JPH06217029A - 回線制御装置 - Google Patents

回線制御装置

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Publication number
JPH06217029A
JPH06217029A JP13676692A JP13676692A JPH06217029A JP H06217029 A JPH06217029 A JP H06217029A JP 13676692 A JP13676692 A JP 13676692A JP 13676692 A JP13676692 A JP 13676692A JP H06217029 A JPH06217029 A JP H06217029A
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JP
Japan
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facsimile
communication
channel
mode
call
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Withdrawn
Application number
JP13676692A
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English (en)
Inventor
Masanori Asakura
正則 朝倉
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06217029A publication Critical patent/JPH06217029A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ISDN回線で2つのBチャネルの双方が使
用され、その内少なくとも1つはG4ファクシミリが使
用している状態において、新たに着呼が有った時に、上
記のG4ファクシミリの通信を公衆電話回線に移して、
その使用していたBチャネルを新たに着呼した通信に譲
る制御部を備えた回線制御装置を提供する。 【構成】 2つのBチャネルB1,B2に空きが無く、
かつその内の少なくとも1チャネルはG4モードとG3
モードの双方に対応するG4ファクシミリFAX1を使
用している状態のISDN回線10において、新たに着
呼があった時には、上記のG4ファクシミリFAX1の
通信を公衆電話回線11を使用したG3モードの通信に
切換えて、新たに着呼した通信にBチャネルB1を使用
させる制御部を備えた構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN回線を使用す
るG4モードと電話網を使用するG3モードのどちらに
も対応するファクシミリの回線制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】近時、1本の加入者回線によって2つのデ
ータチャネル(Bチャネル)と1つの制御チャネル(D
チャネル)とを確保出来るようにしたISDN(Integr
atedServices Digital Network )のサービスが普及
し、電話、G4ファクシミリ通信及びコンピュータ通信
等に使用されるようになって来た。このなかでも特に、
G4ファクシミリ通信やコンピュータ通信等では、高速
で大量に情報が送れるが、通常、G4ファクシミリは公
衆電話回線を使用するG3モードにも対応出来るように
なっている。
【0003】ところが、ISDN回線において2つのB
チャネルが共に使用され、その内少なくとも1つはG4
ファクシミリが使用している状態で、新たに着呼が有っ
た場合、従来のG4ファクシミリでは、G3モードに対
応出来るにも拘らず、G4モードからG3モードに切換
えて、上記のG4ファクシミリの通信を公衆電話回線に
移して、Bチャネルを新たに着呼した通信に譲るような
回線制御装置が無かった。このため、G4モードとG3
のモードのどちらにも対応出来る利点は十分に良く利用
されておらず、また、新たに他端末が着呼しても通信で
きないなど改善の余地があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みて提案されるもので、ISDN回線で2つのBチャ
ネルの双方が使用され、その内少なくとも1つはG4フ
ァクシミリが使用している状態において、新たに着呼が
有った時に、上記のG4ファクシミリの通信を公衆電話
回線に移して、その使用していたBチャネルを新たに着
呼した通信に譲る制御部を備えた回線制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
提案される本発明は、2つのBチャネルに空きが無く、
かつその内の少なくとも1チャネルはG4モードとG3
モードの双方に対応するG4ファクシミリを使用してい
る状態のISDN回線において、新たに着呼があった時
には、上記のG4ファクシミリの通信を公衆電話回線を
使用したG3モードの通信に切換えて、新たに着呼した
通信にBチャネルを使用させる制御部を備えた構成とな
っている。
【0006】
【作用】本発明の回線制御装置によれば、2つのBチャ
ネルに空きが無く、かつその内の少なくとも1チャネル
はG4モードとG3モードのどちらにも対応するG4フ
ァクシミリが使用しているISDN回線において、新た
に外部より着呼があった時には、上記のG4ファクシミ
リの通信を公衆電話回線を使用したG3モードの通信に
切換えて、上記の新たに着呼した通信にBチャネルを使
用させるので、G4ファクシミリのG4モードとG3モ
ードの双方の機能が実施出来ると共に、新たに着呼した
通信にも対応することが出来る。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明による回線制御
装置を説明する為のISDN回線網及び公衆電話回線網
(PSTN)の例を示した図である。図1において本発
明の回線制御装置を説明する。
【0008】各端末は発呼の時にその通信の重要度に応
じて優先順位が入力される。入力された優先順位は発呼
側で記憶されると共に、プロトコルのSETUP(呼設
定要求)メッセージに乗せて発呼者番号(ISDN)と
共に被呼側へ送られ記憶される。d地点のISDN回線
10において、2つのBチャネルB1,B2が各々G4
ファクシミリFAX1,電話TEL1に使用されて空き
が無い状態で、c地点のG4ファクシミリFAX4から
新たに着呼があった時(図1(A))、この通信とG4
ファクシミリFAX1のファクシミリ通信の優先順位を
比較する。その結果、c地点のG4ファクシミリFAX
4からの通信の方が優先順位が高ければ、G4ファクシ
ミリFAX1のファクシミリ通信を、G3モードの公衆
電話回線11に切換えて、上記のc地点のG4ファクシ
ミリFAX4からの通信にBチャネルB1を使用させる
(図1(B))。
【0009】上述の動作をさらに詳しく述べると、d地
点のISDN回線10において、2つのBチャネルB
1,B2が各々G4ファクシミリFAX1,電話TEL
1に使用されて空きが無い状態で、c地点のG4ファク
シミリFAX4から優先順位がセットされて、Dチャネ
ルを介してd地点に着呼が有った時(図1(A))、d
地点の各端末はこのプロトコルのSETUP(呼設定要
求)1メッセージを読み取り、通信中でないG4ファク
シミリFAX2からALERT(Alerting:被呼端末か
らの呼出中通知)1メッセージが、Dチャネルを介して
c地点のG4ファクシミリFAX4へ返送される。とこ
ろが、Bチャネルが空いていないので、Bチャネルが接
続されず、着信は出来ない。
【0010】このような状態になると、d地点のG4フ
ァクシミリFAX1は、自己の通信の優先順位と上記の
SETUP1メッセージに含まれた優先順位とを比較し
て、自己の優先順位が高ければ、そのまま通信を続け
る。自己の優先順位が低ければ、プロトコルのUSER
INFO(User Information:ユーザー・ユーザー情
報)メッセージを使用してDチャネルを介して、自己の
通信相手であるb地点のG4ファクシミリFAX3にG
3モードでの公衆電話番号を要求する。b地点のG4フ
ァクシミリFAX3はこの要求を受けて、USER I
NFOメッセージを使用してDチャネルを介して、d地
点のG4ファクシミリFAX1に自己のG3モードでの
公衆電話番号を返送する。
【0011】d地点のG4ファクシミリFAX1は、上
記のb地点のG4ファクシミリFAX3のG3モードで
の公衆電話番号を受け取ると、そのb地点のG4ファク
シミリFAX3のG3モードでの公衆電話番号に自動発
呼する。G4ファクシミリFAX3ではこれを着呼して
着信し、これにより公衆電話回線11が接続される。公
衆電話回線11が接続されると、G4ファクシミリFA
X3はそのG4ファクシミリ通信を中断してDISC
(Disconnect:呼開放要求)メッセージをDチャネルを
介して、b地点のG4ファクシミリFAX3に送り、こ
れによりBチャネルB1の切断とG4ファクシミリFA
X3側の呼番号の開放が行われ、REL(Release :チ
ャネル切断完了通知と呼番号開放要求)メッセージが返
送される。G4ファクシミリFAX1は、RELメッセ
ージを受信するとG4ファクシミリFAX1側の呼番号
も開放して、REL COM(Release Complete:チャ
ネル開放と呼番号開放完了通知)をG4ファクシミリF
AX3に送り、ISDN回線10のBチャネルB1での
呼(FAX3→FAX1)が完了する(但し、着呼時に
受信した発呼者G4ファクシミリFAX3のISDN番
号は継続して記憶しておく)。
【0012】次いで、G4ファクシミリFAX1及びF
AX3は、G3モードに切換わって、上記の中断してい
たG4モードの通信(FAX3→FAX1)を公衆電話
回線11に移してG3モードで再開させる。一方、上記
のBチャネルB1での呼(FAX3→FAX1)が完了
した時点で、d地点のG4ファクシミリFAX2がc地
点のG4ファクシミリFAX4からの呼出に応答して、
CONNメッセージをG4ファクシミリFAX4へ送
り、上記の空いたBチャネルB1が接続されて、新しい
BチャネルB1によるG4モードの通信(FAX4→F
AX2)が始まる(図1(B))。
【0013】上記の新たなBチャネルB1による通信
(FAX4→FAX2)が終了すると、G4ファクシミ
リFAX4からDISC(Disconnect:呼開放要求)メ
ッセージがDチャネルを介して、G4ファクシミリFA
X2に送られ、これによりBチャネルB1の切断とG4
ファクシミリFAX2側の呼番号の開放が行われ、RE
L(Release :チャネル切断完了通知と呼番号開放要
求)メッセージが返送される。G4ファクシミリFAX
4は、RELメッセージを受信するとG4ファクシミリ
FAX4側の呼番号も開放して、REL COM(Rele
ase Complete:チャネル開放と呼番号開放完了通知)メ
ッセージをG4ファクシミリFAX2に送り、呼(FA
X4→FAX2)が完了する。図2の20〜30はこの
ようなG4ファクシミリFAX4の優先順位セットから
通信終了迄の一連の動作を示したフロー図である。
【0014】さて、上記の新たなBチャネルB1による
通信(FAX4→FAX2)が続いている内に、公衆電
話回線11に移って再開された通信(FAX3→FAX
1)が終了すれば、送信側G4ファクシミリFAX3か
ら公衆電話回線11の切断処理が始められて、呼(FA
X3→FAX1)が完了する。逆に、公衆電話回線11
に移って再開された通信(FAX3→FAX1)が続い
ているうちに、上記の新たなBチャネルB1による呼
(FAX4→FAX2)が完了したり、他のBチャネル
B2の呼が完了するなどで、BチャネルB1,B2に空
きが出来ると、G4ファクシミリFAX1は、記憶して
おいたG4ファクシミリFAX3のISDN番号を読み
出して、BチャネルのSETUP(呼設定要求)2メッ
セージをDチャネルを介してファクシミリFAX3に送
る。ファクシミリFAX3ではこれを受けて、まずCA
LL PROC(Call Proceeding:呼設定処理中の通
知)メッセージを返送し、呼出を始めると、ALERT
(Alerting:被呼端末からの呼出中通知)2メッセージ
をファクシミリFAX1に送る。次いで、ファクシミリ
FAX3は、上記の呼出に応答するとCONN(Connec
t :被呼端末の応答通知)メッセージをファクシミリF
AX1へ送り、空いていたBチャネルが接続される。こ
のBチャネルが接続されると、G4ファクシミリFAX
1は、上記の公衆電話回線11の通信(FAX3→FA
X1)を中断して、公衆電話回線11の切断処理を始め
て、公衆電話回線11のG3モードでの呼(FAX3→
FAX1)を完了させる。
【0015】そして、G4ファクシミリFAX1及びF
AX3は、G3モードからG4モードに切換わって、上
記の中断していた通信(FAX3→FAX1)をBチャ
ネルに戻してG4モードで再開させる。図3の31〜5
8は、このようなファクシミリFAX1の一連の動作を
示したフロー図である。尚、上述の実施例においては、
新たな着呼があった時(図1(A))に、この通信と通
信中のG4ファクシミリ通信の優先順位を比較して、新
たな通信の方が優先順位が高ければ、通信中のG4ファ
クシミリ通信を公衆電話回線網(PSTN)によるG3
ファクシミリ通信に切換えて、新たな通信にISDN回
線のBチャネルを使用させる(図1(B))ようになっ
ているが、この逆に、新たな通信が優先順位が低く、か
つ、G3ファクシミリ通信が可能であれば、新たな通信
をBチャネルから公衆電話回線11に切換えて通信を開
始させてもよい。この場合、Bチャネルが空けば、公衆
電話回線11から空いたBチャネルに切換える。
【0016】
【発明の効果】本発明の回線制御装置によれば、2つの
Bチャネル共通信に使用されて空きが無く、かつその内
の少なくとも1チャネルはG4モードとG3モードのど
ちらにも対応するG4ファクシミリが使用しているIS
DN回線において、新たに着呼があった時には、上記の
G4ファクシミリの通信を公衆電話回線を使用したG3
モードの通信に切換えて、上記の新たに着呼した通信に
Bチャネルを使用させるので、G4ファクシミリのG4
モードとG3モードの双方の機能を有効に生かせると共
に、新たに着呼した通信にも対応することが出来るの
で、データの単位時間当りの伝送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は本発明による回線制御装置を
説明する為のISDN回線網及び公衆電話回線網(PS
TN)の例を示した図である。
【図2】G4ファクシミリFAX4の優先順位セットか
ら通信終了迄の一連の動作を示したフロー図である。
【図3】G4ファクシミリFAX1の一連の動作を示し
たフロー図である。
【符号の説明】
10・・・ISDN回線 11・・・公衆電話回線 B1,B2・・・Bチャネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのBチャネルに空きが無く、かつその
    内の少なくとも1チャネルはG4モードとG3モードの
    双方に対応するG4ファクシミリを使用している状態の
    ISDN回線において、新たに着呼があった時には、上
    記のG4ファクシミリの通信を公衆電話回線を使用した
    G3モードの通信に切換えて、新たに着呼した通信にB
    チャネルを使用させることを特徴とする制御部を備えた
    回線制御装置。
JP13676692A 1992-05-28 1992-05-28 回線制御装置 Withdrawn JPH06217029A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13676692A JPH06217029A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 回線制御装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13676692A JPH06217029A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 回線制御装置

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JPH06217029A true JPH06217029A (ja) 1994-08-05

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ID=15183015

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13676692A Withdrawn JPH06217029A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 回線制御装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803