JP2001050081A - エンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents

エンジンの燃料噴射制御装置

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JP2001050081A
JP2001050081A JP11222827A JP22282799A JP2001050081A JP 2001050081 A JP2001050081 A JP 2001050081A JP 11222827 A JP11222827 A JP 11222827A JP 22282799 A JP22282799 A JP 22282799A JP 2001050081 A JP2001050081 A JP 2001050081A
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Japan
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fuel
engine
ignition timing
coefficient
octane number
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JP11222827A
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Norihiro Nakamura
典弘 中村
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気温度を低下させて排気系部品の過熱によ
る損傷を防止するための燃料増量分を使用燃料のオクタ
ン価に応じて適正化する。 【解決手段】 排気温低減燃料増量係数KRICHの値
がKRICH>1.0か否かを調べ(S102)、KR
ICH>1.0で高排気温領域と判断された場合、現在
の最終点火時期SPKrealとレギュラーガソリン対
応の点火時期STDとの差を進角量Xとして算出する
(S104)。そして、進角量Xをパラメータとするテ
ーブルを参照して燃料減量係数KGENを設定し(S1
05)、排気温低減燃料増量係数KRICHを燃料減量
係数KGENで補正して最終的な燃料噴射パルス幅Ti
を設定する(S106,S107)。これにより、排気
温低減燃料増量係数KRICHによる燃料増量分が実使
用の燃料のオクタン価に応じて適正化され、過剰な燃料
増量や増量不足を招くことなく、排気系の過熱を確実に
防止して触媒等を保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気温度を低下さ
せて排気系部品の過熱による損傷を防止するための燃料
増量分を適正化するエンジンの燃料噴射制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンの燃焼噴射制御におい
ては、排気温度が上昇する運転領域では、排気を浄化す
る触媒等の排気系部品が過熱して劣化することを防止す
るため、燃料噴射量を増量して空燃比を出力空燃比より
もリッチ化し、排気温度を低下させる技術が知られてい
る。
【0003】この場合、排気温度を低下させる要素とし
ては、燃料増量の他に点火時期があり、ノック限界まで
点火時期を進角させることで、燃焼ガス温度を低下さ
せ、また、完全燃焼に近づけて排気系における後燃えを
解消して排気温度を低下させることが可能である。従っ
て、オクタン価の高い燃料を使用した場合には、ノック
制御により点火時期を進角可能なことから、排気温低減
補正のための燃料増量量を相対的に少なくすることが可
能となり、排気温低減補正のための適正な燃料増量量
は、使用燃料のオクタン価によって異なることになる。
【0004】燃料のオクタン価に応じて燃料噴射量を変
更する技術としては、先に本出願人が提案した特開平9
−151778号公報に開示の技術があり、この先行技
術では、ノックの有無に応じて学習される点火時期の補
正係数によってレギュラーガソリン(低オクタン価燃
料)使用かハイオクガソリン(高オクタン価燃料)使用
かを判断してハイオクガソリン使用時に参照するマップ
とレギュラーガソリン使用時に参照するマップの一方を
選択し、エンジンが燃料増量域にあるときの燃料増量係
数を、選択したマップを参照して設定するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術を排気温低減補正のための燃料増量に適用する場合、
ハイオクガソリン対応の燃料増量係数マップと、レギュ
ラーガソリン対応の燃料増量係数マップとのいずれか一
方のみしか選択できないため、ハイオクガソリンを標準
使用とするエンジンにレギュラーガソリンを混入して使
用した場合や、レギュラーガソリンを標準使用とするエ
ンジンにハイオクガソリンを混入して使用した場合等、
実使用の燃料のオクタン価が高オクタン価燃料と低オク
タン価燃料との中間的な値となった場合には、対処困難
である。
【0006】すなわち、高オクタン価燃料対応のマップ
では、排気温低減補正のための燃料増量が不足して排気
温度が十分に低下しない虞があり、逆に、低オクタン価
燃流対応のマップでは、排気温低減補正のための燃料増
量が過剰となって燃費悪化を招く虞があるばかりでな
く、空燃比がオーバーリッチとなって走行性が悪化する
可能性がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、排気温度を低下させて排気系部品の過熱による損傷
を防止するための燃料増量分を使用燃料のオクタン価に
応じて適正化することのできるエンジンの燃料噴射制御
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、現在の運転領域が、排気系
の過熱を燃料増量によって防止する排気温低減補正を実
行する高排気温領域にあるか否かを判定する高排気温領
域判定手段と、現在の運転領域が高排気温領域にあると
判定されたとき、上記排気温低減補正による燃料増量分
を燃料のオクタン価を反映する点火時期に係わるパラメ
ータに基づいて補正し、燃料噴射量を増量する燃料噴射
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記パラメータを、実使用燃料のオクタン
価に応じて設定される点火時期とエンジンの標準仕様の
燃料に対応する点火時期との間の進角差とすることを特
徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記パラメータを、低オクタン価の燃料に
対応する点火時期とエンジンの最大トルクに対応する点
火時期との間でノックの有無に応じて学習される点火時
期の補正係数とすることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1,2,3
のいずれか一に記載の発明において、上記燃料噴射制御
手段は、実使用燃料のオクタン価がエンジンの標準仕様
の燃料のオクタン価より高い場合には、上記排気温低減
補正による燃料増量分を小さくする方向に補正し、実使
用燃料のオクタン価がエンジンの標準仕様の燃料のオク
タン価より低い場合には、上記排気温低減補正による燃
料増量分を大きくする方向に補正することを特徴とす
る。
【0012】すなわち、請求項1記載の発明では、現在
の運転領域が、排気系の過熱を燃料増量によって防止す
る排気温低減補正を実行する高排気温領域にあるか否か
を判定し、現在の運転領域が高排気温領域にあると判定
されたときには、排気温低減補正による燃料増量分を燃
料のオクタン価を反映する点火時期に係わるパラメータ
に基づいて補正することで適正化し、燃料噴射量の増量
を実行する。
【0013】点火時期に係わるパラメータとしては、請
求項2記載の発明では、実使用燃料のオクタン価に応じ
て設定される点火時期とエンジンの標準仕様の燃料に対
応する点火時期との間の進角差を採用し、請求項3記載
の発明では、低オクタン価の燃料に対応する点火時期と
エンジンの最大トルクに対応する点火時期との間でノッ
クの有無に応じて学習される点火時期の補正係数を採用
する。
【0014】また、排気温低減補正のための燃料増量分
は、請求項4記載の発明では、実使用燃料のオクタン価
がエンジンの標準仕様の燃料のオクタン価より高い場合
には小さくする方向に補正することで過剰な燃料増量を
防止し、実使用燃料のオクタン価がエンジンの標準仕様
の燃料のオクタン価より低い場合には大きくする方向に
補正することで燃料増量不足を回避する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図5は本発明の実施の第1
形態に係わり、図1は燃料噴射量設定ルーチンのフロー
チャート、図2は各補正マップの説明図、図3は燃料減
量係数テーブルの説明図、図4はエンジン系の全体概略
図、図5は電子制御系の回路構成図である。
【0016】先ず、図4に基づきエンジンの全体構成に
ついて説明する。同図において、符号1はエンジンであ
り、本形態においては水平対向型4気筒ガソリンエンジ
ンを示す。このエンジン1のシリンダブロック1aの左
右両バンクには、シリンダヘッド2がそれぞれ設けら
れ、各シリンダヘッド2に吸気ポート2aと排気ポート
2bとが形成されている。
【0017】エンジン1の吸気系としては、シリンダヘ
ッド2の各吸気ポート2aにインテークマニホルド3が
連通され、このインテークマニホルド3に、各気筒の吸
気通路が集合するエアチャンバ4を介して、アクセルペ
ダルに連動するスロットル弁5aが介装されたスロット
ルチャンバ5が連通されている。更に、スロットルチャ
ンバ5の上流側に吸気管6を介してエアクリーナ7が取
り付けられ、エアクリーナ7がエアインテークチャンバ
8に連通されている。
【0018】また、吸気管6には、スロットル弁5aを
バイパスするバイパス通路9が接続され、このバイパス
通路9に、アイドル時にその弁開度によって該バイパス
通路9を流れるバイパス空気量を調整することでアイド
ル回転数を制御するアイドル回転数制御弁(ISC弁)
10が介装されている。
【0019】また、インテークマニホルド3の各気筒の
吸気ポート2aの直上流側に、インジェクタ11が配設
され、燃料供給路12を介して燃料タンク13に連通さ
れている。燃料タンク13には、インタンク式の燃料ポ
ンプ14が設けられており、燃料ポンプ14からの燃料
が、燃料供給路12に介装された燃料フィルタ15を経
てインジェクタ11及びプレッシャレギュレータ16に
圧送され、プレッシャレギュレータ16から燃料タンク
13にリターンされてインジェクタ11への燃料圧力が
所定の圧力に調圧される。
【0020】また、シリンダヘッド2の各気筒毎に、先
端の放電電極を燃焼室に露呈する点火プラグ17が取り
付けられ、この点火プラグ17に、イグナイタ19を内
蔵するイグニッションコイル18が接続されている。
【0021】一方、エンジン1の排気系としては、シリ
ンダヘッド2の各排気ポート2bに連通するエキゾース
トマニホルド20の集合部に排気管21が連通され、こ
の排気管21に触媒コンバータ22が介装されてマフラ
23に連通されている。
【0022】ここで、エンジン運転状態を検出するため
のセンサ類について説明する。吸気管6のエアクリーナ
7の直下流には、ホットワイヤ或いはホットフィルム等
を用いた熱式の吸入空気量センサ24が介装され、ま
た、スロットルチャンバ5に設けられたスロットル弁5
aに、スロットル弁5aの開度を検出するためのスロッ
トル開度センサ25が連設されている。
【0023】また、エンジン1のシリンダブロック1a
にノックセンサ26が取り付けられると共に、シリンダ
ブロック1aの左右バンクを連通する冷却水通路27に
冷却水温センサ28が臨まされている。更に、触媒コン
バータ22の上流に空燃比センサの一例としてO2セン
サ29が配設されている。
【0024】また、エンジン1のクランクシャフト30
に軸着するクランクロータ31の外周に、クランク角を
検出するためのクランク角センサ32が対設され、更
に、クランクシャフト30に対して1/2回転するカム
シャフト33に連設するカムロータ34に、現在の燃焼
行程気筒、燃料噴射対象気筒や点火対象気筒を判別する
ための気筒判別センサ35が対設されている。
【0025】次に、エンジン1を制御する電子制御系の
構成について説明する。インジェクタ11、イグナイタ
19,ISC弁10等のアクチュエータ類に対する制御
量の演算や制御信号の出力、すなわち、燃料噴射制御、
点火時期制御、アイドル回転数制御等のエンジン制御
は、図5に示す電子制御装置(ECU)40によって行
われる。
【0026】ECU40は、CPU41、ROM42、
RAM43、バックアップRAM44、カウンタ・タイ
マ群45、及びI/Oインターフェイス46がバスライ
ンを介して互いに接続されるマイクロコンピュータを中
心として構成され、各部に安定化電源を供給する定電圧
回路47、I/Oインターフェイス46に接続される駆
動回路48及びA/D変換器49等の周辺回路が内蔵さ
れている。
【0027】尚、カウンタ・タイマ群45は、フリーラ
ンカウンタ、気筒判別センサ信号(気筒判別パルス)の
入力計数用カウンタ等の各種カウンタ、燃料噴射用タイ
マ、点火用タイマ、定期割り込みを発生させるための定
期割り込み用タイマ、クランク角センサ信号の入力間隔
計時用タイマ、及びシステム異常監視用のウオッチドッ
グタイマ等の各種タイマを便宜上総称するものであり、
その他、各種のソフトウエアカウンタ・タイマが用いら
れる。
【0028】定電圧回路47は、2回路のリレー接点を
有する電源リレー50の第1のリレー接点を介してバッ
テリ51に接続されると共に、直接、バッテリ51に接
続されており、イグニッションスイッチ52がONされ
て電源リレー50の接点が閉になるとECU40内の各
部へ電源を供給する一方、イグニッションスイッチ52
のON,OFFに拘らず、常時、バックアップRAM4
4にバックアップ用の電源を供給する。更に、バッテリ
51には、燃料ポンプリレー53のリレー接点を介して
燃料ポンプ14が接続されている。尚、電源リレー50
の第2のリレー接点には、バッテリ51から各アクチュ
エータに電源を供給するための電源線が接続されてい
る。
【0029】I/Oインターフェイス46の入力ポート
には、イグニッションスイッチ52、ノックセンサ2
6、クランク角センサ32、気筒判別センサ35、及
び、車速を検出するための車速センサ36等が接続され
ており、更に、A/D変換器49を介して、吸入空気量
センサ24、スロットル開度センサ25、冷却水温セン
サ28、及びO2センサ29等が接続されると共に、バ
ッテリ電圧VBが入力されてモニタされる。
【0030】一方、I/Oインターフェイス46の出力
ポートには、電源リレー50、燃料ポンプリレー53の
各リレーコイル、ISC弁10、及び、インジェクタ1
1等が駆動回路48を介して接続されると共に、イグナ
イタ19が接続されている。
【0031】CPU41では、ROM42に記憶されて
いる制御プログラムに従って、I/0インターフェイス
46を介して入力されるセンサ・スイッチ類からの検出
信号、及びバッテリ電圧等を処理し、RAM43に格納
される各種データ、及びバックアップRAM44に格納
されている各種学習値データ,ROM42に記憶されて
いる固定データ等に基づき、気筒別の燃料噴射量、気筒
別の点火時期、ISC弁10に対する駆動信号のデュー
ティ比等を演算し、気筒別燃料噴射制御、気筒別点火時
期制御、アイドル回転数制御等のエンジン制御を行う。
【0032】このようなエンジン制御において、ECU
40では、加速や登坂走行等の高負荷状態或いは減速走
行時等の高回転状態の高排気温領域になったとき、燃料
を増量補正して排気ガス温度を低下させる排気温低減補
正を実行し、排気系の過熱を防止して触媒等を保護す
る。
【0033】この排気温低減補正に際しては、標準指定
のオクタン価の燃料を基準として設定される燃料増量分
を、実際に使用されている燃料のオクタン価に応じて適
正な量となるように補正することで、過剰な燃料増量に
よる燃焼悪化や燃費悪化を防止し、また、燃料増量の不
足による排気系の冷却不足による不具合を未然に回避す
るようにしている。
【0034】排気温低減補正のための燃料増量分に対す
る補正は、実使用の燃料のオクタン価を反映する現在の
最終的な点火時期と、標準指定のオクタン価の燃料に対
応して予め保有するマップから設定される点火時期との
差に基づいて増量分に対する補正係数を設定することで
行われる。
【0035】すなわち、ECU40は、本発明に係る高
排気温領域判定手段、燃料噴射制御手段の機能を有し、
具体的には、図1に示すルーチンによって各手段の機能
を実現する。
【0036】以下、ECU40によって実行される本発
明の燃料噴射制御に係わる処理について、図1のフロー
チャートを用いて説明する。
【0037】尚、以下の説明では、レギュラーガソリン
を標準仕様とする場合について、ハイオクガソリンの混
入によって実使用燃料のオクタン価が高くなった場合に
対応して排気温低減補正による燃料増量分を減少補正す
る例について説明する。
【0038】図1は、システムがイニシャライズされた
後、所定周期毎に実行される燃料噴射量設定ルーチンで
あり、先ず、ステップS101で、エンジン負荷とし
て、例えば吸入空気量Qとエンジン回転数Neから算出
される基本燃料噴射パルス幅Tp(=Ki×Q/Ne;
Kiは定数)を読込み、この基本燃料噴射パルス幅Tp
とエンジン回転数Neとに基づきマップ参照により、燃
料を増量補正して排気系の過熱を防止するための排気温
低減燃料増量係数KRICHを設定する。
【0039】排気温低減燃料増量係数KRICHは、排
気温度を低下させて排気系の過熱を防止することのでき
る燃料増量分を定めるものであり、エンジン運転状態と
排気系の熱容量とを考慮して予めシミュレーション或い
は実験等によって求められた最適値が補正マップKRI
CHMAPに格納されている。
【0040】すなわち、図2(a)に示すように、エン
ジン回転数Neとエンジン負荷を表す基本燃料噴射パル
ス幅Tpとに基づく補正マップKRICHMAPには、
エンジン高回転或いは高負荷領域でKRICH>1.0
の値がストアされ、高負荷状態と高回転状態とのいずれ
にも該当しない領域では、実質的に燃料増量補正無しに
相当するKRICH=1.0の値がストアされている。
【0041】次に、ステップS102へ進み、排気温低
減燃料増量係数KRICHの値がKRICHI>1.0
か否かを調べ、現在の運転領域がエンジン高回転状態或
いは加速や登坂走行等のエンジン高負荷状態で排気温低
減補正の実施対象となる高排気温領域にあるか否かを判
断する。
【0042】そして、KRICH>1.0でない場合、
すなわち、KRICH=1.0で排気温低減補正が実質
的に実施されない場合には、現在の運転領域は高排気温
領域でないと判断してステップS102からステップS
103へ進み、KRICH>1.0であり、排気温低減
補正が実施される場合には、現在の運転領域は高排気温
領域であると判断してステップS102からステップS
104へ進む。
【0043】尚、現在の運転領域が高排気温領域にある
か否かは、基本燃料噴射パルス幅Tpとエンジン回転数
Neとによる運転領域により判断しても良く、その場合
には、基本燃料噴射パルス幅Tpが設定値以上である条
件と、エンジン回転数Neが設定回転数以上である条件
との少なくとも一方の条件が成立するとき、排気温低減
補正の実施対象となる高排気温領域と判断する。
【0044】そして、ステップS102において高排気
温でない通常の運転領域(KRICH=1.0)と判断
された場合には、ステップS103で、以下に説明する
ように、排気温低減燃料増量係数KRICHによる燃料
増量分を燃料のオクタン価に応じて適正化するための燃
料減量係数KGENを、実質的に補正無しに対応する
1.0に設定し(KGEN←1.0)、ステップS10
6へ進む。
【0045】また、ステップS102において高排気温
領域(KRICH>1.0)と判断された場合には、ス
テップS104で、現在の最終点火時期SPKreal
を読込み、この最終点火時期SPKrealと、レギュ
ラーガソリン対応の点火時期STDとの差を、進角量X
として算出し(X←SPKreal−STD)、現在の
使用燃料のオクタン価を判断する。レギュラー対応の点
火時期STDは、レギュラーガソリン等の低オクタン価
燃料を使用した際にノッキングを許容範囲内に抑えるこ
とのできる点火時期であり、例えば、エンジン回転数N
eとエンジン負荷とに基づき予めシミュレーション或い
は実験等によって求められた最適値を格納したテーブル
を参照して設定される。
【0046】すなわち、現在の最終的な点火時期SPK
realがレギュラーガソリン対応の点火時期STDに
対してどれだけ進角しているかを調べることにより、現
在の使用燃料のオクタン価を判断することができ、進角
量Xが大きくなる程、実際のノック発生までの余裕が大
きく、燃料のオクタン価が高いことがわかり、燃料のオ
クタン価に基づいて燃料減量係数KGENを設定するこ
とが可能となる。
【0047】そして、ステップS104からステップS
105へ進み、進角量XをパラメータとするテーブルT
BL(X)を参照して燃料減量係数KGENを設定する
(KGEN←TBL(X))。図3は、燃料減量係数テ
ーブルの一例を示し、進角量X=0すなわち現在の最終
的な点火時期SPKrealがレギュラーガソリン対応
の点火時期STDと一致する場合を、排気温低減燃料増
量係数KRICHによる燃料増量分に対する補正無しの
KGEN=1.0とし、進角量Xが大きくなる程、すな
わち使用燃料のオクタン価が高く、実際の点火時期SP
Krealがレギュラーガソリン対応の点火時期STD
より進角する程、燃料減量係数KGENの値を小さくし
て排気温低減燃料増量係数KRICHによる燃料増量分
を小さくするようになっており、予めシミュレーション
或いは実験等によって求められた適正値がテーブルに格
納されている。
【0048】この場合、燃料減量係数KGENは、以下
に示すように、切片を1.0として負の傾き−aを有す
る進角量Xの一次式によって設定するようにしても良
い。
【0049】KGEN←−aX+1.0 また、燃料減量係数KGENを設定するための進角量X
は、過補正を防止するためのガード値NKをマップ或い
は規定値から設定し、レギュラーガソリン対応の点火時
期STDにガード値NKを加算した値を現在の最終的な
点火時期SPKrealから減算して算出することが望
ましい(X←SPKreal−(STD+NK))。
【0050】尚、ハイオクガソリンを標準仕様とする場
合には、実使用燃料のオクタン価の低下に対応して排気
温低減補正による燃料増量分を増量補正する。この場合
には、ハイオクガソリン対応の点火時期に対して実使用
の燃料での最終的な点火時期が遅角されることから、進
角量Xのマイナス側の値に対して燃料減量係数KGEN
を1.0から増加させるようにすれば良い。
【0051】以上により燃料減量係数KGENを設定し
た後、ステップS106へ進み、基本燃料噴射パルス幅
Tpに、混合比割付係数KMR、フル増量係数KFUL
L、排気温低減燃料増量係数KRICH、燃料減量係数
KGEN、各種補正係数COEF、及び、O2センサ2
9の出力に基づく空燃比フィードバック補正係数LAM
BDAを乗算して有効噴射パルス幅Teを設定する(T
e←Tp×KMR×KFULL×KRICH×KGEN
×COEF×LAMBDA)。
【0052】混合比割付係数KMRは、通常のパーシャ
ル運転時の空燃比をストイキオにするための補正係数で
あり、図2(b)に示すように、エンジン回転数Neと
エンジン負荷を表す基本燃料噴射パルス幅Tpとに基づ
いて、補正マップKMRMAPを参照して設定される。
【0053】また、フル増量係数KFULLは、高出力
運転時に燃料を増量してエンジン出力を確保するための
ものであり、図2(c)に示すように、エンジン回転数
Neとエンジン負荷を表す基本燃料噴射パルス幅Tpと
に基づいて、補正マップKFULLMAPを参照して設
定される。補正マップKFULLMAPには、エンジン
高回転或いは高負荷領域で、シミュレーション或いは実
験等による適切な出力空燃比とするためのKFULL>
1.0の値が格納され、高負荷状態と高回転状態とのい
ずれにも該当しない領域では、燃料増量補正無しに相当
するKFULL=1.0の値が格納されている。
【0054】その後、ステップS107へ進み、ステッ
プS106で設定した有効噴射パルス幅Teに、バッテ
リ電圧VBに応じて変化するインジェクタ11の無効噴
射時間を補償するための無効パルス幅Tsを加算して最
終的な燃料噴射パルス幅Tiを設定し(Ti←Te+T
s)、ルーチンを抜ける。これにより、燃料噴射パルス
幅Ti に相応する駆動信号が燃料噴射対象気筒のインジ
ェクタ11へ所定タイミングで出力される。
【0055】本形態では、通常の運転状態においては、
有効噴射パルス幅Teにおけるフル増量係数KFULL
及び排気温低減燃料増量係数KRICHは共に1.0で
あり、出力空燃比のための燃料増量も排気温低減のため
の燃料増量もなく、空燃比はストイキオに制御される。
【0056】次に、運転領域が高排気温領域に入ると、
排気温低減のための燃料増量補正が実行されるが、排気
温低減燃料増量係数KRICHによる燃料増量分が実使
用の燃料のオクタン価に応じて適正化される。すなわ
ち、レギュラーガソリンを標準仕様とする場合、通常の
レギュラーガソリン使用時には、排気温低減燃料増量係
数KRICHによる燃料増量によって空燃比をリッチ化
し、排気ガス温度の上昇を抑制して排気系の過熱を未然
に防止することができる。
【0057】一方、標準仕様のレギュラーガソリンに対
し、ハイオクガソリンを混入して使用した場合であって
も、ハイオクガソリンの混入によって高くなった実使用
の燃料のオクタン価に応じ、燃料減量係数KGENによ
って排気温低減燃料増量係数KRICHによる燃料増量
分が減量補正され、燃料の無駄な消費を抑えて燃費悪化
を防止すると共に、より出力空燃比に近づけることがで
き、良好な応答性と出力性能を得ることができる。
【0058】図6及び図7は本発明の実施の第2形態に
係わり、図6は燃料噴射量設定ルーチンのフローチャー
ト、図7は燃料減量係数テーブルの説明図である。
【0059】第2形態は、前述の第1形態に対し、燃料
減量係数KGENを点火時期の学習値に基づいて設定す
るものである。
【0060】すなわち、図6に示す本形態の燃料噴射量
設定ルーチンでは、図1に示す第1形態の燃料噴射量設
定ルーチンに対し、燃料減量係数KGENの設定処理に
係わるステップS104,S105を変更し、ステップ
S102においてKRICH>1.0で高排気温領域で
あると判定したとき、ステップS102からステップS
105’へ進み、点火時期の学習値に基づいて燃料減量
係数KGENを設定する。
【0061】具体的には、ステップS105’では、バ
ックアップRAM44の所定アドレスにストアされてい
る点火時期制御の全体補正係数Kを読出し、全体補正係
数KをパラメータとするテーブルTBL(K)を参照し
て燃料減量係数KGENを設定する(KGEN←TBL
(K))。
【0062】全体補正係数Kは、本件出願人による特公
平6−50102号公報に詳述されており、点火時期制
御においてノック発生の有無に応じてエンジンの要求す
る点火時期を学習し、そのエンジンにおいて発揮するこ
とのできる許容最大トルクでの点火時期MBTをストア
したMBTテーブルと、レギュラーガソリンを使用した
際にノッキングを許容範囲内に抑えることのできるノッ
ク限界の点火時期を基本進角値としてストアした基本進
角値テーブルとの2つの点火時期テーブル間に全体的な
点火時期を定めるものであり、全体補正係数Kの値によ
って実使用燃料のオクタン価を判断することができる。
【0063】燃料減量係数KGENを設定するテーブル
TBL(K)には、図7に示すように、K=0すなわち
実使用燃料がレギュラーガソリンである場合を実質的に
補正無しに対応するKGEN=1.0とし、全体補正係
数Kの値が大きくなる程、すなわち実使用燃料のオクタ
ン価が高くなる程、燃料減量係数KGENの値が小さく
なる特性となっている。
【0064】この場合においても、燃料減量係数KGE
Nは、以下に示すように、切片を1.0として負の傾き
−aを有する全体補正係数Kの一次式によって設定する
ようにしても良い。
【0065】KGEN←−aK+1.0 第2形態においても、第1形態と同様、高排気温領域に
おける排気温低減補正のための燃料増量分を実使用燃料
のオクタン価に応じて適正化することができ、標準指定
のオクタン価より低い場合には、過剰な燃料増量を抑え
て燃費悪化を防止すると共に、より出力空燃比に近づけ
て良好な応答性と出力性能を得ることができ、また、標
準指定のオクタン価より高くなった場合には、燃料増量
の不足を回避して排気ガス温度の上昇を抑制し、排気系
の過熱を未然に防止することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、現在の運転領域が、排気系の過熱を燃料増
量によって防止する排気温低減補正を実行する高排気温
領域にあるか否かを判定し、現在の運転領域が高排気温
領域にあると判定されたときには、排気温低減補正によ
る燃料増量分を燃料のオクタン価を反映する点火時期に
係わるパラメータに基づいて補正して燃料噴射量の増量
を実行するので、使用燃料のオクタン価に応じた適正な
燃料増量として過剰な燃料増量や増量不足を招くことな
く、排気系の過熱を確実に防止して触媒等を保護するこ
とができる。
【0067】その際、請求項2記載の発明によれば、点
火時期に係わるパラメータとして、実使用燃料のオクタ
ン価に応じて設定される点火時期とエンジンの標準仕様
の燃料に対応する点火時期との間の進角差を採用し、請
求項3記載の発明によれば、低オクタン価の燃料に対応
する点火時期とエンジンの最大トルクに対応する点火時
期との間でノックの有無に応じて学習される点火時期の
補正係数を採用するので、実使用の燃料のオクタン価に
応じた緻密な制御が可能となり、制御性を向上すること
ができる。
【0068】さらに、請求項4記載の発明によれば、実
使用燃料のオクタン価がエンジンの標準仕様の燃料のオ
クタン価より高い場合には、排気温低減補正のための燃
料増量分を小さくする方向に補正するので、過剰な燃料
増量による燃費悪化を防止すると共に、より出力空燃比
に近づけて燃焼を改善し、良好な応答性と出力性能を得
ることができ、実使用燃料のオクタン価がエンジンの標
準仕様の燃料のオクタン価より低い場合には、排気温低
減補正のための燃料増量分を大きくする方向に補正する
ので、燃料増量不足を回避して排気ガス温度の上昇を抑
制し、排気系の過熱を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係わり、燃料噴射量
設定ルーチンのフローチャート
【図2】同上、各補正マップの説明図
【図3】同上、燃料減量係数テーブルの説明図
【図4】同上、エンジンの全体概略図
【図5】同上、電子制御系の回路構成図
【図6】本発明の第2形態に係わり、燃料噴射量設定ル
ーチンのフローチャート
【図7】同上、燃料減量係数テーブルの説明図
【符号の説明】
1 …エンジン 40…ECU(高排気温領域判定手段、燃料噴射制御手
段) SPKreal…最終点火時期(実使用燃料のオクタン
価に応じた点火時期) STD…点火時期(標準仕様の燃料に対応する点火時
期) X…進角量(進角差) K…全体補正係数(点火時期の補正係数) KRICH…排気温低減補正係数 KGEN…燃料減量係数

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在の運転領域が、排気系の過熱を燃料
    増量によって防止する排気温低減補正を実行する高排気
    温領域にあるか否かを判定する高排気温領域判定手段
    と、 現在の運転領域が高排気温領域にあると判定されたと
    き、上記排気温低減補正による燃料増量分を燃料のオク
    タン価を反映する点火時期に係わるパラメータに基づい
    て補正し、燃料噴射量を増量する燃料噴射制御手段とを
    備えたことを特徴とするエンジンの燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 上記パラメータを、実使用燃料のオクタ
    ン価に応じて設定される点火時期とエンジンの標準仕様
    の燃料に対応する点火時期との間の進角差とすることを
    特徴とする請求項1記載のエンジンの燃料噴射制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記パラメータを、低オクタン価の燃料
    に対応する点火時期とエンジンの最大トルクに対応する
    点火時期との間でノックの有無に応じて学習される点火
    時期の補正係数とすることを特徴とする請求項1記載の
    エンジンの燃料噴射制御装置。
  4. 【請求項4】 上記燃料噴射制御手段は、実使用燃料の
    オクタン価がエンジンの標準仕様の燃料のオクタン価よ
    り高い場合には、上記排気温低減補正による燃料増量分
    を小さくする方向に補正し、実使用燃料のオクタン価が
    エンジンの標準仕様の燃料のオクタン価より低い場合に
    は、上記排気温低減補正による燃料増量分を大きくする
    方向に補正することを特徴とする請求項1,2,3のい
    ずれか一に記載のエンジンの燃料噴射制御装置。
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