JPH0621978A - 無線受信機におけるコード信号検出回路 - Google Patents

無線受信機におけるコード信号検出回路

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JPH0621978A
JPH0621978A JP4177061A JP17706192A JPH0621978A JP H0621978 A JPH0621978 A JP H0621978A JP 4177061 A JP4177061 A JP 4177061A JP 17706192 A JP17706192 A JP 17706192A JP H0621978 A JPH0621978 A JP H0621978A
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JP
Japan
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detection circuit
output
code signal
circuit
resistance
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Pending
Application number
JP4177061A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hamazawa
義範 浜沢
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線通信により送られてくるコード信号を検波
した後制御用マイコンに取込んで、このコード信号に応
じた動作を行うコードレス通信機等の無線受信機におい
て、送られてくるコード信号を、受信側のマイコンがゆ
らぎとか、なまり等の影響を受けることなく、正しく認
識できるようにする。 【構成】上記無線通信機の受信機において、検波回路の
出力段に該出力の極性の反転を検出する回路を設け、該
回路の出力を制御用マイコンへ取込むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコードレス通信機(コ
ードレス電話、コードレスFAX等)における、コード
信号の検出回路に関する。その応用範囲は、コード信号
検出回路を内蔵する無線受信機全てに及ぶものであり、
ポケットベル等にも及ぶ。
【0002】
【従来の技術】例えば、コードレス電話において、親機
(固定機)と子機(移動機)との間の制御データ(電話
番号データや発着信のデータ等)のやりとりは、パルス
信号によるコード(いわゆるハイ、ローからなるデジタ
ル情報)の送受信により行っている。すなわち、これを
受信側(仮に親機側とする)について説明すると、図4
に示したように、アンテナ(1)で受信した制御コード
信号は親機の受信回路内に設けた検波回路(2)、ロー
パスフィルタ(3)およびコンパレータ(4)を経て制
御用のマイコン(5)に入力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今、送信側で発信した
コード信号が図5(a)の波形であるとした場合、検波
回路(2)の出力は無線通信特有のゆらぎによって図5
(b)のようになり、さらにノイズを取るためのローパ
スフィルタ(3)を経た出力はなまりを生じて図5
(c)のような波形となる。
【0004】従って、図5(c)に示した波形がコンパ
レータ(4)に入力された後のパルス出力は、図5
(d)のように、上記ゆらぎ幅が大きい所では部分的に
パルスが欠落したり、パルス幅が発信時の元の波形(図
5(a))とは異った幅となる欠点がある。パルスが欠
落したり、パルス幅が異なると、受信機が動作をしなく
なったり、誤った動作をしてしまう。なお、上記図4に
おけるコンパレータ(4)はあるしきい値(Vth)と
の比較において、一定電圧のヒステリシスをもたせてそ
れを検出するタイプのコンパレータであり、この場合に
は上記欠点のうち、パルス幅が元の波形(図5(a))
に比べて異なるという欠点が一層顕著となる。この発明
は、上記欠点を有しないコード信号の検出回路を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、無線通信に
より送られてくるコード信号を、検波回路を介して制御
用マイコンへ取込み、この取込んだコード信号に応じた
動作を行うコードレス通信機等の無線受信機におけるコ
ード検出回路において、検波回路の出力段に該出力の極
性の反転を検出する回路を設け、該回路の出力を制御用
マイコンへ取込むようにした無線受信機におけるコード
信号検出回路である。
【0006】
【実施例】以下、コードレス電話について実施例を説明
する。図2は該コードレス電話の全体システムを示し、
(6)は電話回線(7)に接続された親機(固定機)、
(8)は該親機(6)と無線接続される子機(移動機)
である。親機(6)内にはNCU(電話回線制御ユニッ
ト)(9)、CPU(マイコン)(10)、送信機(1
1)、受信機(12)等が設けてあり、この受信機(1
2)の構成については後においてさらに説明する。(1
3)はアンテナである。
【0007】子機(8)内にはCPU(マイコン)(1
4)、送信機(15)、受信機(16)および、CPU
(14)に接続したテンキー等のキー入力装置(17)
が設けてある。(18)はアンテナである。従って、例
えば子機(8)側のキー入力装置(17)が押された際
には、それに相当するパルス信号(例えば図3(a)の
波形)がCPU(14)から出力され、さらに送信機
(15)を介してFM変調されてアンテナ(18)から
送信される。そして、親機(6)のアンテナ(13)で
受信された信号は、受信機(12)によって復調されパ
ルス信号となって、CPU(10)へ出力される。
【0008】次に、この実施例の受信機(12)につい
て説明する。図1に示したように、当該受信機(12)
は検波回路(19)の後段に、ローパスフィルタ(2
0)に続けて、該フィルタ(20)からの出力の極性の
反転を検出する回路(21)として抵抗(22)とコン
デンサ(23)およびオペアンプ(24)からなる回路
を設けている。(25)は抵抗である。なお、この実施
例では抵抗(22)が15KΩ、抵抗(25)が1M
Ω、コンデンサ(23)が2200Pファラドの各値に
設定してある。検波回路(19)の出力からはオーディ
オ出力が分岐してあり、このオーディオ出力は図示しな
いアンプを介してスピーカへ接続されている。
【0009】従って、上記実施例では、図3(a)の波
形が子機(8)側から発信されたとすると、親機(6)
のローパスフィルタ(20)出力は、従来と同様の図3
(b)に示した、ゆらぎとなまりを生じた波形となる
が、この交流信号が図1のR端とC端との間を流れる
と、R端には正逆の交替する電圧が生じるので、オペア
ンプ(21)の出力端には、図3(b)の波形のピーク
(P)点でハイ、ローが切り換わる図3(C)のパルス
信号が生じる。
【0010】図3(b)の波形はゆらぎを生じているも
のの、コンパレータによるしきい値との比較とは異り、
ピーク点はゆらぎの大小に関わらず必ず検出されるの
で、パルスが欠落することがなく、また、実験による
と、図3(b)の波形のピーク点は発信された元の波形
(図3(a))のパルスの立上り、立下り点とほぼ一致
するので、オペアンプ(24)の出力波形(図3
(C))はそのパルス幅も、元の波形(図3(a))と
ほぼ一致することとなる。
【0011】従って、CPU(10)へは、子機(8)
が発信した元の波形(図3(a))にほぼ正確に近似し
た波形が入力され、CPU(10)は子機(8)が発信
したコードを正しく認識して、正しい動作を行う。
【0012】なお、極性反転検出回路(21)として
は、図1に示した回路が構造簡単で、動作も確実である
が、TTL回路、またはA/Dコンバータと論理回路の
組合わせ等のその他の回路を用いてもよい。また、子機
(8)側の受信機(16)の構成も、親機(6)側と同
様の構成としてもよい。その場合、親機(6)からのコ
ード信号が子機(8)側で正しく認識される。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、無線
通信で送られてくるコード信号が、受信側で正しく認識
され、誤動作等が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコードレス電話親機の受信機の
構成を示すブロック図。
【図2】コードレス電話の全体システムを示すブロック
図。
【図3】パルス信号の各段階での波形を示す図。
【図4】従来のコードレス電話親機における受信機の構
成を示すブロック図。
【図5】同じく従来のコードレス電話における、パルス
信号の各段階での波形を示す図。
【符号の説明】
(10)CPU (19)検波回路 (21)極性反転検出回路 (22)抵抗 (23)コンデンサ (24)オペアンプ (25)抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線通信により送られてくるコード信号
    を、検波回路を介して制御用マイコンへ取込み、この取
    込んだコード信号に応じた動作を行うコードレス通信機
    等の無線受信機におけるコード信号検出回路において、
    検波回路の出力段に該出力の極性の反転を検出する回路
    を設け、該回路の出力を制御用マイコンへ取込むように
    したことを特徴とする無線受信機におけるコード信号検
    出回路。
JP4177061A 1992-07-03 1992-07-03 無線受信機におけるコード信号検出回路 Pending JPH0621978A (ja)

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JP4177061A JPH0621978A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 無線受信機におけるコード信号検出回路

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JPH0621978A true JPH0621978A (ja) 1994-01-28

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