JPH06214372A - 写真材料の迅速洗滌装置およびその方法 - Google Patents
写真材料の迅速洗滌装置およびその方法Info
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- JPH06214372A JPH06214372A JP5311026A JP31102693A JPH06214372A JP H06214372 A JPH06214372 A JP H06214372A JP 5311026 A JP5311026 A JP 5311026A JP 31102693 A JP31102693 A JP 31102693A JP H06214372 A JPH06214372 A JP H06214372A
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- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
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- G03C7/3046—Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/08—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
- G03D3/13—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
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- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 写真材料の洗浄操作速度を速める洗浄装置、
および方法を提供する。 【構成】 ローラの各々の対のローラ４は互いに軸を平
行にして配置され、その中を通される写真材料５のそれ
ぞれ前側および後側と接触しており、少なくとも１つの
ローラの対のローラ４が写真材料５に及ぼす圧力は５０
〜１０００ｐ／ｃｍ2に設定され、材料を下向きに通す
列の少なくとも１対のローラ４、および材料を上向きに
通す列の少なくとも１対のローラ４には給水部材６が備
えられている。
および方法を提供する。 【構成】 ローラの各々の対のローラ４は互いに軸を平
行にして配置され、その中を通される写真材料５のそれ
ぞれ前側および後側と接触しており、少なくとも１つの
ローラの対のローラ４が写真材料５に及ぼす圧力は５０
〜１０００ｐ／ｃｍ2に設定され、材料を下向きに通す
列の少なくとも１対のローラ４、および材料を上向きに
通す列の少なくとも１対のローラ４には給水部材６が備
えられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液を満たした少なくとも
一つのタンクと、該タンクの液面の上方に互いに上下に
配置された二列のローラの対から成る写真材料を連続的
に洗滌する装置に関する。
一つのタンクと、該タンクの液面の上方に互いに上下に
配置された二列のローラの対から成る写真材料を連続的
に洗滌する装置に関する。
【０００２】
【従来技術及びその課題】写真の処理工程においては、
写真材料（フィルム／印画紙）を多段工程、例えば現
像、洗滌、漂白、洗滌、定着、洗滌、安定化、乾燥の工
程か、または現像、定着、洗滌、乾燥の工程に通す。
写真材料（フィルム／印画紙）を多段工程、例えば現
像、洗滌、漂白、洗滌、定着、洗滌、安定化、乾燥の工
程か、または現像、定着、洗滌、乾燥の工程に通す。
【０００３】乾燥を行う前に写真材料にくっついた水を
出来るだけ完全に除去するために、初期にはいわゆる
「ワイパー」が使用された。こうすれば乾燥操作が促進
され、くっついた水を蒸発させるのに通常必要なエネル
ギーが節約できる。
出来るだけ完全に除去するために、初期にはいわゆる
「ワイパー」が使用された。こうすれば乾燥操作が促進
され、くっついた水を蒸発させるのに通常必要なエネル
ギーが節約できる。
【０００４】これらのワイパーはしばしば個々の処理工
程の前または後においても使用され、溶液がくっついて
来るのを防止する。この目的のためには例えば写真材料
の片側または両側を拭うゴムの唇状部材が使用される。
程の前または後においても使用され、溶液がくっついて
来るのを防止する。この目的のためには例えば写真材料
の片側または両側を拭うゴムの唇状部材が使用される。
【０００５】表面にくっついた液を圧縮空気で吹き飛ば
す装置も知られている。他の方法としては真空によって
吸引する方法がある。
す装置も知られている。他の方法としては真空によって
吸引する方法がある。
【０００６】真空をつくるには比較的多額な技術的経費
が必要であるが、圧縮空気を単純な方法で使用すると、
液が蒸発した後に邪魔になる結晶残渣が残った場所に細
かい噴霧の形の溶液が到達するという欠点がある。
が必要であるが、圧縮空気を単純な方法で使用すると、
液が蒸発した後に邪魔になる結晶残渣が残った場所に細
かい噴霧の形の溶液が到達するという欠点がある。
【０００７】ゴムの唇状部材もまた、特定の幅の材料を
比較的長期間使用する場合には、中心の部分に比べて端
の部分の摩耗が大きくなり、そのため形式を変えた際に
材料の全幅に亙って均一に操作できないという欠点をも
っている。従って頻繁に取り替えなければならない。
比較的長期間使用する場合には、中心の部分に比べて端
の部分の摩耗が大きくなり、そのため形式を変えた際に
材料の全幅に亙って均一に操作できないという欠点をも
っている。従って頻繁に取り替えなければならない。
【０００８】いわゆる絞りローラはその中に圧力をかけ
て写真材料を通す装置であるが、これもしばしば写真法
に使用される。このローラは表面にくっついた液をある
程度除去する作用をするが、この方法では写真材料のゲ
ル化表面に存在する液および薬品は除去されない。従っ
てこのような対になったローラの効果は不十分である。
て写真材料を通す装置であるが、これもしばしば写真法
に使用される。このローラは表面にくっついた液をある
程度除去する作用をするが、この方法では写真材料のゲ
ル化表面に存在する液および薬品は除去されない。従っ
てこのような対になったローラの効果は不十分である。
【０００９】個々の処理工程の間、或いは乾燥工程の前
にくっついた薬品を除去するために行われる洗滌操作は
時間がかかり、また上述のような方法を使用する場合で
も多量の水が必要である。
にくっついた薬品を除去するために行われる洗滌操作は
時間がかかり、また上述のような方法を使用する場合で
も多量の水が必要である。
【００１０】本発明の目的は過剰の量の水を消費するこ
となく洗滌操作の速度を増大し得る装置を提供すること
である。
となく洗滌操作の速度を増大し得る装置を提供すること
である。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明のこの目的は特許
請求の範囲第１項記載の装置によって達成される。
請求の範囲第１項記載の装置によって達成される。
【００１２】写真材料は洗滌タンクの中に含まれる水の
中に浸漬させるが、また浴の上方に位置した案内ローラ
を横切ってこれを運ぶこともできる。
中に浸漬させるが、また浴の上方に位置した案内ローラ
を横切ってこれを運ぶこともできる。
【００１３】各対のローラの軸は水平面に対して平行に
なっているか、或いは水平面に対し最大４５°の角度を
なしていることが好ましい。 ローラの対の少なくとも５０％は上記の圧力条件を満た
していることが好適である。
なっているか、或いは水平面に対し最大４５°の角度を
なしていることが好ましい。 ローラの対の少なくとも５０％は上記の圧力条件を満た
していることが好適である。
【００１４】少なくとも１対のローラの少なくとも１個
のローラは駆動されていることが好ましい。すべての対
のローラが駆動されていることが特に好ましい。 各対のローラの少なくとも１個のローラの表面は弾性材
料、好ましくはゴムから成っていることが好適である。
他のローラも同様に弾性材料から成っていることができ
るが、また例えば高品質の鋼またはかたいプラスチック
スから成っていることもできる。
のローラは駆動されていることが好ましい。すべての対
のローラが駆動されていることが特に好ましい。 各対のローラの少なくとも１個のローラの表面は弾性材
料、好ましくはゴムから成っていることが好適である。
他のローラも同様に弾性材料から成っていることができ
るが、また例えば高品質の鋼またはかたいプラスチック
スから成っていることもできる。
【００１５】本発明の装置の好適具体化例においては、
写真材料を上昇方向に通すローラの対の列の中で第２番
目に高い所にあるローラの対の最も高い所に給水部材が
備えられている。写真材料はタンクから出るとローラ対
の各々のローラの間を通って上昇方向に運ばれて行く
が、この時少量の水が供給され、その結果極めて狭い空
間の中で最小量の水を用いて流下式の洗滌を行うことが
できる。
写真材料を上昇方向に通すローラの対の列の中で第２番
目に高い所にあるローラの対の最も高い所に給水部材が
備えられている。写真材料はタンクから出るとローラ対
の各々のローラの間を通って上昇方向に運ばれて行く
が、この時少量の水が供給され、その結果極めて狭い空
間の中で最小量の水を用いて流下式の洗滌を行うことが
できる。
【００１６】上下の関係で配置されたローラの対から成
る装置を多重に取り付けることができ、また一つのタン
クについても多重取付けを行い、くっついた水を写真材
料と向流をなして運び、また随時調節板または案内によ
り写真材料の方へと運ぶことができる。
る装置を多重に取り付けることができ、また一つのタン
クについても多重取付けを行い、くっついた水を写真材
料と向流をなして運び、また随時調節板または案内によ
り写真材料の方へと運ぶことができる。
【００１７】好適具体化例においては、下向きに写真材
料を通すローラの対にはすべて個々に水を供給する。
料を通すローラの対にはすべて個々に水を供給する。
【００１８】水は直接写真材料に供給されるか、或いは
例えば湿ったスポンジでローラを湿らせて写真材料に供
給することができる。
例えば湿ったスポンジでローラを湿らせて写真材料に供
給することができる。
【００１９】本発明の装置はまた写真材料を上向きに通
すローラの対から水を取り除き、取り除かれた水を前の
処理段階に戻す装置を含んでいる。
すローラの対から水を取り除き、取り除かれた水を前の
処理段階に戻す装置を含んでいる。
【００２０】
【実施例】本発明の装置を詳細に図１に示す。従来法の
装置は図２に示されている。
装置は図２に示されている。
【００２１】図１において（１）は写真処理装置の内部
にある洗滌タンクを示し、その液面は（２）で示されて
いる。枠（図示せず）の上に２列［（３）および（３
ａ）］になったローラの対（４）が上下関係をなして配
置されており、いずれの場合もその中の１対のローラに
は駆動装置（図示せず）が取り付けられている。（５）
は矢印の方向に移動する写真材料を示し、（６）はロー
ラの対に水を供給する装置部材を示す。洗滌水は写真材
料の片側または両側に供給することができ、列３ａの場
合にはローラの外側を廻った後次の対のローラに至り、
最後にタンク（１）の中に落ちる。（７）は対になった
ローラの２個のローラの間に圧力をかける役目をする装
置である。（８）は通常の案内ローラである。列（３）
の場合には、各対のローラに新しい水が供給される。次
いでこの水は排出され、例えばタンク（図示せず）へと
送られる。
にある洗滌タンクを示し、その液面は（２）で示されて
いる。枠（図示せず）の上に２列［（３）および（３
ａ）］になったローラの対（４）が上下関係をなして配
置されており、いずれの場合もその中の１対のローラに
は駆動装置（図示せず）が取り付けられている。（５）
は矢印の方向に移動する写真材料を示し、（６）はロー
ラの対に水を供給する装置部材を示す。洗滌水は写真材
料の片側または両側に供給することができ、列３ａの場
合にはローラの外側を廻った後次の対のローラに至り、
最後にタンク（１）の中に落ちる。（７）は対になった
ローラの２個のローラの間に圧力をかける役目をする装
置である。（８）は通常の案内ローラである。列（３）
の場合には、各対のローラに新しい水が供給される。次
いでこの水は排出され、例えばタンク（図示せず）へと
送られる。
【００２２】図２の写真材料（５）を通す洗滌タンクは
液面が（２）の所にあるが、標準的な案内ローラ（８）
しか備えていない。
液面が（２）の所にあるが、標準的な案内ローラ（８）
しか備えていない。
【００２３】好ましくは各タンクにおいて各列は２〜２
０対、特に３〜１５対のローラを含み、その幅は処理さ
れる写真材料に合わされている。ローラの直径は余り重
要ではない。適当な場所に収まるためには１〜１０ｃｍ
の直径が選ばれる。
０対、特に３〜１５対のローラを含み、その幅は処理さ
れる写真材料に合わされている。ローラの直径は余り重
要ではない。適当な場所に収まるためには１〜１０ｃｍ
の直径が選ばれる。
【００２４】ローラの対の接触圧力は例えばローラの両
方の軸に取り付けられた張力バネによって設定される。
方の軸に取り付けられた張力バネによって設定される。
【００２５】本発明は特許請求の範囲第２項に記載され
たように、前以て薬品溶液、例えば現像−、漂白−、定
着−、または漂白−定着浴で処理された写真材料をさら
に洗滌する方法に関する。
たように、前以て薬品溶液、例えば現像−、漂白−、定
着−、または漂白−定着浴で処理された写真材料をさら
に洗滌する方法に関する。
【００２６】好ましくは水は写真材料が出て来た直前の
浴の中に送られる。
浴の中に送られる。
【００２７】実施例 １（対照例） 現像して洗滌を行った後、市販のカラー印画紙を下記の
化学組成をもった漂白浴に通す。
化学組成をもった漂白浴に通す。
【００２８】 アンモニウム−鉄−ＥＤＴＡ ３５ｇ／リットル 臭化アンモニウム ７０ｇ／リットル 漂白浴の後にはタンク容積８．５リットルの洗滌タンク
が２個存在する。
が２個存在する。
【００２９】洗滌タンク１ − 漂白浴の直後にあり、
１５０ｍｌ／ｍ2の割合で新しい水を補給する。
１５０ｍｌ／ｍ2の割合で新しい水を補給する。
【００３０】洗滌タンク２ − 放置水を含み、新しい
水を供給しない。
水を供給しない。
【００３１】１００ｍ2のカラー印画紙を処理した後、
洗滌タンク２の中のＮＨ4Ｂｒ濃度を分析して洗滌タン
ク１の洗滌効率を決定した。この時点において洗滌タン
ク２は４．１ｇ／リットルのＮＨ4Ｂｒを含んでいた。
洗滌タンク２の中のＮＨ4Ｂｒ濃度を分析して洗滌タン
ク１の洗滌効率を決定した。この時点において洗滌タン
ク２は４．１ｇ／リットルのＮＨ4Ｂｒを含んでいた。
【００３２】実施例 ２（対照例） 実施例１の方法を繰り返したが、洗滌タンク１に上下関
係をなすように４対の駆動ローラから成る列を取り付
け、水自身はこのタンクから排出させた。カラー印画紙
は洗滌タンクから出た後にローラの対に通した。
係をなすように４対の駆動ローラから成る列を取り付
け、水自身はこのタンクから排出させた。カラー印画紙
は洗滌タンクから出た後にローラの対に通した。
【００３３】またタンク１に対する水の供給を遮断し、
その代わり１５０ｍｌ／ｍ2の割合で水を上の対のロー
ラにかけた。
その代わり１５０ｍｌ／ｍ2の割合で水を上の対のロー
ラにかけた。
【００３４】４対のローラを互いに押し付ける圧力は約
７００ｐ／ｃｍ2であった。
７００ｐ／ｃｍ2であった。
【００３５】タンク２のＮＨ4Ｂｒ濃度を分析してこの
配置の洗滌効率を決定した。０．３９ｇ／リットルであ
った。
配置の洗滌効率を決定した。０．３９ｇ／リットルであ
った。
【００３６】実施例 ３（本発明の実施例） 実施例２の方法を繰り返したが、タンク１の入り口にさ
らに４対のローラを上下関係をなして取り付け、この余
分に取り付けた対のローラに写真材料を下向きに通し、
同様に約７００ｐ／ｃｍ2の圧力をかけて接触させた。
この装置は下降部分のすべての対のローラに２５ｍｌ／
ｍ2の給水点を４個、および上昇部分の１番上から２番
目の対のローラに５０ｍｌ／ｍ2の給水点１個を有して
いる。
らに４対のローラを上下関係をなして取り付け、この余
分に取り付けた対のローラに写真材料を下向きに通し、
同様に約７００ｐ／ｃｍ2の圧力をかけて接触させた。
この装置は下降部分のすべての対のローラに２５ｍｌ／
ｍ2の給水点を４個、および上昇部分の１番上から２番
目の対のローラに５０ｍｌ／ｍ2の給水点１個を有して
いる。
【００３７】この場合もタンク２のＮＨ4Ｂｒ濃度を分
析して洗滌効率を決定した。０．０９ｇ／リットルであ
った。
析して洗滌効率を決定した。０．０９ｇ／リットルであ
った。
【００３８】好適具体化例では洗滌効率がさらに４倍増
加することが観測された。
加することが観測された。
【００３９】実施例 ４（対照例） 現像、洗滌、漂白および洗滌を行った後、市販のカラー
印画紙を下記の化学組成をもった定着浴に通す。
印画紙を下記の化学組成をもった定着浴に通す。
【００４０】 チオ硫酸ナトリウム １２０ｇ／リットル 亜硫酸ナトリウム １０ｇ／リットル 定着浴の後にはタンク容積それぞれ８．５リットルの洗
滌タンクが２個存在する。洗滌タンク１は定着浴の直後
にあり、１２０ｍｌ／ｍ2の割合で新しい水を補給す
る。洗滌タンク２は水を含んでいるが新しい水を供給し
ない。
滌タンクが２個存在する。洗滌タンク１は定着浴の直後
にあり、１２０ｍｌ／ｍ2の割合で新しい水を補給す
る。洗滌タンク２は水を含んでいるが新しい水を供給し
ない。
【００４１】幅８．９の連続材料１００ｍ2を処理した
後、洗滌タンク２の中のチオ硫酸ナトリウム含量を分析
して決定した。この値はタンク１の中で１２０ｍｌ／ｍ
2の洗滌を行った場合液が捕捉される量の目安となる。
後、洗滌タンク２の中のチオ硫酸ナトリウム含量を分析
して決定した。この値はタンク１の中で１２０ｍｌ／ｍ
2の洗滌を行った場合液が捕捉される量の目安となる。
【００４２】タンク２の中で１１．８ｇ／リットルのＮ
ａ2Ｓ2Ｏ3が検出された。
ａ2Ｓ2Ｏ3が検出された。
【００４３】実施例 ５（本発明の実施例） 実施例４の方法を繰り返したが、実施例３のように洗滌
タンク１に上下関係に配列された４対の駆動ローラを２
列取り付け、水自身はタンクから排出するようにした。
タンク１に上下関係に配列された４対の駆動ローラを２
列取り付け、水自身はタンクから排出するようにした。
【００４４】この場合もタンク１への水の供給は遮断
し、その代わり下降部分のすべての対のローラには２０
ｍｌ／ｍ2の給水点を４個、上昇部分の１番上から２番
目の対のローラには４０ｍ／ｍ2の給水点１個を取り付
けた。
し、その代わり下降部分のすべての対のローラには２０
ｍｌ／ｍ2の給水点を４個、上昇部分の１番上から２番
目の対のローラには４０ｍ／ｍ2の給水点１個を取り付
けた。
【００４５】浴を出た後印画紙を通す列になった４対の
ローラを互いに押し付けている圧力は約７００ｐ／ｃｍ
2であった。
ローラを互いに押し付けている圧力は約７００ｐ／ｃｍ
2であった。
【００４６】この場合も洗滌タンク２の中のチオ硫酸ナ
トリウム濃度を（分析的に）決定した。
トリウム濃度を（分析的に）決定した。
【００４７】タンク２： チオ硫酸ナトリウム ２．
９ｇ／リットル 洗滌段階１で同じ量の水を使用すると、材料の洗滌はさ
らに改善される。
９ｇ／リットル 洗滌段階１で同じ量の水を使用すると、材料の洗滌はさ
らに改善される。
【００４８】本実施例は、本発明の装置を使用すれば少
量の水を用いて高効率の洗滌を行うことができることを
示している。実施例１の洗滌結果が適切であると考えれ
ば、洗滌時間は実質的に短くなり、例えば実施例１の９
０秒から２５秒に短縮される。
量の水を用いて高効率の洗滌を行うことができることを
示している。実施例１の洗滌結果が適切であると考えれ
ば、洗滌時間は実質的に短くなり、例えば実施例１の９
０秒から２５秒に短縮される。
【００４９】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 １．少なくとも１個の洗滌タンク、および該タンクの液
面の上方に配置された少なくとも２列の対になったロー
ラから成り、該第１の列には写真材料が下向きに通さ
れ、該第２の列には写真材料が上向きに通される写真材
料の洗滌装置において、（ａ）ローラの各々の対のロー
ラは互いに軸を平行にして配置され、その中を通される
写真材料のそれぞれ前側および後側と接触しており、
（ｂ）少なくとも１つのローラの対のローラが写真材料
に及ぼす圧力は５０〜１０００ｐ／ｃｍ2に設定され、
（ｃ）材料を下向きに通す列の少なくとも１対のロー
ラ、および材料を上向きに通す列の少なくとも１対のロ
ーラには給水部材が備えられている装置。
る。 １．少なくとも１個の洗滌タンク、および該タンクの液
面の上方に配置された少なくとも２列の対になったロー
ラから成り、該第１の列には写真材料が下向きに通さ
れ、該第２の列には写真材料が上向きに通される写真材
料の洗滌装置において、（ａ）ローラの各々の対のロー
ラは互いに軸を平行にして配置され、その中を通される
写真材料のそれぞれ前側および後側と接触しており、
（ｂ）少なくとも１つのローラの対のローラが写真材料
に及ぼす圧力は５０〜１０００ｐ／ｃｍ2に設定され、
（ｃ）材料を下向きに通す列の少なくとも１対のロー
ラ、および材料を上向きに通す列の少なくとも１対のロ
ーラには給水部材が備えられている装置。
【００５０】２．Ｕ字形の経路に沿って運ばれる写真材
料を連続的に洗滌する装置において、下向きおよび上向
きの両方において該写真材料を多数の対ローラに通して
運び、該ローラを該材料のそれぞれ前側および後側と接
触させ、１対のローラの少なくとも１個のローラにより
５０〜１０００ｐ／ｃｍ2に設定された圧力を写真材料
にかけ、少なくとも１対のローラに水を供給する方法。
料を連続的に洗滌する装置において、下向きおよび上向
きの両方において該写真材料を多数の対ローラに通して
運び、該ローラを該材料のそれぞれ前側および後側と接
触させ、１対のローラの少なくとも１個のローラにより
５０〜１０００ｐ／ｃｍ2に設定された圧力を写真材料
にかけ、少なくとも１対のローラに水を供給する方法。
【００５１】３．各対のローラの軸は水平面に対して平
行をなすか、または水平面に対し最大４５°をなすよう
に調節されている上記第１項記載の装置。
行をなすか、または水平面に対し最大４５°をなすよう
に調節されている上記第１項記載の装置。
【００５２】４．ローラの対の少なくとも５０％が上記
第１項記載の圧力条件を満たしている上記第１項記載の
装置。
第１項記載の圧力条件を満たしている上記第１項記載の
装置。
【００５３】５．最低１対のローラの少なくとも１個の
ローラが駆動されている上記第１項記載の装置。
ローラが駆動されている上記第１項記載の装置。
【００５４】６．各対のローラの少なくとも１個のロー
ラの表面は弾性材料、好ましくはゴムから成っている上
記第１項記載の装置。
ラの表面は弾性材料、好ましくはゴムから成っている上
記第１項記載の装置。
【００５５】７．ローラの対の少なくとも５０％が写真
材料に対し５０〜１０００ｐ／ｃｍ2の圧力を及ぼす上
記第１項記載の装置。
材料に対し５０〜１０００ｐ／ｃｍ2の圧力を及ぼす上
記第１項記載の装置。
【００５６】８．写真材料を上向きに通すローラの対の
中で２番目の高さにあるローラの対、および写真材料を
下向きに通すすべてのローラの対に水を供給する上記第
２項記載の方法。
中で２番目の高さにあるローラの対、および写真材料を
下向きに通すすべてのローラの対に水を供給する上記第
２項記載の方法。
【００５７】９．洗滌後付着した水を前の浴に送る上記
第２項記載の方法。
第２項記載の方法。
【図１】本発明の装置の模式図。
【図２】従来法の装置を示す。
１ 洗滌タンク ２ 液面 ４ ローラの対 ５ 写真材料 ８ 案内ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エゴン・バヘム ドイツ連邦共和国デー51399ブルシヤイ ト・ハマーベーク64
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも１個の洗滌タンク、および該
タンクの液面の上方に配置された少なくとも２列の対に
なったローラから成り、該第１の列には写真材料が下向
きに通され、該第２の列には写真材料が上向きに通され
る写真材料の洗滌装置において、 （ａ）ローラの各々の対のローラは互いに軸を平行にし
て配置され、その中を通される写真材料のそれぞれ前側
および後側と接触しており、 （ｂ）少なくとも１つのローラの対のローラが写真材料
に及ぼす圧力は５０〜１０００ｐ／ｃｍ2に設定され、 （ｃ）材料を下向きに通す列の少なくとも１対のロー
ラ、および材料を上向きに通す列の少なくとも１対のロ
ーラには給水部材が備えられていることを特徴とする装
置。 - 【請求項２】 Ｕ字形の経路に沿って運ばれる写真材料
を連続的に洗滌する方法において、下向きおよび上向き
の両方において該写真材料を複数の対ローラに通して運
び、該ローラを該材料のそれぞれ前側および後側と接触
させ、１対のローラの少なくとも１個のローラにより５
０〜１０００ｐ／ｃｍ2に設定された圧力を写真材料に
かけ、少なくとも１対のローラに水を供給することを特
徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4239401A DE4239401A1 (de) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | Vorrichtung und Verfahren zur schnellen Wässerung von fotografischem Material |
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Publications (1)
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|---|---|
| JPH06214372A true JPH06214372A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=6473483
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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