JPH06219420A - 鉄筋結束装置およびその結束方法 - Google Patents

鉄筋結束装置およびその結束方法

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JPH06219420A
JPH06219420A JP5023522A JP2352293A JPH06219420A JP H06219420 A JPH06219420 A JP H06219420A JP 5023522 A JP5023522 A JP 5023522A JP 2352293 A JP2352293 A JP 2352293A JP H06219420 A JPH06219420 A JP H06219420A
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twisting
reinforcing bar
fitting
binding metal
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Kazuo Uehara
和雄 上原
Yoshinori Saitou
伊徳 斉藤
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • E04G21/123Wire twisting tools

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 鉄筋コンクリートの中に埋め込まれる鉄筋の
枠体を、結束する鉄筋結束装置および結束方法に関す
る。 【構成】 鉄筋枠体の結束金具を捻転して枠体を固定す
る鉄筋結束装置において、フレーム上に配筋支持治具を
移動する配筋支持治具移動装置と、枠体の交差部に結束
金具を供給する配筋支持治具の移動方向に対して直角方
向に移動する結束金具供給装置と、供給された結束金具
を捻転して鉄筋の交差部を結束固定する枠体の下方に配
設され配筋支持治具の移動方向に対して直角方向に移動
する結束金具捻転装置と、結束金具供給装置と結束金具
捻転装置とにそれぞれ別々に移動する指令を出す制御装
置からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋結束装置およびそ
の結束方法に係り、詳しくは鉄筋コンクリートの中に埋
め込まれる格子状に配列された鉄筋の枠体を、鉄筋の交
差部において結束する鉄筋結束装置およびその結束方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術においては、格子状に配列さ
れた鉄筋の交差部を結束する装置として、配列された鉄
筋の上方から結束金具を供給するとともに、結束金具供
給装置に付随して設けられた結束金具結束のための捻転
装置が下方から作用して、結束金具の供給に引続き該結
束金具の捻転が行われるようになっている。(特開昭6
3−312404、特開平1−105869) 一例を図13に示す。図13において、101は支柱、
102及び102aは折り曲げアーム、103及び10
3aはピン、121は押し込み板、122は結束金具で
ある。押し込み板121は支柱101の中を矢印123
の方向に摺動する。この摺動時、押し込み板121は結
束金具122を鉄筋131と鉄筋132の交差部を跨い
で下方に押し下げる。結束金具122の両端は支柱10
1の両側にピン103及び103aにより枢着された折
り曲げアーム102及び102aによって図示したよう
に折り曲げられて122a及び122bのようになる。
【0003】104は支柱101に固着されたブラケッ
ト、111はピン105によって枢着されたテーブル支
え、112は支柱101に固着されたシリンダブラケッ
ト、113はシリンダ、113aはシリンダロッドであ
る。シリンダ113はシリンダブラケット112に固着
されており、シリンダロッド113aは油圧または空気
圧によって伸縮する。111aレバーはテーブル支え1
11の一部で、その先端部は長穴でロッドピン114に
よりシリンダロッド113aの伸縮に応じてテーブル支
え111をピン105を中心として回転できる構造とな
っている。106は回転テーブルでテーブル支え上にお
いてモータ(図示せず)によって回転可能に取付けられ
ている。前述した折り曲げアーム102によって折り曲
げられた結束金具の先端は、回転テーブル106に明け
られた捻転用の線通し穴106aを図示のように通って
いるので、回転テーブルを回転することによって結束金
具は捻転され、鉄筋131と132は結束されるのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術では結束金具の供給に引き続き結束金具の捻転が
行われるために、捻転の間結束金具の供給装置は遊んで
おり、また結束金具を供給するまでの間は結束金具の捻
転装置は遊んでいることになり、時間的無駄が多い。ま
た、結束金具の捻転が行われるときに、捻転により結束
金具が短くなり、結束部が下方に引っ張られる力が生
じ、結束金具が切断する。これを回避するためには捻転
装置を上方へ移動させる必要が生ずるが装置が複雑にな
るとともに、ワイヤー径あるいは捻転回数により移動量
が異なるため制御が困難である。さらに、従来の方法で
は、交差位置の選択が出来ないために無駄な所を固定し
たり、あるいは、結束金具の挿入方向が一方向のために
結束後に枠体の結束強度が低い。またさらに、結束装置
を扱う熟練作業員が必要であるという問題点がある。本
発明は上記問題に着目し、鉄筋結束装置および結束方法
に係り、詳しくは鉄筋コンクリートの中に埋め込まれる
格子状に配列された鉄筋の枠体を、鉄筋の交差部におい
て結束する鉄筋結束装置およびその結束方法の改良を目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、本発明に係わる第1の発明では、配筋支持治具に
よって格子状に配列された鉄筋で構成される枠体の交差
部に結束金具を捻転して枠体を固定する鉄筋結束装置に
おいて、フレーム上に慴動自在に配筋支持治具を移動す
る配筋支持治具移動装置と、枠体の交差部に結束金具を
供給する枠体の上方に配設され配筋支持治具の移動方向
に対して少なくとも直角方向に移動する結束金具供給装
置と、供給された結束金具を捻転して鉄筋の交差部を結
束固定する枠体の下方に配設され配筋支持治具の移動方
向に対して少なくとも直角方向に移動する結束金具捻転
装置と、結束金具供給装置と結束金具捻転装置とにそれ
ぞれ別々に移動する指令を出す制御装置と、からなる。
【0006】また、第1の発明を主体とする、第2の発
明では、制御装置に枠体の固定する交差部の位置あるい
は結束金具の挿入方向を指示あるいは選択するパターン
指示手段を有する。
【0007】さらに、第3の発明では、交差部の固定す
る位置あるいは結束金具の挿入方向を指示あるいは選択
するパターン指示手段に枠体の全交差部を結束固定する
指示手段を有する。
【0008】また、さらに第4の発明では、結束金具を
捻転するときに生ずる引張力を吸収する弾性体を配筋支
持治具に有する。
【0009】第5の発明では、配筋支持治具によって格
子状に配列された鉄筋で構成される枠体の交差部に結束
金具を捻転して枠体を固定する鉄筋結束装置において、
枠体の交差部に結束金具供給装置より結束金具を供給す
る工程と、供給された結束金具を結束金具捻転装置によ
り捻転する工程とを別々に単独に並行して行うととも
に、結束金具が供給された後に結束金具捻転装置により
捻転する。
【0010】また、第6の発明では、配筋支持治具によ
って格子状に配列された鉄筋で構成される枠体の交差部
に結束金具を捻転して枠体を固定する鉄筋結束装置にお
いて、枠体の交差部の内、結束したい交差部について
は、結束金具供給装置を結束位置に移動することによ
り、制御装置がその位置及び順序を記憶していて、作動
開始指令により結束金具供給装置を移動した位置および
順序に従って結束金具供給装置は結束金具を供給し、結
束金具捻転装置はこれを追尾して捻転し、逐次結束固定
作業を進める。
【0011】
【作用】上記構成によれば、結束金具を供給する装置と
供給された結束金具を捻転する装置とは、それぞれ独立
して作業を進めるような構造とし、結束金具の供給装置
は予め定めた供給位置へ次々に結束金具を供給して行
き、結束金具が供給された後に、捻転装置が供給された
位置へ次々に移動して、逐次捻転し結束して行くように
したものである。また、結束金具を捻転時に生ずる交差
部の引張力は配筋支持治具に設けた弾性体により吸収す
るため、簡単な構成で結束金具の切断を回避できる。さ
らに、結束金具の挿入位置あるいは方向は指示できると
ともに、パターニングでも選別できるために、素人でも
操作が容易にできる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の鉄筋結束装置およびその結
束方法の実施例につき、図面を参照して詳細に説明す
る。図1ないし図3は本発明の1実施例の主な構造の説
明図である。図1は側面図、図2は平面図、図3は正面
図である。図1ないし図3において、1及び1aは支
柱、2は上部ガイドレール、3は下部ガイドレール、4
は結束金具供給装置、5は結束金具捻転装置である。直
立した2本の支柱1及び1aに上部ガイドレール2と下
部ガイドレール3とは図示のように固着されている。
【0013】上部ガイドレール2には図示しないDCモ
ータに回転されるボールネジにより駆動され、矢印B方
向(後述する配筋支持治具12の慴動方向に直角方向)
に摺動可能に結束金具供給装置4が設置されており、ま
た、結束金具供給装置4は昇降用シリンダ2aにより昇
降可能に、また、搖動モータ2bにより90°の角度搖
動して後述する結束金具4bの挿入方向に対応するよう
に、配設されている。また同様に、下部ガイドレール3
には矢印C方向に摺動可能に結束金具捻転装置5が設置
されており、結束金具捻転装置5は昇降用シリンダ5b
により昇降可能に配設されている。
【0014】結束金具供給装置4には結束金具供給部4
aが配設され、結束金具供給部4aには結束金具4bが
収納され、順次供給される。なお、結束金具供給装置4
は市販のマックス製ステープル・エアネイラ等を用いて
も良い。結束金具捻転装置5には、捻転ヘッド5aが配
設され、結束金具4bを挟んだ後に回転を与えて結束す
る。なお、市販している商品名のトレンシムを用いても
良い。11はスライドレール、12は配筋支持治具で、
配筋支持治具12はスライドレール11上を矢印A方向
に摺動可能に設置されており、図示しないDCモータに
回転されるボールネジにより駆動されている。
【0015】配筋支持治具12は縦、横、適当な間隔を
おいて縦方向鉄筋13(複数)および横方向鉄筋14
(複数)を図示のように配列し、枠体10を構成できる
ようになっている。図4は配筋支持治具12の一部拡大
図であり、配筋支持治具12にはスライドレール11に
慴動自在に装着されて下部支持部31と、縦および横の
鉄筋を保持する上部支持部32と、下部支持部31と上
部支持部32とを結合するボルト33およびナット34
と、下部支持部31と上部支持部32とを所定位置に離
間し結束金具4bを結束したときに生ずる引張力を吸収
するバネ等の弾性体35とが配設されている。
【0016】結束金具供給装置4の摺動停止位置及び結
束金具捻転装置5の摺動停止位置は縦方向鉄筋13の配
列位置に合わせて停止し、さらに配筋支持治具12の摺
動停止位置は横方向鉄筋14の配列位置で停止する。従
って結束金具供給装置4及び結束金具捻転装置5は必ず
縦方向鉄筋13と横方向鉄筋14との交差部15(複
数)の位置で停止できる。停止位置は、DCモータの回
転数、あるいはボールネジの回転数で設定しても良く、
また、アクチュエータを用いた場合には位置センサで検
出して停止位置を確保しても良い。なお、結束金具供給
装置4と結束金具捻転装置5とはそれぞれ独立して摺動
する。
【0017】図5は制御装置16のブロック図である。
制御部50は、RAM51、ROM52、CPU53か
らなり、制御部50には、結束金具供給装置4の直角方
向(B方向)の位置を検出する位置センサ55と、昇降
用シリンダ2aの伸縮により結束金具供給装置4が上下
方向に移動する位置を検出する位置センサ56、およ
び、結束金具捻転装置5の直角方向(C方向)の位置を
検出する位置センサ57と、昇降用シリンダ5bの伸縮
により結束金具捻転装置5が上下方向に移動する位置を
検出する位置センサ58からの信号が入力されている。
また、スライドレール11上を摺動する配筋支持治具1
2の位置を検出する位置センサ59が入力されている。
【0018】制御部50からは、結束金具供給装置4を
直角方向(B方向)に移動する供給装置移動手段61
と、結束金具供給装置4を90°の角度搖動する搖動モ
ータ2b等の角度搖動手段62と、結束金具供給装置4
が所定位置に停止し、昇降用シリンダ2aの伸縮により
結束金具供給装置4が上下方向に移動し所定位置に停止
したことを位置センサ55、56からの信号を受けて結
束金具供給装置4より結束金具4bを供給する結束金具
供給手段63と、結束金具捻転装置5を直角方向(C方
向)に移動する捻転装置移動手段64と、結束金具捻転
装置5が所定位置に停止し、昇降用シリンダ5bの伸縮
により結束金具捻転装置5が上下方向に移動し所定位置
に停止したことを位置センサ57、58からの信号を受
けて捻転ヘッド5aを回転させる捻転装置回転手段65
と、にそれぞれ信号を出力している。
【0019】また、配筋支持治具12を移動する支持治
具移動手段66と、結束金具4bの結束後に捻転装置回
転手段63に残っている残部を吹き飛ばすエア吹出し手
段67にそれぞれ信号を出力している。また、制御部5
0には、鉄筋の縦、横、の間隔(ピッチ)を設定する鉄
筋ピッチ設定手段71(縦方向71a、横方向71b)
と、鉄筋の交差部15の位置あるいは結束金具4bの挿
入方向が設定されている記憶部のROM52からパター
ンを選択するパターニンダ選択手段72と、鉄筋の交差
部15の位置あるいは結束金具4bの挿入方向を記憶部
のRAM51へ記憶させるテーチィング設定手段73
と、からの信号が入力される。
【0020】上記構成において、次に作動について説明
する。まず、パターニング手段72よりパターンを選択
する。例えば、パターニング選択手段72には、全位置
を結束金具4bが同方向に結束する場合には設定1が、
全位置を結束金具4bが互いに向き合う方向に結束する
場合には設定2が、全位置を結束金具4bが二つ置きに
互いに向き合う方向に結束する場合には設定3が、さら
に、1箇所置きに交互に結束する場合には設定4という
ように予め設定されている。
【0021】パターンを選択し、次に、鉄筋ピッチ設定
手段71により鉄筋の縦、横、の間隔(ピッチ)を設定
すると、制御部50からの指令により、結束金具4bの
挿入方向に対応するように搖動モータ2bにより所定の
方向に90°の角度搖動するとともに、結束金具供給装
置4が供給装置移動手段61によりB方向に移動し所定
位置で停止する。次に、所定位置に到達したことが位置
センサ55により検出されると制御部50からの信号に
より昇降用シリンダ2aを伸縮させて結束金具供給装置
4を上下方向に移動させ所定位置に停止する。所定位置
に到達したことが位置センサ56により検出されると制
御部50からの信号を受けて結束金具供給手段63によ
り結束金具4bを所定の交差部15に供給する。
【0022】供給中あるいは供給が完了すると、次に、
結束金具捻転装置5が捻転装置移動手段64によりC方
向に移動し、所定位置で停止する。次に、所定位置に到
達したことが位置センサ57により検出されると制御部
50からの信号により昇降用シリンダ5bを伸縮させて
結束金具捻転装置5を上下方向に移動し所定位置に停止
する。所定位置に到達したことが位置センサ58により
検出されると制御部50からの信号を受けて捻転装置回
転手段65により捻転ヘッド5aを回転させる。
【0023】次に、図7ないし図11により、結束金具
供給部4a及び捻転ヘッド5aの作動を詳細に説明す
る。図7は結束金具供給装置4が縦方向鉄筋13と横方
向鉄筋14との交差部15の上方へ停止したところで、
結束金具供給部4aが結束金具4bを保持していること
を示している。図8は結束金具供給部4aが結束金具4
bを矢印Dの方向へ押し、結束金具4bを交差部15へ
装着したところを示している。結束金具4bが交差部1
5に装着された頃には、図示したように結束金具捻転装
置5が上記交差部15の下方へ来る。
【0024】図9は上記捻転ヘッド5aが結束金具4b
を捻転するために、結束金具4bの端部を挟み金5bで
挟んだところを示している。この時、結束金具供給部4
aは矢印Eの方向に戻り、該結束金具供給装置4は次の
交差部へ、結束金具の挿入方向に対応し搖動するととも
に、移動する。図10は捻転ヘッド5aが矢印Fのよう
に回転し、結束金具4bを捻転した状態を示す。なお、
このときに結束金具4bが捻転により短くなり、交差部
15を捻転ヘッド5aに近づけるように下方に引張力を
与えるが、後述する弾性体により交差部15は下方に移
動する。これにより結束金具4bは緩み、スキマなく結
束される。図11はさらに結束金具の捻転を進めること
により、結束金具は4c部で切断し捻転作業は終了す
る。次に、切断後に捻転装置回転手段63に残っている
残部をエア吹出し手段67により吹き飛ばとともに、結
束金具捻転装置は次の捻転部へと移動するのである。
【0025】図12は、鉄筋結束装置の制御装置16へ
の結束する交差部15の位置あるいは結束金具の挿入方
向を設定する方法の説明図である。図12において縦方
向鉄筋13がm本、横方向鉄筋がn本で枠体10が構成
されている時、縦方向鉄筋の番号を端からX1,X
2,...Xm,横方向鉄筋の番号を端からY1,Y
2,....Ynとすると、両方向鉄筋の交差部は(X
1,Y1),(X1,Y2)....等で表すことがで
きる。従って制御装置16の記憶部に、(X1,Y
1),(X1,Y2)...(Xm,Yn)というよう
にプログラムに結束位置および結束金具の挿入方向をイ
ンプットすることにより、結束金具供給装置4、結束金
具捻転装置5、および配筋支持治具12の移動ならびに
停止、結束金具4bの供給、捻転を自動的に逐次行うこ
とができる。なお、前述したように結束金具供給装置4
は上記プログラムに従って単独に逐次結束金具を供給し
てゆき、結束金具捻転装置はおなじく上記プログラムに
従って逐次供給された結束金具の捻転をすすめてゆく。
【0026】また、同一枠体を多数生産する場合には、
制御装置16に結束する交差部15の位置あるいは結束
金具の挿入方向をテーチングしても良い。この場合に
は、枠体の交差部の内結束固定したい交差部に結束金具
供給装置を移動させ、テーチィング設定手段73をおす
ことにより制御装置16にはその位置及び順序を記憶さ
せ、作業開始の指令によって結束金具供給装置はその順
序に従って結束金具を供給し、結束金具捻転装置はこれ
を追尾して結束固定作業を進めることも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述したようにして成るので、
結束金具供給装置と結束金具捻転装置とはそれぞれ単独
に作業を進めるため、無駄な時間を生ずることなく、結
束に要する時間が短縮され、作業が効率よく進められ
る。また、結束金具を捻転時に生ずる交差部の引張力は
弾性体により吸収するため、簡単な構成で結束金具の切
断を回避できる。さらに、結束金具の挿入位置あるいは
方向は指示できるとともに、パターニングでも選別でき
るために、素人でも操作が容易にできるという優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄筋結束装置の側面図である。
【図2】本発明の鉄筋結束装置の平面図である。
【図3】本発明の鉄筋結束装置の正面図である。
【図4】本発明の配筋支持治具の一部拡大図である。
【図5】本発明の制御装置のブロック図である。
【図6】鉄筋の結束交差部の位置及び結束金具の挿入方
向を示す一例図である。
【図7】結束金具供給部および捻転ヘッドの作動の説明
図である。
【図8】結束金具供給部および捻転ヘッドの作動の説明
図である。
【図9】結束金具供給部および捻転ヘッドの作動の説明
図である。
【図10】結束金具供給部および捻転ヘッドの作動の説
明図である。
【図11】結束金具供給部および捻転ヘッドの作動の説
明図である。
【図12】鉄筋結束装置の制御装置への結束位置を設定
する方法の説明図である。
【図13】従来の技術の説明図
【符号の説明】
1 支柱 5b 挟み
金 1a支柱 10 枠体 2 上部ガイドレール 11 スラ
イドレール 3 下部ガイドレール 12 配筋
支持治具 4 結束金具供給装置 13 縦方
向鉄筋 4a結束金具供給部 14 横方
向鉄筋 4b結束金具 15 交差
部 5 結束金具捻転装置 16 制御
装置 5a捻転ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配筋支持治具によって格子状に配列され
    た鉄筋で構成される枠体の交差部に結束金具を捻転して
    枠体を固定する鉄筋結束装置において、フレーム上に慴
    動自在に配筋支持治具を移動する配筋支持治具移動装置
    と、枠体の交差部に結束金具を供給する枠体の上方に配
    設され配筋支持治具の移動方向に対して少なくとも直角
    方向に移動する結束金具供給装置と、供給された結束金
    具を捻転して鉄筋の交差部を結束固定する枠体の下方に
    配設され配筋支持治具の移動方向に対して少なくとも直
    角方向に移動する結束金具捻転装置と、結束金具供給装
    置と結束金具捻転装置とにそれぞれ別々に移動する指令
    を出す制御装置と、からなることを特徴とする鉄筋結束
    装置。
  2. 【請求項2】 制御装置に枠体の固定する交差部の位置
    あるいは結束金具の挿入方向を指示あるいは選択するパ
    ターン指示手段を有する請求項1記載の鉄筋結束装置。
  3. 【請求項3】 交差部の固定する位置あるいは結束金具
    の挿入方向を指示あるいは選択するパターン指示手段に
    枠体の全交差部を結束固定する指示手段を有する請求項
    2記載の鉄筋結束装置。
  4. 【請求項4】 結束金具を捻転するときに生ずる引張力
    を吸収する弾性体を配筋支持治具に有する請求項1記載
    の鉄筋結束装置。
  5. 【請求項5】 配筋支持治具によって格子状に配列され
    た鉄筋で構成される枠体の交差部に結束金具を捻転して
    枠体を固定する鉄筋結束装置において、枠体の交差部に
    結束金具供給装置より結束金具を供給する工程と、供給
    された結束金具を結束金具捻転装置により捻転する工程
    とを別々に単独に並行して行うとともに、結束金具が供
    給された後に結束金具捻転装置により捻転することを特
    徴とする鉄筋結束方法。
  6. 【請求項6】 配筋支持治具によって格子状に配列され
    た鉄筋で構成される枠体の交差部に結束金具を捻転して
    枠体を固定する鉄筋結束装置において、枠体の交差部の
    内、結束したい交差部については、結束金具供給装置を
    結束位置に移動することにより、制御装置がその位置及
    び順序を記憶していて、作動開始指令により結束金具供
    給装置を移動した位置および順序に従って結束金具供給
    装置は結束金具を供給し、結束金具捻転装置はこれを追
    尾して捻転し、逐次結束固定作業を進めることを特徴と
    する鉄筋結束方法。
JP5023522A 1993-01-20 1993-01-20 鉄筋結束装置およびその結束方法 Expired - Lifetime JP2507909B2 (ja)

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