JPH0621175Y2 - バッテリ端子とタブ端子の接続構造 - Google Patents

バッテリ端子とタブ端子の接続構造

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JPH0621175Y2
JPH0621175Y2 JP1989021961U JP2196189U JPH0621175Y2 JP H0621175 Y2 JPH0621175 Y2 JP H0621175Y2 JP 1989021961 U JP1989021961 U JP 1989021961U JP 2196189 U JP2196189 U JP 2196189U JP H0621175 Y2 JPH0621175 Y2 JP H0621175Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バッテリポストにボルトにより共締めされる
バッテリ端子とタブ端子の接続構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
自動車等に使用するバッテリにおいて、これから電源を
分配するためにバッテリポストにバッテリ端子を嵌装す
る。そしてバッテリ端子に複数のタブをもつタブ端子を
共締め固定することにより、電源の分配をより多面的か
つ効率的に行う方法が採用されている。
このようなバッテリ端子とタブ端子の接続構造として、
出願人は、先に第4図および第5図に示すようなものを
提案した(特開昭59−228358号)。
図において、1はバッテリポストを示す。バッテリ端子
2は、バッテリポスト1に嵌装される略円形の圧着部3
と、これからのびる断面がコ字状に形成された一対の接
続基板部4,5とから成る。
両基板部4,5は中央にボルト挿通孔6を有し、一方の
基板部4には電線加締部7が連成され、電線8が接続さ
れている。他方の基板部5は上下両側縁から折曲された
折曲片5a,5bと共に、その自由端にも折曲片5cを
有する。
タブ端子11は、上記接続基板部5に嵌合される接続部
12と、複数のタブ14をもつ端子部13とから成る。
接続部12は、ボルト挿通孔16をもつコ字状断面の接
触板15と、その上下両側の折曲片15a,15bに連
成された差込み枠17,18とから成る。この差込み枠
17,18は、上記折曲片15a,15bの自由縁部分
を反対側にコ字状に折曲して形成される。一方の差込み
枠17は、中抜き17aとされ、弾性舌片17bが形成
されている。
接触板15は第4図から明らかなように、前半部がバッ
テリ端子2の接続基板部5の外面に嵌合接触する構造で
あり、後半部は幅狭に絞られて上記端子部13に続いて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記バッテリ端子2とタブ端子11との接続に際して
は、コ字状断面の接続基板部5に接続部12における接
触板15を嵌合し、同時に上下両側の折曲片5a,5b
を差込み枠17,18に差し込んで、ボルト挿通孔6お
よび16の位置を合わせたのち、圧着部3をバッテリポ
スト1に嵌装し、ボルト9およびナット10で共締め、
固定する。
しかし、上記のような接続構造では、両端子2,11の
ボルト挿通孔6,16の位置決めが容易でなく、作業に
時間がかかる。
また、タブ端子11の接続部12の構造が複雑で、バッ
テリ端子2との嵌合に大きな力を要し、金型費も高くつ
く。
本考案の課題の一つは、両端子間の位置決めが容易で作
業がしやすい接続構造を提供することにある。
もう一つの課題は、タブ端子の構造が簡単で、嵌合に大
きな力が要らず、金型費を安くできる接続構造を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題は、請求項(1)に記載のように、中央にボル
ト挿通孔を開孔したコ字状断面の接続基板部を有するバ
ッテリ端子と、該接続基板部に嵌合される接続部を有す
るタブ端子とからなり、該接続部は、該接続基板部の片
面に接触しかつ中央にボルト挿通孔を開孔したタブ状の
接触板と、該接触板のタブ挿通孔の後方においてその両
側縁からL形の連結片を介して前方にのびる弾性挾持板
とを備え、該弾性挾持板は該タブ状の接触板と協働して
その間に該接続基板部を弾性的に挾持するように形成さ
れ、該連結片は該接続基板部と接触板との嵌合時におい
て接続基板部と衝合して両者の嵌合深度を規制し両者の
ボルト挿通孔を合わせる位置に設ける構成を採用するこ
とにより、構造が簡素化され、低嵌合力で位置決めが容
易にでき、金型費を低減することができる。
以下、上記構成を実施例を示す図面を参照して具体的に
説明する。
〔実施例〕
第1図に本考案の一実施例を示すタブ端子21とバッテ
リ端子2の斜視図、第2図にその反対側からみた斜視図
を示した。
なお、従来と同一の構成部材には同一の符号を用い、詳
細な説明を省略する。
図において、ハッテリ端子2は従来と同一構造である。
タブ端子21の端子部13は従来と同様であるが、接続
部22はボルト挿通孔16を有するタブ状の接触板23
と、該挿通孔16の後方において接触板23の上下両側
から前方にのびる一対の弾性挾持板24,25とから成
る。
この弾性接触板24(25)は、その板面が接触板23
の面と直交し、基端部にL形連結片26を有し、該片2
6は接触板23の側縁に2条のスリット27を介して形
成した立ち上がり基部28から折曲により連成されてい
る。連結片26は、後述するように、バッテリ端子2に
対する位置決め片としての機能を果たす。
弾性挾持板24の内側縁24aと接触板23との間隙
は、接続基板部5の板厚よりも小さくし、先端部に案内
テーパ24bを設けるのが好ましい。
第3図a,bはタブ端子21とバッテリ端子2との接続
途中および接続状態の平面図を示す。
タブ端子21の接触板23をバッテリ端子2のコ字状断
面の接続基板部5の外面に沿って挿入すると、一対の弾
性挾持板24,25が接続基板部5の内面に弾性的に接
触する。
従って、接続基板部5は接触板23と弾性挾持板24,
25とにより両側から挟み込まれた状態となる。弾性挾
持板の案内テーパ24bにより挿入は円滑に行われ、大
きな力を要しない。
タブ端子21をさらに挿圧すると、各弾性挾持板24,
25の連結片26が接続基板部5の折曲片5cまたは端
部に衝合するから、ここで嵌合は停止され、両端子2
1,2のボルト挿通孔16,6が一致する。
従って、作業者はバッテリ端子2およびタブ端子21を
容易にボルト9およびナット10でバッテリポスト1に
共締め固定することができる。
〔作用〕
本考案によるタブ端子21は、バッテリ端子2に対する
位置決め片に相当する連結片26を有し、バッテリ端子
2との嵌合接続に際し、嵌合深度を規制するストッパの
機能を果たす。
これにより、バッテリ端子2とタブ端子21のボルト挿
通孔6,16の位置決めが容易になる。
また、タブ端子21の接続部22は、平面状の接触板2
3と、その両側縁から前方にのびる弾性挾持板24,2
5とからなる簡素な構造であり、金型費を大幅に低減す
ることができると共に、バッテリ端子2への嵌合接続作
業も容易にできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のバッテリ端子とタブ端子
の接続構造は、両端子のボルト挿通孔の位置決めが容易
である。
また、タブ端子のバッテリ端子に対する接続部の構造を
簡素化することができ、これにより接続作業性の向上と
共に金型費の大幅な低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案接続構造の一実施例を示すバッテリ端子
とタブ端子の分離状態の斜視図、 第2図は同上の反対側からみた斜視図、 第3図a,bは同上の接続途中と接続状態を示す平面
図、 第4図および第5図は、それぞれ従来例を示す分離状態
の斜視図と接続状態の平面図である。 2……バッテリ端子、4,5……接続基板部、5a,5
b,5c……折曲片、6……ボルト挿通孔、11,21
……タブ端子、12,22……接続部、15……接触
板、16……ボルト挿通孔、23……接触板、24,2
5……弾性挾持板、24b……案内テーパ、26……連
結片。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央にボルト挿通孔を開孔したコ字状断面
    の接続基板部を有するバッテリ端子と、該接続基板部に
    嵌合される接続部を有するタブ端子とからなり、該接続
    部は、該接続基板部の片面に接触しかつ中央にボルト挿
    通孔を開孔したタブ状の接触板と、該接触板のタブ挿通
    孔の後方においてその両側縁からL形の連結片を介して
    前方にのびる弾性挾持板とを備え、該弾性挾持板は該タ
    ブ状の接触板と協働してその間に該接続基板部を弾性的
    に挾持するように形成され、該連結片は該接続基板部と
    接触板との嵌合時において接続基板部と衝合して両者の
    嵌合深度を規制し両者のボルト挿通孔を合わせる位置に
    設けられていることを特徴とするバッテリ端子とタブ端
    子の接続構造。
  2. 【請求項2】弾性挾持板の板面が接触板の面に直交して
    形成されている請求項(1)の接続構造。
  3. 【請求項3】弾性挾持板の先端部内側縁に案内テーパが
    形成されている請求項(2)の接続構造。
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