JPH06212467A - 油付着物の洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents
油付着物の洗浄方法及び洗浄装置Info
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- JPH06212467A JPH06212467A JP684293A JP684293A JPH06212467A JP H06212467 A JPH06212467 A JP H06212467A JP 684293 A JP684293 A JP 684293A JP 684293 A JP684293 A JP 684293A JP H06212467 A JPH06212467 A JP H06212467A
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- cleaned
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 表面に油分が付着した被洗浄物をピロリドン
類、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルアセトアミ
ド及びアルキレングリコールアルキルエーテルの中から
選ばれる少なくとも一種と水とを含む洗浄剤を用いて超
音波洗浄した後、水又は熱水蒸気を用いて該被洗浄物に
付着している洗浄剤を除去し、次いで乾燥することを特
徴とする油付着物の洗浄方法及びそのための洗浄装置。 【効果】 油付着物の洗浄を効率よく行うことができ
る。
類、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルアセトアミ
ド及びアルキレングリコールアルキルエーテルの中から
選ばれる少なくとも一種と水とを含む洗浄剤を用いて超
音波洗浄した後、水又は熱水蒸気を用いて該被洗浄物に
付着している洗浄剤を除去し、次いで乾燥することを特
徴とする油付着物の洗浄方法及びそのための洗浄装置。 【効果】 油付着物の洗浄を効率よく行うことができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油付着物の洗浄方法に係
り、特に金属部品等の被洗浄物に付着した油分を効率的
に洗浄除去する油付着物の洗浄方法に関する。
り、特に金属部品等の被洗浄物に付着した油分を効率的
に洗浄除去する油付着物の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に金属加工時の熱処理、例えば焼入
れ、焼もどし等において加熱後冷却する際に、熱処理油
が使用されている。また、金属の引抜き加工の際、材料
と型(ダイス)との融着、摩耗を防ぎ、仕上げ面を良好
とするために引抜き油が使用されている。
れ、焼もどし等において加熱後冷却する際に、熱処理油
が使用されている。また、金属の引抜き加工の際、材料
と型(ダイス)との融着、摩耗を防ぎ、仕上げ面を良好
とするために引抜き油が使用されている。
【0003】従って、上記のような加工を施された材料
にはこれらの油分が付着するが、油分が付着したままで
は製品とできない場合が多い。このため、通常、このよ
うな部品の仕上げ工程では、有機溶剤を用いて油分の洗
浄除去を行なっている。従来、このような油分の洗浄除
去に用いられる有機溶剤としては、ケロシン、ベンゼ
ン、キシレン等の炭化水素系溶剤、トリクロロエチレ
ン、テトラクロロエチレン等の塩素系溶剤、トリクロロ
トリフルオロエタン等のフロン系溶剤が知られている。
特に、電子、電気、機械等の部品には高洗浄性、不燃性
という特性を有するフロン系又は塩素系の溶剤が使用さ
れている。
にはこれらの油分が付着するが、油分が付着したままで
は製品とできない場合が多い。このため、通常、このよ
うな部品の仕上げ工程では、有機溶剤を用いて油分の洗
浄除去を行なっている。従来、このような油分の洗浄除
去に用いられる有機溶剤としては、ケロシン、ベンゼ
ン、キシレン等の炭化水素系溶剤、トリクロロエチレ
ン、テトラクロロエチレン等の塩素系溶剤、トリクロロ
トリフルオロエタン等のフロン系溶剤が知られている。
特に、電子、電気、機械等の部品には高洗浄性、不燃性
という特性を有するフロン系又は塩素系の溶剤が使用さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の有機溶剤のうち、炭化水素系溶剤、特にベンゼン、
キシレン等は毒性が高く、労働安全法上の有害物に指定
されている化合物であるため、これらを取り扱う作業の
危険性及び煩雑さ等の面で問題がある。また、上記塩素
系又はフロン系の溶剤は、安全性、毒性、環境汚染等の
面で大きな問題を有している。しかも、油付着物の洗浄
処理においては、洗浄除去した油分を洗浄液から効率的
に除去することも重要である。
来の有機溶剤のうち、炭化水素系溶剤、特にベンゼン、
キシレン等は毒性が高く、労働安全法上の有害物に指定
されている化合物であるため、これらを取り扱う作業の
危険性及び煩雑さ等の面で問題がある。また、上記塩素
系又はフロン系の溶剤は、安全性、毒性、環境汚染等の
面で大きな問題を有している。しかも、油付着物の洗浄
処理においては、洗浄除去した油分を洗浄液から効率的
に除去することも重要である。
【0005】本発明者等は上記従来の問題点を解決し、
油類等の脱脂洗浄性に優れ、且つ、安全性及び作業環境
衛生性が良好で、環境汚染の問題のない油付着物の洗浄
方法につき特願平4−99387,202431,20
2432等で提案した。しかしながら、上記提案方法に
おいては、切削油等のような粘性(粘度)の低い油分が
付着した被洗浄物の洗浄処理の場合には十分な洗浄力を
有するが、引抜き油や熱処理油等のような粘性(粘度)
の高い油分が付着した被洗浄物の洗浄処理の場合には洗
浄力が不十分で、目的によっては油分が完全に除去でき
ないことが判明した。
油類等の脱脂洗浄性に優れ、且つ、安全性及び作業環境
衛生性が良好で、環境汚染の問題のない油付着物の洗浄
方法につき特願平4−99387,202431,20
2432等で提案した。しかしながら、上記提案方法に
おいては、切削油等のような粘性(粘度)の低い油分が
付着した被洗浄物の洗浄処理の場合には十分な洗浄力を
有するが、引抜き油や熱処理油等のような粘性(粘度)
の高い油分が付着した被洗浄物の洗浄処理の場合には洗
浄力が不十分で、目的によっては油分が完全に除去でき
ないことが判明した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記問題点
に鑑み、粘性の高い油分が付着した被洗浄物の洗浄方法
につき鋭意検討を重ねた結果、特定の洗浄剤を用いて特
定の条件下で超音波洗浄することにより、洗浄効率が大
幅に向上し、上記問題点が解決できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
に鑑み、粘性の高い油分が付着した被洗浄物の洗浄方法
につき鋭意検討を重ねた結果、特定の洗浄剤を用いて特
定の条件下で超音波洗浄することにより、洗浄効率が大
幅に向上し、上記問題点が解決できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、表面に油分が付着し
た被洗浄物をピロリドン類、γ−ブチロラクトン、N,
N−ジメチルアセトアミド及びアルキレングリコールア
ルキルエーテルの中から選ばれる少なくとも一種と水と
を含む洗浄剤を用いて超音波洗浄した後、水又は熱水蒸
気を用いて該被洗浄物に付着している洗浄剤を除去し、
次いで乾燥することを特徴とする油付着物の洗浄方法及
びそのための装置に関する。
た被洗浄物をピロリドン類、γ−ブチロラクトン、N,
N−ジメチルアセトアミド及びアルキレングリコールア
ルキルエーテルの中から選ばれる少なくとも一種と水と
を含む洗浄剤を用いて超音波洗浄した後、水又は熱水蒸
気を用いて該被洗浄物に付着している洗浄剤を除去し、
次いで乾燥することを特徴とする油付着物の洗浄方法及
びそのための装置に関する。
【0008】以下、本発明につき更に詳細に説明する。
本発明において洗浄処理対象となる油分が付着した被洗
浄物としては、金属加工部品、電機部品、機械部品、自
動車部品及びその組立加工工程に使用される治工具類等
が挙げられる。これらの被洗浄物に付着する油分として
は粘性(粘度)の高い油分、例えば40℃の動粘度で通
常50〜2000センチストークス、特に100〜10
00センチストークスの範囲のものに適用するのが好適
である。上記範囲の油分としては例えばプレス油、引抜
き油、熱処理油等が挙げられる。
本発明において洗浄処理対象となる油分が付着した被洗
浄物としては、金属加工部品、電機部品、機械部品、自
動車部品及びその組立加工工程に使用される治工具類等
が挙げられる。これらの被洗浄物に付着する油分として
は粘性(粘度)の高い油分、例えば40℃の動粘度で通
常50〜2000センチストークス、特に100〜10
00センチストークスの範囲のものに適用するのが好適
である。上記範囲の油分としては例えばプレス油、引抜
き油、熱処理油等が挙げられる。
【0009】本発明で用いる洗浄剤としては、ピロリド
ン類、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルアセトア
ミド及びアルキレングリコールアルキルエーテルの中か
ら選ばれる少なくとも一種と水とを含む混合物が用いら
れる。なお、ピロリドン類としては、2−ピロリドン,
3−ピロリドン,N−アルキル−2−ピロリドン(例え
ば、N−メチル−2−ピロリドン,N−エチル−2−ピ
ロリドン,N−プロピル−2−ピロリドン),5−アル
キル−2−ピロリドン(例えば、5−メチル−2−ピロ
リドン,5−エチル−2−ピロリドン,5−プロピル−
2−ピロリドン),N−ビニル−2−ピロリドン,N−
アルキル−3−ピロリドン(例えば、N−メチル−3−
ピロリドン,N−エチル−3−ピロリドン,N−プロピ
ル−3−ピロリドン)等が例示されるが、特に、N−メ
チル−2−ピロリドンが有効である。また、該ピロリド
ン化合物を2種以上混合したものでもよい。
ン類、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルアセトア
ミド及びアルキレングリコールアルキルエーテルの中か
ら選ばれる少なくとも一種と水とを含む混合物が用いら
れる。なお、ピロリドン類としては、2−ピロリドン,
3−ピロリドン,N−アルキル−2−ピロリドン(例え
ば、N−メチル−2−ピロリドン,N−エチル−2−ピ
ロリドン,N−プロピル−2−ピロリドン),5−アル
キル−2−ピロリドン(例えば、5−メチル−2−ピロ
リドン,5−エチル−2−ピロリドン,5−プロピル−
2−ピロリドン),N−ビニル−2−ピロリドン,N−
アルキル−3−ピロリドン(例えば、N−メチル−3−
ピロリドン,N−エチル−3−ピロリドン,N−プロピ
ル−3−ピロリドン)等が例示されるが、特に、N−メ
チル−2−ピロリドンが有効である。また、該ピロリド
ン化合物を2種以上混合したものでもよい。
【0010】上記の有機洗浄剤混合物としては、該混合
物中に水を最大75重量%程度まで、通常10〜75重
量%含有させて用いることができる。例えば、N−メチ
ル−2−ピロリドン又はアルキレングリコールアルキル
エーテルの場合には水を10〜50重量%、好ましくは
15〜30重量%含有させるのが好適である。また、2
−ピロリドン又はγ−ブチロラクトンの場合には水を3
5〜75重量%、好ましくは35〜60重量%含有させ
るのが好適である。さらに、N,N−ジメチルアセトア
ミドの場合には水を25〜75重量%、好ましくは25
〜60重量%含有させるのが好適である。また、以上の
範囲での組成の混合物は引火しないので、非危険物とし
て取扱うことができるので好ましい。
物中に水を最大75重量%程度まで、通常10〜75重
量%含有させて用いることができる。例えば、N−メチ
ル−2−ピロリドン又はアルキレングリコールアルキル
エーテルの場合には水を10〜50重量%、好ましくは
15〜30重量%含有させるのが好適である。また、2
−ピロリドン又はγ−ブチロラクトンの場合には水を3
5〜75重量%、好ましくは35〜60重量%含有させ
るのが好適である。さらに、N,N−ジメチルアセトア
ミドの場合には水を25〜75重量%、好ましくは25
〜60重量%含有させるのが好適である。また、以上の
範囲での組成の混合物は引火しないので、非危険物とし
て取扱うことができるので好ましい。
【0011】以上の混合物中の水の量が上記範囲より多
いと脱脂効果は著しく低下する。また、水の量が上記範
囲より少ないと油分の洗浄液に対する溶解度が高くなる
ため、繰り返し使用した際に油分の分離ができず、洗浄
力が低下しやすい。該混合物中の水の含有量が上記範囲
では脱脂処理後、脱脂した油分を溶かさずに浮上分離し
やすく、該混合物の繰返し使用が長時間可能であり、該
混合物の全量回収又は定期的入替をしなくてよいばかり
でなく且つ、該混合物は引火しないので、非危険物とし
て取扱うことができる。
いと脱脂効果は著しく低下する。また、水の量が上記範
囲より少ないと油分の洗浄液に対する溶解度が高くなる
ため、繰り返し使用した際に油分の分離ができず、洗浄
力が低下しやすい。該混合物中の水の含有量が上記範囲
では脱脂処理後、脱脂した油分を溶かさずに浮上分離し
やすく、該混合物の繰返し使用が長時間可能であり、該
混合物の全量回収又は定期的入替をしなくてよいばかり
でなく且つ、該混合物は引火しないので、非危険物とし
て取扱うことができる。
【0012】本発明においては油分が付着した被洗浄物
を上記したピロリドン類、γ−ブチロラクトン等と水と
を含有する洗浄剤を用いて超音波洗浄して被洗浄物に付
着している油分を洗浄除去する。該超音波洗浄の条件に
は特に制限はなく、一般に使用されている超音波洗浄装
置を用い、超音波振動周波数を通常10〜100kH
z、好ましくは15〜50kHzとし、液温を通常20
〜100℃、好ましくは40〜80℃の温度で超音波洗
浄処理して被洗浄物に付着した油分を脱脂洗浄する。
を上記したピロリドン類、γ−ブチロラクトン等と水と
を含有する洗浄剤を用いて超音波洗浄して被洗浄物に付
着している油分を洗浄除去する。該超音波洗浄の条件に
は特に制限はなく、一般に使用されている超音波洗浄装
置を用い、超音波振動周波数を通常10〜100kH
z、好ましくは15〜50kHzとし、液温を通常20
〜100℃、好ましくは40〜80℃の温度で超音波洗
浄処理して被洗浄物に付着した油分を脱脂洗浄する。
【0013】上記洗浄処理がなされた被洗浄物は、次い
で、表面になお残存している該洗浄剤を水又は熱水蒸気
を用いて除去する。水を用いる場合は、浸漬法、超音波
洗浄法、揺動法、スプレー法等の各種の処理方法を採用
し、通常20〜100℃の温度で実施される。また、水
の代りに熱水蒸気を用いる場合には、被洗浄物に付着す
る洗浄剤に熱水蒸気を吹き付けることにより吹き飛ばし
て除去する。これにより、水による洗浄剤除去方式に比
べて、使用水量を減らし、廃水処理の負担を軽減させる
ことができる。この場合、熱水蒸気の吹き付け量及び吹
き付け速度は、被洗浄物に付着する洗浄剤が短時間で吹
き飛ばされて除去される量とするのが好ましい。洗浄剤
除去に用いる熱水蒸気は温度90℃以上、特に100〜
130℃とするのが好ましく、この熱水蒸気は、被洗浄
物が精密部品の場合には純水から得られたものであるこ
とが望ましい。この熱水蒸気の吹き付け量は、被洗浄物
の表面積1m2 当り、通常1kg/分以上であればよ
く、その上限は特に制限されるものではないが、一般的
には1〜10kg/分程度とするのが好ましい。
で、表面になお残存している該洗浄剤を水又は熱水蒸気
を用いて除去する。水を用いる場合は、浸漬法、超音波
洗浄法、揺動法、スプレー法等の各種の処理方法を採用
し、通常20〜100℃の温度で実施される。また、水
の代りに熱水蒸気を用いる場合には、被洗浄物に付着す
る洗浄剤に熱水蒸気を吹き付けることにより吹き飛ばし
て除去する。これにより、水による洗浄剤除去方式に比
べて、使用水量を減らし、廃水処理の負担を軽減させる
ことができる。この場合、熱水蒸気の吹き付け量及び吹
き付け速度は、被洗浄物に付着する洗浄剤が短時間で吹
き飛ばされて除去される量とするのが好ましい。洗浄剤
除去に用いる熱水蒸気は温度90℃以上、特に100〜
130℃とするのが好ましく、この熱水蒸気は、被洗浄
物が精密部品の場合には純水から得られたものであるこ
とが望ましい。この熱水蒸気の吹き付け量は、被洗浄物
の表面積1m2 当り、通常1kg/分以上であればよ
く、その上限は特に制限されるものではないが、一般的
には1〜10kg/分程度とするのが好ましい。
【0014】なお、上記の水又は熱水蒸気の処理を行う
前に、被洗浄物に空気、窒素等のガスを噴きつけて被洗
浄物の表面に付着している洗浄剤の大部分を予備的に除
去する方法を採用してもよい。上記の水又は熱水蒸気の
処理後の被洗浄物は、通常、その表面に付着した水分
を、常温又は加熱した空気又は窒素ガス等の不活性ガス
を吹きつけて吹き飛ばして除去することにより乾燥す
る。この場合のガスの吹き付け量も、被洗浄物に付着す
る水分が短時間に吹き飛ばされて除去できる量であれば
よく、被洗浄物の形状や大きさ等により異なり、一概に
は言えないが、ガスノズルからの線速をできるだけ大き
くするのが効果的である。
前に、被洗浄物に空気、窒素等のガスを噴きつけて被洗
浄物の表面に付着している洗浄剤の大部分を予備的に除
去する方法を採用してもよい。上記の水又は熱水蒸気の
処理後の被洗浄物は、通常、その表面に付着した水分
を、常温又は加熱した空気又は窒素ガス等の不活性ガス
を吹きつけて吹き飛ばして除去することにより乾燥す
る。この場合のガスの吹き付け量も、被洗浄物に付着す
る水分が短時間に吹き飛ばされて除去できる量であれば
よく、被洗浄物の形状や大きさ等により異なり、一概に
は言えないが、ガスノズルからの線速をできるだけ大き
くするのが効果的である。
【0015】このような本発明の油付着物の洗浄方法
は、例えば、図1に示す装置により容易に実施される。
図1は本発明の油付着物の洗浄方法の実施に好適な洗浄
装置を示す断面図である。図示の洗浄装置は、表面に油
分が付着した被洗浄物10を例えば、N−メチル−2−
ピロリドンを含む洗浄剤11で脱脂洗浄処理する超音波
洗浄部1と、該洗浄部1を経た被洗浄物10に付着して
いる洗浄剤を熱水蒸気で吹き飛ばして除去する洗浄剤除
去部2と、該洗浄剤除去部2を経た被洗浄物10の表面
に付着している水分を熱風で吹き飛ばして乾燥除去する
乾燥部3と、被洗浄物10を、網籠4に入れて吊持して
これら超音波洗浄部1、洗浄剤除去部2、及び乾燥部3
を経て移送する搬送装置5とで主に構成される。
は、例えば、図1に示す装置により容易に実施される。
図1は本発明の油付着物の洗浄方法の実施に好適な洗浄
装置を示す断面図である。図示の洗浄装置は、表面に油
分が付着した被洗浄物10を例えば、N−メチル−2−
ピロリドンを含む洗浄剤11で脱脂洗浄処理する超音波
洗浄部1と、該洗浄部1を経た被洗浄物10に付着して
いる洗浄剤を熱水蒸気で吹き飛ばして除去する洗浄剤除
去部2と、該洗浄剤除去部2を経た被洗浄物10の表面
に付着している水分を熱風で吹き飛ばして乾燥除去する
乾燥部3と、被洗浄物10を、網籠4に入れて吊持して
これら超音波洗浄部1、洗浄剤除去部2、及び乾燥部3
を経て移送する搬送装置5とで主に構成される。
【0016】超音波洗浄部1は、洗浄剤11を収容する
洗浄槽12、洗浄槽12の温度調節を行なうための、熱
媒の導入口13A及び排出口13Bを有するジャケット
13、洗浄槽12の下部に設けられた超音波振動を発振
するための超音波発振板14C、超音波振動子14Bと
超音波発振器14A、及び洗浄剤11中を浮上した油分
(油膜15)を分離回収するための図示しない油除去装
置で主に構成される。
洗浄槽12、洗浄槽12の温度調節を行なうための、熱
媒の導入口13A及び排出口13Bを有するジャケット
13、洗浄槽12の下部に設けられた超音波振動を発振
するための超音波発振板14C、超音波振動子14Bと
超音波発振器14A、及び洗浄剤11中を浮上した油分
(油膜15)を分離回収するための図示しない油除去装
置で主に構成される。
【0017】洗浄剤除去部2は、蓋21Aを有し、底部
にドレン回収用の排出口21Bを有する洗浄剤除去槽2
1と、熱水蒸気を被洗浄物10に吹き付けるスプレーノ
ズル22Aを有するスプレーヘッダー22とで主に構成
される。また、乾燥部3は、蓋31Aを有する乾燥槽3
1と、被洗浄物10に熱風(加熱空気)を吹き付けるス
プレーノズル32Aを有するスプレーヘッダー32とで
主に構成される。
にドレン回収用の排出口21Bを有する洗浄剤除去槽2
1と、熱水蒸気を被洗浄物10に吹き付けるスプレーノ
ズル22Aを有するスプレーヘッダー22とで主に構成
される。また、乾燥部3は、蓋31Aを有する乾燥槽3
1と、被洗浄物10に熱風(加熱空気)を吹き付けるス
プレーノズル32Aを有するスプレーヘッダー32とで
主に構成される。
【0018】本実施例の洗浄装置によれば、被洗浄物1
0が搬送装置5により順次図面で右側へ移送され、各処
理部の槽上に位置したときに、網籠4が降下され、処理
後再び引き上げて次の工程へ移送される。即ち、被洗浄
物10は、まず、超音波洗浄部1の洗浄槽12内の洗浄
剤11中に浸漬され超音波洗浄処理される。該洗浄処理
は超音波発振器14Aからの発振信号により超音波振動
子14B及び超音波発振板14Cを経て所望の超音波振
動周波数を、例えば、10〜100kHz、好ましくは
15〜50kHzとして、該洗浄槽12内の洗浄剤11
に照射させながら、被洗浄物の表面に付着している油を
剥離除去することにより行なわれる。
0が搬送装置5により順次図面で右側へ移送され、各処
理部の槽上に位置したときに、網籠4が降下され、処理
後再び引き上げて次の工程へ移送される。即ち、被洗浄
物10は、まず、超音波洗浄部1の洗浄槽12内の洗浄
剤11中に浸漬され超音波洗浄処理される。該洗浄処理
は超音波発振器14Aからの発振信号により超音波振動
子14B及び超音波発振板14Cを経て所望の超音波振
動周波数を、例えば、10〜100kHz、好ましくは
15〜50kHzとして、該洗浄槽12内の洗浄剤11
に照射させながら、被洗浄物の表面に付着している油を
剥離除去することにより行なわれる。
【0019】被洗浄物10から剥離され、洗浄剤11の
上部に浮上した油分は、若干の洗浄液と共にオイルスキ
マー装置等の油分除去装置により分離回収される。この
ようにして油分の洗浄除去を行なった後は、被洗浄物1
0を引き上げ、次工程の洗浄剤除去部2に移送し、洗浄
剤除去槽21内に降下させ、蓋21Aを装着した状態
で、スプレーヘッダー22及びスプレーノズル22Aよ
り熱水蒸気を被洗浄物10に吹き付け、被洗浄物に付着
している洗浄剤の除去を行なう。この際、除去された洗
浄剤及び水蒸気ドレイン分は、排出口21Bより槽外へ
排出されて回収される。
上部に浮上した油分は、若干の洗浄液と共にオイルスキ
マー装置等の油分除去装置により分離回収される。この
ようにして油分の洗浄除去を行なった後は、被洗浄物1
0を引き上げ、次工程の洗浄剤除去部2に移送し、洗浄
剤除去槽21内に降下させ、蓋21Aを装着した状態
で、スプレーヘッダー22及びスプレーノズル22Aよ
り熱水蒸気を被洗浄物10に吹き付け、被洗浄物に付着
している洗浄剤の除去を行なう。この際、除去された洗
浄剤及び水蒸気ドレイン分は、排出口21Bより槽外へ
排出されて回収される。
【0020】熱水蒸気処理を行なった被洗浄物10は、
次いで、乾燥部3へ移送し、乾燥槽31内に降下させ
て、蓋31Aを装着した状態でスプレーヘッダー32及
びスプレーノズル32Aより熱風を被洗浄物に吹き付け
て、付着水分の乾燥除去を行なう。この乾燥処理にあた
り、被洗浄物10は、前工程で熱水蒸気を吹き付けられ
て温度が上昇した状態となっているため、乾燥処理時間
及び熱風量は、従来の水洗浄方式に比べれば大幅に短縮
ないし軽減される。
次いで、乾燥部3へ移送し、乾燥槽31内に降下させ
て、蓋31Aを装着した状態でスプレーヘッダー32及
びスプレーノズル32Aより熱風を被洗浄物に吹き付け
て、付着水分の乾燥除去を行なう。この乾燥処理にあた
り、被洗浄物10は、前工程で熱水蒸気を吹き付けられ
て温度が上昇した状態となっているため、乾燥処理時間
及び熱風量は、従来の水洗浄方式に比べれば大幅に短縮
ないし軽減される。
【0021】この乾燥後の被洗浄物は、再び引き上げら
れて、搬送装置5により系外へ搬送され、製品化され
る。なお、図1に示す洗浄装置は、本発明に好適な洗浄
装置の一実施例であって、本発明はその要旨を超えない
限り、何ら図示のものに限定されるものではない。例え
ば、洗浄剤除去部2は上記熱水蒸気処理に限られず、水
処理であってもよい。
れて、搬送装置5により系外へ搬送され、製品化され
る。なお、図1に示す洗浄装置は、本発明に好適な洗浄
装置の一実施例であって、本発明はその要旨を超えない
限り、何ら図示のものに限定されるものではない。例え
ば、洗浄剤除去部2は上記熱水蒸気処理に限られず、水
処理であってもよい。
【0022】また、搬送装置についても通常用いられる
種々の形式、例えば、ベルトコンベアー式、チェーンブ
ロック式等が採用できる。また、人間の手によって搬送
することもできる。
種々の形式、例えば、ベルトコンベアー式、チェーンブ
ロック式等が採用できる。また、人間の手によって搬送
することもできる。
【0023】
【実施例】以下に具体的な実施例及び比較例を挙げて、
本発明をより詳細に説明する。 実施例1 熱処理油(日石ユニクェンチMT−600、40℃での
動粘度が500センチストークス)が付着したテストビ
ース(材質:SS41、大きさ:2.98cm×4.9
8cm×0.3cm厚さ)20枚を網籠に入れ、図1に
示す装置により、N−メチル−2−ピロリドン(NM
P)と水との混合物からなる洗浄剤(NMP/水=85
/15(重量比))を用いて60℃で超音波振動(28
kHz,400w)させながら、網籠3分間、超音波洗
浄処理した後、洗浄剤除去槽に入れ、熱水蒸気(100
℃)を被洗浄物の網籠面積当り600kg/m2 /hr
で3分間吹き付けた。その後、乾燥槽で熱風(90℃)
を被洗浄物に当たるように、被洗浄物網籠面積当り7N
m3 /m2 /hrで1分間吹き付けた。
本発明をより詳細に説明する。 実施例1 熱処理油(日石ユニクェンチMT−600、40℃での
動粘度が500センチストークス)が付着したテストビ
ース(材質:SS41、大きさ:2.98cm×4.9
8cm×0.3cm厚さ)20枚を網籠に入れ、図1に
示す装置により、N−メチル−2−ピロリドン(NM
P)と水との混合物からなる洗浄剤(NMP/水=85
/15(重量比))を用いて60℃で超音波振動(28
kHz,400w)させながら、網籠3分間、超音波洗
浄処理した後、洗浄剤除去槽に入れ、熱水蒸気(100
℃)を被洗浄物の網籠面積当り600kg/m2 /hr
で3分間吹き付けた。その後、乾燥槽で熱風(90℃)
を被洗浄物に当たるように、被洗浄物網籠面積当り7N
m3 /m2 /hrで1分間吹き付けた。
【0024】このようにして処理したテストピースにつ
いて、表面状態を、表面の肉眼観察、セロテープの付着
性、白布でふきとったときの白布汚れ度により評価し、
結果を表−1に示した。評価基準 〇 完全に油分が除去されている。 △ わずかに油分が残存している。 × かなり油分が残存している。
いて、表面状態を、表面の肉眼観察、セロテープの付着
性、白布でふきとったときの白布汚れ度により評価し、
結果を表−1に示した。評価基準 〇 完全に油分が除去されている。 △ わずかに油分が残存している。 × かなり油分が残存している。
【0025】実施例2〜4 実施例1において、洗浄剤としてγ−ブラロラクトン
(GBL)と水との混合物(実施例2)、2−ピロリド
ン(2P)と水の混合物(実施例3)、N,N−ジメチ
ルアセトアミド(DMA)と水の混合物(実施例4)を
用いたこと以外は同様にして表面状態を調べた。その結
果を表−1に示した。
(GBL)と水との混合物(実施例2)、2−ピロリド
ン(2P)と水の混合物(実施例3)、N,N−ジメチ
ルアセトアミド(DMA)と水の混合物(実施例4)を
用いたこと以外は同様にして表面状態を調べた。その結
果を表−1に示した。
【0026】比較例1 実施例1において、超音波洗浄処理の変わりにスプレー
洗浄処理(面圧1kg/cm2 )を行なったこと以外は
同様にして行なった。その結果を表−1に示す。
洗浄処理(面圧1kg/cm2 )を行なったこと以外は
同様にして行なった。その結果を表−1に示す。
【0027】比較例2 実施例1において、超音波洗浄処理の変わりにエアバブ
リングしながら浸漬洗浄処理を行なったこと以外は同様
にして行なった。その結果を表−1に示す。なお、上記
の浸漬洗浄は洗浄槽(直径35cmφ×深さ40cm)
に200Nl/分で空気を吹込みながら60℃で3分間
洗浄した。
リングしながら浸漬洗浄処理を行なったこと以外は同様
にして行なった。その結果を表−1に示す。なお、上記
の浸漬洗浄は洗浄槽(直径35cmφ×深さ40cm)
に200Nl/分で空気を吹込みながら60℃で3分間
洗浄した。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明の油付着物の洗浄方法によれば、
油が付着した、特に高粘性の油が被洗浄物を効率良く洗
浄及び乾燥することができる。本発明で用いる洗浄剤
は、油分の脱脂洗浄効果に優れ、しかも、安全性及び作
業環境衛生性が良好で、環境汚染のおそれがない。従っ
て、本発明によると、洗浄廃水量の低減、廃水処理コス
トの低減を図ることもできる。
油が付着した、特に高粘性の油が被洗浄物を効率良く洗
浄及び乾燥することができる。本発明で用いる洗浄剤
は、油分の脱脂洗浄効果に優れ、しかも、安全性及び作
業環境衛生性が良好で、環境汚染のおそれがない。従っ
て、本発明によると、洗浄廃水量の低減、廃水処理コス
トの低減を図ることもできる。
【図1】本発明の油付着物の洗浄方法の実施に好適な洗
浄装置を示す断面図である。
浄装置を示す断面図である。
1 洗浄部 2 洗浄剤除去部 3 乾燥部 4 網籠 5 搬送装置 10 被洗浄物 11 洗浄剤 12 洗浄槽 13 ジャケット 14A 超音波発振器 14B 超音波振動子 14C 超音波発振板 15 油層 21 洗浄剤除去槽 22,32 スプレーヘッダー 22A,32A スプレーノズル 31 乾燥槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相馬 敏 岡山県倉敷市潮通三丁目10番地 三菱化成 株式会社水島工場内 (72)発明者 副島 俊明 岡山県倉敷市潮通三丁目10番地 三菱化成 株式会社水島工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 表面に油分が付着した被洗浄物をピロリ
ドン類、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルアセト
アミド及びアルキレングリコールアルキルエーテルの中
から選ばれる少なくとも一種と水とを含む洗浄剤を用い
て超音波洗浄した後、水又は熱水蒸気を用いて該被洗浄
物に付着している洗浄剤を除去し、次いで乾燥すること
を特徴とする油付着物の洗浄方法。 - 【請求項2】 振動周波数を10〜100kHzとして
超音波洗浄することを特徴とする請求項1記載の油付着
物の洗浄方法。 - 【請求項3】 被洗浄物に付着した油分の40℃での動
粘度が50〜2000センチストークスであることを特
徴とする請求項1記載の油付着物の洗浄方法。 - 【請求項4】 表面に油分が付着した被洗浄物をピロリ
ドン類、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルアセト
アミド及びアルキレングリコールアルキルエーテルの中
から選ばれる少なくとも一種と水とを含む洗浄剤を用い
て超音波洗浄する洗浄部、該洗浄された被洗浄物に水又
は熱水蒸気を用いて該被洗浄物に付着している洗浄剤を
除去する洗浄剤除去部、及び、該洗浄剤除去処理された
被洗浄物に付着する水分を乾燥除去する乾燥部を備えて
なることを特徴とする油付着物の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP684293A JPH06212467A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 油付着物の洗浄方法及び洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP684293A JPH06212467A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 油付着物の洗浄方法及び洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06212467A true JPH06212467A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11649503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP684293A Pending JPH06212467A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 油付着物の洗浄方法及び洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06212467A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0741797A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | Tonen Corp | 洗浄液組成物 |
KR20110110155A (ko) | 2008-12-10 | 2011-10-06 | 다이닛뽄도료가부시키가이샤 | 몰드 내 피복 조성물 및 몰드 내 피복 성형체 |
JP2013023534A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Mitsubishi Materials Corp | はんだ粉末用洗浄剤及びはんだ粉末の製造方法 |
JP2013541482A (ja) * | 2010-10-22 | 2013-11-14 | ルービング・マシーネンファブリーク・ルートヴィヒ・ベーニング・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト | 農業製品のためのコンベヤをクリーニングするための方法及び農業製品のためのコンベヤ |
CN109746222A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-05-14 | 芜湖恒美电热器具有限公司 | Ptc清洗去油污装置 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP684293A patent/JPH06212467A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0741797A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | Tonen Corp | 洗浄液組成物 |
KR20110110155A (ko) | 2008-12-10 | 2011-10-06 | 다이닛뽄도료가부시키가이샤 | 몰드 내 피복 조성물 및 몰드 내 피복 성형체 |
JP2013541482A (ja) * | 2010-10-22 | 2013-11-14 | ルービング・マシーネンファブリーク・ルートヴィヒ・ベーニング・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト | 農業製品のためのコンベヤをクリーニングするための方法及び農業製品のためのコンベヤ |
US9174807B2 (en) | 2010-10-22 | 2015-11-03 | Lubing Maschinenfabrik Ludwig Bening Gmbh & Co. Kg | Method for cleaning a conveyor for agricultural products and conveyor for agricultural products |
JP2013023534A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Mitsubishi Materials Corp | はんだ粉末用洗浄剤及びはんだ粉末の製造方法 |
CN109746222A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-05-14 | 芜湖恒美电热器具有限公司 | Ptc清洗去油污装置 |
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