JPH06218727A - 水中カット造粒装置 - Google Patents

水中カット造粒装置

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JPH06218727A
JPH06218727A JP50A JP2997193A JPH06218727A JP H06218727 A JPH06218727 A JP H06218727A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2997193 A JP2997193 A JP 2997193A JP H06218727 A JPH06218727 A JP H06218727A
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JP
Japan
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pressure
cutter knife
resin
die
cutter
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JP50A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Yamazaki
伸宏 山崎
Shinichi Fukumizu
伸一 福水
Masashi Konno
正志 紺野
Osamu Ikeda
治 池田
Nobuki Nagami
信樹 永見
Shinji Kurose
真司 黒瀬
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B9/00Making granules
    • B29B9/02Making granules by dividing preformed material
    • B29B9/06Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
    • B29B9/065Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion under-water, e.g. underwater pelletizers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッタナイフの回転数又は樹脂圧力に応じて
ダイへの押しつけ力が自動調整され、カッタナイフを常
に最適圧力でダイへ押しつけることができる水中カット
造粒装置を提供する。 【構成】 水室2内でダイ3から押し出される樹脂を切
断するカッタナイフ4と、該カッタナイフ4が先端に放
射状に取り付けられるカッタシャフト6と、該カッタシ
ャフト6を回転駆動する可変速モータ9と、エアー源P
から空気圧力を供給され前記カッタシャフト6を介して
カッタナイフ4をダイ3に押しつける空圧シリンダ11
とを備えた水中カット造粒装置1において、前記可変速
モータ9の回転数入力を受け、回転数が上がると前記供
給圧を下げるよう出力する供給圧判断手段20と、前記
出力に応じ、前記流体圧シリンダ11に対する供給圧を
増減させる圧増減手段21とを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂の水中カット造粒
装置に係わり、特にそのカット装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水中カット造粒装置を図10に基
づき説明する。図10は水中カット造粒装置の縦断面図
である。図10において、水中カット造粒装置1は、図
示されないフィーダへ供給される樹脂材料を溶融・混練
し、ギヤポンプ等によってダイ3に設けられた多数の細
いノズル3aから溶融した樹脂を水室2内に押し出し、
冷却しながら回転するカッタナイフ4で切断して樹脂ペ
レットを製造するものである。カッタナイフ4はカッタ
シャフト6の先端のナイフホルダ5に放射状に取り付け
られており、カッタシャフト6は前記水室2及び該水室
2と水封遮断されるハウジング13に可回動に貫挿され
るとともに、カップリング10を介して可変速モータ9
で回転駆動される。16、16は前記ハウジング13内
へ摺動自在にして内挿されるベアリングハウジングであ
り、カッタシャフト6が回転自在となるよう軸受7、7
により枢支してなる他、空圧シリンダ11のロッド17
に接続するフランジ8に当接する連結部材15を一体的
に取り付けてなる。カッタシャフト6はフランジ8・連
結部材15・軸受7、7及びその間に介装されたスリー
ブ14を介して空圧シリンダ11によってダイ3の方向
へ押しつけ力を付加されている。したがって、カッタナ
イフ4はダイ3に一定圧力で押しつけられながら回転し
ている。空圧シリンダ11は、エアー源Pからレギュレ
ータ12を通じて空気圧力を供給されており、前記押し
つけ力は、レギュレータ12を調整することで所定の値
に設定される。この押しつけ力は一度設定したらそのま
ま、即ち一定の押しつけ力で運転される。
【0003】上述のペレットへの切れやすさは樹脂によ
って差があり、例えば、ポリエチレンなどは切れやす
く、ポリプロピレンなどは切れにくい。したがって、ポ
リエチレンなどはカッタナイフ4をダイ3から離してい
ても切断出来る。しかし、ポリプロピレンなどは切れに
くいためカッタナイフ4をダイ3に押しつけながら回転
させて切断しているものである。この押しつけ力を付与
する方法としては、ナイフホルダ5とカッタシャフト6
との間にスプリングを介装させ、スプリングの付勢力で
押しつけ力を付与する方法も知られている。しかし、ス
プリングでは微妙な押しつけ力を付与することが難し
い。そこで、上述のように、空圧シリンダ11による方
法を採用し微妙な押しつけ力を付与することを可能とし
ているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のカッ
タナイフ4はプロペラに似た形状であり、高速回転では
ダイ3に吸い寄せられダイ3側にたわむ。これによっ
て、押しつけ力が増加する。この傾向は高速回転になる
程著しい。ところが常に均一の形状のペレットを生産す
るためには、生産量に応じて回転数を変化させる必要が
あるため、生産量を増加させる時には、カッタナイフ4
の周速を上げる必要がある。また水中カット造粒装置1
が大型化すればするほど、プロペラ効果が大きく影響す
るようになり、カッタナイフ4の摩耗量が大きくなると
いう問題が発生した。この摩耗量の増加の原因を調べた
結果上述のプロペラ効果が大きく寄与していることが明
らかになった。すなわち、高速回転によって押しつけ力
がが高くなり過ぎ、カッタナイフ4の摩耗が早くなって
いたものである。
【0005】また、上述のように、カッタナイフ4の押
しつけ力が高すぎれば、カッタナイフ4の摩耗が早くな
り、一方、低すぎると、ダイ3のノズル3aから押し出
される樹脂の圧力でカッタナイフ4が押し戻されて、押
しつけが利かない状態となり切断不良となる。この樹脂
圧力は、樹脂の種類、生産量、樹脂温度等の生産条件に
よって変動し、従って、生産条件が変わる度に押しつけ
力を調整する必要があり、生産性が悪くなるという問題
があった。
【0006】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、カッタナイフの回転数又は樹脂圧力に応じてダイ
への押しつけ力が自動調整され、カッタナイフを常に最
適圧力でダイへ押しつけることができる水中カット造粒
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における水中カット造粒装置は、水室内でダ
イから押し出される樹脂を切断するカッタナイフと、該
カッタナイフが先端に放射状に取り付けられるカッタシ
ャフトと、該カッタシャフトを回転駆動する可変速モー
タと、流体圧力源から流体圧力を供給され前記カッタシ
ャフトを介してカッタナイフをダイに押しつける流体圧
シリンダとを備えた水中カット造粒装置において、前記
可変速モータの回転数入力を受け、回転数が上がると前
記供給圧を下げるよう出力する供給圧判断手段と、前記
出力に応じ、前記流体圧シリンダに対する供給圧を増減
させる圧増減手段とを設けたものである。
【0008】また、水室内でダイから押し出される樹脂
を切断するカッタナイフと、該カッタナイフが先端に放
射状に取り付けられるカッタシャフトと、該カッタシャ
フトを回転駆動するモータと、流体圧力源から流体圧力
を供給され前記カッタシャフトを介してカッタナイフを
ダイに押しつける流体圧シリンダとを備えた水中カット
造粒装置において、前記樹脂の上流側の樹脂圧力の入力
を受け、該樹脂圧力が上がると前記供給圧を上げるよう
出力する供給圧判断手段と、前記出力に応じ、前記流体
圧シリンダに対する供給圧を増減させる圧増減手段とを
設けたものとすることもできる。
【0009】
【作用】上記構成によれば、上述の水中カット造粒装置
は、カッタナイフを回転させる可変速モータの回転数を
検出し、CPU等を用いた供給圧判断手段により回転数
が上がると前記供給圧を下げるよう信号を出力し、この
信号に基づき減圧弁等を用いた圧増減手段により流体圧
シリンダに対する供給圧を制御してカッタナイフのダイ
への押しつけ力を自動調整する。
【0010】また、ダイから押し出される樹脂の上流側
の樹脂圧力の入力を検出し、供給圧判断手段により樹脂
圧力が上がると前記供給圧を上げるよう信号を出力し、
樹脂圧力に応じてカッタナイフのダイへの押しつけ力を
自動調整する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。まず、本発明の水中カット造粒装置の第
1実施例を図1乃至図5に基づき説明する。図1は第1
実施例の構成を示す図、図2はの制御部のブロック図、
図3はカッタナイフの回転数と押しつけ力との関係を示
す図、図4は圧増減手段の他の実施例のブロック図、図
5は、図4の圧増減手段のカッタナイフの回転数と空圧
シリンダに対する供給圧との関係を示す図である。な
お、図1において、図10と同様の作用を有する部分に
は同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0012】まず、構成を図1及び図2に基づき説明す
る。図1において、図10と異なる点は、可変速モータ
9にタコジェネレータ20が取り付けられ、エアー源P
と空圧シリンダ11との間にレギュレータに代えて電磁
比例減圧弁21が設けられ、該電磁比例減圧弁21にタ
コジェネレータ20の出力が送出されるようになってい
る点である。図2において、タコジェネレータ20、ア
ンプ22、及び供給圧設定回路23で供給圧判断手段2
4を構成し、可変速モータ9の回転数をタコジェネレー
タ20が検出して回転数に比例した電圧信号を出力し、
この信号をアンプ22により増幅した後、供給圧設定回
路23で回転数に比例して電圧を漸減させる圧力調整信
号として電磁比例減圧弁21に出力する。電磁比例減圧
弁21は圧増減手段25を構成し、この電気信号を圧力
に変換するとともにエアー源Pから供給される圧力を信
号に応じて減圧し、電気信号に比例した空気圧力を発生
する。この減圧し制御されたエアーが空圧シリンダ11
に供給される。
【0013】ここで、図3に基づきカッタナイフのプロ
ペラ効果による押しつけ力の補償方法を説明する。図3
はカッタナイフの回転数と押しつけ力との関係を示す図
である。図3において、実際にカッタナイフにかかる押
しつけ力Pr は、Pr = P+Pp である。ここで、P
は空圧シリンダによる押しつけ力、Pp は、カッタナイ
フのプロペラ効果による押しつけ力である。そこで、カ
ッタナイフのプロペラ効果による押しつけ力Pp はカッ
タナイフの回転数(可変速モータの回転数)とほぼ比例
するとみなせるから、空圧シリンダによる押しつけ力P
をカッタナイフの回転数に応じて比例制御(漸減)して
やると実際にカッタナイフにかかる押しつけ力Pr をカ
ッタナイフの回転数に関わらず一定に保つことができ
る。したがって、上述の構成では回転数に比例した電気
信号を発生させ、この電気信号を供給圧設定回路23で
回転数に比例して電圧が漸減するよう変換して電磁比例
減圧弁に入力し、回転数に比例して供給圧が漸減するよ
うにしている。
【0014】次に、図1に基づき作動を説明する。図1
において、カッタナイフ4の回転数(可変速モータ9の
回転数)が高速になると、カッタナイフ4のダイ3への
押しつけ力がプロペラ効果によって増大する。一方、タ
コジェネレータ20の出力が増大し、これに応じて電磁
比例減圧弁21がエアー源Pから空圧シリンダ11に供
給される空気圧力を減圧し、空圧シリンダ11によって
カッタナイフ4に付与されている押しつけ力が減少す
る。従って、プロペラ効果による押しつけ力の増大が相
殺され、カッタナイフ4のダイ3への押しつけ力は回転
数に関わらず一定に維持される。
【0015】ここで、図2の供給圧設定回路23をCP
U等を用いて構成し、プロペラ効果による押しつけ力を
上述の単純な比例式ではなく、水温T・回転速度v・ナ
イフ形状定数k等の関数f(T,v,k)で表して前記
CPUに記憶・演算させれば、さらに高精度に実際にカ
ッタナイフにかかる押しつけ力をコントロールすること
もできる。また、実際にカッタナイフすなわちカッタシ
ャフトにかかる反力を測定し、前記CPU等を用いてフ
ィードバック制御をしても、同様に高精度にコントロー
ルすることができる。
【0016】図4に他の圧増減手段を用いた実施例を示
す。図4において、図1の電磁比例減圧弁21に代え
て、エアー源Pと空圧シリンダとの間に各電磁弁V1
至Vnと各減圧弁R1 乃至Rn とからなる減圧回路U1
乃至Un が複数並列接続され、各減圧弁R1 乃至Rn
予め供給圧をP1 乃至Pn に設定されている。図5にお
いて、これを各回転数N1 乃至Nn に対応して各電磁弁
1 乃至Vn をONすると、カッタナイフの回転数に対
して空圧シリンダへの供給圧を段階的に漸減することが
できる。これによれば、電磁比例減圧弁を使用しないの
で低コストとすることができる。
【0017】次に、本発明の水中カット造粒装置の第2
実施例を図6乃至図9に基づき説明する。図6は第2実
施例の構成を示す図、図7は図6の制御部のブロック
図、図8は樹脂圧力と押しつけ力との関係を示す図、図
9は圧増減手段の樹脂圧力と空圧シリンダに対する供給
圧との関係を示す図である。
【0018】まず、構成を図6及び図7に基づき説明す
る。図6において、図1と異なる点は、図1において可
変速モータ9にタコジェネレータ20が取り付けられ、
該タコジェネレータ20の出力が電磁比例減圧弁21に
送出されるようになっているのに代えて、ダイ3から押
し出される樹脂の上流側、すなわち押出部33内に圧力
計31の検出端31aを設け、該圧力計31の出力が電
磁比例減圧弁21に送出されるようになっている点であ
る。また、図7において図2と異なる点は、図2におい
てタコジェネレータ20、アンプ22、及び供給圧設定
回路23が供給圧判断手段24を構成するのに代えて、
アンプ32のみが供給圧判断手段34を構成する点であ
る。これによって、樹脂圧力を圧力計31が検出して樹
脂圧力に比例した電気信号を出力し、この信号をアンプ
32により増幅し、そのまま圧力調整信号として電磁比
例減圧弁21に出力する。電磁比例減圧弁21は、この
電気信号を圧力に変換するとともに、エアー源Pから供
給される圧力を信号に応じて減圧し、電気信号に比例し
た空気圧力を発生する。この減圧し制御されたエアーが
空圧シリンダ11に供給される。
【0019】従って、図8に示すように、空圧シリンダ
は樹脂圧力に比例して増加する押しつけ力を発生する。
【0020】次に、図6に基づき作動を説明する。図6
おいて、樹脂圧力が高くなると、ダイ3のノズル3aか
ら押し出される樹脂の圧力でカッタナイフ4が押し戻さ
れようとする。一方、圧力計31の出力が増大し、これ
に応じて電磁比例減圧弁21がエアー源Pから空圧シリ
ンダ11に供給される圧力を調整して増圧し、カッタナ
イフ4に付与される押しつけ力が増大する。従って、カ
ッタナイフ4は樹脂圧力によって押し戻されることなく
設定された押しつけ状態を維持する。逆に、樹脂圧力が
低くなると、圧力計31の出力に応じて電磁比例減圧弁
21がエアー源Pから空圧シリンダ11に供給される圧
力を減圧し、前記押しつけ力が減少する。従って、カッ
タナイフ4は押しつけ力が強くなり過ぎることなく設定
された押しつけ状態を維持する。
【0021】このように、樹脂圧力に応じて押しつけ力
が自動調整されるので、樹脂圧力が変動しても、押しつ
けが利かなくなって切断不良となったり、逆に押しつけ
が強過ぎてカッタナイフ4の摩耗が増大するのを防ぐこ
とができる。また、樹脂の種類、生産量、樹脂温度等の
生産条件が変わっても押しつけ力をその都度調整する必
要がなく、連続運転が可能となるので生産性を向上させ
ることができる。
【0022】ここで、図7において、上述の実施例1の
場合と同様に、供給圧判別手段34をCPU等を用いて
構成し、図8に示す押しつけ力と樹脂圧力との関係を単
純な比例式ではなく、より適した関数形としてより高精
度に押しつけ力をコントロールすることもできる。
【0023】さらに、上述の実施例1の場合と同様に、
図4の圧増減手段の各減圧弁R1 乃至Rn の設定圧P1
乃至Pn を図9に示すように漸増する設定圧P1 ′乃至
n′とし、樹脂圧力PS1 乃至PSn に対応して各電
磁弁V1 乃至Vn をONすると、樹脂圧力に対して空圧
シリンダへの供給圧を段階的に漸増することができる。
これによれば、電磁比例減圧弁を使用しないので低コス
トとすることができる。
【0024】なお、以上の実施例では流体を空気として
説明したが、実施例に限定されるものではなく、流体が
油であっても同様に本発明を適用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の水中カット造粒装置は上述のよ
うに、モータの回転数が上がると供給圧を下げるよう出
力する供給圧判断手段と、押しつけ力を付与する流体圧
シリンダへの供給圧を前記出力に応じて増減させる圧増
減手段とを設け、カッタナイフの回転数に関わらずダイ
への押しつけ力を一定に保つよう自動調整するので、カ
ッタナイフが常に最適圧力でダイへ押しつけられ、カッ
タナイフの摩耗量を最小限に押さえることができる。特
に、石化プラントに使用される水中カット造粒装置の場
合は、連続操業が要求され、カッタナイフの交換期間を
長くすることが求められるので、その効果は非常に大き
い。
【0026】また、樹脂圧力が上がると供給圧を上げる
よう出力する供給圧判断手段と、押しつけ力を付与する
流体圧シリンダへの供給圧を前記出力に応じて増減させ
る圧増減手段とを設けると、樹脂の圧力に応じてダイへ
の押しつけ力を増減して自動調整するので、樹脂の種
類、生産量、樹脂温度等の生産条件が変わっても押しつ
け力をその都度調整する必要がなく、連続運転が可能と
なるので生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水中カット造粒装置の構成を示す図で
ある。
【図2】制御部のブロック図である。
【図3】カッタナイフの回転数と押しつけ力との関係を
示す図である。
【図4】圧増減手段の他の実施例のブロック図である。
【図5】図4の実施例のカッタナイフの回転数と空圧シ
リンダに対する供給圧との関係を示す図である。
【図6】第2実施例の構成を示す図である。
【図7】図6の制御部のブロック図である。
【図8】樹脂圧力と押しつけ力との関係を示す図であ
る。
【図9】圧増減手段の他の実施例の樹脂圧力と空圧シリ
ンダに対する供給圧との関係を示す図である。
【図10】従来の水中カット造粒装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
P エアー源 1 水中カット造粒装置 2 水室 3 ダイ 4 カッタナイフ 6 カッタシャフト 9 可変速モータ(モータ) 11 空圧シリンダ 20 タコジェネレータ(供給圧判断手段) 21 電磁比例減圧弁(圧増減手段) 22 アンプ(供給圧判断手段) 23 供給圧設定回路(供給圧判断手段) 25 圧増減手段 31 圧力計(圧力検出手段) 34 供給圧判断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 治 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 永見 信樹 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 黒瀬 真司 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水室内でダイから押し出される樹脂を切
    断するカッタナイフと、該カッタナイフが先端に放射状
    に取り付けられるカッタシャフトと、該カッタシャフト
    を回転駆動する可変速モータと、流体圧力源から流体圧
    力を供給され前記カッタシャフトを介してカッタナイフ
    をダイに押しつける流体圧シリンダとを備えた水中カッ
    ト造粒装置において、前記可変速モータの回転数入力を
    受け、回転数が上がると前記供給圧を下げるよう出力す
    る供給圧判断手段と、前記出力に応じ、前記流体圧シリ
    ンダに対する供給圧を増減させる圧増減手段とを設けた
    ことを特徴とする水中カット造粒装置。
  2. 【請求項2】 水室内でダイから押し出される樹脂を切
    断するカッタナイフと、該カッタナイフが先端に放射状
    に取り付けられるカッタシャフトと、該カッタシャフト
    を回転駆動するモータと、流体圧力源から流体圧力を供
    給され前記カッタシャフトを介してカッタナイフをダイ
    に押しつける流体圧シリンダとを備えた水中カット造粒
    装置において、前記樹脂の上流側の樹脂圧力の入力を受
    け、該樹脂圧力が上がると前記供給圧を上げるよう出力
    する供給圧判断手段と、前記出力に応じ、前記流体圧シ
    リンダに対する供給圧を増減させる圧増減手段とを設け
    たことを特徴とする水中カット造粒装置。
JP50A 1993-01-25 1993-01-25 水中カット造粒装置 Pending JPH06218727A (ja)

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