JPH06219557A - 荷積方法 - Google Patents

荷積方法

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JPH06219557A
JPH06219557A JP2354393A JP2354393A JPH06219557A JP H06219557 A JPH06219557 A JP H06219557A JP 2354393 A JP2354393 A JP 2354393A JP 2354393 A JP2354393 A JP 2354393A JP H06219557 A JPH06219557 A JP H06219557A
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JP
Japan
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loading
pallet
load
stowage
loaded
Prior art date
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Pending
Application number
JP2354393A
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English (en)
Inventor
Iwao Udagawa
巌 宇田川
Masachika Ueda
雅親 上田
Shinri Utsunomiya
真利 宇都宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
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Publication of JPH06219557A publication Critical patent/JPH06219557A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多品種の荷物の積付けを簡単な操作により、
適切で著しく能率よく行い積載安定性も良く、荷積み作
業性を大幅に向上させる。 【構成】 荷物2をパレット1の端縁に沿って棒状に積
み重ねると共に、この積載品の少なくとも一側面に隣接
して次の積載品を並列し順次積み重ね、パレットサイド
の残り寸法4が積載すべき荷物2の規定寸法未満のとき
に隣接すべき積載品より隔離して間隙3を生じさせ、パ
レットの側端縁に寄せて載置し、棒状に積み重ねること
を繰り返しパレットの全積載面上に荷積することによ
り、荷物を積付ける際に、次に積載すべき荷物の各種サ
イズのものの積載可能性の自由度を高め積載効率を上げ
て荷積作業性を向上すると共に、重心が中心に近くなる
ため積付安定性も高められ、荷物の種類,個数,パレッ
トに応じて最も効率の良い積付けを選択し、積付け条件
をも考慮して限られたパレット上の空間に適確に積載効
率並びに安定性を大幅に向上して積み付けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貨物その他の荷物や物
品など輸送すべき包装体(例えば段ボール箱)をパレッ
ト搬送する際に、パレット上に荷積または積み重ね作業
を、各配貨先順の配送に便利な与えられた条件下に行う
荷積方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、包装体を含む荷物や貨物をパレッ
ト,コンテナ等に積付けるパレット搬送では、異品種の
場合作業者がパレット上の荷積位置を逐一考えながら物
品を個々に配列し、下の層から平面に積み付けて一段目
が平面的に配列できたら二段目を平面的に順次層状に重
ねることが行われていて、熟練者でも多大な時間と手数
とを要して疲労度も著しく大きかった。しかし、最近パ
レット上への積付作業を楽にするため、同一形状の直方
体貨物ではJIS規格となっている積付け方法(ピンホ
イル積み、ダイアゴナル積み、ブロック積み、レンガ積
み)に基づいて最適な積付けをシュミレーションでユニ
ットロードを作り、パレット上の荷役作業を行うことが
盛んであるが、このユニットロードは貨物が同一ではな
く、異品種で構成されてくるケースが多くなって来てい
る。そして、一つのパレットに積付けるべき品種数が多
くなればなる程、貨物の積付けが不可能か、或いは時間
がかかり過ぎるので、貨物の積付け位置を作業者に伝達
して作業させること、即ち、紙面上或いはCRT画面上
に積付け位置を表示する方法も考えられるが、この方法
では作業者が紙面またはCRT画面を見ながら確認しつ
つ、下層から上層に順次平面積みしていて、その指定位
置にずれることなく貨物を積付ける必要があり、作業が
極めてしづらく十分満足できるものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の積付け方
式は、多品種の組合せを平面積みで各層ごとに平面上に
配列して他の商品を乗せて、次の層を平面的に下層から
作っていくと平面が段々小さくなって、結果として山形
の荷積となってしまって積載効率が著しく低下してしま
うし、積付け後の荷物の安定性も低下してしまう問題点
があったので、これを改善するため上下方向に直置の棒
状積みで貨物を積載すると、従来法では図5に示すよう
に、荷物aをパレットbの一端縁を基準にして直置し、
既に置かれている荷物に隣接して次の荷物を置く、即
ち、はに隣接して、かつはに隣接し、さらに
はに隣接するのが常法であるが、このように既積載荷
物の横に並列して順次置いていくと、隙間が多くでき、
かつこれらスペース内に置けない物品が多くできてしま
って結果的に積載効率が低下してしまうし、パレット上
の物品の重心が片寄り、フォークや無人搬送車,スタッ
カークレーンなどの搬送上にも支障をきたして荷役作業
性を悪化させるほか、パレット2段積みする場合にも安
定性を欠くなど問題となることが多い。本発明は、これ
ら従来の欠点を除去し、簡単な操作によりパレット上に
荷物を適切で著しく能率良く積み重ねることを可能に
し、各輸送届先ごとへの荷卸作業をも簡便化し、作業効
率の大幅な向上が実現できる荷積方法を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、異種多品種荷
物をパレット上に積付ける際に、同一アイテム品、また
は同一グループ品を積載面上に上下方向に棒状に積付け
る荷積方法において、荷物をパレットの端縁に沿って棒
状に積み重ねると共に、この積載品の少なくとも一側面
に隣接して次の積載品を並列し順次積み重ね、パレット
サイドの残り寸法が積載すべき荷物の規定寸法未満のと
きに隣接すべき積載品より隔離してパレットの側端縁に
寄せて載置し、棒状に積み重ねることを繰り返しパレッ
トの全積載面上に荷積することを特徴とする荷積方法で
ある。
【0005】
【作用】パレット上への荷積作業では、作業者が予め切
り出し順を決めて搬送されてくる荷物をパレット上に積
み重ねて行くが、切り出されてくる同一グループの荷物
を順次重合して配列し、棒状にまとめて前記パレット上
に奥側端縁に沿って直置きし、この積載品の少なくとも
一側面に隣接して次の積載品を並列し順次積み重ね、パ
レットサイドの残り寸法が積載すべき荷物の規定寸法未
満のときに隣接すべき積載品より隔離してパレットの側
端縁に寄せて載置し、棒状に積み重ねることを繰り返し
パレットの全積載面上に荷積するパレット上に各種荷物
を積付けることが効率よく行えるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図4の例で説明す
ると、荷物2の形状及び寸法,数量,並びに重量などを
キーボードで入力してコンピュータの制御機構で演算
し、積付パターン記憶部に記憶することで、複数の輸送
届先にまたがる荷物または異種多品種荷物をパレット1
上に積付ける際に、予め切り出し順を決めてコンベア
(図示せず)で搬送すると共に、該搬送コンベアで切り
出されてくる荷物2でのパレット1上に積付ける荷積方
法において、同一アイテム品または同一グループ品の荷
物2をパレットの一端縁に沿って棒状に積み重ねてい
き、この積載品の少なくとも一側面に隣接して次の積載
品を並列し順次積み重ね、パレットサイドの残り寸法4
が積載すべき荷物2の規定寸法未満のときに、隣接すべ
き積載品より隔離して間隙3を生じさせ、パレットの側
端縁に寄せて載置し、棒状に積み重ねることを繰り返し
パレットの全積載面上に荷積することでパレット1上の
上下方向に積層された状態で順次載置していく荷積方法
である。なお、積付け荷物をサイド寄せすることは、次
に積付ける荷物の各種サイズのものの積載可能性の自由
度を高め、積載効率を上げて荷積作業の簡便化がはから
れると共に、重心の片寄りを防ぎ、積付安定性が高まり
やすくするもので、この際、隙間から中の荷物認知でき
検品作業も楽となるし、小物或いは軽い物など崩れやす
い荷物を中央部分位置に積付けて荷積形態を良くし、か
つ脱落防止に寄与することが配慮される。この場合、積
載する積み重ね高さは一定として、該高さを超える荷物
は隣接位置に直置積付けると共に、次の荷物をその上に
直置して順次繰り返し、パレット1の全積載面に積付け
るが、必要に応じ周囲から中央部分に押し付けて寄せ合
わせる間隙3をなくして荷積形態を良くすることも荷積
安定化のために役に立つ。前記規定寸法としては、多種
多品種荷物の積付対象となる積付けグループ内の貨物の
縦寸法L,横寸法W及び荷物の正立以外の積み方、即ち
棲積み或いは側面積みが許容される場合は高さ寸法Hの
内の最小寸法とする。例えば、表1のアイテムを対象と
したときには、正立以外の積み方が許容される場合、1
80mmが規定寸法となるし、正立のみの積み方とする
際には、195mmが規定寸法となる。
【0007】さらに、搬送コンベア例えばローラコンベ
アで切り出されてくる荷物2は所定数まとめてパレット
1上に奥から手前に積付ける荷積方法とするのが、作業
効率を大幅に向上できて便利である。
【0008】
【表1】
【0009】また、前記パレット1に代えて、コンテナ
或いは荷台等を活用して用いることもできるし、積付け
ソフトを使用して組合せ積付け作業をすることも効果的
であり、さらに届先,商品名,数量の受注データを入力
し、商品マスター例えば寸法,重量,容積,形状等を付
加して総重量,総面積,届先数によりユニット単位を決
定したのち、重量群,底面積み,側面積み,棲面積み可
能なフラッグより商品順位を決定して商品供給ラインに
指示し、ユニット内を届先逆順毎で切り出し順毎に並べ
ることや、積付けルール、即ち、積付け法例えば最大積
付け高さ、寸法近似品のグループ分け(寸法近い物は上
に積んで良い)及び積付け禁止事項(軽い物の上に重い
物は禁止)等の条件に合わせた状態で積付け位置並びに
荷積方向を計算し、長辺方向に流すか短辺方向に流すか
を決定して荷積すべき商品の搬送と積付けを行うことが
できる。この場合、前記荷物搬送としては、重量の大き
い順次にし、同等重量群内では荷物の底面積の大きいも
の、或いは底面積と棲面積とを比較して、大きい面積を
優先して切出し順を決めて搬送したり、同一輸送届先ご
とにパレット上に荷積することや、前記荷物搬送が、輸
送届先ごとの荷物を区切って搬送することが配慮され
る。
【0010】本発明法と従来法の平面積み方法との積付
けた実験結果は表2の通りとなった。
【0011】
【表2】 各データでの条件下での積付け状態では、本発明法が積
載状態並びに積載効率ともに優れた結果となった。さら
に各データでの条件下で積付けソフトを用いて積付け作
業をした結果では、表3の通りとなった。
【0012】
【表3】 各データともに平積法を採用すると、積み残し梱が多量
にでて、積付効率は大幅に低下することが確認され、本
発明法では積み残し梱がなく良好の結果が得られてい
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、荷物をパレットの端縁に沿っ
て棒状に積み重ねると共に、この積載品の少なくとも一
側面に隣接して次の積載品を並列し順次積み重ね、パレ
ットサイドの残り寸法が積載すべき荷物の規定寸法未満
のときに隣接すべき積載品より隔離してパレットの側端
縁に寄せて載置し、棒状に積み重ねることを繰り返しパ
レットの全積載面上に荷積することにより、荷物を積付
ける際に、次に積載すべき荷物の各種サイズのものの積
載可能性の自由度を高め積載効率を上げて荷積作業性を
向上すると共に、重心が中心に近くなるため積付安定性
も高められ、しかも、多品種商品の組合せを容易に積付
けることが可能となり、積載効率並びに積付け後の積載
状態の安定性が大幅に向上でき、簡単な操作によりパレ
ット上に荷物を適切で著しく能率良く積付けることを可
能にし、各輸送届先ごとへの荷卸作業をも簡便化し、作
業効率の大幅な向上が実現できる。殊に、荷物の種類,
個数,パレットに応じて最も効率のよい積付けを選択
し、積付け条件をも考慮して、限られたパレット上の空
間に的確に積み付けることができ、輸送コストの低減
と、積付計画時間の短縮化とが可能で、届先での受取り
側へのサービス性向上にも役立ち積付作業の円滑化と安
全輸送の確保もできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す積付け手順の斜視図で
ある。
【図2】図1の例の平面図である。
【図3】図1の例で積付け終了時の側面図である。
【図4】図3の例の斜視図である。
【図5】従来例の積付手順を示す平面図である。
【符号の説明】
1 パレット 2 荷物 3 隙間 4 残り寸法

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異種多品種荷物をパレット上に積付ける
    際に、同一アイテム品、または同一グループ品を積載面
    上に上下方向に棒状に積付ける荷積方法において、荷物
    をパレットの端縁に沿って棒状に積み重ねると共に、こ
    の積載品の少なくとも一側面に隣接して次の積載品を並
    列し順次積み重ね、パレットサイドの残り寸法が積載す
    べき荷物の規定寸法未満のときに隣接すべき積載品より
    隔離してパレットの側端縁に寄せて載置し、棒状に積み
    重ねることを繰り返しパレットの全積載面上に荷積する
    ことを特徴とする荷積方法。
  2. 【請求項2】 前記積載品が、積み重ね高さを一定とし
    て、該高さを超える荷物は隣接位置に直置積付けると共
    に、次の荷物をその上に直置していき、パレットの全積
    載面に積付ける請求項1記載の積荷方法。
  3. 【請求項3】 前記規定寸法が、積付対象となる積付け
    グループ内の荷物の縦寸法L、横寸法W及び高さ寸法H
    の内の最小寸法である請求項1または2記載の荷積方
    法。
JP2354393A 1993-01-20 1993-01-20 荷積方法 Pending JPH06219557A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013067448A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Toyota Motor Corp 積み付けパターンの作成方法および作成プログラム並びに積み付け装置
JP2013071785A (ja) * 2011-09-26 2013-04-22 Toyota Motor Corp 積み付けパターンの作成方法および作成プログラム並びに積み付け装置
JP2015040120A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 東邦ホールディングス株式会社 配列決定方法及び積付設備

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