JPH0621567U - 箒柄結合構造 - Google Patents

箒柄結合構造

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JPH0621567U
JPH0621567U JP4125592U JP4125592U JPH0621567U JP H0621567 U JPH0621567 U JP H0621567U JP 4125592 U JP4125592 U JP 4125592U JP 4125592 U JP4125592 U JP 4125592U JP H0621567 U JPH0621567 U JP H0621567U
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JP4125592U
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JPH0744294Y2 (ja
Inventor
光司 松野
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大一産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造簡単にしてワンタッチ式に組立てができ
る箒柄結合構造を提供する。 【構成】 ブラシ台背面に結合用板片を設け、該板片を
柄杆先端に設けた二股板片内に挿入してブラシ台と柄杆
を回動自在に結合する箒において、前記結合用板片4の
両側に係合凸部5を設け、該係合凸部5に対応して前記
二股板片に係合凹部9を設け、該係合凹部9から柄杆先
端に掛けて係合凸部5を弾性的抵抗力を付与して誘導す
る誘導部10を設けたことを特徴とする箒柄結合構造で
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、金型をもって生産されるプラスチック製の箒の柄結合構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来より、下面に多数のブラシ体を植設したプラスチック製のブラシ台に対し て適宜資材の柄杆を結合した箒が市販されている。
【0003】 この種の箒において、ブラシ台が横に細長く出来ていて下面に適宜長さの多数 のブラシ体を植設してなり、柄杆との結合部において回動自在のものがある。こ の場合の回動自在とするブラシ台と柄杆との結合構造としては、ブラシ台背面に 結合孔を穿設した結合用板片を一体に設け、柄杆先端にはブラシ台と同じプラス チック製の結合部材を取着し、該結合部材に二股板片を設けてこの二股板片内に 前記結合用板片を挿入して二股板片から結合ボルトを結合用板片の結合孔に貫通 させ、結合ボルト端部に蝶ねじを螺合した構造のものが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記するように、ブラシ台と柄杆との結合に、結合ボルトと蝶ねじ を用いるものでは、常に蝶ねじ部が柄杆外面に大きく露呈するため、箒の不使用 時にこれが邪魔になることがある。また、箒製作時には、結合ボルトと蝶ねじを 別途用意しなければならず部品点数が多くなり、組立工数が増え、孔加工なども 必要となり、手間が掛かり生産コストを高くする。
【0005】 この考案は上述の点に鑑みなされたものであって、構造簡単にしてワンタッチ 式に組立てができる箒柄結合構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するためのこの考案の要旨とするところは、ブラシ台背面に 結合用板片を設け、該板片を柄杆先端に設けた二股板片内に挿入してブラシ台と 柄杆を回動自在に結合する箒において、前記結合用板片の両側に係合凸部を設け 、該係合凸部に対応して前記二股板片に係合凹部を設け、該係合凹部から柄杆先 端に掛けて係合凸部を弾性的抵抗力を付与して誘導する誘導部を設けたことを特 徴とする箒柄結合構造にある。
【0007】
【作用】
ブラシ台と柄杆との結合で、係合凸部が誘導部を通過する際は、弾性的抵抗力 に抗して押し込まれ、係合凸部は最終的に係合凹部に到達して係合して安定する 。従って、ブラシ台と柄杆とは、ワンタッチ式に組立てられる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1はこの考案の第1実施例を示す箒要部の正面図、図2はブラシ台の結合用 板片部の平面図、図3は結合用板片部の正面図、図4は結合用板片部の断面図、 図5は柄杆の結合部材の一部を断面で示す側面図、図6は結合部材の端面図であ る。
【0010】 図において、1は下面に多数のブラシ1aを植設したプラスチック製のブラシ 台、2はブラシ台1に結合される柄杆で、適宜の長さを有する。3はブラシ台1 と柄杆2との結合部を示す。
【0011】 この考案の第1実施例では、結合部3を次のように構成している。
【0012】 ブラシ台1の背面に結合用板片4を設け、この結合用板片4の両面相対位置に 係合凸部5を設ける。この係合凸部5は適宜の高さを有する断面円形状をなすも ので、その基部に周溝を設けて括れ部6を形成している。
【0013】 柄杆2先端に結合部材7を取着し、この結合部材7に結合用板片4が挿入され る二股板片8を設け、この二股板片8には、係合凸部5に対応して係合凹部9を 設ける。また、この係合凹部9から二股板片8先端(柄杆先端)に掛けて係合凸 部5を誘導するための誘導部10を設ける。この誘導部10は切り込み溝状に形 成され、その対向溝縁が係合凸部5の括れ部9に嵌合摺動するとともに、係合凸 部5、すなわち、括れ部9に対して弾性的抵抗力を付与するようにしている。従 って、係合凸部5は誘導部10を弾力に抗して押し拡げ気味に通過して係合凹部 9に落ち着き安定する。
【0014】 図7はこの考案の第2実施例を示す箒要部の正面図、図8はブラシ台の結合用 板片部の平面図、図9は結合用板片部の正面図、図10は結合用板片部の断面図 、図11は柄杆の結合部材の一部を断面で示す側面図、図12は結合部材の端面 図である。
【0015】 この考案の第2実施例において、ブラシ台1、柄杆2および結合部3の基本構 成は上述の第1実施例と同じくするもので、共通する部分については同一符号を 付け重複説明は省略する。
【0016】 この第2実施例においては、結合部3を次のように構成している。
【0017】 結合用板片4の両面相対位置に設ける係合凸部11が、適宜の高さを有する球 面隆起状をなす。この係合凸部11に対応して結合部材7に設けた二股板片8の 対向壁面に係合凹部12を設ける。この係合凹部12から二股板片8先端に掛け て設ける誘導部13は、二股板片8の壁面に凹設した浅溝状に形成され、この誘 導部13において係合凸部11に対してその上下方向に弾性的抵抗力を付与する ようにしている。つまり、係合凸部11は対向する二股板片8間を押し拡げるよ うにして誘導部13を通過して係合凹部12に落ち着き安定する。なお、実施例 では、係合凸部11に対する弾性的抵抗力を調整するため、二股板片8の板厚お よび幅員を適切に設定している。また、実施例では、誘導部において柄杆側から 係合凸部に対して弾性抵抗力を付与する構成を示したが、ブラシ台側、つまり、 係合凸部から弾性抵抗力を付与する構成にすることも可能である。
【0018】
【考案の効果】
上記のように構成したこの考案の箒柄結合構造によれば、次のような効果を奏 する。
【0019】 (1) ブラシ台と柄杆との結合で、係合凸部を弾性的抵抗力に抗して誘導部 を介して係合凹部に押し込むだけでよいから、ブラシ台と柄杆は、ワンタッチ式 に組立てられる。
【0020】 (2) ブラシ台と柄杆との結合で、従来のような結合ボルトや蝶ねじを必要 としないから、部品点数を少なくし、また、特別な加工を必要とせず、生産性に 優れている。
【0021】 (3) 箒の不使用時に、従来の蝶ねじなどのように外方に突出する邪魔もの がないから、保管性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の第1実施例を示す箒要部の正面図
である。
【図2】 ブラシ台の結合用板片部の平面図である。
【図3】 結合用板片部の正面図である。
【図4】 結合用板片部の断面図である。
【図5】 柄杆の結合部材の一部を断面で示す側面図で
ある。
【図6】 結合部材の端面図である。
【図7】 この考案の第2実施例を示す箒要部の正面図
である。
【図8】 ブラシ台の結合用板片部の平面図である。
【図9】 結合用板片部の正面図である。
【図10】 結合用板片部の断面図である。
【図11】 柄杆の結合部材の一部を断面で示す側面図
である。
【図12】 結合部材の端面図である。
【符号の説明】
1…ブラシ台 2…柄杆 3…結合部 4…結合用板片 5…係合凸部 8…二股板片 9…係合凹部 10…誘導部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ台背面に結合用板片を設け、該板
    片を柄杆先端に設けた二股板片内に挿入してブラシ台と
    柄杆を回動自在に結合する箒において、前記結合用板片
    の両側に係合凸部を設け、該係合凸部に対応して前記二
    股板片に係合凹部を設け、該係合凹部から柄杆先端に掛
    けて係合凸部を弾性的抵抗力を付与して誘導する誘導部
    を設けたことを特徴とする箒柄結合構造。
JP1992041255U 1992-06-16 1992-06-16 箒柄結合構造 Expired - Lifetime JPH0744294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992041255U JPH0744294Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箒柄結合構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992041255U JPH0744294Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箒柄結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0621567U true JPH0621567U (ja) 1994-03-22
JPH0744294Y2 JPH0744294Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=12603336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992041255U Expired - Lifetime JPH0744294Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箒柄結合構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0744294Y2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427264A (en) * 1977-08-02 1979-03-01 Schlerf Coronet Werke Device for fixing handle for scavenger
JPS6131359U (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 浪二 渡辺 ほうき型ブラシ
JPH0282255U (ja) * 1988-12-09 1990-06-26
JP3038051U (ja) * 1996-11-20 1997-06-06 有限会社ジェーフィット 係止具付ネームカードホルダー

Patent Citations (4)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPH0744294Y2 (ja) 1995-10-11

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