JPH06213488A - コンベア用空気清浄装置 - Google Patents

コンベア用空気清浄装置

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Publication number
JPH06213488A
JPH06213488A JP2324493A JP2324493A JPH06213488A JP H06213488 A JPH06213488 A JP H06213488A JP 2324493 A JP2324493 A JP 2324493A JP 2324493 A JP2324493 A JP 2324493A JP H06213488 A JPH06213488 A JP H06213488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
conveyor
box
clean
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP2324493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Arii
英俊 有井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Muki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Muki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Muki Co Ltd filed Critical Nippon Muki Co Ltd
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Publication of JPH06213488A publication Critical patent/JPH06213488A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工程変更等を伴う移動、設置が容易に行なえ
るとともに、清浄空間、及び設置空間を小さくすること
ができるコンベア用空気清浄装置を提供することを目的
とする。 【構成】 コンベア1の上方に配置され、下面に吹出口
5を有する空気吹出ボックス2と、前記コンベア1の下
方に配置され、上面に吸込口7を有する空気吸込ボック
ス3と、前記空気吹出ボックス2の一側部と前記空気吸
込ボックス3の一側部とを連結し両ボックス2,3を連
通させるダクト4と、前記空気吸込ボックス3内に設け
られたファン9と、前記ファン9の下流側に配置される
フィルタ6とを備えたことを特徴とするコンベア用空気
清浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精密機械の部品加工や
組立工場、或いは食品加工工場等でコンベアの一部分の
空気清浄を行なうために用いるコンベア用空気清浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作業場全体の清浄度はそれ程高く
なくてもよいが、製造工程中の一部分だけをより高い清
浄度に保ちたい場合には、クリーンブースやクリーンベ
ンチを使用していた。前記クリーンブースは図3、図4
に示すように、フィルタ21等で構成される空気清浄装
置を備えたクリーンブース本体22を4本の支柱23で
支持するとともにクリーンブース本体22の下方にビニ
ール樹脂製等のカーテン24を吊設して清浄空間25を
区画形成するもので、前記清浄空間25内にコンベア2
6が位置するように設置して使用している。なお、クリ
ーンブースには、図に示すようにクリーンブース本体2
2を4本の支柱23によって支持して設置する方法の
他、クリーンブース本体22を天井から必要な場所に吊
り下げ支持して設置する方法がある。また前記クリーン
ベンチは図5、図6に示すように、箱型のクリーンベン
チ本体31内にフィルタ32等で構成される空気清浄装
置を収容し、このクリーンベンチ本体31内だけをフィ
ルタ32等で構成される空気清浄装置で清浄空間33と
するものである。なお、クリーンベンチ前面には扉34
が設けられている。このクリーンベンチは図示されるよ
うにコンベア35,35間に設置して使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3、
図4に示すクリーンブースでは、据付を行なう場合、ク
リーンブース本体22と支柱23とを分解したうえで搬
入し、設置場所で組立、据付作業を行なわなければなら
ない。このため、クリーンブース本体22を天井から吊
り下げ、クリーンブース本体22と支柱23とをボルト
で固定しなければならず、その設置作業は容易でない。
また、吊り下げ方法による設置であっても天井面への固
定等容易なものではない。また、通常クリーンブースで
は、作業者はクリーンブース内で作業を行なうため、ク
リーンブースの天井を高くしなければならず、またクリ
ーンブース内も広くしなければならないため、清浄空間
25が大きくなってしまう。従って、清浄空気の吹出量
も増大しなければならず設備費やランニングコストが高
くなってしまうという問題もある。また、図5、図6に
示すクリーンベンチでは、コンベア35,35間に設置
して使用するため、コンベア35上を流れる物品を人手
によってクリーンベンチ本体31内に持ち込み、さらに
処理後、物品をコンベア34に移動しなければならない
等、作業性の低下を招く。また、連続したコンベアの設
置が困難なため、工程の変更等を容易に行なうことがで
きない。そこで、本発明は、工程変更等を伴う移動、設
置が容易に行なえるとともに、清浄空間、及び設置空間
を小さくすることができるコンベア用空気清浄装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のコンベア用空気
清浄装置は、前記目的を達成するべく、 コンベアの上
方に配置され、下面に吹出口を有する空気吹出ボックス
と、前記コンベアの下方に配置され、上面に吸込口を有
する空気吸込ボックスと、前記空気吹出ボックスの一側
部と前記空気吸込ボックスの一側部とを連結し両ボック
スを連通させるダクトと、前記空気吸込ボックス内に設
けられたファンと、前記ファンの下流側に配置されるフ
ィルタとを備えたことを特徴とする。さらに本発明のコ
ンベア用空気清浄装置は、前記フィルタを前記吹出口に
設けるとともに、プレフィルタを前記吸込口に設けるこ
とが好ましい。さらに、また、本発明のコンベア用空気
清浄装置は、前記空気吹出ボックスの周辺の所望箇所に
ビニール樹脂製等のカーテンを吊設することが好まし
い。
【0005】
【作用】本発明によれば、空気吹出ボックスの一側部と
空気吸込ボックスの一側とをダクトにより連結している
ので、コンベアの片側から搬入設置できる。従って、工
程変更に伴う移動、設置作業が容易に行なえる。また、
清浄化された空気をコンベア上方から吹き出すとともに
コンベア下方でコンベア近傍の汚染空気を吸い込むため
に、清浄化の必要のある場所だけを効率よく清浄化する
ことができる。また、コンベアの下方にファン等を設け
た空気吸込ボックスを設置するので、作業場の面積を有
効に使用できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるコンベア用空
気清浄装置を図面に基づいて説明する。図1は同装置の
正面図、図2は同装置の側断面図であり、いずれもコン
ベアに対して設置した状態を示す。
【0007】コンベア1の上方には、コンベア1の幅よ
りも長い奥行き幅を有する空気吹出ボックス2が、また
コンベア1の下方には、空気吹出ボックス2と同程度の
奥行き幅を有する空気吸込ボックス3が設けられてお
り、空気吹出ボックス2と空気吸込ボックス3とはそれ
らの後方側部においてダクト4により連結され、両ボッ
クス2,3はダクト4を介して連通されている。前記空
気吹出ボックス2の下面にはコンベア1の幅と同程度の
奥行き幅を有する吹出口5が形成されており、この吹出
口5にはフィルタ6が設けられている。また前記空気吸
込ボックス3の上面にはコンベア1の幅と同程度若しく
は少し長い奥行き幅を有する吸込口7が形成されてお
り、この吸込口7にはプレフィルタ8が設けられてい
る。この空気吸込ボックス3内にはファン9が設けられ
ている。このファン9には、例えばシロッコファンが用
いられており、ファン9の側部から吸い込んだ空気をダ
クト4を介して空気吹出ボックス2の吹出口5から吐出
する。本実施例では、空気吹出ボックス2の前方側部及
び両側部に、汚染空気の流入を阻止し清浄度を高めるた
めにビニールカーテン10を吊設するようにした。ま
た、空気吸込ボックス3の底部外面には、装置の移動を
可能にするためにキャスター11が設けられている。
【0008】次に、上記のように構成されたコンベア用
空気清浄装置の動作状態を説明する。ファン9が動作す
ると、ファン9から吐出された空気は、ダクト4内を上
昇し、空気吹出ボックス2内に導かれる。そして、空気
吹出ボックス2内の圧力が高くなると、空気はフィルタ
6を通過し、清浄化された後、吹出口5から吹き出され
る。この吹き出された空気は所定場所のコンベア1近傍
に導かれ、さらにコンベア1の下方に位置する吸込口7
から空気吸込ボックス3内に吸い込まれる。このように
して、空気吹出ボックス2と空気吸込ボックス3の間に
清浄空間が形成される。なお、粒径の大きな塵埃等はプ
レフィルタ8によって空気吸込ボックス3内に吸い込ま
れるのを阻止されるためフィルタ6の負荷の軽減とファ
ン9の寿命の延長が図れる。
【0009】なお、上記した実施例では、均一な吹き出
しを図るために、フィルタ6を吹出口に設けた構成で説
明したが、フィルタ6はファン9の下流側であればダク
ト4内等空気経路のいずれに設けてもよい。また、ダク
ト4の幅は、空気吹出ボックス2の横幅と同程度とすれ
ば、ダクト4を設けた側からの汚染空気の流入を阻止で
き清浄度を高めることができる。また、コンベア用空気
清浄装置を2基以上連結して並置することにより、コン
ベアラインの所定個所だけでなくコンベアラインの全長
に渡り清浄化が図れ、更に連結台数を増減することによ
り生産ラインの変更も容易となる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコンベア用空気清浄装置によれば、コンベアの片側か
らの搬入設置が可能であり、工程変更に伴う移動、設置
作業が容易に行なえる。また、清浄化された空気をコン
ベア上方から吹き出すとともにコンベア下方でコンベア
近傍の汚染空気を吸い込むために、清浄化の必要のある
場所だけを効率よく清浄化することができる。また、コ
ンベアの下方にファン等を設けた空気吸込ボックスを設
置するので、作業場の面積を有効使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコンベア用空気清浄装
置の正面図
【図2】本発明の一実施例によるコンベア用空気清浄装
置の縦断面図
【図3】従来のクリーンブースの正面図
【図4】従来のクリーンブースの側面図
【図5】従来のクリーンベンチの正面図
【図6】従来のクリーンベンチの側面図
【符号の説明】
1 コンベア 2 空気吹出ボックス 3 空気吸込ボックス 4 ダクト 5 吹出口 6 フィルタ 7 吸込口 8 プレフィルタ 9 ファン 10 ビニールカーテン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアの上方に配置され、下面に吹出
    口を有する空気吹出ボックスと、前記コンベアの下方に
    配置され、上面に吸込口を有する空気吸込ボックスと、
    前記空気吹出ボックスの一側部と前記空気吸込ボックス
    の一側部とを連結し両ボックスを連通させるダクトと、
    前記空気吸込ボックス内に設けられたファンと、前記フ
    ァンの下流側に配置されるフィルタとを備えたことを特
    徴とするコンベア用空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタを前記吹出口に設けるとと
    もに、プレフィルタを前記吸込口に設けたことを特徴と
    する請求項1記載のコンベア用空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 前記空気吹出ボックスの周辺にカーテン
    を吊設したことを特徴とする請求項1または2記載のコ
    ンベア用空気清浄装置。
JP2324493A 1993-01-18 1993-01-18 コンベア用空気清浄装置 Pending JPH06213488A (ja)

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JP2324493A JPH06213488A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 コンベア用空気清浄装置

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JP2324493A JPH06213488A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 コンベア用空気清浄装置

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JPH06213488A true JPH06213488A (ja) 1994-08-02

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ID=12105192

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JP2324493A Pending JPH06213488A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 コンベア用空気清浄装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6095918A (en) * 1996-06-21 2000-08-01 N.I.R. Ultra Propre-Nutrition Industrie Recherche Method and device for protecting a work surface

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6095918A (en) * 1996-06-21 2000-08-01 N.I.R. Ultra Propre-Nutrition Industrie Recherche Method and device for protecting a work surface

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020312