JPH06218687A - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド

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Publication number
JPH06218687A
JPH06218687A JP755693A JP755693A JPH06218687A JP H06218687 A JPH06218687 A JP H06218687A JP 755693 A JP755693 A JP 755693A JP 755693 A JP755693 A JP 755693A JP H06218687 A JPH06218687 A JP H06218687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot hand
hand
radial direction
tool
hook
Prior art date
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Pending
Application number
JP755693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Suzuki
秀明 鈴木
Hiroyuki Segawa
博之 勢川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP755693A priority Critical patent/JPH06218687A/ja
Publication of JPH06218687A publication Critical patent/JPH06218687A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の異なる工具を短時間にて装着して作業
を行うことができるロボットハンドを提供することを目
的とする。 【構成】ロボットハンドは少なくとも3本の爪15を有
し、爪15の各々は独立に半径方向に沿って移動するこ
とができるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多品種少量生産工程にて
使用して好適なロボットハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】ロボット装置を多品種少量生産工程にて
使用する場合、1台のロボット装置が多くの異なる作業
をする必要がある。そこで問題となるのは、1台のロボ
ット装置に多数の異なる工具を装着させる必要があるこ
とである。斯かる場合、従来のロボット装置では次の2
通りの方法が採られていた。
【0003】(1) 予め使用する工具を用意しておいてロ
ボット装置にその工具を1個づつ装着して作業を行う。 (2) ロボット装置がタレットハンドの如きハンドを有す
る場合には、1度に多数の工具を装着しておいて、その
工具を順次使用して作業する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
場合では工具を交換する度に各工具の形状に対応したロ
ボットハンドをロボット装置に装着する必要があり、従
って工具の交換に時間がかかる欠点がある。第2の場合
では1台のロボット装置が各工具の形状に対応したロボ
ットハンドを有するように構成されており、従って、作
業工程が変化すると異なる工具を装着することができる
ように、ロボットハンドを設計し直す必要があった。ま
た、1度に装着することができる工具数に限界があるた
め、作業内容は斯かる工具数に制限される欠点がある。
【0005】本発明は斯かる点に鑑み、多数の異なる工
具を短時間にて装着して作業を行うことができるロボッ
トハンドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のロボットハンド
によれば、少なくとも3本の爪15を有し、爪15の各
々は独立に半径方向に沿って移動することができるよう
に構成されている。
【0007】本発明のロボットハンドによれば、爪15
の位置を検出するポテンショメータ31と爪15の位置
を記憶する記憶装置45が備えられており、爪15の各
々は記憶装置45に記憶された爪15の位置に移動する
ように構成されている。トハンド。
【0008】本発明のロボットハンドによれは、爪15
は駆動モータ23の電流値が所定の値より大きくなった
とき移動を停止するように構成されている。
【0009】
【作用】本発明によれば、ロボットハンドは爪15の各
々が独立に半径方向に沿って移動することができるよう
に構成されており、複雑な形状の工具又は被加工物を掴
むことができる。
【0010】
【実施例】以下に図1〜図4を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は本発明のロボットハンドの外
観を示す図であり、ロボットハンドは本体21のケーシ
ング33より突出した複数の例えば8本の爪15を有す
る。本体21は円筒形状をなしており、ケーシング33
の円形面には半径方向に延在する溝35が形成されてお
り、斯かる溝35より爪15が軸線方向に延在してい
る。
【0011】爪15は溝35に沿って半径方向に移動す
ることができ、各爪15は互いに独立に移動することが
できるように構成されている。即ち、爪15の各々には
それぞれ対応した駆動モータが配置されており、各爪1
5は斯かる駆動モータによってそれぞれ互いに独立に駆
動される。
【0012】図2に本発明のロボットハンドの構成例を
示す。本例によると、ロボットハンドは本体21と本体
21内に配置されたハンド部11とを有する。ハンド部
11はハンジング13と斯かるハウジング13より延在
する爪15を有する。ハンド部11は半径方向に沿って
配置された2本のガイド軸28によって滑動可能に支持
されている。ハンド部11の上端は半径方向に沿って配
置されたリードスクリュウ27に係合している。リード
スクリュウ27が回転するとハンド部11は2本のガイ
ド軸28に沿って半径方向に移動する。
【0013】リードスクリュウ27は歯車を含む減速装
置25によって小型のDCモータ23に接続されてい
る。DCモータ23が回転すると、減速装置25を経由
してリードスクリュウ27に回転が伝動され、リードス
クリュウ27が回転すると、ハンド部11は半径方向に
移動する。
【0014】本例のロボットハンドには、ハンド部11
の移動を停止させるための適当な手段が設けられてお
り、例えば、DCモータ23の電流が所定の値より大き
くなったとき、DCモータ23を停止させてハンド部1
1の移動を停止させるように構成してよい。
【0015】図示のように、ハンド部11の経路に沿っ
て適当な変位検出装置、例えば、ポテンショメータ31
が配置されている。斯かるポテンショメータ31によっ
てハンド部11の半径方向の位置が検出される。ポテン
ショメータ31によって検出されたハンド部11の位置
は図示しない適当な記憶装置によって記憶される。
【0016】こうして、本例のロボットハンドは爪15
の数に対応したハンド部11を有しており、斯かるハン
ド部11の各々はそれに対応した駆動装置によって互い
に独立に作動される。
【0017】次に図3に本発明のロボットハンドの構成
例を示す。本例によると、制御回路41と駆動増幅器4
3と記憶装置45とを含む信号処理装置が備えられてお
り、制御回路41は外部より供給された起動/停止信号
と記憶装置45より供給された位置信号と駆動増幅器4
3より供給された電流信号を入力し、駆動増幅器43に
制御信号を出力するように構成されている。斯かる信号
処理装置は各ハンド部11に対して1個づつ即ちハンド
部11の数だけ設けてもよいが、集合化された1台の信
号処理装置として構成してもよい。
【0018】図3及び図4を参照して本発明のロボット
ハンドの動作を説明する。図4は本発明のロボットハン
ドに含まれるハンド部11の動作の流れを示すブロック
図であり、各ハンド部11は斯かるブロック図に従って
それぞれ互いに独立に作動する。先ずステップ101か
らステップ102に進む。即ち、制御回路41に外部よ
りロボットハンドを作動するべく起動信号が供給される
と、制御回路41より駆動増幅器43に制御信号が供給
される。ステップ103にて、DCモータ23に駆動電
力が供給されてDCモータ23が回転する。DCモータ
23の回転はハンド部11の半径方向の運動に伝達され
る。
【0019】ハンド部11の爪15が工具又は被加工品
を掴むと、駆動増幅器43にてDCモータ23に供給さ
れる電流が増加し、斯かる電流値を示す電流信号は制御
回路41にフィードバックされる。ステップ104で
は、斯かる電流値が所定の値より大きいか否かが判定さ
れる。この電流値が所定の値を越えない限り、DCモー
タ23に電流が供給され続ける。この電流値が所定の値
を越えたとき、ステップ105に進み、制御回路41よ
り駆動増幅器43に制御信号が供給され、DCモータ2
3は停止する。こうして、ロボットハンドによって工具
又は被加工品が保持される。
【0020】ステップ106では、各ハンド部11の位
置がポテンショメータ31によって検出され、斯かる位
置を示す値が記憶装置45に記憶される。
【0021】次に本発明のロボットハンドの学習機能に
ついて説明する。ロボットハンドによって再び同一形状
の工具又は被加工品を掴むときは、各ハンド部11を記
憶装置45によって記憶された各ハンド部11の位置ま
で移動させる。各ハンド部11の爪15が工具又は被加
工品に当接してそれに対応したDCモータ23の電流が
所定の値より大きくなると、そのDCモータ23は停止
する。
【0022】こうして、ハンド部11の運動が停止する
と、各ハンド部11に装着された爪15によって工具又
は被加工品が掴まれる。
【0023】ハンド部11が記憶装置45によって記憶
された位置まで移動される場合、例えば、DCモータ2
3は通常の回転速度より大きい回転速度によって回転さ
れる。それによって、ロボットハンドが同一形状の工具
又は被加工品を掴む場合には、初めて斯かる工具又は被
加工品を掴む場合より短時間にて作業がなされることが
できる。
【0024】本発明のロボットハンドの学習機能はロボ
ットハンドに含まれる各爪15が各々独立に移動するよ
うに構成されていることによって提供される。即ち、各
ハンド部11はそれぞれ対応した駆動装置と制御装置に
よって作動されるように構成され、それによって斯かる
学習機能が提供される。
【0025】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、多品種少量生産にて1
つのロボットハンドが多数の工具又は被加工品を掴むこ
とができるから、作業工程を簡略化し且つ短縮すること
ができる利点がある。
【0027】本発明によると、1つのロボットハンドが
多数の異なる工具を掴むことができるから、多品種少量
生産工程にて工具の交換時間を短縮することができる利
点がある。
【0028】本発明によると、1つのロボットハンドが
多数の異なる工具を掴むことができるから、作業工程が
変化すると異なる工具を装着することができるように、
ロボットハンドを設計し直す必要がない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボットハンドの例の斜視図である。
【図2】本発明のロボットハンドの例の構成を示す図で
ある。
【図3】本発明のロボットハンドの例の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明のロボットハンドの動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
11 ハンド部 13 ハンジング 15 爪 21 本体 23 DCモータ 25 減速装置 27 リードスクリュウ 28 ガイド軸 31 ポテンショメータ 33 ケーシング 35 溝 41 制御回路 43 駆動回路 45 記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3本の爪を有し、該爪の各々
    は独立に半径方向に沿って移動することができるように
    構成されたロボットハンド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロボットハンドにおい
    て、上記爪の位置を検出するポテンショメータと上記爪
    の位置を記憶する記憶装置が備えられており、上記爪の
    各々は上記記憶装置に記憶された爪の位置に移動するよ
    うに構成されていることを特徴とするロボットハンド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のロボットハンドに
    おいて、上記爪は駆動モータの電流値が所定の値より大
    きくなったとき移動を停止するように構成されているこ
    とを特徴とするロボットハンド。
JP755693A 1993-01-20 1993-01-20 ロボットハンド Pending JPH06218687A (ja)

Priority Applications (1)

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JP755693A JPH06218687A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 ロボットハンド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP755693A JPH06218687A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 ロボットハンド

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JPH06218687A true JPH06218687A (ja) 1994-08-09

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ID=11669079

Family Applications (1)

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JP755693A Pending JPH06218687A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 ロボットハンド

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JP (1) JPH06218687A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001076982A1 (fr) * 2000-04-11 2001-10-18 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Dispositif de transfert de receptacle de comprimes
JP2003025266A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電動チャック

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001076982A1 (fr) * 2000-04-11 2001-10-18 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Dispositif de transfert de receptacle de comprimes
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