１の両端にこの基準長さに対応した間隔で端子
１２を固定する。この測定装置本体１１の端子間の中央
部に測定器１３を取付ける。こうして、鋼板の横曲がり
測定装置が構成されている。
及び測定方法の実施の形態の一例を図１により説明す
る。鋼板の横曲がり測定の基準長さを２ｍとし、測定装
置本体１１の両端にこの基準長さに対応した間隔で端子
１２を固定する。この測定装置本体１１の端子間の中央
部に測定器１３を取付ける。こうして、鋼板の横曲がり
測定装置が構成されている。
【００１１】そして、鋼板の横曲がり測定は下記のよう
に実施する。 １）測定装置の両端端子を、横曲がりのない定規に当
て、測定器の零点を確認する。
に実施する。 １）測定装置の両端端子を、横曲がりのない定規に当
て、測定器の零点を確認する。
【００１２】２）鋼板を検査台又は定盤上で張力のない
状態に静置し、鋼板のエッジ部に測定装置の両端端子が
当たるように接触させる。 ３）測定器を作動させ、横曲がり量を測定する。
状態に静置し、鋼板のエッジ部に測定装置の両端端子が
当たるように接触させる。 ３）測定器を作動させ、横曲がり量を測定する。
【００１３】なお、測定装置の取扱いを簡便にするため
に、端子間の間隔を１ｍとした測定装置を用いた場合
は、鋼板の横曲がりを円弧と仮定し、基準長さを２ｍに
対応させるためには測定値を４倍にする方法も考えられ
る。
に、端子間の間隔を１ｍとした測定装置を用いた場合
は、鋼板の横曲がりを円弧と仮定し、基準長さを２ｍに
対応させるためには測定値を４倍にする方法も考えられ
る。
【００１４】測定装置の具体例を図１により以下に説明
する。測定装置本体１１は、測定精度を向上と重量軽減
のため軽合金製の角棒として、変形し難い構成としてあ
る。
する。測定装置本体１１は、測定精度を向上と重量軽減
のため軽合金製の角棒として、変形し難い構成としてあ
る。
【００１５】測定器１３としてのダイヤルゲージが測定
装置本体１１の中央に取付けられている。これにより、
測定機の長さ方向の位置合わせが不要となる。長さ約１
５mmの端子１２が基準長さ位置に突設されているので、
横曲がりが内側に凸の場合と外側に凸の場合の両方に適
用可能になっている。
装置本体１１の中央に取付けられている。これにより、
測定機の長さ方向の位置合わせが不要となる。長さ約１
５mmの端子１２が基準長さ位置に突設されているので、
横曲がりが内側に凸の場合と外側に凸の場合の両方に適
用可能になっている。
【００１６】測定器１３としてのダイヤルゲージを採用
し、測定精度を向上すると共に、測定時間の短縮化が図
られている。測定器本体１１の中央部に持運び用の取手
１４が取付けられている。ダイヤルゲージの保護のため
にカバー１５が取付けられている。
し、測定精度を向上すると共に、測定時間の短縮化が図
られている。測定器本体１１の中央部に持運び用の取手
１４が取付けられている。ダイヤルゲージの保護のため
にカバー１５が取付けられている。
【００１７】測定装置本体の端子を鋼板エッジに当接さ
せるためのガイド板１５が測定装置本体に取付けられて
いる。次に、測定装置を鋼板製造設備のラインに設置し
た場合の測定設備の一例について図２により説明する。
せるためのガイド板１５が測定装置本体に取付けられて
いる。次に、測定装置を鋼板製造設備のラインに設置し
た場合の測定設備の一例について図２により説明する。
【００１８】鋼板の横曲がり測定装置１０が、鋼板製造
ラインの鋼板の横曲がり測定位置近くに配置されてい
る。そして、この測定装置１０を鋼板エッジ１ａにまで
進退駆動させる移動装置２１としてのシリンダが設けら
れている。また測定器２２は，例えば光学式距離計、接
触式距離計等で、その測定結果を所定の場所まで電送記
録するようになっている。
ラインの鋼板の横曲がり測定位置近くに配置されてい
る。そして、この測定装置１０を鋼板エッジ１ａにまで
進退駆動させる移動装置２１としてのシリンダが設けら
れている。また測定器２２は，例えば光学式距離計、接
触式距離計等で、その測定結果を所定の場所まで電送記
録するようになっている。
【００１９】ラインが運転されている状態では、測定装
置１０はライン外に待機している。ラインが停止し、測
定準備が整うと、移動装置２１により、測定装置１０は
板エッジ１ａ近くまで前進し停止する。そして、測定装
置の端子を板エッジ１ａに当接させて、横曲がりを測定
する。測定した値は、作業中の材料のデータとして記録
装置２３に記録される。測定完了後、測定装置はライン
外に後退し、所定位置に戻ったところで、ライン運転が
可能となる。
置１０はライン外に待機している。ラインが停止し、測
定準備が整うと、移動装置２１により、測定装置１０は
板エッジ１ａ近くまで前進し停止する。そして、測定装
置の端子を板エッジ１ａに当接させて、横曲がりを測定
する。測定した値は、作業中の材料のデータとして記録
装置２３に記録される。測定完了後、測定装置はライン
外に後退し、所定位置に戻ったところで、ライン運転が
可能となる。
【００２０】
【発明の効果】本発明の鋼板の横曲がり測定方法及び装
置は、上記のようなもので、測定値の精度向上と測定作
業の効率化が図れた。
置は、上記のようなもので、測定値の精度向上と測定作
業の効率化が図れた。
【図１】本発明の鋼板の横曲がり測定装置の一実施例の
全体構成を示す説明図。
全体構成を示す説明図。
【図２】本発明の鋼板の横曲がり測定装置をラインに設
置した測定設備の説明図。
置した測定設備の説明図。
１０…横曲がり測定装置，１２…端子，１３、２２…測
定器，２１…移動装置、２３…記録装置。
定器，２１…移動装置、２３…記録装置。
Claims (5)
- 【請求項１】 基準長さの間隔に端子が突設された測定
装置本体の端子間中央部に曲がり測定器が取付けられた
測定装置で、予め前記両端子の先端を結んだ線に前記測
定器の零点を合わせておき、この測定装置の両端子の先
端を横曲がり測定すべき鋼板のエッジに当接させて、前
記測定器の読みから鋼板の横曲がり測定することを特徴
とする鋼板の横曲がり測定方法。 - 【請求項２】 基準長さの間隔に端子が突設された測定
装置本体と、この測定装置本体の前記端子間中央部に取
付けられた曲がり測定器と、からなる鋼板の横曲がり測
定装置。 - 【請求項３】 前記測定装置本体は軽合金製の棒状体
で、長さ方向中央部に持運び用の取手が固定されてお
り、前記測定器はダイヤルゲージであることを特徴とす
る請求項２に記載の鋼板の横曲がり測定装置。 - 【請求項４】 前記測定装置本体の端子を鋼板エッジに
当接させるためのガイド板が該測定装置本体に取付けら
れていることを特徴とする請求項３に記載の鋼板の横曲
がり測定装置。 - 【請求項５】 請求項２に記載の鋼板の横曲がり測定装
置が、鋼板製造ラインの鋼板の横曲がり測定位置近くに
配置されており、この測定装置を鋼板エッジにまで進退
駆動させる移動装置が設けられ、また測定装置はその測
定結果を所定の場所まで電送記録するようになっている
鋼板の横曲がり測定設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25200897A JPH1194505A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 鋼板の横曲がり測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25200897A JPH1194505A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 鋼板の横曲がり測定方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1194505A true JPH1194505A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17231294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25200897A Pending JPH1194505A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 鋼板の横曲がり測定方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1194505A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005108005A1 (en) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Krypton Electronic Engineering N.V. | Measuring instrument and method to determine the position of a point on the edge of a plate-shaped object |
| JP2012093306A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Tokai Kiyouhan Kk | エアマイクロメータの測定ヘッド及び厚さ測定装置 |
| CN104236436A (zh) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | 上海梅山钢铁股份有限公司 | 一种用于测量薄钢板表面粗糙度的测量台及测量方法 |
| CN104776783A (zh) * | 2015-04-15 | 2015-07-15 | 石家庄钢铁有限责任公司 | 一种棒材弯曲度测量仪 |
| CN104776813A (zh) * | 2015-04-15 | 2015-07-15 | 石家庄钢铁有限责任公司 | 一种便携式棒材弯曲度激光测量仪 |
| CN105277107A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-27 | 内蒙古包钢钢联股份有限公司 | 一种钢板不平度测量工具 |
| WO2018180378A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | Ｊｘ金属株式会社 | 帯状金属材、スリット方法並びに帯状材の蛇行測定方法 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP25200897A patent/JPH1194505A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005108005A1 (en) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Krypton Electronic Engineering N.V. | Measuring instrument and method to determine the position of a point on the edge of a plate-shaped object |
| JP2012093306A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Tokai Kiyouhan Kk | エアマイクロメータの測定ヘッド及び厚さ測定装置 |
| CN104236436A (zh) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | 上海梅山钢铁股份有限公司 | 一种用于测量薄钢板表面粗糙度的测量台及测量方法 |
| CN104776783A (zh) * | 2015-04-15 | 2015-07-15 | 石家庄钢铁有限责任公司 | 一种棒材弯曲度测量仪 |
| CN104776813A (zh) * | 2015-04-15 | 2015-07-15 | 石家庄钢铁有限责任公司 | 一种便携式棒材弯曲度激光测量仪 |
| CN105277107A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-27 | 内蒙古包钢钢联股份有限公司 | 一种钢板不平度测量工具 |
| WO2018180378A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | Ｊｘ金属株式会社 | 帯状金属材、スリット方法並びに帯状材の蛇行測定方法 |
| JP2018171677A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | Ｊｘ金属株式会社 | 帯状金属材、スリット方法並びに帯状材の蛇行測定方法 |
| CN110475639A (zh) * | 2017-03-31 | 2019-11-19 | Ｊｘ金属株式会社 | 带状金属材、纵切方法及带状材的蛇行测量方法 |
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