JPH0621872Y2 - シ−ラント用カ−トリツジ - Google Patents

シ−ラント用カ−トリツジ

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JPH0621872Y2
JPH0621872Y2 JP1985179909U JP17990985U JPH0621872Y2 JP H0621872 Y2 JPH0621872 Y2 JP H0621872Y2 JP 1985179909 U JP1985179909 U JP 1985179909U JP 17990985 U JP17990985 U JP 17990985U JP H0621872 Y2 JPH0621872 Y2 JP H0621872Y2
Authority
JP
Japan
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cartridge
sealant
end wall
tip
plunger
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985179909U
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English (en)
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JPS6290335U (ja
Inventor
一郎 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shinko Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はシーラント用カートリッジに関するものであ
る。
〔従来技術〕
シーラント用カートリッジは、筒状のカートリッジ本体
の先端部に吐出部を設け、また内部に押出用のプランジ
ャを内装する構造になっている。このようなシーラント
用カートリッジは、一般に樹脂成形品からなるが、その
主要部のカートリッジ本体は軽量化や材料費の低減等の
ためには、できるかぎり薄肉化することが望まれてい
る。
しかし、このようにカートリッジ本体を薄肉化すると、
シーラント用カートリッジをコーキングガンに入れてシ
ーラントを押し出したとき、内圧によってカートリッジ
本体に歪みが発生し、シーラントがカートリッジ本体と
プランジャとの隙間から漏れ出したり、またコーキング
ガンがエアガンのときはエアが前記隙間から漏れたりす
る。また、最悪の場合にはカートリッジ本体が破損して
しまうことさえある。このような歪みの発生は、特にカ
ートリッジ本体の先端部で起こりやすいのが認められ
る。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、カートリッジ本体を軽量化のために全
体的に薄肉にしても、カートリッジ本体の歪みによって
プランジャとの間にシーラント漏れを生ずる隙間を発生
しないようにしたシーラント用カートリッジを提供する
ことにある。
〔考案の構成〕
上記目的を達成する本考案は、合成樹脂製の円筒状カー
トリッジ本体の先端に、その長手方向にほぼ直交する端
部壁と該端部壁中央に設けた吐出部とを一体成形すると
共に、前記カートリッジ本体にプランジャを摺動可能に
内設したシーラント用カートリッジにおいて、 前記カートリッジ本体の内径を長さ方向に同一径に形成
すると共に、その肉厚を長さ方向に先端に向かうほど厚
くなるテーパ状に形成し、かつ、前記端部壁の表面に、
前記吐出部の基端部周辺から該端部壁の外周縁に向かう
複数本の突条を一体形成したことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図に示す実施例によって説明する。
図において、1は合成樹脂製の円筒状カートリッジ本体
であり、このカートリッジ本体の一方の先端には、その
長手方向にほぼ直交する端部壁1aが一体成形され、そ
の端部壁1aの中央に吐出部2が一体に形成されてい
る。カートリッジ本体1の内部には図示しないシーラン
ト、例えば一液型シリコーンシーラント,一液型ポリウ
レタンシーラント,アクリルシーラントなどが充填さ
れ、後端には押出用のプランジャ3が挿入されている。
また、吐出部2の吐出先端には開口を閉塞するように防
湿膜4が取付けられ、その状態で吐出部2にノズル5が
螺着されている。
上記カートリッジ本体1は全体として薄肉に成形され、
その内径は長さ方向に同一になっているが、外径は先端
部に向かうほど徐々に大きくなるように変化している。
このような外径の変化により、先端部の肉厚は後端部の
肉厚のほヾ1.3倍のテーパ状になっている。この先端
部肉厚の後端部肉厚に対する比率としては、1.1〜
1.7倍の範囲にすることが好ましい。さらに、端部壁
1aの表面には、吐出部2の基端部周辺から端部壁1a
の外周縁に向かう複数本(この実施例では8本)の突条
7,・・,7が一体に形成されている。この突条7は、
このように先端部1aの外側表面ではなく、内側表面に
形成するようにしてもよい。或いは、内外両表面に形成
するようにしてもよい。このようなカートリッジ本体1
を成形する樹脂材料としては、ポリエチレン,ポリプロ
ピレンなどの熱可塑性樹脂が好ましく、また成形方法と
しては射出成形,ブロー成形等が好適である。
上述したシーラント用カートリッジを使用する場合は、
ノズル5先端を切欠くと共に防湿膜4を破って図示しな
いコーキングガンに入れた状態にし、その状態で後部の
プランジャ3を押し込めば、ノズル5の先端から内部の
シーラントを押し出すことができる。このような押出し
操作によって、カートリッジ本体1の内圧は高くなる。
このような高圧により、従来のシーラント用カートリッ
ジであれば、カートリッジ本体にほヾ直角に設けられて
いる先端部が大きく歪むため、その対策として全体的に
厚肉にすることを余儀なくされていた。
しかし、本考案のシーラント用カートリッジは、先端の
端部壁1aを複数本の突条7によって、全体の厚みを増
すことなく剛性を向上させているため、シーラント内圧
の増大によって端部壁1aの歪みが起こりにくくなって
いる上に、この端部壁1aの外周に対して接合するカー
トリッジ本体1の先端が、その先端ほど除々にテーパ状
に肉厚を増加させて剛性を上げるようにしているので、
端部壁1aの剛性と合成されることによって、カートリ
ッジ本体1に真円を崩すような歪みを発生することはな
い。
したがって、プランジャ3の押込み操作中にカートリッ
ジ本体1とプランジャ3との間に隙間を発生することが
ないので、シーラント漏れを防止することができる。
また、上記構成においてカートリッジ本体の内径を長さ
方向に同一にしてあるため、プランジャを後端部から先
端部へ押し出すときの摺動操作を極めて円滑にすること
ができる。
なお、上記実施例では、吐出部2にノズル5を螺着する
構造の場合について説明したが、本考案は吐出部を直接
ノズルに形成する形式のシーラント用カートリッジの場
合にも適用可能である。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案のシーラント用カートリッジ
は、プランジャを内装した合成樹脂製のシーラント用カ
ートリッジにおいて、先端の端部壁の表面に吐出部の基
端部周辺から外周縁に向かう複数本の突条を一体形成
し、プランジャの押込みに伴って上昇するシーラント内
圧に対して少ない樹脂材料を以て変形しにくくする一
方、円筒状のカートリッジ本体自体を、長さ方向に内径
を同一径に形成すると共に、肉厚を長さ方向に先端ほど
厚くなるテーパ状にして上記端部壁に接合させたので、
カートリッジ本体全体として薄肉化しても歪みを防止
し、それによってカートリッジ本体とプランジャとの間
からのシーラントの漏れを防止することができるように
なる。また、このような薄肉化によってシーラント用カ
ートリッジの軽量化を可能にし、かつ生産コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例からなるシーラント用カートリ
ッジの縦断面図、第2図は第1図のII−II矢視図、第3
図は第2図のIII−III矢視図である。 1……カートリッジ本体、1a……端部壁、2……吐出
部、7……突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製の円筒状カートリッジ本体の先
    端に、その長手方向にほぼ直交する端部壁と該端部壁中
    央に設けた吐出部とを一体成形すると共に、前記カート
    リッジ本体にプランジャを摺動可能に内設したシーラン
    ト用カートリッジにおいて、 前記カートリッジ本体の内径を長さ方向に同一径に形成
    すると共に、その肉厚を長さ方向に先端に向かうほど厚
    くなるテーパ状に形成し、かつ前記端部壁の表面に、前
    記吐出部の基端部周辺から該端部壁の外周縁に向かう複
    数本の突条を一体形成したことを特徴とするシーラント
    用カートリッジ。
JP1985179909U 1985-11-25 1985-11-25 シ−ラント用カ−トリツジ Expired - Lifetime JPH0621872Y2 (ja)

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JPS6290335U JPS6290335U (ja) 1987-06-09
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JPS53135254U (ja) * 1977-03-28 1978-10-26
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