JPH062150U - 計器指針の照明構造 - Google Patents

計器指針の照明構造

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JPH062150U
JPH062150U JP4198192U JP4198192U JPH062150U JP H062150 U JPH062150 U JP H062150U JP 4198192 U JP4198192 U JP 4198192U JP 4198192 U JP4198192 U JP 4198192U JP H062150 U JPH062150 U JP H062150U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指針の輝度を十分に得つつ簡単な構成で組立
て作業性のよい計器指針の照明構造を提供する。 【構成】 導光材料からなる指針23の背後に文字板2
4を、この文字板の背後に導光板25をそれぞれ配設す
る。文字板及び導光板の外形に沿ったサークル形状の放
電管からなる光源26により導光板25を介して文字板
および指針を照明する。放電管は導光板の外周端面25
cを囲むように配置されると共に、その内壁に塗布した
蛍光体層が導光板の外周端面に対面する部分がスリット
状に取除かれている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、指針を高い輝度で光輝するようにした計器指針の照明構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のスピードメータのような計器は、夜間など暗所での視認性を確保する ため、照明手段が付設されている。指針と文字板とを有する計器においては、そ の両方を照明するため、照明手段として文字板背後に設けられた導光板と、該導 光板を照明する光源とが用いられる。この場合、文字板は導光板全面により背後 から照射された光の透過によって照明され、指針は導光板を介して指針本体内に 導光することにより照明される。
【0003】 しかし、上記のような照明構造では、光源の発する光の輝度が十分でないため 、導光板によって導光された光を導入した指針の輝度は限られ、黄昏時や逆光時 など周囲の環境の変化によっては指針の視認性が不十分となる場合があった。
【0004】 そこで、放電管自身を指針に用いて上述したような難点を解消するようにした 考案がなされている。図2及び図3はこの種の計器指針の照明構造の一例を示す 正面図及び分解斜視である。同図において、計器の入力信号が供給される内機1 は入力信号に応じて回転駆動される指針軸2を有し、この指針軸2は1対のヘア スプリング3,4によってバランスされていて入力信号に応じた所定角度回転さ れる。
【0005】 指針軸2の先端には指針保持部材5を介して放電管からなる指針6が固定され ている。指針6の背後には文字板7が配設されており、文字板7には計器の種類 に応じた文字表示が印刷などの手段により形成されている。指針6はその中央部 と基端部とに受電部8,9を有し、この受電部8,9に対し、前記指針保持部材 5に沿って一対配設された給電板10,11の弾性片10a,11aが圧接して いる。
【0006】 この給電板10,11は下端部が一対のヘアスプリング12,13の一端に各 々固着しており、ヘアスプリング12,13の他端は内機1内に設けられた端子 板14,15に各々接続されている。そしてこの端子板14,15に指針(放電 管)6に対する電源が接続される。従って指針5への給電は端子板14,15、 ヘアスプリング12,13、給電板10,11を介して行われる。なお、図中1 6は指針軸2に対するインシュレータ、17,18,19はカバーである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来例では、指針5が自発光であるから指針の輝度は十分に得られる が、回動する指針5に対して固定された内機1側から給電を行わなければならな いため、その給電構造はヘアスプリング12,13を介するなど複雑化している 。従って、組立作業の煩雑化によるコストアップが問題であった。
【0008】 よって本考案は、上述した従来の問題点に鑑み、指針の輝度を十分に得つつ簡 単な構成で組立て作業性のよい計器指針の照明構造を提供することを目的として いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案により成された計器指針の照明構造は、計器内 機に連結された軸の端部に取付けられた導光材料からなる指針と、該指針の背後 に配置された文字板と、該文字板の背後に配置された導光板と、該導光板を介し て前記文字板および指針を照明する光源とを備えた計器指針の照明構造において 、前記光源は文字板及び導光板の外形に沿ったサークル形状の放電管からなり、 前記導光板の外周端面を囲むように配置されると共に、放電管の内壁に塗布した 蛍光体層が前記導光板の外周端面に対面する部分がスリット状に取除かれている ことを特徴としている。
【0010】
【作用】
上記構成により、指針には蛍光層を介しない放電管の直接光が導光板を介して 指針に導かれる。また指針への給電構成はなく、従来の導光板による照明構造で あって組立作業は容易である。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案による計器指 針の照明構造の一実施例を示す分解斜視図であるが、図2及び図3について上述 した計器内機のような従来例と同様の部分の説明は省略する。
【0012】 図1において、21は計器内機、22は指針軸、23は指針、24は文字板、 25は導光板、26は光源である。
【0013】 指針23は指針軸22の先端に取り付けられた導光材料からなり、指針23の 背後には文字板24が配設されている。文字板24は透光性を有する基材に目盛 24aや文字24bが文字抜き印刷、すなわち、目盛24aや文字24bの部分 を透光性となし、それ以外の部分を不透光性となるような印刷を施して形成され ている。
【0014】 この文字板24の背後にはアクリルなどの透明樹脂材料からなる導光板25が 配設され、この導光板25は文字板24より1回り小径な相似形状の板状部材と なっている。導光板25の中央には指針軸22を挿通する孔25aとこの孔25 aの周壁として形成された反射面25bとが形成されており、また外周端面25 cは光導入用の入射面として形成されている。
【0015】 導光板25の外周端面25cに対面するように、すなわち導光板25及び文字 板24の外径に沿うようにサークル形状の光源26が配置されている。この光源 26はその内壁に蛍光層を塗布した、所謂、放電管からなり、内壁部分のうち、 前記導光板25の外周端面25cに対面する対面部26aがスリット状に蛍光層 を取り除かれ、直接光が漏光するようになっている。そして光源26へは内機2 1の所定個所に設けられたターミナルから電源がリード線27を介して供給され る。
【0016】 この構造の計器指針では、文字板24の目盛24aや文字24bが光源26の 真上に位置しているため、目盛24aや文字24bからは、放電管26の内壁面 の蛍光層の蛍光発光により発せられる光が漏光し、目盛表示として視認される。 文字板24のその他の部分は、蛍光層が除かれた対面部26aから導光板25へ 入射され導光板表面から漏光する光により背後から照明される。また、前記対面 部26aから導光板25内に導かれた放電管の直接光は、導光板25の中心部分 の反射面25bによって上方の指針23内に導光され、指針23全体を光輝され る。
【0017】 一般に、放電管の直接光と、蛍光層を介した間接光とでは、約3倍程度の明る さの差異があるため、この間接光によって大部分が照明される文字板に比べ、直 接光が導光されて照明される指針の輝度は極めて高いものになる。
【0018】 上述したように本考案による照明構造によれば、指針を高輝度で光輝させるこ とができるので、多少減光されても指針の視認性が損なわれることがなく、ブラ ックフェイス計器、すなわち、光源である放電管を点灯していないとき文字板の 表示や指針を見えないように計器前面にスモーク板を配した計器に好ましく適用 することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、指針は自発光ではなく、蛍光層を介さな い放電管内の直接光を導光板を介して指針に導入して指針を光輝させるようにし ているため、指斜の明るさが増し、視認性が極めて良好であるとともに、指針へ の給電経路が不要であって照明経路としている従来用いられる導光板を利用する だけであるから、構成が簡単で組立作業も煩雑さがない。従って低コストでの製 造が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案による計器指針の照明構造の一実
施例を示す分解斜視図である。
【図2】図2は従来の計器指針の照明構造を示す正面図
である。
【図3】図3は図2の計器指針の組立構造を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
21 計器内機 22 指針軸 23 指針 24 文字板 25 導光板 25c 導光板の外周端面 26 光源(放電管) 26a 光源の対面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器内機に連結された軸の端部に取付け
    られた導光材料からなる指針と、該指針の背後に配置さ
    れた文字板と、該文字板の背後に配置された導光板と、
    該導光板を介して前記文字板および指針を照明する光源
    とを備えた計器指針の照明構造において、 前記光源は文字板及び導光板の外形に沿ったサークル形
    状の放電管からなり、前記導光板の外周端面を囲むよう
    に配置されると共に、放電管の内壁に塗布した蛍光体層
    が前記導光板の外周端面に対面する部分がスリット状に
    取除かれていることを特徴とする計器指針の照明構造。
JP4198192U 1992-06-18 1992-06-18 計器指針の照明構造 Expired - Fee Related JP2548854Y2 (ja)

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