JPH06211228A - 鏡餅容器 - Google Patents

鏡餅容器

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JPH06211228A
JPH06211228A JP548093A JP548093A JPH06211228A JP H06211228 A JPH06211228 A JP H06211228A JP 548093 A JP548093 A JP 548093A JP 548093 A JP548093 A JP 548093A JP H06211228 A JPH06211228 A JP H06211228A
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kagami
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二郎 山田
Osamu Aizaki
理 相崎
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Sato Foods Industries Co Ltd
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SANPURASUTO MIKASA KK
Sato Foods Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不透明材で鏡餅形の立設部分を形成し、内容
物が透けて見えない鏡餅容器を用い、小片のお餅が入っ
ていても、外観は従来の鏡餅のイメージで、より商品価
値を高められる容器を提供すること及び従来開口が難し
かった点とゴミや公害の問題を軽減し、取り出し易く食
べ易い鏡餅容器を提供すること。 【構成】 載置した際の立設部分1Aを鏡餅の形状に似
せた様態1の底部に開口部2を形成し、この開口部2よ
り容体1内に餅などの内容物3を収納するように構成し
た鏡餅容器において、容体1の少なくとも前記鏡餅形の
立設部分1Aを、餅色を呈する不透明樹脂層4の外側に
透明若しくは半透明の透明樹脂層5を形成して構成した
鏡餅容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、載置した際の立設部分
を鏡餅の形状に似せた容体の底部に開口部を形成し、こ
の開口部より容体内に餅などの内容物を収納するように
構成した鏡餅容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鏡餅容器は、図9に示すように鏡
餅に似せた立設部分11Aの底部に開口部12を形成し、こ
の開口部12の周縁に載置用の底板部11Bを一体に成形し
た容体11であって、半透明な樹脂で成形している。
【0003】この容体11の底部開口部12より餅13を充填
して外部から餅13が透視見されるように鏡餅形の立設部
分11Aに収納し、底板部11Bを止着面として開口部2に
シート材17(フィルム)で閉塞している。
【0004】従って、底板部11Bを載置すると、包装状
態で鏡餅を飾ることができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この鏡
餅を食べたい際など中の餅を取り出したい場合には、開
口部2から充填されている餅13は抜き出せないため、刃
物などで容体11の立設部分11Aを切り割らなければなら
ず、非常に厄介であると共に、硬かったり滑り易かった
りするため非常に危険であった。
【0006】本発明は、餅を透視見させるのではなく、
容器の立体部分自体を鏡餅のように見せ、容器内には簡
単に取り出しができるように餅の小片を詰入して販売が
でき、また、飾った場合にできるだけ本物の鏡餅に見
え、また包装資材の廃棄焼却の際の低公害性及び容易な
開口性を有する鏡餅容器を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】載置した際の立設部分1Aを鏡餅の形状に
似せた容体1の底部に開口部2を形成し、この開口部2
より容体1内に餅などの内容物3を収納するように構成
した鏡餅容器において、容体1の少なくとも前記鏡餅形
の立設部分1Aを、餅色を呈する不透明樹脂層4の外側
に透明若しくは半透明の透明樹脂層5を形成して構成し
たことを特徴とする鏡餅容器に係るものである。
【0009】載置した際の立設部分1Aを鏡餅の形状に
似せた容体1の底部に開口部2を形成し、この開口部2
より容体1内に餅などの内容物3を収納するように構成
した鏡餅容器において、前記容体1の前記鏡餅形の立設
部分1Aを餅色を呈する不透明材(単層及び多層を含
む)で形成し、この立設部分1Aを除く底板部1Bを上
側より覆い隠す前記容体1とは異部材の覆い部材6を設
けたことを特徴とする鏡餅容器に係るものである。
【0010】載置した際の立設部分1Aを鏡餅の形状に
似せた容体1の底部に開口部2を形成し、この開口部2
より容体1内に餅などの内容物3を収納するように構成
した鏡餅容器において、前記鏡餅形の立設部分1Aを餅
色を呈する不透明材(単層及び多層を含む)で形成し、
この立設部分1Aの下縁である前記開口部2の周縁に、
立設部分1Aを載置支承する支承面となり、且つ開口部
2を閉塞するシート材7をシールするシール止着面とな
るに必要な最小必要幅を有する底縁鍔部1Cを立設部分
1Aに一体形成して容体1を形成したことを特徴とする
鏡餅容器に係るものである。
【0011】載置した際の立設部分1Aを鏡餅の形状に
似せた容体1の底部に開口部2を形成し、この開口部2
より容体1内に餅などの内容物3を収納するように構成
した鏡餅容器において、前記鏡餅形の立設部分1Aを餅
色を呈する不透明材(単層及び多層を含む)で形成し、
この不透明材を無機質を含有するプラスチックで成形し
たことを特徴とする鏡餅容器に係るものである。
【0012】載置した際の立設部分1Aを鏡餅の形状に
似せた容体1の底部に開口部2を形成し、この開口部2
より容体1内に餅などの内容物3を収納するように構成
した鏡餅容器において、容体1内に複数個の内容物3を
入れ容体1の底部開口部2をシール材7で閉塞したこと
を特徴とする鏡餅容器に係るものである。
【0013】容体1の底部開口部2を閉塞するシール材
7を設け、このシール材7の剥離開口を容易にするため
の切り込みや折り曲げ線部やミシン目又はこれらの組み
合わせたもの又は非接着部による易開口手段を底部開口
部2に設けたことを特徴とする請求項5記載の鏡餅容器
に係るものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明においては、鏡餅形の立設
部分1Aが餅色を呈する不透明樹脂層4の外側に透明樹
脂層5を形成したことにより、鏡餅若しくは容器入り鏡
餅特有の光択を呈することとなり、立設部分1Aが鏡餅
に見え、若しくは従来のように透明な樹脂容器を透視し
てお餅が見えるように見えることとなる。
【0015】請求項2記載の発明においては、鏡餅形の
立設部分1Aを除く底板部1Bが上側より容体1とは異
部材の覆い部材6で覆い隠されることで、立設部分1A
と底板部1Bが一緒に見えたのでは立設部分1Aが鏡餅
に見えにくくなることを防止し、立設部分1Aが本物の
鏡餅が独立して置かれているように見えることとなる。
【0016】請求項3記載の発明においては、底板部1
Bの代わりに、ほぼ開口部に添ったシールに必要な最小
必要幅を有する底縁鍔部1Cを形成したため、従来のよ
うな底板部1Bがなく、立設部分1Aのみから成るよう
に見える容体1が構成されるため、立設部分1Aより本
物の鏡餅に酷似して見えることとなる。
【0017】請求項4記載の発明においては、容体1は
透けて中が見えるようにするのではなく、逆に不透明に
するため、プラスチックに不透明性(隠蔽力)を高める
無機質を含有させる。この無機質の含有により隠蔽力及
び着色性の向上はもとより廃棄燃焼の際、燃焼カロリー
量及び発生ガス量が低減し、低公害性を発揮する。
【0018】請求項5は請求項4記載の発明の容体1内
に複数個の餅などの内容物3を入れ開口部2をシール材
7で閉塞することで内容物3の封緘を図り、鏡餅のイメ
ージ機能を保ちながら食べ易さも兼ね備えた鏡餅容器と
なり、内容物3を入れた後開口部2に落とし蓋をするこ
とにより、シール材7をシールする時に小袋をカムこと
なくスムーズに熱プレスが可能となった。
【0019】従来、開口が難しく危険なためや、お餅を
小分けするのが大変なために食べずにお餅を捨ててしま
う人が多くいたが、本発明の容器に変えることで資源の
ムダの減少となる。
【0020】請求項6は、請求項5記載の容体1の底部
開口部2を閉塞するシール材7を易開口性のシール材7
にすることにより、従来の鏡餅容器のシールは手だけで
は剥がし難しかったのに対し、本発明は手で簡単に開口
できる便利さがあり、更に開口部2の一部シール留めの
ない各所を作ったり、折り曲げ線やミシン目などを開口
部の底板部1Bの一部に組み込むことで、更に開口し易
さを発揮することとなる。
【0021】
【実施例】請求項1記載の発明の第一実施例について、
図1に基づいて説明する。
【0022】本実施例は、鏡餅形の立設部分1Aと、こ
の底部に形成した開口部2の周辺に設ける底板部1Bと
を一体に樹脂成形するもので、この樹脂成形に際して餅
色を呈する不透明樹脂層4の外側に透明な透明樹脂層5
を形成し、従来の半透明容器に餅を充填したものと酷似
する「とろん」とした容器入り鏡餅特有の光択も出る容
体1に形成している。
【0023】具体的には加工用シートが透けて見えない
ように顔料を入れて餅色に着色して不透明樹脂層4を形
成し、この上に透明樹脂層5を重合させたシートを成形
加工することで容体1を形成している。
【0024】この底板部2については、後述する第二実
施例の手段により上側より覆いかくし、容体1の立設部
分1Aのみを露出させ、本物の鏡餅が置いてあるように
見えるようにしている。
【0025】この不透明樹脂層4と透明樹脂層5との重
合手段としては、着色したプラスチックシート(不透明
樹脂層4)に透明若しくは半透明フィルム(透明樹脂層
5)をラミネートする方法,不透明樹脂層4の上部に接
して透明樹脂層5を有する二層又は多層シートを押し出
し成形する方法,或いは不透明樹脂層4に透明樹脂層5
をコーティングする方法などがある。尚、図中符号3は
収納物として示した餅の切片、7はフィルムを採用した
シート材である。
【0026】次に、請求項2記載の発明に係る第二実施
例を図2〜図4に基づき説明する。本実施例は、容体1
の鏡餅形の立設部分1Aを除く底板部1Bを覆い部材6
により覆い隠し、この覆い部材6上に本物の鏡餅が置い
てあるように見せるものである。
【0027】覆い部材6は方形状の白紙材でお祝い用に
周辺を赤色で彩りしたもので、この白紙材の中央に円形
の開口部9を形成し、この開口部9に容体1の底板部1
Bを白紙材の裏側に配して底板部1Bを覆い隠すように
したもので、図中符号10は切り込み部で、立設部分1A
の基端部が覆い部材6の開口部9に密接するようにして
いる。
【0028】次に、請求項3記載の発明に係る第三実施
例について図5,図6に基づいて説明する。
【0029】本実施例は、底板部1Bの代わりに、前記
鏡餅形の立設部分1Aを餅色を呈する(餅に見える色と
いう意味であって、厳格な餅色に限定するものでな
い。)不透明材で形成し、この立設部分1Aの下縁であ
る前記開口部2の周縁に、立設部分1Aを載置支承する
支承面となり、且つ開口部2を図1に示すように閉塞す
るシート材7をシールするシール止着面となるに最適な
幅であって、できるだけ幅狭い幅を有する底縁鍔部1C
を立設部分1Aに一体形成して容体1を形成している。
【0030】本実施例では高さ12cm程度の立設部分1
Aの底部開口部2の開口径が15cm程度のものに対し
て、約1cm程度の同一幅の底縁鍔部1Cを立設部分1A
と一体成形している。尚、図中符号8は開口部9のない
単なる台紙である。
【0031】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。
【0032】本実施例で、PP(ポリプロピレン)樹脂
50〜80重量部に対し、無機質、例えば無機質物性改
良剤の炭酸カルシウムやタルクなどを50〜20重量
部,無機質顔料3〜8重量部を配合し、厚味1mmのシー
トにしたものを鏡餅容器に成形したことにより、隠蔽力
は向上し、焼却時の低燃焼カロリー化,低発生ガス化容
器として鏡餅容器に利用が可能となった。例えば、PP
樹脂単体では燃焼カロリーが10,000カロリー以上
発生するが、PP樹脂100重量部に対して炭酸カルシ
ウム100重量部入れた容器の燃焼カロリーは5,00
0カロリー代まで低減できる。燃焼カロリーが半減する
ことで焼却炉の傷みも半減し、積極的に焼却を進められ
ることで、未分解状態のまま放置される量も減少するこ
とが予想される。この低公害性樹脂を鏡餅容器に利用出
来る意義が大きい。
【0033】また、容器に刻印で「この容器は紙のよう
に燃せます」などの表示をして一般消費者の分別に役立
てることができる。
【0034】尚、本実施例では、顔料をも無機質として
有機質顔料使用の場合よりも一層耐熱性並びに隠蔽力を
向上させている。
【0035】次に請求項5記載の発明について説明す
る。
【0036】本実施例では、前記請求項4記載の発明に
おいて、無機質を入れたPP樹脂を鏡餅の形に熱成形し
た容体1(高さ12cm,開口部15cm)中に直径50m
m,厚さ15mm程度の丸餅二個を小袋に入れたものを内
容物3として複数個(約20袋)収納した後、シート材
7を開口部2の形状に合わせて成形した落とし蓋を当て
50μの多層フィルムを熱プレスシールし閉塞すること
で、取り出して食べれる時に従来のように細かくお餅を
切る必要がなく、刃物で怪我することも避けられる安全
で、食べ易い鏡餅容器として役立つことができる。
【0037】次に請求項6記載の発明について説明す
る。
【0038】本実施例(第四実施例)では、前記請求項
5記載の発明において無機質を入れたPP樹脂を鏡餅の
形状に熱成形した容体1(高さ12cm,開口部15cm)
中に前述のようにお餅を収納し、開口部2を手で剥がす
ことのできる易開口性の50μの多層フィルムをシール
材7とし熱プレスシールで閉塞したもので、例えば図7
に示す三つの例のように、開口口のみシール留めせず
に、手でつまんで剥がし易くしたり、図8に示す三つの
例のようにシール材7,容体1,底板部1Bの開口口の
一部に40mmの長さの切り込み線や折り曲げ線やミシン
目を入れ、そこを折り曲げて開口し易くした。このよう
にすることでつまみ易く、開口し易さを発揮する鏡餅容
器として役立てることができる。
【0039】尚、図9に示す従来例では餅を充填してシ
ールした後、殺菌処理するが、本実施例ではすでに殺菌
処理した小袋詰の内容物3(餅)を容体1内に収納する
ため、シール後の殺菌処理が不要であることも相俟っ
て、前記シールの易開口手段を開口部2に施せるもので
ある。尚、殺菌処理が不要になったことで従来耐熱性の
素材(例えばPP樹脂を主に使用していた)を使用して
いたが、耐熱性にこだわらずに樹脂素材の選択が可能と
なった。
【0040】尚、本発明はブロー及びインジェクション
成形品も含まれるものである。
【0041】不透明樹脂の色は餅色を赤や金,銀などに
することでお祝い物の演出効果を高めることもできる。
【0042】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、不
透明材で鏡餅形の立設部分を形成しても、立設部分が本
物の鏡餅若しくは透明容器に本物の餅を入れたのと酷似
するように見え、そのため商品価値を高め、その結果、
中に取り出しが容易な状態で小片状の餅などを詰入でき
る秀れた鏡餅容器となる。
【0043】また、請求項4記載の発明においては、不
透明性(隠蔽力)を高める無機質を含ませ、この無機質
の含有により廃棄燃焼の際、燃焼カロリー量及び発生ガ
ス量が低下し、低公害性を発揮できる秀れた鏡餅容器と
なる。
【0044】また、請求項5記載の発明においては、容
体1内に内容物3を収納しても前記無機質による隠蔽力
の向上により透けて見えにくく、商品価値が向上し、更
に請求項6記載の発明においては、鏡餅容器の開口が容
易にでき、またシール材で閉塞する開口部にシール留め
をしない各所をつけたり、折り曲げ線を入れたり、ミシ
ン目を入れることでシール材を開き易く工夫された鏡餅
容器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の断面図である。
【図2】第二実施例の分解斜視図である。
【図3】第二実施例の斜視図である。
【図4】第二実施例の裏面図である。
【図5】第三実施例の斜視図である。
【図6】第三実施例の使用状態の斜視図である。
【図7】第四実施例における易開口手段を非接着部を形
成することで構成したもので、三つの例を示した説明裏
面図である。
【図8】第四実施例における易開口手段を非接着部以外
の手段で構成したもので、三つの例を示した説明裏面図
である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 容体 1A 立設部分 1B 底板部 1C 底縁鍔部 2 開口部 3 内容物 4 不透明樹脂層 5 透明樹脂層 6 覆い部材 7 シート材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置した際の立設部分を鏡餅の形状に似
    せた容体の底部に開口部を形成し、この開口部より容体
    内に餅などの内容物を収納するように構成した鏡餅容器
    において、容体の少なくとも前記鏡餅形の立設部分を、
    餅色を呈する不透明樹脂層の外側に透明若しくは半透明
    の透明樹脂層を形成して構成したことを特徴とする鏡餅
    容器。
  2. 【請求項2】 載置した際の立設部分を鏡餅の形状に似
    せた容体の底部に開口部を形成し、この開口部より容体
    内に餅などの内容物を収納するように構成した鏡餅容器
    において、前記容体の前記鏡餅形の立設部分を餅色を呈
    する不透明材で形成し、この立設部分を除く底板部を上
    側より覆い隠す前記容体とは異部材の覆い部材を設けた
    ことを特徴とする鏡餅容器。
  3. 【請求項3】 載置した際の立設部分を鏡餅の形状に似
    せた容体の底部に開口部を形成し、この開口部より容体
    内に餅などの内容物を収納するように構成した鏡餅容器
    において、前記鏡餅形の立設部分を餅色を呈する不透明
    材で形成し、この立設部分の下縁である前記開口部の周
    縁に、立設部分を載置支承する支承面となり、且つ開口
    部を閉塞するシート材をシールするシール止着面となる
    に必要な最小必要幅を有する底縁鍔部を立設部分に一体
    形成して容体を形成したことを特徴とする鏡餅容器。
  4. 【請求項4】 載置した際の立設部分を鏡餅の形状に似
    せた容体の底部に開口部を形成し、この開口部より容体
    内に餅などの内容物を収納するように構成した鏡餅容器
    において、前記鏡餅形の立設部分を餅色を呈する不透明
    材で形成し、この不透明材を無機質を含有するプラスチ
    ックで成形したことを特徴とする鏡餅容器。
  5. 【請求項5】 容体内に複数個の餅などの内容物を入れ
    て容体の底部開口部をシール材で閉塞したことを特徴と
    する請求項4記載の鏡餅容器。
  6. 【請求項6】 容体の底部開口部を閉塞するシール材を
    設け、このシール材の剥離開口を容易にするための切り
    込みや折り曲げ線部やミシン目又はこれらの組み合わせ
    たもの又は非接着部による易開口手段を底部開口部に設
    けたことを特徴とする請求項5記載の鏡餅容器。
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