JPH06219113A - タイヤ内圧検出装置 - Google Patents

タイヤ内圧検出装置

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JPH06219113A
JPH06219113A JP50A JP1113093A JPH06219113A JP H06219113 A JPH06219113 A JP H06219113A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1113093 A JP1113093 A JP 1113093A JP H06219113 A JPH06219113 A JP H06219113A
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JP
Japan
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tire
coil
internal pressure
detection device
power generation
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Pending
Application number
JP50A
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English (en)
Inventor
Moritaka Goto
守孝 後藤
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電源が交換不要で、かつ内圧の検出精度が向
上するタイヤ内圧検知装置を提供する。 【構成】 タイヤ2に回転中心から離間した位置で設け
られたコイル15と、該コイルに近接して設けられた永
久磁石16と、タイヤが回転した際のコイルの移動経路
に面する位置で車体に取り付けられた磁性体17とから
なる発電機構を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ内の空気圧を計
測する半導体圧力センサと、タイヤに設けられ該半導体
圧力センサの圧力検出信号を無線信号として発信する発
信器と、前記半導体圧力センサ及び発信器に電力を供給
する発電機構と、前記タイヤが装着されている車体に設
けた検出装置本体とを備えてなるタイヤ内圧検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両において、タイヤの空気
圧をリアルタイムで検出するには、回転自在のタイヤと
車両車体とを電線等で接続することが出来ないので、タ
イヤ内で検出した空気圧を車両車体に無線で伝達する方
式の空気圧検出装置が提案されている。前記のような空
気圧検出装置としては、例えば、図3に示すような空気
圧検出装置が提案されている。
【0003】図3に示す空気圧装置1は、タイヤ2内部
に設けた空気圧センサ3と、車体4側に設けた検出装置
本体5とで構成されている。前記圧力センサ3は、タイ
ヤ2のホイルに設けたセンサ本体6と、タイヤ2の前記
車体4側に設けたタイヤ側コイル7とで構成されてい
る。前記センサ本体6は、タイヤ2の内圧が所定の圧力
以下に低下した際に、前記タイヤ側コイル7と接続され
ている電気回路を機械的に無電源でON,OFFするス
イッチを内蔵している。前記検出装置本体5は、電源及
び発信回路を有するとともに、車体4のタイヤ2に面す
る位置に設けられた発振コイル8と接続されている。発
振コイル8は、前記タイヤ側コイル7が移動する軌跡と
対向する位置に配設されている。そして前記検出装置本
体5は、発振コイル8にパルス電流を供給することによ
り、発振コイル8から一定のパルス波を発生させる。
【0004】以下、前記空気圧検出装置1の作用及び効
果を説明する。前記空気圧検出装置1は、発振コイル8
が発振したパルス波が発振コイル8とタイヤ側コイル7
との間で共振するが、検出装置本体5において共振によ
るパルス電流の周波数の変化を検出することで、タイヤ
2の内圧の変化を検出する。すなわち、タイヤ2内の空
気圧が正常の場合と設定値以下に低下した場合とでは、
スイッチの作動でセンサ本体6の回路が切り変わってい
るので、発振コイル8の発信パルス波によるタイヤ側コ
イル7,発振コイル8間の共振周波数が変化する。検出
装置本体5においては、前記パルス波の共振の変化が、
発振コイル8に供給する電流の共振周波数を変化させる
ので、該電流の周波数の高低を検出することで容易に内
圧の低下を検出することができる。また、空気圧検出装
置1は、共振周波数を検出するので、故障時と区別して
検出することができ、誤作動が少ない構成になってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記空
気圧検出装置1は、圧力センサ3がセンサ本体6のスイ
ッチの機械的に1水準のみON,OFFを判別するもの
である上、タイヤ側コイル7と発振コイル8との間の一
回の情報伝達時間が短いので伝達可能な情報量に限りが
あり、タイヤ2の内圧の設定が微妙な場合には、機能し
ない。したがって、空気圧検出装置1は、乗用車の平常
走行時と高速走行時の場合のようにタイヤ2の内圧の調
整に微妙な区別を要する場合には、用いることができ
ず、精度に不満があった。
【0006】前記問題に鑑みて、タイヤ2内圧の測定に
半導体圧力センサを用いようとすれば、センサ本体6の
作動用の電池をタイヤ2に搭載する必要があるが、空気
圧検出装置1のコストの上昇の原因となるとともに、交
換の手間がかかることとなり、問題の根本的な解決にな
らない。すなわち、前記電池は、重量がある反面、タイ
ヤ2が高速回転することに鑑みて、長期間安定して、し
かも着脱自在に取り付けられる必要があり、その取り付
け機構に十分な強固なものを要する。また、電池は、車
両の寿命の約10年間で、数度にわたって交換を必要と
するため、作業が煩わしくなることが懸念される。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、電源が交換不要で、かつ内圧の検出精度が向上す
るタイヤ内圧検出装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ内圧検出
装置では、タイヤ内の空気圧を計測する半導体圧力セン
サと、タイヤに設けられ該半導体圧力センサの圧力検出
信号を無線信号として発信する発信器と、前記半導体圧
力センサ及び発信器に電力を供給する発電機構と、前記
タイヤが装着されている車体に設けた検出装置本体とを
備えてなるタイヤ内圧検出装置であって、発電機構を、
タイヤに回転中心から離間した位置で設けられたコイル
と、該コイルに近接して設けられた永久磁石と、タイヤ
が回転した際のコイルの移動経路に面する位置で車体に
取り付けられた磁性体とで構成し、該磁性体を前記コイ
ルの移動経路に沿って1以上配設したことを前記課題の
解決手段とした。
【0009】
【作用】本発明のタイヤ内圧検出装置によれば、それぞ
れ発電機構で発電した電力を利用することにより、半導
体圧力センサでタイヤの内圧を検出するとともに、半導
体圧力センサで検出した圧力検出信号を発信器が無線信
号として発信する。前記発電機構は、タイヤが回転して
磁性体に対して近接離間することにより、電磁誘導でコ
イルを含む電気回路に生じた起電力で発電する。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1及び図2を参
照して説明する。図中符号10は、本実施例のタイヤ内
圧検出装置である。なお、図中、前記図3と同一の構成
部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。前
記タイヤ内圧検出装置10は、前記タイヤ2のホイルに
設けた半導体圧力センサ11及び発信器12と、タイヤ
2と車体4の双方に対向配置する形態で設置した発電機
構13と、車体4に設けられかつ検出装置本体5に接続
された受信器14とで構成されている。
【0011】半導体圧力センサ11及び発信器12は、
発電機構13と接続され、発電機構13の電力で作動す
るようになっている。発電機構13は、タイヤ2に設け
られた発電コイル15及び永久磁石16と、車体4に設
けられた磁性体17とで構成されている。発電コイル1
5及び永久磁石16は、発電コイル15の長さ方向の一
端に永久磁石16を一側の極を近接させた状態でセット
されている。そして、発電コイル15及び永久磁石16
は、発電コイル15の他端を車体4の側に向けて取り付
けられている。磁性体17は、中実円柱状の鉄片であっ
て、車体4において、前記発電コイル15の移動経路に
面する位置で、タイヤ2に向けて取り付けられている。
そして、図2に示すように、前記発電機構13は、ダイ
オード18及びコンデンサ19又は充電可能な電池を配
した電気回路を介して、発電した電力を発信器12及び
発電機構13に供給するようになっている。なお、発電
機構13は、タイヤ2に設けた他の機器と接続して、そ
れら機器の電源としてもよい。また、発電コイル15に
連設した電気回路は、図示以外の構成であってもよい。
【0012】以下、本実施例の作用及び効果を説明す
る。前記タイヤ内圧検出装置10は、タイヤ2が回転す
ることにより発電機構13が発電した電力を利用して、
センサ11及び発信器12が作動する。センサ11及び
発信器12は、センサ11で検出したタイヤ2の内圧を
発信器12が無線信号として発信する。そして、発信器
12から発信された無線信号を受信器14が受信して電
気信号に変換し、前記検出装置本体5に伝達する。前記
発電機構13は、タイヤ2が回転した際に発電コイル1
5及び永久磁石16が、磁性体17と近接離間を繰り返
すことにより、電磁誘導を起こし、間欠的に発電して、
コンデンサに充電しタイヤ2側の各機器に電力を供給す
る。
【0013】したがって、前記タイヤ内圧検出装置10
は、タイヤ2側に交換不要な電源が確保されているの
で、自動車の寿命が来るまで永久的に用いることがで
き、電池交換等の手間が不要になることは勿論、タイヤ
2における半導体圧力センサ11や無線の発信器12等
の使用を可能にするので、タイヤ2の内圧を無段階で精
密に検出することができる。半導体圧力センサ11は、
出力回路を含めて3(V)×0.15(mA)程度の消
費電力で済む上、検出装置本体5における検出値の確認
は適当な間隔をおいて間欠的に行えばよいので、前記発
電機構13で発電した電力で十分に賄うことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタイヤ内
圧検出装置によれば、タイヤ内の空気圧を計測する半導
体圧力センサと、タイヤに設けられ該半導体圧力センサ
の圧力検出信号を無線信号として発信する発信器と、前
記半導体圧力センサ及び発信器に電力を供給する発電機
構と、前記タイヤが装着されている車体に設けた検出装
置本体とを備えてなるタイヤ内圧検出装置であって、発
電機構を、タイヤに回転中心から離間した位置で設けら
れたコイルと、該コイルに近接して設けられた永久磁石
と、タイヤが回転した際のコイルの移動経路に面する位
置で車体に取り付けられた磁性体とで構成し、該磁性体
を前記コイルの移動経路に沿って1以上配設したことを
特徴とするから、タイヤ側に交換不要な電源が確保され
ているので、自動車の寿命が来るまで永久的に用いるこ
とができ、電池交換等の手間が不要になることは勿論、
タイヤにおける半導体圧力センサや無線の発信器等の使
用を可能にするので、タイヤの内圧を無段階で精密が検
出され、タイヤの内圧の精密な計測が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正断面図である。
【図2】前記発電機構を示す略図である。
【図3】従来例を示す正断面図である。
【符号の説明】
2 タイヤ 4 車体 10 タイヤ内圧検出装置 11 半導体圧力センサ 12 発信器 13 発電機構 15 発電コイル 16 永久磁石 17 磁性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ内の空気圧を計測する半導体圧力
    センサと、タイヤに設けられ該半導体圧力センサの圧力
    検出信号を無線信号として発信する発信器と、前記半導
    体圧力センサ及び発信器に電力を供給する発電機構と、
    前記タイヤが装着されている車体に設けた検出装置本体
    とを備えてなるタイヤ内圧検出装置であって、発電機構
    は、タイヤに回転中心から離間した位置で設けられたコ
    イルと、該コイルに近接して設けられた永久磁石と、タ
    イヤが回転した際のコイルの移動経路に面する位置で車
    体に取り付けられた磁性体とで構成され、該磁性体は前
    記コイルの移動経路に沿って1以上配設されていること
    を特徴とするタイヤ内圧検出装置。
JP50A 1993-01-26 1993-01-26 タイヤ内圧検出装置 Pending JPH06219113A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002079815A (ja) * 2000-09-05 2002-03-19 Bridgestone Corp インテリジェントタイヤシステム及び発電装置及びタイヤホイール
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