JPH06211337A - 移送物のドア自然開閉式搬送装置 - Google Patents

移送物のドア自然開閉式搬送装置

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Publication number
JPH06211337A
JPH06211337A JP5005406A JP540693A JPH06211337A JP H06211337 A JPH06211337 A JP H06211337A JP 5005406 A JP5005406 A JP 5005406A JP 540693 A JP540693 A JP 540693A JP H06211337 A JPH06211337 A JP H06211337A
Authority
JP
Japan
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door
work
conveyor
respect
transfer object
Prior art date
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Pending
Application number
JP5005406A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yamada
雅昭 山田
Nobuo Yoshizuka
伸生 吉塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5005406A priority Critical patent/JPH06211337A/ja
Publication of JPH06211337A publication Critical patent/JPH06211337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移送物の有するドアが、作業工程に合わせて
自然に開閉するような移送物の搬送装置を得る。 【構成】 台車に乗せられた塗装作業対象車がゾーン
,,において水平方向に対し上向きに傾斜した搬
送路を移動する場合、車のドアが自然に閉じた状態とな
る一方、ゾーン,,において逆に下向きに傾斜し
た搬送路を移動する場合、車のドアが自然に開いた状態
となる。ゾーン,,においては手作業による塗装
補正処理が行われるが、作業員が身体でドアを押さえな
がら作業を行うことがないため、作業効率・品質ともに
向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移送物の有するドアを
自然に開閉させる搬送装置に係り、特に自動車塗装に用
いて好適な移送物のドア自然開閉式搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】台車式コンベヤを用いた自動車塗装にお
いて、従来、図2(A)に示すような傾斜を有するコン
ベヤが使用される場合があった。この図において、1は
コンベヤ・チェーンであり、水平面に対してθの傾斜を
有している。そして、2はチェーン1に取り付けられた
コンベヤ・ドッグであり、台車3の爪3aに押し当てら
れ、チェーン1の動きに従って台車を進行方向に移動さ
せる。
【0003】このようにコンベヤが傾斜しているため、
台車の重みで爪3aとコンベヤ・ドッグ2とは常に接触
しており、また、非常停止の場合等に一時的に離間した
としても、すぐに接触状態に復元する。そのため、台車
の走行安定性が良く、移送物に対する衝撃が防止できる
という利点が得られる。また、このように走行方向に対
して上向きの傾斜を有する場合、進行方向に対して前向
きに台車に積載された自動車のドアは、通常閉じた状態
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動車の塗装
作業は様々な工程を有し、自動塗装機を用いた自動塗装
工程以外に、作業員の手作業による塗装の補正作業工程
も必要となる。補正作業内容としては、自動塗装に対す
る塗り残し・塗りムラの補正や、防錆剤の塗布等が挙げ
られる。
【0005】このような手作業は車体の内側に対しても
必要となる。ところが、上述のようにドアが閉じた状態
で作業対象車が運ばれてくると、作業員はまずドアを開
け、次に手足や腰を使ってドアを開いた状態に保持しな
がら作業を行っていた。そのため、作業が煩雑になり、
作業効率が低下しがちであった。すなわち、自動塗装工
程においては車のドアは閉じられている方が好ましい場
合でも、補正作業工程においてはドアは開かれている方
が好ましい場合が多い。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、移送物の有するドアが、作業工程に合わ
せて自然に開閉するような、移送物のドア自然開閉式搬
送装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ドアを有するとともに所定方向に傾斜す
ると前記ドアが開き該所定方向の逆方向に傾斜すると前
記ドアが閉じる移送物を搬送する移送物のドア自然開閉
式搬送装置であって、水平方向に対し所定角度傾斜した
第一の搬送路と、水平方向に対し前記第一の搬送路と逆
向きに所定角度傾斜した第二の搬送路と、前記移送物を
積載し、前記第一および第二の搬送路に沿って移動する
移動手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】移動手段により、移送物が、水平方向に対し所
定角度傾斜した第一の搬送路を移動する場合に移送物の
有するドアが開いた状態となる一方、水平方向に対し第
一の搬送路と逆向きに所定角度傾斜した第二の搬送路を
移動する場合に該ドアが閉じた状態となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。
【0010】A:実施例の構成 図1は、本発明の同実施例における移送物のドア自然開
閉式搬送装置の構成を示すものである。この図は、一連
の塗装作業が行われる「仕上げブース」におけるコンベ
ヤ式搬送装置を示している。以下、同ブース内の各工程
(ゾーン)とそのコンベヤについて説明する。
【0011】清掃ゾーン:ここでは、塗装作業に先立
って、作業対象車の車体が清掃される。また、コンベヤ
・チェーン1Aは、進行方向に対し、θ(=2゜)上向
きに傾斜されている。前工程補正ゾーン :ここでは、自動塗装に先立って、
必要な前補正処理が手作業で行われる。また、コンベヤ
・チェーン4Aは、進行方向に対し、θ(=2゜)下向
きに傾斜されている。自動機ゾーン :ここでは、第一の自動塗装作業が行わ
れる。また、コンベヤ・チェーン1Bは、進行方向に対
し、θ(=2゜)上向きに傾斜されている。エナメル補正ゾーン :ここでは、エナメル塗装処理が
手作業で行われる。また、コンベヤ・チェーン4Bは、
進行方向に対し、θ(=2゜)下向きに傾斜されてい
る。自動機ゾーン :ここでは、第二の自動塗装作業が行わ
れる。また、コンベヤ・チェーン1Cは、進行方向に対
し、θ(=2゜)上向きに傾斜されている。補正ゾーン :ここでは、最終的な塗装補正処理が手作
業で行われる。また、コンベヤ・チェーン4Cは、進行
方向に対し、θ(=2゜)下向きに傾斜されている。
【0012】上記の搬送装置において、ゾーン,,
に示されるような、進行方向に対して下向きに傾斜さ
れたコンベヤの場合、コンベヤと台車との関係は図2
(B)に示すようになる。この図において、4は傾斜し
たコンベヤ・チェーンであり、5は同チェーン4に取り
付けられたコンベヤ・ドッグである。そして、この場合
においても、図2(A)と同様に、台車3の重みで台車
の爪3aとコンベヤ・ドッグ5とが常に接触しているた
め、台車の走行安定性が良く、移送物に対する衝撃が防
止できるという利点が得られる。
【0013】B:実施例の動作 上記構成において、図1に示す仕上げブースに台車に乗
せられた作業対象車が搬入されると、まず、ゾーンに
おいてはコンベヤが進行方向に対して上向きに傾斜して
いるため、作業対象車のドアは自然に閉じた状態とな
る。そして、清掃工程作業がなされた後、作業対象車は
引き続きゾーンに移動する。ここでは、ゾーンとは
逆にコンベヤが進行方向に対して下向きに傾斜している
ため、同作業対象車のドアは自然に開いた状態となる。
【0014】そのため、作業員は、車の内側に対して上
述の前補正処理を行う場合に、身体を使ってドアを開い
た状態に保持する必要がない。よって、車の外側と同様
に、内側に対してもスムーズに手作業による前補正処理
作業を行うことができる。
【0015】次いで、作業対象車はゾーンに移動す
る。ここではコンベヤは上向きに傾斜しているため、ド
アが閉じた状態で第一の自動塗装作業が実施される。そ
して、引き続き同車はゾーンに移動する。ここではコ
ンベヤは下向きに傾斜しているため、ドアは再び開いた
状態となる。そして、前補正処理と同様に、作業員によ
る手作業で、無理なくエナメル塗装処理が行われる。
【0016】次に、作業対象車はゾーンに移動する。
ここではコンベヤは上向きに傾斜しているため、再びド
アが閉じた状態で第二の自動塗装作業が実施される。そ
して、最後に同車はゾーンに移動する。ここではコン
ベヤは下向きに傾斜しているためドアは再び開いた状態
となり、作業員による手作業で、同様に無理なく最終的
な塗装補正処理が行われる。
【0017】このように、作業員が車の内側に対して各
補正処理を行う場合に、身体でドアを押さえている必要
がない。そのため、ゴミの混入や、塗装対象箇所に作業
員の身体が誤って接触してしまう恐れがなく、品質・作
業効率がアップする。そして、作業効率の向上により、
従来よりも品質管理に時間が費やされることが可能なた
め、さらに品質の向上をはかることが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、作業工程に合わせて搬送路の傾斜状態を変えるとい
う簡単な手段によって、各工程において移送物の有する
ドアが自然に開閉する、移送物の搬送装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による移送物のドア自然開
閉式搬送装置の構成図である。
【図2】この発明の同実施例のコンベヤと台車の状態を
説明する図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C コンベヤ・チェーン(第二の搬送
路) 4A,4B,4C コンベヤ・チェーン(第一の搬送
路) 3…台車(移動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 17/20 A 9244−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアを有するとともに所定方向に傾斜す
    ると前記ドアが開き該所定方向の逆方向に傾斜すると前
    記ドアが閉じる移送物を搬送する移送物のドア自然開閉
    式搬送装置であって、 水平方向に対し所定角度傾斜した第一の搬送路と、 水平方向に対し前記第一の搬送路と逆向きに所定角度傾
    斜した第二の搬送路と、 前記移送物を積載し、前記第一および第二の搬送路に沿
    って移動する移動手段とを具備することを特徴とする移
    送物のドア自然開閉式搬送装置。
JP5005406A 1993-01-14 1993-01-14 移送物のドア自然開閉式搬送装置 Pending JPH06211337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5005406A JPH06211337A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 移送物のドア自然開閉式搬送装置

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JP5005406A JPH06211337A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 移送物のドア自然開閉式搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06211337A true JPH06211337A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11610267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5005406A Pending JPH06211337A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 移送物のドア自然開閉式搬送装置

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JP (1) JPH06211337A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4833546A (en) * 1987-03-11 1989-05-23 Yamatoya & Co., Ltd. Photomechanical apparatus
JP2006272165A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Nissan Motor Co Ltd 塗装設備
JP2016138670A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 日産自動車株式会社 塗装乾燥装置及び塗装乾燥方法
JP2016138668A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 日産自動車株式会社 塗装乾燥装置及び塗装乾燥方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 20020416