JPH06219126A - 除雪用作業車 - Google Patents
除雪用作業車Info
- Publication number
- JPH06219126A JPH06219126A JP852993A JP852993A JPH06219126A JP H06219126 A JPH06219126 A JP H06219126A JP 852993 A JP852993 A JP 852993A JP 852993 A JP852993 A JP 852993A JP H06219126 A JPH06219126 A JP H06219126A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grader
- snow removing
- shock absorber
- vehicle body
- damping force
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は除雪用のグレ−ダが受ける抵抗によ
ってフロントサスペンションが沈み込むのを防止した除
雪用作業車を提供することにある。 【構成】 前輪2と後輪3を有する車体1と、減衰力可
変型のショックアブソ−バ24を有し上記前輪を変位自
在に支持したフロントサスペンション6と、上記車体の
中途部下方に設けられた除雪用のグレ−ダ5と、除雪時
にこのグレ−ダに加わる圧力を検出するポテンショメ−
タ22と、このポテンショメ−タからの検出信号に応じ
て上記ショックアブソ−バの減衰力を変化させるコント
ロ−ラ21とを具備したことを特徴とする。
ってフロントサスペンションが沈み込むのを防止した除
雪用作業車を提供することにある。 【構成】 前輪2と後輪3を有する車体1と、減衰力可
変型のショックアブソ−バ24を有し上記前輪を変位自
在に支持したフロントサスペンション6と、上記車体の
中途部下方に設けられた除雪用のグレ−ダ5と、除雪時
にこのグレ−ダに加わる圧力を検出するポテンショメ−
タ22と、このポテンショメ−タからの検出信号に応じ
て上記ショックアブソ−バの減衰力を変化させるコント
ロ−ラ21とを具備したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車体の中途部下方に油
圧駆動される除雪用のグレ−ダが設けられた除雪用作業
車に関する。
圧駆動される除雪用のグレ−ダが設けられた除雪用作業
車に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、除雪用作業車は、図3に示すよ
うに前輪2と後輪3とを備えた車体1を有し、この車体
1には、除雪用のブレ−ドとして前端部にフロントプラ
ウ4、中途部下方にグレ−ダ5が設けられている。
うに前輪2と後輪3とを備えた車体1を有し、この車体
1には、除雪用のブレ−ドとして前端部にフロントプラ
ウ4、中途部下方にグレ−ダ5が設けられている。
【0003】上記フロントプラウ4およびグレ−ダ5
は、それぞれ油圧によって作動するアクチュエ−タとし
ての油圧シリンダに連結され、この油圧シリンダが作動
することで上下方向に駆動されるようになっている。
は、それぞれ油圧によって作動するアクチュエ−タとし
ての油圧シリンダに連結され、この油圧シリンダが作動
することで上下方向に駆動されるようになっている。
【0004】上記フロントプラウ4は車体1の前方に堆
積した、比較的やわらかな雪を除去するために用いら
れ、上記グレ−ダ5は主として路面に氷結した雪を除去
するために用いられる。そのため、上記グレ−ダ5に
は、路面との抵抗によって上記フロントプラウ4に比べ
大きな荷重が加わることが避けられない。
積した、比較的やわらかな雪を除去するために用いら
れ、上記グレ−ダ5は主として路面に氷結した雪を除去
するために用いられる。そのため、上記グレ−ダ5に
は、路面との抵抗によって上記フロントプラウ4に比べ
大きな荷重が加わることが避けられない。
【0005】ところで、グレ−ダ5に大きな荷重が加わ
ると、車体1のフロントサスペンション6回りには図中
矢印で示す反時計方向のモ−メントが発生し、そのモ−
メントによって上記前輪2を支持したフロントサスペン
ション6が大きく撓む。フロントサスペンション6の撓
みが大きくなると、車体1は前輪2側が沈み込み、後輪
3側が浮き上がるから、車体1の中途部に設けられた上
記グレ−ダ5は路面から逃げ、このグレ−ダ5による除
雪力が低下することになる。
ると、車体1のフロントサスペンション6回りには図中
矢印で示す反時計方向のモ−メントが発生し、そのモ−
メントによって上記前輪2を支持したフロントサスペン
ション6が大きく撓む。フロントサスペンション6の撓
みが大きくなると、車体1は前輪2側が沈み込み、後輪
3側が浮き上がるから、車体1の中途部に設けられた上
記グレ−ダ5は路面から逃げ、このグレ−ダ5による除
雪力が低下することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、フロント
プラウとグレ−ダとを備えた除雪作業車においては、グ
レ−ダに大きな荷重が加わるとフロントサスペンション
が大きく撓んで車体の前輪側が沈み込み、後輪側が浮き
上がるから、上記グレ−ダが路面から逃げ、除雪力が低
下するということがある。
プラウとグレ−ダとを備えた除雪作業車においては、グ
レ−ダに大きな荷重が加わるとフロントサスペンション
が大きく撓んで車体の前輪側が沈み込み、後輪側が浮き
上がるから、上記グレ−ダが路面から逃げ、除雪力が低
下するということがある。
【0007】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、除雪時にグレ−ダに荷重
が加わっても、フロントサスペンションが大きく沈み込
むことがないようにした除雪用作業車を提供することに
ある。
で、その目的とするところは、除雪時にグレ−ダに荷重
が加わっても、フロントサスペンションが大きく沈み込
むことがないようにした除雪用作業車を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、前輪と後輪を有する車体と、減衰力可変
型のショックアブソ−バを有し上記前輪を変位自在に支
持したフロントサスペンションと、上記車体の中途部下
方に設けられた除雪用のグレ−ダと、除雪時にこのグレ
−ダに加わる圧力を検出する検出手段と、この検出手段
からの検出信号に応じて上記ショックアブソ−バの減衰
力を変化させる制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
にこの発明は、前輪と後輪を有する車体と、減衰力可変
型のショックアブソ−バを有し上記前輪を変位自在に支
持したフロントサスペンションと、上記車体の中途部下
方に設けられた除雪用のグレ−ダと、除雪時にこのグレ
−ダに加わる圧力を検出する検出手段と、この検出手段
からの検出信号に応じて上記ショックアブソ−バの減衰
力を変化させる制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記構成によれば、グレ−ダに加わる圧力が検
出されると、その圧力に応じてショックアブソ−バの減
衰力が切り換えられてフロントサスペンションが大きく
沈み込むのが防止されるから、グレ−ダが路面から逃げ
ることがなくなる。
出されると、その圧力に応じてショックアブソ−バの減
衰力が切り換えられてフロントサスペンションが大きく
沈み込むのが防止されるから、グレ−ダが路面から逃げ
ることがなくなる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1と図2を参
照して説明する。なお、除雪作業車の構成は図3に示す
構成と同一であるので、同一記号を引用して説明を省略
する。
照して説明する。なお、除雪作業車の構成は図3に示す
構成と同一であるので、同一記号を引用して説明を省略
する。
【0011】図1に示すように、フロントプラウ4は車
体1に一対のア−ム11を介して上下動自在に取付けら
れ、このア−ム11の中途部には第1のシリンダ12が
取付けられている。この第1のシリンダ12には上昇用
配管12aと下降用配管12bの一端が接続されてい
る。これら配管12a、12bの他端は油圧コントロ−
ルユニット13に内蔵された図示しない第1の切換弁に
接続されている。このユニット13には油圧ポンプ14
から吐出される圧油が供給されるようになっている。上
記油圧ポンプ14は除雪作業車のエンジン15の出力を
取出す、PTO(パワ−・テイク・オフ)装置16によ
って駆動されるようになっている。
体1に一対のア−ム11を介して上下動自在に取付けら
れ、このア−ム11の中途部には第1のシリンダ12が
取付けられている。この第1のシリンダ12には上昇用
配管12aと下降用配管12bの一端が接続されてい
る。これら配管12a、12bの他端は油圧コントロ−
ルユニット13に内蔵された図示しない第1の切換弁に
接続されている。このユニット13には油圧ポンプ14
から吐出される圧油が供給されるようになっている。上
記油圧ポンプ14は除雪作業車のエンジン15の出力を
取出す、PTO(パワ−・テイク・オフ)装置16によ
って駆動されるようになっている。
【0012】上記油圧コントロ−ルユニット13に設け
られた上記第1の切換弁が切換えられることで、上記油
圧ポンプ14からの圧油が上記上昇用配管12aあるい
は下降用配管12bのどちらか一方へ供給される。それ
によって、上記フロントプラウ4を上昇あるいは下降方
向へ駆動できるようになっている。
られた上記第1の切換弁が切換えられることで、上記油
圧ポンプ14からの圧油が上記上昇用配管12aあるい
は下降用配管12bのどちらか一方へ供給される。それ
によって、上記フロントプラウ4を上昇あるいは下降方
向へ駆動できるようになっている。
【0013】一方、グレ−ダ5は一対の第2のシリンダ
17を介して車体1に取付けられている。この第2のシ
リンダ17には上昇用配管17aと下降用配管17bと
の一端が接続されている。これら配管17a、17bの
他端は上記油圧コントロ−ルユニット13に内蔵された
図示しない第2の切換弁に接続されている。この第2の
切換弁が切換えられることで、上記油圧ポンプ14から
の圧油が上記上昇用配管17aあるいは下降用配管17
bのどちらか一方へ供給される。それによって、上記グ
レ−ダ5を上昇あるいは下降させることができるように
なっている。上記第1の切換弁と第2の切換弁との切換
操作は、運転席に設けられた操作部によって行うことが
できる。
17を介して車体1に取付けられている。この第2のシ
リンダ17には上昇用配管17aと下降用配管17bと
の一端が接続されている。これら配管17a、17bの
他端は上記油圧コントロ−ルユニット13に内蔵された
図示しない第2の切換弁に接続されている。この第2の
切換弁が切換えられることで、上記油圧ポンプ14から
の圧油が上記上昇用配管17aあるいは下降用配管17
bのどちらか一方へ供給される。それによって、上記グ
レ−ダ5を上昇あるいは下降させることができるように
なっている。上記第1の切換弁と第2の切換弁との切換
操作は、運転席に設けられた操作部によって行うことが
できる。
【0014】上記第1のシリンダ12に接続された下降
用配管12bの中途部には、その配管内の圧力を検出す
る圧力スイッチ18が設けられている。この圧力スイッ
チ18によるオン−オフ信号はコントロ−ラ21に入力
される。
用配管12bの中途部には、その配管内の圧力を検出す
る圧力スイッチ18が設けられている。この圧力スイッ
チ18によるオン−オフ信号はコントロ−ラ21に入力
される。
【0015】上記第2のシリンダ17に接続された下降
用配管17bの中途部にはポテンショメ−タ22が設け
られている。このポテンショメ−タ22は上記下降用配
管17b内の圧力を検出して電圧に変換し、その電気信
号を上記コントロ−ラ21に入力するようになってい
る。
用配管17bの中途部にはポテンショメ−タ22が設け
られている。このポテンショメ−タ22は上記下降用配
管17b内の圧力を検出して電圧に変換し、その電気信
号を上記コントロ−ラ21に入力するようになってい
る。
【0016】上記コントロ−ラ21は、上記圧力スイッ
チ18のオン信号が入力された状態で、上記ポテンショ
メ−タ22からの電気信号が入力されると、その信号の
強さに応じて、たとえば3段階の駆動信号を出力するよ
うになっている。上記コントロ−ラ21からの駆動信号
は上記前輪2を支持したフロントサスペンション6のシ
ョックアブソ−バ24に入力される。
チ18のオン信号が入力された状態で、上記ポテンショ
メ−タ22からの電気信号が入力されると、その信号の
強さに応じて、たとえば3段階の駆動信号を出力するよ
うになっている。上記コントロ−ラ21からの駆動信号
は上記前輪2を支持したフロントサスペンション6のシ
ョックアブソ−バ24に入力される。
【0017】このショックアブソ−バ24は減衰力可変
型の構造となっていて、その上部に設けられたアクチュ
エ−タ25が作動することで、内部に設けられた図示し
ないコントロ−ルロッドが回転し、それによって内部の
油路が開閉されて減衰力が、たとえばソフト、ミデイア
ムおよびハ−ドの3段階に切換えられるようになってい
る。
型の構造となっていて、その上部に設けられたアクチュ
エ−タ25が作動することで、内部に設けられた図示し
ないコントロ−ルロッドが回転し、それによって内部の
油路が開閉されて減衰力が、たとえばソフト、ミデイア
ムおよびハ−ドの3段階に切換えられるようになってい
る。
【0018】上記ポテンショメ−タ22からの電気信号
はその強さに応じて“強”、“中”、“弱”の三段階に
分けられて上記コントロ−ラ21で検知される。上記電
気信号が“強”の場合は上記ショックアブソ−バ24を
ハ−ドの減衰力に切換える駆動信号が上記アクチュエ−
タ25に出力され、“中”の場合はミデイアムに切換え
る駆動信号が出力される。さらに、“弱”の場合はソフ
トに切換える駆動信号が出力されるようになっている。
はその強さに応じて“強”、“中”、“弱”の三段階に
分けられて上記コントロ−ラ21で検知される。上記電
気信号が“強”の場合は上記ショックアブソ−バ24を
ハ−ドの減衰力に切換える駆動信号が上記アクチュエ−
タ25に出力され、“中”の場合はミデイアムに切換え
る駆動信号が出力される。さらに、“弱”の場合はソフ
トに切換える駆動信号が出力されるようになっている。
【0019】上記ショックアブソ−バ24は、図2に示
すように一端が車体1に取付けられ、他端がスプリング
サドル26に連結されている。このスプリングサドル2
6は、上記フロントサスペンション6の板ばねを重合し
てなるスプリング体27の長手方向中央部にUボルト2
8によって取付けられている。このスプリングサドル2
6と上記スプリング体27との間には上記前輪2を支持
するためのアクスルハウジング29が保持されている。
上記スプリング体27は両端が車体1にそれぞれ回動自
在に取付けられている。
すように一端が車体1に取付けられ、他端がスプリング
サドル26に連結されている。このスプリングサドル2
6は、上記フロントサスペンション6の板ばねを重合し
てなるスプリング体27の長手方向中央部にUボルト2
8によって取付けられている。このスプリングサドル2
6と上記スプリング体27との間には上記前輪2を支持
するためのアクスルハウジング29が保持されている。
上記スプリング体27は両端が車体1にそれぞれ回動自
在に取付けられている。
【0020】つぎに、上記構成の除雪作業車により除雪
を行う場合について説明する。まず、運転席に設けられ
た操作部を操作して第1のシリンダ12と第2のシリン
ダ17とを下降方向に駆動し、フロントプラウ4とグレ
−ダ5とを下降させる。グレ−ダ5はフロントプラウ4
に比べて路面に強く押付けられる。
を行う場合について説明する。まず、運転席に設けられ
た操作部を操作して第1のシリンダ12と第2のシリン
ダ17とを下降方向に駆動し、フロントプラウ4とグレ
−ダ5とを下降させる。グレ−ダ5はフロントプラウ4
に比べて路面に強く押付けられる。
【0021】フロントプラウ4とグレ−ダ5とを下降さ
せると、第1のシリンダ12の下降用配管12b内の圧
力によって圧力スイッチ18がオンし、その信号がコン
トロ−ラ21に入力される。また、第2のシリンダ17
の下降用配管17b内の圧力がポテンショメ−タ22に
よって検出され、その検出信号が上記コントロ−ラ21
に入力される。
せると、第1のシリンダ12の下降用配管12b内の圧
力によって圧力スイッチ18がオンし、その信号がコン
トロ−ラ21に入力される。また、第2のシリンダ17
の下降用配管17b内の圧力がポテンショメ−タ22に
よって検出され、その検出信号が上記コントロ−ラ21
に入力される。
【0022】そのような状態で車体1を走行させて除雪
作業を行うと、上記グレ−ダ5が受ける抵抗は、路面の
氷結状態などによって大きく変化するから、その変化に
応じて上記ポテンショメ−タ22からコントロ−ラ21
に入力される電気信号の強さも変化する。
作業を行うと、上記グレ−ダ5が受ける抵抗は、路面の
氷結状態などによって大きく変化するから、その変化に
応じて上記ポテンショメ−タ22からコントロ−ラ21
に入力される電気信号の強さも変化する。
【0023】したがって、グレ−ダ5が受ける抵抗が増
大してポテンショメ−タ22からの電気信号が“強”に
なると、その信号を受けたコントロ−ラ21からショッ
クアブソ−バ24のアクチュエ−タ25には、その減衰
威力をハ−ドに切換える駆動信号が出力され、“中”な
らばミデイアム、“弱”ならばソフトに切換える駆動信
号が出力される。
大してポテンショメ−タ22からの電気信号が“強”に
なると、その信号を受けたコントロ−ラ21からショッ
クアブソ−バ24のアクチュエ−タ25には、その減衰
威力をハ−ドに切換える駆動信号が出力され、“中”な
らばミデイアム、“弱”ならばソフトに切換える駆動信
号が出力される。
【0024】たとえば、グレ−ダ5が路面から大きな抵
抗を受け、ポテンショメ−タ22からの電気信号が
“強”になると、ショックアブソ−バ24の減衰力がハ
−ドに切換えられるから、グレ−ダ5が受ける抵抗で車
体1にモ−メントが発生しても、そのモ−メントによっ
て車体1が大きく沈み込んでグレ−ダ5が路面から離れ
る方向に逃げるのが阻止される。そのため、上記グレ−
ダ5による除雪力が低下することがなく、除雪作業が円
滑に行われることになる。
抗を受け、ポテンショメ−タ22からの電気信号が
“強”になると、ショックアブソ−バ24の減衰力がハ
−ドに切換えられるから、グレ−ダ5が受ける抵抗で車
体1にモ−メントが発生しても、そのモ−メントによっ
て車体1が大きく沈み込んでグレ−ダ5が路面から離れ
る方向に逃げるのが阻止される。そのため、上記グレ−
ダ5による除雪力が低下することがなく、除雪作業が円
滑に行われることになる。
【0025】同様に、グレ−ダ5が路面から受ける抵抗
が“中”ならば、ショックアブソ−バ24の減衰力はミ
デイアムに切換えられ、“弱”ならば、ソフトに切換え
られて除雪が行われる。
が“中”ならば、ショックアブソ−バ24の減衰力はミ
デイアムに切換えられ、“弱”ならば、ソフトに切換え
られて除雪が行われる。
【0026】一方、グレ−ダ5を用いず、フロントプラ
ウ4だけで除雪作業を行ったり、除雪作業を行わずに走
行するような場合、グレ−ダ5には抵抗が加わらないか
ら、ショックアブソ−バ24は減衰力がソフトに切換え
られる。そのため、フロントサスペンション6は除雪作
業車の通常のクッション性を備えた状態となるから、乗
り心地が損なわれることがない。
ウ4だけで除雪作業を行ったり、除雪作業を行わずに走
行するような場合、グレ−ダ5には抵抗が加わらないか
ら、ショックアブソ−バ24は減衰力がソフトに切換え
られる。そのため、フロントサスペンション6は除雪作
業車の通常のクッション性を備えた状態となるから、乗
り心地が損なわれることがない。
【0027】なお、上記一実施例ではショックアブソ−
バの減衰力が3段階に切換えられる場合について説明し
たが、グレ−ダに加わる抵抗が所定以上となったときに
だけ上記減衰力がハ−ドに切換えられるよう、2段階と
してもよく、またはよりきめ細かい制御が行えるよう、
4段階以上としてもよく、要はグレ−ダが受ける抵抗に
応じて減衰力を変えることができる構造であればよい。
バの減衰力が3段階に切換えられる場合について説明し
たが、グレ−ダに加わる抵抗が所定以上となったときに
だけ上記減衰力がハ−ドに切換えられるよう、2段階と
してもよく、またはよりきめ細かい制御が行えるよう、
4段階以上としてもよく、要はグレ−ダが受ける抵抗に
応じて減衰力を変えることができる構造であればよい。
【0028】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、除雪時に
グレ−ダに加わる圧力を検出し、その検出信号によって
フロントサスペンションのショックアブソ−バの減衰力
を変えるようにした。
グレ−ダに加わる圧力を検出し、その検出信号によって
フロントサスペンションのショックアブソ−バの減衰力
を変えるようにした。
【0029】そのため、除雪時にグレ−ダが路面から抵
抗を受けると、その抵抗に応じてショックアブソ−バの
減衰力が制御されて車体の沈み込みが規制されるから、
上記グレ−ダによる除雪力が低下するのを防止できる。
抗を受けると、その抵抗に応じてショックアブソ−バの
減衰力が制御されて車体の沈み込みが規制されるから、
上記グレ−ダによる除雪力が低下するのを防止できる。
【図1】この発明の一実施例の油圧回路図。
【図2】同じくフロントサスペンションの説明図。
【図3】一般的な除雪作業車の説明図。
1…車体、2…前輪、3…後輪、5…グレ−ダ、6…フ
ロントサスペンション、21…コントロ−ラ(制御手
段)、22…ポテンショメ−タ(検出手段)、24…シ
ョックアブソ−バ。
ロントサスペンション、21…コントロ−ラ(制御手
段)、22…ポテンショメ−タ(検出手段)、24…シ
ョックアブソ−バ。
Claims (1)
- 【請求項1】 前輪と後輪を有する車体と、減衰力可変
型のショックアブソ−バを有し上記前輪を変位可能に支
持したフロントサスペンションと、上記車体の中途部下
方に設けられた除雪用のグレ−ダと、除雪時にこのグレ
−ダに加わる圧力を検出する検出手段と、この検出手段
からの検出信号に応じて上記ショックアブソ−バの減衰
力を変化させる制御手段とを具備したことを特徴とする
除雪作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5008529A JP3013639B2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 除雪用作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5008529A JP3013639B2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 除雪用作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06219126A true JPH06219126A (ja) | 1994-08-09 |
JP3013639B2 JP3013639B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=11695680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5008529A Expired - Fee Related JP3013639B2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 除雪用作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013639B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001023198A1 (en) * | 1999-09-28 | 2001-04-05 | International Truck Intellectual Property Company, Llc | Self-leveling suspension system |
CN109515469A (zh) * | 2017-09-20 | 2019-03-26 | 兰州交通大学 | 喷气式扫石排障装置 |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP5008529A patent/JP3013639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001023198A1 (en) * | 1999-09-28 | 2001-04-05 | International Truck Intellectual Property Company, Llc | Self-leveling suspension system |
US6378878B1 (en) | 1999-09-28 | 2002-04-30 | Navistar International Transportation Corp. | Self-leveling suspension system |
CN109515469A (zh) * | 2017-09-20 | 2019-03-26 | 兰州交通大学 | 喷气式扫石排障装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3013639B2 (ja) | 2000-02-28 |
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