JP4198817B2 - タイヤ内部状態測定器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ気室内に放置してタイヤ気室内の空気圧や温度等のタイヤ内部状態を測定するタイヤ内部状態測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、タイヤ内の空気圧や温度等のタイヤ内部状態を検知するセンサとトランスポンダとを組み合わせたセンサモジュールをタイヤ中に埋設するなどして、タイヤの内部状態を外部から検出し、この情報を用いてタイヤの管理を行う方法が用いられるようになってきた。
【0003】
この場合、センサモジュールは、一般的にホイールに固定して取り付けられる。また、センサモジュールは電子回路を用いたものであるため、電源が必要になるが、センサモジュールはタイヤ気室内に設置されることが殆どであり、タイヤ外部からの電源供給が困難なことから、多くの場合、電池を用いて駆動を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ホイールにセンサモジュールを取り付ける場合、車両走行時の遠心力、振動等によってセンサモジュールの取り付けが緩み、不具合が生じないようにしなければならない。このため、センサモジュールの取り付けには、高い耐久性と信頼性が要求され、取り付け構造部分の重量が増加すると共に、取り付け作業に多大の手間と時間がかかるという問題点があった。
【0005】
さらに、センサモジュールの作動電源として電池が使用されているので、電池の寿命が尽きたときに、タイヤを解体してセンサモジュールの電池交換、若しくはセンサモジュール自体を交換する作業を行わなければならなかった。
【0006】
本発明の目的は上記の問題点に鑑み、タイヤへの取り付け作業及びメンテナンス作業を簡略化できると共に耐久性及び信頼性に優れたタイヤ内部状態測定器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、タイヤ気室内に放置してタイヤの内部状態を検知するタイヤ内部状態測定器であって、回転軸と、該回転軸に対して偏心した重心を有し該回転軸を中心として回転する回転錘と、該回転錘の回転によって相互運動をなす永久磁石及びコイルとを備えて転動することによって発電する発電部と、該発電部によって発電された電力によって動作するセンサと、前記発電部によって発電された電力によって動作し、前記センサの検出結果をタイヤ外部に送信する送信手段とを備えたセンサモジュールと、該センサモジュールの周囲を覆う衝撃緩衝部材とから構成されているタイヤ内部状態測定器を提案する。
【0008】
該タイヤ内部状態測定器は、タイヤの気室内に放置され、車両走行時にはタイヤの回転と共にタイヤ気室内を転動する。この転動によって、発電部では、回転錘の重心は回転軸に対して偏心しているため、タイヤの回転に伴って回転錘の回転軸が移動すると前記重心に対して回転軸の周囲を回転させる力が働く。これにより、タイヤの回転に伴って回転錘が回転すると、前記永久磁石とコイルが相互運動をなし、永久磁石から発せられた磁束が断続的にコイルに交叉する。従って、前記コイルにはレンツの法則に基づく誘導起電力が発生し、発電が行われる。これにより発電された電力によってセンサ及び送信手段が動作する。
【0009】
前記センサは、タイヤ気室内の環境状態を検出して電気信号として送信手段に出力する。該送信手段は、センサから入力した電気信号に基づいて、前記センサが検出した気室内の環境状態をデータとしてタイヤ外部に送信する。
【0010】
また、前記転動によって生ずる衝撃力は、前記衝撃緩衝部材によって緩和され、前記センサモジュールの損傷或いは破壊が防止される。
【0011】
また、本発明では、前記衝撃緩衝部材を連通気泡弾性発泡体によって構成することにより、該衝撃緩衝部材によって前記センサモジュールを包み込み衝撃を緩和すると共に、前記センサモジュールがタイヤ気室内の空気圧や温度等の環境状態を連通気泡を介して取得できるようにした。
【0012】
また、前記衝撃緩衝部材を独立気泡弾性発泡体によって構成したときには、その表面からセンサモジュールへの連通孔を形成することにより、該連通孔を介して前記センサモジュールがタイヤ気室内の空気圧や温度等の環境状態を取得できるようにした。
【0013】
また、前記センサモジュールの周囲に配置された1つ以上の弾性体と、該弾性体を覆い且つ弾性体よりも小さい開口部が形成されている容器とから前記衝撃緩衝部材を構成することにより、前記容器によって衝撃緩和力の強化を図ると共に、前記弾性体が一体型でなく複数の分離した弾性体からなる場合も、該複数の弾性体によって前記センサモジュールを包み込み衝撃を緩和できるようにした。
【0016】
また、本発明では上記発電部に、回転軸にほぼ直交する方向に両磁極が配置された前記永久磁石を有すると共に該回転軸を中心として回転する発電ロータと、前記回転錘の回転を前記発電ロータに伝達して発電ロータを回転させる回転伝達機構とを備え、前記永久磁石の磁束が交叉するように前記コイルを配置した。
【0017】
該発電部によれば、タイヤの回転に伴って回転錘が回転すると、回転伝達機構によって前記回転錘の回転が発電ロータに伝達される。これにより発電ロータが回転すると、該発電ロータに設けられた永久磁石が回転する。該永久磁石の磁極から発せられた磁束は前記コイルに交叉し、コイルに交叉する磁束の方向は前記発電ロータの回転に同期して反転する。これにより、前記コイルにはレンツの法則に基づく誘導起電力が発生し、発電が行われる。
【0018】
また、本発明では、所定の透磁率を有し略円形状の開口部が形成されたステータを設け、該ステータに前記コイルを巻回し、前記発電ロータをステータの開口部内に配置した。
【0019】
上記構成によれば、発電ロータが回転すると永久磁石が回転し、該永久磁石の磁極から発せられた磁束は透磁率の高いステータ内を通過する。これにより、コイルの巻回軸に沿って瞬時に磁束が通過する。また、コイル内を通過する磁束は、前記発電ロータの回転に同期して反転する。これにより、前記コイルにはレンツの法則に基づく誘導起電力が発生し、発電が行われる。
【0020】
また、前記回転錘の回転運動を支持するベアリングを設けることにより、転動時に不要な力が回転錘にかかるのを抑制した。
【0021】
また、前記発電部の発電状態を検知してタイヤの回転及び停止の状態を検出するタイヤ回転状態検出手段を設けることにより、他のセンサを設けることなくタイヤの回転及び停止の状態を検出できるようにした。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
【0023】
図1は本発明の第1の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器を示す外観図、図2はその断面図である。図において、1はタイヤ内部状態測定器(以下、状態測定器と称する)で、衝撃緩衝部材2とその中央部に埋設されたセンサモジュール3とから構成されている。
【0024】
衝撃緩衝部材2は、球形を有する耐熱性の連通気泡弾性発泡体、即ち内部の気泡が互いに連結して存在する耐熱性の弾性発泡体によって形成されている。
【0025】
センサモジュール3は、図3に示すように、センサ部11、二次電池12及び発電部13が基板14上に固定され、さらに基板14がカバー15によって覆われて構成されている。また、図示していないが、センサ部11、二次電池12及び発電部13は互いに電気的配線によって接続されている。
【0026】
次に、センサモジュール3の電気系回路及び発電部13の構成を説明する。図4はセンサモジュール3の電気系回路及び発電部13の概略を説明する構成図、図5は電圧制御回路を示すブロック図、図6は発電部13の構成を示す平面図、図7は図6における矢視方向に見た発電部13の概略側断面図である。
【0027】
図4に示すように、センサ部11はトランスポンダ21とセンサ本体22から構成されている。トランスポンダ21は、CPUを主体とするコントローラ23、高周波回路(以下、RF回路と称する)24及びアンテナ25によって構成され、所定の質問信号を受信したときに応答信号を送信する。
【0028】
センサ本体22は、周知の温度センサ或いは空気圧センサ等で、検出値に対応した電気信号を出力する。
【0029】
トランスポンダ21及びセンサ本体22は二次電池12から電力の供給を受けて動作し、センサ本体22によって検出されたタイヤ気室内環境データは、コントローラ23によって所定フォーマットのデータに変換された後、応答信号としてRF回路24を介してアンテナ25から所定周波数の電磁波で送信される。
【0030】
二次電池12は、発電部13に接続され、発電部13によって発電された電力が供給されて充電されるようになっている。
【0031】
発電部13は、発電機構部31、電圧制御回路32及びコンデンサ33から構成されている。
【0032】
発電機構部31は、タイヤの回転によって加わる力によって発電を行うように構成されている。即ち、図4、図6及び図7に示すように、発電機構部31は、ベース41及びカバー42からなるケースを備え、ケース内にはベース41に固定された回転軸43aを中心として回転する回転錘43が設けられている。この回転錘43は、その重心が回転軸43a位置から大きくずれた位置となるような形状、例えば扇形をなしている。さらに、回転錘43には歯車43bが固定されており、回転錘43の回転と共に歯車43bも回転するようになっている。
【0033】
また、ケース内には、歯車43bの回転に伴って回転する中間車44、及びこの中間車44の回転に伴って回転する発電ロータ45が設けられている。これらの歯車43b、中間車44によって一般に輪列機構と称される回転運動伝達機構が形成されている。
【0034】
発電ロータ45は、その回転軸に直交する方向にN極とS極を有する永久磁石から構成されている。さらに、発電ロータ45を両端部間に挟むように略C字型の高透磁率材からなるステータ46が配置され、このステータ46の中央部分に導線が巻回されてコイル47が形成されている。
【0035】
また、ベース41と回転錘43との間には回転錘43の回転を支持するベアリング48が配置されている。これにより、回転に不要な力が回転錘43にかかっても回転錘43はベアリング48によって支持されるので、回転錘43が損傷を受けることがない。
【0036】
また、ベース41の回転軸43aの周囲の空き領域には、電圧制御回路32及びコンデンサ33が配置されている。
【0037】
電圧制御回路32は、図5に示すように、リミッタ回路51、ダイオード52、コンデンサ53及び昇圧回路54から構成されている。
【0038】
リミッタ回路51は、コイル47に並列に接続され、所定の上限値を超えてコイル47の誘起電流が出力されないようにしている。これにより、大きな誘起電流が発生した場合も、後段に接続された回路の破壊等が防止される。
【0039】
ダイオード52とコンデンサ53は直列接続されて、この直列回路がリミッタ回路51に並列接続されている。このダイオード52によってコイル47に発生した誘起電流は整流され、コンデンサ53に一時的に蓄積される。
【0040】
昇圧回路54は、周知のように入力電圧を所定倍して出力する回路で、その入力側はコンデンサ53の両端に接続されている。これにより、コンデンサ53に蓄積された電圧が、昇圧回路54によって昇圧されて出力される。
【0041】
昇圧回路54の出力側にはコンデンサ33が並列接続され、昇圧回路54から出力された電力はコンデンサ13cに蓄積される。
【0042】
また、コンデンサ33には、図3に示したように二次電池12が接続されているので、昇圧回路54の出力によって二次電池12も充電され、これらコンデンサ33及び二次電池12に蓄積された電気エネルギーがセンサ部11に供給される。
【0043】
前述した構成よりなる状態測定器1は、図8及び図9に示すように、タイヤ60の気室61内に放置されて用いられる。これにより、車両の走行に伴ってタイヤ60が回転すると状態測定器1は気室61内を転動し、発電部13では次のようにして発電が行われる。
【0044】
即ち、タイヤ60の回転に伴って状態測定器1がタイヤ気室61の内部を転動すると、発電機構部31の回転錘43が回転する。この回転運動が発電ロータ45に伝達されて、発電ロータ45が回転する。発電ロータ45が回転すると、発電ロータ45の永久磁石が回転し、永久磁石の両磁極は回転に伴ってステータ46の両端部と交互に対向し、対向した瞬間に永久磁石のN極から発せられた磁束はステータ46内を通ってS極に至る。これにより、コイル47の巻回軸に沿って瞬時に磁束が通過する。また、コイル47内を通過する磁束は、発電ロータ45の回転に同期して反転する。これにより、コイル47にはレンツの法則に基づく誘導起電力が発生して発電が行われ、コイル47の両端からは回転錘43の回転に伴って交流電力が出力される。
【0045】
従って、上記の状態測定器1では、タイヤ60の回転力を利用して発電された電力によってセンサ部11が駆動するので、半永久的な使用が可能になり、従来のような電池交換を行う必要がない。
【0046】
また、発電部13と二次電池12を併用してセンサ部11を駆動しているので、タイヤが回転しない状態においてもセンサ部11の機能を十分に発揮することができる。さらに、二次電池12は発電部13によって充電されるので、発電された電気エネルギーのうちセンサ部11で消費できない分の電気エネルギーを有効に利用することができる。
【0047】
また、上記状態測定器1は、従来のようにタイヤホイール等に固定する必要がないため、状態測定器1を簡単にタイヤ60に取り付けることができると共に、従来のように取り付け構造部分の重量が増加することもない。
【0048】
次に、前述した発電部13の性能について、図10乃至図12を参照して説明する。ここでは、上記のセンサモジュール3を用いた発電効率測定実験の結果を説明する。図10及び図11は発電効率測定時におけるタイヤへのセンサモジュール装着位置を説明する図、図12は走行時間に対する蓄電電圧を示す図である。図12においては、縦軸はコンデンサ33の端子間の測定電圧を表し、横軸は車両の走行時間を表している。
【0049】
この測定においては、センサモジュール3を図10及び図11に示す位置に装着した。即ち、タイヤ60の回転軸60aの中心から距離L1(=175mm)の位置に、回転錘43の回転軸43aがタイヤ60の回転軸60aに対して直交するようにセンサモジュール3を装着した。
【0050】
また、この測定実験では、速度を一定値に保って車両走行し、コンデンサ33の端子間電圧を走行開始時から測定した。また、走行速度として10km/h、30km/h、50km/h、80km/hの4つを選択して行った。
【0051】
この測定の結果、図12に示すように、走行速度10km/hのとき、コンデンサ33の端子間電圧は、走行開始時においては0V、15分経過時には111mV、30分経過時には200mV、45分経過時には244mV、60分経過時には267mV、75分経過時には244mV、90分経過時には286mVであった。
【0052】
走行速度30km/hのとき、コンデンサ33の端子間電圧は、走行開始時においては0V、15分経過時には1000mV、30分経過時には1911mV、45分経過時には2178mV、60分経過時には2178mV、75分経過時には2178mV、90分経過時には2178mVであった。
【0053】
走行速度50km/hのとき、コンデンサ33の端子間電圧は、走行開始時においては0V、15分経過時には844mV、30分経過時には1244mV、45分経過時には1467mV、60分経過時には1667mV、75分経過時には1756mV、90分経過時には1844mVであった。
【0054】
走行速度80km/hのとき、コンデンサ33の端子間電圧は、走行開始時においては0V、15分経過時には89mV、30分経過時には133mV、45分経過時には178mV、60分経過時には222mV、75分経過時には289mV、90分経過時には311mVであった。
【0055】
この実験結果が示すように、上記発電部13は、通常の一般的な車両走行によって、センサ部11を駆動するに十分な電気エネルギーを発電することができる。
【0056】
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
【0057】
図13は第2の実施形態における発電部13Aの構成を示す平面図、図14は図13における矢視方向に見た発電部13Aの概略側面断面図である。
【0058】
第2の実施形態では、上記第1の実施形態における発電部13のベアリング48の位置を変えた発電部13Aを備えたセンサモジュールを構成した。また、発電部13Aの構成以外は第1の実施形態と同じである。
【0059】
図12及び図13において、前述した第1の実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表す。また、第1の実施形態における発電部13と第2の実施形態における発電部13Aとの相違点は、ベアリングの配置にあり、発電部13Aでは回転錘43の回転半径方向外側面とベース41の内側面との間にベアリング48Aを配置したことである。
【0060】
これにより、回転錘43の回転軸43aがタイヤの回転軸と平行になった場合、遠心力によって回転軸43aにかかる応力をベアリング48Aによって緩和することができる。
【0061】
上記構成の発電部13Aの性能評価を第1の実施形態と同様にして行った。この評価実験においては、発電部13Aを備えたセンサモジュール3Aを図15及び図16に示す位置に装着した。即ち、タイヤ60の回転軸60aの中心から距離L2(=140mm)の位置に、回転錘43の回転軸43aがタイヤ60の回転軸60aに対して平行になるようにセンサモジュール3Aを装着した。
【0062】
この測定実験の結果、図17に示す測定結果が得られた。図17において、縦軸はコンデンサ33の端子間の測定電圧を表し、横軸は車両の走行時間を表している。
【0063】
即ち、走行速度10km/hのとき、コンデンサ33の端子間電圧は、走行開始時においては0V、15分経過時には933mV、30分経過時には1422mV、45分経過時には1733mV、60分経過時には1977mV、75分経過時には2156mV、90分経過時には2156mVであった。
【0064】
走行速度30km/hのとき、コンデンサ33の端子間電圧は、走行開始時においては0V、15分経過時には244mV、30分経過時には378mV、45分経過時には444mV、60分経過時には489mV、75分経過時には533mV、90分経過時には556mVであった。
【0065】
走行速度50km/hのとき、コンデンサ33の端子間電圧は、走行開始時においては0V、15分経過時には111mV、30分経過時には156mV、45分経過時には200mV、60分経過時には222mV、75分経過時には244mV、90分経過時には267mVであった。
【0066】
走行速度80km/hのとき、コンデンサ33の端子間電圧は、走行開始時においては0V、15分経過時には44mV、30分経過時には67mV、45分経過時には89mV、60分経過時には133mV、75分経過時には156mV、90分経過時には178mVであった。
【0067】
この測定結果が示すように、上記発電部13は、通常走行によって、センサ部11を駆動するに十分な電気エネルギーを発電することができる。
【0068】
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。
【0069】
図18は第3の実施形態のタイヤ内部状態測定器におけるセンサモジュール3Bの電気系回路を示す構成図である。図において、前述した第1の実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。また、第1の実施形態と第3の実施形態との相違点は、第3の実施形態では発電部13Bのコイル47からの出力によってタイヤの回転/停止の状態をコントローラ23が検知できるようにしたことである。
【0070】
即ち、図18に示すように、発電部13Bはコイル47の両端間の起電力を端子を介してセンサ部11Bの発電状態検出回路26に出力できるようになっている。また、発電状態検出回路26は、例えば、ダイオードとコンパレータからなり、起電力が発生しているときはコンパレータの2値化出力がローターの回転に同期して反転するようになっている。このコンパレータの出力信号がコントローラ23に入力されている。これにより、コントローラ23は、発電状態検出回路26の出力信号が反転を繰り返しているときに発電が行われている、即ちタイヤが回転していると判断し、発電状態検出回路26の出力信号が所定時間以上一定値を保っているとき発電が停止している、即ちタイヤの回転が停止していると判定する。
【0071】
このように、コントローラ23は、発電部13Bの発電状態を監視することにより、タイヤの回転/停止の状態を検知することができる。従って、タイヤの回転状態を検知するための特別なセンサを設けることなく、タイヤの回転/停止の状態を検知することができるので、構成の簡略化、モジュールの小型化、及びコストの低減を図ることができる。
【0072】
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。
【0073】
図19は本発明の第4の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器1Cを示す外観図、図20はその断面図である。図において、前述した第1の実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。また、第1の実施形態と第4の実施形態の相違点は、衝撃緩衝部材2の周りを球形の容器4で覆ったことである。
【0074】
即ち、容器4は、例えば耐熱性合成樹脂からなり、その表面には複数の開口部4aが形成され、空気圧や温度などの外部環境状態をそのまま衝撃緩衝部材2の連通気泡を介してセンサモジュール3Cに伝達できるようになっている。
【0075】
このように衝撃緩衝部材2の周りを容器4によって囲むことにより、タイヤ気室内を転動する際に受ける衝撃をさらに緩和することができると共に、さらに耐久性に優れたものとなる。
【0076】
尚、前述した第1乃至第4の実施形態は本発明の一具体例に過ぎず、本発明がこれらの実施形態のみに限定されるものではない。例えば、衝撃緩衝部材2を耐熱性の独立気泡弾性発泡体やゴムによって形成しても良い。この場合には、外部の環境状態をセンサモジュールに伝達するための連通孔を設ければよい。また、容器4を用いた構成では、容器4内に開口部4aよりも大きい複数の衝撃緩衝部材を包含し、これら複数の衝撃緩衝部材によってセンサモジュール3への衝撃を緩和するようにしても良い。
【0077】
また、本発明における発電部として、上記各実施形態では電磁誘導を利用した発電部を構成したが、電磁誘導発電だけに限定されることはなく、例えばピエゾ発電を利用しても良い。その場合は、例えば表面と裏面とにピエゾ素子を配設した振動片の先端を、回転する回転錘の端部により撓ませて振動することにより発電するようにしても良い。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のタイヤ内部状態測定器によれば、タイヤ気室を転動することにより発電した電力によってセンサ部が動作するので、半永久的な使用が可能になり、従来のような電池交換を行う必要がない。さらに、従来のようにタイヤホイール等に固定する必要がないため、簡単にタイヤに取り付けることができると共に、従来のように取り付け構造部分の重量が増加することもない。
【0079】
また、転動に伴って生ずる回転錘の回転運動を利用して発電を行うので、発電部による長時間安定した発電が可能になる。
【0080】
さらに、タイヤ回転状態検出手段を備えたことにより、特別なセンサを設けることなく、タイヤの回転/停止の状態を検知することができるので、構成の簡略化、モジュールの小型化、及びコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器を示す外観図
【図2】本発明の第1の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器を示す断面図
【図3】本発明の第1の実施形態におけるセンサモジュールを示す外観図
【図4】本発明の第1の実施形態におけるセンサモジュールの電機系回路及発電部の構成を説明する図
【図5】本発明の第1の実施形態における電圧制御回路の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第1の実施形態における発電部の構成を示す平面図
【図7】本発明の第1の実施形態における発電部の構成を示す概略側断面図
【図8】本発明の第1の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器の取り付け状態を示す断面図
【図9】本発明の第1の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器の取り付け状態を示す断面図
【図10】本発明の第1の実施形態における発電効率測定時のタイヤへのセンサモジュール装着位置を説明する図
【図11】本発明の第1の実施形態における発電効率測定時のタイヤへのセンサモジュール装着位置を説明する図
【図12】本発明の第1の実施形態における発電装置の走行時間に対する蓄電電圧を示す図
【図13】本発明の第2の実施形態における発電部の構成を示す平面図
【図14】本発明の第2の実施形態における発電部の構成を示す概略側断面図
【図15】本発明の第2の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器の取り付け状態を示す断面図
【図16】本発明の第2の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器の取り付け状態を示す断面図
【図17】本発明の第2の実施形態における発電装置の走行時間に対する蓄電電圧を示す図
【図18】本発明の第3の実施形態におけるセンサモジュールの電気系回路を示すブロック図
【図19】本発明の第4の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器を示す外観図
【図20】本発明の第4の実施形態におけるタイヤ内部状態測定器を示す断面図
【符号の説明】
1,1C…タイヤ内部状態測定器、2…衝撃緩衝部材、3,3A,3B,3C…センサモジュール、11,11B…センサ部、12…二次電池、13,13A,13B…発電装置、14…基板、15…カバー、21…トランスポンダ、22…センサ本体、23…コントローラ、24…高周波回路(RF回路)、25…アンテナ、26…発電状態検出回路、31…発電機構部、32…電圧制御回路、33…コンデンサ、41…ベース、42…カバー、43…回転錘、43a…回転軸、43b…歯車、44…中間車、45…発電ロータ、46…ステータ、47…コイル、48,48A…ベアリング、51…リミッタ回路、52…ダイオード、53…コンデンサ、54…昇圧回路、60…タイヤ、61…気室。
Claims (8)
- タイヤ気室内に放置してタイヤの内部状態を検知するタイヤ内部状態測定器であって、
回転軸と、該回転軸に対して偏心した重心を有し該回転軸を中心として回転する回転錘と、該回転錘の回転によって相互運動をなす永久磁石及びコイルとを備えて転動することによって発電する発電部と、
該発電部によって発電された電力によって動作するセンサと、
前記発電部によって発電された電力によって動作し、前記センサの検出結果をタイヤ外部に送信する送信手段とを備えたセンサモジュールと、
該センサモジュールの周囲を覆う衝撃緩衝部材とから構成されている
ことを特徴とするタイヤ内部状態測定器。 - 前記衝撃緩衝部材が連通気泡弾性発泡体からなることを特徴とする請求項1記載のタイヤ内部状態測定器。
- 前記衝撃緩衝部材が、その表面からセンサモジュールへの連通孔を有する独立気泡弾性発泡体からなることを特徴とする請求項1記載のタイヤ内部状態測定器。
- 前記衝撃緩衝部材が、前記センサモジュールの周囲に配置された1つ以上の弾性体と、該弾性体を覆い、前記弾性体よりも小さい開口部が形成されている容器とからなる
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のタイヤ内部状態測定器。 - 回転軸にほぼ直交する方向に両磁極が配置された前記永久磁石を有すると共に該回転軸を中心として回転する発電ロータと、
前記回転錘の回転を前記発電ロータに伝達して発電ロータを回転させる回転伝達機構とを備え、
前記コイルは前記永久磁石の磁束が交叉するように配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のタイヤ内部状態測定器。 - 所定の透磁率を有し略円形状の開口部が形成されたステータを設け、
前記コイルは前記ステータに巻回されてなり、
前記発電ロータは前記ステータの開口部内に配置されている
ことを特徴とする請求項5記載のタイヤ内部状態測定器。 - 前記回転錘の回転運動を支持するベアリングを設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のタイヤ内部状態測定器。
- 前記発電部の発電状態を検知してタイヤの回転及び停止の状態を検出するタイヤ回転状態検出手段を設けた
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のタイヤ内部状態測定器。
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