JPH0312211Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0312211Y2
JPH0312211Y2 JP3798885U JP3798885U JPH0312211Y2 JP H0312211 Y2 JPH0312211 Y2 JP H0312211Y2 JP 3798885 U JP3798885 U JP 3798885U JP 3798885 U JP3798885 U JP 3798885U JP H0312211 Y2 JPH0312211 Y2 JP H0312211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
contact piece
cap
current
insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3798885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61153964U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3798885U priority Critical patent/JPH0312211Y2/ja
Publication of JPS61153964U publication Critical patent/JPS61153964U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0312211Y2 publication Critical patent/JPH0312211Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電池駆動の装置を包装する際において
電池と電池接片の導通を防止した通電防止キヤツ
プに関する。
(従来技術) 従来、電池にて駆動する装置をパツケージする
際に、電池の極部が絶縁部材にて覆われた状態に
て電池を電池ボツクスに装着する通電防止キヤツ
プが提案されている。例えば、第4図に示された
通電防止キヤツプが実公昭57−49338号にて開示
されている。この通電防止キヤツプは絶縁板6の
外側に電池ケースの接片4に係合する係止部8を
設け、これによつて搬送用の包装箱の小型化や電
池の放電や離脱を防止している。
この従来構造では係止部8が円形の突条である
場合には電池5の装着時に通電防止キヤツプの係
止部8を接片4が乗り越えなければならないの
で、係止部8の上方と下方の突出量や接片4の湾
曲形状を適宜に設定しなければならなかつた。ま
た、電池5を外す際においても、接片4の自由端
部4aを矢印A方向に押し曲げて前記自曲端部4
aと係止部8の係合を外さなければならないので
作業が面倒であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案の目的は簡単な構成にて通電防止キヤツ
プを装着した電池の電池ボツクスへの着脱が容易
であつて、電池の離脱を防止することである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案では、絶縁部
材から成るキヤツプが極部を有する端面に装着さ
れることによつて、電池接片との通電を防止する
通電防止キヤツプにおいて、極部を覆う絶縁部は
弾性変形可能な可撓部材からなり、絶縁部の内側
縁部に段差部を設け、接片の弾撥力にて絶縁部の
中央が電池方向に弾性変形可能としたことを特徴
とする。
(実施例) 第1図〜第3図には本考案に係る一実施例が示
されており、時計機構体10の電池ボツクス12
内には正極14及び陰極16が設けられている。
通電防止キヤツプ20は第2図に示すようにその
内側底面に段差部22が設けられ、かつ、絶縁部
24は可撓部材にて薄肉成形されている。
第3図は電池18に通電防止キヤツプ20が装
着された状態を示し、この状態では通電防止キヤ
ツプ20の絶縁部24はその外面が電池18の端
面19と平行状態に位置している。
通電防止キヤツプ20を電池18に装着した状
態にて電池18を電池ボツクス12に装着した際
は、第2図に示すように電池接片16の押圧力に
より絶縁部24が電池方向に押圧され、これによ
つて絶縁部24が変形する。その結果、通電防止
キヤツプ20の段差部22によつてその端面の縁
部が中央よりも隆起した状態になるので、接片1
6は前記縁部を乗り上げにくくなる。従つて、電
池18は電池ボツクス12から離脱しにくくな
る。
また、時計機構体10が電池18の長手方向に
振動された際には、絶縁部24が弾性復帰するの
で接片16と絶縁部24の係合力が強く設定でき
る。通電防止キヤツプ20の絶縁部24が第2図
に示した形状に形成され、絶縁部24が弾性変形
不能な場合では、接片16の電池18への押圧力
が小さいので、電池18の長手方向の振動が発生
し易く、従つて電池18が離脱し易いという問題
が解決できない。
なお、図示実施例では通電防止キヤツプ20は
電池18の陰極に装着しているが、正極に装着し
ても同様である。
(考案の効果) 本考案は絶縁性を有する弾性部材にて極部端面
を覆う絶縁部の内側縁部に段差部を設け、接片の
弾撥力にて絶縁部の中央が電池方向に弾性変形可
能としたことによつて、絶縁部と接片との係合力
は絶縁部の弾撥力にて強固に設定できるので電池
の長手方向の振動に強い。また、絶縁部の外面に
は突出部がないので、接片と絶縁部の接離がきわ
めて容易である。さらに金型形状が簡単であるの
で金型コストが安価となる等の実用効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る通電防止キヤツプ付電池
を電池ボツクスに装着した状態の平面図。第2図
は通電防止キヤツプと接片の係合状態を示す断面
図。第3図は電池に装着された通電防止キヤツプ
の断面図。第4図は従来の通電防止キヤツプの断
面図。 14,16……極部、18……電池、20……
通電防止キヤツプ、22……段差部、24……絶
縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池ボツクスに電池を装着する際に、絶縁部材
    から成るキヤツプが極部を有する端面に装着され
    ることによつて、電池接片との通電を防止する通
    電防止キヤツプにおいて、極部を覆う絶縁部は弾
    性変形可能な可撓部材からなり、絶縁部の内側縁
    部に段差部を設け、接片の弾撥力にて絶縁部の中
    央が電池方向に弾性変形可能としたことを特徴と
    する電池の通電防止キヤツプ。
JP3798885U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0312211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3798885U JPH0312211Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3798885U JPH0312211Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61153964U JPS61153964U (ja) 1986-09-24
JPH0312211Y2 true JPH0312211Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30544577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3798885U Expired JPH0312211Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0312211Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61153964U (ja) 1986-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0312211Y2 (ja)
JPS60107572U (ja) 密閉型電池
JPH0234755Y2 (ja)
JPS5911464Y2 (ja) 電気機器着脱装置
JPH03682Y2 (ja)
JP2582072Y2 (ja) 電池蓋の取付構造
JPH028360Y2 (ja)
JP2606823Y2 (ja) 防水型切替スイッチ
JPH0444454Y2 (ja)
JPH0333104Y2 (ja)
JPS6130228Y2 (ja)
JPS60174057U (ja) 密閉型電池
JPS636669U (ja)
JPH0621171Y2 (ja) 電池保持構造
JPH0648751Y2 (ja) 電池収納ケース
JPH0512924Y2 (ja)
JPS6042460Y2 (ja) 電極
JPS6248757U (ja)
JP2601863Y2 (ja) 端子接続用ナットの係止構造
JPS6325658Y2 (ja)
JPS6168467U (ja)
JPH03118556U (ja)
JPH01134943U (ja)
JPS6239006U (ja)
JPS61124910U (ja)