JPH06130073A - 車輪速検出装置 - Google Patents

車輪速検出装置

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JPH06130073A
JPH06130073A JP4281931A JP28193192A JPH06130073A JP H06130073 A JPH06130073 A JP H06130073A JP 4281931 A JP4281931 A JP 4281931A JP 28193192 A JP28193192 A JP 28193192A JP H06130073 A JPH06130073 A JP H06130073A
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JP
Japan
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circuit
detection signal
rotation detection
sensor
power source
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Pending
Application number
JP4281931A
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English (en)
Inventor
Yukio Murase
志男 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は車輪速検出装置に関し、センサ部の
電池及び給電ワイヤを不要とすることを目的とする。 【構成】 車輪の回転に基づく磁束の変化をセンサコイ
ルで検出して回転検出信号を得、上記回転検出信号に基
づく高周波信号を送信部よりワイヤレス送信する車輪速
検出装置において、電源回路24は、センサコイル21
で得た回転検出信号を整流平滑して得た直流電源を上記
送信部25,27に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輪速検出装置に関し、
自動車等の車輪速度を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車用の車輪速検出装置とし
て、特開平3−20669号公報に記載の如く、センサ
部で検出した車輪の回転検出信号をコントローラ部へワ
イヤレス送信するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車輪速検出装置
は、センサ部の電源として電池を使用しており、電池の
充電又は交換に手間がかかる。特にABS(アンチロッ
クブレーキシステム)等を有する自動車の車輪速を検出
しようとする場合、センサ部取付位置は振動、被水、熱
などの環境が電池の長時間使用には不向きであり、上記
の電池交換をするためには車輪をはずさなければならず
実用的ではないという問題がある。
【0004】また、センサ部に外部よりワイヤを通して
給電することも考えられるが、自動車の場合、車輪の上
下移動や操舵時の左右移動でワイヤの移動量は大きく、
他部品と干渉しないようにするためには車種別にワイヤ
経路が異なり、標準化できないためコストが大きくな
り、組立ての手間が大きいという問題がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
回転検出信号を整流平滑して直流電源を得ることにより
センサ部の電池及び給電ワイヤを不要とした車輪速検出
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車輪速検出装置
は、車輪の回転に基づく磁束の変化をセンサコイルで検
出して回転検出信号を得、上記回転検出信号に基づく高
周波信号を送信部よりワイヤレス送信する車輪速検出装
置において、上記センサコイルで得た回転検出信号を整
流平滑して得た直流電源を上記送信部に供給する電源回
路を有する。
【0007】
【作用】本発明においては、電源回路でセンサコイルの
出力する回転検出信号を整流平滑して直流電源を得るた
め、センサ部に電池を設ける必要がなく、また給電ワイ
ヤを引く必要がなくなる。
【0008】
【実施例】図3(A),(B)は、本発明装置の取付構
造図を示す。同図中、10はタイヤ、11は車軸であ
り、12は車軸11に取付けられたセンサロータであ
る。ナックル13にはセンサロータ12と対向してセン
サ部14が固定されている。
【0009】また、車両のボディ15にはコントローラ
部16が固定され、センサ部14と対向する位置にコン
トローラ部の受信用アンテナ17及び送電用アンテナ1
8が取付けられている。なお、送信用アンテナ18は後
述の第1実施例では不要である。
【0010】図1,図2夫々は本発明装置のセンサ部1
4の一実施例のブロック図、回路図を示す。
【0011】図1,図2おいて、センサロータ12は鉄
等の強磁性体であり、その外周には回転軸を中心として
等角度間隔で凸部12aが形成されている。センサ部1
4の検知素子としてのセンサコイル21を挿通した磁芯
22の一端はセンサロータ12の凸部12aに微小距離
1 だけ離間対向して設けられ、他端に永久磁石23が
固定されている。このため、センサロータ12の回転に
より磁芯22に凸部12aが周期的に接近してセンサコ
イル21と鎖交する磁束密度が変化してセンサコイル2
1に交流の回転検出信号が発生する。この回転検出信号
は電源回路24及び波形整形回路25夫々に供給され
る。
【0012】電源回路24は図2に示す如くダイオード
D1,D2と、コンデンサC1,C2とにより回転検出
信号を全波整流して電解コンデンサC3を充電し、ツェ
ナーダイオードDZで電圧を安定化して電源として端子
26から波形整形回路25及びRF変調回路27に供給
する。
【0013】波形整形回路25はコンデンサC4を介し
て入来する回転検出信号をアンプ28で増幅して、回転
検出信号の例えばピーク値近傍の所定電圧を越えたとき
Hレベルとなり、所定電圧以下でLレベルとなる信号を
発生してRF変調回路27に供給する。
【0014】RF変調回路27内のナンド回路29,3
0(電源回路24より電源を供給されている)と抵抗R
4,R5と、コンデンサC5,C6とは所定の発振周波
数をもつ発振回路を構成しており、この発振回路は波形
整形回路25の出力信号がHレベルのとき(つまり回転
検出信号のピーク値近傍)にのみ発振を行なう。ここで
発生されたバースト状の発振信号は端子31より抵抗R
6を介して電源を供給されているトランジスタQ3で増
幅されアンテナ32より送信される。
【0015】コントローラ部16ではアンテナ17によ
りセンサ部14の送信信号を受信し、これを包絡線検波
して回転検出信号を復調し、ABS用の電子制御装置に
供給する。
【0016】ここで、センサコイル21の両端電圧はセ
ンサロータ12の回転数に応じて図4の実線Iaに示す
如く変化し、また電源回路24の出力電圧は無負荷時、
負荷時夫々で図4の実線Ib、一点鎖線Icに示す如く
変化する。
【0017】このように、電源回路24でセンサコイル
21の出力する回転検出信号及び/又は受信した高周波
の電源電波を整流平滑して直流電源を得るため、センサ
部に電池を設ける必要がなく、また給電ワイヤを引く必
要がなくなる。
【0018】図5,図6夫々はセンサ部14の第2実施
例のブロック図を示す。同図中、図1及び図2と同一部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0019】図5,図6において、検知素子としてのホ
ール素子40はセンサロータ12の凸部12aに離間対
向して設けられ、ホール素子40のセンサロータに対し
て背面側にバイアス磁界を発生する永久磁石41が設け
られている。なお、検知素子としてはホール素子の代り
に磁気抵抗(MR)素子を用いても良い。ホール素子4
0は電源回路24より電圧を印加されて動作を行ない、
その回転検出信号は波形整形回路25を経てRF変調回
路27に供給される。
【0020】アンテナ42としてのコイルL1はコンデ
ンサC8と共に並列共振回路を構成しており、その共振
周波数f0 〔f0 =1/(2π√LC)〕はコントロー
ラ部16のアンテナ18から発射される高出力の電源電
波の周波数と一致されている。従ってコイルL1の両端
には高周波電圧が発生し、この高周波電圧は電源回路2
4で整流平滑されて、電源として波形整形回路25、R
F変調回路27及びホール素子40に供給される。
【0021】図7は図5のセンサ部に対応するコントロ
ーラ部16のブロック図を示す。同図中、復調回路50
は電源回路51より電源を供給されて、アンテナ17で
受信したセンサ部14よりの送信信号を供給され、この
バースト状の信号を包絡線検波して回転検出信号を復調
して端子52よりABSの電子制御回路に供給する。発
振回路53は電源回路51より電源を供給されて周波数
0 で発振する。この発振信号はドライバ54で電力増
幅され、アンテナ18より高出力の電源電波として発射
される。
【0022】ここで、センサ部14の消費電流を小さく
するためにはRF変調回路27の発振時間を短縮化すれ
ば良い。このためには図8に示す波形整形回路60を用
いる。図8の端子61に入来する検知素子よりの回転検
出信号は増幅回路62で増幅された後コンパレータ63
に供給され、ここで端子64よりの基準電圧Vref と比
較されることにより矩形波とされる。ワンショットマル
チバイブレータ65は上記矩形波の立上がりでトリガさ
れ、コンデンサC10と抵抗R10とで決まる時定数τ
(例えば10msec)だけHレベルとなる立上り検出
信号を生成してRF変調回路27に供給する。RF変調
回路27は上記立上り検出信号がHレベルの期間だけ発
振を行ないアンテナ32より送信を行なう。
【0023】ところで、検知素子21又は40の回転検
出信号の波形は図9(A)に示す如くセンサロータ12
の回転数つまり車速が大なる程、高周波数となる。この
場合、図8のコンパレータ63の出力信号は図9(B)
に示す如くなり、ワンショットマルチバイブレータ65
の出力信号は図9(C)に示す如くなる。つまり車速が
高くなる程ワンショットマルチバイブレータ65の出力
信号のデューティ比は大きくなってRF変調回路27の
消費電力は大となる。
【0024】図1の第1実施例の回路では車速が低いと
き発電能力が不充分であり、図5の第2実施例の回路で
は供給電力が一定であるため、車速が高いときに発電能
力が不充分となるおそれがある。
【0025】これを解決するのが図10に示すセンサ部
14の第3実施例である。図10の回路は図2と同一回
路に高出力の電源電波を受信するアンテナ42としての
コイルL1とコンデンサC8とよりなる並列共振回路を
追加した構成である。この場合、コントローラ部16は
図7と同一である。
【0026】この実施例では、車速が低速でRF変調回
路27の消費電力が小さい場合はコイルL1とコンデン
サC8との並列共振回路で受信した電源電波を整流平滑
した電源を使用し、車速が高速となって消費電力が大き
くなると、センサコイル21の発電による電源が加わり
電力不足が防止される。
【0027】
【発明の効果】上述の如く本発明の車輪速検出装置によ
れば、回転検出信号を整流平滑して直流電源を得ること
によりセンサ部の電池及び給電ワイヤが不要となり、手
間を省くことができ、コストアップすることがなく、実
用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のセンサ部のブロック図である。
【図2】本発明装置のセンサ部の回路図である。
【図3】本発明装置の取付構造図である。
【図4】図1のセンサ部の特性図である。
【図5】本発明装置のセンサ部のブロック図である。
【図6】本発明装置のセンサ部の回路図である。
【図7】本発明装置のコントローラ部のブロック図であ
る。
【図8】波形整形回路のブロック図である。
【図9】車速と図8の信号波形との関係を示す図であ
る。
【図10】本発明装置のセンサ部の回路図である。
【符号の説明】
12 センサロータ 14 センサ部 16 コントローラ部 17,18,32,42 アンテナ 21 センサコイル 24,51 電源回路 25,60 波形整形回路 27 RF変調回路 50 復調回路 53 発振回路 54 ドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の回転に基づく磁束の変化をセンサ
    コイルで検出して回転検出信号を得、上記回転検出信号
    に基づく高周波信号を送信部よりワイヤレス送信する車
    輪速検出装置において、 上記センサコイルで得た回転検出信号を整流平滑して得
    た直流電源を上記送信部に供給する電源回路を有するこ
    とを特徴とする車輪速検出装置。
JP4281931A 1992-10-20 1992-10-20 車輪速検出装置 Pending JPH06130073A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4281931A JPH06130073A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 車輪速検出装置

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JP4281931A JPH06130073A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 車輪速検出装置

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JPH06130073A true JPH06130073A (ja) 1994-05-13

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ID=17645939

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JP4281931A Pending JPH06130073A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 車輪速検出装置

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JP (1) JPH06130073A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004019843A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Koyo Seiko Co Ltd センサー付き転がり軸受ユニット
JP2006138873A (ja) * 2006-02-09 2006-06-01 Nsk Ltd 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2006304010A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Yamato Noji Kk 無線による信号発信システム、および発信装置
DE102009045509A1 (de) * 2009-10-09 2011-04-14 Zf Friedrichshafen Ag Drehzahlsensoranordnung für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zur Drehzahlinformationsübertragung

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