JPH062143U - 制御装置 - Google Patents
制御装置Info
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- JPH062143U JPH062143U JP4799292U JP4799292U JPH062143U JP H062143 U JPH062143 U JP H062143U JP 4799292 U JP4799292 U JP 4799292U JP 4799292 U JP4799292 U JP 4799292U JP H062143 U JPH062143 U JP H062143U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 現在値と設定値とのうち、アプリケーション
に対応して重要度の高い側の数値を選択的に大きく表示
させて、視認性の向上を図るようにする。 【構成】 装置本体部1の表面部に設けた文字サイズの
異なる大小2つの表示部10,11への設定値および現
在値の送出を、電圧レベルの変化またはそれにともなっ
て変化するデータの変化の読み取りに応じて切り換える
CPU30を設けて構成している。
に対応して重要度の高い側の数値を選択的に大きく表示
させて、視認性の向上を図るようにする。 【構成】 装置本体部1の表面部に設けた文字サイズの
異なる大小2つの表示部10,11への設定値および現
在値の送出を、電圧レベルの変化またはそれにともなっ
て変化するデータの変化の読み取りに応じて切り換える
CPU30を設けて構成している。
Description
【0001】
この考案は、例えばカウンタやタイマなどのような制御装置に関するもので、 詳しくは、装置本体部の表面に設定値および現在値を同時に表示する2つの表示 部を設けてなる制御装置に関するものである。
【0002】
この種の制御装置にあっては、本体部の表面に制御すべき目標値である設定値 と、その被制御機器の動作結果である現在値とをそれぞれ同時に表示する2つの 表示部を備えており、それら表示部に表示される数値文字としては、目視確認の 機能を十分に果たせ得る意味から、その文字サイズが大きければ大きい程好まし い。
【0003】 ところで、一般的に装置本体部の表面部の大きさは、DIN規格で統一されて おり、カウンタ等の小型制御装置における表面部の大きさは、48mm角や72 mm角が主流となっていて、視認性の向上のための数値表示部の文字サイズの拡 大には限界がある。
【0004】 従来から、表示されている2種類の数値が設定値(以下、SVと称する)であ るのか、あるいは現在値(以下、PVと称する)であるのかを区別するために、 2種類の数値の表示色を互いに異にしたり、数値の前などにSV、PVといった 表示数値の種類を見分けるための頭文字を別個に付設するなどの工夫が施されて いた。さらに、大部分のものは、数値の文字サイズを大小2つに変えて、いずれ の場合も、PVを表示する文字サイズをSVを表示する文字サイズよりも大きく している。
【0005】
しかしながら、例えばタイマ等においては、PVよりもSVを注視することが 重要な場合が多く、このような場合、上述したように、文字サイズの拡大に限界 があることと、SVの方が小さい文字サイズで表示されていることとにより、そ のSVを離れた場所から目視確認することが非常に困難となり、誤認にともなっ て種々のトラブルを発生しやすいといった問題があった。特に、DIN規格のう ちの48mm角の制御装置においては、SVの視認性が悪いものであった。
【0006】 この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、アプリケーションに対応して、 PV、SVのうちユーザーが重要とする方の数値を大きい文字サイズで任意選択 的に表示させて視認性の向上を図ることができる制御装置を提供することを目的 としている。
【0007】
上記目的を達成するために、この考案に係る制御装置は、SVおよびPVを同 時に表示する文字サイズが大小2つの表示部を装置本体部の表面に設けている制 御装置において、電圧レベルをローとハイに切り換える電圧レベル切換手段と、 この電圧レベル切換手段により切り換えられる電圧レベルもしくはその電圧レベ ルにより変化するデータを読み取る入力端子を有するCPUと、このCPUに上 記電圧レベルもしくはデータの変化が入力されたとき、このCPUが有するSV およびPVの上記大小2つの表示部への送出を切り換える手段とを備えたもので ある。
【0008】
上記構成の制御装置によれば、電圧レベル切換手段を介して電圧レベルをロー とハイに任意に切り換えることによって、その電圧レベルもしくはそれにともな って変化するデータをCPUが読み取り、このCPUの働きにより、SVとPV の大小2つの表示部への送出が切り換えられて、ユーザーの所望する側を大きい 表示部に表示させることが可能である。
【0009】
【実施例】 以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。 図1は、この考案に係る制御装置の一例となるタイマの全体斜視図であり、同 図において、1は装置本体部で、その表面板部1Aには、文字サイズが異なる大 小2つの表示部10、11および数値のアップダウンなどの各種設定用のスイッ チ群12、13、14が設けられているとともに、側面板部1Bには、電圧レベ ル切換手段となるスライドスイッチ15が装着されている。
【0010】 図2は、上記大小2つの表示部10、11と上記スライドスイッチ15との動 作状態を相互に関連づけて説明するための図である。この図2においては、説明 を簡単で分かりやすくするために、タイマの設定値(SV)を5.678sec とし、タイマが起動して現在までの計時時間(PV)を1.234secと仮定 している。同図(A)では、スライドスイッチ15がOFFの状態にあり、大き い側の表示部10にPVの1.234secが、小さい側の表示部11にSVの 5.678secがそれぞれ表示されている。
【0011】 また、同図(B)では、上記スライドスイッチ15がONに切り換えられてお り、この状態では上記(A)と全く逆の表示となる。すなわち、大きい側の表示 部10にSVの5.678secが、小さい側の表示部11にPVの1.234 secがそれぞれ表示される。なお、図2において、各表示部10、11の前に 表示されているPV、SVの文字21〜24はそれぞれ半透過性の表面シートに プリントされており、該シートの下部に設けたランプ(図3の21a,22a, 23a,24a)の点灯により文字が浮かび上がる構成となっている。
【0012】 図3は、上記タイマの主要部の構成を示すブロック図であり、同図において、 31は上記スライドスイッチ15を電圧レベル切換回路、30はCPUであり、 このCPU30の入力端子の一つであるポートXの電圧レベルは上記スライドス イッチ15のON,OFFにともないロー(L)とハイ(H)に変化する。この 電圧レベルの変化により、CPU30が有するPVデータとSVデータとが、大 小2つの表示部10,11に選択的に送出されるように構成されている。32は 上記スイッチ群12,13,14からなるキー入力部である。
【0013】 次に、上記構成のタイマにおけるPVおよびSVの表示動作について、図4の フローチャートを参照して説明する。 まず、スライドスイッチ15を操作する(ステップS1)。このとき、CPU 30のポートXの電圧レベルがLがHかを判定し(ステップS2)、Lの場合は 、図2(B)に示すように、PVを小さい側の表示部11へ、SVを大きい側の 表示部10へそれぞれ送出して各数値を表示するとともに(ステップS3)、ラ ンプ23a,24aをONして点灯する(ステップS4)。
【0014】 また、ステップS2での判定がHの場合は、図2(A)に示すように、PVを 大きい側の表示部10へ、SVを小さい側の表示部11へそれぞれ送出して各数 値を表示するとともに(ステップS5)、ランプ21a,22aをONして点灯 する(ステップS6)。
【0015】 なお、上記実施例において、各表示部10,11に表示される数値の表示色を PVとSVとで互いに異なるように設定しておけば、それらの識別性が高まり、 一層目視確認機能を優れたものにすることができる。
【0016】
以上のように、この考案によれば、電圧レベルを切り換えるだけの簡単な操作 により、SVとPVの大小2つの表示部への送出を任意に切り換えることができ るから、アプリケーションに対応して、ユーザーが重要と判断される数値の方を 大きな文字で表示させて、その重要数値の目視確認性能を格段に向上することが できる。また、CPUを用いてソフト処理により、上記機能を発揮させることが できるので、部品材料費の上昇などを招くことなく、PV、SVの視認性の向上 を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるタイマの全体斜視図
である。
である。
【図2】表示部の拡大正面図である。
【図3】主要部の構成を示すブロック図である。
【図4】動作を説明するためのフローチャートである。
1 装置本体部 10 大きい側の表示部 11 小さい側の表示部 15 スライドスイッチ 30 CPU 31 電圧レベル切換回路
Claims (1)
- 【請求項1】 設定値および現在値を同時に表示する文
字サイズが大小2つの表示部を装置本体部の表面に設け
ている制御装置において、電圧レベルをローとハイに切
り換える電圧レベル切換手段と、この電圧レベル切換手
段により切り換えられる電圧レベルもしくはその電圧レ
ベルにより変化するデータを読み取る入力端子を有する
CPUと、このCPUに上記電圧レベルもしくはデータ
の変化が入力されたとき、このCPUが有する設定値お
よび現在値の上記大小2つの表示部への送出を切り換え
る手段とを備えていることを特徴とする制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4799292U JP2552387Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4799292U JP2552387Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062143U true JPH062143U (ja) | 1994-01-14 |
JP2552387Y2 JP2552387Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=12790820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4799292U Expired - Fee Related JP2552387Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552387Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4799292U patent/JP2552387Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2552387Y2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |