JPH06213125A - エンジンの点火時期制御方法 - Google Patents

エンジンの点火時期制御方法

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JPH06213125A
JPH06213125A JP5005334A JP533493A JPH06213125A JP H06213125 A JPH06213125 A JP H06213125A JP 5005334 A JP5005334 A JP 5005334A JP 533493 A JP533493 A JP 533493A JP H06213125 A JPH06213125 A JP H06213125A
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JP
Japan
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engine
value
ignition timing
basic
ignition
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Application number
JP5005334A
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English (en)
Inventor
Junichiro Nakamura
淳一郎 中村
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP5005334A priority Critical patent/JPH06213125A/ja
Publication of JPH06213125A publication Critical patent/JPH06213125A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/021Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine
    • F02D41/0235Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine in relation with the state of the exhaust gas treating apparatus
    • F02D41/024Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine in relation with the state of the exhaust gas treating apparatus to increase temperature of the exhaust gas treating apparatus
    • F02D41/0255Introducing corrections for particular conditions exterior to the engine in relation with the state of the exhaust gas treating apparatus to increase temperature of the exhaust gas treating apparatus to accelerate the warming-up of the exhaust gas treating apparatus at engine start
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/1502Digital data processing using one central computing unit
    • F02P5/1506Digital data processing using one central computing unit with particular means during starting
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの冷態始動後に、走行性を悪化させ
ることなく排気ガス浄化のための触媒を早期に活性化さ
せ、また、触媒の早期活性化と暖機性能の向上とを両立
させる。 【構成】 エンジン冷態始動後、定常運転状態にあると
きには、基本リタード係数KHCを基本値KHC1とし
(S331)、その後、冷却水温の上昇に伴って遅角量を増大
するよう補正する。また、加速運転状態になったときに
は、基本リタード係数KHCを加速時リタード係数初期
値KHC0として進角側に設定し(S330)、その値を設
定点火回数(NKHC2)毎に補正値KHCAづつ基本
リタード係数KHCに加算して(S336)遅角側に漸次的
に増加させる。これにより、触媒を早期に活性化させて
排気ガスエミッションの改善を図るとともに暖機性能を
向上させ、さらに、加速運転時の走行性悪化を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン冷態始動後の
排気ガス浄化触媒の早期活性化を図るエンジンの点火時
期制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンの冷態始動時には、排
気ガスを浄化するための触媒の温度が低く、十分な排気
ガス浄化性能が得られない。このため、従来、エンジン
冷態始動後は、点火時期を遅角(リタード)することに
より排気行程に近い段階で燃焼を行わせ、温度の高い排
気ガスを触媒に導いて活性化を促進する技術が採用され
ている。
【0003】反面、この点火時期リタードを行なうこと
は、エンジンの燃焼性を損ない、暖機性能の悪化を招く
ため、例えば、特開昭62−103464号公報には、
エンジンの冷態始動後の所定期間、点火時期のリタード
制御の開始を遅延させることにより、暖機性能の向上を
図る技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従
来、エンジン冷態始動後に点火時期リタードを行なう場
合には、暖機性能の向上と排気エミッションの向上とを
両立させることが困難であった。さらに、この点火時期
リタードにより、暖機途上での加速運転の際の走行性が
悪化するという問題がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、エンジンの冷態始動後に、走行性を悪化させること
なく排気ガス浄化のための触媒を早期に活性化させ、ま
た、触媒の早期活性化と暖機性能の向上とを両立させる
ことのできるエンジンの点火時期制御方法を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エンジン
の冷態始動後、点火時期を遅角制御して排気ガス浄化の
ための触媒を早期活性化させるエンジンの点火時期制御
方法であって、エンジン冷態始動後、エンジンの運転状
態を判断し、エンジンが定常運転状態にあると判断した
とき、点火時期を遅角させ、エンジンが加速運転状態に
なったと判断したとき、加速開始とともに点火時期を進
角させ、その後、漸次的に点火時期を遅角させることを
特徴とする。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、エン
ジンが定常運転状態にあると判断して点火時期を遅角さ
せたとき、冷却水温の上昇に伴って点火時期の遅角量を
設定値まで増大させることを特徴とする。
【0008】
【作用】第1の発明では、エンジン冷態始動後、エンジ
ンが定常運転状態にあると判断したとき、点火時期を遅
角させて触媒を早期に活性化させ、エンジンが加速運転
状態になったと判断したとき、加速開始とともに点火時
期を進角させ、その後、漸次的に点火時期を遅角させて
走行性の悪化を防止する。
【0009】第2の発明では、第1の発明においてエン
ジンが定常運転状態にあると判断して点火時期を遅角さ
せたとき、冷却水温の上昇に伴って点火時期の遅角量を
設定値まで増大させ、触媒を早期に活性化させるととも
に暖機性能を向上させる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図面は本発明の一実施例に係わり、図1〜
図5はBTDC70°CAパルス入力割込みルーチンの
フローチャート、図6はイニシャライズルーチンのフロ
ーチャート、図7はBTDC10°CAパルス入力割込
みルーチンのフローチャート、図8クランクパルス入力
割込みルーチンのフローチャート、図9はΔα演算ルー
チンのフローチャート、図10はTDWL割込みルーチン
のフローチャート、図11はTADV割込みルーチンのフ
ローチャート、図12はエンジン制御系の概略構成図、
図13はクランクロータとクランク角センサの正面図、
図14は図13の側面図、図15は第1のクランクロー
タと第1のクランク角センサの正面図、図16は第2の
クランクロータと第2のクランク角センサの正面図、図
17はカムロータとカム角センサの正面図、図18は電
子制御系の概略回路構成図、図19はクランクパルス、
グループ判別パルス、カムパルス、及び、点火出力を示
すタイムチャート、図20は始動時及び低回転時制御に
おける点火出力を示すタイムチャート、図21は制御ヒ
ステリシスを示す説明図、図22は各加速状態における
基本リタード係数とスロットル開度との変化状態を示す
タイムチャート、図23は通常時における低温始動リタ
ード係数の変化状態を示すタイムチャート、図24はB
TDC70°CAパルス入力時の点火コイル通電状態に
よる点火出力を示すタイムチャートである。
【0012】図12において、図中の符号1はエンジン
であり、図においては4サイクル6気筒水平対向型エン
ジンを示す。このエンジン1は、シリンダブロック2が
クランクシャフト1aを中心として両側のバンク(図の
右側が左バンク、左側が右バンク)に2分割されてお
り、例えば、右バンクに#1,#3,#5気筒の気筒群
が配置され、左バンクに#2,#4,#6気筒の気筒群
が配置されている。
【0013】上記各バンクの各シリンダヘッド3には、
それぞれ吸気ポート4が形成され、各吸気ポート4にイ
ンテークマニホルド5が連通されている。また、上記イ
ンテークマニホルド5の上流に、各バンクに対応して共
鳴管6a,6bが連通され、この各共鳴管6a,6b間
を結ぶ通路6cに可変吸気バルブ11cが介装されてい
る。尚、この共鳴管6a,6b、通路6c、可変吸気バ
ルブ11cで可変共鳴過給システムが構成されている。
【0014】さらに、各共鳴管6a,6bの上流がスロ
ットルチャンバ11a,11bを介してサージタンク7
に連通されており、このサージタンク7上流側に、吸気
管8を介してエアクリーナ9が取付けられ、このエアク
リーナ9の直下流に、吸入空気量センサ(図において
は、ホットフィルム式エアフローメータ)10が介装さ
れている。
【0015】また、上記各スロットルチャンバ11a,
11bに、スロットルバルブ11d,11e(いわゆ
る、ツインスロットルバルブ)が介装され、一方のスロ
ットルバルブ11eに、スロットル開度センサ12aと
スロットルバルブ全閉を検出するアイドルスイッチ12
bとが連設されている。
【0016】さらに、上記スロットルチャンバ11a,
11bのスロットルバルブ11d,11eの下流側が通
路6dによって連通され、この通路6dと上記サージタ
ンク7とを連通するエアーバイパス通路6eに、アイド
ルスピードコントロール(ISC)バルブ13が介装さ
れている。
【0017】また、上記インテークマニホルド5の各気
筒の各吸気ポート4の直上流側にインジェクタ14が配
設され、さらに、上記各シリンダヘッド3の各気筒毎
に、その先端を燃焼室に露呈する点火プラグ15が取付
けられている。この点火プラグ15の端子部には、点火
コイル15aが直接取付けられ、イグナイタ16に接続
されている。尚、図12においては、インジェクタ1
4、点火プラグ15、点火コイル15aは、#2気筒に
対するものを示す。
【0018】上記各インジェクタ14には、燃料タンク
17内に設けられたインタンク式の燃料ポンプ18から
燃料フィルタ19を経て燃料が圧送され、燃料圧力がプ
レッシャレギュレータ20にて調圧される。
【0019】また、上記シリンダブロック2に形成され
た冷却水通路(図示せず)に冷却水温センサ21が臨ま
されるとともに、上記シリンダブロック2の各バンク
に、それぞれ、右バンクノックセンサ22a、左バンク
ノックセンサ22bが取付けられている。
【0020】上記各ノックセンサ22a,22bは、例
えばノック振動とほぼ同じ固有周波数を持つ振動子と、
この振動子の振動加速度を検知して電気信号に変換する
圧電素子とから構成される共振形のノックセンサであ
り、エンジンの爆発行程における燃焼圧力波によりシリ
ンダブロックなどに伝わる振動を検出し、その振動波形
に応じた検出信号を出力する。
【0021】また、上記各シリンダヘッド3の各排気ポ
ート23から、各バンク毎に設けた各排気管24a,2
4bが連通されており、排気管24aに、右バンクの気
筒群からの排気ガス中の酸素濃度を検出する右バンクO
2センサ25aが臨まされ、排気管24bに、左バンク
の気筒群からの排気ガス中の酸素濃度を検出する左バン
クO2センサ25bが臨まされている。さらに、上記各
O2 センサ25a,25bの下流側には、それぞれ、触
媒コンバータ26a,26bが介装され、各触媒コンバ
ータ26a,26bの下流側合流部に、触媒コンバータ
27が介装されている。
【0022】一方、上記エンジン1のクランクシャフト
1aには、クランクスプロケット1bが軸着され、この
クランクスプロケット1bにタイミングベルト28が張
設されている(図14参照)。そして、上記クランクシ
ャフト1aの回転が上記タイミングベルト28を介して
カムシャフト1cに伝達され、このカムシャフト1cが
上記クランクシャフト1aに対し1/2 回転する。
【0023】また、上記クランクシャフト1aにクラン
ク角検出用の第1のクランクロータ29と、グループ
(#1,#2気筒、#3,#4気筒、及び、#5,#6
気筒の3グループ)気筒判別用の第2のクランクロータ
30とが軸着され、第1,第2のクランクロータ29,
30の外周に、被検出体である突起を検出する電磁ピッ
クアップなどからなる第1,第2のクランク角センサ3
1,32が、それぞれ対設されている。また、上記カム
シャフト1cにカムロータ33が軸着され、このカムロ
ータ33の外周に電磁ピックアップなどからなるカム角
センサ34が対設されている。
【0024】図14に示すように、上記各クランクロー
タ29,30は所定の間隔L2 をもって互いに近接して
軸着され、各クランクロータ29,30の外周に、上記
各クランク角センサ31,32が所定のクリアランスS
を介して対設されている。
【0025】また、上記各クランクロータ29,30の
間隔L2 は、各クランク角センサ31,32の間隔L1
( 上記クランクシャフト1aの軸方向の間隔)よりも小
さく、従って、上記第1のクランク角センサ31の軸中
心は、上記第1のクランクロータ29(クランク角検出
用クランクロータ)の板厚中心に対して上記クランクス
プロケット1b側へ僅かにオフセットしており、また、
上記第2のクランク角センサ32の軸中心は、上記第2
のクランクロータ30(グループ気筒判別用クランクロ
ータ)の板厚中心に対して上記エンジン1の本体側へ僅
かにオフセットしている。
【0026】さらに、図13に示すように、上記各クラ
ンク角センサ31,32は、上記クランクシャフト1a
の軸中心に対して所定の開き角θ0 (例えば25°)で
配置され、上記各クランク角センサ31,32を被検出
体が通過する際に生じる磁束変化により互いに影響を受
けてノイズが発生しないよう所定の空間的距離が保たれ
ている。
【0027】これにより、上記各クランクロータ29,
30の軸方向の取付け長さが最小にされるとともに上記
クランク角センサ31,32の相互干渉が防止されてコ
ンパクト化を図ることができ、上記各クランクロータ2
9,30の構成を簡単にすることができる。
【0028】上記クランク角検出用の第1のクランクロ
ータ29は、図15に示すように、その外周に突起29
aが形成されており、また、上記グループ気筒判別用の
第2のクランクロータ30は、図16に示すように、そ
の外周にグループ気筒判別用の突起30aが形成されて
いる。
【0029】そして、上記各クランク角センサ31,3
2を上記各突起29a,30aが通過する際に磁束を変
化させ、その結果、電磁誘導により上記各クランク角セ
ンサ31,32から交流電圧の信号列が出力され、それ
ぞれ、クランクパルス、グループ判別パルスに変換され
る。
【0030】本実施例においては、上記クランク角検出
用の第1のクランクロータ29の突起29aは、各気筒
の圧縮上死点前(BTDC)10°を起点として30°
間隔で等間隔に形成され、この突起29aを検出する上
記第1のクランク角センサ31からの信号が波形整形さ
れ、図19に示すように、BTDC100°,70°,
40°,10°CAのクランク角30°毎のクランクパ
ルスが得られるようになっている。
【0031】また、上記グループ気筒判別用の第2のク
ランクロータ30の突起30aは、本実施例において
は、#1,#2気筒のBTDC55°の位置に1個形成
され、#3,#4気筒のBTDC55°の位置から30
°毎に2個、#5,#6気筒のBTDC55°の位置か
ら30°毎に3個形成されており、上記突起30aを検
出する上記第2のクランク角センサ32からの信号が同
様に波形整形され、グループ判別パルスが得られる。
【0032】一方、図17に示すように、上記カムロー
タ33には、特定気筒の圧縮上死点を判別するため、#
1気筒の圧縮上死点後(ATDC)43.2°CAの位
置に、突起33aが1個形成されており、カム角センサ
34からのカムパルスと上記グループ判別パルスとによ
り、個々の気筒を判別することができる。
【0033】尚、上記第1,第2のクランクロータ2
9,30、あるいは、上記カムロータ33の外周には、
突起の代わりにスリットを設けても良く、さらには、上
記第1,第2のクランク角センサ31,32、及び、カ
ム角センサ34は、電磁ピックアップなどの磁気センサ
に限らず、光センサなどでも良い。
【0034】一方、図18において、符号40は、マイ
クロコンピュータなどからなる制御装置(ECU)であ
り、このECU40は、点火時期制御、燃料噴射制御な
どを行なうメインコンピュータ41と、ノック検出処理
を行なう専用のサブコンピュータ42との2つのマイク
ロコンピュータを中核として構成されている。
【0035】上記ECU40内には、各部に安定化電圧
を供給する定電圧回路43が内蔵されており、この定電
圧回路43は、イグニッションスイッチ44、及び、こ
のイグニッションスイッチ44に接続されるECUリレ
ー45のリレーコイルを介してバッテリ46に接続さ
れ、ECU内各部へ定電圧VCを供給する。
【0036】また、上記定電圧回路43には、バッテリ
電圧VBが供給され、上記イグニッションスイッチ44
がOFFされたとき、後述するバックアップRAM53
に記憶されているデータを保持するためのバックアップ
電源を供給する。
【0037】上記ECUリレー45は、2接点リレーで
あり、各リレー接点が上記バッテリ46に接続され、燃
料ポンプリレー47のリレー接点を介して燃料ポンプ1
8に電源が供給されるとともに、#1〜#6気筒の点火
コイル15a(#1)〜15a(#6)などの各アクチュエータ
類に電源が供給される。
【0038】上記メインコンピュータ41は、CPU5
0、ROM51、RAM52、バックアップRAM5
3、タイマ54、シリアルインタフェース(SCI)5
5、及び、I/Oインタフェース56がバスライン57
を介して互いに接続されて構成され、具体的には、例え
ば1つのLSIチップとしてECU40内に実装されて
いる。
【0039】上記I/Oインタフェース56にはA/D
変換器48が接続されており、このA/D変換器48
に、吸入空気量センサ10、スロットル開度センサ12
a、冷却水温センサ21、右バンクO2センサ25a、
左バンクO2センサ25b、及び、車速センサ58から
の各信号が入力されるとともに、バッテリ電圧VBが入
力され、デジタル信号に変換されてメインコンピュータ
41に入力され、処理される。
【0040】また、上記I/Oインタフェース56は、
入力ポートに、アイドルスイッチ12b、スタータスイ
ッチ59、第1のクランク角センサ31、第2のクラン
ク角センサ32、カム角センサ34が接続され、出力ポ
ートに、駆動回路49を介して、ISCV13、#1〜
#6気筒のインジェクタ14(#1)〜14(#6)、図中、I
Gで示されるイグニッション電源に接続された燃料ポン
プリレー47のリレーコイルが接続されている。
【0041】さらに、上記I/Oインタフェース56の
出力ポートには、パワートランジスタ群からなるイグナ
イタ16が接続され、各パワートランジスタに#1〜#
6気筒の各点火コイル15a(#1)〜15a(#6)の一次側
が接続されている。
【0042】一方、サブコンピュータ42は、CPU6
0、ROM61、RAM62、SCI63、及び、I/
Oインタフェース64がバスライン65を介して互いに
接続されて構成され、具体的には、上記メインコンピュ
ータ41同様、例えば1つのLSIチップとしてECU
40内に実装されている。
【0043】上記I/Oインタフェース64には、A/
D変換器66が接続されるとともに、入力ポートに、第
1のクランク角センサ31、第2のクランク角センサ3
2、カム角センサ34が接続されており、上記A/D変
換器66に、右バンクノックセンサ22a、左バンクノ
ックセンサ22bが、それぞれ、アンプ67,68、周
波数フィルタ69,70を介して接続されている。
【0044】上記各ノックセンサ22a,22bからの
検出信号は、上記各アンプ67,68により所定のレベ
ルに増幅された後、上記各周波数フィルタ69,70に
より必要な周波数成分が抽出され、上記A/D変換器6
6でアナログデータからデジタルデータに変換され、上
記サブコンピュータ42にてノック発生の有無が判定さ
れる。
【0045】上記メインコンピュータ41と上記サブコ
ンピュータ42とは、SCI55,63を介したシリア
ル回線により接続されるとともに、上記サブコンピュー
タ42のI/Oインターフェース64の出力ポートが、
上記メインコンピュータ41のI/Oインターフェース
56の入力ポートに接続されており、上記サブコンピュ
ータ42におけるノック発生の有無の判定結果が、I/
Oインターフェース64,56を介してメインコンピュ
ータ41に読込まれる。
【0046】そして、ノック発生の場合には、SCI6
3,55を介したシリアル回線を通じてサブコンピュー
タ42からメインコンピュータ41にノックデータが送
信され、その結果、メインコンピュータ41では、この
ノックデータに基づいて直ちに該当気筒の点火時期を遅
らせ、ノックを回避する。
【0047】上記メインコンピュータ41による点火時
期制御に際しては、エンジン冷態始動後に点火時期を遅
角制御し、触媒活性化を促進するとともに暖気時間を短
縮し、さらに、始動後の走行性を向上させる。以下、E
CU40による点火時期制御の動作について、図1〜図
11のフローチャートに基づいて説明する。
【0048】まず、イグニッションスイッチ44がON
され、ECU40に電源が供給されると、図6に示すイ
ニシャライズルーチンが実行され、ステップS101で、シ
ステムをイニシャライズした後、ステップS102で、エン
ジン始動時の冷却水温TWを、始動時水温TWSTとしてR
AM52の所定アドレスにストアし(TWST←TW)、ル
ーチンを終了する。
【0049】次いで、スタータスイッチ59がONされ
てエンジンがクランキングされると、第1のクランク角
センサ31、第2のクランク角センサ32、カム角セン
サ34からの信号がECU40に入力され、第1のクラ
ンク角センサ32からの各クランクパルス入力毎に図8
のルーチンが割込み起動され、また、BTDC70°C
A、BTDC10°CAの各パルス入力毎に、それぞ
れ、図1、図7のルーチンが割込み起動される。
【0050】図8のクランクパルス入力割込みルーチン
では、エンジンがクランキングされて所定の数のクラン
クパルスが入力されると、ステップS401で、クランクパ
ルス、グループ判別パルス、カムパルスにより気筒判別
を行ない、ステップS402で、クランクパルスを識別す
る。図19のタイムチャートに示すように、第2のクラ
ンク角センサ32からのグループ判別パルスは、30°
CA毎のクランクパルス間に0個ないし1個出力される
が、BTDC100°とBTDC70°との間には、い
ずれの気筒においても存在せず、グループ判別パルス
が、無し、有りのパターンとなった後のクランクパルス
は、常にBTDC40°を示し、次のクランクパルスは
BTDC10°を示す。
【0051】従って、例えば、ある気筒のBTDC10
0°を起点として次の気筒のBTDC100°までに存
在するグループ判別パルスのパターンを調べることによ
り、#1,2気筒、#3,4気筒、#5,6気筒の各グ
ループ毎のグループ気筒を判別することができる。そし
て、判別したグループ気筒が#1,2気筒で、カム角セ
ンサ34からのカムパルスが入力されたとき、次の気筒
は#6気筒であると判別でき、次のクランクパルスは、
BTDC70°CAパルスであると識別することができ
る。
【0052】次いで、上記ステップS402からステップS4
03へ進み、BTDC100°CAのクランクパルスと、
BTDC70°CAのクランクパルスとの入力間隔時間
TCAS30を演算し、ステップS404で、この入力間隔時間
TCAS30からエンジン回転数NE を算出してRAM52
の所定アドレスにストアし、割込みを終了する。
【0053】また、BTDC70°CAパルス入力によ
り割込み起動する図1のBTDC70°CAパルス入力
割込みルーチンでは、ステップS301で、スタータスイッ
チ59がONで始動時であるか否かを判別し、スタータ
ースイッチ59がONの場合、ステップS302へ進んで、
始動時及びエンジン低回転時を判別するための始動時・
低回転時判別フラグFSTをセットすると(FST←1)、
ステップS303で、イグナイタ16に対する点火対象気筒
#iのI/Oポート出力値G#iを1としてドエルを開始
し、割込みを終了する。
【0054】そして、BTDC10°CAパルスが入力
されると、図7のBTDC10°CAパルス入力割込み
ルーチンのステップS201で、始動時・低回転時判別フラ
グFSTの値を参照し、FST=0のときにはそのままルー
チンを抜け、FST=1のとき、ステップS202へ進んで、
イグナイタ16に対する点火対象気筒#iのI/Oポー
ト出力値G#iを0としてドエルをカットし、割込みを終
了する。
【0055】すなわち、図20に示すように、始動時あ
るいはエンジン低回転時には、BTDC70°CAのク
ランクパルスによりドエルを開始し、BTDC10°の
クランクパルスでドエルを終了して点火を行なう固定点
火時期とするのである。
【0056】その後、スタータスイッチ59がOFFさ
れ、BTDC70°CAパルスによる図1のBTDC7
0°CAパルス入力割込みルーチンが再び起動されてス
テップS301からステップS304へ進むと、エンジン回転数
NEが完爆回転数NESET(例えば400rpm)に達し
たか否かを判別する。NE≦NESETのときには、ステッ
プS304から前述のステップS302,S303を経て割込みを終
了し、NE>NESETとなってエンジンが完爆したときに
は、ステップS304からステップS305へ進んで、始動時・
低回転時判別フラグFSTをクリアし(FST←0)、ステ
ップS306で、アイドルスイッチ12bがONか否かを判
別する。
【0057】上記ステップS306で、アイドルスイッチ1
2bがONであり、アイドル運転時あるいは減速時であ
るときには、ステップS307へ進み、燃料カット中か否か
を調べる。そして、燃料カット中のとき、すなわち減速
時には、ステップS312で、圧縮上死点からのクランク角
度で示される点火時期の指示値である制御進角ADVを
設定値FCADVに固定すると(ADV←FCAD
V)、ステップS353からの点火セット処理へ移行する。
【0058】また、上記ステップS307で、燃料カット中
でないとき、すなわちアイドル運転時には、ステップS3
08へ進んで、エンジン回転数NEに基づきROM51の
回転補正テーブルを補間計算付きで参照し、エンジン回
転数NEによる点火時期補正値である回転補正分NGOVを
設定すると、ステップS309で、冷却水温TWに基づきR
OM51の水温補正テーブルを補間計算付きで参照して
水温補正分ATWを設定する。
【0059】上記回転補正分NGOVは、ステップS308に
おいて図示されるように、エンジン回転数NEをパラメ
ータとして予め実験などにより求めた最適値が、例えば
16格子のテーブルからなる上記回転補正テーブルにス
トアされており、エンジン回転数NEが高いほど小さく
設定される。また、同様に、上記水温補正分ATWも、ス
テップS309において図示されるように、冷却水温TWを
パラメータとして予め実験などにより求めた最適値が、
例えば16格子のテーブルからなる上記水温補正テーブ
ルにストアされている。
【0060】次いで、ステップS310へ進み、ROM51
の所定アドレスにストアされている対応気筒の気筒別補
正値ACLY1を読出す。この気筒別補正値ACLY1は、気筒
別に燃焼状態が相違するため、この燃焼状態の相違に応
じて点火時期を補正するためのものである。そして、ス
テップS311で、上記回転補正分NGOVに上記水温補正分
ATWを加算した値に上記気筒別補正値ACLY1を加算ある
いは減算して制御進角ADVを算出し(ADV←NGOV
+ATW±ACLY1)、ステップS353からの点火セット処理
へ移行する。
【0061】一方、上記ステップS306で、アイドルスイ
ッチ12bがOFFのときには、上記ステップS306から
ステップS313へ進み、エンジン回転数NEと基本燃料噴
射量TPとに基づいてバックアップRAM53の部分補
正テーブルを参照し、部分補正点火時期ADVPRTを設
定する。この部分補正点火時期ADVPRTは、運転領域
毎にノック発生の有無により点火時期の値を部分的に補
正するためのものであり、ステップS313において図示さ
れるように、エンジン回転数NEと基本燃料噴射量TPと
による各運転領域を、例えば16×16格子の3次元テ
ーブルとして構成した上記部分補正テーブルにストアさ
れ、後述する全体補正係数TCMPの学習終了後、運転領
域毎にノックの有無に応じて学習される。
【0062】次に、ステップS314へ進み、エンジン回転
数NEと基本燃料噴射量TPとに基づいてROM51の基
本進角値テーブルを補間計算付きで参照し、レギュラー
ガソリンなどの低オクタン価の燃料を使用した際に、ノ
ッキングを許容範囲内に抑えることのできるノック限界
の点火時期である基本進角値IGREGを設定する。この
基本進角値IGREGは、、ステップS314において図示さ
れるように、エンジン回転数NEと基本燃料パルス幅TP
とをパラメータとして予め実験などにより求められ、例
えば16×16格子の三次元テーブルとして構成される
上記基本進角値テーブルにストアされている。
【0063】その後、ステップS315へ進むと、バックア
ップRAM53の所定アドレスにストアされている全体
補正係数TCMPを読出す。この全体補正係数TCMPは、エ
ンジンの要求する点火時期の値が、低オクタン価燃料用
の上記基本進角値IGREGと、プレミアムガソリンなど
の高オクタン価で耐ノック性の高い燃料を使用した際に
発揮することのできる許容最大トルクを得られる点火時
期である高オクタン価燃料用進角値IGMBTとの間のど
の位置にあるかを特定するためのものであり、データと
しては一個であり、ノックの有無に応じて所定値に収束
するまで学習される。
【0064】そして、ステップS316へ進むと、エンジン
回転数NEと基本燃料噴射量TPとに基づいてROM51
の高オクタン価燃料用進角値テーブルを補間計算付きで
参照し、上記高オクタン価燃料用進角値IGMBTを設定
する。上記高オクタン価燃料用進角値IGMBTは、ステ
ップS316において図示されるように、エンジン回転数N
Eと基本燃料パルス幅TPとをパラメータとして予め実験
などにより求められ、例えば16×16格子の三次元テ
ーブルとして構成される上記高オクタン価燃料用進角値
テーブルにストアされている。
【0065】次いで、ステップS317へ進み、上記ステッ
プS314で設定した基本進角値IGREGと、上記ステップS
316で設定した高オクタン価燃料用進角値IGMBTに上記
ステップS315で読出した全体補正係数TCMPを乗算した
値とを加算し、全体補正点火時期(°CAを単位とする
角度データ)ADVTOTを算出する(ADVTOT←IGRE
G+TCMP×IGMBT)。
【0066】その後、ステップS318へ進み、前述のイニ
シャライズルーチンでストアされた始動時水温TWSTを
RAM52の所定アドレスから読出すと、この始動時水
温TWSTを予め設定された低温始動判定値TWHCO(例え
ば、35°C)と比較し、TWST≧TWHCOのとき、ステ
ップS338へ分岐して、基本リタード係数KHCを0とし
て(KHC←0)点火時期遅角制御を停止させると、ス
テップS339で点火回数をカウントするための点火回数カ
ウント値Cをクリアし(C←0)、ステップS341へ進
む。
【0067】一方、上記ステップS318で、TWST<TWHC
Oのときには、ステップS319へ進み、スロットル全開領
域あるいは基本燃料噴射量TPが大のときの燃料噴射量
のフル増量がONとなっているか否かにより、スロット
ル全開の高負荷運転状態か否かを判断する。フル増量O
Nのときには、同様に、ステップS338で、点火時期遅角
制御のための基本リタード係数KHCを0とし、フル増
量がOFFでスロットル全開の高負荷運転状態でないと
きには、ステップS320へ進んで、エンジン高回転状態を
判定する際にヒステリシスを設けるための高回転判定値
切換フラグF1の値を参照する。
【0068】上記ステップS320では、F1=0のとき、
ステップS321へ進み、設定値NERTDH(例えば3500
rpm)を高回転判定値NERTDとする。また、F1=1
のときには、上記ステップS320からステップS322へ進
み、設定値NERTDL(例えば3200rpm)を高回転
判定値NERTDとする。
【0069】次いで、上記ステップS321あるいはステッ
プS322からステップS323へ進み、エンジン回転数NEと
上記高回転判定値NERTDとを比較し、エンジン高回転状
態か否かを調べる。その結果、NE≧NERTDのときに
は、エンジン高回転状態と判定してステップS337で高回
転判定値切換フラグF1をセットして(F1←1)前述
のステップS338へ進み、NE<NERTDのときには、エン
ジン高回転状態でないと判定してステップS324で高回転
判定値切換フラグF1をクリアし(F1←0)、ステッ
プS325へ進む。
【0070】すなわち、図21に示すように、エンジン
回転数NEが上昇して高回転判定値NERTDH以上となり、
この状態からエンジン回転数NEが低下してNERTDLより
小さくなるまでの間、エンジン高回転状態としてヒステ
リシスを設け、制御ハンチングを防止するのである。
【0071】ステップS325では、点火時期遅角制御のた
めの基本リタード係数KHCが基本値KHC1(例え
ば、KHC1=0.1(10%))であるか否かを調
べ、KHC=KHC1のとき、ステップS326で、点火回
数判定値切換フラグF2をクリアし(F2←0)、ステ
ップS327で、エンジン回転数NEを設定値NRTAC(例え
ば4000rpm)と比較する。
【0072】上記点火回数判定値切換フラグF2は、後
述するように、基本リタード係数KHCを、後述する加
速時リタード係数初期値KHC0あるいは0からKHC
1まで増加させる際に、KHC=KHC0あるいはKH
C=0の状態に保持する点火回数を判別する第1の判別
値と、KHC=KHC0あるいはKHC=0の状態から
所定の補正値分で段階的に増加させる点火回数を判別す
る第2の判別値とを切換えるためのフラグであり、F2
=0で第1の判別値、F2=1で第2の判別値への切換
えを指示する。
【0073】そして、上記ステップS327で、NE<NRTA
Cのときには、ステップS328へ進んで、スロットル開度
変化率Δαを設定値DACL1と比較し、Δα>DAC
L1であるときには、急加速の状態で初回と判別し、ス
テップS330で基本リタード係数KHCを加速時リタード
係数初期値KHC0(例えば、KHC0=−0.05
(−5%))として点火時期を進角させるよう設定し、
前述のステップS339を経てステップS341へ進む。
【0074】一方、上記ステップS327でNE≧NRTACの
とき、あるいは上記ステップS328でΔα≦DACL1の
ときには、それぞれのステップからステップS329へ分岐
し、アイドルスイッチOFF時割込み噴射実行中である
か否かを調べる。このアイドルスイッチOFF時割込み
噴射は、アイドルスイッチ12bがONからOFFとな
った直後に所定の条件下で実行されるものであり、割込
み噴射実行中か否かにより発進加速及び加速直後を判断
することができる。
【0075】そして、上記ステップS329で、アイドルス
イッチOFF時割込み噴射実行中であるときには、緩加
速の状態で初回と判別して前述のステップS330へ分岐
し、アイドルスイッチOFF時割込み噴射が実行中でな
いときには、定常時と判別してステップS331へ進み、基
本リタード係数KHCを前述のリタード係数基本値KH
C1として前述のステップS339を経てステップS341へ進
む。
【0076】ここで、上記ステップS328におけるスロッ
トル開度変化率Δαは、図9に示すΔα演算ルーチンに
より設定時間(例えば20ms)毎に算出される。この
Δα演算ルーチンでは、ステップS501で、現在のスロッ
トル開度THRから設定時間前のスロットル開度THR
OLDを減算し、設定時間当りのスロットル開度変化量と
してのスロットル開度変化率Δαを算出すると(Δα←
THR−THROLD)、ステップS502で、現在のスロッ
トル開度THRを設定時間前のスロットル開度THROL
DとしてRAM52の所定アドレスにストアし、割込み
を終了する。
【0077】一方、BTDC70°CAパルス入力割込
みルーチンのステップS325で、KHC≠KHC1(KH
C=KHC0あるいはKHC=0)であり、加速ないし
高回転・高負荷状態にあるときには、ステップS325から
ステップS332へ分岐し、点火回数Cをカウントアップす
ると(C←C+1)、ステップS333で、点火回数判定値
切換フラグF2の値を参照する。
【0078】その結果、F2=0であり、基本リタード
係数KHCを現在の値に保持する場合であるときには、
上記ステップS333からステップS334へ進んで、点火回数
Cが第1の点火回数判別値NKHC1(例えば、16)
に達したか否かを調べ、C≠NKHC1のときには、ス
テップS341へジャンプし、C=NKHC1のとき、ステ
ップS335へ進む。
【0079】ステップS335では、点火回数判定値切換フ
ラグF2をセットし(F2←1)、次いで、ステップS3
36で、基本リタード係数KHCに補正値KHCA(例え
ば、KHCA=0.01(=1%))を加算して基本リ
タード係数KHCを遅角側に増加させると、前述のステ
ップS339を経てステップS341へ進む。
【0080】また、上記ステップS333で、F2=1であ
り、基本リタード係数KHCを増加させる場合であると
きには、上記ステップS333からステップS340へ分岐し、
点火回数Cが第2の点火回数判別値NKHC2(例え
ば、4)に達したか否かを調べ、C≠NKHC2のと
き、ステップS341へ進み、C=NKHC2のとき、前述
のステップS336へ進んで、基本リタード係数KHCを補
正値KHCAだけ増加させる。
【0081】すなわち、図22に示すように、エンジン
冷態始動後、定常運転状態にあるときには、基本リター
ド係数KHCを基本値KHC1とし、緩加速状態に入る
と、直ちに基本係数KHCを基本値KHC1から進角側
の加速時リタード係数初期値KHC0とし、その値をN
KHC1の点火回数だけ保持した後、NKHC2の点火
回数毎に補正値KHCAづつ基本リタード係数KHCを
漸次的に遅角側に増加させる。
【0082】また、急加速状態の場合には、基本リター
ド係数KHCを、KHC1からKHC0として急加速に
伴うスロットル開度の急激な変化がなくなった後もKH
C=KHC0の状態をNKHC1の点火回数だけ保持
し、その後、NKHC2の点火回数毎に補正値KHCA
づつ基本リタード係数KHCを遅角側に漸次的に増加さ
せる。
【0083】さらに、フル加速によりスロットル全開の
フル増量となった場合には、基本リタード係数KHC
を、KHC=KHC0からKHC=0とし、フル増量が
解除された後もKHC=0の状態をNKHC1の点火回
数だけ保持し、その後、NKHC2の点火回数毎に補正
値KHCAづつ基本リタード係数KHCを遅角側に漸次
的に増加させる。
【0084】これにより、エンジンの冷態始動後、定常
運転時には点火時期を遅角させて触媒を早期に活性化さ
せ、排気ガスエミッションの改善を図ることができる。
また、加速時には点火時期を進角させて、その後、漸
次、点火時期を遅角させることにより、走行性の悪化を
防止することができるのである。
【0085】次に、ステップS341では、以上の過程を経
て設定された基本リタード係数KHCに対し、冷却水温
TWに基づきROM51のリタード水温補正テーブルを
補間計算付きで参照し、リタード水温補正分KHCTW
を求めてステップS342へ進む。このリタード水温補正分
KHCTWは、冷却水温TWに対してステップS341におい
て図示されるような相関関係をもって構成される上記リ
タード水温補正テーブルにストアされており、エンジン
冷態状態のとき、KHCTW=1.0としてリタードを
可能とし、触媒活性化を促進する。
【0086】ステップS342では、現在の冷却水温TWと
始動時水温TWSTとの水温差ΔTWを算出し(ΔTW←T
W−TWST)、ステップS343で、この水温差ΔTWに定数
KINTを乗算し、さらに、定数KHCIT0を加算し
て水温上昇補正分KHCINTを設定する(KHCIN
T←KINT×ΔTW+KHCIT0)。
【0087】すなわち、エンジン冷態始動後、冷却水温
の上昇に伴い、水温上昇補正分KHCINTが大きくな
って漸次的に遅角量が増大されるため、触媒を早期活性
化するとともに、エンジンの暖機時間を短縮することが
できるのである。尚、各定数KINT,KHCIT0
は、エンジン形式毎の触媒活性進行度合などにより異な
る値である。
【0088】そして、上記ステップS343からステップS3
44へ進み、水温上昇補正分KHCINTが1.0以下か
否かを調べ、KHCINT≦1.0のときにはステップ
S346へ進み、KHCINT>1.0のとき、ステップS3
45で、水温上昇補正分KHCINTを1.0に固定して
(KHCINT←1.0)ステップS346へ進む。
【0089】ステップS346では、基本リタード係数KH
Cにリタード水温補正分KHCTW及び水温上昇補正分
KHCINTを乗算して低温始動リタード係数KRTD
HCを算出する(KRTDHC←KHC×KHCTW×
KHCINT)。この低温始動リタード係数KRTDH
Cは、図23に示されるように、エンジン始動時の時刻
t0から冷却水温の上昇とともに水温上昇補正分KHC
INTにより増加し、時刻t1で水温上昇補正分KHC
INTが上限値1.0に達する。
【0090】このとき、エンジンはまだ冷態状態であ
り、通常の状態では基本リタード係数KHC=KHC
1、リタード水温補正分KHCTW=1.0であるた
め、KRTDHC=KHC1の一定値となる。そして、
時刻t2までKRTDHC=KHC1の状態が続き、や
がて冷却水温の上昇に伴ってリタード水温補正分KHC
TWが0になるため、時刻t3以降でKRTDHC=0
となる。
【0091】次に、上記ステップS346からステップS347
へ進むと、上記低温始動リタード係数KRTDHCに、
全体補正点火時期ADVTOTと部分補正点火時期ADVP
RTとの和を乗算して低温始動リタードRTDHCを算出
し(RTDHC←KRTDHC×(ADVTOT+ADVP
RT))、ステップS348へ進む。
【0092】ステップS348へ進むと、上記ステップS347
で算出した低温始動リタードRTDHCが上限値RTL
MTR以下であるか否かを調べ、RTDHC>RTLM
TRで上限値を越えているときには、ステップS349で、
低温始動リタードRTDHCを上限値RTLMTRに固
定して(RTDHC←RTLMTR)ステップS352へ進
み、RTDHC≦RTLMTRのときには、ステップS3
50で、低温始動リタードRTDHCが下限値−RTLM
TA以上であるか否かを調べる。
【0093】そして、上記ステップS350で、RTDHC
<−RTLMTAのとき、ステップS351で、低温始動リ
タードRTDHCを下限値−RTLMTAに固定して
(RTDHC←−RTLMTA)ステップS352へ進み、
RTDHC≧−RTLMTAであるときには、そのまま
ステップS352へ進む。
【0094】ステップS352では、全体補正点火時期AD
VTOTに部分補正点火時期ADVPRTを加算した値から低
温始動リタードRTDHCを減算し、さらに、気筒別補
正値ACLY2を加算あるいは減算して制御進角ADVを算
出し(ADV←ADVTOT+ADVPRT−RTDHC±A
CLY2)、ステップS353へ進む。
【0095】ステップS353からの点火セット処理では、
まず、ステップS353で、BTDC70°CAと制御進角
ADVとの差に、クランクパルス入力間隔TCAS30をB
TDC100°〜70°CA間の角度30°で割った値
を乗算し、制御進角ADVをBTDC70°CAを基準
とした点火時刻TADVに変換する(TADV←TCAS30×
(70−ADV)/30)。
【0096】次いで、ステップS354へ進み、点火時刻T
ADVをタイマにセットすると、ステップS355で、バッテ
リ電圧VBに基づき、ステップS355において図示される
基本通電時間テーブルを補間計算付きで参照し、点火コ
イル15aの基本通電時間DWLBを設定する。上記基本
通電時間テーブルにストアされている基本通電時間DWL
Bは、バッテリ電圧VBが高くなると、これに応じて点火
エネルギーも大となるため、短い時間となっている。
【0097】さらに、上記ステップS355からステップS3
56へ進み、エンジン回転数NEに基づき、ステップS356
において図示される回転補正テーブルを補間計算付きで
参照し、回転補正KDWLNを設定する。上記回転補正テー
ブルにストアされている回転補正KDWLNは、エンジン回
転数NEが高い程、小さい値となっている。
【0098】その後、ステップS357へ進み、上記ステッ
プS355で設定した基本通電時間DWLBに上記ステップS35
6で設定した回転補正KDWLNを乗算して通電時間DWLを
設定すると(DWL←DWLB×KDWLN)、ステップS358
で、イグナイタ16に対する点火対象気筒#iのI/O
ポート出力値G#iが1であり、現在通電中か否かを判断
し、その結果に応じて通電開始タイミングTDWLを求
め、ステップS361で、この通電開始タイミングTDWLを
タイマにセットする。
【0099】すなわち、図24(a)に示すように、B
TDC70°クランクパルス入力時に未通電(G#i≠
1)の場合には、上記ステップS358からステップS359へ
進んで、点火時刻TADVから通電時間DWLを減算してB
TDC70°CAを基準とした通電開始タイミングTDW
Lを求め(TDWL←TADV−DWL)、図24(b)に示すよ
うに、BTDC70°クランクパルス入力時に通電中
(G#i=1である場合には、上記ステップS358からステ
ップS360へ進み、今回の点火タイミングに対してクラン
ク角が120°進んだ位置の次の点火タイミングを推定
し、この値から通電時間DWLを減算することにより、次
の点火対象気筒に対する通電開始タイミングTDWLを求
める(TDWL←(TCAS30×120/30)+TADV−DW
L)。
【0100】以上のBTDC70°CAパルス入力割込
みルーチンにより通電開始タイミングTDWL、点火時刻
TADVがそれぞれタイマにセットされて各タイマがスタ
ートし、通電開始時刻(通電開始タイミング)に達する
と、図10に示すTDWL割込みが起動され、ステップS60
1で、現在の気筒判別データを読出してイグナイタ16
に対する点火対象気筒#iのI/Oポート出力値G#iを
1としてドエルを開始する。
【0101】また、点火時刻に達すると、図11に示す
TADV割込みが起動され、ステップS701で、現在の気筒
判別データを読出してイグナイタ16に対する点火対象
気筒#iのI/Oポート出力値G#iを0とし、点火対象
気筒の点火プラグ15を点火させる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ンジン冷態始動後、エンジンが定常運転状態にあると判
断したとき、点火時期を遅角させ、その際、冷却水温の
上昇に伴って遅角量を設定値まで増大させる。また、エ
ンジンが加速運転状態になったと判断したとき、加速開
始とともに点火時期を進角させ、その後、漸次的に点火
時期を遅角させる。このため、エンジン冷態始動後の加
速時にも走行性が悪化することなく、排気ガス浄化のた
めの触媒を早期に活性化させて排気エミッションの改善
が図れるとともに暖機性能を向上させることができるな
ど優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】BTDC70°CAパルス入力割込みルーチン
のフローチャート
【図2】同上
【図3】同上
【図4】同上
【図5】同上
【図6】イニシャライズルーチンのフローチャート
【図7】BTDC10°CAパルス入力割込みルーチン
のフローチャート
【図8】クランクパルス入力割込みルーチンのフローチ
ャート
【図9】Δα演算ルーチンのフローチャート
【図10】TDWL割込みルーチンのフローチャート
【図11】TADV割込みルーチンのフローチャート
【図12】エンジン制御系の概略構成図
【図13】クランクロータとクランク角センサの正面図
【図14】図13の側面図
【図15】第1のクランクロータと第1のクランク角セ
ンサの正面図
【図16】第2のクランクロータと第2のクランク角セ
ンサの正面図
【図17】カムロータとカム角センサの正面図
【図18】電子制御系の概略回路構成図
【図19】クランクパルス、グループ判別パルス、カム
パルス、及び、点火出力を示すタイムチャート
【図20】始動時及び低回転時制御における点火出力を
示すタイムチャート
【図21】制御ヒステリシスを示す説明図
【図22】各加速状態における基本リタード係数とスロ
ットル開度との変化状態を示すタイムチャート
【図23】通常時における低温始動リタード係数の変化
状態を示すタイムチャート
【図24】BTDC70°CAパルス入力時の点火コイ
ル通電状態による点火出力を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 エンジン 26a,26b,27 触媒コンバータ KHC 基本リタード係数 KHC1 リタード係数基本値 KHC0 加速時リタード係数初期値 KHCA 補正値 KHCINT 水温上昇補正分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの冷態始動後、点火時期を遅角
    制御して排気ガス浄化のための触媒を早期活性化させる
    エンジンの点火時期制御方法であって、 エンジン冷態始動後、エンジンの運転状態を判断し、 エンジンが定常運転状態にあると判断したとき、点火時
    期を遅角させ、 エンジンが加速運転状態になったと判断したとき、加速
    開始とともに点火時期を進角させ、その後、漸次的に点
    火時期を遅角させることを特徴とするエンジン点火時期
    制御方法。
  2. 【請求項2】 エンジンが定常運転状態にあると判断し
    て点火時期を遅角させたとき、 冷却水温の上昇に伴って点火時期の遅角量を設定値まで
    増大させることを特徴とする請求項1記載のエンジンの
    点火時期制御方法。
JP5005334A 1993-01-14 1993-01-14 エンジンの点火時期制御方法 Pending JPH06213125A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6248040B1 (en) 1995-02-09 2001-06-19 Hitachi, Ltd. Engine system and engine control method
KR100507908B1 (ko) * 1996-08-28 2005-11-22 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 배기밸브의타이밍제어장치
US10593480B2 (en) 2012-11-02 2020-03-17 Rohm Co., Ltd. Chip capacitor, circuit assembly, and electronic device
CN112709657A (zh) * 2019-10-25 2021-04-27 义乌吉利动力总成有限公司 一种发动机点火角分缸控制方法、装置及汽车

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