JPH0621802Y2 - ホイール修正器 - Google Patents

ホイール修正器

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JPH0621802Y2
JPH0621802Y2 JP7009689U JP7009689U JPH0621802Y2 JP H0621802 Y2 JPH0621802 Y2 JP H0621802Y2 JP 7009689 U JP7009689 U JP 7009689U JP 7009689 U JP7009689 U JP 7009689U JP H0621802 Y2 JPH0621802 Y2 JP H0621802Y2
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JP
Japan
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wheel
rim
support frame
base
erected
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JP7009689U
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JPH038957U (ja
Inventor
政治 牛島
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政治 牛島
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は事故等により損傷したホイールのリムを元の形
状に修正するホイール修正器に関するものである。
<従来の技術及び考案が解決しようとする課題> 従来よりタイヤが装着されるホイールは鋼製のホイール
が多く使用されて来たが、最近乗用車のホイールとして
軽量のアルミホイールやマグネシュームホイールが多く
使用されてきている。これらは軽合金のため、加速、乗
心地、燃費の向上に役立ち、しかも美観性に優れている
が、その反面事故等による接触でホイールのリムが変
形、或いは破損し易いという欠点がある。このホイール
のリムの修正作業にあっては、第7図に示すように、作
業台a上に、ホイールbを載置し、変形したリムに、三
日月形状の押圧部材cを当接し、その反対方向のリム
に、上記同様の形状の支え部材dを当接し、上記ホイー
ルb上方より押圧シリンダーeにより、上記押圧部材c
及び支え部材dを押し拡げるようにして、ホイールbの
リムfを修正するものである。このようにして、変形し
たリムfを探し出し乍ら押圧部材cを押圧して元の形状
に修正し、その後にリムf外周縁を、ハブ仕上げによっ
て研磨し、ホイール修正作業を完了するものである。
しかし上記修正作業方法では、ホイールのセンターの位
置決めをし、ホイールを回転させることができない為
に、小さなリムfの変形を探し出し修正することが困難
である。
又上記押圧部材cによってリムfの変形を修正する際
に、その反対側のリムfを支え部材dによって押圧する
こととなり、この場合上記支え部材dに対する押圧力
が、リムfに対して局部的に加わらない様に配慮されて
はいるが、リムfに対して小さな変形を生じることとな
る。更にリムの破損による溶接作業及び切削作業が別個
の工程となる為に、非常に手間と時間が掛かる等の問題
がある。
本考案では上記諸問題を解消する為に、ホイールのセン
ター位置決め固定が行え、かつ回転機構を備えたホイー
ル修正器を提供することを目的とするものである。
<課題を解決する為の手段> 本考案の上記目的は次の如き構成の修正器によって達成
できる。即ちその要旨は基台上に門型形状の支持枠体部
を架設せしめ、該支持体枠部間基台上中央に、減速機付
駆動モーターによって駆動回転自在となした回転軸を直
立状に立設せしめると共に、該回転軸中途より上端に向
けて螺子部を形成せしめ、該螺子部にホイール固定用載
置部材及びテーパー状に形成されるホイールセンター位
置決め部材を着脱自在に螺着せしめ、更に上記支持枠体
部両側に、湾曲状に形成される押圧部用支持部材を対峙
状にそれぞれ設けると共に、該それぞれの押圧部用支持
部材に、リム修正用押圧部を所要手段によって上下移動
可能とする如く装着せしめたことを特徴とするホイール
修正器であり、更に上記基台上に、ホイールのリム周縁
部を切削するリム切削用バイト固定部を上下可動及び左
右回転自在に立設せしめ、ホイールを回転させ乍らリム
の切削及び研磨を自在にできる機構とするものである。
<実施例並びに作用> 以下本考案に係るホイール修正器を、その実施例を示す
図面を参酌し乍ら詳述する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図である。
即ちホイール修正器Aは、基台(1)の両側に門型型状の
支持枠体部(2)が立設され、同支持枠体部(2)間中央に、
回転軸(3)が突設され、同回転軸(3)先端部に、ホイール
固定用載置部材(4)及びホイールセンター位置決め部材
(5)が螺着され、更に上記支持枠体部(2)の両側に、湾曲
状に形成される押圧部用支持部(6),(6)が対峙状に設け
られ、同押圧部用支持部(6),(6)にリム修正用押圧部
(7),(7)の基部がそれぞれ回動自在に装着され、更に上
記基台(1)上には、リム切削用バイト固定部(8)が立設さ
れる構成である。そこで第2図に示すように、回転軸
(3)は基台(1)を遊貫状に貫設突設され、上下2個の軸受
部(9),(9)によって支持されるものであり、更に上記回
転軸(3)下端には、プーリー(10)が装着され、同プーリ
ー(10)と減速機付駆動モーター(11)とを、無端チェーン
等の連結部材(12)によって連結することにより、上記回
転軸(3)を駆動回転する機構とするものである。又上記
回転軸(3)中途部より上端に向けて螺子部(13)が形成さ
れ、同螺子部(13)に円盤形状のホイール固定用載置部材
(4)が着脱自在に螺着されるものである。このホイール
固定用載置部材(4)は、第3図に示すように、その表面
に、ホイール締結用ボルト穴(14),(14),…が穿孔され
るものであり、同ホイール締結用ボルト穴(14),(14),
…は、各種ホイールに設けられるボルト挿通穴の位置に
応じられるように、多数位置決め穿孔するものである。
又ホイールセンター位置決め部材(5)は、下部先端に向
けてテーパー状に形成され、第2図中に示すように、ホ
イール固定用載置部材(4)上に載置固定されたホイール
Bの軸穴Cに対して、テーパー状に形成されるホイール
センター位置決め部材(5)を挿入し乍ら螺着すること上
記ホイールBのセンター位置を決めることができるもの
である。そして第1図及び第2図中において示すよう
に、押圧部用支持部(6),(6)の上下に渡り、係止用孔(1
5),(15),…が貫設され、更に油圧シリンダー等より伸
縮自在となしたリム修正用押圧部(16)の基端に設けられ
るピン穴(17)に、係止用ピン(18)を挿入し、所定位置の
係止用孔(15)に挿入し、上記リム修正用押圧部(16)を係
止するものである。このリム修正用押圧部(16)先端に
は、アタッチメント式のリム押圧部(17)を装着するもの
であり、上記リム修正用押圧部(16)を油圧等により伸長
し、ホイールBの変形リムに対して、リム押圧部(17)を
押圧し修正を行うものであり、上記2台のリム修正用押
圧部(16),(16)によってホイールBのリム両側の変形修
正を行う機構とするものである。
次に第4図に示すのは、本考案のリム切削用バイト固定
部(8)の機構説明図であり、基台(1)上に立設されるリム
切削用バイト固定部(8)は、操作ハンドル(18)によって
上下可動及び左右回動自在とされ、更にバイト係止部(1
9)によって、バイト部材(20)のリムの外側及び内側方向
への切換え、又は2個同時に装着できる機構とするもの
である。
以上の構成より成る本考案では、第5図に示すように、
ホイール固定用載置部材(4)上にホイールBをボルトD
によって締結固定し、更に上記ホイールBの軸穴Cに対
し、ホイールセンター位置決め部材(5)を挿入螺着する
ことでホイールBのセンター位置を確定し、ホイールB
のリムの変形を、リム修正用押圧部(16),(16)によって
押圧修正するものである。従って上記ホイールBの片側
のリム変形修正が完了すれば、第6図に示すように上記
ホイールセンター位置決め部材(5)を取り外し、ホイー
ルBとホイール固定用載置部材(4)とを装着したまま
で、回転軸(3)の螺子部(13)より取り外し、上記ホイー
ルセンター位置決め部材(5)のテーパーを上方に向けて
上記螺子部(13)に螺着し、次に上記ホイールBに装着さ
れるホイール固定用載置部材(4)をホイールBの上面に
なるように、上記螺子部(13)に螺着し、他方のリム変形
修正を行うものである。更に溶接後に行うリムの切削に
際しては、リムの切削位置に、バイト部材(20)を位置さ
せるように、操作ハンドル(18)によりリム切削用バイト
固定部(8)を任意位置に可動し、減速機付駆動モーター
(11)によってホイールBを回転させ乍ら上記バイト部材
(20)先端を接触させリムの切削を行うものであり、更に
上記ホイールBを回転させた状態で研磨材を接触させリ
ムの研磨仕上げを行うものである。
<考案の効果> 以上述べて来た如く本考案によれば、ホイールのセンタ
ー位置決めできることによって、小さなリムの変形が容
易に見つけ出すことができ、その変形修正がリム修正用
押圧部によってリムの表裏面より行うことができるもの
である。又リムの切削及び研磨が、ホイールを回転させ
ることによって、正確かつ容易に行えると共に、1台の
修正器によって行えることから作業効率が非常に向上す
る等、種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は本考
案の内部機構を示す説明図、第3図は本考案のホイール
固定用載置部材を示す説明図、第4図は本考案のリム切
削用バイト固定部を示す説明図、第5図及び第6図はそ
れぞれ本考案の使用状態を示す説明図、第7図は従来の
ホイール修正方法を示す説明図である。 図中(1):基台 (2):支持枠体部 (3):回転軸 (4):ホイール固定用載置部材 (5):ホイールセンター位置決め部材 (6),(6):押圧用支持部 (7),(7):リム修正用押圧部 (8):リム切削用バイト固定部 (13):螺子部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上に門型形状の支持枠体部を架設せし
    め、該支持枠体部間基台上中央に、減速機付駆動モータ
    ーによって駆動回転自在となした回転軸を直立状に立設
    せしめると共に、該回転軸中途より上端に向けて螺子部
    を形成せしめ、該螺子部にホイール固定用載置部材及び
    テーパー状に形成されるホイールセンター位置決め部材
    を着脱自在に螺着せしめ、更に上記支持枠体部両側に、
    湾曲状に形成される押圧部用支持部材を対峙状にそれぞ
    れ設けると共に、該それぞれの押圧部用支持部材に、リ
    ム修正用押圧部を所要手段によって上下移動可能とする
    如く装着せしめたことを特徴とするホイール修正器。
  2. 【請求項2】上記基台上に、ホイールのリム周縁部を切
    削するリム切削用バイト固定部を上下可動及び左右回動
    自在に立設せしめたことを特徴とする請求項1記載のホ
    イール修正器。
JP7009689U 1989-06-14 1989-06-14 ホイール修正器 Expired - Lifetime JPH0621802Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7009689U JPH0621802Y2 (ja) 1989-06-14 1989-06-14 ホイール修正器

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JP7009689U JPH0621802Y2 (ja) 1989-06-14 1989-06-14 ホイール修正器

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Publication Number Publication Date
JPH038957U JPH038957U (ja) 1991-01-28
JPH0621802Y2 true JPH0621802Y2 (ja) 1994-06-08

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