JPH06214494A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH06214494A
JPH06214494A JP688293A JP688293A JPH06214494A JP H06214494 A JPH06214494 A JP H06214494A JP 688293 A JP688293 A JP 688293A JP 688293 A JP688293 A JP 688293A JP H06214494 A JPH06214494 A JP H06214494A
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JP
Japan
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toner
roller
cleaning
cleaning device
photosensitive drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP688293A
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English (en)
Inventor
Eiichi Sakai
栄一 坂井
Koichi Kudo
浩一 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH06214494A publication Critical patent/JPH06214494A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニング装置のトナー回収ローラによっ
て感光体ドラムに傷が付くのを防止してライフを延長す
ると共に常に良好なトナー画像を形成させる。 【構成】 クリーニング装置10には感光体ドラム3に押
接して回転するトナー回収ローラ24が軸支されている。
トナー回収ローラ24の左軸心部24Bにはコイルばね29が
挿入され右方向に付勢し右軸心部24Cの側端面がトナー
回収ローラ24の軸心と直交して設けられる偏心カム27の
カム面に当接している。偏心カムの1回転によって偏心
量eによって定められた移動ストロークが伝達されトナ
ー回収ローラ24を軸方向に摺動し復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やプリンタなどの
電子写真画像形成装置に設けられるクリーニング装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機等の電子写真式画像形成装
置は原稿を載置するプラテンと、その下方に往復動する
原稿照射ランプと反射ミラー及び固定された投影レンズ
と反射ミラーとで構成される走査光学系と、帯電極によ
って所定の電位がチャージされて回転する感光体ドラム
と、前記走査光学系によって前記感光体ドラム面上に形
成された静電潜像にトナーを付与して現像する現像器
と、該感光体ドラム面の下方に向けて搬送される転写材
である記録用紙面上にトナー画像を転写する転写極と、
分離極及び除電極と、前記記録用紙面上に転写されたト
ナー画像を定着する定着器と、転写したのちの前記感光
体面上に残留するトナーや紙粉などを除去するクリーニ
ング装置とによって構成されている。
【0003】そして所定の搬送経路に従って間欠的に搬
送される記録用紙面上に所要のトナー画像がつぎつぎに
記録されるようになっている。
【0004】クリーニング装置は平板状のクリーニング
ブレードの先端を感光体ドラムの周面に押接し残留する
トナーを掻き落としてクリーニングする一般的なブレー
ドクリーニング方式が用いられている。そしてクリーニ
ングブレードの下方には感光体ドラムに当接して回転す
るトナー回収ローラが設けられクリーニングブレードに
よって掻き落されたトナーが直接記録紙上にこぼれない
ようにすると共に所定の位置に設けられるトナーボック
スに導いて回収するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらトナー回
収ローラが感光体ドラムの周面に常時押接したままで回
転していると掻き落されたトナーや紙粉等によってこの
トナー回収ローラの周面に筋状のトナー層が形成されて
固まると感光体ドラムの周面にはトナー層に相当する帯
状の傷が付く。
【0006】そして感光体層に傷が付くと感光体の膜厚
が不均一となって感度ムラが生ずるため感光体ドラムに
形成されるトナー画像に濃度ムラが生じこの濃度ムラは
特にハーフトーンの画像において目立ち画質を著しく低
下させる欠点がある。
【0007】本発明はこのような問題点を解決してトナ
ー回収ローラが感光体ドラムに当接して回転していても
感光体ドラムの感光体層に傷を付けることなく感光体ド
ラムのライフを延長すると共に常に良好なトナー画像を
形成することのできるクリーニング装置の提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は像形成体上の
残留トナーをクリーニングするクリーニング部材と、こ
のクリーニング部材によって除去されるトナーを回収す
るトナー回収部材とを有する画像形成装置のクリーニン
グ装置において、前記トナー回収部材は像形成体の周面
に当接して回転すると共に該トナー回収部材の軸方向に
摺動するようにしたことを特徴とするクリーニング装置
によって達成される。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例を図1のトナー回収ローラ
の軸方向へ摺動する機構を示す側断面図と図2のクリー
ニング装置の要部を示す概略図と図3の画像形成装置の
構成を示す側断面図とによって説明する。しかし本発明
は本実施例に限定されるものではない。
【0010】図3に示すように電子写真画像形成装置
(以下単に画像形成装置と呼ぶ)18は本体1の上面に原
稿Mを設置するプラテンガラスPが設けられ、本体1内
のこのプラテンガラスPの下方には走査光学装置2が設
けられている。走査光学装置2は往復動する原稿照射ラ
ンプ2a、第1ミラー2b、V字形を形成する第2,第
3ミラー2cおよび固定された投影レンズ2dと第4ミ
ラー2eとから成る。本体1の内部中央には感光体ドラ
ム3が矢印方向に回転可能に設けられており、その周辺
には、回転方向に沿って感光体3aを一様に帯電する帯
電極4と、トナー補給装置5によりトナーが補給され現
像スリーブ6aを内蔵する現像器6と、転写電極7と、
分離電極8と、除電電極9と、クリーニング装置10とが
順次配置されている。給紙カセット11,11′にはそれぞ
れサイズの異なる2種類の記録紙が収納されて本体1に
セットされている。12は給紙カセット11に収納された記
録紙を第2給紙ローラ13の手前の待機位置まで給送する
第1給紙ローラであり、記録紙の重送を防止するために
ベルトを介して回転されるローラ12a,12aと停止ロー
ラ(さばきローラともいう)12bとにより構成されてい
る。13は第1給紙ローラ12により給送される記録紙を前
記待機位置で一旦停止させ、その後感光体3a上の可視
像先端と記録紙先端とを転写位置で一致させるように適
切なタイミングで転写位置に向けて再び給紙する第2給
紙ローラ、14は第1給紙ローラ12により給送された記録
紙を第2給紙ローラ13の位置まで案内するためのガイド
板であり、レバー(図示せず)を操作することによって
開閉され、手を入れてジャム紙が取り出せるようになっ
ている。15は転写後の記録紙を定着位置まで搬送する搬
送装置であり、定着装置16は加熱ローラ16aと圧着ロー
ラ16bとから成る。17は定着後の記録紙を本体外部に排
紙する排紙ローラである。
【0011】上記装置において、コピーボタンを操作す
ると、プラテンガラスP上の原稿Mは走査光学装置2に
より露光走査され、感光体ドラム3の感光体3a上に原
稿Mの静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器6
により可視像とされ、この可視像は本体1の給紙カセッ
ト11,11′のいずれかから給送された記録紙に転写電極
7によって転写される。転写後記録紙は分離電極8によ
り感光体3aから分離され、搬送装置15により定着装置
16に搬送され、そこで定着され排紙ローラ17により排紙
される。このようにして記録紙面上に所要のトナー画像
がつぎつぎと記録されるようになっている。
【0012】次に本発明のクリーニング装置10について
説明する。図2に示すようにクリーニング装置10はこの
装置10のハウジングを形成するクリーニング本体21と、
ブレードホルダ23に一体的に取付けられるクリーニング
ブレード(以下単にブレードと呼ぶ)22と、このブレー
ド22によって掻き落されたトナーを回収するトナー回収
ローラ24と、このトナー回収ローラ24に当接してトナー
を除去するスクレーパ25と、搬送スクリュー26とによっ
て構成されている。
【0013】図に示すようにブレード22は例えばポリウ
レタン材が用いられる薄板状の部材でブレードホルダ23
に挟み込まれて一体的に取り付けられていると共に該ブ
レードホルダ23はクリーニング本体21に回転可能に軸支
される回転軸23aと一体的に取り付けられている。
【0014】ブレード22の長手方向(紙面垂直方向)の
寸法は例えばB4サイズの記録紙の幅方向に画像を記録
する感光体ドラム3の周面をクリーニングすることので
きる長さを有している。
【0015】そしてブレード22の先端部は矢印で示す感
光体ドラム3の時計方向の回転と同方向の上方に向けて
該感光体ドラム3の周面に所定の押圧力で押接する。
【0016】トナー回収ローラ24は金属材を用いたシャ
フト24Aを軸心としてその外周に例えばポリウレタンス
ポンジ等の弾性層で被覆したものである。また必要に応
じてこの弾性層にカーボンブラックを分散含有して導電
性を持たせたり、金属粉も分散含有して研磨性を持たせ
ることもできる。さらに、必要によりその外周に弗素樹
脂、シリコン樹脂等の薄層を形成し被覆することもでき
る。
【0017】そしてシャフト24Aの両側端部に設けられ
る左軸心部24Bと右軸心部24C(図1に示す)とによっ
てクリーニング本体21の両側壁に回動可能に軸支される
と共に図に示すように各左右軸心部24B,24Cにかけら
れるコイル状の押圧ばね31によって感光体ドラム3の周
面に所定の押圧力で押接するようになっている。
【0018】そして感光体ドラム3の周面に押接される
トナー回収ローラ24は該感光体ドラム3との押接面にニ
ップ幅dが形成されこのニップ幅dによってトナーが下
方にこぼれ落ちることなく確実に回収されると共に感光
体ドラム3との摩擦によって回転する。但し回転をより
確実にするためにモータと接続して回転するようにして
もさしつかえない。
【0019】そして転写を終えて矢印方向に回転する感
光体ドラム3の周面に残留するトナーはブレード22の先
端部によって掻き落とされ、該ブレード22の下方に位置
するトナー回収ローラ24とスクレーパ25とによって回収
されたのち、クリーニング本体21に回転可能に軸支され
る搬送スクリュ26によって所定の位置に搬送される。
【0020】次にトナー回収ローラ24の軸方向に移動す
る摺動機構とその作用について説明する。図1に示すよ
うにクリーニング本体21の両側壁に軸支されるトナー回
収ローラ24の左軸心部24Bには左端がクリーニング本体
21のトナー回収ローラ軸受部21Aの座面に、右端がシャ
フト24Aの左側端面に当接するコイルばね29が挿入され
トナー回収ローラ24を右方向に付勢している。このコイ
ルばね29の弾性力はトナー回収ローラ24が感光体ドラム
3との摩擦や、クリーニング本体21と嵌合する各左右軸
心部24B,24Cの摩擦に対しても支障なく右方に摺動で
きるように設定されている。
【0021】そしてクリーニング本体21の右側壁に嵌合
するトナー回収ローラ24の右軸心部24Cの側端面には偏
心カム27が当接するように設けられている。そしてこの
偏心カム27はトナー回収ローラ24の軸心と直交し、上下
方向(図1)の支軸がクリーニング本体21の偏心カム軸
受部21Bに回転可能に軸支されている。そしてコイルば
ね29によって右方向に付勢されるトナー回収ローラ24は
右軸心部24Cの側端面が偏心カム27のカム面に当接し、
回転する偏心カム27の偏心ストロークが伝達されるよう
になっている。
【0022】偏心カム27は例えば金属材によるローラ状
のカムで偏心量eを有しこの偏心量eはトナー回収ロー
ラ24を軸方向へ5〜6mm摺動させるストロークが設定さ
れている。なおこの偏心量eはトナー回収ローラ24の特
性に応じて任意に設定されてよい。
【0023】そして偏心カム27に弾性的に当接するトナ
ー回収ローラ24は偏心カム27の1回転によりコイルばね
29を介して例えば偏心量eで設定された5〜6mmの移動
量が伝達されて矢印で示す左右方向に摺動し復帰する。
そして図に示すように偏心カム27のシャフトの一端(図
1の下方)にはモータ28が一体的に取付けられあらかじ
め記憶されているCPUの制御によって間欠的に回転す
るようになっている。偏心カム27が間欠的に回転する間
隔と回転数とは前述した筋状のトナー層が発生しない範
囲で任意に設定されてよいが通常5〜6分おきに数回転
するようにしている。
【0024】このように構成されているトナー回収ロー
ラ24は感光体ドラム3のクリーニング過程でCPUの制
御により一定間隔毎に定められたストロークと回転数に
従って偏心カム27を回動させ感光体ドラム3とトナー回
収ローラ24との互の周面を摺接させることにより前述し
た筋状に形成されるトナー層の発生を未然に防止するこ
とができる。従って感光体ドラム3の画像形成領域は常
に清浄に保たれて良好なトナー画像が得られる。
【0025】なおトナー回収ローラ24の左右の摺動をよ
り確実なものとするためにコイルばね29を省き右軸心部
24Cに作用する偏心カム27と同様な偏心カムを左軸心部
24Bの側端面に設け互に同期して回転させるようにして
もよい。この場合図示は省略するが一方の偏心カム27と
軸心部24B(24C)との間にはばね等によるダンパーを
設け偏心カム27同志によってトナー回収ローラ24が挟み
込まれないようにしておく必要がある。その他、前述し
た摺動機構の主旨に沿った公知の機構を用いてトナー回
収ローラ24を左右方向に摺動させるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のクリーニング装置に設けられる
トナー回収ローラの軸方向への摺動によって感光体ドラ
ムには傷が発生することなく清浄に保たれそのライフが
著しく延長されると共に該感光体ドラムには常に良好な
トナー画像が形成されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例によるトナー回収ローラの軸
方向への摺動機構を示す側断面図。
【図2】クリーニング装置の要部を示す概略図。
【図3】画像形成装置の構成を示す側断面図。
【符号の説明】
3 感光体ドラム 10 クリーニング装置 18 画像形成装置 21 クリーニング本体 21A トナー回収ローラ軸受部 21B 偏心カム軸受部 22 クリーニングブレード 24 トナー回収ローラ 24A シャフト 24B 左軸心部 24C 右軸心部 25 スクレーパ 27 偏心カム 28 モータ 29 コイルばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体上の残留トナーをクリーニング
    するクリーニング部材と、このクリーニング部材によっ
    て除去されるトナーを回収するトナー回収部材とを有す
    る画像形成装置のクリーニング装置において、前記トナ
    ー回収部材は像形成体の周面に当接して回転すると共に
    該トナー回収部材の軸方向に摺動するようにしたことを
    特徴とするクリーニング装置。
JP688293A 1993-01-19 1993-01-19 クリーニング装置 Pending JPH06214494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP688293A JPH06214494A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 クリーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP688293A JPH06214494A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 クリーニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06214494A true JPH06214494A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11650611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP688293A Pending JPH06214494A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 クリーニング装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06214494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797299B1 (ko) * 2001-08-01 2008-01-23 주식회사 포스코 에지마크 방지용 코터롤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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