JPH0621171Y2 - 電池保持構造 - Google Patents

電池保持構造

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JPH0621171Y2
JPH0621171Y2 JP1988020946U JP2094688U JPH0621171Y2 JP H0621171 Y2 JPH0621171 Y2 JP H0621171Y2 JP 1988020946 U JP1988020946 U JP 1988020946U JP 2094688 U JP2094688 U JP 2094688U JP H0621171 Y2 JPH0621171 Y2 JP H0621171Y2
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JP
Japan
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battery
thin plate
conductive thin
pressure spring
protrusion
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JP1988020946U
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JPH01126055U (ja
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健次 下田
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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    • Y02E60/12

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  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電池を保持固定する時計の電池保持構造に関す
るものである。
〔従来の技術〕
一般に電池の保持構造は、電池の組込み・取り外しが容
易で、尚且つ電池の飛び出しが起きない様に電池を強固
に保持することが要求されているが、電池の保持を強固
にするためには、電池の上面に押さえ板等の部材を設け
てネジ止め又はフック等でムーブメントと固定し電池を
保持するのが一般的であるが、この場合だと電池の組込
み性が悪いため組立て等の歩留りに悪影響を与え、又、
取り外し性を悪いものとなっていたため、近年ではあま
り使用されなくなってきた。このため、電池の着脱性を
容易化した側圧バネ形式の電池保持構造が近年の主流と
なってきた。例えば、実開昭57−35690号公報で
は、第2図に示すように、側圧バネで枠に押しつける構
造とか、第4図のような、回路基板へ側面パターンを設
け電池と直接導通をとるなどの構成が見受けられる。
第3図は従来例を示す電池保持構造の平面図である。第
4図は従来例を示す電池保持構造の要部断面図である。
1は地板、2は電池であり、3は電池2のマイナス極2
aの缶と導通を図り、地板1の上に載置した絶縁シート
4の上に載置された電池受バネである。5は回路基板、
6は輪列受で電池2の飛び出しを防ぐため浚い加工を施
して設けた輪列受ひさし部6aを有している。7は側圧
バネであり、輪列受6と同じ様に電池飛び出しを防止す
る側圧バネひさし部7a及び7bを有し、電池2を抱き
かかえる様にして保持している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記構成によれば、側圧バネだけで電池を
強固に保持しようとすると、側圧バネのバネ力を強力に
しなければならず、そのためにはバネ幅を太くしたり、
バネ長さを長くしたりするため平面的スペースをとって
しまい、時計の小型化に際して障害をもたらしていた。
このため、側圧バネのバネ力が得られないものについて
は、側圧バネの一部にひさし状の突出部を設けて電池の
上面の一部を押さえる様にして電池の保持を強固にして
いた。
また、側圧バネ形式のものについては、電池を介して側
圧バネの反対側も電池を押さえる必要があり、一般には
輪列受等の受部材の一部に浚い加工を施して押さえ部を
形成し電池の飛び出し防止を図っていたが、輪列受の加
工が複雑になり、コストアップにつながると共に、衝撃
等に於いて輪列受の浮きが発生し、柄外れや柄の受け量
が少なくなるなどの不具合が生じやすくなっていた。
更に、実開昭57−35690号公報の構造では、第2
図のように側圧バネをネジで固定するため時計ムーブメ
ントの厚みが増したり、第4図の構成のように回路基板
の側面パターンが必要のためコスト高となる等の欠点を
有している。
本考案は以上の様な従来の問題点を解消し、強固で着脱
性の良い時計の電池保持構造を提供することにより時計
のコストダウンへの寄与をも目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、電子時計の電池保
持構造であって、電池の一方の側は、時計基板に平行に
配設された固定部を有する導電性薄板材よりほぼ直角に
立ち上げた突出部を形成し、この突出部の先端に電池側
に突き出した突き出し部によって電池の円弧部を保持す
るとともに、導電性薄板材の他部より電池の一方の電極
と導通を取るために、固定部に対しほぼ直角に立ち上げ
電池外周に沿って延伸させた側圧バネを配設しており、
また電池を介して導電性薄板材突出部の反対側には、プ
ラスチック等の非導電部材に電池の他部を押さえるため
の突き出し部を備えた突出部をバネ性を有するように形
成し、非導電部材突出部と側圧バネ及び導電性薄板材突
出部は電池の高さを越えること無く電池を保持すること
を特徴としている。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本考案の実施例を示す電池保持構造の平面図であ
り、第2図は本考案の実施例を示す電池保持構造の要部
断面図である。10は時計基板の一つである中受であ
り、時計の基台である地板(図示せず)の上に配置され
ており、中受10の上側には裏回り部品の一つであるオ
シドリ(図示せず)を押さえるためのオシドリ押エ11
(導電性薄板材に相当する)が配置され、オシドリ押エ
11には電池12の上方にある円弧部である電池円弧部
12aを押さえるために先端の方で電池側に突き出させ
た突き出し部を形成した突出部11aと電池12の一方
の電極と導通を取るための電池12の外周に沿って延伸
する側圧バネ部11bを有しており、時計基板に平行に
配設された固定部をオシドリ押エ止めネジ13によって
固定されている。前記突出部11aや側圧バネ部11b
は固定部より各々略直角に立ち上げられている。オシド
リ押エ11の上方には輪列受14が配置されており、輪
列受止めネジ15a、15b、15cによって固定され
ている。輪列受14は、前記オシドリのオシドリ押エ1
1の突出部11aの反対側に輪列受切り欠き部14aを
有しており、該輪列受切り欠き部14aと電池12の間
には非導電部材であるプラスチックより成る巻真スペー
サー16のバネ性を有するフック部16aが配置されて
おり、このフック部16aにより電池12の上側の電池
円弧部12bを押さえている。オシドリ押エ11の突出
部11aと巻真スペーサー16のフック部16a及び側
圧バネ部11bは共に電池12の高さよりも低くなる様
にしている。
又、突出部11aは電池12の一方の電極とも導通をと
っているため側圧バネ部11bの電気的導通を補助する
働きもしている。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、導電性薄板材の突出部の
先端の突き出し部と、非導電部材の突出部の突き出し部
により電池の円弧部を利用して、電池を保持しているた
め、上方への飛び出し等が無く、電池保持の固定力も充
分な、確実な保持が出来るばかりでなく、保持部分が電
池の高さを越えることが無いため時計ムーブメントが厚
くなることもない。また、導電性薄板材突出部も非導電
部材突出部もどちらもバネ性を有するため、電池に被さ
る突き出し部があっても、電池の組み込みや取り外しが
大変容易となり、組立時、特に自動組立における歩留り
をあげる効果もありコストダウンに大きく寄与できる。
更には、バネ性を付与できる導電性の薄板材で電池を押
さえるため、受部材のような導電性の厚板材で電池を押
さえるためにはサライ加工などが必要であるが、このよ
うな加工が不必要のためコストダウンも計れる。このよ
うに、電池の確実な保持とともに大幅なコストダウンが
可能であるなど、種々の効果を上げることが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す電池保持構造の平面図、
第2図は本考案の実施例を示す電池保持構造の要部断面
図、第3図は従来例を示す電池保持構造の平面図であ
り、第4図は従来例を示す電池保持構造の要部断面図で
ある。 1……地板、2、12……電池、 2a……マイナス極、3……電池受バネ、 4……絶縁シート、5……回路基板、 6、14……輪列受、 6a……輪列受ひさし部、 7……側圧バネ、 7a、7b……側圧バネひさし部、 10……中受、 11……オシドリ押エ、 11a……突出部、 11b……側圧バネ部、 12a、12b……電池円弧部、 13……オシドリ押エ止めネジ、 14a……輪列受切り欠き部、 15a、15b、15c……輪列受止めネジ、 16……巻真スペーサー、 16a……フック部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池により駆動され、輪列を介して指針表
    示する電子時計において、前記電池の一方の側は、時計
    基板に平行に配設された固定部を有する導電性薄板材よ
    りほぼ直角に立ち上げた突出部を形成し、該突出部の先
    端には電池側に突き出した突き出し部によって前記電池
    の円弧部を保持するとともに、前記導電性薄板材の他部
    より前記電池の一方の電極と導通を取るために、固定部
    に対しほぼ直角に立ち上げ電池外周に沿って延伸させた
    側圧バネを配設しており、また前記電池を介して前記導
    電性薄板材突出部の反対側には、プラスチック等の非導
    電部材に前記電池の他部を押さえるための突き出し部を
    備えた突出部をバネ性を有するように形成し、該非導電
    部材突出部と前記側圧バネ及び前記導電性薄板材突出部
    は前記電池の高さを越えること無く前記電池を保持する
    ことを特徴とする電池保持構造。
JP1988020946U 1988-02-19 1988-02-19 電池保持構造 Expired - Lifetime JPH0621171Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01126055U JPH01126055U (ja) 1989-08-29
JPH0621171Y2 true JPH0621171Y2 (ja) 1994-06-01

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ID=31237744

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735690U (ja) * 1980-08-07 1982-02-25

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JPH01126055U (ja) 1989-08-29

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