JPH06211154A - 操舵装置 - Google Patents
操舵装置Info
- Publication number
- JPH06211154A JPH06211154A JP590393A JP590393A JPH06211154A JP H06211154 A JPH06211154 A JP H06211154A JP 590393 A JP590393 A JP 590393A JP 590393 A JP590393 A JP 590393A JP H06211154 A JPH06211154 A JP H06211154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arms
- tie rods
- steering
- pair
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配置の自由度の高い操舵装置を提供するこ
と。 【構成】 当該操舵装置を、前後方向へ揺動可能に組付
けられてステアリングシャフト３２の回転によって互い
に前後逆方向に揺動される左右一対のアーム１１，１２
と、車両前後方向に延びて前後各端部にて各アーム１
１，１２の揺動端と左右各ナックルアーム１５，１６の
揺動端にそれぞれ連結される左右一対のタイロッド１
３，１４を備える構成とした。
と。 【構成】 当該操舵装置を、前後方向へ揺動可能に組付
けられてステアリングシャフト３２の回転によって互い
に前後逆方向に揺動される左右一対のアーム１１，１２
と、車両前後方向に延びて前後各端部にて各アーム１
１，１２の揺動端と左右各ナックルアーム１５，１６の
揺動端にそれぞれ連結される左右一対のタイロッド１
３，１４を備える構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車において採用さ
れる操舵装置に関する。
れる操舵装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の操舵装置は、例えば特開平１−２
６２２１８号公報に示されているように、左右方向へ移
動可能に組付けられてステアリングシャフトの回転によ
って左右動されるラックバー（リレーロッド）と、車両
横方向に延びて左右各端部にて前記ラックバーの各端部
と左右各ナックルアームの揺動端にそれぞれ連結される
左右一対のタイロッドを備えている。
６２２１８号公報に示されているように、左右方向へ移
動可能に組付けられてステアリングシャフトの回転によ
って左右動されるラックバー（リレーロッド）と、車両
横方向に延びて左右各端部にて前記ラックバーの各端部
と左右各ナックルアームの揺動端にそれぞれ連結される
左右一対のタイロッドを備えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の操舵装
置においては、左右一対のタイロッドが車両横方向に延
びるため、ラックバーは車軸に対して十分離間させるこ
とはできず、エンジンとステアリング系の配置の自由度
が小さいという問題がある。本発明は、上記した問題に
対処すべくなされたものであり、その目的は配置の自由
度の高い操舵装置を提供することにある。
置においては、左右一対のタイロッドが車両横方向に延
びるため、ラックバーは車軸に対して十分離間させるこ
とはできず、エンジンとステアリング系の配置の自由度
が小さいという問題がある。本発明は、上記した問題に
対処すべくなされたものであり、その目的は配置の自由
度の高い操舵装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該操舵装置を、前後方向
へ揺動可能に組付けられてステアリングシャフトの回転
によって互いに前後逆方向に揺動される左右一対のアー
ムと、車両前後方向に延びて前後各端部にて前記各アー
ムの揺動端と左右各ナックルアームの揺動端にそれぞれ
連結される左右一対のタイロッドを備える構成とした。
かかる構成において、直進状態での前記各アームと各タ
イロッドの連結角度を側面視で９０度以下とすること、
或いは直進状態での前記各ナックルアームと各タイロッ
ドの連結点と左右各キングピン軸とを結ぶ線と前記各タ
イロッドとのなす連結角度を平面視で９０度以下とする
ことが望ましい。
ために、本発明においては、当該操舵装置を、前後方向
へ揺動可能に組付けられてステアリングシャフトの回転
によって互いに前後逆方向に揺動される左右一対のアー
ムと、車両前後方向に延びて前後各端部にて前記各アー
ムの揺動端と左右各ナックルアームの揺動端にそれぞれ
連結される左右一対のタイロッドを備える構成とした。
かかる構成において、直進状態での前記各アームと各タ
イロッドの連結角度を側面視で９０度以下とすること、
或いは直進状態での前記各ナックルアームと各タイロッ
ドの連結点と左右各キングピン軸とを結ぶ線と前記各タ
イロッドとのなす連結角度を平面視で９０度以下とする
ことが望ましい。
【０００５】
【発明の作用・効果】本発明による操舵装置において
は、各タイロッドを車両前後方向に配置できるため、各
アームとこれらをステアリングシャフトの回転によって
互いに前後逆方向に揺動させる伝達機構を車軸に対して
十分離間させることができ配置の自由度が高まる。ま
た、直進状態での各アームと各タイロッドの連結角度を
側面視で９０度以下とした場合、或いは直進状態での前
記各ナックルアームと各タイロッドの連結点と左右各キ
ングピン軸とを結ぶ線と前記各タイロッドとのなす連結
角度を平面視で９０度以下とした場合には、内輪側の転
舵角を外輪側の転舵角に比して大きくすることができて
アッカーマンステアリングが実現できる。
は、各タイロッドを車両前後方向に配置できるため、各
アームとこれらをステアリングシャフトの回転によって
互いに前後逆方向に揺動させる伝達機構を車軸に対して
十分離間させることができ配置の自由度が高まる。ま
た、直進状態での各アームと各タイロッドの連結角度を
側面視で９０度以下とした場合、或いは直進状態での前
記各ナックルアームと各タイロッドの連結点と左右各キ
ングピン軸とを結ぶ線と前記各タイロッドとのなす連結
角度を平面視で９０度以下とした場合には、内輪側の転
舵角を外輪側の転舵角に比して大きくすることができて
アッカーマンステアリングが実現できる。
【０００６】
【実施例】図１および図２は本発明による操舵装置の一
実施例を示していて、この操舵装置は左右一対のアーム
１１，１２と左右一対のタイロッド１３，１４を備えて
いる。左右一対のアーム１１，１２は、図２にて示した
ように、軸径を変えることにより捩り剛性を略等しくし
た左右一対のシャフト２１，２２の各外端にそれぞれ一
体的に組付けられていて、各シャフト２１，２２の回転
によって前後方向へ揺動するようになっている。
実施例を示していて、この操舵装置は左右一対のアーム
１１，１２と左右一対のタイロッド１３，１４を備えて
いる。左右一対のアーム１１，１２は、図２にて示した
ように、軸径を変えることにより捩り剛性を略等しくし
た左右一対のシャフト２１，２２の各外端にそれぞれ一
体的に組付けられていて、各シャフト２１，２２の回転
によって前後方向へ揺動するようになっている。
【０００７】各シャフト２１，２２は、車体（図示省
略）に組付けられるハウジング２０にそれぞれ回転自在
に支持されていて、各内端には傘歯車２３，２４がそれ
ぞれ一体的に組付けられている。各傘歯車２３，２４
は、ステアリングホイール３１によってステアリングシ
ャフト３２を介して一体的に回転される傘歯車２５によ
って互いに逆方向に回転されるようになっていて、かか
る構成により各シャフト２１，２２が互いに逆方向に回
転し、各アーム１１，２１が互いに前後逆方向に揺動さ
れる。
略）に組付けられるハウジング２０にそれぞれ回転自在
に支持されていて、各内端には傘歯車２３，２４がそれ
ぞれ一体的に組付けられている。各傘歯車２３，２４
は、ステアリングホイール３１によってステアリングシ
ャフト３２を介して一体的に回転される傘歯車２５によ
って互いに逆方向に回転されるようになっていて、かか
る構成により各シャフト２１，２２が互いに逆方向に回
転し、各アーム１１，２１が互いに前後逆方向に揺動さ
れる。
【０００８】左右一対のタイロッド１３，１４は、車両
前後方向に延びていて、前後各端部にて各アーム１１，
１２の揺動端と左右各ナックルアーム１５，１６の揺動
端にそれぞれボールジョイントを介して連結されてい
る。しかして、本実施例においては、図３にて左側を例
示したように、直進状態での各アーム１１，１２と各タ
イロッド１３，１４の連結角度Ａが側面視で９０度以下
とされ、また、図４にて右側を例示したように、直進状
態での各ナックルアーム１５，１６と各タイロッド１
３，１４の連結点Ｐ１と左右各キングピン軸Ｐ２とを結
ぶ線Ｌと各タイロッド１３，１４とのなす連結角度Ｂが
平面視で９０度以下とされている。
前後方向に延びていて、前後各端部にて各アーム１１，
１２の揺動端と左右各ナックルアーム１５，１６の揺動
端にそれぞれボールジョイントを介して連結されてい
る。しかして、本実施例においては、図３にて左側を例
示したように、直進状態での各アーム１１，１２と各タ
イロッド１３，１４の連結角度Ａが側面視で９０度以下
とされ、また、図４にて右側を例示したように、直進状
態での各ナックルアーム１５，１６と各タイロッド１
３，１４の連結点Ｐ１と左右各キングピン軸Ｐ２とを結
ぶ線Ｌと各タイロッド１３，１４とのなす連結角度Ｂが
平面視で９０度以下とされている。
【０００９】上記のように構成した本実施例において
は、ステアリングホイール３１を回転すると、これに伴
って各シャフト２１，２２が互いに逆方向に回転し、各
アーム１１，１２が互いに前後逆方向に揺動され、例え
ば右旋回時には内輪側となるアーム１２が前方へ揺動さ
れ外輪側となるアーム１１が後方へ揺動される。ところ
で、本実施例においては、直進状態での各アーム１１，
１２と各タイロッド１３，１４の連結角度Ａが側面視で
９０度以下とされ、また直進状態での各ナックルアーム
１５，１６と各タイロッド１３，１４の連結点Ｐ１と左
右各キングピン軸Ｐ２とを結ぶ線Ｌと各タイロッド１
３，１４とのなす連結角度Ｂが平面視で９０度以下とさ
れているため、内輪側の転舵角が外輪側の転舵角に比し
て大きくなり、当該操舵装置はアッカーマンステアリン
グとして作動する。
は、ステアリングホイール３１を回転すると、これに伴
って各シャフト２１，２２が互いに逆方向に回転し、各
アーム１１，１２が互いに前後逆方向に揺動され、例え
ば右旋回時には内輪側となるアーム１２が前方へ揺動さ
れ外輪側となるアーム１１が後方へ揺動される。ところ
で、本実施例においては、直進状態での各アーム１１，
１２と各タイロッド１３，１４の連結角度Ａが側面視で
９０度以下とされ、また直進状態での各ナックルアーム
１５，１６と各タイロッド１３，１４の連結点Ｐ１と左
右各キングピン軸Ｐ２とを結ぶ線Ｌと各タイロッド１
３，１４とのなす連結角度Ｂが平面視で９０度以下とさ
れているため、内輪側の転舵角が外輪側の転舵角に比し
て大きくなり、当該操舵装置はアッカーマンステアリン
グとして作動する。
【００１０】また、本実施例においては、各タイロッド
１３，１４が車両前後方向に配置されているため、各ア
ーム１１，１２とこれらをステアリングシャフト３２の
回転によって互いに前後逆方向に揺動させる伝達機構
（シャフト２１，２２と傘歯車２３，２４，２５）を車
軸に対して十分離間させることができて、エンジン（図
示省略）とステアリング系の配置の自由度が高まる。ま
た、本実施例においては、各シャフト２１，２２の軸径
を変えることにより各シャフト２１，２２の捩り剛性が
略等しくなるようにしたため、操安性の左右差を無くす
ことができる。
１３，１４が車両前後方向に配置されているため、各ア
ーム１１，１２とこれらをステアリングシャフト３２の
回転によって互いに前後逆方向に揺動させる伝達機構
（シャフト２１，２２と傘歯車２３，２４，２５）を車
軸に対して十分離間させることができて、エンジン（図
示省略）とステアリング系の配置の自由度が高まる。ま
た、本実施例においては、各シャフト２１，２２の軸径
を変えることにより各シャフト２１，２２の捩り剛性が
略等しくなるようにしたため、操安性の左右差を無くす
ことができる。
【図１】 本発明による操舵装置の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図２】 図１に示した左右一対のアームとこれらを揺
動させる伝達機構の構成を示す斜視図である。
動させる伝達機構の構成を示す斜視図である。
【図３】 図１に示した操舵装置の要部側面図である。
【図４】 同要部平面図である。
１１，１２…左右一対のアーム、１３，１４…左右一対
のタイロッド、１５，１６…ナックルアーム、３１…ス
テアリングホイール、３２…ステアリングシャフト、
Ａ，Ｂ…連結角度、Ｐ１…各ナックルアームと各タイロ
ッドの連結点、Ｐ２…各キングピン軸、Ｌ…結ぶ線。
のタイロッド、１５，１６…ナックルアーム、３１…ス
テアリングホイール、３２…ステアリングシャフト、
Ａ，Ｂ…連結角度、Ｐ１…各ナックルアームと各タイロ
ッドの連結点、Ｐ２…各キングピン軸、Ｌ…結ぶ線。
Claims (3)
- 【請求項１】 前後方向へ揺動可能に組付けられてステ
アリングシャフトの回転によって互いに前後逆方向に揺
動される左右一対のアームと、車両前後方向に延びて前
後各端部にて前記各アームの揺動端と左右各ナックルア
ームの揺動端にそれぞれ連結される左右一対のタイロッ
ドを備えた操舵装置。 - 【請求項２】 直進状態での前記各アームと各タイロッ
ドの連結角度が側面視で９０度以下であることを特徴と
する請求項１に記載の操舵装置。 - 【請求項３】 直進状態での前記各ナックルアームと各
タイロッドの連結点と左右各キングピン軸とを結ぶ線と
前記各タイロッドとのなす連結角度が平面視で９０度以
下であることを特徴とする請求項１に記載の操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP590393A JPH06211154A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP590393A JPH06211154A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06211154A true JPH06211154A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11623863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP590393A Pending JPH06211154A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06211154A (ja) |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP590393A patent/JPH06211154A/ja active Pending
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