JPH11183291A - タイヤ圧検知方法及び検知装置 - Google Patents
タイヤ圧検知方法及び検知装置Info
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- JPH11183291A JPH11183291A JP10032481A JP3248198A JPH11183291A JP H11183291 A JPH11183291 A JP H11183291A JP 10032481 A JP10032481 A JP 10032481A JP 3248198 A JP3248198 A JP 3248198A JP H11183291 A JPH11183291 A JP H11183291A
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- Japan
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- pressure
- tire
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- shell
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
- B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
- B60C23/0408—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
- B60C23/0422—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
- B60C23/0427—Near field transmission with inductive or capacitive coupling means
- B60C23/0428—Near field transmission with inductive or capacitive coupling means using passive wheel mounted resonance circuits
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で低コストで、かつ運転者が常時
タイヤ圧の状態を把握できるタイヤ圧検知方法及び装置
を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも1個の被誘導体をタイヤ内に
一体的に結合させ、タイヤ圧に応じてその移動端部がそ
れぞれ異なる位置に移動して被誘導体を導通状態或いは
短絡状態に切り換える気動部材を設け、タイヤ近くの車
体部位に設けられて励起シグナルを発生し、短絡状態と
なった被誘導体が所定距離内に近づくと互いに感応して
誘導シグナルを生じる励起体を設け、誘導電圧を検知処
理してその検知結果からタイヤ圧が正常圧か否かを判断
し、正常圧状態でないときは警告シグナルを発生し又は
表示するように構成する。
タイヤ圧の状態を把握できるタイヤ圧検知方法及び装置
を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも1個の被誘導体をタイヤ内に
一体的に結合させ、タイヤ圧に応じてその移動端部がそ
れぞれ異なる位置に移動して被誘導体を導通状態或いは
短絡状態に切り換える気動部材を設け、タイヤ近くの車
体部位に設けられて励起シグナルを発生し、短絡状態と
なった被誘導体が所定距離内に近づくと互いに感応して
誘導シグナルを生じる励起体を設け、誘導電圧を検知処
理してその検知結果からタイヤ圧が正常圧か否かを判断
し、正常圧状態でないときは警告シグナルを発生し又は
表示するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ圧検知方法及
びその装置に関し、特にタイヤ圧状態を近距離において
無線誘導共振により検知して、ドライバーが容易にタイ
ヤ圧状態を把握できるタイヤ圧検知方法及びその装置に
関する。
びその装置に関し、特にタイヤ圧状態を近距離において
無線誘導共振により検知して、ドライバーが容易にタイ
ヤ圧状態を把握できるタイヤ圧検知方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】因に、車両運転の安全に関連ある因子と
して、道路条件、交通状況及びドライバーの運転時にお
ける心理状態や注意力の他に、車両自体の各部材(例え
ばタイヤ、ブレーキ・・・等)が正常に機能するか否か
が挙げられる。そのうち、タイヤの場合は、もしもタイ
ヤ圧が低すぎると、エンジンの出力負荷が増して、タイ
ヤが早めに摩耗して車体重心が不安定になり、もしも高
すぎると、振動が過激になって走行中にタイヤがパンク
する可能性があり、搭乗者及び他の往来車両の安全が脅
かされる。したがって、正確なタイヤ圧検知装置は確か
に不可欠なものである。
して、道路条件、交通状況及びドライバーの運転時にお
ける心理状態や注意力の他に、車両自体の各部材(例え
ばタイヤ、ブレーキ・・・等)が正常に機能するか否か
が挙げられる。そのうち、タイヤの場合は、もしもタイ
ヤ圧が低すぎると、エンジンの出力負荷が増して、タイ
ヤが早めに摩耗して車体重心が不安定になり、もしも高
すぎると、振動が過激になって走行中にタイヤがパンク
する可能性があり、搭乗者及び他の往来車両の安全が脅
かされる。したがって、正確なタイヤ圧検知装置は確か
に不可欠なものである。
【0003】そのため、本出願者にかかる台湾新型専利
第84175号「タイヤ圧警示器の改良装置」は、タイ
ヤ圧が低すぎるのを検知できると同時に、タイヤ圧が高
すぎるのも同時に検知できるように構成されて、図11
に示すように、ケーシングに覆われた装置1、蓋栓2、
逆T字形の押ロッド3、第1の回路板40と第2の回路
板41を備えた警示装置4、及びキャップ5を備え、そ
の装置1を車両タイヤの空気弁にねじ付けしてタイヤ圧
を測る時は、タイヤ圧が通気孔103から進入して、も
しもタイヤ圧が正常の場合は、充分なタイヤ圧が感圧薄
膜11を押拡げて該押ロッド3を上向きに押上げ、該押
ロッド3が第2の回路板41の中央孔412から上へと
伸出して第3の弾性導電片411を突き上げて導通状態
から離脱させ、これにより発光ダイオード404が電源
を切られて発光できずに、タイヤ圧が正常であることを
示す。逆に、もしもタイヤ圧が不充分であると、該受圧
薄膜11や押ロッド3を押上げて該第3の弾性導電片4
11を突上げることができず、該第3の弾性導電片41
1が該第2の回路板41との接触状態から離脱できずに
依然として導通状態を保持し、発光ダイオード404が
発光してタイヤ圧が不足して充気しなければならないこ
とを表示する。そして、もしもタイヤ圧が高すぎると、
該受圧薄膜11及び押ロッド3が上向きに移動して、該
第3の弾性導電片411を突上げて該第2の回路板41
との導通状態から離脱させるばかりでなく、さらに上向
きに突上げて第1の回路板40に至ると第1の弾性導電
片401と接触し、且つ該第1の弾性導電片401と第
2の弾性導電片402が接触すると、該第3の弾性導電
片411が第1の回路板40の第2の弾性導電片402
と導通することになり、該発光ダイオード404が発光
して、タイヤ圧が高すぎて適当に空気を放出すべきこと
を表わす。即ち、タイヤ圧が正常の場合だけに発光ダイ
オード404が発光せずに、タイヤ圧が不足或いは高す
ぎる場合は何れも該発光ダイオード404が発光して、
しかるべき処置を取ることを促すのである。
第84175号「タイヤ圧警示器の改良装置」は、タイ
ヤ圧が低すぎるのを検知できると同時に、タイヤ圧が高
すぎるのも同時に検知できるように構成されて、図11
に示すように、ケーシングに覆われた装置1、蓋栓2、
逆T字形の押ロッド3、第1の回路板40と第2の回路
板41を備えた警示装置4、及びキャップ5を備え、そ
の装置1を車両タイヤの空気弁にねじ付けしてタイヤ圧
を測る時は、タイヤ圧が通気孔103から進入して、も
しもタイヤ圧が正常の場合は、充分なタイヤ圧が感圧薄
膜11を押拡げて該押ロッド3を上向きに押上げ、該押
ロッド3が第2の回路板41の中央孔412から上へと
伸出して第3の弾性導電片411を突き上げて導通状態
から離脱させ、これにより発光ダイオード404が電源
を切られて発光できずに、タイヤ圧が正常であることを
示す。逆に、もしもタイヤ圧が不充分であると、該受圧
薄膜11や押ロッド3を押上げて該第3の弾性導電片4
11を突上げることができず、該第3の弾性導電片41
1が該第2の回路板41との接触状態から離脱できずに
依然として導通状態を保持し、発光ダイオード404が
発光してタイヤ圧が不足して充気しなければならないこ
とを表示する。そして、もしもタイヤ圧が高すぎると、
該受圧薄膜11及び押ロッド3が上向きに移動して、該
第3の弾性導電片411を突上げて該第2の回路板41
との導通状態から離脱させるばかりでなく、さらに上向
きに突上げて第1の回路板40に至ると第1の弾性導電
片401と接触し、且つ該第1の弾性導電片401と第
2の弾性導電片402が接触すると、該第3の弾性導電
片411が第1の回路板40の第2の弾性導電片402
と導通することになり、該発光ダイオード404が発光
して、タイヤ圧が高すぎて適当に空気を放出すべきこと
を表わす。即ち、タイヤ圧が正常の場合だけに発光ダイ
オード404が発光せずに、タイヤ圧が不足或いは高す
ぎる場合は何れも該発光ダイオード404が発光して、
しかるべき処置を取ることを促すのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記の従
来装置には下記のような欠点がある。 1.車両のすべてのタイヤバルブに挿設されて、各セッ
ト検知手段はともに個々の検知回路及び電源供給手段を
備えているので、タイヤ数が多くなるとその分コストが
高くなる。 2.図11が示すように構成部材が複雑なので、組立後
にタイヤバルブに挿設すると体積がかなり大きく、タイ
ヤよりも外側へはみ出して破壊され易い。 3.車両内に設けられた受信制御装置により一括して各
タイヤのタイヤ圧状態を無線受信しているので、自身又
は付近の車両エンジンの点火時や無線交信が電磁干渉を
もたらして、タイヤ圧を正確に把握し兼ねる恐れがあ
る。 4.タイヤ外へ露出したタイヤバルブに挿設されるた
め、壊されたり盗まれたりされる可能性が大きい。
来装置には下記のような欠点がある。 1.車両のすべてのタイヤバルブに挿設されて、各セッ
ト検知手段はともに個々の検知回路及び電源供給手段を
備えているので、タイヤ数が多くなるとその分コストが
高くなる。 2.図11が示すように構成部材が複雑なので、組立後
にタイヤバルブに挿設すると体積がかなり大きく、タイ
ヤよりも外側へはみ出して破壊され易い。 3.車両内に設けられた受信制御装置により一括して各
タイヤのタイヤ圧状態を無線受信しているので、自身又
は付近の車両エンジンの点火時や無線交信が電磁干渉を
もたらして、タイヤ圧を正確に把握し兼ねる恐れがあ
る。 4.タイヤ外へ露出したタイヤバルブに挿設されるた
め、壊されたり盗まれたりされる可能性が大きい。
【0005】上記の従来のタイヤ圧検知装置における問
題点に鑑み、本発明は、構造が簡単で低コストで、無線
誘導共振の近距離検知方式によりタイヤ圧状態を検知し
て、運転者が常時タイヤ圧の状態を把握できるタイヤ圧
検知方法及びその装置を提供することを目的とする。
題点に鑑み、本発明は、構造が簡単で低コストで、無線
誘導共振の近距離検知方式によりタイヤ圧状態を検知し
て、運転者が常時タイヤ圧の状態を把握できるタイヤ圧
検知方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のタイヤ圧検知方法は、少なくとも1個の被
誘導体をタイヤ内に一体成形或いは一体結合させる段階
と、タイヤ圧に応じて、その移動端部がそれぞれ異なる
位置に移動して上記被誘導体を導通状態或いは短絡状態
に切り換える気動部材を設ける段階と、タイヤ近くの車
体部位に設けられて励起シグナルを発し、短絡状態を呈
した上記被誘導体が所定距離内に近づくと互いに感応し
て誘導シグナルを生じる励起体を設ける段階と、上記誘
導電圧を検知処理して、検知処理の結果からタイヤ圧が
正常圧状態か否かを判断し、もしもタイヤ圧が正常圧状
態でない時は、警告シグナルを発し或いは表示する段階
と、を具備して構成される。また、本発明のタイヤ圧検
知装置は、タイヤ内部に結合或いは一体成形されて、該
タイヤ内に結合或いは一体成形される被誘導体を含み、
且つそのシェルの開口に気動部材を設けて、タイヤ圧が
該開口から進入して該気動部材を脹らみ移動させ、該気
動部材の移動端部がタイヤ圧に応じて選択的に該被誘導
体を導通状態或いは短絡状態に切り換え得るようにして
なる圧力感応装置と、タイヤに近い車体部位に取付けら
れて励起シグナルを生ずることができ、上記被誘導体が
短絡状態にある時に、所定距離内に近づいて互いに感応
して誘導シグナルを生ずる励起体と、検知ユニット、中
央処理ユニット及び指示装置を備えて車両内部に設けら
れ、該検知ユニットが上記励起シグナルと上記被誘導体
が互いに感応した誘導シグナルを受信して、その処理結
果を出力し、制御プログラムを内設した中央処理ユニッ
トが上記検知ユニットから伝送して来た誘導シグナルの
処理結果によりタイヤ圧が正常か否か及び警示シグナル
を発するべきか否かを判別し、更に車両内の見易い位置
に設けられた指示装置が上記中央処理ユニットと連接し
て、該中央処理ユニットの判別したタイヤ圧の結果を表
示するようにしてなる制御装置と、を含んで構成され
る。
め、本発明のタイヤ圧検知方法は、少なくとも1個の被
誘導体をタイヤ内に一体成形或いは一体結合させる段階
と、タイヤ圧に応じて、その移動端部がそれぞれ異なる
位置に移動して上記被誘導体を導通状態或いは短絡状態
に切り換える気動部材を設ける段階と、タイヤ近くの車
体部位に設けられて励起シグナルを発し、短絡状態を呈
した上記被誘導体が所定距離内に近づくと互いに感応し
て誘導シグナルを生じる励起体を設ける段階と、上記誘
導電圧を検知処理して、検知処理の結果からタイヤ圧が
正常圧状態か否かを判断し、もしもタイヤ圧が正常圧状
態でない時は、警告シグナルを発し或いは表示する段階
と、を具備して構成される。また、本発明のタイヤ圧検
知装置は、タイヤ内部に結合或いは一体成形されて、該
タイヤ内に結合或いは一体成形される被誘導体を含み、
且つそのシェルの開口に気動部材を設けて、タイヤ圧が
該開口から進入して該気動部材を脹らみ移動させ、該気
動部材の移動端部がタイヤ圧に応じて選択的に該被誘導
体を導通状態或いは短絡状態に切り換え得るようにして
なる圧力感応装置と、タイヤに近い車体部位に取付けら
れて励起シグナルを生ずることができ、上記被誘導体が
短絡状態にある時に、所定距離内に近づいて互いに感応
して誘導シグナルを生ずる励起体と、検知ユニット、中
央処理ユニット及び指示装置を備えて車両内部に設けら
れ、該検知ユニットが上記励起シグナルと上記被誘導体
が互いに感応した誘導シグナルを受信して、その処理結
果を出力し、制御プログラムを内設した中央処理ユニッ
トが上記検知ユニットから伝送して来た誘導シグナルの
処理結果によりタイヤ圧が正常か否か及び警示シグナル
を発するべきか否かを判別し、更に車両内の見易い位置
に設けられた指示装置が上記中央処理ユニットと連接し
て、該中央処理ユニットの判別したタイヤ圧の結果を表
示するようにしてなる制御装置と、を含んで構成され
る。
【0007】上記のように構成された本発明は、その圧
力感応装置をタイヤ内に組立結合或いは一体成形すれ
ば、タイヤ圧がシェル開口から該気動部材に進入して、
該気動部材の移動端部がタイヤ圧に応じて適当な長さに
移動伸長できるように形成されていることから、該移動
端部がタイヤ圧に対応伸長して同じくタイヤ内に結合或
いは一体成形された被誘導体を導通状態或いは短絡状態
に切り換えることができ、一方、車体のタイヤに近い部
位に励起シグナルを発する励起体を取付けているので、
短絡状態を呈した被誘導体がタイヤの回転で所定距離内
に該励起体に近づくと、該励起体と互いに感応して誘導
シグナルを生じ、各励起体と連結して車両内部の適所に
設けられた制御装置が該誘導シグナルを検知処理して、
進んでその検知処理結果からタイヤ圧が正常圧状態にあ
るか否かを判別し、もしもタイヤ圧が正常圧状態にいな
い時は、指示装置が警示音声を発し或いは表示して、ド
ライバーにしかるべき処置を取るように促すのである。
力感応装置をタイヤ内に組立結合或いは一体成形すれ
ば、タイヤ圧がシェル開口から該気動部材に進入して、
該気動部材の移動端部がタイヤ圧に応じて適当な長さに
移動伸長できるように形成されていることから、該移動
端部がタイヤ圧に対応伸長して同じくタイヤ内に結合或
いは一体成形された被誘導体を導通状態或いは短絡状態
に切り換えることができ、一方、車体のタイヤに近い部
位に励起シグナルを発する励起体を取付けているので、
短絡状態を呈した被誘導体がタイヤの回転で所定距離内
に該励起体に近づくと、該励起体と互いに感応して誘導
シグナルを生じ、各励起体と連結して車両内部の適所に
設けられた制御装置が該誘導シグナルを検知処理して、
進んでその検知処理結果からタイヤ圧が正常圧状態にあ
るか否かを判別し、もしもタイヤ圧が正常圧状態にいな
い時は、指示装置が警示音声を発し或いは表示して、ド
ライバーにしかるべき処置を取るように促すのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態例に基づ
いて具体的に説明するが、本発明はこの例だけに限定さ
れるものではない。本発明のタイヤ圧検知方法は下記の
ステップを含む。 A.タイヤ10内に結合される或いは一体成形される少
なくとも1個の第1の被誘導体61及び第2の被誘導体
62を設ける。図1及び図2に示す如く、該被誘導体6
1,62はコイルで形成される。 B.気動部材65を設ける。図2に示す如く、該気動部
材65はシェル63の開口64に設けられて、該シェル
63は内部が密閉状を呈してタイヤ10内に結合或いは
一体成形され、タイヤ圧が該開口64から入って該気動
部材65を押動すると共に、該気動部材65の移動端部
がタイヤ圧に対応して該被誘導体61,62を導通状態
或いは短絡状態に切り換える。 C.タイヤ10近くの車体部位に設けられる励起体70
を設ける。図3に示すように、該励起体70は磁場シグ
ナルを生ずる励起シグナルを感応できるコイルであり、
上記被誘導体61,62が短絡状態である際に、タイヤ
の回転に伴って所定距離内に該励起体70へ近づいて該
励起体70が誘導した磁場シグナルと互いに感応して誘
導電圧を生じるのである。 D.上記誘導電圧を検知処理して、検知した該誘導電圧
の出現回数によりタイヤ圧が正常圧状態にいるか否かを
判断し、もしもタイヤ圧が正常圧状態でない時は、警告
シグナルを発し或いは表示する。
いて具体的に説明するが、本発明はこの例だけに限定さ
れるものではない。本発明のタイヤ圧検知方法は下記の
ステップを含む。 A.タイヤ10内に結合される或いは一体成形される少
なくとも1個の第1の被誘導体61及び第2の被誘導体
62を設ける。図1及び図2に示す如く、該被誘導体6
1,62はコイルで形成される。 B.気動部材65を設ける。図2に示す如く、該気動部
材65はシェル63の開口64に設けられて、該シェル
63は内部が密閉状を呈してタイヤ10内に結合或いは
一体成形され、タイヤ圧が該開口64から入って該気動
部材65を押動すると共に、該気動部材65の移動端部
がタイヤ圧に対応して該被誘導体61,62を導通状態
或いは短絡状態に切り換える。 C.タイヤ10近くの車体部位に設けられる励起体70
を設ける。図3に示すように、該励起体70は磁場シグ
ナルを生ずる励起シグナルを感応できるコイルであり、
上記被誘導体61,62が短絡状態である際に、タイヤ
の回転に伴って所定距離内に該励起体70へ近づいて該
励起体70が誘導した磁場シグナルと互いに感応して誘
導電圧を生じるのである。 D.上記誘導電圧を検知処理して、検知した該誘導電圧
の出現回数によりタイヤ圧が正常圧状態にいるか否かを
判断し、もしもタイヤ圧が正常圧状態でない時は、警告
シグナルを発し或いは表示する。
【0009】上記タイヤ圧検知法に基づいて製作された
本発明の装置の比較的好ましい実施例は、図1〜図5に
示すように、圧力感応装置60、励起体70及び制御装
置80を含み、そのうち、該圧力感応装置60は、タイ
ヤ10内部に結合或いは一体成形されて、該タイヤ10
内に結合或いは一体成形される第1の被誘導体61及び
第2の被誘導体62を含み、該被誘導体61,62がコ
イルで形成されて、タイヤ10内部に互いに対応して取
付けられる。また、図1で示すように、該両被誘導体6
1,62の中間部位にシェル63が設けられて、該シェ
ル63の開口64に気動部材65を装設し、該気動部材
65の内側端が該シェル63内に位置付けられる滑動体
66と電気的に接続して、該滑動体66は該シェル63
内の導電片67と電気的に接触することができ、且つ該
気動部材65一端が各被誘導体61,62と電気的に接
続して、該第1の被誘導体61が先にキャパシター68
と電気的に接続してから上記導電片67と電気的に接続
し、及び該シェル63内に該第2の被誘導体62と電気
的に接続する接触片69を設けて、該接触片69と該第
2の被誘導体62との間にもキャパシター68を電気的
に接続する。また、該気動部材65は膨張可能な箱体或
いは可撓性弾性体であって、その内部に空気室651を
形成し、該空気室651外周壁を複数の折皺652で形
成する蛇腹状に設ける。そして、タイヤ圧が該開口64
から進入して該気動部材65を膨らませ、該気動部材6
5の移動端部がタイヤ圧に応じて選択的に該両被誘導体
61,62の何れかを導通状態或いは短絡状態に切り換
える。即ち、該気動部材65が正常なタイヤ圧を受け入
れると、該滑動体66が該導電片67へ滑動接触して短
絡状態を形成し、該気動部材65が比較的大きい気圧を
受け入れて大きく伸長すると、該滑動体66が該接触片
69と接触する。また、該気動部材65の受け入れるタ
イヤ圧が比較的小さい時は、該滑動体66を該導電片6
7に移動接触させることができず導通状態を呈する。
本発明の装置の比較的好ましい実施例は、図1〜図5に
示すように、圧力感応装置60、励起体70及び制御装
置80を含み、そのうち、該圧力感応装置60は、タイ
ヤ10内部に結合或いは一体成形されて、該タイヤ10
内に結合或いは一体成形される第1の被誘導体61及び
第2の被誘導体62を含み、該被誘導体61,62がコ
イルで形成されて、タイヤ10内部に互いに対応して取
付けられる。また、図1で示すように、該両被誘導体6
1,62の中間部位にシェル63が設けられて、該シェ
ル63の開口64に気動部材65を装設し、該気動部材
65の内側端が該シェル63内に位置付けられる滑動体
66と電気的に接続して、該滑動体66は該シェル63
内の導電片67と電気的に接触することができ、且つ該
気動部材65一端が各被誘導体61,62と電気的に接
続して、該第1の被誘導体61が先にキャパシター68
と電気的に接続してから上記導電片67と電気的に接続
し、及び該シェル63内に該第2の被誘導体62と電気
的に接続する接触片69を設けて、該接触片69と該第
2の被誘導体62との間にもキャパシター68を電気的
に接続する。また、該気動部材65は膨張可能な箱体或
いは可撓性弾性体であって、その内部に空気室651を
形成し、該空気室651外周壁を複数の折皺652で形
成する蛇腹状に設ける。そして、タイヤ圧が該開口64
から進入して該気動部材65を膨らませ、該気動部材6
5の移動端部がタイヤ圧に応じて選択的に該両被誘導体
61,62の何れかを導通状態或いは短絡状態に切り換
える。即ち、該気動部材65が正常なタイヤ圧を受け入
れると、該滑動体66が該導電片67へ滑動接触して短
絡状態を形成し、該気動部材65が比較的大きい気圧を
受け入れて大きく伸長すると、該滑動体66が該接触片
69と接触する。また、該気動部材65の受け入れるタ
イヤ圧が比較的小さい時は、該滑動体66を該導電片6
7に移動接触させることができず導通状態を呈する。
【0010】該励起体70は、タイヤ10に近い車体部
位に取付けられて、コイルによって形成されて励起シグ
ナルを生ずることができ、即ち、上記各被誘導体61,
62が短絡状態にある時は、所定距離内に該励起体70
へ近づいて互いに感応して誘導シグナルを生ずるのであ
る。
位に取付けられて、コイルによって形成されて励起シグ
ナルを生ずることができ、即ち、上記各被誘導体61,
62が短絡状態にある時は、所定距離内に該励起体70
へ近づいて互いに感応して誘導シグナルを生ずるのであ
る。
【0011】該制御装置80は、検知ユニット81、第
1の中央処理ユニット(CPU)82、第2の中央処理
ユニット(CPU)83及び指示装置84を具えて車両
内部に設けられ、該検知ユニット81が検波回路81
1、ろ波回路812、第1の増幅器813及び整形回路
814を含んで、上記励起シグナル及び上記各被誘導体
61,62が互いに感応して生じた誘導シグナルを受信
し、該誘導シグナルが順に検波回路811とろ波回路8
12をへて不要なものを先ずろ過排除され、しかる後第
1の増幅器813を通して増幅されたシグナルを該整形
回路814へ経たせて出力する。該第1の中央処理ユニ
ット82は内部に制御プログラムを形成して、該第1の
中央処理ユニット82により水晶発振器821から振動
シグナルを出力し、且つ該振動シグナルを第2の増幅器
85を経て増幅してから上記励起体70に連接させると
共に、該第1の中央処理ユニット82が伝達して来た上
記検知ユニット81の処理した誘導シグナルのパルスシ
グナルの出現回数に基づいて、該増幅された振動シグナ
ルを第2の中央処理ユニット83へ伝送してタイヤ圧が
正常か否か及び警示シグナルを発するべきか否かを判別
するのである。該指示装置84は車両内の見易い位置に
設けられて、表示ユニット841及び発声ユニット84
2を含み、該表示ユニット841が上記第2の中央処理
ユニット83と連接して、該第2の中央処理ユニット8
3の判別したタイヤ圧の結果を表示し、該発声ユニット
842も該第2の中央処理ユニット83と連接して、該
第2の中央処理ユニット83が検知したタイヤ圧が正常
圧状態に属さない場合は警告音声を発する。
1の中央処理ユニット(CPU)82、第2の中央処理
ユニット(CPU)83及び指示装置84を具えて車両
内部に設けられ、該検知ユニット81が検波回路81
1、ろ波回路812、第1の増幅器813及び整形回路
814を含んで、上記励起シグナル及び上記各被誘導体
61,62が互いに感応して生じた誘導シグナルを受信
し、該誘導シグナルが順に検波回路811とろ波回路8
12をへて不要なものを先ずろ過排除され、しかる後第
1の増幅器813を通して増幅されたシグナルを該整形
回路814へ経たせて出力する。該第1の中央処理ユニ
ット82は内部に制御プログラムを形成して、該第1の
中央処理ユニット82により水晶発振器821から振動
シグナルを出力し、且つ該振動シグナルを第2の増幅器
85を経て増幅してから上記励起体70に連接させると
共に、該第1の中央処理ユニット82が伝達して来た上
記検知ユニット81の処理した誘導シグナルのパルスシ
グナルの出現回数に基づいて、該増幅された振動シグナ
ルを第2の中央処理ユニット83へ伝送してタイヤ圧が
正常か否か及び警示シグナルを発するべきか否かを判別
するのである。該指示装置84は車両内の見易い位置に
設けられて、表示ユニット841及び発声ユニット84
2を含み、該表示ユニット841が上記第2の中央処理
ユニット83と連接して、該第2の中央処理ユニット8
3の判別したタイヤ圧の結果を表示し、該発声ユニット
842も該第2の中央処理ユニット83と連接して、該
第2の中央処理ユニット83が検知したタイヤ圧が正常
圧状態に属さない場合は警告音声を発する。
【0012】図6に示す如く、該圧力感応装置60をタ
イヤ10内に組立結合或いは一体成形すると、タイヤ気
圧がシェル63の開口から該気動部材65の空気室65
1に進入して、該気動部材65が膨張可能な箱体或いは
可撓性弾性体であることから、該気動部材65が空気圧
で脹らみ移動し、該滑動体66が導電片67と接触する
と、図6に示す如く、該第1の被誘導体61が短絡状態
を呈して、タイヤ圧が正常圧状態であることを表示す
る。しかし、タイヤ圧が不足の場合は、該気動部材65
が収縮して該滑動体66が該導電片67から離脱し、該
第1の被誘導体61と第2の被誘導体62が共に導通状
態を呈して、図2に示すように、タイヤ圧が不充分な低
圧状態を表示する。また、タイヤ圧が高すぎると、該気
動部材65が脹らみ伸長して、該滑動体66が先ず該導
電片67と接触してから同時に該接触片69と接触し、
該第1の被誘導体61と該第2の被誘導体62が同時に
短絡状態を呈して、図7に示す如く、タイヤ圧が過度の
高圧状態にあることを表示する。
イヤ10内に組立結合或いは一体成形すると、タイヤ気
圧がシェル63の開口から該気動部材65の空気室65
1に進入して、該気動部材65が膨張可能な箱体或いは
可撓性弾性体であることから、該気動部材65が空気圧
で脹らみ移動し、該滑動体66が導電片67と接触する
と、図6に示す如く、該第1の被誘導体61が短絡状態
を呈して、タイヤ圧が正常圧状態であることを表示す
る。しかし、タイヤ圧が不足の場合は、該気動部材65
が収縮して該滑動体66が該導電片67から離脱し、該
第1の被誘導体61と第2の被誘導体62が共に導通状
態を呈して、図2に示すように、タイヤ圧が不充分な低
圧状態を表示する。また、タイヤ圧が高すぎると、該気
動部材65が脹らみ伸長して、該滑動体66が先ず該導
電片67と接触してから同時に該接触片69と接触し、
該第1の被誘導体61と該第2の被誘導体62が同時に
短絡状態を呈して、図7に示す如く、タイヤ圧が過度の
高圧状態にあることを表示する。
【0013】そして、図2,4,6,7を参照すると明
らかなように、該第1の被誘導体61が短絡状態を呈す
ると、図6が示す如く、該励起体70が感応して誘導電
圧を生じ、該検知ユニット81を経過する時に一つのパ
ルスシグナルを出力する。また、該第1の被誘導体61
と該第2の被誘導体62が同時に導通状態を呈すると、
図2に示すように、該励起体70が感応して誘導電圧を
生ずることがなく、該検知ユニット81を経過しても一
つのパルスシグナルを出力することがない。また、該第
1の被誘導体61と該第2の被誘導体62が同時に短絡
状態を呈すると、図7に示すように、該励起体70が感
応して誘導電圧を生じ、該検知ユニット81を経過する
時に連続的に二つのパルスシグナルを出力する。即ち、
該第1の中央処理ユニット82が所定周期内において一
つだけのパルスシグナルを受信した場合は、タイヤ圧が
正常状態であると判定し、所定周期内に何のパルスシグ
ナルも受信しない時は、タイヤ圧が低すぎる低圧状態に
あると判定して、所定周期内に連続して二つのパルスシ
グナルを受信した時は、タイヤ圧が高すぎる高圧状態に
あると判定する。
らかなように、該第1の被誘導体61が短絡状態を呈す
ると、図6が示す如く、該励起体70が感応して誘導電
圧を生じ、該検知ユニット81を経過する時に一つのパ
ルスシグナルを出力する。また、該第1の被誘導体61
と該第2の被誘導体62が同時に導通状態を呈すると、
図2に示すように、該励起体70が感応して誘導電圧を
生ずることがなく、該検知ユニット81を経過しても一
つのパルスシグナルを出力することがない。また、該第
1の被誘導体61と該第2の被誘導体62が同時に短絡
状態を呈すると、図7に示すように、該励起体70が感
応して誘導電圧を生じ、該検知ユニット81を経過する
時に連続的に二つのパルスシグナルを出力する。即ち、
該第1の中央処理ユニット82が所定周期内において一
つだけのパルスシグナルを受信した場合は、タイヤ圧が
正常状態であると判定し、所定周期内に何のパルスシグ
ナルも受信しない時は、タイヤ圧が低すぎる低圧状態に
あると判定して、所定周期内に連続して二つのパルスシ
グナルを受信した時は、タイヤ圧が高すぎる高圧状態に
あると判定する。
【0014】図8に示すのは、本発明における比較的好
ましい第2の実施形態で、扁平体に形成された気動部材
91を使用しており、該気動部材91の内部に空気室9
11を形成して、該扁平体両端部をそれぞれ複数の折皺
912が連なった蛇腹状に設け、且つ一つの被誘導体9
2と一つの導電片93だけを使用する。そして、該気動
部材91の滑動体94が該導電片93と接触している
と、タイヤ圧が正常状態にいることを表わし、該気動部
材91の滑動体94が該導電片93から離れていると、
タイヤ圧が正常状態にいないことを表わす。
ましい第2の実施形態で、扁平体に形成された気動部材
91を使用しており、該気動部材91の内部に空気室9
11を形成して、該扁平体両端部をそれぞれ複数の折皺
912が連なった蛇腹状に設け、且つ一つの被誘導体9
2と一つの導電片93だけを使用する。そして、該気動
部材91の滑動体94が該導電片93と接触している
と、タイヤ圧が正常状態にいることを表わし、該気動部
材91の滑動体94が該導電片93から離れていると、
タイヤ圧が正常状態にいないことを表わす。
【0015】図9に示すのは、本発明における比較的好
ましい第3の実施形態で、シェル71内に第1の容積室
86及び第2の容積室87を形成して、該第1,2の容
積室86,87にそれぞれ高圧接触片95及び低圧接触
片96を内装し、並びに該第1の容積室86と該第2の
容積室87との間に連通導電片97を装設する。一方、
その気動部材72は連動体88、導電材でなる高圧桿9
8及び同様に導電材でなる低圧桿99を含んで、該高圧
桿98端部及び該低圧桿99端部をそれぞれ該第1の容
積室86及び該第2の容積室87内に嵌挿させ、且つ該
気動部材72の外周囲に上記シェル71側壁に固定され
る弾性薄膜89を設けて、該連動体88と該シェル71
との間にばね部材を介装し、更に該高圧桿98と該低圧
桿99とのそれぞれ周回りに弾性部材を取付けて、該高
圧桿98と該低圧桿99がそれぞれ弾性部材の伸縮作動
により同期に伸縮移動できるようにする。そして、この
圧力感応装置60をタイヤ10の内部に組立結合する
と、タイヤ圧が該弾性薄膜89を押圧して、該連動体8
8がシェル71向きへ移動し、該高圧桿98と該低圧桿
99が該連動体88に連動されてそれぞれ第1及び第2
の容積室86,87内で滑り移動して、該低圧桿99だ
けが同時に低圧接触片96と連通導電片97に接触する
と、タイヤ圧が正常圧状態にあることを表わし、該高圧
桿98が同時に高圧接触片95と連通導電片97に接触
すると、タイヤ圧が高圧状態にあることを示して、該低
圧桿99が同時に低圧接触片96と連通導電片97に接
触しない場合はタイヤ圧が低圧状態にあることを表示す
る。なお、該連通導電片97と該シェル71は絶縁連接
関係を呈していることをここで表明する。
ましい第3の実施形態で、シェル71内に第1の容積室
86及び第2の容積室87を形成して、該第1,2の容
積室86,87にそれぞれ高圧接触片95及び低圧接触
片96を内装し、並びに該第1の容積室86と該第2の
容積室87との間に連通導電片97を装設する。一方、
その気動部材72は連動体88、導電材でなる高圧桿9
8及び同様に導電材でなる低圧桿99を含んで、該高圧
桿98端部及び該低圧桿99端部をそれぞれ該第1の容
積室86及び該第2の容積室87内に嵌挿させ、且つ該
気動部材72の外周囲に上記シェル71側壁に固定され
る弾性薄膜89を設けて、該連動体88と該シェル71
との間にばね部材を介装し、更に該高圧桿98と該低圧
桿99とのそれぞれ周回りに弾性部材を取付けて、該高
圧桿98と該低圧桿99がそれぞれ弾性部材の伸縮作動
により同期に伸縮移動できるようにする。そして、この
圧力感応装置60をタイヤ10の内部に組立結合する
と、タイヤ圧が該弾性薄膜89を押圧して、該連動体8
8がシェル71向きへ移動し、該高圧桿98と該低圧桿
99が該連動体88に連動されてそれぞれ第1及び第2
の容積室86,87内で滑り移動して、該低圧桿99だ
けが同時に低圧接触片96と連通導電片97に接触する
と、タイヤ圧が正常圧状態にあることを表わし、該高圧
桿98が同時に高圧接触片95と連通導電片97に接触
すると、タイヤ圧が高圧状態にあることを示して、該低
圧桿99が同時に低圧接触片96と連通導電片97に接
触しない場合はタイヤ圧が低圧状態にあることを表示す
る。なお、該連通導電片97と該シェル71は絶縁連接
関係を呈していることをここで表明する。
【0016】図10に示すのは本発明における比較的好
ましい第4の実施形態で、その気動部材73がパイプ座
74、ピストン75、押ロッド76、コイルばね77及
びパッキン78を含んで、該ピストン75が該押ロッド
76一方端部に抵触して、該押ロッド76の他方端部が
該パイプ座74の底部よりシェル63内へ伸出して外径
適当な円板部76aを形成しており、且つ該押ロッド7
6周回りに該コイルばね77を周設して、該パッキン7
8を該コイルばね77と該パイプ座74内底面との間の
該押ロッド76胴部に外嵌し、該押ロッド76が該コイ
ルばね77の伸縮作用で同期伸縮移動できるようにす
る。即ち、このような圧力感応装置をタイヤ内に組立結
合すると、タイヤ圧が直接該ピストン75を押圧して内
向きに移動させ、それにより、該押ロッド76が奥へと
移動して該円板部76aが導電片67や接触片69と接
触できるとなる。
ましい第4の実施形態で、その気動部材73がパイプ座
74、ピストン75、押ロッド76、コイルばね77及
びパッキン78を含んで、該ピストン75が該押ロッド
76一方端部に抵触して、該押ロッド76の他方端部が
該パイプ座74の底部よりシェル63内へ伸出して外径
適当な円板部76aを形成しており、且つ該押ロッド7
6周回りに該コイルばね77を周設して、該パッキン7
8を該コイルばね77と該パイプ座74内底面との間の
該押ロッド76胴部に外嵌し、該押ロッド76が該コイ
ルばね77の伸縮作用で同期伸縮移動できるようにす
る。即ち、このような圧力感応装置をタイヤ内に組立結
合すると、タイヤ圧が直接該ピストン75を押圧して内
向きに移動させ、それにより、該押ロッド76が奥へと
移動して該円板部76aが導電片67や接触片69と接
触できるとなる。
【0017】
【発明の効果】上記の本発明の方法及び装置により、タ
イヤ圧が高圧或いは低圧又は正常圧状態であるか否かを
検知できるばかりでなく、適時に警告音声を発して適時
に検知結果を表示することができ、且つ近距離の無線誘
導共振式の相互感応原理を応用しているので、従来技術
のように電磁干渉を受けることなく、更に構造が簡単で
コストが低廉などの利点がある。
イヤ圧が高圧或いは低圧又は正常圧状態であるか否かを
検知できるばかりでなく、適時に警告音声を発して適時
に検知結果を表示することができ、且つ近距離の無線誘
導共振式の相互感応原理を応用しているので、従来技術
のように電磁干渉を受けることなく、更に構造が簡単で
コストが低廉などの利点がある。
【図1】本発明における比較的好ましい実施形態の圧力
感応装置をタイヤ内部に設けた表示図である。
感応装置をタイヤ内部に設けた表示図である。
【図2】上記実施形態における圧力感応装置の断面表示
図である。
図である。
【図3】上記実施形態を車両に配設した状態表示図であ
る。
る。
【図4】本発明における比較的好ましい実施形態のブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】本発明における比較的好ましい実施形態の電気
回路図である。
回路図である。
【図6】上記実施形態の圧力感応装置がタイヤ圧の正常
圧状態を検知した際の断面表示図である。
圧状態を検知した際の断面表示図である。
【図7】上記実施形態の圧力感応装置がタイヤ圧の高圧
状態を検知した際の断面表示図である。
状態を検知した際の断面表示図である。
【図8】本発明における比較的好ましい第2の実施形態
の圧力感応装置の断面表示図である。
の圧力感応装置の断面表示図である。
【図9】本発明における比較的好ましい第3の実施形態
の圧力感応装置の断面表示図である。
の圧力感応装置の断面表示図である。
【図10】本発明における比較的好ましい第4の実施形
態の圧力感応装置の断面表示図である。
態の圧力感応装置の断面表示図である。
【図11】従来例としての台湾専利広告第186905
号の断面図である。
号の断面図である。
10…タイヤ 60…圧力感応装置 61,62…第1、第2の被誘導体 63…シェル 65…気動部材 67…導電片 68…キャパシター 69…接触片 70…励起体 80…制御装置 81…検知ユニット 82,83…第1、第2の中央処理ユニット 84…指示装置
Claims (14)
- 【請求項1】 少なくとも1個の被誘導体を、タイヤ内
に一体成形或いは一体結合させる段階と、 タイヤ圧に応じて、その移動端部がそれぞれ異なる位置
に移動して前記被誘導体を、導通状態或いは短絡状態に
切り換える気動部材を設ける段階と、 タイヤ近くの車体部位に設けられて励起シグナルを発
し、短絡状態となった前記被誘導体が所定距離内に近づ
くと互いに感応して誘導シグナルを生じる励起体を設け
る段階と、 誘導電圧を検知し、検知結果からタイヤ圧が正常圧状態
か否かを判断し、タイヤ圧が正常圧状態でない時は、警
告シグナルを発し或いは表示する段階と、を具備するタ
イヤ圧検知方法。 - 【請求項2】 前記気動部材を密封状シェルの開口に設
けて、該開口よりタイヤ圧が進入して該気動部材を移動
させるようにしてなる請求項1に記載のタイヤ圧検知方
法。 - 【請求項3】 前記被誘導体及び前記励起体がコイルで
ある請求項1に記載のタイヤ圧検知方法。 - 【請求項4】 前記被誘導体が所定距離内において前記
励起体の感応した磁場シグナルと互いに感応して誘導電
圧を生じ、更に該誘導電圧を検知して、検知結果からタ
イヤ圧が正常圧状態にあるか否かを判断するようにして
なる請求項1に記載のタイヤ圧検知方法。 - 【請求項5】 タイヤ内部に結合或いは一体成形され、
該タイヤ内に結合或いは一体成形される被誘導体を含
み、且つそのシェルの開口に気動部材を設け、タイヤ圧
が該開口から進入して該気動部材を脹らみ移動させ、該
気動部材の移動端部がタイヤ圧に応じて選択的に該被誘
導体を導通状態或いは短絡状態に切り換え得るようにし
てなる圧力感応装置と、 タイヤに近い車体部位に取付けられ励起シグナルを発生
し、前記被誘導体が短絡状態にある時に、所定距離内に
近づいて互いに感応して誘導シグナルを生ずる励起体
と、 検知ユニット、中央処理ユニット及び指示装置を備え車
両内部に設けられ、該検知ユニットが前記励起シグナル
と前記被誘導体が互いに感応した誘導シグナルを受信
し、その処理結果を出力し、制御プログラムを内設した
中央処理ユニットが前記検知ユニットから伝送して来た
誘導シグナルの処理結果に基づいてタイヤ圧が正常か否
か及び警示シグナルを発生するべきか否かを判別し、更
に車両内の見易い位置に設けられた指示装置が前記中央
処理ユニットと連接して、該中央処理ユニットの判別し
たタイヤ圧の結果を表示するようにしてなる制御装置
と、を含んでなるタイヤ圧検知装置。 - 【請求項6】 前記気動部材内側端が前記シェル内に位
置付けられた滑動体と電気的に接続して、該滑動体が該
シェル内の導電片と電気的に接触でき、且つ該気動部材
の一端が各被誘導体と電気的に接続して、その内の第1
の被誘導体が前記導電片と電気的に接続し、及び該シェ
ル内に該第2の被誘導体と電気的に接続する接触片を設
けて、該気動部材が正常なタイヤ圧を受け入れると、該
滑動体と該導電片が接触し、該気動部材が比較的大きい
気圧を受け入れてより伸長すると、該滑動体が該接触片
と接触するようにしてなる請求項5に記載のタイヤ圧検
知装置。 - 【請求項7】 前記一方の被誘導体がキャパシターと電
気的に接続してから前記導電片と電気的に接続し、前記
他方の被誘導体がキャパシターと電気的に接続してから
前記接触片と電気的に接続するようにしてなる請求項5
に記載のタイヤ圧検知装置。 - 【請求項8】 前記気動部材を可撓性部材で形成し、そ
の内部に空気室を設け、且つその外周壁に蛇腹状に複数
の折皺を装設してなる請求項5に記載のタイヤ圧検知装
置。 - 【請求項9】 前記シェル内に第1の容積室及び第2の
容積室を形成して、該第1,2の容積室にそれぞれ高圧
接触片及び低圧接触片を内装し、且つ該第1の容積室と
該第2の容積室との間に連通導電片を装設して、その気
動部材が連動体、高圧桿及び低圧桿を含み、該高圧桿端
部及び該低圧桿端部がそれぞれ該第1の容積室及び該第
2の容積室内に位置付けられて、該気動部材外周囲に前
記シェル側壁に固定される弾性薄膜を設け、更に該連動
体と該シェルとの間にばね部材を介装して、該高圧桿と
該低圧桿のそれぞれ周回りにも弾性部材を取付け、これ
により該高圧桿と該低圧桿がそれら弾性部材に同期して
伸縮作動できるようにしてなる請求項5に記載のタイヤ
圧検知装置。 - 【請求項10】 前記気動部材がパイプ座、ピストン、
押ロッド、コイルばね及びパッキンを含み、該ピストン
が該押ロッド一方端部に接触して、該押ロッド他方端部
が該パイプ座底部よりシェル内へ伸出し、且つ該押ロッ
ド周回りに該コイルばねを周設して、該パッキンを該コ
イルばねと該パイプ座内の底面との間の該押ロッド胴部
に外嵌し、これにより該押ロッドが該コイルばねと同期
的に伸縮移動できるようにしてなる請求項5に記載のタ
イヤ圧検知装置。 - 【請求項11】 前記被誘導体及び上記励起体がコイル
である請求項5に記載のタイヤ圧検知装置。 - 【請求項12】 前記検知ユニットが検波回路、ろ波回
路、第1の増幅器及び整形回路を含み、前記誘導シグナ
ルが順に該検波回路、該ろ波回路、該第1の増幅器及び
該整形回路を経て前記中央処理ユニットへ伝送されるよ
うにしてなる請求項5に記載のタイヤ圧検知装置。 - 【請求項13】 前記指示装置が表示ユニットを具え
て、該表示ユニットが上記中央処理ユニットと連接し
て、該中央処理ユニットの判別したタイヤ圧の結果を表
示するようにしてなる請求項5に記載のタイヤ圧検知装
置。 - 【請求項14】 前記指示装置が発声ユニットを具え
て、該発声ユニットが上記中央処理ユニットと連接し
て、前中央処理ユニットの判別したタイヤ圧が不適当の
際に警示音声を発するようにしてなる請求項13に記載
のタイヤ圧検知装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW86118441 | 1997-12-08 | ||
TW86118441 | 1997-12-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11183291A true JPH11183291A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=21627377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10032481A Pending JPH11183291A (ja) | 1997-12-08 | 1998-02-16 | タイヤ圧検知方法及び検知装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6058768A (ja) |
JP (1) | JPH11183291A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016080696A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | キッダ テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 空気圧検出器組立体および空気圧検出器組立体を組み立てる方法 |
CN108099510A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-06-01 | 苏州海瓦电子科技有限公司 | 一种用于胎压传感器的供电装置 |
CN109979187A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-07-05 | 中航物业管理有限公司 | 一种出租车二次调度管理方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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