JPH06218675A - ステープルを成形して打ち込む装置 - Google Patents

ステープルを成形して打ち込む装置

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JPH06218675A
JPH06218675A JP3040161A JP4016191A JPH06218675A JP H06218675 A JPH06218675 A JP H06218675A JP 3040161 A JP3040161 A JP 3040161A JP 4016191 A JP4016191 A JP 4016191A JP H06218675 A JPH06218675 A JP H06218675A
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    • B25C5/00Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
    • B25C5/06Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor without provision for bending the ends of the staples on to the work
    • B25C5/08Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor without provision for bending the ends of the staples on to the work with means for forming the staples in the tool
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 厚いシートの束を受け入れてステープル留め
でき、作動部品の摩耗により生じる問題を解消する簡単
な低廉なステープラー。 【構成】 切断したステープルワイヤからステープルを
成形する成形手段4と、各ステープルワイヤを当てて曲
げるための成形ブロックと、成形されたステープルを被
加工片に向けて打ち込むための駆動手段3を備える。成
形手段4及び駆動手段3は平らなプレートで成り、駆動
手段は成形手段の切欠部33内でスライドすることがで
き、両方のプレートは平行離間したガイドプレート5、
6にスライド接触する。駆動部材7が駆動手段3にリン
クされ、引っ込み可能なリンクピン38により成形手段
4に解離可能にリンクされている。駆動部材7は、駆動
ストローク中の所定の点において成形手段4から解離さ
れ、駆動部材は駆動手段を成形手段に対して動かし、成
形されたステープルを被加工片に向けて打ち込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステープルを成形して
打ち込む装置に係り、より詳細には、プリンタや、電子
写真複写機のようなコピー装置から出力されるペーパー
シートの束を自動的にステープル留めするのに有用なス
テープラーに係るが、これに限定されるものではない。
【0002】本発明のステープラーは、動作機構の単一
ストローク中にステープルを成形して打ち込む種類のも
ので、所定長さに切断されたステープルワイヤからステ
ープルを成形するための成形手段と、この成形手段によ
り各ステープルワイヤを当てて曲げるための成形ブロッ
クと、各々の成形されたステープルを被加工片に向けて
打ち込むための駆動手段とを備えている。
【0003】
【従来技術】ステープルの成形と打ち込みの両方を行な
う種類のステープラーとしては、これまでに主として2
つの種類のものがある。第1の種類は、ステープラー内
の切断機構により連続ワイヤリールから必要に応じてあ
る長さのステープルワイヤを切断する。この種類のステ
ープラーは、ワイヤ送り及び切断機構を内蔵していなけ
ればならず、従って、複雑で且つコストの高いものにな
る。第2の種類のステープラーでは、所定長さに切断さ
れたステープルワイヤが連続ストリップに接着材で横に
並んで固定されるか又は例えばプラスチック材料のテー
プに固定されることによりベルト又はウェブの形態で送
られる。ある長さのベルトをコイルに形成するというス
テープルワイヤのベルトの例が米国特許第3,335,
856号に開示されている。コイル状にしたステープル
ワイヤのベルトを使用したステープラーもしくはタッカ
ーが米国特許第3,009,156号、第3,524,
575号、第4,542,844号及びヨーロッパ特許
第0059713号に開示されている。コイル状にした
サンプルワイヤのベルトとは別に、米国特許第4,62
3,082号に開示されたステープラーは、ステープル
ワイヤシートの束を含むカートリッジを使用しており、
これらのワイヤシートは、カートリッジの底部端にある
スロットを通してシート送り機構により次々に送られ
て、各々のステープルワイヤがステープラーのステープ
ルヘッドへ順次にもっていかれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら公知のステープ
ラーには種々の欠点がある。これらは、一般に、多数の
要素を含んでおり、その幾つかは複雑であり、従って製
造経費が高いことである。駆動機構や、成形機構や、ス
テープルを当てて成形するための成形ブロック即ちアン
ビルは、摩耗を受け易く、装置の有効寿命中にジャミン
グを生じるおそれが高くなる。設計を簡単化するための
これまでの試みは、信頼性を犠牲にするという問題を招
いており、シートの束のためのステープラーの場合に
は、うまくステープル留めすることのできるペーパの枚
数に下限がある。
【0005】本発明は、あまり複雑でなく且つあまり高
価でないステープラーであって、これまで以上に厚いシ
ートの束を受け入れてうまくステープル留めすることが
できると同時に、作動部品の摩耗により生じる幾つかの
問題を解消するようなステープラーを提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ステー
プルを単一のストロークで成形して打ち込む装置であっ
て、所定長さに切断されたステープルワイヤからステー
プルを成形するための成形手段と、この成形手段により
各ステープルワイヤを当てて曲げるための成形ブロック
と、各々の成形されたステープルを被加工片に向けて打
ち込むための駆動手段とを備えている装置において、上
記成形手段及び駆動手段は、各々、実質的に平らなプレ
ートより成り、駆動手段は成形手段の切欠部分内でスラ
イドすることができ、そして両方のプレートはそれらの
2つの主面が平行離間されたガイドプレートにスライド
接触するようになっており、上記駆動手段にリンクされ
ていると共に上記成形手段に解離可能にリンクされてい
る共通の駆動部材が最初にこれら駆動手段及び成形手段
を一緒に駆動して上記成形ブロックの周りでステープル
を成形するように構成され、成形されたステープル内か
ら上記成形ブロックを引っ込めるための手段が設けられ
ており、そして駆動ストローク中の所定の点において上
記成形手段から駆動部材を解離するための手段が設けら
れており、解離の後に、上記駆動部材は駆動手段のみを
駆動して、この駆動手段を成形手段に対して動かし、成
形されたステープルを被加工片に向けて打ち込むように
することを特徴とする装置が提供される。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明によるステ
ープラーを一例として詳細に説明する。
【0008】ステープラーの主たるフレームは、2つの
側部フレーム部材11と、フロントプレート5と、リア
プレート6と、ブラケット13と、シャフト12であ
る。フロントプレート5は上下の側部ラグ21及び22
を有し、リアプレート6はそれに対応する上下の側部ラ
グ23及び24を有している。フロント及びリアプレー
トは、それらの側部ラグを側部フレーム部材11の垂直
前縁にあるくぼみ部25及び26に嵌合することにより
側部プレート部材11間に配置される。フロント及びリ
アプレート5及び6は、側部フレーム部材11の前縁に
形成された横方向エンドストッパ27により効果的に互
いにクランプされる。U字型のブラケット13は、側部
フレーム部材11の各外面に隣接する垂直アーム28を
有しており、例えば、側部フレーム部材11のエンドス
トッパ27により形成されるような対応形状部に係合す
る形状とされる。シャフト12は、肩部の付いた端29
を有し、これは側部フレーム部材11の穴30に嵌合さ
れ、ネジ(図示せず)によって固定される。ブラケット
13のアーム28に設けられた穴31は穴30よりも若
干大きく、必要な水平又は垂直の調整を行なえるように
なっている。従って、シャフト12及びブラケット13
は、主フレームの4部品を一緒にロックする。
【0009】フロントプレート5は、平行面くぼみ即ち
チャンネル32(図6に最も良く示されている)を有
し、このチャンネルはその全高さにわたって延びている
と共に、その深さは、両方とも同じ厚みの実質的に平ら
なプレートであるステープル成形手段4とステープル駆
動手段3がチャンネル32とリアプレート6の前面との
間に密接にスライド嵌合されるような深さである。成形
手段4は、その底部に向かって開いている平行面切欠部
33を有し、ここに長方形の駆動手段3が入る。駆動手
段3の垂直縁は、成形手段4の切欠部分33内に密接に
スライド嵌合される。駆動手段3及び成形手段4は、各
々、それらの上端付近に穴34及び35を有し、これら
に駆動部材7のピン37及び38(図5参照)が係合す
るようになっている。フロントプレート5及びリアプレ
ート6は、中央に配置された垂直の整列スロット39及
び40を各々有しており、これらのスロットは、ピン3
7及び38が駆動手段3及び成形手段4の各穴34及び
35と係合するときにこれらのピンを受け入れる。
【0010】駆動部材7は、図5に示すように、ピン3
8がスライド嵌合される中央ボス41と、該ボスの各側
に1つづつ設けられた2つの垂直スロット42とを有し
ている。ピン38はヨーク8によって支持され、その2
つのアーム43がスロット42内をスライドできる(水
平に)ようになっている。ヨーク8、ひいては、ピン3
8は、スプリング9によりステープラーの前方に向かっ
て押しやられ、スプリング9は駆動部材7及びヨーク8
の周りにはめられる。駆動部材7は、横方向アーム44
により、リアプレート6の後面に対して垂直にスライド
移動するように保持され、アーム44の内方部45は、
リアプレート6の上方側部ラグ23と、側部フレーム部
材11の上方くぼみ部25の前縁との間をスライド移動
するように保持される。横方向アーム44の外方部46
は、駆動部材7を、自動ステープラーの場合にはソレノ
イド又は電気モータのような駆動機構に接続し、又は手
動ステープラーの場合には手動プランジャーに接続する
のに用いられる。電気モータによって作動される適当な
駆動機構の例が米国特許第4,623,082号と第
4,720,033号とに開示されている。
【0011】ヨーク8のアーム43の前面は、カムホロ
ワ面48を形成するようにテーパが付けられており、こ
のカムホロワ面は、リアプレート6の後面にある立ち上
がったカム部分49と協働する。従って、駆動部材7が
下方に駆動されるにつれて、カムホロワ面48がこの立
ち上がったカム部分49に係合したときに、ピン38が
後方に引っ込められて、ピン38が成形手段4の穴35
から解離される。一方、駆動部材7の固定ピン37は、
常時、駆動手段3の穴34と係合されたままである。
【0012】ステープルワイヤは、リアプレート6の下
部にある長方形スロット50を経てステープル留めヘッ
ド(これは、フロント及びリアプレート5及び6と、駆
動手段3と、成形手段4とによって構成される)に向か
って導入される。ステープルワイヤはカートリッジ1か
ら送給され、このカートリッジは、リアプレート6のス
ロット50を通るフロント部即ち突起部2を有してい
る。カートリッジは、側部フレーム部材11のリブ5
1、52によってステープラーに支持され適切に配置さ
れる。カートリッジは、図4に最も良く示されたよう
に、ステープルワイヤのコイルバンド54(図7)を収
容するための容器部分53と、送り咽喉部55とを含ん
でいる。送り咽喉部55は、上が閉じているが、部分的
に下に開いており、アクセス開口56(図3)を形成し
ている。この開口を通して送り機構がステープルワイヤ
バンド54の下面に接触し、これをステープル留めヘッ
ドに向けて押しやる。送り機構は、ローラ16及び17
の周りを回転するようにベルトキャリア15に取り付け
られたエンドレスベルト14を備えている。ローラ1
6、17と、ベルトキャリア15の端は、各々、シャフ
ト19及び18によって支持され、次いで、これらシャ
フトは側部フレーム部材11によって支持される。ロー
ラ16の各側に間隔どりローラ20も支持しているシャ
フト19は、ベルト14をゆっくりと然も連続的に動か
すように駆動される。ベルト14の前方端は、これがロ
ーラ17の周りを通過するときに、ゆっくりと上方に押
しやられて、ステープルワイヤバンド54の下面に接触
される。解除可能なスプリング保持器10は、その前方
のループ状の端がシャフト18の2つの端に取り付けら
れていて、カートリッジ1をその作動位置に解除可能に
保持すると共に、ベルト14の前方端を上方にステープ
ルバンド54の下面に接触させるように押しやる。スプ
リング保持器10の後端は、カートリッジ1のノッチに
パチンと入り、スプリング保持器の一般的に水平の部分
は、リブ51に接近してカートリッジの側部に沿って延
び、リブ51はスプリングの反作用面を呈する。
【0013】図4を参照すれば、カートリッジの突起部
2は、カートリッジの送り咽喉部55の前方端に固定さ
れる。ステープルワイヤは突起部2のスロット60を経
て出て来て、第1の即ち先導するステープルワイヤがス
テープル留めヘッドにおいて休止状態となる(フロント
プレート5の後面に当たることにより)。スロット60
のすぐ下にある前方突起によって成形ブロック61が形
成され、上部加工突起62がスロット60のすぐ上に配
置される。突起部2の最も上の前縁63は、カム面を呈
するように面取りがなされていて、このカム面は、成形
手段の下方移動中の適当な点において成形手段4の後面
上の突起64(図6)が係合し、これにより、カートリ
ッジを押し戻して先導ステープルをカートリッジから効
果的に引っ張り出す。
【0014】ステープル固着機構については説明しなか
ったが、多数の公知の受動的又は能動的な固着機構のい
ずれも使用できることが当業者に明かであろう。或いは
又、ステープラーをステープルガン又はタッカーとして
使用する場合には、固着機構は不要である。
【0015】本発明の装置の動作について説明する。カ
ートリッジ1は、2つの側部フレーム部材11の間に配
置し、ステープラーの前方に向かってカートリッジを押
すと、やがて突起部2の突起61及び62がチャンネル
32内の前部プレート5の後面に接触する。ステープル
ワイヤバンド54の先導ステープルワイヤがカートリッ
ジの突起部2と平らになるか又はそれより若干後方にな
ってから、カートリッジをステープラーに挿入する。ス
プリング保持器10は、カートリッジに対してパチンと
入れられ、カートリッジを規定の前方位置に押し込むと
同時に、駆動ベルト4をステープルベルトの下面に対し
て上方に押す(図7)。
【0016】ステープラーがスタンバイ位置にある状態
で、駆動部材7がスプリング(図示せず)によって前方
に押され、これにより駆動手段3が成形手段4に対して
上方に押される。成形手段4は、リアプレート6上のス
トッパ66(図3)によって上方に停止される。駆動部
材7のピン37は駆動手段3の穴34にちょうど嵌合す
る。一方、ヨーク8のピン38は、成形手段4の穴35
内に若干の間隙を有している。
【0017】駆動部材7が駆動シャフト19の駆動機構
(図示せず)に接続されそしてこの駆動シャフトが回転
を開始するときには、次の状態が生じる。即ち、先導ス
テープルワイヤがカートリッジ1の突起部2の前部と平
らでない場合には、この先導ワイヤが駆動ベルト14に
よって搬送され、やがてフロントプレート5のチャンネ
ル32の面に当たる。駆動部材7は下方移動を開始し、
駆動手段3は直ちにそれに従うが、成形手段4は、その
穴35におけるピン38の間隙により非常に短い時間遅
れてそれに従う。所定量の移動の後、成形手段4は、突
起部2の成形ブロック61と上部62(図4)との間に
配置された先導ステープルワイヤに接触し、成形ブロッ
ク61の周りでステープルを成形する。成形手段4にお
ける突起64(図6)は、ステープルが突起部2の面取
り部分63(図4)に当たる前にこれを形成するような
位置に置かれている。突起64が面取り部63に当たる
と、突起部2(ひいては、カートリッジ)が後方に押さ
れ、一方、成形されたステープルは、ステープルベルト
の残り部分と共に、そこに留まる。これにより、駆動手
段3に対して間隙が与えられ、突起部2の上部62がそ
れに接触せずに通過することができる。突起64の輪郭
と、突起部2の開口65とにより、カートリッジは、駆
動手段3が成形されたステープルに当たる直前に再び前
方に移動することができる。これにより、このとき、成
形ブロックの上部62が駆動手段3に対して押されるよ
うになる。突起部2のこの位置は、駆動手段3が更に下
方に移動したときに駆動手段3によってステープルワイ
ヤバンドを確実にきれいに切断するのに必要である。
【0018】成形手段4の底縁は、ある時間に、ステー
プルを打ち込もうとするペーパの束に接近したその終端
位置に到達する。このときに、ヨーク8のカムホロワ面
48(図5)がリアプレート6の立ち上がったカム部分
49に接触し、ヨーク8は後方に押され、成形手段4の
穴35からピン38を切り離す。これにより、成形手段
の動きが停止する。
【0019】駆動部材7及びヨーク8は、駆動手段3と
共に更に下方に移動し、成形されたステープルをペーパ
の束に向けて打ち込む。成形手段4の脚、フロントプレ
ート5及びリアプレート6は、ステープルがペーパに貫
通する間にステープルの脚のガイドとして働く。この完
全なストロークの後に、駆動部材7は、ヨーク8及び駆
動手段3と共に上方に移動する。成形手段4は、これと
駆動手段との間の摩擦により直ちにそれと共に移動する
が、リアプレート6上のストッパ66によりある位置で
停止され、そしてその位置において、ヨーク8のピン3
8が係合するのを待機する。成形手段4が駆動部材7の
復帰ストローク中に直ちに上方に移動しない場合には、
ピン38との係合が解離とほぼ同じ位置において生じ
る。突起部2は、カートリッジ1と共に、スプリング保
持器10の圧力のもとで再び前方に移動し(成形手段及
び駆動手段がその領域を越えたのと同様に)、これによ
り、ステープラーは次のサイクルの準備が整う。
【0020】
【発明の効果】本発明のステープラーは、次のような多
数の効果を奏する。即ち、他のコイル状ステープルワイ
ヤバンド式ステープラーと同様に、ステープルを連続的
に送ることができ、ステープルのシートを次々に送るこ
とによって何等問題が生じることはない。ステープル
は、主として、カートリッジの後方及び前方移動によっ
て送られる。カートリッジの下にある摩擦駆動ベルト
は、サイクルの始めに先導ステープルワイヤが成形ブロ
ックの突起部と平らにならない場合の安全器具に過ぎな
い。成形手段及び駆動手段は、非常に簡単な平坦プレー
ト部品であり、これらは、常に、フロント及びリアプレ
ート5及び6により厳密に定められた同一平面内で移動
する。成形手段及び駆動手段は、ある公知のステープラ
ーの場合のように、ステープル留めサイクル中の任意の
点において互いに他の上にのることはなく、摩擦領域に
おける摩耗が防止される。成形手段及び駆動手段を駆動
部材と係合したり解離したりするのに必要な余計な部品
は、2つ(ヨーク8及びスプリング9)だけである。こ
れら部品の追加は、互いに他の上にのることのない非常
に簡単な可動部をもつという効果に比して、ごく僅かな
不利益に過ぎない。ステープルワイヤバンドは、カート
リッジの突起部に位置保持されると、そこに留まり、再
び突起部を去る必要はない。更に、突起部がカートリッ
ジの一部分を形成し且つ成形ブロックが突起部の一部分
であることは、カートリッジを使い切るたびに新たな成
形ブロックが機能するようにされることを意味する。こ
れにより、成形ブロックの摩耗により生じる問題が著し
く軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステープラーの分解斜視図である。
【図2】本発明のステープラーの後方斜視図である。
【図3】本発明のステープラーを下から見た前方斜視図
である。
【図4】ステープラーに用いるステープルワイヤのカー
トリッジを示す斜視図である。
【図5】ステープラーの駆動部材を示す前方斜視図であ
る。
【図6】ステープラーのステープル駆動手段、ステープ
ル成形手段、及びフロントガイドプレートを示す後方斜
視図である。
【図7】ステープラーの断面側面図である。
【符号の説明】
3 ステープル駆動手段 4 ステープル成形手段 5 フロントプレート 6 リアプレート 7 駆動部材 8 ヨーク 11 側部フレーム部材 12 シャフト 13 ブラケット 21、22、23、24 側部ラグ 25、26 くぼみ部 27 エンドストッパ 28 垂直アーム 30、31 穴 32 チャンネル 37、38 ピン 39、40、42 スロット 43 アーム 44 横方向アーム 48 カムホロワ面 49 カム部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステープルを単一のストロークで成形し
    て打ち込む装置であって、所定長さに切断されたステー
    プルワイヤからステープルを成形するための成形手段
    と、この成形手段により各ステープルワイヤを当てて曲
    げるための成形ブロックと、各々の成形されたステープ
    ルを被加工片に向けて打ち込むための駆動手段とを備え
    ている装置において、 上記成形手段と駆動手段は、各々、実質的に平らなプレ
    ートより成り、駆動手段は成形手段の切欠部分内でスラ
    イドすることができ、そして両方のプレートはそれらの
    2つの主面が平行離間されたガイドプレートにスライド
    接触するようになっており、 上記駆動手段にリンクされていると共に上記成形手段に
    解離可能にリンクされている共通の駆動部材が最初にこ
    れら駆動手段及び成形手段を一緒に駆動して上記成形ブ
    ロックの周りでステープルを成形するように構成され、 成形されたステープル内から上記成形ブロックを引っ込
    めるための手段が設けられており、 駆動ストローク中の所定の点において上記成形手段から
    駆動部材を解離するための手段が設けられており、解離
    の後に、上記駆動部材は駆動手段のみを駆動して、この
    駆動手段を成形手段に対して動かし、成形されたステー
    プルを被加工片に向けて打ち込むようにすることを特徴
    とする装置。
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