JPH0622005A - 回線シミュレート方法 - Google Patents

回線シミュレート方法

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JPH0622005A
JPH0622005A JP4172921A JP17292192A JPH0622005A JP H0622005 A JPH0622005 A JP H0622005A JP 4172921 A JP4172921 A JP 4172921A JP 17292192 A JP17292192 A JP 17292192A JP H0622005 A JPH0622005 A JP H0622005A
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JP
Japan
Prior art keywords
task
communication network
wide area
data
network
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Application number
JP4172921A
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English (en)
Inventor
Hayato Utsunomiya
速人 宇都宮
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0622005A publication Critical patent/JPH0622005A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アプリケーションのユーザインタフェースの応
答速度を含めた評価を1台の処理装置のみでもって且つ
簡単に行えるようにする。 【構成】広域通信網を通信プロトコル18としてサポー
トするマルチタスクOS14の元で動作する第1のタス
ク11と第2のタスク12とをループバック15によっ
て接続し、第1のタスク11と第2のタスク12との間
におけるデータ転送においては、広域通信網の網内遅延
に対応する遅延を与えると共に広域通信網の転送誤り率
に対応する比率でもってデータを欠落させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広域通信網の回線のシ
ミュレートを行う回線シミュレート方法に係り、より詳
細には、通信手順において網内遅延および転送誤りをシ
ミュレートする回線シミュレート方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信可能な範囲が極めて広いことから様
々な分野に利用される広域通信網を用いた通信では、そ
の回線の性質上、網内遅延による転送速度の低下若しく
は回線品質の悪さによる転送誤りが発生する。そのため
広域通信網を使用するアプリケーションプログラム(以
下では単にアプリケーションと称する)の開発に際して
は、通信に関連したアプリケーションのユーザインタフ
ェースを、応答速度を含めて評価しようとする場合、網
内遅延若しくは転送誤りを発生させる必要がある。その
ため図6に示すように、アプリケーションを実行する一
対の処理装置91、92を接続する場合には、その接続
ブロック93として、広域通信網に実際に接続されてい
る回線(実回線)、若しくは実回線の代用である簡易交
換機等の網シミュレータが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の応
答速度を含めたユーザインタフェースの評価は、アプリ
ケーションの開発の途上において幾度も必要となり、評
価を行おうとする毎に実回線若しくは網シミュレータを
使用しなければならないことから、実回線または網シミ
ュレータの回線の確保およびその接続に手間を要すると
いった問題が生じていた。また実回線の使用の場合には
使用料が嵩むといった問題も生じていた。さらに評価の
ためには2台の処理装置91、92が必要となり、処理
装置91、92の確保に手間を要するといった問題もあ
った。
【0004】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであり、その目的は、アプリケーションのユーザ
インタフェースを応答速度を含めて評価するとき、その
評価を1台の処理装置のみでもってかつ簡単に行うこと
のできる回線シミュレート方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の回線シミュレート方法は、広域通信網を通信プ
ロトコルとしてサポートするマルチタスクOSの元で動
作する一対のタスクであって、かつ広域通信網を介した
通信を行う一対のタスクのうち、一方のタスクを第1の
タスクとし他方のタスクを第2のタスクとして、第1の
タスクと第2のタスクとをループバックによって接続す
ることにより広域通信網のシミュレートを行う回線シミ
ュレート方法に適用し、広域通信網の網内遅延に対応す
る期間の遅延を与えると共に広域通信網の転送誤り率に
対応する比率でもってデータを欠落させるデータ転送
を、第1のタスクと第2のタスクとの間で行う構成とす
る。
【0006】
【作用】広域通信網の網内遅延に対応する期間の遅延を
与えると共に広域通信網の転送誤り率に対応する比率で
もってデータを欠落させるデータ転送を、ループバック
によって互いに接続された第1のタスクと第2のタスク
との間にて行う場合、例えば第1のタスクから第2のタ
スクにデータ転送を行うと、第2のタスクに到着するデ
ータは、第1のタスクから送信されたデータのうち、広
域通信網の転送誤り率に対応するデータが取り除かれた
データとなる。またこれらのデータが第2のタスクに到
着するのは、第1のタスクからデータが送信された時刻
より、広域通信網の網内遅延に対応して後れた時刻とな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例に使用される処
理装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0009】図において、ローカルエリアネットワーク
および広域通信網をサポートすると共にその他の通信網
をサポートする通信プロトコル18には、ローカルエリ
アネットワークの通信線161が接続されたLANドラ
イバ16、および広域通信網の通信線171が接続され
たWANドライバ17が接続されている。LANドライ
バ16は、ローカルエリアネットワークの通信線161
による通信のためのハードウエアおよび通信プロトコル
18とのインタフェース用ソフトウエアからなる。また
WANドライバ17は、広域通信網の通信線171によ
る通信のためのハードウエアと通信プロトコル18との
インタフェース用ソフトウエアからなる。
【0010】またこの通信プロトコル18には、通信プ
ロトコル18から送信されるデータの受け取りを行うと
共に受け取ったデータを通信プロトコル18に送信する
ソフトウエアであるループバック15が接続されると共
に、通信プロトコル18によってサポートされるその他
の通信網のためのドライバが接続されている(なおその
他の通信網のドライバについては、同図に・・・で示す
こととし、具体的な記載を省略している)。
【0011】複数のタスクをサポートするマルチタスク
OS14は、通信プロトコル18、ループバック15、
LANドライバ16、WANドライバ17、および図示
を省略したその他のドライバを含む構成となっていて、
このマルチタスクOS14は、第1のタスク11、第2
のタスク12、およびその他のタスク13・・・の複数
のタスクをサポートしており、これらのタスク11、1
2、13・・・は、通信プロトコル18に接続されてい
る。
【0012】なおループバック15は、通信の相手先と
なる処理装置として自分自身が指定されたとき、ローカ
ルエリアネットワークや広域通信網等の通信プロトコル
に従って、マルチタスクOS14によりサポートされる
一対のタスクの間で通信を行うための手段を提供するブ
ロックとなっており、このループバック15は、UNI
Xシステムにおいて標準的構成として採用されているも
のに準拠すると共に、本発明に必要とする機能が追加さ
れたブロックとなっている。
【0013】そして本実施例に使用される処理装置にお
いては、図2に示すように、ループバック15には、通
信プロトコル18を介して、第1のタスク11と第2の
タスク12とが接続された構成となっている。またシミ
ュレートしようとする広域通信網の転送誤り率に対応す
る値と網内遅延に対応する値とは、ループバック15に
予め設定された構成となっている。
【0014】図3および図4の説明図と図5に示すフロ
ーチャートとを参照しつつ、上記構成の処理装置を使用
する本発明の一実施例について、以下に説明する。
【0015】いま広域通信網のアプリケーションのユー
ザインタフェースの応答速度を含めた評価を行うため、
アプリケーションに従って第1のタスク11からデータ
送信が行われ、送信されたデータは、通信プロトコル1
8、ループバック15、通信プロトコル18を介するこ
とにより、アプリケーションである第2のタスク12に
導かれるものとする。
【0016】そのため第1のタスク11を通信の開始点
として、通信プロトコル18からパケット単位でデータ
の送信要求が生じ(図3および図4の111により示
す)、ループバック15は、予め設定された転送誤り率
に基づき、単位データ長に対応する誤り率Mを演算す
る。そして後、送信要求されたデータ(パケット)の長
さをLとすると
【0017】
【数1】P=L×M として示されるデータ欠落率Pを演算する。次いでルー
プバック15は、このデータ欠落率Pと各パケット毎に
発生する乱数値との双方の値に基づき、パケットを欠落
させるかどうかを決定する。
【0018】そして上記決定が欠落となったときには、
ループバック15は、通信プロトコル18から送信され
たパケットを通信プロトコル18に送信することなく動
作を終了し、広域通信網の転送品質に従って転送誤りが
生じたときのシミュレートとする(図4においては11
2、113により示し、図5ではステップS11、S1
5により示す)。
【0019】また欠落とならなかったときには、転送誤
りが生じなかったとしてループバック15は、
【0020】
【数2】S=単位データ長/単位時間 として示される転送速度Sを演算した後
【0021】
【数3】D=L/S なる値Dを、広域通信網における網内遅延に対応した遅
延時間として算出する。そして算出された時間の待機を
行った後、パケットを通信プロトコル18に送信する
(図3および図4の121により示す)。
【0022】つまりループバック15は、通信プロトコ
ル18から送信されたパケットを再び通信プロトコル1
8に送信するに際して、上記方法により算出された時間
の遅延を与えることによって、広域通信網の網内遅延の
シミュレートとする(図3においては114により示
し、図5においてはステップS12〜S14により示
す)。そのためループバック15から通信プロトコル1
8に送信されたデータは第2のタスク12に導かれる。
【0023】以上の動作が、通信プロトコル18からパ
ケット単位のデータの送信要求が生じる毎に繰り返さ
れ、また第2のタスク12から第1のタスク11にデー
タの送信が行われる場合においても同様の動作が繰り返
される。
【0024】上記動作が繰り返されることによって第1
のタスク11と第2のタスク12との間における通信が
行われるので、この通信に要する時間から、アプリケー
ションのユーザインタフェースの応答時間を含めた評価
を行う。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る回線シミュレート方法は、
広域通信網を通信プロトコルとしてサポートするマルチ
タスクOSの元で動作する第1のタスクと第2のタスク
とをループバックによって接続し、第1のタスクと第2
のタスクとの間におけるデータ転送においては、広域通
信網の網内遅延に対応する遅延を与えると共に広域通信
網の転送誤り率に対応する比率でもってデータを欠落さ
せる構成としているので、広域通信網の実回線や網シミ
ュレータ等が不要となる。そのためアプリケーションの
ユーザインタフェースの応答速度を含めた評価を1台の
処理装置のみでもってかつ簡単に行うことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に使用される処理装置の電気
的構成を示すブロック図である。
【図2】第1のタスクと第2のタスクとの接続を示す説
明図である。
【図3】第1のタスクから第2のタスクにデータ転送を
行うときに遅延が与えられる場合の動作を示す説明図で
ある。
【図4】第1のタスクから第2のタスクにデータ転送を
行うときにデータ転送の欠落が与えられる場合の動作を
示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図6】従来技術の電気的構成を示すブロック線図であ
る。
【符号の説明】
11 第1のタスク 12 第2のタスク 14 マルチタスクOS 15 ループバック 18 通信プロトコル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広域通信網を通信プロトコルとしてサポ
    ートするマルチタスクOSの元で動作する一対のタスク
    であって、かつ前記広域通信網を介した通信を行う前記
    一対のタスクのうち、一方のタスクを第1のタスクとし
    他方のタスクを第2のタスクとするとき、 第1のタスクと第2のタスクとをループバックによって
    接続することにより前記広域通信網のシミュレートを行
    う回線シミュレート方法であって、 前記広域通信網の網内遅延に対応する期間の遅延を与え
    ると共に前記広域通信網の転送誤り率に対応する比率で
    もってデータを欠落させるデータ転送を、第1のタスク
    と第2のタスクとの間で行うことを特徴とする回線シミ
    ュレート方法。
JP4172921A 1992-06-30 1992-06-30 回線シミュレート方法 Pending JPH0622005A (ja)

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JP4172921A JPH0622005A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 回線シミュレート方法

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JPH0622005A true JPH0622005A (ja) 1994-01-28

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JP4172921A Pending JPH0622005A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 回線シミュレート方法

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