JPH06215452A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH06215452A
JPH06215452A JP5007606A JP760693A JPH06215452A JP H06215452 A JPH06215452 A JP H06215452A JP 5007606 A JP5007606 A JP 5007606A JP 760693 A JP760693 A JP 760693A JP H06215452 A JPH06215452 A JP H06215452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel
cylinder
cassette
take
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5007606A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Moriyama
雅博 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5007606A priority Critical patent/JPH06215452A/ja
Publication of JPH06215452A publication Critical patent/JPH06215452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットをVTRの所定位置に装着するため
のカセットローディング機構や、装着されたカセットか
らテープを引き出してシリンダに巻き付けるテープロー
ディング機構を不要にして、機構の大幅な簡略化を実現
することを可能にする。 【構成】 シリンダ12に半周以上にわたってテープを
巻き付けるテープガイドブロック13、14をシリンダ
12の近傍位置に変位不能に固定し、VTRの組立て工
程で、予めテープ走行路を形成した上で、キャビネット
6、7内に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)のようにリールに巻装される磁気テープを回
転シリンダに巻き付けて情報の記録または再生を為す磁
気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRでは、特開昭59−153
650号公報に示されるように、供給及び巻取リールが
収納されたテ−プカセットをカセットローディング機構
にてカセットローディングし、各リールをVTR内のリ
−ル台に装着した後に、テープローディング機構により
磁気テープをカセットオ内から引き出し、回転シリンダ
に巻き付ける構成となっており、テープローディング機
構は、カセット内のアンローディング位置とシリンダへ
の巻き付けが完了するローディング完了位置まで変位す
る一対のテープガイドブロックにて構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、テ
ープカセットとVTR本体は独立であること、即ちテー
プカセットの交換を可能にすることを前提にしているの
で、少なくともカセットローディング機構及びテープロ
ーディング機構のように情報の記録または再生を実行す
る前の準備を行う機構が不可欠となる。
【0004】通常のVTRでは、これらのカセットロー
ディング機構及びテープローディング機構はスペース及
び部品点数の上で大きなウェートを占めており、またこ
れらの機構をタイミング良く動作させるために、駆動機
構、各種スイッチ及びメカニズムコントロール回路も必
要であった。
【0005】更に、前記準備機構以外の機構、例えばテ
ープ走行時のテープテンションを最適に保持するバック
テンション機構、キャプスタンにピンチローラを圧着す
るピンチローラ機構をテープローディング機構によるロ
ーディング中のテープ走行路形成中に走行路形成を邪魔
しないように待避させることも不可欠である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャーシに枢
支された供給及び巻取リール台と、両リール台に装着さ
れた供給及び巻取リールと、シリンダの近傍の供給及び
巻取リール台側の所定位置に予め変位不能に固定された
第1及び第2テープガイド手段を備え、両テープガイド
手段により磁気テープをシリンダに半周以上にわたって
巻き付けることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は上述のように構成したので、カセット
ローディング機構及びテープローディング機構が省略で
き、VTR本体の機構が大幅に簡略化される。
【0008】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例について
説明する。
【0009】図1は本実施例のカメラ一体型VTRのの
分解斜視図である。図1において、1は各種メカニズム
が搭載されたメカシャ−シ、2はこれら各種メカニズム
を駆動させる駆動回路及び磁気テープへの記録、あるい
はテープからの再生が為される映像及び音声信号の信号
処理を行う信号処理回路が配された回路基板である。
3、4は磁気テープ5が巻き付けられた供給及び巻取リ
ール、6、7はメカシャ−シ1、回路基板2及び両リー
ルを内部に収納するように互いに螺着固定される上側及
び下側キャビネットである。尚、上側キャビネット6に
は、レンズユニット8及びマイクロホン9が配備されて
いる。
【0010】メカシャ−シ1には、図2に示すようにV
TRに不可欠な各種部品及び機構が配備されている。
【0011】10、11はメカシャ−シ1に枢支された
供給及び巻取リール台であり、両リール台間に配された
首振りアイドラ(図示省略)により駆動される。また、
供給リール台10に供給リール3が、巻取リール台11
に巻取リール4が装着されている。12は複数の磁気ヘ
ッドが内蔵されメカシャ−シ1上に固定された回転シリ
ンダである。
【0012】メカシャ−シ1のシリンダ12の近傍位置
には、一対のテープガイドブロック13、14が変位不
能に固着されている。テープガイドブロック13はシリ
ンダ12に対して供給リール3側に配置され、同じくテ
ープガイドブロック14は巻取リール4側に配置されて
いる。テープガイドブロック13にはメカシャ−シ1に
対して傾斜したテープガイドポ−ル15、ガイドピン1
6が植立され、テープガイドブロック14にはメカシャ
−シ1に対して傾斜したテープガイドピン17とメカシ
ャ−シ1に対して直立したテープガイドポ−ル18が植
立されている。
【0013】19はキャプスタンモータ20により駆動
されるキャプスタン、21はキャプスタン19に対向す
るピンチローラで、メカシャ−シ1に枢支されている回
動レバー22上に枢支され、記録または再生時にこのレ
バー22が回動してキャプスタン19に磁気テープ5を
挟んで圧着しテープ走行を行う。また、キャプスタンモ
ータ20の駆動力は、ベルト等の駆動力伝達機構を介し
て首振りアイドラに伝達され、両リール台の駆動源とし
て利用される。
【0014】24はメカシャ−シ1に支軸27により枢
支されているテンションレバー25に固着されているテ
ンション検出ピンであり、レバー25には供給リール台
10に巻回され、一端がメカシャ−シ1に固着されたテ
ンションブレーキ28の他端が結合され、ピン24をテ
ープに当接させることによりテープテンションに応じて
供給リール台10にブレーキ力が付与され、テープテン
ションが一定に保持される。
【0015】29、30はテープの走行案内を行うよう
にメカシャ−シ1に植立されたテープガイドポスト、3
1、32、33はテープ走行案内を行いつつテープの傾
きを変更するテープガイドポストであり、メカシャ−シ
1に植設されている。
【0016】34は巻取リール台11にブレーキ力を付
与するリールブレーキレバーで、メカシャ−シ1に枢支
されている。
【0017】35は両リール台の中間位置にてメカシャ
−シ1に固着された発光ダイオードであり、メカシャ−
シ1の両側部に固着された受光素子36、37と夫々テ
ープを挟んで対向してテープエンドセンサーを構成し、
始終端に透明部が配されたテープを供給リール3側から
巻取リール4側に走行中に、供給ルール3側のテープが
終端に達すると透明部と対向することにより発光ダイオ
ード35の光が透明部を経て受光素子にて検知されテー
プ終端が検出される。逆にテープを巻取リール4側から
供給リール3側に走行中に巻取リール4側の終端に達す
ると透明部と対向して、発光ダイオード35の光が受光
素子37にて検知されテープ始端が検出される。
【0018】磁気テープ5は、供給リール3からテンシ
ョン検出ピン24、テープガイドポスト31、32、3
3、テープガイドポスト15、ガイドピン16を介して
シリンダ12に達して巻き付けられ、更にテープガイド
ピン17、ガイドポスト18、テープガイドポスト2
9、キャプスタン19、テープガイドポスト30を介し
て巻取リール4に達するように、キャビネット6、7内
に収納する前に予めVTRの組立て工程時にテープ走行
路が形成され、テープガイドブロック13、14がモー
ドに関係なく常時所定位置に固定されているため、図2
のテープ走行路は常時維持され、一旦キャビネット内に
収納されると、このテープ走行路を解除したり、変更す
ることはできず、テープの取り出しも当然不可能にな
る。尚、この場合、テープガイドブロック13、14上
のガイドピン及びガイドポストによるテープのシリンダ
12に対する巻き付け角度は、シリンダ12の半周以
上、即ち180度以上に設計されている。
【0019】このような構成のVTRにて記録または再
生を実行し、テープ終端に達すると受光素子36がこの
テープ終端を検知し、この検知信号が回路基板2上のシ
ステムコントロール回路(シスコン)に供給され、ピン
チローラ21の圧着が解除されて、キャプスタンモータ
20の駆動力は首振りアイドラを経て供給リール台10
に付与され、供給リール3側へのテープの巻戻しが開始
される。このテープ巻戻し中にテープ始端に達すると受
光素子37がこれを検知し、この検知信号がシスコンに
供給されキャプスタンモータ20を停止状態にする。従
って、このカメラ一体型VTRで撮影を行い、撮像映像
信号を磁気テープ5に記録する際に、テープ終端に達す
ると、自動的に記録モードが解除されてテープ始端まで
巻き戻して停止状態となるため、この後に使用者は再生
モードにして磁気テープに記録されている撮像映像信号
をキャビネット6に配設された出力端子に出力すること
により、モニターへの映出または他のVTRでのダビン
グ記録が可能になる。
【0020】尚、本実施例では、カセットの交換を不要
にしているので、キャビネットにカセットを挿入する開
口部が不要になる。また、装着される磁気テープの種類
及び厚みは予め決定されているため、テープ残量を算出
する際に必要なこれらのデータをを検出する回路や手動
スイッチも不要になる。また、テープローディング動作
が不要であるため、従来不可欠であったテープローディ
ング中のテンション検出ピン24やピンチローラ21の
待避位置への待避動作が不要になり、テンションレバー
25やピンチローラレバー22の回動ストロークは微少
量に維持可能となる。
【0021】
【発明の効果】上述のように本発明によると、常にテー
プローディング完了状態が維持されているため、カセッ
トローディング機構やテープローディング機構が不要に
なり、またこれらの機構を駆動する回路、モータ等も不
要になり、機構の大幅な簡略化及び部品点数の削減が可
能になり、組立て工数も減少する。
【0022】また、カセットの交換を不要にしているの
で、キャビネットにカセットを挿入する開口部が不要に
なり、外観デザインの自由度が広がり、アウトドアでの
使用に必要な防水性、防塵性の確保が用意になる。
【0023】また、装着される磁気テープの種類及び厚
みは予め決定されているため、これらを検出する回路や
手動スイッチが不要になる。
【0024】また、テープ交換を行わないことを前提に
しているので、再生は必ず記録した機器で行うことにな
りテープ走行系の設計精度が従来に比べ高精度なものが
要求されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の要部平面図である。
【符号の説明】
1 メカシャ−シ 10 供給リール台 11 巻取リール台 3 供給リール 4 巻取リール 12 回転シリンダ 13 テープガイドブロック 14 テープガイドブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに枢支された供給及び巻取リー
    ル台と、 該供給リール台に装着された供給リールと、 該巻取リール台に装着された巻取リールと、 前記シャーシに支持されたシリンダと、 前記シリンダの近傍の前記供給リール台側の所定位置に
    予め変位不能に固定された第1テープガイド手段と、 前記シリンダの近傍の前記巻取リール台側の所定位置に
    予め変位不能に固定された第2テープガイド手段を備
    え、 前記両テープガイド手段により磁気テープを前記シリン
    ダに半周以上にわたって巻き付けることを特徴とする磁
    気記録再生装置。
JP5007606A 1993-01-20 1993-01-20 磁気記録再生装置 Pending JPH06215452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007606A JPH06215452A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007606A JPH06215452A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06215452A true JPH06215452A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11670467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5007606A Pending JPH06215452A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06215452A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61172238A (ja) ビデオテ−プレコ−ダの自動頭出し装置
US4309729A (en) Magnetic tape cassette reproducing and/or recording system
KR20030009300A (ko) 전력 발생 장치
JPS61204853A (ja) 磁気テ−プ装置
JPH06215452A (ja) 磁気記録再生装置
US5247405A (en) Video tape recorder having two video decks on a single chassis for transducing with a single tape
US5379163A (en) Continuous reproduction method of tapes for a double-deck VTR
JP3529406B2 (ja) 記録装置および記録信号供給装置
JP3609694B2 (ja) テープレコーダ
JPH06325558A (ja) カメラ一体型ビデオレコーダー装置
JPH0836704A (ja) 時間差磁気記録再生装置
JPH0240588Y2 (ja)
JPH02128349A (ja) 映像信号再生装置
JPH0787029B2 (ja) ビデオ一体型カメラ
KR0136004B1 (ko) 비디오테이프의 재생구간 제어장치 및 그 제어방법(apparatus and method for rerroducing area control of video tape)
JPS63113884A (ja) 磁気記録再生装置
JP3158639B2 (ja) 映像信号再生装置
JPS58125278A (ja) 磁気記録テ−プ
JP2000231751A (ja) テープ状記録媒体を用いた情報記録装置及び情報再生装置、並びにこれらを用いたビデオカメラ装置
JPH0636538A (ja) 小型カセット用再生アダプタ
JPH0485750A (ja) 磁気再生装置
JPS63167584A (ja) 静止画像記録装置
JPH0514850A (ja) 映像記録再生装置
JPH01102763A (ja) 磁気記録/再生装置
JPH10302348A (ja) テープレコーダ装置