JPH06213065A - シリンダブロック構造 - Google Patents
シリンダブロック構造Info
- Publication number
- JPH06213065A JPH06213065A JP604493A JP604493A JPH06213065A JP H06213065 A JPH06213065 A JP H06213065A JP 604493 A JP604493 A JP 604493A JP 604493 A JP604493 A JP 604493A JP H06213065 A JPH06213065 A JP H06213065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head bolt
- bolt hole
- cylinder
- top deck
- hole boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/02—Cylinders; Cylinder heads having cooling means
- F02F1/10—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F2001/106—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling using a closed deck, i.e. the water jacket is not open at the block top face
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダヘッド組付け時のシリンダボアの変
形の真円度を改善すること。 【構成】 クローズドデッキ型シリンダブロックにおい
て、隣接するヘッドボルト穴ボス部３４同志をリブ３８
で連結し、シリンダヘッド組付け時にヘッドボルト穴ボ
ス部３４にかかるボルト軸力を隣接ヘッドボルト穴ボス
部中間部にもリブ３８を介して伝え、シリンダボアが一
様に変形するようにして、変形時の真円度を改善した。
形の真円度を改善すること。 【構成】 クローズドデッキ型シリンダブロックにおい
て、隣接するヘッドボルト穴ボス部３４同志をリブ３８
で連結し、シリンダヘッド組付け時にヘッドボルト穴ボ
ス部３４にかかるボルト軸力を隣接ヘッドボルト穴ボス
部中間部にもリブ３８を介して伝え、シリンダボアが一
様に変形するようにして、変形時の真円度を改善した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシリンダヘッドボルト締
付け時のシリンダボアの変形の真円度を改善するシリン
ダブロック構造に関する。
付け時のシリンダボアの変形の真円度を改善するシリン
ダブロック構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】ウォータジャケットの上端がトップデッ
キで閉塞された、いわゆるクローズドデッキのシリンダ
ブロックで、トップデッキの厚さが一様なもの（実開昭
６３−１６４５２３号公報に開示）では、シリンダブロ
ックにシリンダヘッドを組付ける際、シリンダヘッドボ
ルトの引張り軸力により、シリンダボアの真円度が悪化
することが知られている。
キで閉塞された、いわゆるクローズドデッキのシリンダ
ブロックで、トップデッキの厚さが一様なもの（実開昭
６３−１６４５２３号公報に開示）では、シリンダブロ
ックにシリンダヘッドを組付ける際、シリンダヘッドボ
ルトの引張り軸力により、シリンダボアの真円度が悪化
することが知られている。
【０００３】そのメカニズムはおおよそ図３〜図６に示
す通りである。すなわち、シリンダヘッドボルト穴２付
近（図３の４−４断面）では、図４に示すように、シリ
ンダヘッドボルトの軸力によるトップデッキ４の上方へ
の変形にともない、トップデッキ４とボア壁６の交叉部
が直角を保とうとするため、ボア壁６の上端近傍がウォ
ータジャケット８側へ引き込まれる。他方、隣接シリン
ダヘッドボルト穴２の中間部位（図３の５−５断面）で
は、図５に示すように、トップデッキ４の変形が小さい
ため、上記のようなボア壁６のウォータジャケット８側
への引き込みは小さい。そのため、ボア壁６を平面視で
みると、図６に示すように、真円度が悪化する。
す通りである。すなわち、シリンダヘッドボルト穴２付
近（図３の４−４断面）では、図４に示すように、シリ
ンダヘッドボルトの軸力によるトップデッキ４の上方へ
の変形にともない、トップデッキ４とボア壁６の交叉部
が直角を保とうとするため、ボア壁６の上端近傍がウォ
ータジャケット８側へ引き込まれる。他方、隣接シリン
ダヘッドボルト穴２の中間部位（図３の５−５断面）で
は、図５に示すように、トップデッキ４の変形が小さい
ため、上記のようなボア壁６のウォータジャケット８側
への引き込みは小さい。そのため、ボア壁６を平面視で
みると、図６に示すように、真円度が悪化する。
【０００４】この問題を解決する手段として、トップデ
ッキの剛性を上げるべくデッキ厚さを増すという方法が
一般に採用されている。しかし、この場合、デッキ厚さ
が増すことによって、図７に示すように、ピストン１０
が上死点にあるときのトップリング１２位置に対応する
ボア壁がトップデッキ１４にかかってエンジン冷却水で
冷却することが困難なため、その部分のボア壁温が上昇
してしまい、ボアとリング間の焼付きを招いたり、オイ
ル消費の増加を招くおそれがあった。したがって、上記
手法は高出力型のエンジンに用いることが難しいばかり
か、エンジンの重量増加にもつながるため、燃費悪化を
も招くという問題があった。
ッキの剛性を上げるべくデッキ厚さを増すという方法が
一般に採用されている。しかし、この場合、デッキ厚さ
が増すことによって、図７に示すように、ピストン１０
が上死点にあるときのトップリング１２位置に対応する
ボア壁がトップデッキ１４にかかってエンジン冷却水で
冷却することが困難なため、その部分のボア壁温が上昇
してしまい、ボアとリング間の焼付きを招いたり、オイ
ル消費の増加を招くおそれがあった。したがって、上記
手法は高出力型のエンジンに用いることが難しいばかり
か、エンジンの重量増加にもつながるため、燃費悪化を
も招くという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はトップ
デッキの厚さを一様に大にするという手法によらずに、
シリンダヘッドボルト締結の際のシリンダボアの変形の
真円度を改善することができるシリンダブロック構造を
提供することにある。
デッキの厚さを一様に大にするという手法によらずに、
シリンダヘッドボルト締結の際のシリンダボアの変形の
真円度を改善することができるシリンダブロック構造を
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
る次のシリンダブロック構造によって達成される。すな
わち、ウォータジャケット上端がトップデッキで閉塞さ
れ該トップデッキからヘッドボルト穴ボス部が下方に延
びウォータジャケット内に突出しているシリンダブロッ
ク構造において、隣接するヘッドボルト穴ボス部同志を
リブで連結し、該リブをトップデッキ下面に一体に形成
したシリンダブロック構造。
る次のシリンダブロック構造によって達成される。すな
わち、ウォータジャケット上端がトップデッキで閉塞さ
れ該トップデッキからヘッドボルト穴ボス部が下方に延
びウォータジャケット内に突出しているシリンダブロッ
ク構造において、隣接するヘッドボルト穴ボス部同志を
リブで連結し、該リブをトップデッキ下面に一体に形成
したシリンダブロック構造。
【０００７】
【作用】上記本発明のシリンダブロック構造では、シリ
ンダヘッドボルトを締め付けた時、ヘッドボルト穴ボス
部近傍のトップデッキが上方に変形するのは勿論のこ
と、隣接シリンダヘッドボルトの中間部位も、リブによ
って上方に引き上げられるのでその部位のトップデッキ
も上方に変形する。したがって、シリンダボア壁はシリ
ンダヘッドボルト近傍のみならず、シリンダヘッドボル
トの中間部位もウォータジャケット側に変形し、真円に
近づこうとする。
ンダヘッドボルトを締め付けた時、ヘッドボルト穴ボス
部近傍のトップデッキが上方に変形するのは勿論のこ
と、隣接シリンダヘッドボルトの中間部位も、リブによ
って上方に引き上げられるのでその部位のトップデッキ
も上方に変形する。したがって、シリンダボア壁はシリ
ンダヘッドボルト近傍のみならず、シリンダヘッドボル
トの中間部位もウォータジャケット側に変形し、真円に
近づこうとする。
【０００８】
【実施例】図１および図２は本発明の一実施例を示して
いる。図中、内燃機関のシリンダブロック２０は、シリ
ンダボアを郭定するボア壁２２と外壁２４を有してい
る。ウォータジャケット２６は、ボア壁２２と外壁２４
との間に形成され、ウォータジャケット２６内を循環す
るエンジン冷却水はボア壁２２を冷却する。ボア壁２２
の変形、振動を抑えるために、ウォータジャケット２６
の上端は、ボア壁２２と外壁２４とを連結するトップデ
ッキ２８により閉塞されている。
いる。図中、内燃機関のシリンダブロック２０は、シリ
ンダボアを郭定するボア壁２２と外壁２４を有してい
る。ウォータジャケット２６は、ボア壁２２と外壁２４
との間に形成され、ウォータジャケット２６内を循環す
るエンジン冷却水はボア壁２２を冷却する。ボア壁２２
の変形、振動を抑えるために、ウォータジャケット２６
の上端は、ボア壁２２と外壁２４とを連結するトップデ
ッキ２８により閉塞されている。
【０００９】シリンダヘッド３０はガスケット３２を介
してシリンダブロック２０上に配置され、シリンダヘッ
ドボルトによりシリンダブロック２０に締結される。ト
ップデッキ２８にはヘッドボルト穴ボス部３４が一体に
形成され、ヘッドボルト穴ボス部３４はトップデッキ２
８から下方にウォータジャケット２６内に突出してい
る。ヘッドボルト穴ボス部３４には、ねじをきられたヘ
ッドボルト穴３６が形成され上方に開口している。シリ
ンダヘッド３０を挿通したシリンダヘッドボルトはこの
ヘッドボルト穴３６にねじ込まれている。
してシリンダブロック２０上に配置され、シリンダヘッ
ドボルトによりシリンダブロック２０に締結される。ト
ップデッキ２８にはヘッドボルト穴ボス部３４が一体に
形成され、ヘッドボルト穴ボス部３４はトップデッキ２
８から下方にウォータジャケット２６内に突出してい
る。ヘッドボルト穴ボス部３４には、ねじをきられたヘ
ッドボルト穴３６が形成され上方に開口している。シリ
ンダヘッド３０を挿通したシリンダヘッドボルトはこの
ヘッドボルト穴３６にねじ込まれている。
【００１０】隣接するヘッドボルト穴ボス部３４同志は
リブ３８で連結されており、リブ３８はトップデッキ２
８の下面に一体に形成され、トップデッキ２８から下方
にウォータジャケット２６内に突出している。リブ３８
は図１に示すように並設されたシリンダボア囲りをめぐ
っている。リブ３８は隣接するヘッドボルト穴ボス部３
４の間をヘッドボルト穴ボス部３４の軸芯と直交する方
向に直線状に延びている。リブ３８の側面はボア壁２２
からも外壁２４からも隔たっている。トップデッキ２
８、リブ３８はアルミの鋳物から作られるので、鋳造時
の湯流れを良好にするために、リブ３８の厚さはトップ
デッキ２８の厚さと同程度以上とされる。リブ３８の高
さは、リブ近傍のリブとトップデッキ一体物に上下方向
に十分な剛性をもたせるために、トップデッキ２８の厚
さ以上とされることが望ましい。
リブ３８で連結されており、リブ３８はトップデッキ２
８の下面に一体に形成され、トップデッキ２８から下方
にウォータジャケット２６内に突出している。リブ３８
は図１に示すように並設されたシリンダボア囲りをめぐ
っている。リブ３８は隣接するヘッドボルト穴ボス部３
４の間をヘッドボルト穴ボス部３４の軸芯と直交する方
向に直線状に延びている。リブ３８の側面はボア壁２２
からも外壁２４からも隔たっている。トップデッキ２
８、リブ３８はアルミの鋳物から作られるので、鋳造時
の湯流れを良好にするために、リブ３８の厚さはトップ
デッキ２８の厚さと同程度以上とされる。リブ３８の高
さは、リブ近傍のリブとトップデッキ一体物に上下方向
に十分な剛性をもたせるために、トップデッキ２８の厚
さ以上とされることが望ましい。
【００１１】つぎに、作用を説明する。ヘッドボルト穴
ボス部３４近傍の、シリンダヘッドボルトを締めたとき
の変形を説明すると、ヘッドボルト穴ボス部３４には上
方に引き上げる方向の軸力がかかる。ガスケット３２は
内周部のグロメット３２ａが他のガスケット部分より硬
いので、トップデッキ２８にはグロメット３２ａの部位
で下方に押される力が働きヘッドボルト穴ボス部３４の
部分で上方にもち上げられる力が働く。このため、図４
で説明したように、トップデッキ２８はヘッドボルト穴
ボス部３４近傍で上方に変形し、それにつれてボア壁２
２の上端部はヘッドボルト穴ボス部３４近傍が半径方向
外方に変形する。
ボス部３４近傍の、シリンダヘッドボルトを締めたとき
の変形を説明すると、ヘッドボルト穴ボス部３４には上
方に引き上げる方向の軸力がかかる。ガスケット３２は
内周部のグロメット３２ａが他のガスケット部分より硬
いので、トップデッキ２８にはグロメット３２ａの部位
で下方に押される力が働きヘッドボルト穴ボス部３４の
部分で上方にもち上げられる力が働く。このため、図４
で説明したように、トップデッキ２８はヘッドボルト穴
ボス部３４近傍で上方に変形し、それにつれてボア壁２
２の上端部はヘッドボルト穴ボス部３４近傍が半径方向
外方に変形する。
【００１２】隣接ヘッドボルト穴ボス部の中間部の変形
を説明すると、ヘッドボルト穴ボス部３４にかかった力
および変形はリブ３８により隣接ヘッドボルト穴ボス部
の中間部にも伝えられ、中間部のトップデッキが上方に
もち上げられる。したがって、隣接ヘッドボルト穴ボス
部の中間部のボア壁２２も半径方向外方に変形する。こ
のため、ヘッドボルト穴ボス部近傍も、隣接ヘッドボル
ト穴ボス部中間部も同じような変形をしようとし、シリ
ンダボアの変形は真円に近づいていく。この真円度の改
善により、ボアの局部的摩耗を抑え、オイル消費を抑
え、焼付きの発生を抑えることができる。
を説明すると、ヘッドボルト穴ボス部３４にかかった力
および変形はリブ３８により隣接ヘッドボルト穴ボス部
の中間部にも伝えられ、中間部のトップデッキが上方に
もち上げられる。したがって、隣接ヘッドボルト穴ボス
部の中間部のボア壁２２も半径方向外方に変形する。こ
のため、ヘッドボルト穴ボス部近傍も、隣接ヘッドボル
ト穴ボス部中間部も同じような変形をしようとし、シリ
ンダボアの変形は真円に近づいていく。この真円度の改
善により、ボアの局部的摩耗を抑え、オイル消費を抑
え、焼付きの発生を抑えることができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッドボルト穴ボス部
同志をリブで連結したので、シリンダヘッドボルト締め
付け時にヘッドボルト穴ボス部にかかる軸力を、ヘッド
ボルト穴ボス部中間部にも伝えることができ、シリンダ
ヘッド組付け時のボア変形の真円度を改善できる。しか
も、トップデッキの厚さを一様に増す手法をとらないの
で、ボア壁温を上げることなく、真円度を改善できる。
同志をリブで連結したので、シリンダヘッドボルト締め
付け時にヘッドボルト穴ボス部にかかる軸力を、ヘッド
ボルト穴ボス部中間部にも伝えることができ、シリンダ
ヘッド組付け時のボア変形の真円度を改善できる。しか
も、トップデッキの厚さを一様に増す手法をとらないの
で、ボア壁温を上げることなく、真円度を改善できる。
【図１】本発明の一実施例に係るシリンダブロック構造
の平面図である。
の平面図である。
【図２】図１の２−２線に沿う断面図である。
【図３】従来のシリンダブロックの平面図である。
【図４】図３の４−４線に沿う断面図である。
【図５】図３の５−５線に沿う断面図である。
【図６】シリンダボアの変形を示す平面図である。
【図７】トップデッキの厚さを大にした場合のピストン
上死点位置におけるトップリングとトップデッキとの位
置関係を示すシリンダブロックの部分断面図である。
上死点位置におけるトップリングとトップデッキとの位
置関係を示すシリンダブロックの部分断面図である。
２０ シリンダブロック ２２ ボア壁 ２４ 外壁 ２８ トップデッキ ３０ シリンダヘッド ３２ ガスケット ３４ ヘッドボルト穴ボス部 ３６ ヘッドボルト穴 ３８ リブ
Claims (1)
- 【請求項１】 ウォータジャケット上端がトップデッキ
で閉塞され該トップデッキからヘッドボルト穴ボス部が
下方に延びウォータジャケット内に突出しているシリン
ダブロック構造において、隣接するヘッドボルト穴ボス
部同志をリブで連結し、該リブをトップデッキ下面に一
体に形成したことを特徴とするシリンダブロック構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP604493A JPH06213065A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | シリンダブロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP604493A JPH06213065A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | シリンダブロック構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06213065A true JPH06213065A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11627634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP604493A Pending JPH06213065A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | シリンダブロック構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06213065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3841064A1 (de) * | 1987-12-09 | 1989-06-22 | Kurimoto Ltd | Rohr zum zwecke der rohrauskleidung |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP604493A patent/JPH06213065A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3841064A1 (de) * | 1987-12-09 | 1989-06-22 | Kurimoto Ltd | Rohr zum zwecke der rohrauskleidung |
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