JPH0744294Y2 - 箒柄結合構造 - Google Patents

箒柄結合構造

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JPH0744294Y2
JPH0744294Y2 JP1992041255U JP4125592U JPH0744294Y2 JP H0744294 Y2 JPH0744294 Y2 JP H0744294Y2 JP 1992041255 U JP1992041255 U JP 1992041255U JP 4125592 U JP4125592 U JP 4125592U JP H0744294 Y2 JPH0744294 Y2 JP H0744294Y2
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JP
Japan
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plate piece
brush base
broom
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handle
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Application number
JP1992041255U
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English (en)
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JPH0621567U (ja
Inventor
光司 松野
Original Assignee
大一産業株式会社
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、金型をもって生産さ
れるプラスチック製の箒の柄結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、下面に多数のブラシ体を植設
したプラスチック製のブラシ台に対して適宜資材の柄杆
を結合した箒が市販されている。
【0003】この種の箒において、ブラシ台が横に細長
く出来ていて下面に適宜長さの多数のブラシ体を植設し
てなり、柄杆との結合部において回動自在のものがあ
る。この場合の回動自在とするブラシ台と柄杆との結合
構造としては、ブラシ台背面に結合孔を穿設した結合用
板片を一体に設け、柄杆先端にはブラシ台と同じプラス
チック製の結合部材を取着し、該結合部材に二股板片を
設けてこの二股板片内に前記結合用板片を挿入して二股
板片から結合ボルトを結合用板片の結合孔に貫通させ、
結合ボルト端部に蝶ねじを螺合した構造のものが知られ
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記するよ
うに、ブラシ台と柄杆との結合に、結合ボルトと蝶ねじ
を用いるものでは、常に蝶ねじ部が柄杆外面に大きく露
呈するため、箒の不使用時にこれが邪魔になることがあ
る。また、箒製作時には、結合ボルトと蝶ねじを別途用
意しなければならず部品点数が多くなり、組立工数が増
え、孔加工なども必要となり、手間が掛かり生産コスト
を高くする。
【0005】この考案は上述の点に鑑みなされたもので
あって、金型をもって生産されるプラスチック製の2つ
の部品だけでワンタッチ式に組立てができる構造簡単な
箒柄結合構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの考案の要旨とするところは、ブラシ台背面に結
合用板片を設け、該板片を柄杆先端に設けた二股板片内
に挿入してブラシ台と柄杆を回動自在に結合する箒にお
いて、前記結合用板片の両側に係合凸部を設け、該係合
凸部に対応して前記二股板片に係合凹部を設け、該係合
凹部から二股板片先端に掛けて係合凸部を弾性的抵抗力
を付与して誘導する誘導部を設けたことを特徴とする
箒柄結合構造にある。
【0007】
【作用】ブラシ台と柄杆との結合で、二股板片先端の誘
導溝部端部に係合凸部を当て、係合凸部を誘導溝部内に
押し込む。係合凸部が誘導溝部を通過する際は、二股板
片の弾性的抵抗力に抗して押し込まれ、係合凸部は最終
的に係合凹部に到達して係合して安定する。従って、ブ
ラシ台と柄杆とは、ワンタッチ式に組立てられる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1はこの考案の第1実施例を示す箒要部
の正面図、図2はブラシ台の結合用板片部の平面図、図
3は結合用板片部の正面図、図4は結合用板片部の断面
図、図5は柄杆の結合部材の一部を断面で示す側面図、
図6は結合部材の端面図である。
【0010】図において、1は下面に多数のブラシ1a
を植設したプラスチック製のブラシ台、2はブラシ台1
に結合される柄杆で、適宜の長さを有する。3はブラシ
台1と柄杆2との結合部を示す。
【0011】この考案の第1実施例では、結合部3を次
のように構成している。
【0012】ブラシ台1の背面に結合用板片4を設け、
この結合用板片4の両面相対位置に係合凸部5を設け
る。この係合凸部5は適宜の高さを有する断面円形状を
なすもので、その基部に周溝を設けて括れ部6を形成し
ている。
【0013】柄杆2先端に結合部材7を取着し、この結
合部材7に結合用板片4が挿入される二股板片8を設
け、この二股板片8には、係合凸部5に対応して係合凹
部9を設ける。また、この係合凹部9から二股板片8先
端(柄杆先端)に掛けて係合凸部5を誘導するための誘
部10を設けている。この実施例において誘導溝
10は切り込み溝状に形成しており、ブラシ台1と柄杆
2との結合で、二股板片8先端の誘導溝部10端部に係
合凸部5を当て、係合凸部5を誘導溝部10内に押し込
むと、係合凸部5が誘導溝部10を通過する際に、誘導
溝部10の対向溝縁に係合凸部5の括れ部6が嵌合摺動
して押し込まれ、二股板片8の弾力に抗して括れ部6で
誘導溝部10を押し拡げ気味に通過して係合凹部9に落
ち着き安定するようにしている。
【0014】図7はこの考案の第2実施例を示す箒要部
の正面図、図8はブラシ台の結合用板片部の平面図、図
9は結合用板片部の正面図、図10は結合用板片部の断
面図、図11は柄杆の結合部材の一部を断面で示す側面
図、図12は結合部材の端面図である。
【0015】この考案の第2実施例において、ブラシ台
1、柄杆2および結合部3の基本構成は上述の第1実施
例と同じくするもので、共通する部分については同一符
号を付け重複説明は省略する。
【0016】この第2実施例においては、結合部3を次
のように構成している。
【0017】結合用板片4の両面相対位置に設ける係合
凸部11が、適宜の高さを有する球面隆起状をなす。こ
の係合凸部11に対応して結合部材7に設けた二股板片
8の対向壁面に係合凹部12を設ける。この係合凹部1
2から二股板片8先端に掛けて誘導溝部13を設けてい
る。この実施例において誘導溝部13は、二股板片8の
壁面に凹設した浅溝状に形成しており、ブラシ台1と柄
杆2との結合時に、誘導溝部13に係合凸部11が押し
込まれると、二股板片8の弾力に抗して係合凸部11は
対向する二股板片8間を押し拡げるようにして誘導溝部
13を通過して係合凹部12に落ち着き安定するように
している。
【0018】なお、実施例では、係合凸部11に対する
二股板片8の弾性的抵抗力を調整するため、二股板片8
の板厚および幅員を適切に設定している。
【0019】
【考案の効果】上記のように構成したこの考案の箒柄結
合構造によれば、次のような効果を奏する。
【0020】(1) ブラシ台と柄杆との結合で、係合
凸部を二股板片の弾性的抵抗力に抗して誘導溝部を介し
て係合凹部に押し込むだけでよいから、ブラシ台と柄杆
は確実にワンタッチ式に結合される。
【0021】(2) 箒柄結合構造として、金型をもっ
て生産されるプラスチック製の2つの部品でよいから、
ブラシ台と柄杆との結合で、従来のような結合ボルトや
蝶ねじを必要とせず部品点数が少なく、また、特別な加
工を必要とせず、生産性に優れている。
【0022】(3) 箒の不使用時に、従来の蝶ねじな
どのように外方に突出する邪魔ものがないから、保管性
に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の第1実施例を示す箒要部の正面図
である。
【図2】 ブラシ台の結合用板片部の平面図である。
【図3】 結合用板片部の正面図である。
【図4】 結合用板片部の断面図である。
【図5】 柄杆の結合部材の一部を断面で示す側面図で
ある。
【図6】 結合部材の端面図である。
【図7】 この考案の第2実施例を示す箒要部の正面図
である。
【図8】 ブラシ台の結合用板片部の平面図である。
【図9】 結合用板片部の正面図である。
【図10】 結合用板片部の断面図である。
【図11】 柄杆の結合部材の一部を断面で示す側面図で
ある。
【図12】 結合部材の端面図である。
【符号の説明】
1…ブラシ台 2…柄杆 3…結合部 4…結合用板片 5…係合凸部 8…二股板片 9…係合凹部 10…誘導溝部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ台背面に結合用板片を設け、該板
    片を柄杆先端に設けた二股板片内に挿入してブラシ台と
    柄杆を回動自在に結合する箒において、前記結合用板片
    の両側に係合凸部を設け、該係合凸部に対応して前記二
    股板片に係合凹部を設け、該係合凹部から二股板片先端
    に掛けて係合凸部を二股板片の弾性的抵抗力を付与して
    誘導する誘導部を設けたことを特徴とする箒柄結合構
    造。
JP1992041255U 1992-06-16 1992-06-16 箒柄結合構造 Expired - Lifetime JPH0744294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992041255U JPH0744294Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箒柄結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992041255U JPH0744294Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箒柄結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0621567U JPH0621567U (ja) 1994-03-22
JPH0744294Y2 true JPH0744294Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=12603336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992041255U Expired - Lifetime JPH0744294Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箒柄結合構造

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JP (1) JPH0744294Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427264A (en) * 1977-08-02 1979-03-01 Schlerf Coronet Werke Device for fixing handle for scavenger
JPS6131359U (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 浪二 渡辺 ほうき型ブラシ
JPH0282255U (ja) * 1988-12-09 1990-06-26
JP3038051U (ja) * 1996-11-20 1997-06-06 有限会社ジェーフィット 係止具付ネームカードホルダー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0621567U (ja) 1994-03-22

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