JPH06216217A - ウエハ搬送システム - Google Patents

ウエハ搬送システム

Info

Publication number
JPH06216217A
JPH06216217A JP1919693A JP1919693A JPH06216217A JP H06216217 A JPH06216217 A JP H06216217A JP 1919693 A JP1919693 A JP 1919693A JP 1919693 A JP1919693 A JP 1919693A JP H06216217 A JPH06216217 A JP H06216217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
robot
data
stage
revolution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1919693A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nakazawa
真 中澤
Yoshio Tamura
喜生 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Nissin High Voltage Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Nissin High Voltage Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd, Nissin High Voltage Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP1919693A priority Critical patent/JPH06216217A/ja
Publication of JPH06216217A publication Critical patent/JPH06216217A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械系におけるバックラッシュ、ロストモー
ションに関係なく高精度で位置決めを行うこと。 【構成】 モ−タ11は、中央処理ユニット13、駆動
ユニット14からなる制御装置12によって制御され、
ウエハ搬送システムにおけるロボットの旋回位置決めを
行う。中央処理ユニットのメモリには、複数の旋回位置
(ステージ)に対し、旋回位置決め方向別に位置データ
が格納されており、同一位置における位置データの差は
機械的ガタ分に相当する。現在の位置から新しい位置へ
の旋回位置決めに際し、先ず旋回方向が判断され、この
旋回方向における新しい位置のデータと、現在位置のデ
ータとの差に基づいてモ−タは駆動制御される。この現
在位置のデータは前回の位置決め時に選択された同位置
のデータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハ搬送システムの
機械系におけるバックラッシュ、ロストモーション等の
機械的ガタに関係なく、高精度で位置決めを行うことが
できるウエハ搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図1はウエハ搬送システムにおけるロボ
ット部とウエハカセット部について、その配置構成を簡
単化して示す平面図であり、図2は同じくこれら部分に
ついての側面図である。複数の所要の位置、例えば3つ
のステージA,B,Cにそれぞれウエハカセット1が位
置し、これらウエハカセットはウエハ2が収納される複
数のウエハ収納段を有する。これらウエハカセット1に
対し、ウエハ2を出し入れ搬送することができる位置に
ウエハ搬送システムのロボット3が設けられている。
【0003】ロボット3のロボット本体4にウエハ載置
フォーク5が直線方向に移動可能に支持されており、伸
縮動作用サーボモ−タ6を駆動することにより、フォー
ク5はロボット本体に対し矢印Lで示すように伸縮移動
する。ロボット本体4の旋回軸7は、タイミングプーリ
8、タイミングベルト9、及び分解能向上、慣性モーメ
ント低減用の減速機10を介して旋回動作用サーボモ−
タ11に連結されており、同モ−タを駆動することによ
りウエハ載置フォーク5を支持するロボット本体4は矢
印Sで示すように旋回する。
【0004】ウエハ搬送システムにおけるロボット制御
系の構成を図3に示す。例えば旋回動作用サーボモ−タ
11は制御装置12によって駆動制御されており、同制
御装置は中央処理ユニット13及び駆動ユニット14か
らなる。位置決め指令Iが導入される中央処理ユニット
13はマイクロプロセッサ、メモリを有するマイクロコ
ンピュータ形式のものであり、そのメモリにはプログラ
ム及び位置設定データが格納されている。そして駆動ユ
ニット14は、中央処理ユニット13からの出力パルス
とサーボモ−タ11に結合されたパルスジェネレータ1
5からの実回動パルスが導入される偏差カウンタ1
1、D/A変換器142及びサーボ増幅器143を有し
て構成されている。
【0005】中央処理ユニット13におけるメモリの位
置設定データエリアには、ステージA,B,Cのウエハ
カセット1に対するロボットの旋回位置データが例えば
次の表1に示すように格納されている。 なお、これらデータは旋回原点に対する値である。
【0006】ロボット本体4がステージAのウエハカセ
ット1に対する位置にあるときに、ステージBのウエハ
カセット1に対する位置決め指令Iが中央処理ユニット
13に与えられると、同ユニットはステージBのデータ
値21756と現位置であるステージBの値1234か
ら、21756−1234=(+)20522を演算
し、その極性から反時計方向旋回を判断し、20522
個のパルスを駆動ユニット14の偏差カウンタ14
1に、正回転パルス列Pfとして順次与える。偏差カウ
ンタ141のカウント出力をD/A変換器142によって
正回転アナログ信号に変換し、同信号に応動するサーボ
増幅器143によってサーボモ−タ11を正回転駆動
し、ロボット本体4を反時計方向に旋回させる。サーボ
モ−タ11の回転に伴うパルスジェネレータ15からの
実回動パルスPgが偏差カウンタ141に帰還され、同
カウンタはパルス列Pfのカウント値から実回動パルス
Pgを減算カウントする。このようにして、パルス列P
fが終了し、偏差カウンタ141のカウント出力がゼロ
になるまでサーボモ−タ11を駆動することにより、ロ
ボット本体4をステージBに旋回位置決めする。
【0007】そして、この位置において、ロボット3の
ウエハ載置フォーク5を図2の矢印Lで示す方向に伸縮
移動操作し、ウエハカセット1に対しウエハ2の出し入
れ操作を行う。なお、ウエハカセット1における所定の
ウエハ収納段へのウエハの出し入れは、ウエハカセット
をエレベータ機構により昇降させて行う。
【0008】同様に、ステージAからBを越えてC、或
いはステージBからCの位置へロボットを動かすときに
は反時計方向の旋回により位置決めし、逆にステージC
からB、同じくCからBを越えてA、或いはステージB
からAにロボットを動かすときには、中央処理ユニット
13から逆回転パルス列Prを偏差カウンタ141に与
え、同カウンタのカウント出力がゼロになるまでサーボ
モ−タ11を逆回転駆動し、ロボット本体4を時計方向
に旋回させて位置決めする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、制御装
置12は、位置決め前後のデータの差、偏差カウンタ1
1の出力がゼロになるようにサーボモ−タ11したが
ってロボット本体4を制御し、ゼロになれば動作完了と
しているが、これは制御装置12から見た位置決め完了
であり、サーボモ−タによって駆動される機械系にバッ
クラッシュやロストモーション等の機械的ガタが存在す
る場合には、ロボットを正確に指定位置に位置決めする
ことができない。このことは、ロボット3におけるウエ
ハ載置フォーク5の伸縮位置決めに対しても言える。
【0010】本発明は、機械的ガタの存在に拘らずロボ
ットを高精度に位置決めすることができるウエハ搬送シ
ステムの提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のウエハ搬送システムは、複数の位置決め
方向に駆動されて複数の所定位置にウエハを搬送するロ
ボットと、各位置決め方向別の位置データを有し、位置
決め指令に応答して位置決め方向を判断し、この位置決
め方向の前記位置データに基づいて前記ロボットを駆動
する制御装置とを備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】ロボットが位置決めされる同一の位置に対して
も、正方向と逆方向、反時計方向と時計方向等の位置決
め方向別に位置決めデータが用意されるから、そのデー
タに機械的ガタ分に相当する値の差を持たせておくこと
により、機械的ガタの存在に拘らずロボットを高精度に
位置決めすることができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について、再び図1ないし図
3を参照して説明する。ロボット3のロボット本体4、
ウエハ載置ウエファ5が位置決めされる各ステージ、位
置に対し、旋回動作における反時計方向と時計方向、伸
縮動作における伸び方向と縮み方向等の位置決め方向別
に位置決めデータを用意する。
【0014】ロボット本体4の旋回位置決めについて説
明すると、中央処理装置13におけるメモリの位置設定
データエリアに、ステージA,B,Cのウエハカセット
1に対し、旋回方向別の位置データを次の表2に例示す
るようにエリアを分けて格納する。 反時計方向旋回と時計方向旋回における各同一ステージ
のデータ差134は、機械系のバックラッシュ、ロスト
モーション等の機械的ガタ分に相当する。
【0015】ロボット本体4がステージBのウエハカセ
ット1に対する位置にあるときに、ステージCのウエハ
カセット1に対する位置決め指令Iが中央処理ユニット
13に与えられると、同ユニットはロボット本体のステ
ージBから同Cへの旋回方向に関し、近まわりの反時計
方向旋回を判断する。この旋回方向についての判断は、
複数の停止位置、ステージに関し、特定の二つの停止位
置、ステージ間毎の旋回について、例えば近まわりとな
る旋回方向をマイクロプロセッサの装置14のメモリに
記憶させておき、それに基づいて行われる。
【0016】中央処理ユニット13は、ステージCにつ
いての反時計方向旋回のデータNo.3のデータ319
36をメモリから選択する。また現在位置であるステー
ジBの位置データは、前回の旋回動作によりステージB
に位置決めを行うときに選択されたデータであり、例え
ばステージAから反時計方向に旋回して現在のステージ
Bに位置決めされているときには、現在の位置データと
してNo.2の21756を選択する。この位置データ
の選択については、旋回動作時に中央処理ユニット13
のマイクロプロセッサに旋回方向を示すフラグを立てて
おくことにより行うことができる。
【0017】選択された二つの位置データに基づいて、
中央処理ユニット13は31936−21756=
(+)10180の演算を行い、この10180個のパ
ルスを駆動ユニット14の偏差カウンタ141に、正回
転パルス列Pfとして順次与える。偏差カウンタ141
のカウント出力をD/A変換器142によって正回転ア
ナログ信号に変換し、同信号に応動するサーボ増幅器1
3によってサーボモ−タ11を正回転駆動し、ロボッ
ト本体4を反時計方向に旋回させる。サーボモ−タ11
の回転に伴うパルスジェネレータ15からの実回動パル
スPgが偏差カウンタ141に帰還され、同カウンタは
パルス列Pfのカウント値から実回動パルスPgを減算
カウントする。このようにして、パルス列Pfが終了
し、偏差カウンタ141のカウント出力がゼロになるま
でサーボモ−タ11を駆動することにより、ロボット本
体4をステージCに旋回位置決めする。このステージB
からCへの旋回方向はステージBに到達した旋回方向と
同じであるから、機械系のガタの影響を受けない。
【0018】次いで、ステージCからBへ旋回させると
きには、先ず時計方向旋回が判断され、ステージBのデ
ータとしてNo.102の21622を選択し、現在位
置のステージCのデータとしては、ステージBからCに
反時計方向に旋回して到達したことを示すマイクロプロ
セッサ142のフラグからNo.3の31936を選択
する。中央処理ユニット13は21622−31936
=(−)10314を演算する。今度の旋回方向はそれ
までの旋回方向とは逆であるから、機械的ガタの影響を
受けることになり、このデータ差10314は機械的ガ
タ相当分134を含むものである。10314個のパル
スを駆動ユニット14の偏差カウンタ141に、逆回転
パルス列Prとして順次与える。偏差カウンタ141
カウント出力がゼロになるまでサーボモ−タ11を逆回
転駆動することにより、ロボット本体4はステージBに
正確に位置決めされる。
【0019】上述の実施例では、旋回動作用サーボモ−
タ11の駆動制御系は、パルスジェネレータ15からの
同モ−タの回動パルスを駆動ユニット14に帰還するフ
ィードバック系として構成されているが、サーボモ−タ
にパルスモ−タを用いることにより、駆動制御系をオー
プンループ系として構成することができる。
【0020】また、上述の実施例ではロボット3の旋回
動作について説明したが、本発明は、ロボットのウエハ
載置フォーク5の伸縮位置決めに係る直線動作、或いは
旋回運動と直線運動を組み合わせた複合動作をするもの
に対しても適用することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、ロボット
が位置決めされる同一の位置に対しても、正方向と逆方
向、反時計方向と時計方向等の位置決め方向別に位置決
めデータが用意されているから、そのデータに機械的ガ
タ分に相当する差を持たせておくことにより、機械的ガ
タの存在に拘らず、機械系に何ら手を加えることなくロ
ボットを高精度に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウエハ搬送システムの配置構成を簡単に示す平
面図である。
【図2】ウエハ搬送システムの側面図である。
【図3】ロボット制御系の構成図である。
【符号の説明】
A,B,C ステージ 1 ウエハカセット 2 ウエハ 3 ロボット 4 ロボット本体 5 ウエハ載置フォーク 6 伸縮動作用モ−タ 11 旋回動作用モ−タ 12 制御装置 13 中央処理ユニット 14 駆動ユニット 15 パルスジェネレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の位置決め方向に駆動されて複数の
    所定位置にウエハを搬送するロボットと、各位置決め方
    向別の位置データを有し、位置決め指令に応答して位置
    決め方向を判断し、この位置決め方向の前記位置データ
    に基づいて前記ロボットを駆動する制御装置とを備えて
    なることを特徴とするウエハ搬送システム。
JP1919693A 1993-01-12 1993-01-12 ウエハ搬送システム Pending JPH06216217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1919693A JPH06216217A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 ウエハ搬送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1919693A JPH06216217A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 ウエハ搬送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06216217A true JPH06216217A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11992602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1919693A Pending JPH06216217A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 ウエハ搬送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06216217A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104753401A (zh) * 2013-12-31 2015-07-01 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种旋转电机的运行控制方法和装置
CN110634781A (zh) * 2018-06-25 2019-12-31 东京毅力科创株式会社 输送装置和输送方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104753401A (zh) * 2013-12-31 2015-07-01 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种旋转电机的运行控制方法和装置
CN104753401B (zh) * 2013-12-31 2017-07-21 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 一种旋转电机的运行控制方法和装置
CN110634781A (zh) * 2018-06-25 2019-12-31 东京毅力科创株式会社 输送装置和输送方法
CN110634781B (zh) * 2018-06-25 2023-05-05 东京毅力科创株式会社 输送装置和输送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58177289A (ja) 工業用ロボツトの動作制御装置
JPS60110015A (ja) 可搬式マニピユレ−タ装置
KR850001334B1 (ko) 동력 프레스장치 구동방법
Curran et al. The architecture of the AdeptOne® direct-drive robot
JPH06216217A (ja) ウエハ搬送システム
JPS6318974A (ja) 表面波モ−タの位置決め制御方式
JPS621012A (ja) 回転体の位置決め制御装置
JPH0639066B2 (ja) 産業用ロボツトの制御方法
JPS62125412A (ja) モ−タの速度制御方法
JPS6368390A (ja) 産業用ロボツト制御装置
JPS6048507A (ja) ロボット
JP3433817B2 (ja) 送り制御装置
JPH06246655A (ja) 産業用複腕協調ロボット
JP2724054B2 (ja) 位置決め制御装置
JPH05104401A (ja) 位置決め装置
JPS5837562B2 (ja) 位置制御装置
JPS6054022A (ja) ロボツトの駆動制御装置
JP2575914Y2 (ja) 回路部品の移送装置
JPS6176290A (ja) ロボツトア−ムの制御装置
JPH0431603Y2 (ja)
JPH0133416B2 (ja)
JPH0358859B2 (ja)
JPH0237023B2 (ja)
JPH01216783A (ja) 産業用ロボットの制御方法
JPH04261752A (ja) 定位置停止装置のポジションシフト量設定方法